JPH06261840A - トイレ装置 - Google Patents
トイレ装置Info
- Publication number
- JPH06261840A JPH06261840A JP5051816A JP5181693A JPH06261840A JP H06261840 A JPH06261840 A JP H06261840A JP 5051816 A JP5051816 A JP 5051816A JP 5181693 A JP5181693 A JP 5181693A JP H06261840 A JPH06261840 A JP H06261840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incinerator
- human waste
- shutter
- cylinder
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 便器の直下でない位置に焼却釜を配置する。
【構成】 便器10から垂直に下方に延びる屎尿落下筒
16を設け、この屎尿落下筒16の中途部に、排尿・排
便の際には屎尿落下筒16を開口させ、排尿・排便が終
了した際に屎尿落下筒16を閉鎖させるシャッター18
を設け、屎尿落下筒16と焼却釜14とを搬送筒70で
連結するとともに、搬送筒70内に屎尿等を焼却釜に搬
送する搬送手段72を設けた。
16を設け、この屎尿落下筒16の中途部に、排尿・排
便の際には屎尿落下筒16を開口させ、排尿・排便が終
了した際に屎尿落下筒16を閉鎖させるシャッター18
を設け、屎尿落下筒16と焼却釜14とを搬送筒70で
連結するとともに、搬送筒70内に屎尿等を焼却釜に搬
送する搬送手段72を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屎尿等の汚物を簡便に
焼却処理することができるトイレ装置に関する。
焼却処理することができるトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から屎尿の処理については、種々の
方法があった。第1の方法は、各家庭に設けられた便槽
に屎尿を貯留しておき、定期的にバキュームカーにより
汲み取りを行い、一括して屎尿処理場にて処理する方法
である。第2の方法では、各家庭等から屎尿処理場に水
と共に屎尿を下水管を用いて搬送し、一括処理する方法
である。第3の方法は、屎尿を一旦浄化槽に貯留し、バ
クテリアなどの微生物によって浄化処理しようというも
のである。上述する3つの方法のうち、第1の方法では
各家庭で屎尿を貯留するため悪臭のもととなってしま
う。また、第2の方法では処理場および処理場までの施
設の建設に莫大な費用が必要となってしまう。さらに、
第3の方法では、寒冷地ではバクテリアの動きも鈍り処
理量も減少する等の課題があった。
方法があった。第1の方法は、各家庭に設けられた便槽
に屎尿を貯留しておき、定期的にバキュームカーにより
汲み取りを行い、一括して屎尿処理場にて処理する方法
である。第2の方法では、各家庭等から屎尿処理場に水
と共に屎尿を下水管を用いて搬送し、一括処理する方法
である。第3の方法は、屎尿を一旦浄化槽に貯留し、バ
クテリアなどの微生物によって浄化処理しようというも
のである。上述する3つの方法のうち、第1の方法では
各家庭で屎尿を貯留するため悪臭のもととなってしま
う。また、第2の方法では処理場および処理場までの施
設の建設に莫大な費用が必要となってしまう。さらに、
第3の方法では、寒冷地ではバクテリアの動きも鈍り処
理量も減少する等の課題があった。
【0003】このため、本発明者は、各便器と隣接する
焼却装置により屎尿をその場で焼却処理する水洗式トイ
レを発明した(特開平2−289729号公報参照)。
この水洗式トイレは、便器と焼却釜とを垂直な屎尿の落
下筒により連結し、屎尿落下筒の中途部に、排尿・排便
の際には屎尿落下筒を開口させ、排尿・排便が終了した
際には閉鎖させるシャッターを設け、屎尿を焼却釜へ落
下させて焼却し、便器等を洗浄した洗浄水を別途方向に
流して濾過して便器等の洗浄に再利用させるものであ
る。
焼却装置により屎尿をその場で焼却処理する水洗式トイ
レを発明した(特開平2−289729号公報参照)。
この水洗式トイレは、便器と焼却釜とを垂直な屎尿の落
下筒により連結し、屎尿落下筒の中途部に、排尿・排便
の際には屎尿落下筒を開口させ、排尿・排便が終了した
際には閉鎖させるシャッターを設け、屎尿を焼却釜へ落
下させて焼却し、便器等を洗浄した洗浄水を別途方向に
流して濾過して便器等の洗浄に再利用させるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、便器の直下に
焼却釜を設けることができない場合もある。また、複数
の便器から1つの焼却釜に屎尿を搬送するようにしたい
場合もある。そこで、本発明は、便器の直下でない位置
に焼却釜を配置することができるトイレ装置を提供する
ことを目的とする。
焼却釜を設けることができない場合もある。また、複数
の便器から1つの焼却釜に屎尿を搬送するようにしたい
