JPH06261788A - 光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法 - Google Patents

光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法

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JPH06261788A
JPH06261788A JP5077469A JP7746993A JPH06261788A JP H06261788 A JPH06261788 A JP H06261788A JP 5077469 A JP5077469 A JP 5077469A JP 7746993 A JP7746993 A JP 7746993A JP H06261788 A JPH06261788 A JP H06261788A
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JP
Japan
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represented
carbon atoms
formula
alkyl group
trialkylsilylethynyl
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Application number
JP5077469A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takano
誠一 高野
Kuniro Ogasawara
国郎 小笠原
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−
2−シクロアルケノールの新規な製造方法、及びそれを
用いたビンカミンの新規な製造方法を提供する。 【構成】 ラセミ体にリパーゼを作用し光学分割するこ
とにより光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2
−シクロアルケノールを得る。 【効果】 本発明によれば、温和な条件で光学活性体が
製造できる。すなわち、危険な化合物を使用しないで、
室温で全ての反応が行え、効率よく両鏡像体とも製造す
ることができる。本発明方法によれば光学活性体から高
い収率でビンカミンが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学活性2−トリアル
キルシリルエチニル−2−シクロアルケノールの新規な
製造方法、及びそれを用いたビンカミンの新規な製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学活性2−トリアルキルシリルエチニ
ル−2−シクロアルケノールは有用化合物の合成原料と
して価値のあるものである。例えば(+)−2−トリメ
チルシリルエチニル−2−シクロアルケノールを出発物
質に用いた1,25−ジヒドロキシカルシフェロールの
製造方法が開示されている(カバら、テトラヘドロン・
レターズ、32、2343(1991))。
【0003】光学活性2−トリアルキルシリルエチニル
−2−シクロアルケノールの製造方法としては、たとえ
ばシクロペンテノンから光学活性オギザザボロリジン触
媒を用いた不斉還元により得る方法が開示されている
(カバら、テトラヘドロン・レターズ、32、2343(199
1))。
【0004】
【化23】
【0005】また、ビンカミンの製造法としてクーエン
らの方法(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサエティー、86、2946(1964))、およびハーマン
らの方法(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサエティー、96、3702(1974))が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カバら
の方法は触媒の調製が難しい、ボランTHF錯体の危険
性が高い、反応を完全な禁水系で行う必要がある、など
工業的に不利な製造方法である。また、クーエンらの方
法ではラセミ体が得られるのみであり、ハーマンらの方
法は極めて効率が悪い。
【0007】このため温和な条件で実施できる新規な光
学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロア
ルケノール、及びビンカミンの製造方法が望まれてい
た。本発明者らはかかる問題点を解決するために鋭意努
力した結果、ラセミ体の2−トリアルキルシリルエチニ
ル−2−シクロアルケノール、ないしラセミ体の3−ア
ルカノイルオキシ−2−トリアルキルシリルエチニルシ
クロアルケンにリパーゼを作用し光学分割することによ
り光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シク
ロアルケノールが好適に得られることを見いだし本発明
を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第一
は、次式(1):
【0009】
【化24】
【0010】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4のアルキル基を、Aは
水素原子または炭素数2から11のアシル基を示す。)
で表される(±)−2−トリアルキルシリルエチニル−
2−シクロアルケノールあるいは(±)−3−アルカノ
