JPH0626205A - フロアパネル着脱装置およびフロアパネル - Google Patents
フロアパネル着脱装置およびフロアパネルInfo
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- JPH0626205A JPH0626205A JP4183589A JP18358992A JPH0626205A JP H0626205 A JPH0626205 A JP H0626205A JP 4183589 A JP4183589 A JP 4183589A JP 18358992 A JP18358992 A JP 18358992A JP H0626205 A JPH0626205 A JP H0626205A
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- panel
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行軌道を自ら敷設して目的へ行きパネル交
換をする。 【構成】 走行部1にパネル格納部3とパネル着脱部2
を搭載し、パネル着脱部2はパネル格納部3より軌道の
埋設されたフロアパネル4を取り出して敷設し、走行部
1はこの軌道に従って走行する。
換をする。 【構成】 走行部1にパネル格納部3とパネル着脱部2
を搭載し、パネル着脱部2はパネル格納部3より軌道の
埋設されたフロアパネル4を取り出して敷設し、走行部
1はこの軌道に従って走行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床の上面パネルお
よびその着脱装置に関する。
よびその着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電算機室などは、床を二重構造とし、こ
の床内に配線や空調用のダクトなどを設け、上面にはパ
ネルを敷き詰め、計算機器の導入、交換時に情報、電源
ケーブルの配線ルートに沿ってフロアパネルを着脱して
いる。このような着脱可能なパネルは、寸法40〜60cm角
で重量は5〜10kg程度の物が用いられ、人手により着脱
を行っている。
の床内に配線や空調用のダクトなどを設け、上面にはパ
ネルを敷き詰め、計算機器の導入、交換時に情報、電源
ケーブルの配線ルートに沿ってフロアパネルを着脱して
いる。このような着脱可能なパネルは、寸法40〜60cm角
で重量は5〜10kg程度の物が用いられ、人手により着脱
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】規模の大きな計算機室
の場合、数千m2になることもあり、このような場合、人
手によりフロアパネルの着脱を行うことはかなりの重労
働となる。さらに足に落として怪我をしたり、腰への負
担がかかる等、人的障害も多く発生している。なお、従
来より自動走行車にロボットアーム等の機構を搭載し
て、部品の運搬、供給、組立を行う装置は各製造工場に
導入されているが、走行車の移動経路は予め決められた
軌道を敷設しなければならず、計算機室のフロアパネル
のように走行する床面(フロアパネル)を着脱しながら
移動する場合、予め決まった軌道を床面に敷設すること
はできない。
の場合、数千m2になることもあり、このような場合、人
手によりフロアパネルの着脱を行うことはかなりの重労
働となる。さらに足に落として怪我をしたり、腰への負
担がかかる等、人的障害も多く発生している。なお、従
来より自動走行車にロボットアーム等の機構を搭載し
て、部品の運搬、供給、組立を行う装置は各製造工場に
導入されているが、走行車の移動経路は予め決められた
軌道を敷設しなければならず、計算機室のフロアパネル
のように走行する床面(フロアパネル)を着脱しながら
移動する場合、予め決まった軌道を床面に敷設すること
はできない。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、走行する軌道面を自ら敷設しながら移動して目
的の位置でフロアパネルを着脱できるフロアパネル着脱
装置と、この着脱に適したフロアパネルを提供すること
を目的とする。
もので、走行する軌道面を自ら敷設しながら移動して目
的の位置でフロアパネルを着脱できるフロアパネル着脱
装置と、この着脱に適したフロアパネルを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図を
説明するフロアパネル着脱装置である。二重床の上面を
形成するフロアパネル4を着脱するパネル着脱部2と、
着脱する前記フロアパネル4を格納する格納部3と、前
記フロアパネル4に設けられた軌道に追従して走行する
走行部1とを備えたものである。
説明するフロアパネル着脱装置である。二重床の上面を
形成するフロアパネル4を着脱するパネル着脱部2と、
着脱する前記フロアパネル4を格納する格納部3と、前
記フロアパネル4に設けられた軌道に追従して走行する
走行部1とを備えたものである。
【0006】また、前記走行部1は、前記フロアパネル
4を支持するため前記フロアパネル4隅に下部床より設
けられた支柱の頂部を検出して位置決めするようにした
ものである。
4を支持するため前記フロアパネル4隅に下部床より設
けられた支柱の頂部を検出して位置決めするようにした
ものである。
【0007】また、前記走行部1に、前記フロアパネル
4の形状認識部を設けたものである。
4の形状認識部を設けたものである。
【0008】また、前記走行部1に、周囲設置物検出部
とこの検出結果により走行路を決定する障害物回避部と
を設けたものである。
とこの検出結果により走行路を決定する障害物回避部と
を設けたものである。
【0009】また、前記フロアパネル4の4隅の形状
を、このフロアパネル4を支持するため下部床より前記