場合もある。そこで、本発明は、便器の直下でない位置
に焼却釜を配置することができるトイレ装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、便器から垂
直に下方に延びる屎尿落下筒を設け、該屎尿落下筒の中
途部に、排尿・排便の際には屎尿落下筒を開口させ、排
尿・排便が終了した際に屎尿落下筒を閉鎖させるシャッ
ターを設け、屎尿落下筒から落下する屎尿等を、屎尿等
を焼却する焼却釜に搬送すべく、屎尿落下筒と焼却釜と
を搬送筒で連結するとともに、搬送筒内に屎尿等を焼却
釜に搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする。ま
た、便器を洗浄する洗浄水の供給部を設け、屎尿落下筒
を閉鎖させるシャッターの上方で屎尿落下筒と分岐し
て、該シャッターが屎尿落下筒を閉鎖した際に便器等の
洗浄水を別途方向に流すようにした分岐パイプを設ける
ようにした水洗式のトイレ装置であっても良い。前記搬
送筒内にスクリュコンベアを設けて屎尿等を搬送するよ
うにしても良い。なお、搬送筒は、焼却釜側が若干高く
なるようにすると良い。また、屎尿落下筒のシャッター
から焼却釜までの搬送路の中途部にシャッターを設けて
も良い。さらに、焼却釜に複数の便器から屎尿等が搬入
されるようにしても良い。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、便器から垂
直に下方に延びる屎尿落下筒を設け、該屎尿落下筒の中
途部に、排尿・排便の際には屎尿落下筒を開口させ、排
尿・排便が終了した際に屎尿落下筒を閉鎖させるシャッ
ターを設け、屎尿落下筒から落下する屎尿等を、屎尿等
を焼却する焼却釜に搬送すべく、屎尿落下筒と焼却釜と
を搬送筒で連結するとともに、搬送筒内に屎尿等を焼却
釜に搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする。ま
た、便器を洗浄する洗浄水の供給部を設け、屎尿落下筒
を閉鎖させるシャッターの上方で屎尿落下筒と分岐し
て、該シャッターが屎尿落下筒を閉鎖した際に便器等の
洗浄水を別途方向に流すようにした分岐パイプを設ける
ようにした水洗式のトイレ装置であっても良い。前記搬
送筒内にスクリュコンベアを設けて屎尿等を搬送するよ
うにしても良い。なお、搬送筒は、焼却釜側が若干高く
なるようにすると良い。また、屎尿落下筒のシャッター
から焼却釜までの搬送路の中途部にシャッターを設けて
も良い。さらに、焼却釜に複数の便器から屎尿等が搬入
されるようにしても良い。
【0006】
【作用】作用について説明する。屎尿落下筒のシャッタ
ーを開口した状態で排尿・排便をし、排尿・排便が終了
した際にシャッターを閉めて屎尿落下筒を閉鎖させる。
必要に応じて、便器等の洗浄水を分岐パイプから分岐さ
せて別途方向に流して処理する。一方、屎尿落下筒から
落下した屎尿等は搬送筒により焼却釜に搬送され、焼却
される。搬送筒内での屎尿の搬送は、スクリュコンベア
を用いることにより容易に搬送できる。また、搬送筒の
焼却釜側を若干高くすることにより、屎尿落下側に若干
の水が溜まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の搬送
が容易になる。
ーを開口した状態で排尿・排便をし、排尿・排便が終了
した際にシャッターを閉めて屎尿落下筒を閉鎖させる。
必要に応じて、便器等の洗浄水を分岐パイプから分岐さ
せて別途方向に流して処理する。一方、屎尿落下筒から
落下した屎尿等は搬送筒により焼却釜に搬送され、焼却
される。搬送筒内での屎尿の搬送は、スクリュコンベア
を用いることにより容易に搬送できる。また、搬送筒の
焼却釜側を若干高くすることにより、屎尿落下側に若干
の水が溜まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の搬送
が容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る水洗
式のトイレ装置を設置した状態の概略図である。10は
便器であり、便座11aおよび蓋体11bが設けられて
いる。この便器10は、トイレの床12に設置されてい
る。便器10には、下方に延びる屎尿落下筒16が連結
されている。トイレの内壁面に設置された洗浄水を供給
する供給部であるロータンク11が便器10と接続さ
れ、水洗式のトイレ装置が構成されている。
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る水洗
式のトイレ装置を設置した状態の概略図である。10は
便器であり、便座11aおよび蓋体11bが設けられて
いる。この便器10は、トイレの床12に設置されてい
る。便器10には、下方に延びる屎尿落下筒16が連結
されている。トイレの内壁面に設置された洗浄水を供給
する供給部であるロータンク11が便器10と接続さ
れ、水洗式のトイレ装置が構成されている。
【0008】屎尿落下筒16の中途部に、この屎尿落下
筒16を遮断するシャッター18が設けられている。こ
のシャッター18は、ネジ棒を介してアクチュエータ2
