JPH06261419A - 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 - Google Patents

電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置

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JPH06261419A
JPH06261419A JP4343393A JP4343393A JPH06261419A JP H06261419 A JPH06261419 A JP H06261419A JP 4343393 A JP4343393 A JP 4343393A JP 4343393 A JP4343393 A JP 4343393A JP H06261419 A JPH06261419 A JP H06261419A
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Yasushi Kusaka
康 日下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン駆動発電機の発電機をエンジンのス
タータとして用いる場合に、エンジン始動の際のショッ
クの発生を防止し走行フィーリングの悪化を防止する。 【構成】 エンジンを始動する際にモータの負荷変動が
小さいことを始動条件として用いる(118)。モータ
の負荷変動を示す情報としては、モータの回転数変動Δ
N、トルク指令値の変化分ΔT等を用いることができ
る。エンジン始動条件が成立した場合にのみコンタクタ
の制御を実行し(102)、発電機をエンジンのスター
タとして用い(104)、エンジンが始動した後に(1
06,108)、インバータの出力をモータに供給する
(110)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載する
エンジン駆動発電機を制御する装置、すなわち電気自動
車用エンジン駆動発電機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車はモータを駆動源とする車両
である。モータの電力源としては、車載の電池の他、い
わゆるエンジン駆動発電機を用いることができる。エン
ジン駆動発電機は、エンジン及びこのエンジンの機械出
力により駆動される発電機から構成される装置であり、
その発電出力は、モータの駆動に使用される他、電池の
充電にも使用される。
【0003】図3には、一従来例に係る電気自動車のシ
ステム構成が示されている。この図に示されるシステム
は、エンジン、発電機及びモータを直列に設置している
ため、シリーズハイブリッド車(SHV)と呼ばれる。
【0004】この図に示されるシステムは、車両の駆動
源としてモータ10を備えている。モータ10は例えば
三相交流誘導モータであり、その出力軸は、図示しない
トランスミッション、ディファレンシャルギア等を介し
て駆動輪に連結されている。従って、モータ10が回転
すると、駆動輪が回転し、車両が駆動されることにな
る。
【0005】モータ10に前置されたインバータ12
は、主電池14及びエンジン駆動発電機16の出力を三
相交流電力に変換し、モータ10に供給する。すなわ
ち、車載の主電池14のみでモータ10を駆動する場合
には、インバータ12はこの主電池14から供給される
直流電力をモータコントローラ18の制御のもとに三相
交流電力に変換しモータ10に供給する。また、エンジ
ン駆動発電機16を用いてモータ10を駆動する場合に
は、インバータ12は、整流器20を介してエンジン駆
動発電機から供給される直流電力を、やはりモータコン
トローラ18の制御のもとに三相交流電力に変換し、モ
ータ10に供給する。ここに、モータコントローラ18
は、車両操縦者のアクセル操作、ブレーキ操作等を示す
車両信号や、モータ10に付設された回転数センサ22
によって得られるモータ10の回転数Nを入力し、これ
らに基づきインバータ12を制御する。すなわち、モー
タコントローラ18は、車両信号や回転数Nに基づきト
ルク指令値を演算決定し、決定したトルク指令値に基づ
きモータ10に供給する一次電流をベクトル制御する。
その際、モータコントローラ18は、インバータ12を
構成する各スイッチング素子をパルス幅変調(PWM)
信号により制御する。このようにして、トルク指令値に
相当するトルクがモータ10から出力されることにな
る。
【0006】モータコントローラ18は、例えば、通常