イルオキシ−2−トリアルキルシリルエチニルシクロア
ルケンをリパーゼの存在下でエステル化あるいは加水分
解に付し、生成した光学活性アルコールの立体配置を反
転させることを特徴とする光学活性2−トリアルキルシ
リルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法であ
る。
【0011】また、本発明の第二は、次式(2):
【0012】
【化25】
【0013】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4のアルキル基を示
す。)で表される(±)−2−トリアルキルシリルエチ
ニル−2−シクロアルケノールにリパーゼ、エステルを
作用し次式(3)で示される(−)−アルコール:
【0014】
【化26】
【0015】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4のアルキル基を示
す。)および次式(4)で示される、対掌体の(+)−エ
ステル:
【0016】
【化27】
【0017】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1か
ら10のアルキル基を示す。)の混合物としたのち、この
混合物にアゾジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフ
ォスフィン、酸を作用し、前記式(4)で示される(+)
−エステルとし、更に脱エステル化することを特徴とす
る、式(5):
【0018】
【化28】
【0019】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4のアルキル基を示
す。)で示される(+)−2−トリアルキルシリルエチ
ニル−2−シクロアルケノールの製造方法である。ま
た、本発明の第三は、次式(6):
【0020】
【化29】
【0021】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1か
ら10のアルキル基を示す。)で表される(±)−3−ア
ルカノイルオキシ−2−トリアルキルシリルエチニルシ
クロアルケンにリパーゼ、緩衝溶液を作用し前記式(5)
で示される(+)−アルコールおよび次式(7)で示され
る、対掌体の(−)−エステル:
【0022】
【化30】
【0023】(ただし上式において、nは1から4を、
1、R2、R3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1か
ら10のアルキル基を示す。)の混合物としたのち、この
混合物にアゾジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフ
ォスフィン、酸を作用し、前記式(7)の(−)−エステ
ルとし、更に脱エステル化することを特徴とする、前記
式(3)で示される(−)−2−トリアルキルシリルエチ
ニル−2−シクロアルケノールの製造方法である。
【0024】また、本発明の第四は、前記式(2)で表さ
れる(±)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シ
クロアルケノールにリパーゼ、エステルを作用し前記式
(3)で示される(−)−アルコールおよび前記式(4)で
示される、対掌体の(+)−エステルの混合物としたの
ち、この混合物にアゾジカルボン酸ジアルキル、トリフ
ェニルフォスフィン、酸を作用し、前記式(4)の(+)
−エステルとすることを特徴とする(+)−2−トリア
ルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールの製造
方法である。
【0025】また、本発明の第五は、前記式(6)で表さ
れる(±)−3−アルカノイルオキシ−2−トリアルキ
ルシリルエチニルシクロアルケンにリパーゼ、緩衝溶液
を作用し前記式(5)で示される(+)−アルコールおよ
び前記式(7)で示される、対掌体の(−)−エステルの
混合物としたのち、この混合物にアゾジカルボン酸ジア
ルキル、トリフェニルフォスフィン、酸を作用し、前記
式(7)の(−)−エステルとすることを特徴とする
(−)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
アルケノールの製造方法である。
【0026】また、本発明の第六は、前記式(2)で表さ
れる(±)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シ
クロアルケノールにリパーゼ、エステルを作用し前記式
(3)で示される(−)−アルコールおよび前記式(4)で
示される、対掌体の(+)−エステルとすることを特徴
とする光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−
シクロアルケノールの製造方法である。
【0027】また、本発明の第七は、前記式(6)で表さ
れる(±)−3−アルカノイルオキシ−2−トリアルキ
ルシリルエチニルシクロアルケンにリパーゼ、緩衝溶液
を作用し前記式(5)で示される(+)−アルコールおよ
び前記式(7)で示される対掌体の(−)−エステルとす
ることを特徴とする光学活性2−トリアルキルシリルエ
チニル−2−シクロアルケノールの製造方法である。
【0028】また、本発明の第八は、光学活性2−トリ
アルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールにア
ゾジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフォスフィ
ン、酸を作用しエステル化することを特徴とする光学活
性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケ
ノールの立体配置の反転方法である。また、本発明の第
九は、光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−
シクロアルケノールを出発物質に用いることを特徴とす
る次式(8):
【0029】
【化31】
【0030】で示されるビンカミンの製造方法である。
本発明は次の経路で実施される。まず、ラセミ体の2−
トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノール
(2)にリパーゼの存在下、エステルを作用し(+)体の
みをエステル化することにより、(−)−アルコール
(3)および(+)−エステル(4)の混合物が得られる。
【0031】ここで使用するリパーゼとしては上記のエ
ステル化能を有するものであればいずれのものでも使用
できるが、特にシュウドモナス菌由来のリパーゼすなわ
ちリパーゼPS、リパーゼP、リパーゼCES、リパー
ゼBが好ましい。使用するエステルとしては酢酸アルキ
ル、プロピオン酸アルキルのごとき脂肪酸アルキル、エ
チレングリコールのごときグリコール類、トリアセチ
ン、トリカプロインのごときトリグリセライド、酢酸ビ
ニル、カプロン酸ビニルのごときビニルエステルが使用
できる。中でも反応速度が早い、生成したアルコールが
ホルムアルデヒドとして系外に除外されるという理由か
ら、ビニルエステルの使用が好ましい。
【0032】反応温度は室温で充分であるが温度を変え
ることによって反応時間を短縮することができる。基質
が固体である場合は溶媒が必要である。使用する溶媒と
しては基質を溶解する能力を有するものであればいずれ
のものでもよいがトルエンが好適である。使用するラセ
ミ体の基質(2)のシリル基としてはいずれのトリアルキ
ルシリル基でもよいが、汎用で使用されているトリメチ
ルシリル基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチル
シリル基、トリプロピルシリル基、トリイソプロピルシ
リル基を使用して何等差し支えない。
【0033】使用したリパーゼは濾別し再使用すること
ができる。この様にして得た(−)−アルコール(3)お
よび(+)−エステル(4)の混合物からそれぞれ(−)
−アルコール(3)、(+)−エステル(4)を取り出すこ
とによって光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−
2−シクロアルケノールおよびそのエステルを得ること
ができる。しかしながら、上記混合物に酸、トリフェニ
ルフォスフィン、アゾジカルボン酸ジエステルを加え
(−)−アルコール(3)のみ立体反転を伴うエステル化
に供することによって上記混合物全てを(+)−エステ
ル(4)に変換することができる。
【0034】ここで使用するアゾジカルボン酸ジエステ
ルとしては、アゾジカルボン酸ジベンジル、アゾジカル
ボン酸ジエチル、アゾジカルボン酸ジイソプロピル、ア
ゾジカルボン酸ジメチルが好適である。(+)−エステ
ル(4)は塩基性条件下加水分解ないし還元的脱エステル
化により(+)−アルコール(5)へと変換できる。
【0035】更に、ラセミ体の3−アルカノイルオキシ
−2−トリアルキルシリルエチニルシクロアルケン(6)
にリパーゼの存在下、水を作用し(+)体のみを加水分
解することにより(+)−アルコール(5)および(−)
−エステル(7)の混合物が得られる。ここで使用するリ
パーゼとしては上記の加水分解能を有するものであれば
いずれのものでも使用できるが、特にシュウドモナス菌
由来のリパーゼすなわちリパーゼPS、リパーゼP、リ
パーゼCES、リパーゼBが好ましい。
【0036】反応温度は室温で充分であるが温度を変え
ることによって反応時間を短縮することができる。反応
系中はpH7前後であることが好ましい。pHの調整に
は緩衝溶液を用いることが好適である。反応時間を短縮
するために、反応溶液中に水と混和する有機溶媒を適当
量混合することが好ましい。混合する有機溶媒としては
アセトンが好適である。
【0037】この様にして得た(+)−アルコール(5)
および(−)−エステル(7)の混合物からそれぞれ
(+)−アルコール(5)、(−)−エステル(7)を取り
出すことによって光学活性2−トリアルキルシリルエチ
ニル−2−シクロアルケノールおよびそのエステルを得
ることができる。しかしながら上記混合物に酸、トリフ
ェニルフォスフィン、アゾジカルボン酸ジエステルを加
え(+)−アルコール(5)のみ立体反転を伴うエステル
化に供することによって上記混合物全てを(−)−エス
テル(7)に変換することができる。
【0038】ここで使用するアゾジカルボン酸ジエステ
ルとしては、アゾジカルボン酸ジベンジル、アゾジカル
ボン酸ジエチル、アゾジカルボン酸ジイソプロピル、ア
ゾジカルボン酸ジメチルが好適である。(−)−エステ
ル(7)は塩基性条件下加水分解ないし還元的脱エステル
化により(−)−アルコール(3)へと変換できる。
【0039】この様にして得られた光学活性2−トリメ
チルシリルエチニル−2−シクロアルケノール(3)ない
し(5)の光学純度は再結晶を行うことにより簡単に99%
ee以上とすることができる。再結晶溶媒としてはノルマ
ルペンタンが好適である。原料となる(±)−2−トリ
アルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノール(1)