0により屎尿落下筒16の閉塞・開口を行うことができ
る。前記便器10の便座11aあるいは蓋体11bを開
けると、アクチュエータ20が作動してシャッター18
が開いて屎尿落下筒16が開口し、この状態で排便・排
尿した後、シャッター18を閉鎖させる。
筒16を遮断するシャッター18が設けられている。こ
のシャッター18は、ネジ棒を介してアクチュエータ2
0により屎尿落下筒16の閉塞・開口を行うことができ
る。前記便器10の便座11aあるいは蓋体11bを開
けると、アクチュエータ20が作動してシャッター18
が開いて屎尿落下筒16が開口し、この状態で排便・排
尿した後、シャッター18を閉鎖させる。
【0009】前記屎尿落下筒16の下端に、搬送筒70
の一端が連結されている。このため、屎尿落下筒16か
ら落下する屎尿等が、搬送筒70の一端部内に溜まるこ
ととなる。この搬送筒70内にはスクリュコンベア72
が設けられている。このスクリュコンベア72は搬送筒
70の他端に設けられたモータ74により駆動回転し
て、屎尿等を搬送筒70の一端から他端に搬送する。搬
送筒70の他端には、連結筒76を介して焼却釜14に
連結されている。連結筒76の中途部には、前記シャッ
ター18と同一構造のシャッター78が設けられてい
る。このシャッター78により連結筒16の閉塞・開口
を行うことができる。なお、搬送筒70は、焼却釜14
側が高くなるように設定されている。
の一端が連結されている。このため、屎尿落下筒16か
ら落下する屎尿等が、搬送筒70の一端部内に溜まるこ
ととなる。この搬送筒70内にはスクリュコンベア72
が設けられている。このスクリュコンベア72は搬送筒
70の他端に設けられたモータ74により駆動回転し
て、屎尿等を搬送筒70の一端から他端に搬送する。搬
送筒70の他端には、連結筒76を介して焼却釜14に
連結されている。連結筒76の中途部には、前記シャッ
ター18と同一構造のシャッター78が設けられてい
る。このシャッター78により連結筒16の閉塞・開口
を行うことができる。なお、搬送筒70は、焼却釜14
側が高くなるように設定されている。
【0010】焼却釜14は、有底筒状の釜本体14aの
底面直下に電熱ヒータ13が設けられている。また、電
熱ヒータ13の熱を釜本体14aに反射させるために、
電熱ヒータ13は皿状の反射体14bにより覆われてい
る。また、釜本体14aの開口は、蓋体15により覆わ
れ密閉している。
底面直下に電熱ヒータ13が設けられている。また、電
熱ヒータ13の熱を釜本体14aに反射させるために、
電熱ヒータ13は皿状の反射体14bにより覆われてい
る。また、釜本体14aの開口は、蓋体15により覆わ
れ密閉している。
【0011】図2は、焼却釜14の平面図である。焼却
釜14を構成する蓋体15には、3つの開口が形成され
ている。第1の開口15aは、前記連結筒76が連結さ
れる。第2の開口15bには煙突23が連結される。第
3の開口15cには、焼却釜14内に空気を供給するブ
ロー22が連結されている。また、蓋体15には、点検
口15dが設けられ、取手15eにより開閉することが
できる。
釜14を構成する蓋体15には、3つの開口が形成され
ている。第1の開口15aは、前記連結筒76が連結さ
れる。第2の開口15bには煙突23が連結される。第
3の開口15cには、焼却釜14内に空気を供給するブ
ロー22が連結されている。また、蓋体15には、点検
口15dが設けられ、取手15eにより開閉することが
できる。
【0012】前記蓋体15の中心には軸受27が設けら
れ、この軸受27に駆動軸26が軸支されている。この
駆動軸26の蓋体15より上方に突出する部分にプーリ
26aが設けられ、このプーリ26aと、焼却釜14に
近接して設けられた駆動モータ24の駆動軸に固定され
たプーリ24aとに駆動ベルト25が掛け渡されてい
る。駆動軸26の下端には、回転羽根28が設けられて
いる。この回転羽根28は平面S字状に形成されており
(図3参照)、焼却釜14内に投入された屎尿等を攪拌
して効率のよい焼却を行うものである。この回転羽根2
8は焼却釜14の底面より若干上方に位置している。
れ、この軸受27に駆動軸26が軸支されている。この
駆動軸26の蓋体15より上方に突出する部分にプーリ
26aが設けられ、このプーリ26aと、焼却釜14に
近接して設けられた駆動モータ24の駆動軸に固定され
たプーリ24aとに駆動ベルト25が掛け渡されてい
る。駆動軸26の下端には、回転羽根28が設けられて
いる。この回転羽根28は平面S字状に形成されており
(図3参照)、焼却釜14内に投入された屎尿等を攪拌
して効率のよい焼却を行うものである。この回転羽根2
8は焼却釜14の底面より若干上方に位置している。
【0013】焼却釜14内には、図3に示すように、楕
円形球状の焼け石としての楕円球40が投入されてい
る。この楕円球40は加熱に耐えられるものであれば自
然石を用いてもよく、またセラミック等でもよい。上記
駆動軸26は中空に形成され、下端は開口された吸引手
段である。一方、駆動軸26の上端には継ぎ部29が連
接されている。この継ぎ部29は駆動軸26と伴に回転
することがない。そして、この継ぎ部29と集塵機30