はモータ10を主電池14の出力のみにより動作させ、
主電池14の充電状態(SOC)が所定値以下に低下し
た場合にエンジン駆動発電機16を始動させる。車載の
主電池14は、例えば鉛電池等のように充放電可能な電
池として構成されており、モータコントローラ18は、
この主電池14に付設したSOCメータ24により当該
主電池14のSOCを検出し、検出結果に基づきエンジ
ン駆動発電機16を適宜始動させる。
【0007】このような条件下で始動されるエンジン駆
動発電機16は、図に示されるように、エンジン26及
び発電機28を有している。エンジン26の出力軸は、
発電機28の入力軸に連結しており、従ってエンジン2
6が回転すると発電機28も回転する。エンジン26が
回転している状態で発電機28の界磁巻線(図示せず)
に界磁電流If が供給されると、発電機28は発電状態
となる。この状態では、発電機28から発電出力として
得られる三相交流電力が整流器20に供給される。整流
器20は、前述のように、発電機28の出力たる三相交
流電力を直流電力に変換し(整流)、インバータ12及
び主電池14に供給する。主電池14のSOCが低下し
ている状態で発電を実行させると、発電出力により主電
池14が充電され、そのSOCが回復する。従って、上
述の制御動作により、主電池14のSOCを所定範囲内
に保つことができる。
【0008】エンジン26は、その始動のための装置と
して、スタータ30を備えている。すなわち、モータコ
ントローラ18からエンジンコントローラ32にエンジ
ン26を始動する旨の指令が与えられると、当該エンジ
ンコントローラ32はスタータ30を回転させ、エンジ
ン26を始動させる。エンジンコントローラ32は、エ
ンジン26が回転している状態では、そのスロットル開
度等の制御を実行する。このような制御により、エンジ
ン26の回転数を所定の回転数に保つことができる。制
御目標たるエンジン26の回転数を、例えばエミッショ
ン良好・燃費良好の回転数とすることにより、エンジン
26を常に良好なエミッションかつ燃費で動作させるこ
とができる。
【0009】また、発電機28の界磁電流If を制御す
る手段としては、界磁コントローラ34が設けられてい
る。界磁コントローラ34は、エンジンコントローラ3
2と同様、モータコントローラ18と種々の情報を授受
しつつ、発電機28の界磁電流If を制御する。この界
磁電流If の制御により、エンジン駆動発電機16か
ら、所望の発電電力を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、エンジン26を始動するためにス
タータ30が必要である。このため、従来のSHVにお
いては、スタータ30を設置するための搭載スペースを
確保する必要があり、また、製造にあたってスタータ3
0を設けるためのコストが発生していた。
【0011】このような問題点を解決するための手段と
しては、発電機28をエンジン26のスタータとして用
いるという手法がある。特開昭50−63612号公報
には、エンジン駆動発電機を構成するエンジンを始動す
る際に、発電機をスタータとして使用し、モータを駆動
するためのインバータの出力を発電機の駆動に用いる構
成が開示されている。図3に示される従来例の構成に、
このような技術を組合わせると、例えば図4に示される
ようなシステム構成が得られる。
【0012】この図に示されるシステムにおいては、ス
タータ30を用いないエンジン駆動発電機36が使用さ
れている。エンジン駆動発電機36においてスタータ3
0を廃止可能であるのは、発電機28と整流器20の間
にコンタクタAを、インバータ12とモータ10の間に
コンタクタBを、そしてインバータ12と発電機28の
間にコンタクタCを、それぞれ設け、モータコントロー
ラ38が、前述の各部制御の他にこれらコンタクタA〜
Cの制御を行うようにしたためである。なお、図4に示
される参考例においては、図3に示される従来例と同様
の部材には同様の符号を用いている。
【0013】図5には、この参考例におけるエンジン2
6の始動フローが示されている。
【0014】この図に示されるように、モータコントロ
ーラ38は、まず、主電池14のSOCがSOC<aの
条件を満たすか否かを判定する。ここに、aは、例えば
30%程度の値に設定する。すなわち、ステップ100
に係る判定は、主電池14の放電が進んでおり充電を必
要とする状態となっているか否かの判定である。この判
定の結果、SOC≧a、すなわち主電池14の充電の必
要がないとされた場合には、モータコントローラ38の
