JPH06261527A - ムービングマグネットモータ - Google Patents

ムービングマグネットモータ

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JPH06261527A
JPH06261527A JP7300093A JP7300093A JPH06261527A JP H06261527 A JPH06261527 A JP H06261527A JP 7300093 A JP7300093 A JP 7300093A JP 7300093 A JP7300093 A JP 7300093A JP H06261527 A JPH06261527 A JP H06261527A
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JP
Japan
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rotor
yoke
magnetic pole
moving magnet
magnet motor
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JP7300093A
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JP3295168B2 (ja
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Kiyoshi Toma
清 當摩
Nobuyoshi Inoue
信義 井上
Haruki Oe
晴樹 大江
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】コイル枠が必要なく、短時間で効率的に組み立
てることができ、低コストで得られ、かつ小型化、薄型
化することのできるムービングマグネットモータを提供
する。 【構成】コイル3を装着したヨーク2の磁極部4、4を
永久磁石を有するロータ1の端面に近接させて構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用シャッタ等に
用いられるムービングマグネットモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ムービングマグネットモータとし
ては、永久磁石を有するロータの外周の複数箇所にそれ
ぞれ巻線を施してコイルを形成することにより磁気回路
を形成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなムービングマグネットモータでは、モータの中心
にロータをセットしてからその外周に巻線を施すため、
複数箇所にコイル巻付部を備えたコイル枠が必要にな
り、組み立ての効率も悪く、時間がかかり、コスト高に
なってしまうという問題があった。
【0004】また、前記のムービングマグネットモータ
は、磁石の外周に巻線を施すためにスペースが大きくな
り、小型化が困難であり、特にコイル枠を必要とするこ
とから、薄型化が特に難しい。このため、近年小型化に
対するニーズが多いカメラのシャッタに用いた場合に
は、シャッタを薄型化することができないため、カメラ
を小型化することができないという問題もあった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、コイル枠が必要なく、短時間で効率的に組
み立てることができ、低コストで得られ、かつ小型化、
薄型化することのできるムービングマグネットモータを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のムービングマグ
ネットモータは、コイルを装着したヨークの磁極部を永
久磁石を有するロータの端面に近接させて構成されてい
るものである。
【0007】
【作用】本発明のムービングマグネットモータでは、コ
イルに通電することによりヨークが励磁され、このヨー
クの磁極部とロータの磁極との吸引・反発作用によりロ
ータが回転する。
【0008】
【実施例】以下、本発明のムービングマグネットモータ
の第1実施例を図1および図2を参照して説明する。
【0009】この実施例のムービングマグネットモータ
は、図1および図2に示すように、永久磁石を有する平
面視して円形のロータ1と、コ字状のヨーク2と、この
ヨーク2の一方の脚部に巻線を巻き付けてなるコイル3
とを備えたものであって、ヨーク2の両端の磁極部4、
4をロータ1の端面に近接させて構成されているもので
ある。ロータ1は、その端面に少なくとも2極が回転軸
の周囲に配列されるように着磁されたものであり、例え
ば円筒状の回転子の外周に少なくとも2個の永久磁石を
端面の磁極が隣合う永久磁石で異なるように取り付けて
構成されるか、あるいは円筒状の回転子の端面に少なく
とも2個の永久磁石を端面の磁極が隣合う永久磁石で異
なるように回転軸の周囲に配列して取り付けて構成され
る。
【0010】このムービングマグネットモータでは、コ