とがパイプ31を介して接続されている。すなわち、駆
動軸26は焼却釜14内で焼却された灰等を吸引する吸
引パイプも兼用しているものである。
円形球状の焼け石としての楕円球40が投入されてい
る。この楕円球40は加熱に耐えられるものであれば自
然石を用いてもよく、またセラミック等でもよい。上記
駆動軸26は中空に形成され、下端は開口された吸引手
段である。一方、駆動軸26の上端には継ぎ部29が連
接されている。この継ぎ部29は駆動軸26と伴に回転
することがない。そして、この継ぎ部29と集塵機30
とがパイプ31を介して接続されている。すなわち、駆
動軸26は焼却釜14内で焼却された灰等を吸引する吸
引パイプも兼用しているものである。
【0014】42は焼却釜14内に水を供給するための
水供給管である。この水供給管42の中途部には、電磁
弁(図示せず)が設けられている。水供給管42から焼
却釜14内に水を供給するのは、焼却釜14内の屎尿等
を焼却した後である。水が供給された後、焼却釜14を
加熱するとともに回転羽根28を回転させることによ
り、楕円球40が焼却釜14の内周面や底面に付着して
いる塩分等を削り取りつつ、水に塩分等を溶かし攪拌す
る。一部水分が残った状態で、加熱を止め、水分の温度
が低下したら焼却釜14内の塩分等を含む残留物を集塵
機30で吸引する。なお、吸引した残留物は、濾過し
て、水は排出する。
水供給管である。この水供給管42の中途部には、電磁
弁(図示せず)が設けられている。水供給管42から焼
却釜14内に水を供給するのは、焼却釜14内の屎尿等
を焼却した後である。水が供給された後、焼却釜14を
加熱するとともに回転羽根28を回転させることによ
り、楕円球40が焼却釜14の内周面や底面に付着して
いる塩分等を削り取りつつ、水に塩分等を溶かし攪拌す
る。一部水分が残った状態で、加熱を止め、水分の温度
が低下したら焼却釜14内の塩分等を含む残留物を集塵
機30で吸引する。なお、吸引した残留物は、濾過し
て、水は排出する。
【0015】前記焼却釜14を構成する蓋体15の第2
の開口15bに連結されている煙突23は、戸外に延出
している。煙突23の中途部には、ヒータと白金触媒
(図示せず)が内蔵され、煙に含まれている悪臭を取り
去る脱臭部が設けられている。また、脱臭部より先方の
煙突23の中途部には、枝分かれする枝煙突23aが設
けられ、この枝煙突23aの後端に炎を煙突23内に吹
き出すためのバーナー21が設けられている。
の開口15bに連結されている煙突23は、戸外に延出
している。煙突23の中途部には、ヒータと白金触媒
(図示せず)が内蔵され、煙に含まれている悪臭を取り
去る脱臭部が設けられている。また、脱臭部より先方の
煙突23の中途部には、枝分かれする枝煙突23aが設
けられ、この枝煙突23aの後端に炎を煙突23内に吹
き出すためのバーナー21が設けられている。
【0016】前記屎尿落下筒16に設けられたシャッタ
ー18aの直上から分岐する分岐パイプ32が設けられ
ている。この分岐パイプ32の先端は公知の濾過装置3
4に連結されている。この濾過装置34で濾過された水
は濾過装置34内のタンク内に貯留され、このタンクの
水は前記ロータンク11に返還パイプ58を介して返還
されて再利用される。シャッター18により屎尿落下筒
16を閉鎖した状態では、分岐パイプ32とシャッター
18とが同一高さでないため、間隔Lの部分に水が少し
溜まった状態となる。この水は使用する際に、シャッタ
ー18が開いて搬送筒70内に落下して溜り搬送筒70
への屎尿等の付着を防止する。
ー18aの直上から分岐する分岐パイプ32が設けられ
ている。この分岐パイプ32の先端は公知の濾過装置3
4に連結されている。この濾過装置34で濾過された水
は濾過装置34内のタンク内に貯留され、このタンクの
水は前記ロータンク11に返還パイプ58を介して返還
されて再利用される。シャッター18により屎尿落下筒
16を閉鎖した状態では、分岐パイプ32とシャッター
18とが同一高さでないため、間隔Lの部分に水が少し
溜まった状態となる。この水は使用する際に、シャッタ
ー18が開いて搬送筒70内に落下して溜り搬送筒70
への屎尿等の付着を防止する。
【0017】続いて上記実施例の水洗式のトイレ装置の
動きについて、さらに詳しい構造とともに述べる。 (1) 便器10の便座11aあるいは蓋体11bを開ける
と、シャッター18が開く。このとき、シャッター18
上の間隔L部分に溜まった水が搬送筒70内に落下して
溜る。また、搬送筒70内のスクリュコンベア72も駆
動している。 (2) 排便あるいは排尿をすると、搬送筒70内のスクリ
ュコンベア72の駆動により屎尿等は焼却釜14方向に
搬送される。 (3) 排便あるいは排尿を終了すると、ボタンなどの操作
によりシャッター18を作動して屎尿落下筒16を閉鎖
する。この直後、所定時間、搬送筒70内のスクリュコ
ンベア72が駆動して、屎尿等を焼却釜14方向に搬送
する。なお、シャッター18が屎尿落下筒16を閉塞し
たときにのみ、便器の洗浄水やお尻等の洗浄水を流すこ
とができるものであり、シャッター18aが開いている
際に余分な水が流れることがない。
