JPH06262097A - 粉砕設備 - Google Patents

粉砕設備

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JPH06262097A
JPH06262097A JP7608793A JP7608793A JPH06262097A JP H06262097 A JPH06262097 A JP H06262097A JP 7608793 A JP7608793 A JP 7608793A JP 7608793 A JP7608793 A JP 7608793A JP H06262097 A JPH06262097 A JP H06262097A
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JP
Japan
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crusher
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crushing
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JP7608793A
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Tsutomu Kawai
勤 川合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉砕物を予備粉砕装置へ循環させ得る粉砕設
備を提供する。 【構成】 予備粉砕装置1と予備粉砕装置1から分級機
10の粉砕物取出し部37を介して予備粉砕物9の供給
を受け本粉砕を行なう本粉砕装置2とを有する粉砕設備
に、予備粉砕装置1の粉砕物取出し部37に、垂直方向
へ延び且つ下端部にロータリバルブ54を有する本管5
3と該本管53の上部から前記竪型ミル6へ連通する分
岐管55とよりなる分配装置52を設け、ロータリバル
ブ54でカットした予備粉砕物9が分岐管55を通って
竪型ミル6へ還流するよう形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は予備粉砕装置と本粉砕装
置とからなる粉砕設備に関するものである。
【従来の技術】図3および図4はセメント原料を粉砕す
るための粉砕設備の一例の概略を示すもので、セメント
原料を予備粉砕装置1と本粉砕装置2とにより2段階に
分けて粉砕することにより粉砕効率を上げるよう形成さ
れている。
【0002】予備粉砕装置1は、原料ホッパ3から原料
供給フィーダ4を介してセメント原料5の供給を受けて
予備粉砕を行なう竪型ミル6と、該竪型ミル6により予
備粉砕した粉粒体7を受け精粉8と予備粉砕物9とに分
級する分級機10と、前記精粉8を吸引して製品として
回収する精粉捕集装置11とにより形成されている。
【0003】前記竪型ミル6は、図4に示すように、ハ
ウジング12の下部に設けた駆動装置13により回転駆
動される粉砕テーブル14と、該粉砕テーブル14上に
押しつけられ粉砕テーブル14の回転に追従して回転す
る粉砕ローラ15と、前記原料供給フィーダ4を介して
供給されるセメント原料5を前記粉砕テーブル14上へ
導くためハウジング12の上部に所要の傾斜角度をもっ
て設けられた原料供給管16と、ハウジング12頂部に
設けられた上部出口17と、該上部出口17に接続し上
方へ延びる所定長さの上昇管18と、粉砕テーブル14
上で粉砕した粉粒体7を前記上昇管18方向へ浮遊上昇
させる搬送空気19を取り入れるためハウジング12の
下部に設けたエアポート20とを備えている。
【0004】而して、前記上昇管18は、粉粒体7の上
昇流が均一且つ安定して上昇することにより、粉粒体7
中の粗粒物21を重力によって効果的に分離して竪型ミ
ル6内へ再び落下させ得るよう大きな口径を有し、上部
に分級機10が取り付けられている。
【0005】分級機10は図4に示され、前記上昇管1
8の上端部を所要の間隔を置いて包囲した状態で、その
周方向所要箇所を固定部材22により上昇管18に固定
した分級機ケーシング23を有し、該分級機ケーシング
23内上部には、下端を下側板24上面外周に等間隔で