動作はメインルーチンに戻る。逆に、SOC<aと判定
された場合、すなわち主電池14の充電の必要があると
された場合には、モータコントローラ38の動作はステ
ップ102以降の動作に移行する。
【0015】ステップ102においては、モータコント
ローラ38は、コンタクタBをオフ、コンタクタCをオ
ンさせる。初期的にコンタクタA及びCがオフしてお
り、コンタクタBがオンしているとすると、このステッ
プ102を実行することにより、コンタクタA及びBが
オフし、コンタクタCがオンした状態となる。従って、
この状態では、主電池14への充電電力の供給や、モー
タ10への駆動電力の供給は実行されず、インバータ1
2の出力は発電機28の出力側に供給される状態とな
る。このときインバータ12によって交流電力に変換さ
れるのは、主電池14から供給される直流電力である。
【0016】このような状態では、発電機28は、発電
機としてではなくモータとして動作する。このとき、発
電機28の入力軸はエンジン26の出力軸と連結されて
いるため、コンタクタCを介しインバータ12から電力
供給を受けモータとして動作することにより、エンジン
26の始動動作が開始する(104)。すなわち、発電
機28がエンジン26のスタータとして機能する。モー
タコントローラ38は、かかる機能を実現するため、イ
ンバータ12の制御を実行する。
【0017】発電機28が数回転した後、モータコント
ローラ38は、コンタクタAをオン、コンタクタCをオ
フさせ(106)、さらにエンジン26に点火させる
(108)。すなわち、ステップ106を実行すること
により、コンタクタAがオン、コンタクタB及びCがオ
フした状態となる。さらに、ステップ108の実行によ
り、発電機28は発電機としての機能を開始し、その発
電出力は、オンしているコンタクタAを介して整流器2
0に供給される。この時点で、主電池14の充電が開始
される。
【0018】モータコントローラ38は、その後、イン
バータ12とモータ10の間に設けられたコンタクタB
をオンさせる(110)。すると、インバータ12の出
力がモータ10に駆動電力として供給される。従って、
この状態では、エンジン駆動発電機36の出力により主
電池14が充電されるとともにモータ10が駆動され
る。
【0019】なお、上述のエンジン26の点火動作(1
08)や、エンジン始動フロー実施後のエンジン駆動発
電機36の発電出力の制御等は、モータコントローラ3
8とエンジンコントローラ32又は界磁コントローラ3
4との通信に基づきつつ、これらエンジンコントローラ
32又は界磁コントローラ34により実行される。
【0020】図6には、この参考例におけるエンジン停
止フローが示されている。前述した図5に係るエンジン
始動を実行した後の状態では、コンタクタA及びBがオ
ンしており、コンタクタCがオフしている。このエンジ
ン停止フローは、かかる状況下で実行される。
【0021】このフローにおいては、モータコントロー
ラ38は、まず、主電池14のSOCがSOC>bの条
件を満たすか否かを判定する(112)。ここに、bは
例えば80%程度の値に設定しておく。従って、ステッ
プ112に係る判定は、主電池14の充電が進み十分高
いSOCに至ったか否かの判定に相当する。この判定の
結果、SOC≦bとされた場合には、主電池14のSO
Cはa≦SOC≦bの範囲に属しているため、モータコ
ントローラ38の動作はメインルーチンに戻る。逆に、
SOC>bとされた場合には、モータコントローラ38
は、続くステップ114及び116を実行する。
【0022】すなわち、モータコントローラ38は、コ
ンタクタAをオフさせ(114)、コンタクタBのみが
オンした状態とする。この状態では、エンジン駆動発電
機36の出力は整流器20に供給されず、主電池14の
みによってモータ10の駆動が実行される。モータコン
トローラ38は、続いて、エンジン26を停止させる
(116)。これにより、エンジン駆動発電機36が停
止した状態となる。
【0023】このように、前述した従来例に特開昭50
−63612号公報に係る技術を適用することにより、
エンジン26を始動するために使用するスタータ30を
廃止することができる。また、これに伴い、エンジン2
6のフライホイールとスタータ30のギアのかみ合いが
なくなるため、ギア騒音の発生や、ギア破損による信頼
性上の問題もなくなり、かつ、発電機28の出力がスタ
ータ30より大であるため冷間時始動が容易となる。し
かし、図4に示される構成においては、発電機28をス