動きについて、さらに詳しい構造とともに述べる。 (1) 便器10の便座11aあるいは蓋体11bを開ける
と、シャッター18が開く。このとき、シャッター18
上の間隔L部分に溜まった水が搬送筒70内に落下して
溜る。また、搬送筒70内のスクリュコンベア72も駆
動している。 (2) 排便あるいは排尿をすると、搬送筒70内のスクリ
ュコンベア72の駆動により屎尿等は焼却釜14方向に
搬送される。 (3) 排便あるいは排尿を終了すると、ボタンなどの操作
によりシャッター18を作動して屎尿落下筒16を閉鎖
する。この直後、所定時間、搬送筒70内のスクリュコ
ンベア72が駆動して、屎尿等を焼却釜14方向に搬送
する。なお、シャッター18が屎尿落下筒16を閉塞し
たときにのみ、便器の洗浄水やお尻等の洗浄水を流すこ
とができるものであり、シャッター18aが開いている
際に余分な水が流れることがない。
【0018】(4) 一方、シャッター18により屎尿落下
筒16を閉鎖した後、便器洗浄用の水を流す。この水は
屎尿落下筒16を落下し、シャッター18により流れ方
向を変えられて分岐パイプ32を流れて濾過装置34に
送られる。また、必要に応じて、お尻等の洗浄水を便器
洗浄水とともに濾過装置34に送るようにする。なお、
シャッター18a上の間隔L部分に水が少し溜ることと
なる。 (5) ロータンク11内の水が流されると、濾過装置34
内のタンクの水を返還パイプ58を介してロータンク1
1内に返還する。なお、ロータンク11内の水が所定量
より少ない場合には、別途水道水などが供給される。
筒16を閉鎖した後、便器洗浄用の水を流す。この水は
屎尿落下筒16を落下し、シャッター18により流れ方
向を変えられて分岐パイプ32を流れて濾過装置34に
送られる。また、必要に応じて、お尻等の洗浄水を便器
洗浄水とともに濾過装置34に送るようにする。なお、
シャッター18a上の間隔L部分に水が少し溜ることと
なる。 (5) ロータンク11内の水が流されると、濾過装置34
内のタンクの水を返還パイプ58を介してロータンク1
1内に返還する。なお、ロータンク11内の水が所定量
より少ない場合には、別途水道水などが供給される。
【0019】(6) 一方、搬送筒70内のスクリュコンベ
ア72により搬送された屎尿等は、シャッター78が開
放しているため連結筒67を介して焼却釜14内に落下
する。以下同様にして、屎尿等を焼却釜14に搬送し、
焼却釜14内に所定量の屎尿等が溜まった際に、焼却釜
14で焼却される。焼却中はシャッター78は閉塞した
状態となるように制御されている。なお、搬送筒70は
焼却釜14側が高くなっているため、スクリュコンベア
72により屎尿等が搬送されていも、屎尿落下筒16に
若干の水が溜まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の
搬送が容易になる。
ア72により搬送された屎尿等は、シャッター78が開
放しているため連結筒67を介して焼却釜14内に落下
する。以下同様にして、屎尿等を焼却釜14に搬送し、
焼却釜14内に所定量の屎尿等が溜まった際に、焼却釜
14で焼却される。焼却中はシャッター78は閉塞した
状態となるように制御されている。なお、搬送筒70は
焼却釜14側が高くなっているため、スクリュコンベア
72により屎尿等が搬送されていも、屎尿落下筒16に
若干の水が溜まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の
搬送が容易になる。
【0020】(7) 焼却釜14内で屎尿等を焼却するに
は、電熱ヒータ15に通電し、焼却釜14を加熱する。
この電熱ヒータ15の熱は反射板14bの作用により無
駄なく釜本体14aに供給される。この際、回転羽根2
8を回転させて屎尿等を攪拌しつつ効率の良い焼却を行
う。なお、焼却釜14への外気の供給は、煙突の吸い込
みによる吸引力によりブロー22から外気が自然流入す
る。また、焼却釜14内で蒸発した悪臭を帯びた蒸気な
どは、煙突23の脱臭部により脱臭され外部に排出され
る。なお、屎尿等が少なくなると濃度が増し、燃える際
の臭気が強くなる。このため、バーナー21の炎により
臭気を燃焼させることにより、ほぼ無臭となる。さら
に、焼却釜14内の水分がなくなって、焼却釜14内の
温度が上昇して燃焼が始まった際にブロー22により空
気の供給の行い、焼却の促進を図り、屎尿等を完全に焼
却させる。
は、電熱ヒータ15に通電し、焼却釜14を加熱する。
この電熱ヒータ15の熱は反射板14bの作用により無
駄なく釜本体14aに供給される。この際、回転羽根2
8を回転させて屎尿等を攪拌しつつ効率の良い焼却を行
う。なお、焼却釜14への外気の供給は、煙突の吸い込
みによる吸引力によりブロー22から外気が自然流入す
る。また、焼却釜14内で蒸発した悪臭を帯びた蒸気な
どは、煙突23の脱臭部により脱臭され外部に排出され
る。なお、屎尿等が少なくなると濃度が増し、燃える際
の臭気が強くなる。このため、バーナー21の炎により
臭気を燃焼させることにより、ほぼ無臭となる。さら
に、焼却釜14内の水分がなくなって、焼却釜14内の
温度が上昇して燃焼が始まった際にブロー22により空