イル3に通電することによりヨーク2が励磁され、この
ヨーク2の両端の磁極部4、4とロータ1の磁極との吸
引・反発作用によりロータ1が回転する。
【0011】次に、この実施例のムービングマグネット
モータを用いたカメラ用シャッタの一例を図3を参照し
て説明する。
【0012】このカメラ用シャッタは、図3に示すよう
に、第1実施例のムービングマグネットモータMが取り
付けられた地板10に、アパーチャOを開閉する2枚の
遮光羽根12、12が軸11、11を中心に揺動自在に
取り付けられているものであって、遮光羽根12、12
にスロット13、13が形成され、このスロット13、
13にムービングマグネットモータMの駆動ピン14が
係合されて、駆動ピン14の駆動により遮光羽根12、
12が揺動するようになっている。
【0013】なお、この実施例では、ヨーク2をロータ
1の回転軸に対して直交させているが、図4に示すよう
にヨーク2を傾斜させても良い。また、この実施例で
は、ヨーク2が一つであり、その二つの磁極部4、4を
ロータ1の一方の端面に近接させているが、ヨーク2を
二つ設け、一方のヨーク2の二つの磁極部4、4をロー
タ1の一方の端面に近接させ、他方のヨーク2の二つの
磁極部4、4をロータ1の他方の端面に近接させるよう
にしても良い。その場合、ロータ1は、その両方の端面
に少なくとも2極が回転軸の周囲に配列されるように着
磁される。
【0014】次に、本発明のムービングマグネットモー
タの第2実施例を図5および図6を参照して説明する。
【0015】この実施例のムービングマグネットモータ
は、図5および図6に示すように、棒状のヨーク2の一
端の磁極部4をロータ1の端面に近接させて構成された
ものであり、ヨーク2にはコイル3が巻回されている。
ロータ1は、第1実施例と同様にその端面に少なくとも
2極が回転軸の周囲に配列されるように着磁されたもの
である。
【0016】このムービングマグネットモータでは、コ
イル3に通電することによりヨーク2が励磁され、この
ヨーク2のロータ1の端面に近接する磁極部4とロータ
1の磁極との吸引・反発作用によりロータ1が回転す
る。
【0017】なお、この実施例でも、図4に示すように
第1実施例と同様にヨーク2、2を傾斜させても良い。
また、この実施例では、ヨーク2が一つであり、その磁
極部4をロータ1の一方の端面に近接させているが、ヨ
ーク2を二つ設け、一方のヨーク2の磁極部4をロータ
1の一方の端面に近接させ、他方のヨーク2の磁極部4
をロータ1の他方の端面に近接させるようにしても良
い。その場合、ロータ1は、その両方の端面に少なくと
も2極が回転軸の周囲に配列されるように着磁される。
【0018】次に、本発明のムービングマグネットモー
タの第3実施例を図7および図8を参照して説明する。
【0019】この実施例のムービングマグネットモータ
は、図7および図8に示すように、第1実施例と同様な
コ字状のヨーク2を二つ設け、一方のヨーク2の二つの
磁極部4、4を他方のヨーク2の各磁極部4、4と対向
させた状態で全ての磁極部4、4、4、4をロータ1の
端面に近接させて構成されたものであり、各ヨーク2の
一方の脚部にコイル3が巻回されている。ロータ1は、
第1実施例および第2実施例と同様にその端面に少なく
とも2極が回転軸の周囲に配列されるように着磁された
ものであるが、4極が着磁されたものを用いることが望
ましい。
【0020】このムービングマグネットモータでは、コ
イル3、3に通電することによりヨーク2、2が励磁さ
れ、これらのヨーク2、2の両端の磁極部4、4、4、
4とロータ1の磁極との吸引・反発作用によりロータ1
が回転する。
【0021】なお、この実施例でも、図9に示すように
第1実施例および第2実施例と同様にヨーク2、2を傾
斜させても良い。また、この実施例では、二つのヨーク
2、2の全ての磁極部4、4、4、4をロータ1の一方
の端面に近接させているが、ヨーク2を四つ設け、その
うち二つのヨーク2、2の磁極部4、4、4、4をロー
タ1の一方の端面に近接させ、残りの二つのヨーク2、
2の磁極部4、4、4、4をロータ1の他方の端面に近
接させるようにしても良い。その場合、ロータ1は、そ
の両方の端面に少なくとも2極が回転軸の周囲に配列さ
れるように着磁される。
【0022】次に、本発明のムービングマグネットモー
タの第4実施例を図10および図11を参照して説明す
る。
【0023】この実施例のムービングマグネットモータ
は、図10および図11に示すように、長方形の枠状の
ヨーク2の二つの長手部の中央の磁極部4、4をロータ
1の端面に近接させて構成されたものであり、ヨーク2
の二つの短手部にはそれぞれコイル3が巻回されてい
る。ロータ1は、第1実施例ないし第3実施例と同様に
その端面に少なくとも2極が回転軸の周囲に配列される
ように着磁されたものである。
【0024】このムービングマグネットモータでは、コ
イル3、3に通電することによりヨーク2が励磁され、
このヨーク2の二つの磁極部4、4とロータ1の磁極と
の吸引・反発作用によりロータ1が回転する。
