JPH0459090A - 屎尿乾燥装置の清掃機構 - Google Patents

屎尿乾燥装置の清掃機構

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JPH0459090A
JPH0459090A JP2164594A JP16459490A JPH0459090A JP H0459090 A JPH0459090 A JP H0459090A JP 2164594 A JP2164594 A JP 2164594A JP 16459490 A JP16459490 A JP 16459490A JP H0459090 A JPH0459090 A JP H0459090A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浄化処理施設の無い屋外、船舶や電車等の交
通機関、密閉されてバキュームカーが入り込めないI・
ンネル内での7η物の処理を行う97j物乾燥装置に関
し、特に、汚物を乾燥させるための容器内に残留した塵
埃を自動的に清掃さセることかできる汚物乾燥装置の清
掃機構に関する。
〔従来の技術〕
人体から排出された尿尿は通常の家屋に才9いては、水
洗1〜イレ等により下水に放出するか、浄化槽に一時貯
留して浄化してから河川に放出するのが通例であった。
しかしながら、屋外で催しものをする場合、例えば運動
会、見本市、集会等の人員が多数繰り出す会場では、仮
設の便所を設LJることで尿尿の処理を行っていた。
従来における屋外や浄化施設の無い場所での尿尿の処理
では、移動できる仮設の便所が用いられていたがその多
くは、尿尿を収納する便槽を持し、人体から排出された
尿尿はこの便槽の中に蓄えられるのものであった。従っ
て、仮設便所を使用したあとでは、バキュームカー等に
よって貯留された座床を回収し、その後に処理しなけれ
ばならず、手数が掛かるものであった。
また、長距離を移動する電車、ハス、船舶等の交通機関
では、排泄された凍原を保管する専用のタンクを備えて
おり、このタンク内に座圧を収納し、化学薬品等で防臭
処理を行った後、終着駅や中継地点等でバキュームカー
で回収する方法が一般的であった。
このように、従来の仮設便所、あるいは移動できる交通
機関の厘尿の処理においては、人体より排泄されたまま
の状態で貯留し、その後回収して処理するものがほとん
どであり、非近代的であり、極めて非衛生であると言わ
ざるを得なかった。従って、長期に仮設便所を使用して
いると、排泄した原産がタンク内に残留し、悪臭の原因
となるばかりでなく作業員が処理作業を嫌がるため、仮
設便所の設置後のメンテナンスの近代化のためからも好
ましいのでなかった。
このような現状からして、従来より各種の衛生的に処理
する方法が考えられている。例えば、座圧とともに化学
薬品を投入し、殺菌及び防臭を行う方法がある。これは
新幹線等の交通機関に多く用いられているが、薬品がタ
ンク内で循環するため長期の使用ができず、薬品の使用
による経費が高くなる欠点があった。
また、ビニール等の袋に凍原を収納し、バッキングする
ことにより臭いの発散を防止する方法も考えられている
。しかし、−回の排泄においてかなり広い面積のビニー
ル袋を使用しなければならず、処理費用が高くなるとと
もに、後日ビニール袋から厘尿を分離するための処理が
煩わしく、かつその処理施設が大掛かりとなるものであ
った。
また、排泄された原産をバーナー等の火力で直接乾燥さ
せる方法も考えられている。しかしながら、深床の大部
分の成分は水分であるため、この水分を除去するために
は多くのエネルギーを必要としていた。また、従来のよ
うに単純に火力で焼却、乾燥させる方法では、−回の処
理時間が長くなるものであった。
このため、本願の出願人と同一の発明者は、原産を収納
する容器内に回転する羽根を設け、さらに容器には多数
の蓄熱体を収納させた深床処理装置を提案している。こ
の装置では、容器を外部がら加熱すると同時に羽根を回
転させることで迅速に原産を乾燥さセ、深床の大部分の
水分を蒸発させることができるものである。(例えば、
特馴昭63年124150号等) この新しく提案された凍原処理装置を利用すると、排泄
された座圧は容器内で加熱され、その成分な大部分の水
分は蒸発されて大気中に発散される。この場合、排気さ
