JPH06261486A - キャプスタンモータ - Google Patents
キャプスタンモータInfo
- Publication number
- JPH06261486A JPH06261486A JP4627693A JP4627693A JPH06261486A JP H06261486 A JPH06261486 A JP H06261486A JP 4627693 A JP4627693 A JP 4627693A JP 4627693 A JP4627693 A JP 4627693A JP H06261486 A JPH06261486 A JP H06261486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- washer
- capstan
- magnetic tape
- bearing housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】キャプスタン直結駆動型キャプスタンモータに
おいて、軸受部にゴミがはいりにくい構造として、信頼
性の良いキャプスタンモータを供給すること。 【構成】キャプスタンモータのキャプスタン軸に取り付
けられたワッシャと軸受の間の部分の軸受ハウジングの
内径をワッシャの外径より小さくした。 【効果】磁気テープにより持ち込まれるゴミが軸受に入
りにくくなり、軸受の信頼性が向上する効果がある。
おいて、軸受部にゴミがはいりにくい構造として、信頼
性の良いキャプスタンモータを供給すること。 【構成】キャプスタンモータのキャプスタン軸に取り付
けられたワッシャと軸受の間の部分の軸受ハウジングの
内径をワッシャの外径より小さくした。 【効果】磁気テープにより持ち込まれるゴミが軸受に入
りにくくなり、軸受の信頼性が向上する効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に使
用して好適なキャプスタン直結駆動用キャプステンモー
タに関する。
用して好適なキャプスタン直結駆動用キャプステンモー
タに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のモータを図１により説明
する。
する。
【０００３】図１は、従来のキャプスタンモータの断面
図である。同図において１は、磁気テープが圧着される
ことにより磁気テープを駆動するキャプスタン軸で、磁
石２を保持したロータヨーク３に固定されており、これ
らの部材を以てロータを構成している。４は、軸受ハウ
ジングで、キャプスタン軸１を回転自在に保持する軸受
５をキャプスタン軸１の磁気テープ駆動部の上下に各１
つ持ち、ロータを回転させるための磁界を発生するコイ
ル６を持つステータヨーク７に固定されている。また、
キャプスタン軸１の磁気テープ駆動面と各軸受５の間の
位置のキャプスタン軸１にワッシャ８を固定することに
より、軸受５の油がキャプスタン軸に沿って磁気テープ
駆動部に流れないようにしている。なお、この種の装置
として関連するものに例えば実開昭６１−６８６６９
号、実開昭６２−９８４７４等が挙げられる。
図である。同図において１は、磁気テープが圧着される
ことにより磁気テープを駆動するキャプスタン軸で、磁
石２を保持したロータヨーク３に固定されており、これ
らの部材を以てロータを構成している。４は、軸受ハウ
ジングで、キャプスタン軸１を回転自在に保持する軸受
５をキャプスタン軸１の磁気テープ駆動部の上下に各１
つ持ち、ロータを回転させるための磁界を発生するコイ
ル６を持つステータヨーク７に固定されている。また、
キャプスタン軸１の磁気テープ駆動面と各軸受５の間の
位置のキャプスタン軸１にワッシャ８を固定することに
より、軸受５の油がキャプスタン軸に沿って磁気テープ
駆動部に流れないようにしている。なお、この種の装置
として関連するものに例えば実開昭６１−６８６６９
号、実開昭６２−９８４７４等が挙げられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、軸
受ハウジング４の軸受５とワッシャ８の間の部分の内径
Ｄｈがワッシャ８の外径Ｄｗより大きく、キャプスタン
軸１の磁気テープ駆動部分から磁気テープによって軸受
５に持ち込まれる磁性粉等のゴミがワッシャ８の外側か
ら落ち軸受５に入って、軸受５の異常摩耗による信頼性
の劣化の可能性があった。
受ハウジング４の軸受５とワッシャ８の間の部分の内径
Ｄｈがワッシャ８の外径Ｄｗより大きく、キャプスタン
軸１の磁気テープ駆動部分から磁気テープによって軸受
５に持ち込まれる磁性粉等のゴミがワッシャ８の外側か
ら落ち軸受５に入って、軸受５の異常摩耗による信頼性
の劣化の可能性があった。
【０００５】本発明は、ゴミが軸受に入りにくくするこ
とを目的としており、さらに信頼性の良いキャプスタン
モータを供給することを目的とする。
とを目的としており、さらに信頼性の良いキャプスタン
モータを供給することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ワッシャと軸受の間の部分の軸受ハウジングの内径
をキャプスタン軸に取り付けられたワッシャの外径より
小さくしたものである。
に、ワッシャと軸受の間の部分の軸受ハウジングの内径
をキャプスタン軸に取り付けられたワッシャの外径より
小さくしたものである。
【０００７】
【作用】磁気テープによって持ち込まれるゴミは、まず
キャプスタン軸に取り付けられたワッシャの上に落ち
る。ワッシャの外径は軸受ハウジングの内径より大きい
ので、ワッシャから落ちるゴミは軸受ハウジングに当た
り、ゴミが直接軸受に入らないようになるので、ゴミに
よる軸受の異常摩耗の可能性が小さくなり軸受の信頼性
が向上する。