気の供給の行い、焼却の促進を図り、屎尿等を完全に焼
却させる。
【0021】(8) そして、屎尿等の焼却が終了して電熱
ヒータ13への通電を切って、焼却釜14の温度がある
程度低下したときに、水供給管42から焼却釜14内に
水を供給する。このとき再度、電熱ヒータ13への電源
を入れる。そして、回転羽根28を回転しつつ加熱する
ことにより、楕円球40が焼却釜14の内周面や底面に
付着している塩分等を削り取りつつ、水に塩分等を溶か
し攪拌する。焼却釜14内部に水分が残った状態で、電
熱ヒータ13への通電を切る。そして、水分の温度が低
下したら、回転羽根28を回転させつつ焼却釜14内の
塩分等を含む残留物を集塵機30で吸引する。回転羽根
28は平面S字状に形成されているため、楕円球40が
中央に転動しようとするため、焼却釜14内の残留物も
中央に集められることとなり、集塵機30による吸引が
一層容易となる。なお、吸引された残留物は、濾過され
て、水は排出される。
ヒータ13への通電を切って、焼却釜14の温度がある
程度低下したときに、水供給管42から焼却釜14内に
水を供給する。このとき再度、電熱ヒータ13への電源
を入れる。そして、回転羽根28を回転しつつ加熱する
ことにより、楕円球40が焼却釜14の内周面や底面に
付着している塩分等を削り取りつつ、水に塩分等を溶か
し攪拌する。焼却釜14内部に水分が残った状態で、電
熱ヒータ13への通電を切る。そして、水分の温度が低
下したら、回転羽根28を回転させつつ焼却釜14内の
塩分等を含む残留物を集塵機30で吸引する。回転羽根
28は平面S字状に形成されているため、楕円球40が
中央に転動しようとするため、焼却釜14内の残留物も
中央に集められることとなり、集塵機30による吸引が
一層容易となる。なお、吸引された残留物は、濾過され
て、水は排出される。
【0022】(9) なお、焼却釜14内で屎尿等を焼却し
ているときにトイレを使用する(排便あるいは排尿す
る)際には、シャッター78の閉塞状態が保持されてい
るため、搬送筒70内に落下した屎尿等は焼却釜14方
向にスクリュコンベア72により送られて搬送筒70お
よび連結筒76内に溜められる。そして、焼却釜14で
の屎尿等の焼却が終了した際に、シャッター78が開
き、焼却中に溜められていた屎尿等が焼却釜14内に搬
送される。
ているときにトイレを使用する(排便あるいは排尿す
る)際には、シャッター78の閉塞状態が保持されてい
るため、搬送筒70内に落下した屎尿等は焼却釜14方
向にスクリュコンベア72により送られて搬送筒70お
よび連結筒76内に溜められる。そして、焼却釜14で
の屎尿等の焼却が終了した際に、シャッター78が開
き、焼却中に溜められていた屎尿等が焼却釜14内に搬
送される。
【0023】上記(1) 〜(9) に示すように、シャッター
18、78、スクリュコンベア72、焼却釜14等が公
知の電気的手段でコントローラにより制御されている。
なお、使用者は便器10に隣接して設けられた操作部1
1cにより所定の操作をすることができる。
18、78、スクリュコンベア72、焼却釜14等が公
知の電気的手段でコントローラにより制御されている。
なお、使用者は便器10に隣接して設けられた操作部1
1cにより所定の操作をすることができる。
【0024】図4は水洗式のトイレ装置の設置状態を示
す平面説明図である。図中、大きな円形の壁に囲まれた
部分がトイレハウス80である。このトイレハウス80
の内部は、仕切り壁81により男女に仕切られている。
図中、左が女子用、右が男子用である。女子用には洗面
台83を挟んで大便器が2個、男子用には大便器1個と
小便器2個との間に洗面台83が設けられている。焼却
釜14は、女子用のトイレおよび男子用のトイレにそれ
ぞれ設けられている。女子用のトイレの焼却釜を14
a、男子用のトイレの焼却釜を14bとする。
す平面説明図である。図中、大きな円形の壁に囲まれた
部分がトイレハウス80である。このトイレハウス80
の内部は、仕切り壁81により男女に仕切られている。
図中、左が女子用、右が男子用である。女子用には洗面
台83を挟んで大便器が2個、男子用には大便器1個と
小便器2個との間に洗面台83が設けられている。焼却
釜14は、女子用のトイレおよび男子用のトイレにそれ
ぞれ設けられている。女子用のトイレの焼却釜を14
a、男子用のトイレの焼却釜を14bとする。
【0025】女子用のトイレの各便器は、それぞれ図1
の便器と同様の構成でありそれぞれ10a、10bとす
る。各便器10a、10bと焼却釜14とは直列に配置
されている。そして、各便器10a、10bの屎尿落下
筒16、16は搬送筒70に連結している。搬送筒70
の先端は、焼却釜14aの連結筒76に連結している。
なお、搬送筒70内のスクリュコンベア72は、各便器
10a、10bの動作により駆動する。男子用のトイレ
の便器10は、図1に示す構造である。なお、2個の小
便器10c、10cは、連結パイプ71を介して搬送筒
70に連結されている。各洗面台83、83の排水は濾
過装置34に送られる。なお、本実施例では濾過装置3
4が各便器10a、10b、10に対応して設けられて
いるが、一箇所で集約するようにしても良い。