れる水蒸気は触媒等で無臭化させ、人家が立ち込んでい
たり、人員が多数集合してるような場所であっても、悪
臭を発散させることがなく、環境保全の面からしても好
ましいものであった。
〔発明が解決しようとする課題] このように、密閉された容器内でW尿を乾燥させるのは
極めて衛生的である。しかしながら、加熱処理によって
乾燥された座圧には、水分以外の蒸発しない残留物が残
ることになる。また、用便後の紙、その他の繊維質が容
器内に投入された場合には、炭化してしまい、残留物と
して順次蓄積することになる。
前述のように、この容器は乾燥作業時δこおける悪臭を
防くため、外部から密閉されていて、容易には開けられ
ない構造となっている。このため、長期に渡ってこの厘
尿乾燥装置を使用していると、容器内に残留物が溜まり
、使用不可能となる恐れも生じてきた。このように、容
器内に残留物が蓄積した場合では、従来においては、一
定期間だけ使用した後に容器を分解し、手作業で容器内
に残っている座圧や紙類等の蒸発しない残留物を清掃し
ていた。しかしながら、外部がら気密になっていて、完
全に密閉されたタンクを分解することは保守上煩わしい
ものであるばかりでなく、保守作業のために仮設便所の
使用を停止させなければならず、利用効率が極めて悪い
のであった。
このような理由により、凍原処理装置において容器内の
残留物を自動的に除去し、清掃の手数を省く機構が望ま
れていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、汚物を収納する耐熱性のある容器と、この容
器を加熱して汚物を乾燥させる加熱手段と、容器内で収
納した汚物を撹拌する複数の羽根を持つ攪拌手段と、容
器内に収納された複数口の球形状をした蓄熱体と、この
容器内に空気を噴出するためのノズルと、容器から排出
された空気の中より塵埃を回収する集塵手段と、この集
塵手段に連通された触媒と加熱手段を内蔵した防臭手段
と、この防臭手段に接続されて空気を供給するパイプと
から構成されたことを特徴とする汚物処理装置の清掃機
構を提供するものである。
〔作用] 本発明では、便器より集められた座圧は、−時容器の中
に収納される。この容器に中には複数個の球形をした蓄
熱体が収納されており、容器を外部から加熱させると同
時に、攪拌羽根を回転させて蓄熱体を容器内で転動させ
ることで尿尿に熱を伝えて暴発、乾燥させることができ
る。そして、水蒸気となって余光した後に残った残留物
は、蓄熱体によって粉砕され、粉塵化される。
そして、尿尿の乾燥処理が完了したならば、容器の一部
より空気を圧縮して放出し、容器内に残っている残留物
を飛散させる。この飛散された塵埃は空気と共に集塵器
に移送され、この集塵器内で空気と微細な塵埃とに分離
され、塵埃だけは別途回収される。こうして、噴出され
た空気によって容器内の塵埃は吹き飛ばされるようにし
て清掃さる。この清掃の動作を一回の乾燥処理の後に一
回毎連続して動作させるごとにより、尿尿を収納する容
器内は常に清潔に保たれ、仮設便所を長期的な使用は可
能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
本実施例においては、本発明の深床乾燥装置を単体で自
由に移動さゼることかできる仮設便所1に応用した場合
に付いて説明する。
仮設便所1の外枠は、例えばプラスチックや強化合成樹
脂等で形成された箱状の形をしている。
この仮設便所1の底部分は地面に設置される基台2とな
っており、この基台2ば立方体形をしていて、この基台
2の上部には屋根を取り付けたハうス3が載置しである
。このハウス3の前面には、前方に開いて利用者がハウ
ス3内に出入りすることが出来るドアー4が取り付けで
ある。
この仮設便所1の内部であって基台2の上部の位置には
、深床乾燥装置5が取り付けてあり、この深床乾燥装置
5の上面には座圧を受げ止めるための便器6が固定しで
ある。また、基台2の側面には、集塵装置7(防臭の作
用も兼ねている)が取り付けてあり、この集塵装置7の
に部には水分を外囲に放出するための拡散パイプ8が取
り(−1けである。
次に、第2図は第1図で示した深床乾燥装置5の内部の
構造を示す断面図である。
この座床乾燥装置5はユニット状に組み立てられており