および(±)−3−アルカノイルオキシ−2−トリアル
キルシリルエチニルシクロアルケン(6)は文献に従い次
の経路により好適に合成できる(カバら、テトラヘドロ
ン・レターズ、32、2343(1991))。
【0040】
【化32】
【0041】すなわち、2−シクロアルカノン(9)を
ヨウ素化(10)、還元して得た2−ヨウ化−2−シクロ
アルケノール(11)とトリアルキルシリルアセチレンを
カップリングすることにより(±)−2−トリアルキル
シリルエチニル−2−シクロアルケノール(2)が得ら
れる。また、これをエステル化することにより(±)−
3−アルカノイルオキシ−2−トリアルキルシリルエチ
ニルシクロペンテン(6)が得られる。
【0042】
【化33】
【0043】また光学活性2−トリアルキルシリルエチ
ニル−2−シクロペンタノール((3)においてn=1 のも
の)を出発物質に用いて上記の経路でビンカミン(8) が
製造できる。すなわち、臭化アセタール体(12)とした
のち環化し(13)とする。次にシリル基を除去しエステ
ル基を導入し(14)としたのちアルキン部を環元し(1
5)とする。このものを一担ラクトン体(16)としたの
ち開環し、アミド体(17)とする。アミド体(17)は既
知の方法(高野誠一ら、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカ
ル・ソサエティー・ケミカル・コミュニケーションズ,
156 (1986)) でビンカミン(8)に誘導できる。
【0044】
【発明の効果】本発明の方法により温和な条件で光学活
性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケ
ノールが製造できる。すなわち、危険な化合物を使用し
ない、室温で全ての反応が行える。本発明の方法によれ
ば両鏡像体とも製造することができる。
【0045】本発明の方法の収率が高い。例えば(±)
−2−トリメチルシリルエチニル−2−シクロペンテノ
ールから(+)−2−トリメチルシリルエチニル−2−
シクロペンテノールが73.5%の収率で(実施例3)、
(±)−3−アセチルオキシ−2−トリメチルシリルエ
チニルシクロペンテンから(−)−2−トリメチルルシ
リルエチニル−2−シクロペンテノールが75%の収率で
(実施例4)得られる。
【0046】本発明の方法によれば光学活性2−トリア
ルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールよりビ
ンカミンが効率よく得られる。
【0047】
【実施例】以下、更に本発明を代表的な実施例により具
体的に説明する。 実施例1.(±)−2−トリメチルシリルエチニル−2
−シクロペンテノール((2)においてnが1、R1、R2
3 がメチル基であるもの)の光学分割 (±)−2−トリメチルシリルエチニル−2−シクロペ
ンテノール((2)においてnが1、R1 、R2 、R3 がメ
チル基であるもの)131 ミリグラム(0.726 ミリモル)
のトルエン8ml溶液に酢酸ビニル0.13ミリリットル(1.
45ミリモル)、リパーゼPS(天野製薬社製)73ミリグ
ラムを加え30℃で2日間攪はんした。
【0048】反応液よりリパーゼPSを濾別したのち、
減圧下溶媒を留去し得られた残留物をカラムクロマトグ
ラフィーに付し(+)−アセテート((4)においてnが
1、R1、R2、R3、R4 がメチル基であるもの)77.3
ミリグラム(収率48%)、および(−)−アルコール
((3)においてnが1、R1、R2、R3がメチル基である
もの)61.3ミリグラム(収率47%)を得た。(−)−ア
ルコール((3)においてnが1、R1、R2、R3 がメチル
基であるもの)をノルマルペンタンより再結晶し無色プ
リズム晶を得た。
【0049】(+)−アセテート((4)においてnが1、
1、R2、R3、R4 がメチル基であるもの) [α]D 27 +52.4°(c 1.00, CHCl3) IRνmax (film) cm-1:2960, 2152, 1738.1 H−NMR(CDCl3)δ:0.18(s, 9H), 1.89-2.53(m, 4
H), 2.08(s, 3H),5.72-5.79(m, 1H), 6.36-6.39(m, 1
H). MS m/e:222 (M+), 207, 162 (100%). Hi−MS m/e:実測値 220.1038,計算値 222.1075 (C
12H18O2Si (M+))
【0050】(−)−アルコール((3)においてnが1、
1、R2、R3 がメチル基であるもの) mp.43℃ [α]D 30 −19.8°(c 0.58, CHCl3) IRνmax (nujol)cm-1:3358, 2960, 2146.1 H−NMR(CDC13)δ:0.20(s,9H), 1.59-1.95(m, 2
H), 2.18-2.58(m, 3H),4.72-4.90(m, 1H), 6.22-6.28
(m, 1H). MS m/e:180(M+), 165, 99(100%). Hi−MS m/e: 実測値 180.0996,計算値 180.0970 (C
10H16OSi(M+))
【0051】また(−)−アルコール((3)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)の光学純度
はキラルセルOJ(ダイセル工業社製)を使用したHP
LCにより99%以上と決定した。溶媒2v/v%イソプ
ロパノール/ヘキサン。上で得た(+)−アセテート
((4)においてnが1、R1、R2、R3、R4 がメチル基