取付けられ且つ上端を開口部25を有する上側板26に
よって一体に連結された複数枚の分級羽根27が、駆動
モータ28にトルク伝達可能に接続された駆動シャフト
29により回転可能に支持されていて、上昇管18から
搬送されてきた粉粒体7を、回転する分級羽根27間を
通過せしめることにより分級する、即ち前記回転する分
級羽根27により比較的大きな粉粒体の通過を阻み、精
粉8のみを通過させ得るようにしてある。
【0006】また、前記下側板24の下方位置には、逆
錐状に形成された整流体30が配設されており、前記上
側板26より上方の分級機ケーシング23頂部には、バ
グフィルタ32と吸引ファン33とからなる精粉捕集装
置11が吸引管34を介して接続されている。
【0007】さらに、前記分級機ケーシング23の下端
には、所要の傾斜角度で傾斜して前記上昇管18の外周
面を気密に包囲する回収傾斜面35と、該回収傾斜面3
5の下端部に設けた傾斜取出し管36とからなり、後述
のボールミル39の軸方向一端部に設けられた粉砕物導
入口44に接続された粉砕物取出し部37が設けられて
いる。
【0008】なお、38は竪型ミル6の下部に落下した
セメント原料5を原料供給フィーダ4へ還流させるた
め、竪型ミル6の下部と原料供給フィーダ4との間に設
けられた外部循環ラインである。
【0009】本粉砕装置2は、前記分級機10から粉砕
物取出し部37を介して予備粉砕物9の供給を受けて本
粉砕を行なう2台のボールミル39と、該ボールミル3
9により粉砕した本粉砕物40を分級する空気式分級機
41と、該空気式分級機41により分級された精粉8を
吸引して製品として回収する精粉捕集装置42とにより
形成されている。
【0010】ボールミル39は、略水平に延びる軸を中
心に回転し且つ内部に多数の鋼球または円筒体ペブルが
詰められている円筒体43と、該円筒体43の軸方向一
方の端部に設けられ前記分級機10の粉砕物取出し部3
7に連通する粉砕物導入口44と、ボールミル39内で
粉砕された本粉砕物40を排出するため円筒体43の軸
方向他方端部に設けられた出口チャンバ45とにより形
成されている。
【0011】空気式分級機41は、前記ボールミル39
の出口チャンバ45にバケットエレベータ、エアスライ
ドなどの搬送装置46を介して接続され、大気或いは熱
ガスを一部吸引して気体の循環を行なう循環ファンによ
る循環ガスを利用して本粉砕物40を精粉8と戻し粉4
7とに分級するようになっている。
【0012】さらに、前記空気式分級機41には、前記
予備粉砕装置1の分級機10の上方に設けた精粉捕集装
置11と略同様のバグフィルタ48と吸引ファン49と
からなる精粉捕集装置42が吸引管50を介して接続さ
れている。
【0013】なお、51は空気式分級機41により分級
された戻し粉47をボールミル39へ還流させるため、
空気式分級機41の下部とボールミル39の粉砕物導入
口44とを接続するエアスライドである。
【0014】セメント原料5を原料ホッパ3から原料供
給フィーダ4により切り出し、原料供給管16を介して
竪型ミル6へ供給し、粉砕テーブル14を駆動装置13
により回転させた状態で、精粉捕集装置11の吸引ファ
ン33を駆動すると、前記セメント原料5は、前記粉砕
テーブル14と粉砕ローラ15とによって予備粉砕さ
れ、予備粉砕された粉粒体7は、竪型ミル6の下部に設
けられたエアポート20から吹き込まれる搬送空気19
に押し上げられて浮遊上昇し、上部出口17から上昇管
18へ送出される。
【0015】上昇管18内を上昇する粉粒体7中の粗粒
物21は、均一で且つ安定した上昇気流のなかで重力に
より効果的に分離され竪型ミル6内へ落下して再び粉砕
され、上昇管18中で粗粒物21を分離された残余の粉
粒体7は分級機10へ排出される。
【0016】上昇管18を介して分級機10に流入した
粉粒体7は、回転する分級羽根27間を通過することに
よって精粉8と比較的大きな粉粒体とに分級され、分級
された比較的大きな粉粒体は前記分級羽根27により外
側に弾かれて搬送空気19の上昇流から逸脱し、分級機
ケーシング23の内周面に沿って下降し、該分級機ケー
シング23下端の粉砕物取出し部37の回収傾斜面35
へ落下し、該回収傾斜面35に連続する傾斜取出し管3
6を介し予備粉砕物9として本粉砕装置2のボールミル