、外部は立方体形をした薄肉鋼板で形成された外箱11
より構成されている。この外箱11の上部は開口してい
て、この外箱11の上部開口には外蓋12が密着して固
着しである。そして、この外箱IIの外壁の内側には内
部に延びた支持板13が固着してあり、この支持板13
はステンレス、薄い鋼板等の耐熱性材料で形成されいる
。この支持板13には、その下部が半球形の曲面に形成
された乾燥釜14が固定してあり、この乾燥釜14は支
持板13によって外箱J1の内部空間に宙吊りになるよ
うに保持されている。
そして、この乾燥釜14の上部は開D Lでおり、この
上部開口には内蓋15が密着して固定してあり、乾燥釜
14は外部より気密に閉鎖されている。また、外箱11
と乾燥釜14の間の空間には断熱材料16を充填させて
あり、さらに、内蓋15と外12の間にも断熱材17を
充填させてあり、乾燥釜14は外部に熱を放出しないよ
うに断熱されている。また、この乾燥釜14の下部及び
外周には、電気を通電することによって発熱するヒータ
ー18が巻き廻してあり、このヒーター18によって乾
燥釜14ば加熱されることになる。
前記外箱12の中央と内蓋15の中央には、それぞれ軸
受け19.20がそれらの軸線が垂直となるように固定
してあり、この両軸受19.20には駆動軸21が回転
自在に軸支しである。この駆動軸21は細長い棒状をし
ており、やや垂直に立てられていて、そのF端は乾燥釜
14の底にまで延長するとともに、その上端は上蓋12
の上面より突出させである。そして、駆動軸21の下端
中央に形成した四部22は、乾燥釜14の底中央部に突
起させた凸部23に嵌め合わせてあり、この凸部23に
よって駆動軸21ば回転自在に保持されている。また、
この駆動軸21の下部の外周4カ所には、乾燥釜14の
曲面とほぼ同形状を四部の攪拌羽根25が取り付けてあ
り、各攪拌羽根25はそれぞれ90度づつ角度を離しで
ある。この駆動軸21と各撹拌羽根25との平面的な配
置は第3図に示される。
次に、前記駆動軸21の上端であって外蓋12のより上
部には、ウオームギヤー26が固着してあり、このウオ
ームギヤー26にはウオーム27が噛み合わせてあり、
ウオーム27にはスプロケトホイール28が連結しであ
る。そして、スプロケットホイール28にはチェーン2
9が巻き廻してあり、このチェーン29はスプロケット
ホイール304こ巻き廻しである。
そして、このスプロケットホイール30は外箱12の上
面に固定したモーター31によって回転されるものであ
り、モーター31の回転出力はスプロケットホイール3
0、チェーン29、スプロケットホイール28、ウオー
ム27、ウォー1、ギアー26を介して駆動軸21を回
転するように伝えられている。
次に、この乾燥釜I4の上部と便器6の間には、外蓋1
2、内蓋15を貫通して導入パイプ33が挿通されてい
る。この導入パイプ33は前記便器6とつながり、排泄
した座床が乾燥釜14内に投入されるようになっている
。そして、この導入パイプ33の途中には、水平方向に
移動できるシャター34が取り付けてあり、このシャタ
ー34は後述するモーターによって水平方向に移動され
るようになっている。
また、この外箱11の外部より乾燥釜14の内部には、
送風パイプ40が連結してあり、この送風パイプ40の
先端はやや下方に向けて細く絞ったノズル41が形成さ
れている。さらに、この乾燥釜14の上部側面であって
、前記送風パイプ40を設けたのとは反対の位置には乾
燥釜14の内部にある空気を排出するための排気パイプ
42が連結させてあり、この排気パイプ42は外箱11
より外部に連通させてある。
また、前記外箱11と乾燥釜14の間であって、外箱1
1の底付近に位置して、乾燥釜14の上昇温度を検知す
るための温度センサー43が設けである。
次に、第4図は本実施例における床法乾燥装置5と吸塵
装置7等のパイプの接続状況を示す配管図である。
前記送風パイプ42は、管路を三方に切り換えることの
できる切換弁45を介して送風機46が接続されている
。この送風機46の内部には、モーター47とファン4
8が収納されていて、外部からの空気を切換弁45に供
給するようになっている。そして、切換弁45の一方に
出力には、空気圧を調整するための調整弁49が接続さ
れており、調整弁49の一方には外囲につながれた放出