であるもの)46ミリグラム(0.207ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン3ミリリットル溶液に氷冷下水素化リチウム
アルミニウム16ミリグラム(0.430ミリモル)を加え5分
間攪はんした。水、セライト、ジクロロメタンを加え室
温で更に12時間攪はんした。
【0052】反応液より不溶物を濾別し、減圧下溶媒を
留去し得られた残留物をカラムクロマトグラフィ−に付
し(+)−アルコール((5)においてnが1、R1
2 、R3がメチル基であるもの)31.7ミリグラム(収
率85%)を得た。ノルマルヘプタンより再結晶し無色プ
リズム晶を得た。
【0053】 mp.43.5℃, [α]D 30 +19.5°(c 0.59 ,CHC13) また、本化合物のスペクトルデータは先に合成した
(−)−アルコール((3)において、nが1、R1、R2
3 がメチル基であるもの)のそれと完全に一致した。
また(+)−アルコール((5)においてnが1、R1
2、R3 がメチル基であるもの)の光学純度はキラル
セルOJ(ダイセル工業社製)を使用したHPLCによ
り99%以上と決定した。溶媒2v/v%イソプロパノー
ル/ヘキサン。
【0054】実施例2.(±)−3−アセトキシ−2−
トリメチルシリルエチニルシクロペンテン((6)において
nが1、R1、R2、R3、R4 がメチル基であるもの)
の光学分割 (±)−3−アセトキシ−2−トリメチルシリルエチニ
ルシクロペンテン((6)においてnが1、R1、R2
3、R4 がメチル基であるもの)81.7ミリグラム(0.3
68 ミリモル)、0.1 Nリン酸緩衝液4ミリリットル、
アセトン0.5 ミリリットル、リパーゼPS(天野製薬社
製)37ミリグラムの混合物を30℃で2日間攪はんした。
【0055】エーテルを加え抽出したのち水、飽和食塩
水で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無水
硫酸マグネシウムを濾別したのち、減圧下溶媒を留去し
得られた残留物をカラムクロマトグラフィーに付し
(−)−アセテート((7)においてnが1、R1、R2、R
3、R4 がメチル基であるもの)37.7ミリグラム(収率4
6%)、および(+)−アルコール((5)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)28.5ミリグ
ラム(収率43%)を得た。
【0056】(+)−アルコール((5)においてnが1、
1、R2、R3 がメチル基であるもの)をノルマルペン
タンより再結晶し無色プリズム晶を得た。(−)−アセ
テート((7)においてnが1、R1、R2、R3、R4 がメ
チル基であるもの) [α]D 29 −53.6°(c 1.08, CHC13) 各種スペクトルデータは実施例1で得たそれと完全に一
致した。
【0057】(+)−アルコール((5)においてnが1、
1、R2、R3 がメチル基であるもの) mp.43.5℃ [α]D 32 +19.5°(c 0.80, CHC13) 各種スペクトルデータは実施例1で得たそれと完全に一
致した。
【0058】また(+)−アルコール((5)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)の光学純度
はキラルセルOJ(ダイセル工業社製)を使用したHP
LCにより99%以上と決定した。溶媒2v/v%イソプ
ロパノール/ヘキサン。上で得た(−)−アセテート
((7)においてnが1、R1、R2、R3、R4 がメチル基
であるもの)43.9ミリグラム(0.198 ミリモル)を実施
例1と同様な方法で還元し(−)−アルコール((3)にお
いてnが1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)3
0.6ミリグラム(収率86%)を得た。ノルマルペンタン
より再結晶し無色プリズム晶を得た。
【0059】 mp.43.5℃,[α]D 29 −19.4°(c 1.19, CHC13) また(−)−アルコール((3)においてnが1、R1
2、R3 がメチル基であるもの)の光学純度はキラル
セルOJ(ダイセル工業社製)を使用したHPLCによ
り99%以上と決定した。溶媒2v/v%イソプロパノー
ル/ヘキサン。
【0060】実施例3.(+)−2−トリメチルシリル
エチニル−2−シクロペンテノール((5)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)の合成 (±)−2−トリメチルシリルエチニル−2−シクロペ
ンテノール((2)においてnが1、R1 、R2 、R3 がメ
チル基であるもの)43ミリグラム(0.238 ミリモル)の
トルエン3ml溶液に酢酸ビニル40ミリグラム(0.476 ミ
リモル)、リパーゼPS(天野製薬社製)24ミリグラム
を加え30℃で5日間攪はんした。
【0061】反応液よりリパーゼPSを濾別したのち、
濾液にトリフェニルフォスフィン49ミリグラム(0.190
ミリモル)、酢酸11ミリグラム(0.190ミリモル)、ア
ゾジカルボン酸ジイソプロピル38ミリグラム(0.190ミ
リモル)を順次加え室温で1時間攪はんした。減圧下溶
媒を留去し得られた残留物を実施例1、2の方法と同様
に還元し、更にカラムクロマトグラフィーに付し(+)
−アルコール((5)においてnが1、R1 、R2 、R3
メチル基であるもの)38.6ミリグラム(収率91%)を得
た。キラルセルOJ(ダイセル工業社製)を使用したH
PLCによりこのものの光学純度が84.2%eeであること