フロアパネル4の4隅の位置に立てられた支柱5の頂部
と嵌合するようにしたものである。
を、このフロアパネル4を支持するため下部床より前記
フロアパネル4の4隅の位置に立てられた支柱5の頂部
と嵌合するようにしたものである。
【0010】
【作用】フロアパネル着脱装置が目的位置へ走行してゆ
く場合、パネル格納部3へまでの軌道を形成するフロア
パネル4を積み込み、パネル着脱部2でフロアパネル4
を格納部3より取り出して敷き、この敷いたフロアパネ
ル4上の軌道に追従して走行部1が走行することにより
目的位置へ走行してゆくことができる。またこのように
して敷設したフロアパネル4を取り外すときは目的位置
より1パネル分移動しては今、自分が通ったフロアパネ
ル4を取り外してパネル格納部3に格納してゆくことに
より、出発位置と目的位置間のフロアパネル4を取り外
すことができる。また、目的位置へ行くまでにフロアパ
ネル4は敷いてあるが、そのフロアパネル4上の軌道
が、目的位置へと通じていない場合は、既に敷いてある
フロアパネル4を取り外して予め積み込んだ目的位置へ
までのフロアパネル4を敷くことにより目的位置へ行く
ことができ、そこで必要なフロアパネル4を着脱するこ
とができる。
く場合、パネル格納部3へまでの軌道を形成するフロア
パネル4を積み込み、パネル着脱部2でフロアパネル4
を格納部3より取り出して敷き、この敷いたフロアパネ
ル4上の軌道に追従して走行部1が走行することにより
目的位置へ走行してゆくことができる。またこのように
して敷設したフロアパネル4を取り外すときは目的位置
より1パネル分移動しては今、自分が通ったフロアパネ
ル4を取り外してパネル格納部3に格納してゆくことに
より、出発位置と目的位置間のフロアパネル4を取り外
すことができる。また、目的位置へ行くまでにフロアパ
ネル4は敷いてあるが、そのフロアパネル4上の軌道
が、目的位置へと通じていない場合は、既に敷いてある
フロアパネル4を取り外して予め積み込んだ目的位置へ
までのフロアパネル4を敷くことにより目的位置へ行く
ことができ、そこで必要なフロアパネル4を着脱するこ
とができる。
【0011】走行部1は目的位置へ走行する場合、現在
位置を調べながら走行してゆく。この場合、フロアパネ
ル4は碁盤目状に配置されており、その4隅を支柱5で
支える。当然支柱5も碁盤目状に配置されているので、
この支柱5を平面上の位置を表す座標として使うことが
できる。故にこの支柱5の頂部を走行部1が検出するこ
とにより現在位置を検出し、また目的位置も認識するこ
とができる。
位置を調べながら走行してゆく。この場合、フロアパネ
ル4は碁盤目状に配置されており、その4隅を支柱5で
支える。当然支柱5も碁盤目状に配置されているので、
この支柱5を平面上の位置を表す座標として使うことが
できる。故にこの支柱5の頂部を走行部1が検出するこ
とにより現在位置を検出し、また目的位置も認識するこ
とができる。
【0012】フロアパネル4には、配線をフロアパネル
上の機器から二重床に通すような所で貫通用の切欠けが
設けられている。この形状は各種あるので、フロアパネ
ル4を指定された位置に取り付けるに当たり、走行部1
は形状認識部でパネル形状を確認した上で取り付けたり
取り外したりする。
上の機器から二重床に通すような所で貫通用の切欠けが
設けられている。この形状は各種あるので、フロアパネ
ル4を指定された位置に取り付けるに当たり、走行部1
は形状認識部でパネル形状を確認した上で取り付けたり
取り外したりする。
【0013】また、目的位置へ行く経路の1つに走行に
障害となる機器などが置かれている場合がある。このよ
うなとき走行経路を周囲設置物検出部で障害物を検出
し、この検出結果により、障害物のない別の経路を障害
物回避部で決定し、この経路により走行部1は走行す
る。
障害となる機器などが置かれている場合がある。このよ
うなとき走行経路を周囲設置物検出部で障害物を検出
し、この検出結果により、障害物のない別の経路を障害
物回避部で決定し、この経路により走行部1は走行す
る。
【0014】フロアパネル4の4隅の形状をこの4隅を
支える支柱5の頂部と嵌合するようにしたので、フロア
パネル4の位置決めが容易にできる。
支える支柱5の頂部と嵌合するようにしたので、フロア
パネル4の位置決めが容易にできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2は第1実施例の斜視図を表す。走行部1はモ
ータにより駆動される車輪によって走行する。走行部1
の側部には色識別検知センサ6が装着され、フロアパネ
ルの支柱5のボス10頂部を検出する。ボス10の頂部はフ
ロアパネル4の4隅にフロアパネル4上面と同一レベル
で、フロアパネルと異なる色のビニールタイルが張り付
けられている。故にこの支柱5のボス10の頂部の色を検
出して走行部1の位置決めを行う。走行部1の最前部に
ブラシ7を設けフロアパネル上にある異物を排除する。
パネル着脱部2は6自由度多関節ロボットアームを採用
し、3次元空間で任意の姿勢と位置を決めることができ
る。またロボットアームのフロアパネル4を把持するハ
ンド8は弾性体の真空吸着パッドを使用しており、フロ
アパネル装着時または、パネル格納部3にフロアパネル
4を積載時、位置ずれ誤差を吸収する。パネル格納部3
にはフロアパネル4の支柱5と同じ間隔で4本の支柱9
が設けられ、フロアパネル4の4隅がこの支柱9間に納
まるようになっている。
する。図2は第1実施例の斜視図を表す。走行部1はモ
ータにより駆動される車輪によって走行する。走行部1
の側部には色識別検知センサ6が装着され、フロアパネ
ルの支柱5のボス10頂部を検出する。ボス10の頂部はフ
ロアパネル4の4隅にフロアパネル4上面と同一レベル
で、フロアパネルと異なる色のビニールタイルが張り付
けられている。故にこの支柱5のボス10の頂部の色を検