パイプ50が接続されており、調整弁49の他方には予
熱パイプ51が接続されている。
また、前記排気パイプ42にも三方に切り換えることが
できる切換弁53が接続されている。この切換弁53の
一方には、空気を強制的に旋回させることによって塵埃
と空気を分離するサイクロン弐の集塵機54が接続され
ていて、この集塵機54の下部には分離された塵埃を保
管する回収箱55が連結しである。そして、この集塵8
54の中央には、塵埃を分離した後の空気だけを流通さ
せる送気パイプ56が設けてあり、この送気パイプ56
は密閉した触媒箱57に連通させである。
そして、同時にこの触媒箱57の下部には、前記切換弁
53につながるバイパスパイプ58が接続されており、
さらに、触媒箱57の下部には前記予熱パイプ51も接
続されている。この触媒箱57の内部は空洞となってお
り、その下部には再加熱ヒーター59が固定してあり、
さらに触媒箱57の上部にはハニカム状に形成された白
金等を成分とする触媒60が充満させである。
さらに、この触媒箱57の上部には冷却バイブロ1が接
続してあり、冷却バイブロ1は下方にU字形に曲げられ
ていて、その先端は復水タンク62の内部にまで延長し
ている。この復水タンク62の内部には常時水を満たし
てあり、連結バイブロ1の下端間口はその水面より下方
に位置させである。この復水タンク62の側面にはラジ
ェター63のラジェターパイプ64が接続してあり、ラ
ジェターパイプ64の他方にはポンプ65を介して循環
パイプ66が接続してあり、この循環パイプ66の他方
は復水タンク62の底部に連結させである。
また、ラジェターパイプ64の下部には調水パイプ67
が接続されていて、この調水パイプ67の先端は上方に
向けて延長しており、その上端は復水タンク62の水面
と同じ高さ位置にある。そして、調水パイプ67の上端
には調整箱68が接続してあり、この調整箱6Bの底面
には回収バイブロ9が接続してあって、回収バイブロ9
にば水タンク70が接続しである。この水タンク70は
復水した水を収納しておくものであり、この水タンク7
0にはポンプ71を介して水洗パイプ72が接続してあ
り、この水洗パイプ72の先端は前記便器6の内部にま
で延長しており、その先端はノズル73となっている。
次に、前記復水タンク62の上部空間には放出パイプ7
5が接続されており、この放出パイプ75の上端にはエ
ジェクター76に接続されている。このエジェクター7
6の一方の開口にはモーター77、ファン78を収納し
た送風機79が接続してあり、エジェクター76の他方
の開口には、前記拡散パイプ8が接続されている。
次に、第5図は本実施例における制御回路を示すブロッ
ク図である。
この座床乾燥装置5の全体を制御するための主スィッチ
85、仮設便所1を使用した後に水洗をするための水洗
スイッチ86、乾燥動作のための乾燥スイッチ87はそ
れぞれ入力回路88に接続されている。この入力回路8
8の出力は制御回路89に接続されており、この制御回
路89には温度センサー43からの信号が入力している
。この制御回路89には、待機作動回路90、弁作動回
路91、乾燥回路92、水洗回路93がそれぞれ接続さ
れている。
この待機作動回路90には、モーター47.77および
ヒーター59が接続されている。そして、各部の動作を
規制する弁作動回路91には、切換弁45、調整弁49
、切換弁53が接続され、同時に前記シャタロ ー34を作動させるモーター94が接続されている。
そして、乾燥回路92には、モーター31.8oとポン
プ65が接続され、同時にヒーター18が接続されてい
る。さらに、水洗回路93にはポンプ71が接続されて
いる。
次に、本実施例の作用を説明する。
〈利用のための準備〉 まず、この仮設便所1を使用する前には、復水タンク6
2と水タンク70に一定量の水を収納しておき、モータ
ー94によってシャター34を開けておく。
このシャター34が開くことで、便器6と乾燥釜14と
は連通した状態にある。
そして、医尿乾燥装置5を待機させるために、制御回路
89における主スィッチ85を投入する。これにより、
座床乾燥装置5の各部は深尿処理のために待機状態とな
る。
く仮設便所1の利用〉 まず、用便しようとする人はドアー4を開けて仮設便所
1の中に入り、便器6に向かって排泄する。人体から排