【0025】なお、この実施例では、ヨーク2が一つで
あり、その二つの磁極部4、4をロータ1の一方の端面
に近接させているが、ヨーク2を二つ設け、一方のヨー
ク2の二つの磁極部4、4をロータ1の一方の端面に近
接させ、他方のヨーク2の二つの磁極部4、4をロータ
1の他方の端面に近接させるようにしても良い。その場
合、ロータ1は、その両方の端面に少なくとも2極が回
転軸の周囲に配列されるように着磁される。
【0026】次に、本発明のムービングマグネットモー
タの第5実施例を図12を参照して説明する。
【0027】この実施例のムービングマグネットモータ
は、図12に示すように、鉄芯部5の一端側が分岐して
二つの磁極部4、4が形成されている二つのヨーク2、
2の全ての磁極部4、4、4、4をロータ1の端面に近
接させて構成されたものであり、各ヨーク2の鉄芯部5
にはそれぞれコイル3が巻回されている。ロータ1は、
第1実施例ないし第4実施例と同様にその端面に少なく
とも2極が回転軸の周囲に配列されるように着磁された
ものであるが、4極が着磁されたものを用いることが望
ましい。
【0028】このムービングマグネットモータでは、コ
イル3、3に通電することによりヨーク2、2が励磁さ
れ、これらのヨーク2、2の磁極部4、4、4、4とロ
ータ1の磁極との吸引・反発作用によりロータ1が回転
する。
【0029】なお、この実施例でも、第1実施例ないし
第3実施例と同様にヨーク2、2を傾斜させても良い。
また、この実施例では、二つのヨーク2、2の全ての磁
極部4、4、4、4をロータ1の一方の端面に近接させ
ているが、ヨーク2を四つ設け、そのうち二つのヨーク
2、2の磁極部4、4、4、4をロータ1の一方の端面
に近接させ、残りの二つのヨーク2、2の磁極部4、
4、4、4をロータ1の他方の端面に近接させるように
しても良い。その場合、ロータ1は、その両方の端面に
少なくとも2極が回転軸の周囲に配列されるように着磁
される。
【0030】また、この実施例では、各ヨーク2の二つ
の磁極部4、4をロータ1の同じ端面に近接させている
が、図13に示すように各ヨーク2の二つの磁極部4、
4をそれぞれロータ1の別の端面に近接させるようにし
ても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明のムービングマグネットモータに
よれば、コイルを装着したヨークの磁極部を永久磁石を
有するロータの端面に近接させて構成されているので、
コイル枠が必要なく、短時間で効率的に組み立てること
ができ、低コストで得られ、かつ小型化、薄型化するこ
とができる。このため、このムービングマグネットモー
タは、カメラ用シャッタの羽根駆動装置として用いた場
合にシャッタ装置全体を薄型化することができ、それに
よってカメラを小型化することができるなど、カメラ用
シャッタに用いた場合に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のムービングマグネットモ
ータの平面図である。
【図2】図1のムービングマグネットモータの正面図で
ある。
【図3】第1実施例のムービングマグネットモータを用
いたカメラ用シャッタの一例を示す平面図である。
【図4】第1、第2実施例においてヨークを傾斜させた
ムービングマグネットモータの平面図である。
【図5】本発明の第2実施例のムービングマグネットモ
ータの平面図である。
【図6】図4のムービングマグネットモータの正面図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例のムービングマグネットモ
ータの平面図である。
【図8】図6のムービングマグネットモータの正面図で
ある。
【図9】第3実施例においてヨークを傾斜させたムービ
ングマグネットモータの平面図である。
【図10】本発明の第4実施例のムービングマグネット
モータの平面図である。
【図11】図9のムービングマグネットモータの正面図
である。
【図12】本発明の第5実施例のムービングマグネット
モータの平面図である。
【図13】第5実施例においてヨークの二つの磁極部を
ロータの別の端面に近接させたムービングマグネットモ
ータの正面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ヨーク 3 コイル 4 磁極部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを装着したヨークの磁極部を永久磁
    石を有するロータの端面に近接させて構成されているム
    ービングマグネットモータ。
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JP2016065951A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 日本電産コパル株式会社 電磁アクチュエータ、羽根駆動装置、及び該羽根駆動装置を備えたカメラ

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