出して走行部1の位置決めを行う。走行部1の最前部に
ブラシ7を設けフロアパネル上にある異物を排除する。
パネル着脱部2は6自由度多関節ロボットアームを採用
し、3次元空間で任意の姿勢と位置を決めることができ
る。またロボットアームのフロアパネル4を把持するハ
ンド8は弾性体の真空吸着パッドを使用しており、フロ
アパネル装着時または、パネル格納部3にフロアパネル
4を積載時、位置ずれ誤差を吸収する。パネル格納部3
にはフロアパネル4の支柱5と同じ間隔で4本の支柱9
が設けられ、フロアパネル4の4隅がこの支柱9間に納
まるようになっている。
【0016】図3は走行部1の走行用軌道を埋設したフ
ロアパネル4a,4b,4c、切欠けのあるフロアパネ
ル4d,4f、軌道や切欠けの設けられていないパネル
4e、およびフロアパネル用支柱5を示す。支柱5はフ
ロアパネル4の4隅がボス10間に納まるように、配置さ
れている状態を示す。支柱5にはこの位置決め用のボス
10の近傍にフランジ11が設けられ、フロアパネル4の4
隅を支持する。ボス10の頂部は色識別検知センサ6が反
応するようにフロアパネル4のタイル色と異なる色タイ
ルが付着されている。タイルとしては帯電防止専用タイ
ルが用いられている。
ロアパネル4a,4b,4c、切欠けのあるフロアパネ
ル4d,4f、軌道や切欠けの設けられていないパネル
4e、およびフロアパネル用支柱5を示す。支柱5はフ
ロアパネル4の4隅がボス10間に納まるように、配置さ
れている状態を示す。支柱5にはこの位置決め用のボス
10の近傍にフランジ11が設けられ、フロアパネル4の4
隅を支持する。ボス10の頂部は色識別検知センサ6が反
応するようにフロアパネル4のタイル色と異なる色タイ
ルが付着されている。タイルとしては帯電防止専用タイ
ルが用いられている。
【0017】図4は走行部1の構成を示す図である。前
輪20はステアリング駆動モータ21によって矢印で示すよ
うに回転し、進行方向を変更する。後輪22は後輪駆動モ
ータ23によって駆動され前後進する。後輪駆動軸24には
回転量検出センサ25が設けられ後輪22の回転量を検出す
る。走行制御回路26はボス10頂部の色を識別する色識別
検知センサ6および回転量検出センサ25の検出値を入力
し後輪駆動モータ23を制御する。
輪20はステアリング駆動モータ21によって矢印で示すよ
うに回転し、進行方向を変更する。後輪22は後輪駆動モ
ータ23によって駆動され前後進する。後輪駆動軸24には
回転量検出センサ25が設けられ後輪22の回転量を検出す
る。走行制御回路26はボス10頂部の色を識別する色識別
検知センサ6および回転量検出センサ25の検出値を入力
し後輪駆動モータ23を制御する。
【0018】走行部1前面には投光器27が設けられ、フ
ロアパネル4上の軌道12を照射する。光量検出器28a,
28bは軌道12の両端を検出し、アンプ29a,29bはこの
検出値を増幅する。ステアリング制御回路30はこのアン
プ29a,29bの出力を入力しステアリング駆動モータ21
を制御して進行方向を定める。
ロアパネル4上の軌道12を照射する。光量検出器28a,
28bは軌道12の両端を検出し、アンプ29a,29bはこの
検出値を増幅する。ステアリング制御回路30はこのアン
プ29a,29bの出力を入力しステアリング駆動モータ21
を制御して進行方向を定める。
【0019】図5はフロアパネル着脱装置の制御システ
ムである。この制御システムは電算機室と同一フロア内
または隣接した事務所におかれている制御用パソコン31
と、この制御用パソコン31と走行部1との間で通信する
基地局としてのワイヤレスデータ伝送装置32と、走行部
1に搭載された移動局となるワイヤレスデータ伝送装置
33と、制御用パソコン31の指示、および組み込まれたプ
ログラムに従い動作する走行部用パソコン34よりなる。
両ワイヤレスデータ伝送装置32,33 は構内100〜300 m
程度の距離の通信が可能である。
ムである。この制御システムは電算機室と同一フロア内
または隣接した事務所におかれている制御用パソコン31
と、この制御用パソコン31と走行部1との間で通信する
基地局としてのワイヤレスデータ伝送装置32と、走行部
1に搭載された移動局となるワイヤレスデータ伝送装置
33と、制御用パソコン31の指示、および組み込まれたプ
ログラムに従い動作する走行部用パソコン34よりなる。
両ワイヤレスデータ伝送装置32,33 は構内100〜300 m
程度の距離の通信が可能である。
【0020】制御用パソコン31の役割は次の項目の情報
の管理と伝達である。 フロアパネル4の配置情報 フロアパネル4のパターン情報 フロアパネル着脱装置の稼動状況 フロアパネル交換情報の伝達・受信(走行部側との情
報の交信)
の管理と伝達である。 フロアパネル4の配置情報 フロアパネル4のパターン情報 フロアパネル着脱装置の稼動状況 フロアパネル交換情報の伝達・受信(走行部側との情
報の交信)
【0021】走行部用パソコン34の役割は次の通りであ
る。 走行部1の制御 ハンドロボット(パネル着脱部2)の動作制御 パネル着脱部2の制御 障害物検知制御 フロアパネル4のパターン認識制御 走行部1の位置制御
る。 走行部1の制御 ハンドロボット(パネル着脱部2)の動作制御 パネル着脱部2の制御 障害物検知制御 フロアパネル4のパターン認識制御 走行部1の位置制御
【0022】図6はパネル着脱部2のフロアパネル4を
把持するハンド8の構成図である。ハンド8は弾性体の
真空吸着パッドより構成されている。ロボット先端部40
は長円状のハンド本体41に接続し、ハンド本体41の両端
には吸引口用取合部42が設けられ、吸引チューブ43に接
続している。ハンド本体41の周囲にはスカート状に吸着
パッド44が設けられている。吸着パッド44はゴムなどの
弾性体であり、さらに、図に示すように中央部に薄肉部