の便器と同様の構成でありそれぞれ10a、10bとす
る。各便器10a、10bと焼却釜14とは直列に配置
されている。そして、各便器10a、10bの屎尿落下
筒16、16は搬送筒70に連結している。搬送筒70
の先端は、焼却釜14aの連結筒76に連結している。
なお、搬送筒70内のスクリュコンベア72は、各便器
10a、10bの動作により駆動する。男子用のトイレ
の便器10は、図1に示す構造である。なお、2個の小
便器10c、10cは、連結パイプ71を介して搬送筒
70に連結されている。各洗面台83、83の排水は濾
過装置34に送られる。なお、本実施例では濾過装置3
4が各便器10a、10b、10に対応して設けられて
いるが、一箇所で集約するようにしても良い。
【0026】図4の焼却釜14a、14bの構成は上述
する構造と同様であるため説明を省略する。なお、第1
の開口15a、第2の開口15b、第3の開口15cお
よび点検口15dの配置は、図2とは若干異なってい
る。上記トイレハウス80の屋根を中央が低くなるよう
にして、雨水を集めて濾過装置34に供給するようにし
てもよい。
する構造と同様であるため説明を省略する。なお、第1
の開口15a、第2の開口15b、第3の開口15cお
よび点検口15dの配置は、図2とは若干異なってい
る。上記トイレハウス80の屋根を中央が低くなるよう
にして、雨水を集めて濾過装置34に供給するようにし
てもよい。
【0027】なお、上記実施例では水洗式のトイレ装置
について説明したが、水洗式のトイレ装置でなくても良
い。すなわち、上記実施例において、ロータンク11を
設けないとともに、屎尿落下筒16から分岐する分岐パ
イプ32を設けないようにしても良い。これに伴って濾
過装置34を設ける必要もない。このように構成するこ
とにより、使用時に、シャッター18を開き屎尿等を屎
尿落下筒16から搬送筒70に落下させ、上述するよう
にして焼却釜14に屎尿等を供給して焼却処分すれば良
い。なお、屎尿等には水分も含んでいるため、搬送筒7
0の内周面に屎尿等が付着することなく容易に搬送でき
る。また、使用時に、若干の水を供給するいわゆる簡易
水洗式のトイレ装置としても良い。この場合にも、上記
トイレ装置と同様に屎尿等を容易に焼却処理することが
できる。
について説明したが、水洗式のトイレ装置でなくても良
い。すなわち、上記実施例において、ロータンク11を
設けないとともに、屎尿落下筒16から分岐する分岐パ
イプ32を設けないようにしても良い。これに伴って濾
過装置34を設ける必要もない。このように構成するこ
とにより、使用時に、シャッター18を開き屎尿等を屎
尿落下筒16から搬送筒70に落下させ、上述するよう
にして焼却釜14に屎尿等を供給して焼却処分すれば良
い。なお、屎尿等には水分も含んでいるため、搬送筒7
0の内周面に屎尿等が付着することなく容易に搬送でき
る。また、使用時に、若干の水を供給するいわゆる簡易
水洗式のトイレ装置としても良い。この場合にも、上記
トイレ装置と同様に屎尿等を容易に焼却処理することが
できる。
【0028】上記各実施例では、便器と焼却釜とを異な
る位置に配置するようにしたが、例えば高層の建物にお
いて屎尿等を搬送筒70により搬送して焼却釜14に集
めて処理するようにしても良い。以上この発明の好適な
実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明の濾過装置
の構成、焼却釜の形状および構成、シャッターの開閉機
構など、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得ることはもちろんである。
る位置に配置するようにしたが、例えば高層の建物にお
いて屎尿等を搬送筒70により搬送して焼却釜14に集
めて処理するようにしても良い。以上この発明の好適な
実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明の濾過装置
の構成、焼却釜の形状および構成、シャッターの開閉機
構など、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得ることはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る水洗式のトイレ装置は上述
するように、便器と焼却釜とを搬送筒で連結することに
より、便器と焼却釜との配置を自由に設定することがで
きる。また、複数の便器から1つの焼却釜に屎尿等を搬
送するようにして処理することもできる。搬送筒内に搬
送手段として、スクリュコンベアを設けることにより屎
尿等の搬送が容易となる。また、搬送筒の焼却釜側を若
干高くするうことにより、屎尿落下側に若干の水分が溜
まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の搬送が容易に
なる。また、屎尿落下筒のシャッターから焼却釜までの
搬送路の中途部、特に連結筒の中途部にシッターを設け
たことにより、焼却釜で屎尿等を焼却しているときにト
イレを使用しても搬送筒内に屎尿等を溜めることができ
る。さらに、焼却釜に複数の便器から屎尿等が搬入され