泄された深尿は、便器6より導入パイプ33を介して落
下し、乾燥釜14の内部に貯留される。この貯留された
深尿は、大便と小便および紙などの物質に分類されるが
、これらは乾燥釜14内にある程度のilこなるまで貯
留される。
そして、この仮設便所1を使用した人が用便後に便器6
を清掃させるためには、水洗スイッチ86を押すことに
より行なう。水洗スイッチ86がらの信号は、入力回路
88、制御回路89を介して水洗回路93に伝えられ、
ポンプ71を一定時間駆動させる制御を行なう。このポ
ンプ71が駆動すると、水タンク70に収納されていた
水洗のための水が吸い上げられ、水洗パイプ72を介し
てノズル73より放出される。ノズル73から放出され
た水は便器6の内周を洗い、排泄物と同様に導入パイプ
33を介して乾燥釜14の内部に貯留される。
く深床の乾燥〉 このように、仮設便所1を利用者が順次使用するこ七に
より、乾燥釜14の内部には、排泄物が貯留されていく
ことになる。しかし、この乾燥釜14ばその大きさに限
度があるため、永久に排泄物を貯留することはできない
。このため、一定量以」−の座圧が乾燥釜】4内に貯留
されたならば、乾燥釜14内において凍原の乾燥の処理
を行なう。
この場合、まず乾燥スイッチ87を押すこよにより、乾
燥の動作を指示させる。この信号は、入力回路8Bを介
して制御回路89に伝えられる。すると、まず準備の動
作に取り掛かる。
く乾燥の準備〉 前述のように、乾燥スイッチ87が押されたことにより
、待機作動回路90が動作してモーター47.77およ
び再加熱ヒーター89を動作させる。同時に弁作動回路
91も作動し、切換弁45を予熱パイプ51側に倒すと
ともに切換弁53を排気パイプ42とバイパスパイプ8
5側に接続する。同時にモーター94を作動させてシャ
ター34を閉鎖し、乾燥釜14を密閉状態にさせる。前
記モーター47が作動するとファン48が従動し、風が
切換弁45の方向に送られる。
この切換弁45によって空気は調整弁49の方向に伝え
られるが、その一部は調整弁49より放出パイプ50に
伝えられて大気中に放出される。そして、放出パイプ5
0より一部流出して、減圧された空気は予熱パイプ51
より触媒箱57に流入する。この触媒箱57内にはヒー
ター59が収納されて、電流が流されているために発熱
しているが、この予熱パイプ51からの空気が触媒箱5
7の方向に送られることから、再加熱ヒーター59の熱
は触媒60方向に流動して触媒60が温められる。この
動作は、触媒60が冷たいままであると、臭気を含んだ
水蒸気が触媒60を通過しても酸化作用をセす、臭いが
そのまま外部に放出されることを防止させるためである
また、モーター77が作動することによってファン78
が駆動され、ファン78からの空気はエジェクター76
を介して拡散パイプ8に伝えられる。このめ、エジェク
ター76の中央ば負圧となり、放出パイプ75の空気が
引き出されて復水タンク62の空間にある空気は拡散パ
イプ8方向に吸引されることになる。
これらの動作によって、再加熱ヒーター59の熱で触媒
60を温めて、座床乾燥装置5を動作の準備処理を終わ
る。
〈乾燥の処理〉 次に、上記の準備のための一定時間が経過すると、制御
回路89より乾燥回路92に信号が伝えられ、本格的な
乾燥の作動が始まる。
すると、切換弁45は切り換えられ、送風パイプ40と
調圧弁49の何れの方向にも空気を送り出す。
切換弁45は双方に空気を送るため、ノズル41から放
出される空気量は少し弱ねれられ、乾燥釜14内に空気
を供給する。このノズル41から放出された空気は、乾
燥釜14を通過した後に、排気パイプ42、切換弁53
、バイパスパイプ58を通過して触媒箱57に流入する
そして、モーター80が作動することでファン81が従
動し、ラジェターパイプ64に冷たい風を送り、ラジェ
ターパイプ64を常時冷やす作動をする。また、ポンプ
65はラジェターパイプ64、循環パイプ66、復水タ
ンク62内の水を循環させ、ラジェターパイプ64で冷
やされた水を常時復水タンク62に戻させている。
また、ヒーター18に電流が通しられるので、このヒー
ター18が熱を発散して乾燥釜14の底の部分を加熱し
、乾燥釜14内に収納した座圧を加熱させる。この加熱
と同時に、モーター31が作動される。
このモーター31の回転出力はスプロケットホイール3