45を有し可撓性に富む構造となっている。
把持するハンド8の構成図である。ハンド8は弾性体の
真空吸着パッドより構成されている。ロボット先端部40
は長円状のハンド本体41に接続し、ハンド本体41の両端
には吸引口用取合部42が設けられ、吸引チューブ43に接
続している。ハンド本体41の周囲にはスカート状に吸着
パッド44が設けられている。吸着パッド44はゴムなどの
弾性体であり、さらに、図に示すように中央部に薄肉部
45を有し可撓性に富む構造となっている。
【0023】図7はハンド8によりフロアパネル4を装
着する時の状態を示す。既に周囲のフロアパネル4が設
置されている状態でフロアパネル4を取り付ける場合な
ど、水平方向に微妙な調整が必要となるが、吸着パッド
44の可撓性により、この調整が容易となり、フロアパネ
ル4の周囲下部の角を落としたパネル入り勝手17の案内
により、位置が決まり、さらに支柱5のボス10に案内さ
れて所定位置に収まる。
着する時の状態を示す。既に周囲のフロアパネル4が設
置されている状態でフロアパネル4を取り付ける場合な
ど、水平方向に微妙な調整が必要となるが、吸着パッド
44の可撓性により、この調整が容易となり、フロアパネ
ル4の周囲下部の角を落としたパネル入り勝手17の案内
により、位置が決まり、さらに支柱5のボス10に案内さ
れて所定位置に収まる。
【0024】次に走行部1の走行動作を説明する。図8
は通常走行の動作フローを示し、図9は所定位置に停止
する場合の動作を示す。図4において走行機構は前輪2
0、後輪22、後輪駆動モータ23、回転量検出センサ25、
走行制御回路26、色識別検知センサ6よりなり、ステア
リング機構は前輪20、ステアリング駆動モータ21、投光
器27、光量検出器28a,28b、アンプ29a,29b、ステ
アリング制御回路30より構成される。
は通常走行の動作フローを示し、図9は所定位置に停止
する場合の動作を示す。図4において走行機構は前輪2
0、後輪22、後輪駆動モータ23、回転量検出センサ25、
走行制御回路26、色識別検知センサ6よりなり、ステア
リング機構は前輪20、ステアリング駆動モータ21、投光
器27、光量検出器28a,28b、アンプ29a,29b、ステ
アリング制御回路30より構成される。
【0025】走行部1に搭載されている走行部用パソコ
ン34には、フロアパネル4の全配置情報が制御用パソコ
ン31より送られてくる。走行前に、交換するフロアパネ
ル4の位置データを入力し、交換するフロアパネル4を
パネル格納部3に所定の順序で格納し走行を開始する。
目的位置まで走行し、フロアパネル4の着脱を行う。
ン34には、フロアパネル4の全配置情報が制御用パソコ
ン31より送られてくる。走行前に、交換するフロアパネ
ル4の位置データを入力し、交換するフロアパネル4を
パネル格納部3に所定の順序で格納し走行を開始する。
目的位置まで走行し、フロアパネル4の着脱を行う。
【0026】次に走行動作の詳細を説明する。図8にお
いて、通常走行時、走行機構は一定速度で走行部1を駆
動する(ステップ50) 。またステアリング機構は、投光
器27により床(フロアパネル4)、および床より高反射
率を有する軌道12の上に投光する光量設定を行い(ステ
ップ61) 、投光しその反射光を光量検出器28a,28bで
受光し、この検出量をアンプ29a,29bで増幅してステ
アリング制御回路30に送る。ステアリング制御回路30
は、光量検出器28a,28bの光量を比較し(ステップ6
2) 、両者の受光量が同じとなるようステアリング駆動
指令を出力し (ステップ63) 、この指令に従ってステア
リング駆動モータ21を駆動する (ステップ64) 。そして
この結果を光量検出器28aで検出し(ステップ65) 、光
量比較を行うステップ62にフィードバックし、ステアリ
ングの角度を決定してゆく。例えば、走行機構が一定速
度で駆動している時、受光量が光量検出器28aの方が28
bの方より大きければ、28a側に前輪20が向かうよう操
舵し、28aの方が小さければ28b側に前輪20が向かうよ
う操舵する。
いて、通常走行時、走行機構は一定速度で走行部1を駆
動する(ステップ50) 。またステアリング機構は、投光
器27により床(フロアパネル4)、および床より高反射
率を有する軌道12の上に投光する光量設定を行い(ステ
ップ61) 、投光しその反射光を光量検出器28a,28bで
受光し、この検出量をアンプ29a,29bで増幅してステ
アリング制御回路30に送る。ステアリング制御回路30
は、光量検出器28a,28bの光量を比較し(ステップ6
2) 、両者の受光量が同じとなるようステアリング駆動
指令を出力し (ステップ63) 、この指令に従ってステア
リング駆動モータ21を駆動する (ステップ64) 。そして
この結果を光量検出器28aで検出し(ステップ65) 、光
量比較を行うステップ62にフィードバックし、ステアリ
ングの角度を決定してゆく。例えば、走行機構が一定速
度で駆動している時、受光量が光量検出器28aの方が28
bの方より大きければ、28a側に前輪20が向かうよう操
舵し、28aの方が小さければ28b側に前輪20が向かうよ
う操舵する。
【0027】図9は停止時の動作フロー図である。任意
の位置への停止動作は、減速、停止の2段階で行う。図
4において三角マーク13が停止位置を示し、この三角マ
ーク13の直前のボス10の頂部を停止マーカ14と称するこ
とにする。まず停止マーカ14が走行開始から何個目かを
予め走行部用パソコン34の減速マーカカウンタに設定し
(ステップ70) 、マーカを検出する色識別検知センサ6
がマーカ検出する度に減速マーカカウンタをカウントダ
ウンしてゆき (ステップ72) 、カウントが0となると
(ステップ73) 、つまり図 4で停止マーカ14の位置にく
ると、走行制御回路26に減速指令を出し、後輪駆動モー