39へ投入される。
【0017】一方、精粉8は分級機10の上部に接続さ
れている吸引管34を介して精粉捕集装置11の吸引フ
ァン33により吸引され、精粉捕集装置11のバグフィ
ルタ32により捕集されて製品として回収される。
【0018】予備粉砕物9をボールミル39の粉砕物導
入口44を介して円筒体43内へ投入し、円筒体43を
軸を中心に回転させた状態で、精粉捕集装置42の吸引
ファン49を駆動すると、前記予備粉砕物9は、円筒体
43の回転に伴って衝突を繰り返す鋼球または円筒体ペ
ブルによって微粉砕され、ボールミル39の他端に設け
た出口チャンバ45から排出される。
【0019】ボールミル39により微粉砕され出口チャ
ンバ45から排出された本粉砕物40は、搬送装置46
により上方へ搬送され空気式分級機41へ導かれる。
【0020】空気式分級機41へ流入した本粉砕物40
は、大気或いは熱ガスを一部吸引して気体の循環を行な
う循環ファンによる循環ガスにより精粉8と戻し粉47
とに分級される。
【0021】空気式分級機41によって分級された前記
精粉8は、空気式分級機41の上部に接続されている吸
引管50を介して精粉捕集装置42の吸引ファン49に
よって吸引され、バグフィルタ48により捕集されて製
品として回収される。
【0022】また、前記空気式分級機41によって精粉
8を分離された残余の戻し粉47は、エアスライド51
を介して前記ボールミル39の粉砕物導入口44に循環
搬送され、ボールミル39により再度粉砕される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】セメント工場などの大
型粉砕機を使用している粉砕設備では、その電力消費が
大きいことから、できるだけ電力料金の安価な夜間の運
転の比率を高めるようにしている。そのためには、昼間
の粉砕量を減らし、夜間の粉砕量を増やす必要があり、
昼間は、ボールミル39へ供給する粉砕物量を制限した
り、複数のボールミル39の一部を休止したりしなけれ
ばならない。
【0024】また、ボールミル39が故障した場合にも
ボールミル39への供給する粉砕物量を制限したり、ボ
ールミル39の運転休止を行なう必要が生じる。
【0025】しかしながら、前述のような粉砕設備で
は、ボールミル39へ供給する粉砕物量を減らすために
は、ボールミル39の上流側に配設している竪型ミル6
へ供給するセメント原料5の供給量を減らさなければな
らないが、竪型ミル6へ供給するセメント原料5の供給
量を減らすと、該竪型ミル6の粉砕テーブル14上のセ
メント原料5の層厚(ベッド厚)が減少するため、竪型
ミル6の運転の不安定を招き易いという問題があった。
【0026】本発明は、前述の実情に鑑み、分級機の粉
砕物取出し部に、戻し流路を備えた分配装置を設け、分
級機からボールミルへ流れる粉砕物の一部または全部を
前記分配装置の戻し流路を介して竪型ミルへ循環させ得
る粉砕設備を提供することを目的としてなしたものであ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、竪型ミルより
なる予備粉砕機と、該予備粉砕機に連通する第1の分級
機と、該第1の分級機により分級された精粉を回収する
精粉捕集装置とよりなる予備粉砕装置を有し、かつ前記
第1の分級機から予備粉砕物の供給を受け本粉砕を行な
う本粉砕機と、該本粉砕機に接続する第2の分級機と、
該第2の分級機により分級された精粉を回収する精粉捕
集装置とよりなる本粉砕装置を有する粉砕設備におい
て、前記第1の分級機より本粉砕機に予備粉砕物を送る
ための本管と、該本管より分岐し予備粉砕機へ連通して
戻し流路を形成する分岐管と、前記本粉砕機と予備粉砕
機への予備粉砕物供給量を調節する流量調整具とを備え
た分配装置を設けた構成としている。
【0028】
【作用】従って、本発明では、分配装置の流量調整具が
予備粉砕装置の分級機から本粉砕機へ供給する予備粉砕
物の流量を調節し、流量調整具により本粉砕機への流出
を調節された剰余の予備粉砕物は本管から分岐管へ溢れ
出て予備粉砕機へ還流する。従って予備粉砕機における
ベッド源が確保され、運転が不安定になることはない。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0030】図1は本発明の粉砕設備の実施例の概略を