キャプスタン軸に取り付けられたワッシャの上に落ち
る。ワッシャの外径は軸受ハウジングの内径より大きい
ので、ワッシャから落ちるゴミは軸受ハウジングに当た
り、ゴミが直接軸受に入らないようになるので、ゴミに
よる軸受の異常摩耗の可能性が小さくなり軸受の信頼性
が向上する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図２により説明す
る。
る。
【０００９】図２は、本発明の実施例の断面図である。
同図において１は、磁気テープが圧着されることにより
磁気テープを駆動するキャプスタン軸で、磁石２を保持
したロータヨーク３に固定されており、これらの部材を
以てロータを構成している。４は、軸受ハウジングで、
キャプスタン軸１を回転自在に保持する軸受５をキャプ
スタン軸１の磁気テープ駆動部の上下に各１つ持ち、ロ
ータを回転させるための磁界を発生するコイル６を持つ
ステータヨーク７に固定されている。また、キャプスタ
ン軸１の磁気テープ駆動面と各軸受５の間の位置のキャ
プスタン軸１にワッシャ８が固定される。ワッシャ８と
軸受５の間の部分の軸受ハウジング４の内径Ｄｈは、ワ
ッシャ８の外形Ｄｗより小さく形成される。本実施例に
よれば、磁気テープによって持ち込まれるゴミはまずキ
ャプスタン軸１に取り付けられたワッシャ８の上に落
ち、ワッシャ８から落ちるゴミは軸受ハウジング４に当
たるため、ゴミは直接軸受５には入らないようになり、
信頼性が向上する。
同図において１は、磁気テープが圧着されることにより
磁気テープを駆動するキャプスタン軸で、磁石２を保持
したロータヨーク３に固定されており、これらの部材を
以てロータを構成している。４は、軸受ハウジングで、
キャプスタン軸１を回転自在に保持する軸受５をキャプ
スタン軸１の磁気テープ駆動部の上下に各１つ持ち、ロ
ータを回転させるための磁界を発生するコイル６を持つ
ステータヨーク７に固定されている。また、キャプスタ
ン軸１の磁気テープ駆動面と各軸受５の間の位置のキャ
プスタン軸１にワッシャ８が固定される。ワッシャ８と
軸受５の間の部分の軸受ハウジング４の内径Ｄｈは、ワ
ッシャ８の外形Ｄｗより小さく形成される。本実施例に
よれば、磁気テープによって持ち込まれるゴミはまずキ
ャプスタン軸１に取り付けられたワッシャ８の上に落
ち、ワッシャ８から落ちるゴミは軸受ハウジング４に当
たるため、ゴミは直接軸受５には入らないようになり、
信頼性が向上する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気テープによって持ち込まれるゴミが直接軸受に入ら
ないので、ゴミによる軸受の異常摩耗の可能性が小さく
なり軸受の信頼性が向上する。
磁気テープによって持ち込まれるゴミが直接軸受に入ら
ないので、ゴミによる軸受の異常摩耗の可能性が小さく
なり軸受の信頼性が向上する。
【図１】従来のキャプスタンモータの断面図である。
【図２】本発明の実施例のキャプスタンモータの断面図
である。
である。
１…キャプスタン軸、 ２…磁石、 ３…ロータヨーク、 ４…軸受ハウジング、 ５…軸受、 ６…コイル、 ７…ステータヨーク、 ８…ワッシャ。
Claims (3)
- 【請求項１】２つの軸受とそれに回転自在に保持されて
いるキャプスタン軸とそれを直接駆動するモータ機構を
持ち、２つの軸受の間のキャプスタン軸でテープを駆動
するキャプスタンモータにおいて、キャプスタン軸には
ワッシャが取り付けられ、ワッシャと軸受の間の部分の
軸受ハウジングの内径がキャプスタン軸に取り付けられ
たワッシャの外径より小さいことを特徴とするキャプス
タンモータ。 - 【請求項２】請求項１のキャプスタンモータにおいて、
ワッシャの外径より小さい軸受ハウジングの内径の部分
が軸受ハウジングの一部として一体的に成形されている
ことを特徴とするキャプスタンモータ。 - 【請求項３】請求項１のキャプスタンモータにおいて、
２つの軸受けの内少なくとも１つは、含油焼結メタル軸
受であることを特徴とするキャプスタンモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4627693A JPH06261486A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | キャプスタンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4627693A JPH06261486A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | キャプスタンモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261486A true JPH06261486A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12742711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4627693A Pending JPH06261486A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | キャプスタンモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06261486A (ja) |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP4627693A patent/JPH06261486A/ja active Pending
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