るようにすると、効率的な屎尿等の処理ができる等の顕
著な効果を奏する。
するように、便器と焼却釜とを搬送筒で連結することに
より、便器と焼却釜との配置を自由に設定することがで
きる。また、複数の便器から1つの焼却釜に屎尿等を搬
送するようにして処理することもできる。搬送筒内に搬
送手段として、スクリュコンベアを設けることにより屎
尿等の搬送が容易となる。また、搬送筒の焼却釜側を若
干高くするうことにより、屎尿落下側に若干の水分が溜
まり乾燥することがなく、次回の屎尿等の搬送が容易に
なる。また、屎尿落下筒のシャッターから焼却釜までの
搬送路の中途部、特に連結筒の中途部にシッターを設け
たことにより、焼却釜で屎尿等を焼却しているときにト
イレを使用しても搬送筒内に屎尿等を溜めることができ
る。さらに、焼却釜に複数の便器から屎尿等が搬入され
るようにすると、効率的な屎尿等の処理ができる等の顕
著な効果を奏する。
【図1】本発明に係る水洗式のトイレ装置の概略説明図
である。
である。
【図2】焼却釜の平面図である。
【図3】焼却釜の蓋体を取った状態の平面図である。
【図4】本発明の水洗式のトイレ装置の設置状態を示す
説明図である。
説明図である。
10 便器 14 焼却釜 16 屎尿落下筒 18 シャッター 20 アクチュエータ 28 回転羽根 32 分岐パイプ 34 濾過装置 40 楕円球 70 搬送筒 76 モータ 78 シャッター
Claims (6)
- 【請求項1】 便器から垂直に下方に延びる屎尿落下筒
を設け、 該屎尿落下筒の中途部に、排尿・排便の際には屎尿落下
筒を開口させ、排尿・排便が終了した際に屎尿落下筒を
閉鎖させるシャッターを設け、 前記屎尿落下筒から落下する屎尿等を、屎尿等を焼却す
る焼却釜に搬送すべく、屎尿落下筒と焼却釜とを搬送筒
で連結するとともに、搬送筒内に屎尿等を焼却釜に搬送
する搬送手段を設けたことを特徴とするトイレ装置。 - 【請求項2】 便器を洗浄する洗浄水の供給部を設け、 屎尿落下筒を閉鎖させるシャッターの上方で屎尿落下筒
と分岐して、該シャッターが屎尿落下筒を閉鎖した際に
便器等の洗浄水を別途方向に流すようにした分岐パイプ
を設けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の水
洗式のトイレ装置。 - 【請求項3】 搬送手段として、搬送筒内にスクリュコ
ンベアを設けた請求項1または2記載のトイレ装置。 - 【請求項4】 搬送筒は、焼却釜側が若干高くなるよう
にしたことを特徴とする請求項1、2または3記載のト
イレ装置。 - 【請求項5】 屎尿落下筒のシャッターから焼却釜まで
の搬送路の中途部にシャッターを設けたことを特徴とす
る請求項1、2、3または4記載のトイレ装置。 - 【請求項6】 焼却釜に複数の便器から屎尿等が搬入さ
れるようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4
または5記載のトイレ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5051816A JPH06261840A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5051816A JPH06261840A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | トイレ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06261840A true JPH06261840A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12897430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5051816A Pending JPH06261840A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | トイレ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06261840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20080071232A (ko) * | 2007-01-30 | 2008-08-04 | 주식회사 이레코리아 | 간이 이동식 화장실에 장착되는 용변 이송장치. |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5051816A patent/JPH06261840A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20080071232A (ko) * | 2007-01-30 | 2008-08-04 | 주식회사 이레코리아 | 간이 이동식 화장실에 장착되는 용변 이송장치. |
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