表す系統図、図2は図1に関連する分配装置の概略を表
す断面図である。図中、図3と同じものには同じ符号を
付すことにより説明を省略する。
【0031】本実施例の粉砕設備では、予備粉砕装置1
の分級機10の粉砕物取出し部37の傾斜取出し管36
の所要位置に分配装置52を設けている。
【0032】該分配装置52は、垂直方向へ延びる所要
長さの本管53と、該本管53の下端部に設けた変速可
能なロータリバルブ54と、前記本管53の上部から分
岐し斜め下方へ延び竪型ミル6に連通して粉砕物の戻し
流路となる分岐管55とにより形成されている。
【0033】而して、本粉砕装置2のボールミル39の
運転状況に対応してロータリバルブ54の回転速度を増
減することによってロータリバルブ54を通過する予備
粉砕物9の流量を加減・調節し、或いは又ロータリバル
ブ54の回転を停止することにより傾斜取出し管36内
を流れる予備粉砕物9がボールミル39へ流入すること
を遮断する。
【0034】ロータリバルブ54の回転速度を増減し、
あるいはその回転を停止して傾斜取出し管36内を流れ
る予備粉砕物9の流量を制御すると、ボールミル39へ
の流入を阻止された予備粉砕物9の一部または全部が垂
直の本管53内に滞留し、その量が増えると本管53上
部から分岐管55へ溢れ出し、該分岐管55を通って竪
型ミル6内へ流れ込み、竪型ミル6の粉砕テーブル14
と粉砕ローラ15とによって再粉砕される。
【0035】次に前記の粉砕設備の実施例におけるマテ
リアルバランスについて例をあげ説明する。
【0036】2台のボールミル39を稼働させる通常の
運転時には、原料供給フィーダ4をフル稼働して82.
5T/Hのセメント原料5を切り出し、ロータリバルブ
54をフル回転させる。そうすると、竪型ミル6の下部
に落下し外部循環ライン38により原料供給フィーダ4
へ還流するセメント原料5は16.5T/H、竪型ミル
6の上部出口17から出て上昇管18を上昇する粉粒体
7量は82.5T/H、分配装置52の本管53から分
岐管55へ溢れ出す予備粉砕物9量は0T/H、分級機
10から吸引管34を通り精粉捕集装置11へ吸引され
る精粉8は12.5T/H、分級機10からロータリバ
ルブ54を通りボールミル39の粉砕物導入口44へ流
出する予備粉砕物9量は70T/Hとなる。
【0037】また、昼間部の電力消費の削減を目的とし
て本粉砕装置2の能力を半減するため1台のボールミル
39を稼働させるハーフロード運転時には、原料供給フ
ィーダ4を67%稼働として55T/Hのセメント原料
5を切り出し、ロータリバルブ54を平均値47%の回
転速度とする。そうすると、竪型ミル6の下部に落下し
外部循環ライン38により原料供給フィーダ4へ還流す
るセメント原料5は11T/H、竪型ミル6の上部出口
17から出て上昇管18を上昇する粉粒体7量は77T
/H、分配装置52の本管53から分岐管55へ溢れ出
す予備粉砕物9量は33T/H、分級機10から吸引管
34を通り精粉捕集装置11へ吸引される精粉8は20
T/H、分級機10からロータリバルブ54を通りボー
ルミル39の粉砕物導入口44へ流出する予備粉砕物9
量は35T/Hとなる。
【0038】さらに、2台のボールミル39を全面的に
停止し、竪型ミル6のみを稼働させる場合には、原料供
給フィーダ4を29%稼働として24T/Hのセメント
原料5を切り出し、ロータリバルブ54の回転を停止す
る。そうすると、竪型ミル6の下部に落下し外部循環ラ
イン38により原料供給フィーダ4へ還流するセメント
原料5は5T/H、竪型ミル6の上部出口17から出て
上昇管18を上昇する粉粒体7量は90T/H、分配装
置52の本管53から分岐管55へ溢れ出す予備粉砕物
9量は66T/H、分級機10から吸引管34を通り精
粉捕集装置11へ吸引される精粉8は24T/H、分級
機10からロータリバルブ54を通りボールミル39の
粉砕物導入口44へ流出する予備粉砕物9量は0T/H
となる。
【0039】前記によれば、予備粉砕装置1の分級機1
0の傾斜取出し管36の途中に変速可能なロータリバル
ブ54を設け、該ロータリバルブ54の回転速度を制御
することによってボールミル39へ流入する予備粉砕物