タ23はこの指令によりモータ減速をする (ステップ75)
。一方、走行部用パソコン34は、停止マーカ14から三
角マーク13の位置まで後輪22を何回転すると到着するの
か予め算出しておき、回転量検出カウンタにその回転数
をセットする (ステップ71) 。回転量検出カウンタは回
転量検出センサ25が後輪22の1回転を検出する毎にカウ
ントダウンしてゆき(ステップ76) 、カウントが0とな
ると(ステップ77) 、走行制御回路26に停止命令を出し
(ステップ78) 、駆動モータ23を停止させ (ステップ79)
、走行部1を停止させる。
の位置への停止動作は、減速、停止の2段階で行う。図
4において三角マーク13が停止位置を示し、この三角マ
ーク13の直前のボス10の頂部を停止マーカ14と称するこ
とにする。まず停止マーカ14が走行開始から何個目かを
予め走行部用パソコン34の減速マーカカウンタに設定し
(ステップ70) 、マーカを検出する色識別検知センサ6
がマーカ検出する度に減速マーカカウンタをカウントダ
ウンしてゆき (ステップ72) 、カウントが0となると
(ステップ73) 、つまり図 4で停止マーカ14の位置にく
ると、走行制御回路26に減速指令を出し、後輪駆動モー
タ23はこの指令によりモータ減速をする (ステップ75)
。一方、走行部用パソコン34は、停止マーカ14から三
角マーク13の位置まで後輪22を何回転すると到着するの
か予め算出しておき、回転量検出カウンタにその回転数
をセットする (ステップ71) 。回転量検出カウンタは回
転量検出センサ25が後輪22の1回転を検出する毎にカウ
ントダウンしてゆき(ステップ76) 、カウントが0とな
ると(ステップ77) 、走行制御回路26に停止命令を出し
(ステップ78) 、駆動モータ23を停止させ (ステップ79)
、走行部1を停止させる。
【0028】次に第2実施例を説明する。図10は第2実
施例の斜視図である。本実施例と第1実施例との相違点
は、パネル着脱部2のロボットアームにパネル形状認識
用のカメラ15を設け、予め記憶されたフロアパネル4の
パターンとの識別を行うこと、走行部1の両側部と前部
と後部に障害物検知センサ16を設け、周囲機器ならびに
壁などの障害物との衝突、接触を防止するよう走行を停
止したり、方向転換を行うこと、および、フロアパネル
4の軌道が図11に示すように直進、左右への旋回いずれ
も可能なものを必要な位置に設け、このような分岐点に
きたときは、図8で説明したステアリング機構による方
法でなく、軌道に添って所定の旋回量をステアリング駆
動モータ21に指令して旋回させ、または直進させ、分岐
点を通過したら図8に示した方法でステアリング動作を
行うようにしたものである。
施例の斜視図である。本実施例と第1実施例との相違点
は、パネル着脱部2のロボットアームにパネル形状認識
用のカメラ15を設け、予め記憶されたフロアパネル4の
パターンとの識別を行うこと、走行部1の両側部と前部
と後部に障害物検知センサ16を設け、周囲機器ならびに
壁などの障害物との衝突、接触を防止するよう走行を停
止したり、方向転換を行うこと、および、フロアパネル
4の軌道が図11に示すように直進、左右への旋回いずれ
も可能なものを必要な位置に設け、このような分岐点に
きたときは、図8で説明したステアリング機構による方
法でなく、軌道に添って所定の旋回量をステアリング駆
動モータ21に指令して旋回させ、または直進させ、分岐
点を通過したら図8に示した方法でステアリング動作を
行うようにしたものである。
【0029】図11は直進、右旋回、左旋回のいずれも行
える軌道12を有するフロアパネル4を示す。このような
軌道を用いれば走行部1はいずれの方向にも進むことが
できる。しかし、各分岐点17において、図8で説明した
ステアリング機構では所望の方向に進むことができない
ので、走行部用パソコン34は、通過する分岐点17を定
め、この分岐点17における舵角を予め決めておき、この
分岐点17にきたら、その舵角となるようステアリング制
御回路30に指令して、ステアリング駆動モータ17を駆動
させる。直進する場合は蛇角は当然0である。
える軌道12を有するフロアパネル4を示す。このような
軌道を用いれば走行部1はいずれの方向にも進むことが
できる。しかし、各分岐点17において、図8で説明した
ステアリング機構では所望の方向に進むことができない
ので、走行部用パソコン34は、通過する分岐点17を定
め、この分岐点17における舵角を予め決めておき、この
分岐点17にきたら、その舵角となるようステアリング制
御回路30に指令して、ステアリング駆動モータ17を駆動
させる。直進する場合は蛇角は当然0である。
【0030】図12は図11に示すフロアパネル4を全面に
敷設した場合の目的位置のフロアパネル4の交換作業を
示したものである。破線で囲まれた範囲が図11に示すフ
ロアパネル4を示し、実線が軌道12を示す。なお、図11
に示すような斜め方向の軌道12も設けられているが、図
面を簡略化するため省略している。図中丸印位置のフロ
アパネル4を交換するものとする。図中Aで示すフロア
パネル4には軌道12が設けられていないものとする。
敷設した場合の目的位置のフロアパネル4の交換作業を
示したものである。破線で囲まれた範囲が図11に示すフ
ロアパネル4を示し、実線が軌道12を示す。なお、図11
に示すような斜め方向の軌道12も設けられているが、図
面を簡略化するため省略している。図中丸印位置のフロ
アパネル4を交換するものとする。図中Aで示すフロア
パネル4には軌道12が設けられていないものとする。
【0031】図12において、丸印位置のフロアパネル4
を交換する場合、本実施例の自動走行車1(走行部)
は、軌道12に添って、最短距離の軌道12をとりながら、
移動し、目標位置 (丸印位置) のフロアパネル4を交換
