JP3886408B2 - マグネット駆動装置、光学装置およびカメラ - Google Patents

マグネット駆動装置、光学装置およびカメラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータマグネット、コイルが巻回されたコイルボビン、第1及び第2のステータヨークより構成されるマグネット駆動装置や、該マグネット駆動装置を具備した光学装置や、該光学装置を具備したカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コイルが取り付けられるステータヨークを有する光量調節用のマグネット駆動装置は、実開平7−14443号公報にて提案されているように、ロータマグネットと、該ロータマグネットを軸支する軸受け部を覆うように配置されたコイルボビンと、前記ロータマグネットと対向するように配置されたステータヨークとを有した構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、ロータマグネットの外側にある軸受け部を覆うようにコイルを巻回しており、又ステータヨークはコイルと干渉しない位置に配置する必要があるため、以下のような欠点を有していた。
【0004】
つまり、ロータマグネットが軸受け部を覆うようにコイルによって囲まれているため、ロータマグネットの回転軸方向から見てコイルの投影面積が大きく、更に高さ(回転軸方向の)も高くなるため、マグネット駆動装置全体の外径が大きくなっていた。
【0005】
また、上記のようにロータマグネットの外側にある軸受け部を覆うようにコイルを巻回しているため、組立性が悪いものであった。
【0008】
(発明の目的)
本発明の目的は、小型でありながらコイル巻回スペースの増加を図り、出力トルクを向上させることのできるマグネット駆動装置、光学装置およびカメラを提供しようとするものである。
【0009】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、動力伝達部を有する回転軸部材の外周に2極着磁されたマグネットが組み付けられて一体となったロータマグネットと、前記ロータマグネットの回転軸方向に平行に延びるコイル巻回中心軸を有し、該コイル巻回中心軸に対してコイルが巻回されたコイルボビンと、柱状の一端部が前記コイルボビンに巻回されたコイルの内周面に対向して配置され、円弧形状の他端部が前記コイルの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向して配置される第1のステータヨークと、柱状の一端部が前記コイルボビンに巻回されたコイルの内周面に対向して、かつ磁路を形成する為に前記第1のステータヨークの一端部と接触して配置され、円弧形状の他端部が前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向して、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記第1のステータヨークの円弧形状の他端部とも対向して配置される第2のステータヨークとを有し、前記コイルボビンのコイル巻回中心軸が、前記ロータマグネットの回転軸の中心から平行にかつ前記第2のステータヨークの円弧形状の他端部の方向に離れた位置にあるマグネット駆動装置とするものである。
【0010】
また、上記目的を達成するために、本発明は、動力伝達部を有する回転軸部材の外周に2極着磁されたマグネットが組み付けられて一体となったロータマグネットと、前記ロータマグネットの回転軸方向に平行に延びる貫通穴部を有するとともに、該貫通穴部の中心がコイル巻回中心軸となり、該コイル巻回中心軸に対してコイルが巻回されたコイルボビンと、前記コイルボビンに設けられた前記貫通穴部に嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイルの内周面に対向した位置にある第1の柱部を有するとともに、該第1の柱部が前記貫通穴部に嵌合された状態で、前記コイルの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置にある第1の円弧部を有する第1のステータヨークと、前記第1のステータヨークの前記第1の柱部が前記コイルボビンの貫通穴部に嵌合された状態において、前記第1の柱部と接触して磁路を形成するように前記貫通穴部に対して嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイルの内周面に対向した位置にある第2の柱部を有するとともに、該第2の柱部が前記貫通穴部に嵌合された状態で、前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置にあり、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記第1の円弧部とも対向した位置にある第2の円弧部を有する第2のステータヨークとを有し、前記コイルボビンのコイル巻回中心軸が、前記ロータマグネットの回転軸の中心から平行にかつ前記第2のステータヨークの第2の円弧部の方向に離れた位置にあるマグネット駆動装置とするものである。
【0012】
また、上記目的を達成するために、本発明は、本発明の上記マグネット駆動装置を駆動源として具備した光学装置とするものである。
【0014】
同じく上記目的を達成するために、本発明は、本発明の上記光学装置を具備したカメラとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0016】