9の流量を制限または遮断し得るよう形成したので、ボ
ールミル39の運転状況に柔軟に対応できる。
【0040】即ち、ボールミル39が故障して運転不能
の状態となっても、ロータリバルブ54の回転を停止し
予備粉砕物9の全量を竪型ミル6へ還流させることによ
り原料の全てを粉砕することが可能となり、ボールミル
39の能力が変化しても、ロータリバルブ54の回転速
度を制御してボールミル39に対して供給する予備粉砕
物9の量を適宜に制限することによりボールミル39の
安定的運転ができ、例えばボールミル39のハーフロー
ド運転などを計画的に実行し得る。
【0041】なお、前述の実施例ではボールミルを2台
並設した場合について説明したが、ボールミルの台数は
特に限定されるものではなく、また流量調整具として図
2に示すようなロータリーバルブ以外の種々の調整具例
えば本管と分岐管の分岐部にダンパーを設けて両管に対
する流量を調整するようにしてもよいこと、その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明の粉砕設備によれば、下記のごと
き種々の優れた効果を奏し得る。
【0043】I)流量調整具を制御することにより本粉
砕機へ流入する予備粉砕物の流量を制限または遮断し得
るので、本粉砕機の運転状況に柔軟に対応できる。
【0044】II)本粉砕機が故障して運転不能の状態
となっても、分配装置により予備粉砕物を予備粉砕機へ
還流させ得るので原料の全てを粉砕することができる。
【0045】III)本粉砕機の能力が変化しても、該
本粉砕機に対して供給する予備粉砕物量を適宜に制限す
ることができるので本粉砕機の安定的運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉砕設備の実施例の概略を表す系統図
である。
【図2】図1に関連する分配装置の概略を表す断面図で
ある。
【図3】セメント原料を粉砕するための粉砕設備の一例
の概略を表す系統図である。
【図4】図3に関連する竪型ミルおよび分級機の概略を
表す断面図である。
【符号の説明】
1 予備粉砕装置 2 本粉砕装置 6 竪型ミル(予備粉砕機) 8 精粉 9 予備粉砕物 10 分級機(第1の分級機) 11 精粉捕集装置 37 粉砕部取出し部 39 ボールミル(本粉砕機) 41 空気式分級機(第2の分級機) 42 精粉捕集装置 52 分配装置 53 本管 54 流量調整具(ロータリバルブ) 55 分岐管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型ミルよりなる予備粉砕機と、該予備
    粉砕機に連通する第1の分級機と、該第1の分級機によ
    り分級された精粉を回収する精粉捕集装置とよりなる予
    備粉砕装置を有し、かつ前記第1の分級機から予備粉砕
    物の供給を受け本粉砕を行なう本粉砕機と、該本粉砕機
    に接続する第2の分級機と、該第2の分級機により分級
    された精粉を回収する精粉捕集装置とよりなる本粉砕装
    置を有する粉砕設備において、前記第1の分級機より本
    粉砕機に予備粉砕物を送るための本管と、該本管より分
    岐し予備粉砕機へ連通して戻し流路を形成する分岐管
    と、前記本粉砕機と予備粉砕機への予備粉砕物供給量を
    調節する流量調整具とを備えた分配装置を設けたことを
    特徴とする粉砕設備。
JP7608793A 1993-03-10 1993-03-10 粉砕設備 Pending JPH06262097A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115729A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Sugino Machine Ltd 微粒化装置
CN102247912A (zh) * 2011-01-10 2011-11-23 朱海良 球磨机组自动卸料系统
CN108686807A (zh) * 2018-05-04 2018-10-23 四川重盟电力设备制造有限公司 入炉煤筛分破碎终端循环装置

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