してゆく。Aに示すように軌道12がないフロアパネル4
が敷設してある場合は、迂回軌道を通って移動してゆ
く。このように図11に示すような軌道12を持つフロアパ
ネル4を用いれば全部同じ軌道12とすることができ、し
かも目的位置へ任意の経路で行くことができるので、効
率的である。特に、後述するように予定経路に障害物が
ある場合など効果的である。
を交換する場合、本実施例の自動走行車1(走行部)
は、軌道12に添って、最短距離の軌道12をとりながら、
移動し、目標位置 (丸印位置) のフロアパネル4を交換
してゆく。Aに示すように軌道12がないフロアパネル4
が敷設してある場合は、迂回軌道を通って移動してゆ
く。このように図11に示すような軌道12を持つフロアパ
ネル4を用いれば全部同じ軌道12とすることができ、し
かも目的位置へ任意の経路で行くことができるので、効
率的である。特に、後述するように予定経路に障害物が
ある場合など効果的である。
【0032】次にカメラ15によりフロアパネル4を撮像
し、形状認識を行う動作について説明する。走行部1は
指定された位置のフロアパネル4をカメラ15によって形
状を認識しながら、ロボットアーム先端のハンド8(真
空吸着パッド)で床面から取り外し、パネル格納部3に
格納し、用意してきたフロアパネル4をパネル格納部3
から取り出してハンド8によって床面に敷設する。
し、形状認識を行う動作について説明する。走行部1は
指定された位置のフロアパネル4をカメラ15によって形
状を認識しながら、ロボットアーム先端のハンド8(真
空吸着パッド)で床面から取り外し、パネル格納部3に
格納し、用意してきたフロアパネル4をパネル格納部3
から取り出してハンド8によって床面に敷設する。
【0033】図13はこの際のフロアパネル形状の認識動
作フロー図である。なお、認識作業はソフト的に行われ
るが、これは走行部用パソコン34で行われる。カメラ15
によるパターン認識は、図3に示すパネル4d,4fな
どのように配線貫通用などに予め切り込み加工されたフ
ロアパネル4を指定位置に敷設する場合必要となる。こ
のフロアパネル4の交換作業時に、記憶された加工パネ
ルのパターンをカメラ15よりの撮像データを認識しなが
ら交換作業を行う。
作フロー図である。なお、認識作業はソフト的に行われ
るが、これは走行部用パソコン34で行われる。カメラ15
によるパターン認識は、図3に示すパネル4d,4fな
どのように配線貫通用などに予め切り込み加工されたフ
ロアパネル4を指定位置に敷設する場合必要となる。こ
のフロアパネル4の交換作業時に、記憶された加工パネ
ルのパターンをカメラ15よりの撮像データを認識しなが
ら交換作業を行う。
【0034】まず、フロアパネル4の配置情報を記憶し
(ステップ90) 、次に加工パネルの切り欠き位置などの
パターンの記憶を走行部用パソコン34のパネルパターン
メモリに行う (ステップ91) 。次にパネル交換位置に走
行部1が到着すると、交換するフロアパネル4の位置、
そのフロアパネル4の形状、配置方向などのパネル交換
位置情報を記憶部から読み出し(ステップ92) 、まず位
置が正しいか判断し (ステップ93) 、正しい位置であれ
ば、パネルパターンメモリより比較基準のパターンを読
み出し、カメラ15で撮像した取り外す予定のフロアパネ
ル4のパターンとの形状判定を行う (ステップ94) 。取
り外す予定のフロアパネル4であると判定されると、こ
のフロアパネル4を取り外すためにハンド8の吸着位置
をその予定のフロアパネル4上に移動し(ステップ95)
、吸着する。吸着したフロアパネル4を取り外し(ス
テップ96) 、パネル格納部3へ移動する(ステップ97)
。次に交換するフロアパネル4のある荷台へカメラ15
を移動し、装着するフロアパネル4を撮像し、パネルパ
ターンメモリに格納されている比較基準のパターンと照
合して正しい装着フロアパネル4の形状であると判定す
ると (ステップ98) 、装着フロアパネル4の位置にハン
ド8の吸着位置を移動し(ステップ99) 、吸引して装着
フロアパネル4の装着作業を行う (ステップ100)。装着
が終了するとパネル配置が変わったので配置情報の変更
を行う (ステップ101)。
(ステップ90) 、次に加工パネルの切り欠き位置などの
パターンの記憶を走行部用パソコン34のパネルパターン
メモリに行う (ステップ91) 。次にパネル交換位置に走
行部1が到着すると、交換するフロアパネル4の位置、
そのフロアパネル4の形状、配置方向などのパネル交換
位置情報を記憶部から読み出し(ステップ92) 、まず位
置が正しいか判断し (ステップ93) 、正しい位置であれ
ば、パネルパターンメモリより比較基準のパターンを読
み出し、カメラ15で撮像した取り外す予定のフロアパネ
ル4のパターンとの形状判定を行う (ステップ94) 。取
り外す予定のフロアパネル4であると判定されると、こ
のフロアパネル4を取り外すためにハンド8の吸着位置
をその予定のフロアパネル4上に移動し(ステップ95)
、吸着する。吸着したフロアパネル4を取り外し(ス
テップ96) 、パネル格納部3へ移動する(ステップ97)
。次に交換するフロアパネル4のある荷台へカメラ15
を移動し、装着するフロアパネル4を撮像し、パネルパ
ターンメモリに格納されている比較基準のパターンと照
合して正しい装着フロアパネル4の形状であると判定す
ると (ステップ98) 、装着フロアパネル4の位置にハン
ド8の吸着位置を移動し(ステップ99) 、吸引して装着
フロアパネル4の装着作業を行う (ステップ100)。装着
が終了するとパネル配置が変わったので配置情報の変更
を行う (ステップ101)。
【0035】次に障害物検知センサ16により障害物を避
けて進む動作について説明する。なお、フロアパネル4
の形状認識の場合と同様、障害物検知センサ16により検