がわかった。溶媒2v/v%イソプロパノール/ヘキサ
ン。
【0062】更に(+)−アルコール((5)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)をノルマル
ペンタンより再結晶し無色プリズム晶として光学純度99
%以上の(+)−アルコール((5)においてnが1、
1 、R2 、R3 がメチル基であるもの)31.5ミリグラ
ム(収率73.4%)を得た。 mp.43.5℃、[α]D 30 +19.5°(c 0.59, CHC13) また、各種スペクトルデ−タは実施例1で得たそれと完
全に一致した。
【0063】実施例4. (−)−2−トリメチルシリル
エチニル−2−シクロペンテノール((3)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)の合成 (±)−3−アセトキシ−2−トリメチルシリルエチニ
ルシクロペンテン((6)において、nが1、R1、R2、R
3、R4 がメチル基であるもの)80ミリグラム(0.36ミ
リモル)、0.1 Nリン酸緩衝液4ミリリットル、アセト
ン0.5 ミリリットル、リパーゼPS(天野製薬社製)36
ミリグラムの混合物を30℃で2日間攪はんした。
【0064】エ−テルを加え抽出したのち水、飽和食塩
水で順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥した。無水
硫酸マグネシウムを濾別したのち、減圧下溶媒を留去し
た。得られた残留物にトルエン3ミリリットル、トリフ
ェニルフォスフィン76ミリグラム(0.28ミリモル)、酢
酸17ミリグラム(0.28ミリモル)、アゾジカルボン酸ジ
イソプロピル58ミリグラム(0.28ミリモル)を順次加え
室温で1時間攪はんした。減圧下溶媒を留去し得られた
残留物を実施例1、2の方法と同様に還元し、更にカラ
ムクロマトグラフィーに付し(−)−アルコール((3)に
おいてnが1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)
57ミリグラム(収率87%)を得た。キラルセルOJ(ダ
イセル工業社製)を使用したHPLCによりこのものの
光学純度が89%eeであることがわかった。溶媒2v/v
%イソプロパノール/ヘキサン。
【0065】更に(−)−アルコール((3)においてnが
1、R1、R2、R3 がメチル基であるもの)をノルマル
ペンタンより再結晶し無色プリズム晶として光学純度99
%以上の(−)−アルコール((3)においてnが1、
1、R2、R3 がメチル基であるもの)48ミリグラム
(収率75%)を得た。 mp.43.5℃、[α]D 28 −19.3°(c 0.57, CHC13) また、各種スペクトルデータは実施例1で得たそれと完
全に一致した。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(1): 【化1】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を、Aは水素原子また
    は炭素数2から11のアシル基を示す。)で表される
    (±)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
    アルケノールあるいは(±)−3−アルカノイルオキシ
    −2−トリアルキルシリルエチニルシクロアルケンをリ
    パーゼの存在下でエステル化あるいは加水分解に付し、
    生成した光学活性アルコールの立体配置を反転させるこ
    とを特徴とする光学活性2−トリアルキルシリルエチニ
    ル−2−シクロアルケノールの製造方法。
  2. 【請求項2】 次式(2): 【化2】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)で表される
    (±)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
    アルケノールにリパーゼ、エステルを作用し次式(3)で
    示される(−)−アルコール: 【化3】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)および次式
    (4)で示される、対掌体の(+)−エステル: 【化4】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)の混合物としたのち、この混合物にアゾ
    ジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフォスフィン、
    酸を作用し、前記式(4)で示される(+)−エステルと
    し、更に脱エステル化することを特徴とする、式(5): 【化5】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)で示される
    (+)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
    アルケノールの製造方法。
  3. 【請求項3】 次式(6): 【化6】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)で表される(±)−3−アルカノイルオ
    キシ−2−トリアルキルシリルエチニルシクロアルケン
    にリパーゼ、緩衝溶液を作用し次式 (5)で示される
    (+)−アルコール: 【化7】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)および次式