(実施の第1の形態)
図1〜図5は本発明の実施の第1の形態に係る図であり、図1は本発明の実施の第1の形態に係るマグネット駆動装置を示す縦断面図、図2は図1に示すマグネット駆動装置の上面図、図3は図1に示すマグネット駆動装置の分解斜視図、図4はボビンコイルの六面図、図5は図1に示すマグネット駆動装置の作動図である。
【0017】
図1〜図4において、2はN極とS極の2極に着磁されたマグネット(永久磁石)であり、軸心部に貫通穴2a(図3参照)が形成されている。4はコイル(銅線)4a(図1参照)が巻回されたコイルボビンであり、中央に角穴4cが形成されており、又一方のフランジ部に突起部4bが形成されている。
【0018】
このコイルボビン4の六面図を、図4(a)〜(f)に示している。図4に示すように、コイルボビン4は円筒形状をしており、両側にフランジ部が形成されている。一方のフランジ部4dはコイル巻回中心軸4eを挟んで厚さが異なり、厚肉部に突起4bが形成されている。この突起4bはロータマグネットを回転可能に支持するものであり、コイルボビンのコイル巻回中心軸4eと平行でかつ離れた位置に配置されている。
【0019】
1は駆動アームであり、回転軸1c(図3参照)はマグネット2の貫通孔2a(図3参照)に挿入固定され、この状態でロータマグネットが構成される。前記回転軸1cの端部には軸穴1d(図3参照)が形成され、該軸穴1dに前記コイルボビン4の突起4b(図1及び3参照)が挿入され、ロータマグネットは回転可能に軸支された状態となる。
【0020】
5は第1のステータヨークであり、円弧部5a(図3参照)とロータマグネットの回転軸方向に平行に延びるストレートな角柱形状の差込部5b(図1〜図3参照)が形成されており、該差込部5bはコイルボビン4の角穴4cに対して一方から挿入される。3は第2のステータヨークであり、円弧部3a(図3参照)とロータマグネットの回転軸方向に平行に延びるストレートな角柱形状の差込部3b(図1〜図3参照)が形成されており、該差込部3bはコイルボビン4の角穴4cに対して他方から挿入される。
【0021】
前記第1、第2のステータヨーク5,3のストレートな角柱形状の差込部5bと3bは、図1に示すように重なり合った状態(磁路形成の為)でコイルボビン4の角穴4cに圧入嵌合され、その際ステータヨーク3の円弧部3aとステータヨーク5の円弧部5aはギャップを形成してロータマグネットを挟んで対向して配置(図1及び図2参照)される。
【0022】
次に、上記構成におけるマグネット駆動装置の作動について、図5を用いて説明する。
【0023】
コイル巻回中心軸4eの方向(ロータマグネットの回転軸方向)とは直交する方向にコイルボビン4に巻回されたコイル4aに正通電が行われると、磁気的に安定な方向(図5では反時計方向)に前記ロータマグネットは回転し、駆動アーム1の動力伝達部である腕部1bはストッパー6bに当接して付勢される。この時コイル4aへの通電を止めても、ロータマグネットとステータヨーク間に発生するディテントトルクによって付勢された状態が保たれる(図5の二点鎖線の状態)。
【0024】
次に、逆通電を行うと、前記ロータマグネットは時計方向に回転し、駆動アーム1の腕部1bは図5に示すようにストッパー6cに当接して付勢される。この時も正通電と同様にコイル4aへの通電を止めても、ロータマグネットとステータヨーク間に発生するディテントトルクによって付勢状態は保たれる。
【0025】
これは上記のような作動を行うようにマグネット磁極の位置に対する駆動アーム1の腕部1bの位置(位相角)を決めているからであり、ステータヨークの形状によって位相角は変化する。
【0026】
以上は2ヶ所で停止付勢される場合について述べたが、これに限定されるものではない。
【0027】
上記の実施の第1の形態によれば、マグネット駆動装置を以下のような構成としている。
【0028】
つまり、腕部1b(動力伝達部)を有する駆動アーム1(回転軸部材)の外周に2極着磁されたマグネット2が組み付けられて一体となったロータマグネットと、このロータマグネットの回転軸1cの方向に平行に延びるコイル巻回中心軸4eを有し、該コイル巻回中心軸4eに対してコイル4aが巻回されたコイルボビン4と、角柱状の差込部5b(柱状の一端部)が前記コイルボビン4に巻回されたコイル4aの内周面に対向して配置され、円弧部5a(円弧形状の他端部)が前記コイル4aの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間(ギャップ)をもって対向して配置される第1のステータヨーク5と、角柱状の差込部3b(柱状の一端部)が前記コイルボビン4に巻回されたコイル4aの内周面に対向して、かつ磁路を形成する為に前記第1のステータヨーク5の差込部5bと接触して配置され、円弧部3a(円弧形状の他端部)が前記ロータマグネットに対して隙間をもって対向して、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記第1のステータヨーク5の円弧部5aとも対向して配置される第2のステータヨーク3とを有する構成にしている。
【0029】
さらに、マグネット駆動装置の外径を、前記ロータマグネットの外径と前記第1、第2のステータヨーク5,3の各円弧部5a,3aの厚みと、前記ロータマグネットと前記第1、第2のステータヨーク5,3間の隙間との和の大きさで済む構造にしている。
【0030】
よって、上記実開平7−14443号公報に開示されたマグネット駆動装置が有する欠点(ロータマグネットが軸受け部を覆うようにコイルによって囲まれているために該ロータマグネットの回転軸方向から見てコイルの投影面積が大きく、更に高さも高くなるためにマグネット駆動装置全体の外径が大きくなる)を克服した、新たなマグネット駆動装置を提供可能となる。