0を回転させることから、チヱーン29、スプロケット
ホイール28、ウオーム27、ウオームギヤー26を介
して、駆動軸21に伝えられることになる。
駆動軸21が回転することにより攪拌羽根25が回転し
、同時に蓄熱体24も乾燥釜14内で掻き回わされ、乾
燥釜14内の斥尿はその温度が均一になって上昇させら
れる。このヒーター18から伝えられる熱は、座圧ばか
りでなくこの蓄熱体24にも伝えられ、蓄熱体24も加
熱される。このため、蓄熱体24に保有された熱はその
表面に接触している座圧を加熱することになり、座圧の
乾燥を早めさせる作用をしている。そして、この攪拌羽
根25が回転することで、蓄熱体24が座圧と共に回転
するため座圧を細かく裁断し、乾燥の終了になるに従っ
て座圧の固形成分は粉骨化させる作用もする。
このような作用により、乾燥釜14内の斥尿はその成分
の大部分である水分が水蒸気として暴発され、この水蒸
気は乾燥釜14内に充満する。しかし、乾燥釜14には
ノズル41がら空気が常時送られているため、水蒸気は
排気パイプ42方向に移動させられ、切mr 弁53、
バイパスパイプ58を介して触媒箱57に移動する。
この触媒箱57内の再加熱ヒーター59は既に加熱して
いるため、移動してきた臭気を含んだ水蒸気は再加熱ヒ
ーター59によって高い温度に」二重され、次いで触媒
60に接触させられる。すると、触媒60では臭気の成
分であるアンモニア、尿素等を酸化させ、無臭に変化さ
せて冷却バイブロ1に伝える。
この冷却バイブロ1の下端は、前記復水タンク62に貯
留された水の表面より下部に位置しているため、水蒸気
を含んだ空気がこの水と接触すると冷却されることにな
る。この水蒸気はこの復水タンク62内の冷たい水によ
って冷却され、蒸留水に復水することになる。次いで、
冷却された空気成分だiJば放出パイプ75を介し、エ
ジェクター76の負圧で吸引され、拡散パイプ8より大
気中に放出される。
なお、乾燥釜14で茎発された水蒸気は、順次冷却バイ
ブロ1より放出されて冷却され、水となって復水するが
、この水の量が多くなるとその一部が調水パイプ67の
上部より、調水タンク68に放出され、回収バイブロ9
より水タンク70に流入し、水洗のための水として準備
させられることになる。
〈清掃の動作〉 上述のように、各機構を駆動させることにより、乾燥釜
14の内部心こある尿尿や紙などは蒸発させられ、最終
的に乾燥釜14内に残っているのは繊維質や紙等の炭化
物が粉状として残ることになる。これらの残留物が堆積
すると、乾燥釜14は乾燥の作用ができなくなるため、
次の凍原を処理する準備のため、乾燥釜14内を清掃し
ておかなければならない。この清掃の動作は、−回の乾
燥動作が完了する度に自動的に行なわれる。
すなわち、乾燥釜14内の水分の蒸発が完了すると乾燥
釜14の温度が上昇し、この温度の変化は温度センサー
43によって検知され、その信号は制御回路89に伝え
られる。この信号の入力により、制御回路89では乾燥
の動作が終了し、乾燥釜14内には固形物や繊維質の塵
埃が溜まっていることと判断する。
すると、制御回路89は乾燥回路90に信号を伝えてヒ
ーター18の通電を終了するとともに、切換弁53を切
り換えて、排気パイプ42と集塵機54とを接続させる
。その後、切換弁45を切り換えて送風機46と送風パ
イプ40を直結させ、送風機46からの送風量の全てを
送風パイプ40に伝え、ノズル41からは強力な送風量
で空気を乾燥釜14内に放出させる。
すると、ノズル41から噴出された空気は乾燥釜14内
に残留して粉末状となった灰や塵埃を吹き飛ばし、排気
パイプ42方向に流動させる。
また、エジェクター76によって、放出パイプ75、冷
却バイブロ1、触媒箱57の空気は負圧で吸引されてい
ることから、この排気パイプ42からの空気はノズル4
1からの噴出された空気と共に塵埃を含んだ空気は全て
集塵機54に流動させられる。この集塵機54はサイク
ロン式の二重筒の構造となっており、その二重筒となっ
た空間で空気が強力に旋回させられ、比重の大きい塵埃
は下部の塵埃箱55に落下し、空気のみが送気パイプ5
6より触媒箱57に流動することになる。そして、空気
は前述のように冷却バイブロ1、復水クンクロ2を介し
て放出パイプ75より拡散パイプ8に伝えられる。