知したデータの処理は走行部用パソコン34で行われる。
けて進む動作について説明する。なお、フロアパネル4
の形状認識の場合と同様、障害物検知センサ16により検
知したデータの処理は走行部用パソコン34で行われる。
【0036】検知センサの機能は次の通りである。 自動走行車1(走行部) と対応する障害物 (壁、柱、コ
ンピュータ機器、人、その他障害となる物体など) との
距離間隔を一定に保つことにより、衝突による破損や事
故を未然に防ぐ。 障害物の検知機能による動作としては自動走行車1の
スピードの減速、停止、方向転換である。
ンピュータ機器、人、その他障害となる物体など) との
距離間隔を一定に保つことにより、衝突による破損や事
故を未然に防ぐ。 障害物の検知機能による動作としては自動走行車1の
スピードの減速、停止、方向転換である。
【0037】図14はフロアパネル4交換作業時における
障害物検知センサの動作フロー図である。まずフロアパ
ネル4の配置情報を記憶し(ステップ110)、次に交換す
るフロアパネル4の交換位置情報を入力する(ステップ
111)。次に自動走行車1の走行に移り(ステップ112)、
走行経路上に障害物検知センサ16が障害物を検知すると
( ステップ113)、走行部用パソコン34は、障害物が前方
か、左側か、右側にあるのか調べ (ステップ114)、スピ
ードを減速させ (ステップ115)、障害物まで一定距離に
近づいたところで停止させる (ステップ116)。ここで障
害物の位置を記憶し (ステップ117)、障害物を避ける方
向に方向を変えさせ( ステップ118)、目標位置へ最短距
離となる走行ルートを選択し (ステップ119)、この走行
ルート上を目標位置へ走行させ (ステップ120)、目標位
置に到着した後パネル交換を行わせる (ステップ122)。
またステップ113 で障害物を検出しなければそのまま走
行させ (ステップ121)、目標位置へ到着してパネル4の
交換を行わせる(ステップ122)。
障害物検知センサの動作フロー図である。まずフロアパ
ネル4の配置情報を記憶し(ステップ110)、次に交換す
るフロアパネル4の交換位置情報を入力する(ステップ
111)。次に自動走行車1の走行に移り(ステップ112)、
走行経路上に障害物検知センサ16が障害物を検知すると
( ステップ113)、走行部用パソコン34は、障害物が前方
か、左側か、右側にあるのか調べ (ステップ114)、スピ
ードを減速させ (ステップ115)、障害物まで一定距離に
近づいたところで停止させる (ステップ116)。ここで障
害物の位置を記憶し (ステップ117)、障害物を避ける方
向に方向を変えさせ( ステップ118)、目標位置へ最短距
離となる走行ルートを選択し (ステップ119)、この走行
ルート上を目標位置へ走行させ (ステップ120)、目標位
置に到着した後パネル交換を行わせる (ステップ122)。
またステップ113 で障害物を検出しなければそのまま走
行させ (ステップ121)、目標位置へ到着してパネル4の
交換を行わせる(ステップ122)。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、走行部自身が軌道面を敷設しながら移動し、目標位
置においてパネル交換を行うことができる。レイアウト
変更時による既存フロアパネルの自動着脱が可能とな
り、人手による作業とその作業によって生じる人的障害
を排除することができる。
は、走行部自身が軌道面を敷設しながら移動し、目標位
置においてパネル交換を行うことができる。レイアウト
変更時による既存フロアパネルの自動着脱が可能とな
り、人手による作業とその作業によって生じる人的障害
を排除することができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】第1実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】フロアパネルとその支柱を説明する図である。
【図4】走行部の構成を示す図である。
【図5】ソフト処理システムを示す図である。
【図6】ハンドを構成する吸着装置を示す図である。
【図7】ハンドを構成する吸着装置の可撓性を説明する
図である。
図である。
【図8】走行部の通常走行フロー図である。
【図9】走行部の停止フロー図である。
【図10】第2実施例の構成を示す斜視図である。
【図11】第2実施例で用いるフロアパネルの軌道を表
す図である。
す図である。
【図12】第2実施例でのパネル交換作業を説明する図
である。
である。
【図13】フロアパネルの形状認識動作フロー図であ
る。
る。
【図14】フロアパネル交換時の障害物回避動作フロー
図である。
図である。
1 走行部 2 パネル着脱部 3 パネル格納部 4 フロアパネル 5 支柱 6 色識別検知センサ 8 ハンド 10 支柱のボス 12 軌道 15 カメラ 16 障害物検知センサ 26 走行制御回路 28a,28b 光量検出器 30 ステアリング制御回路 31 制御用パソコン 34 走行部用パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B61B 13/00 Z 9255−3D
Claims (5)
- 【請求項1】 二重床の上面を形成するフロアパネル
(4)を着脱するパネル着脱部(2)と、着脱する前記
フロアパネル(4)を格納する格納部(3)と、前記フ
ロアパネル(4)に設けられた軌道に追従して走行する
走行部(1)とを備えたことを特徴とするフロアパネル
着脱装置。 - 【請求項2】 前記走行部(1)は、前記フロアパネル
(4)を支持するため前記フロアパネル4隅に下部床よ
り設けられた支柱の頂部を検出して位置決めするように
したことを特徴とする請求項1記載のフロアパネル着脱
装置。 - 【請求項3】 前記走行部(1)に、前記フロアパネル