【0031】
つまり、マグネット駆動装置の小型化を図ることが可能となる。
【0032】
更に詳しくは、腕部1b(動力伝達部)を有する駆動アーム1(回転軸部材)の外周に2極着磁されたマグネット2が組み付けられて一体となったロータマグネットと、このロータマグネットの回転軸1c方向に平行に延びる角穴4c(貫通穴部)を有するとともに、該角穴4cの中心がコイル巻回中心軸4eとなり、該コイル巻回中心軸4eに対してコイル4aが巻回されたコイルボビン4と、このコイルボビン4に設けられた前記角穴4cに嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイル4aの内周面に対向した位置となる差込部5b(第1の柱部)を有するとともに、該差込部5bが前記角穴4cに嵌合された状態で、前記コイル4aの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置となる円弧部5a(第1の円弧部)を有する第1のステータヨーク5と、この第1のステータヨーク5の差込部5bがコイルボビン4の角穴4cに嵌合された状態において、前記差込部5bと接触して磁路を形成するように前記角穴4cに対して嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイル4aの内周面に対向した位置となる差込部3b(第2の柱部)を有するとともに、該差込部3bが前記角穴4cに嵌合された状態で、前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置となり、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記円弧部5aとも対向した位置となる円弧部3a(第2の円弧部)を有する第2のステータヨーク3とを有するマグネット駆動装置としている。
【0033】
よって、上記の様にマグネット駆動装置を小型化することができるのは勿論、上記の構成から明らかなように、第1のステータスヨーク5に対して、コイルボビン4、第2のステータスヨーク3、更にはロータマグネットを同一方向(回転軸方向)より組み付けることが可能となる(図3参照)ので、従来に較べて組み付けが容易となる。特に自動組立を容易に行えることになることから、作業能率の向上及びコストの低減化を図ることが可能となる。
【0034】
さらに、前記コイルボビン4の前記コイル巻回中心軸4eと前記ロータマグネットの回転軸1cの中心とは平行かつ離れた位置となるようにし、前記コイルボビン4の外周径を、第1と第2のステータヨーク5,3の磁極部となる各円弧部5a,3aの内周径よりも大きく(前記コイル巻回中心軸4eと前記回転軸1cの中心が離した分だけ)しているので、小型でありながらコイル巻線スペースの増加を図ることができ、結果として、出力トルクの向上を図ることが可能となる。
【0035】
(実施の第2の形態)
図6及び図7は本発明の実施の第2の形態に係る図であり、ここでは図1〜図5に示したマグネット駆動装置を2個搭載した光量調節装置を例にしている。
【0036】
これらの図において、6は地板であり、光開口部6aが設けられている。7は開口穴7aが設けられた絞り口径板であり、マグネット駆動装置A(構成要素の一つである駆動アームは図1等と同じ符号を用いる)によって駆動される。8はシャッター羽根であり、マグネット駆動装置B(構成要素の一つである駆動アームは図1等の符号に’を付して用いる)によって駆動される。
【0037】
前記絞り口径板7の穴7bは駆動アーム1の軸部1aと回転可能に嵌合し、該絞り口径板7に設けられた長穴7cは駆動アーム1の腕部1bと係合している。
【0038】
光量調節装置の初期状態では、図6に示すように、絞り径は絞り口径板7の開口穴7aの状態である。
【0039】
図6の状態からマグネット駆動装置A(コイル4a)に正方向通電を行うと、駆動アーム1の腕部1bは反時計方向に回転して地板6のストッパー6bに当接して止まるとともに、絞り口径板7は地板6の光開口部6aから退避し、絞り径は地板6の光開口部6aとなる。この時通電を止めても、ロータマグネットとステータヨーク間に発生するディテントトルクによって付勢された状態が保たれる(図7の状態)。
【0040】
次に逆通電を行うと、駆動アーム1の腕部1bは時計方向に回転し、地板6のストッパー6cに当接して止まり、絞り口径板7も図6に示す初期状態に戻る。この時も正通電と同様に、通電を止めても付勢状態は保たれる。
【0041】
一方、シャッター羽根8の穴8bは駆動アーム1’の軸1a’と回転可能に嵌合し、シャッター羽根8に設けられた長穴8cは駆動アーム1’の腕部1b’と係合している。
【0042】
図6の初期状態時には、シャッター羽根8は地板6の光開口部6aに掛からない状態にある。この状態でマグネット駆動装置Bに正方向通電を行うと、駆動アーム1’の腕部1b’は反時計方向に回転し、地板6はストッパー6dに当接して止まるとともに、シャッター羽根8は光開口部6aを完全に遮光する。この時通電を止めても、マグネット駆動装置Aの場合と同様、付勢された状態が保たれる(図7の状態)。
【0043】
次に逆通電を行うと、駆動アーム1’の腕部1b’は時計方向に回転し、地板6のストッパー6eに当接して止まり、図6に示す初期状態、つまり開放状態に戻る。この時も前記と同様、付勢された状態が保たれる。
【0044】
以上のように、2種類の口径を選択し、シャッター動作を行うことができる。尚、絞り口径板7には口径穴7aを覆うように、NDフィルター取り付けてもよい。