このように、一定時間、ノズル41から清掃のための強
力な空気が放出されたならば、タイマー等によって清掃
の動作を自動的に終了させる。
〈便器6の使用のための復帰〉 このようにして、尿尿の乾燥と乾燥釜14内部の清掃が
連続して行なわれると、仮設便所1は次に使用する大の
ために待機しなければなえない。
前述のように、制御回路89はタイマー等によって清掃
の動作が終了したと判断したならば、待機作動回路90
を停止し、モーター47.77、再加熱ヒーター59の
動作を停止させる。同時に、乾燥回路92を停止させて
、モーター31.80、ポンプ65、ヒーター18の動
作を停止さセる。また、切換弁45.53および調圧弁
49を切り換えて、最初の状態に復帰させる。そして、
モーター94を作動させてシャS ツタ−34を移動させ、導入パイプ33を開放すること
により、便器6と乾燥釜14とを連通させる。こうして
、次の使用者のために仮設便所1を待機させることにな
る。
〔発明の効果〕
本発明は」二連の構成したので、従来においては排泄し
た凍原の処理をバキュームカー等により回収しなけらば
ならなかったが、乾燥釜に収納した尿尿の水分を蒸発さ
せることで衛生的に、しかも臭いを発生させずに処理さ
せることができる。
そして、乾燥釜の内部で乾燥させた後に残った塵埃や燃
えない灰等については、空気圧によって自動的に清掃さ
せることができる。このため、従来のように清掃だけの
メンテナンスの作業が不要となり、仮設便所を設置した
場所で長期に渡り使用をすることができる。
さらに、待機状態のときには触媒は常時温められている
ので、乾燥の動作に移行しても臭気を酸化させて臭いを
外部に放出することが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における凍原乾燥装置の清掃機構を仮設
便所に応用した例を示す外観斜視図、第2図は床法乾燥
装置の内部の構造を示す断面図、第3図は同上の攪拌羽
根の取り付は状態を示す平面図、第4図は乾燥処理装置
と集塵装置等のシステムのパイプの接続状況を示す配管
図、第5図は同上の制御系を示すブロック図、第6図は
同上の動作の流れを示すフローチャートである。 14・・・容器としての乾燥釜、24・・・蓄熱体、2
5・・・攪拌手段としての攪拌羽根、41・・・ノズル
、54・・・集塵機、55・・・塵埃箱。 特許出願人 株式会社 彦間製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 汚物を収納する耐熱性のある容器と、この容器を加熱し
    て汚物を乾燥させる加熱手段と、容器内で収納した汚物
    を攪拌する複数の羽根を持つ撹拌手段と、容器内に収納
    された複数口の球形状をした蓄熱体と、この容器内に空
    気を噴出するためのノズルと、容器から排出された空気
    の中より塵埃を回収する集塵手段と、この集塵手段に連
    通された触媒と加熱手段を内蔵した防臭手段と、この防
    臭手段に接続されて空気を供給するパイプとから構成さ
    れたことを特徴とする汚物処理装置の清掃機構。
JP2164594A 1990-06-22 1990-06-22 屎尿乾燥装置の清掃機構 Expired - Lifetime JPH07115008B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05317844A (ja) * 1992-05-20 1993-12-03 Ogawa Kankyo Kenkyusho:Kk 廃液処理方法及び装置
JP2005254133A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Sanyu Kogyo Kk 脱臭装置及びそれを用いた焼却式トイレ設備並びに廃棄物の焼却設備

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JPH0240281A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Hikoma Seisakusho Kk 屎尿乾燥装置

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