    (7)で示される、対掌体の(−)−エステル: 【化8】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)の混合物としたのち、この混合物にアゾ
    ジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフォスフィン、
    酸を作用し、前記式(7)で示される(−)−エステルと
    し、更に脱エステル化することを特徴とする、式(3): 【化9】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)で示される
    (−)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
    アルケノールの製造方法。
  4. 【請求項4】 次式(2): 【化10】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)で表される
    (±)−2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロ
    アルケノールにリパーゼ、エステルを作用し次式(3)で
    示される(−)−アルコール: 【化11】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)および次式
    (4)で示される、対掌体の(+)−エステル: 【化12】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)の混合物としたのち、この混合物にアゾ
    ジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフォスフィン、
    酸を作用し、前記式(4)で示される(+)−エステルと
    することを特徴とする(+)−2−トリアルキルシリル
    エチニル−2−シクロアルケノールの製造方法。
  5. 【請求項5】 次式(6): 【化13】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)で表される(±)−3−アルカノイルオ
    キシ−2−トリアルキルシリルエチニルシクロアルケン
    にリパーゼ、緩衝溶液を作用し次式(5)で示される
    (+)−アルコール: 【化14】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4のアルキル基を示す。)および次式
    (7)で示される、対掌体の(−)−エステル: 【化15】 (ただし上式において、nは1から4を、R1、R2、R
    3 は炭素数1から4の、R4 は炭素数1から10のアルキ
    ル基を示す。)の混合物としたのち、この混合物にアゾ
    ジカルボン酸ジアルキル、トリフェニルフォスフィン、
    酸を作用し、前記式(7)で示される(−)−エステルと
    することを特徴とする(−)−2−トリアルキルシリル
    エチニル−2−シクロアルケノールの製造方法。
  6. 【請求項6】 次式(2): 【化16】 で表される(±)−2−トリアルキルシリルエチニル−
    2−シクロアルケノールにリパーゼ、エステルを作用し
    次式(3)で示される(−)−アルコール: 【化17】 および次式(4)で示される、対掌体の(+)−エステ
    ル: 【化18】 とすることを特徴とする光学活性2−トリアルキルシリ
    ルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法。
  7. 【請求項7】 次式(6): 【化19】 で表される(±)−3−アルカノイルオキシ−2−トリ
    アルキルシリルエチニルシクロアルケンにリパーゼ、緩
    衝溶液を作用し次式(5)で示される(+)−アルコー
    ル: 【化20】 および次式(7)で示される対掌体の(−)−エステル: 【化21】 とすることを特徴とする光学活性2−トリアルキルシリ
    ルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法。
  8. 【請求項8】 光学活性2−トリアルキルシリルエチニ
    ル−2−シクロアルケノールにアゾジカルボン酸ジアル
    キル、トリフェニルフォスフィン、酸を作用しエステル
    化することを特徴とする光学活性2−トリアルキルシリ
    ルエチニル−2−シクロアルケノールの立体配置の反転
    方法。
  9. 【請求項9】 光学活性2−トリアルキルシリルエチニ
    ル−2−シクロアルケノールを出発物質に用いることを
    特徴とする次式(8): 【化22】 で示されるビンカミンの製造方法。
JP5077469A 1993-03-12 1993-03-12 光学活性2−トリアルキルシリルエチニル−2−シクロアルケノールの製造方法 Pending JPH06261788A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232735A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Tadakatsu Bandai (1r,2r)−1−アシロキシ−3−シクロアルケン又は(1s,2s)−3−シクロアルケン−1−オールの製造方法

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