【0045】
上記した実施の第2の形態に示す光量調節装置は、不図示のビデオカメラ、スチルカメラ、デジタルカメラ等の、小型化が要求される光学機器に好適なものである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小型でありながらコイル巻回スペースの増加を図り、出力トルクを向上させることができるマグネット駆動装置、光学装置又はカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るマグネット駆動装置を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すマグネット駆動装置の上面図である。
【図3】図1に示すマグネット駆動装置の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るボビンコイルの六面図である。
【図5】図1に示すマグネット駆動装置の作動図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る光量調節装置の初期状態を示す平面図である。
【図7】図6の光量調節装置が初期状態から作動した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 駆動アーム
2 マグネット
3 ステータヨーク
4 コイルボビン
5 ステータヨーク
6 地板
7 絞り口径板
8 シャッタ羽根

Claims (6)

  1. 動力伝達部を有する回転軸部材の外周に2極着磁されたマグネットが組み付けられて一体となったロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの回転軸方向に平行に延びるコイル巻回中心軸を有し、該コイル巻回中心軸に対してコイルが巻回されたコイルボビンと、
    柱状の一端部が前記コイルボビンに巻回されたコイルの内周面に対向して配置され、円弧形状の他端部が前記コイルの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向して配置される第1のステータヨークと、
    柱状の一端部が前記コイルボビンに巻回されたコイルの内周面に対向して、かつ磁路を形成する為に前記第1のステータヨークの一端部と接触して配置され、円弧形状の他端部が前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向して、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記第1のステータヨークの円弧形状の他端部とも対向して配置される第2のステータヨークとを有し、
    前記コイルボビンのコイル巻回中心軸は、前記ロータマグネットの回転軸の中心から平行にかつ前記第2のステータヨークの円弧形状の他端部の方向に離れた位置にあることを特徴とするマグネット駆動装置。
  2. 動力伝達部を有する回転軸部材の外周に2極着磁されたマグネットが組み付けられて一体となったロータマグネットと、
    前記ロータマグネットの回転軸方向に平行に延びる貫通穴部を有するとともに、該貫通穴部の中心がコイル巻回中心軸となり、該コイル巻回中心軸に対してコイルが巻回されたコイルボビンと、
    前記コイルボビンに設けられた前記貫通穴部に嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイルの内周面に対向した位置にある第1の柱部を有するとともに、該第1の柱部が前記貫通穴部に嵌合された状態で、前記コイルの外周面及び前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置にある第1の円弧部を有する第1のステータヨークと、
    前記第1のステータヨークの前記第1の柱部が前記コイルボビンの貫通穴部に嵌合された状態において、前記第1の柱部と接触して磁路を形成するように前記貫通穴部に対して嵌合される、前記回転軸方向に平行に延び、前記コイルの内周面に対向した位置にある第2の柱部を有するとともに、該第2の柱部が前記貫通穴部に嵌合された状態で、前記ロータマグネットの外周面に対して隙間をもって対向した位置にあり、かつ前記ロータマグネットを挟んで前記第1の円弧部とも対向した位置にある第2の円弧部を有する第2のステータヨークとを有し、
    前記コイルボビンのコイル巻回中心軸は、前記ロータマグネットの回転軸の中心から平行にかつ前記第2のステータヨークの第2の円弧部の方向に離れた位置にあることを特徴とするマグネット駆動装置。
  3. 前記コイルボビンにはフランジ部が形成されており、該フランジ部の前記コイル巻回中心軸を外れた位置に、前記ロータマグネットを回転可能に軸支する突起を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネット駆動装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のマグネット駆動装置を駆動源として具備したことを特徴とする光学装置
  5. 請求項1〜3の何れかに記載のマグネット駆動装置と、該マグネット駆動装置により駆動されている光通過用開口の面積を変化させる遮光部材とを有し、光量調節を行うことを特徴とする光学装置
  6. 請求項4又は5に記載の光学装置を具備したことを特徴とするカメラ
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