(4)の形状認識部を設けたことを特徴とする請求項1
または2記載のフロアパネル着脱装置。 - 【請求項4】 前記走行部(1)に、周囲設置物検出部
とこの検出結果により走行路を決定する障害物回避部と
を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載のフロアパネル着脱装置。 - 【請求項5】 前記フロアパネル(4)の4隅の形状
を、このフロアパネル(4)を支持するため下部床より
前記フロアパネル(4)の4隅の位置に立てられた支柱
(5)の頂部と嵌合するようにしたことを特徴とするフ
ロアパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4183589A JPH0626205A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フロアパネル着脱装置およびフロアパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4183589A JPH0626205A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フロアパネル着脱装置およびフロアパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626205A true JPH0626205A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16138466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4183589A Withdrawn JPH0626205A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | フロアパネル着脱装置およびフロアパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626205A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP6909944B1 (ja) * | 2021-03-11 | 2021-07-28 | 株式会社竹中土木 | 資材運搬取付装置 |
JP2021120649A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-19 | センクシア株式会社 | 寸法測定装置、寸法測定システム及び寸法測定方法 |
CN113386145A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 长沙智能驾驶研究院有限公司 | 模板机器人、模板机器人控制方法和模板机器人系统 |
CN113445713A (zh) * | 2020-03-27 | 2021-09-28 | 广东博智林机器人有限公司 | 地板安装设备 |
KR20210155652A (ko) * | 2020-06-16 | 2021-12-23 | 삼성물산 주식회사 | 액세스플로어 무인 시공 시스템 및 이를 이용한 액세스플로어 시공방법 |
KR20220001839A (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 삼성물산 주식회사 | 무인로봇을 이용한 액세스플로어 시공방법 |
WO2022005081A1 (ko) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 삼성물산 주식회사 | 액세스플로어 시공용 무인로봇 제어시스템 |
KR102426360B1 (ko) * | 2021-02-26 | 2022-07-29 | 재단법인대구경북과학기술원 | 가변형 건설용 자율 주행 다목적 작업 로봇 시스템 |
KR102426361B1 (ko) * | 2021-02-26 | 2022-07-29 | 재단법인대구경북과학기술원 | 견인형 건설용 자율 주행 다목적 작업 로봇 시스템 |
KR20220122273A (ko) * | 2021-02-26 | 2022-09-02 | 재단법인대구경북과학기술원 | 협업형 건설용 자율 주행 다목적 작업 로봇 시스템 |
KR20220122272A (ko) * | 2021-02-26 | 2022-09-02 | 재단법인대구경북과학기술원 | 방위 유지형 건설용 자율 주행 다목적 작업 로봇 시스템 |
CN115095090A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-23 | 云南欣城防水科技有限公司 | 一种防水卷材自动化铺设装置 |
KR20230010602A (ko) * | 2021-07-12 | 2023-01-19 | 재단법인대구경북과학기술원 | 바닥 마감재 설치 시스템 |
WO2024090887A1 (ko) * | 2022-10-24 | 2024-05-02 | 삼성물산 주식회사 | 정렬 플레이트가 구비된 액세스플로어 무인 시공 시스템 및 이를 이용한 액세스플로어 시공방법 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4183589A patent/JPH0626205A/ja not_active Withdrawn
Cited By (29)
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---|---|---|---|---|
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