タータとして機能させるためにコンタクタA〜Cが使用
されている。エンジン26を始動する際には、特に、こ
れらのコンタクタのうちコンタクタBをオフさせコンタ
クタCをオンさせる必要がある。コンタクタBをオフさ
せると、インバータ12からモータ10への駆動電力の
供給が断たれるため、例えば車両の加速中においてこの
ような切替が実行されると、ショックの発生に伴い走行
フィーリングが悪化してしまう。
【0024】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、エンジンを始動す
るためにモータへの駆動電力供給を一旦停止するシステ
ム構成において、この電力遮断に伴うショックを軽減し
走行フィーリングの悪化を防ぐことを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の制御装置は、モータの負荷変動が小
さいことを検出する手段と、モータの負荷変動が小さい
ことが検出された場合に発電機をスタータとして用いる
エンジン始動を許可し、それ以外の場合には禁止する手
段と、を備えることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明においては、エンジンを始動させるのに
先立ちモータの負荷変動が例えば車速等の情報に基づき
検出される。モータの負荷変動が小さいことが検出され
た場合には、発電機をスタータとして用いるエンジン始
動が許可され、それ以外の場合には禁止される。従っ
て、比較的大きなショックが発生する可能性がある状
況、すなわちモータの負荷変動が大きい状況下では、発
電機をスタータとして用いるエンジン始動が禁止される
こととなるため、ショックの発生に伴う走行フィーリン
グの悪化等が防止される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3乃至図6に示される従来例
又は参考例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省
略する。
【0028】図1には、本発明の一実施例に係るSH
V、特にそのエンジン始動フローが示されている。この
実施例は、装置構成としては図4に示される装置構成で
実施でき、エンジン始動フローも本実施例の特徴に係る
部分を除き図4に示されるフローと同様であり、そして
エンジン停止フローも図6に示されるフローと同様であ
る。そこで、以下、図4に示される装置構成を全体とし
て、本実施例におけるエンジン始動フローについて説明
する。
【0029】本実施例においては、図1に示されるよう
に、SOCに係る判定(100)実行後、さらにモータ
10の回転数変動ΔNに係る判定(118)が実行され
る。すなわち、ステップ100においてSOC<aと判
定された後、|ΔN|≦δであるか否かの判定が実行さ
れる。この判定が成立しない場合にはモータコントロー
ラ38の動作はメインルーチンに戻り、成立した場合に
はステップ102以降の動作に移行する。
【0030】従って、この実施例においては、エンジン
26を始動する条件として、SOCに係るステップ10
0の条件の他、モータ10の回転数変動ΔNに係るステ
ップ118の条件が使用される。モータの回転数変動Δ
Nは、モータ10が駆動輪に連結されている状態では、
図4に示されるSHVの車速の変動を表している。言い
換えれば、ステップ118の判定を実行することによ
り、モータ10の負荷変動の大小を判定することができ
る。
【0031】このように、本実施例によれば、回転数変
動ΔNに基づきモータ10の負荷変動に係る判定を実行
し、負荷変動が小さいと判定された場合にエンジン26
を始動させるようにしたため、ショックが小さい状況下
でコンタクタBがオフされ、走行フィーリングの悪化が
防止される。ここに、ステップ118において用いる判
定しきい値δは、モータ10の負荷変動が十分小さいと
みなされる値に設定する必要がある。なお、モータ10
の回転数変動ΔNの他、車速、モータ10の一次電流
値、トルク指令値変動等、モータ10の負荷変動を示す
他の数値をステップ118においてエンジン26の始動
条件として用いることができる。
【0032】図2には、モータ10の負荷変動が十分小
さいか否かの判定を、トルク指令値の変化ΔTに基づき
実行した例が示されている。すなわち、この図に示され
る実施例においては、ステップ100においてSOC<
aと判定された後、例えば数十秒間におけるトルク指令
値の変化ΔTが算出され(120)、トルク指令値変化
ΔTの絶対値|ΔT|がδと比較される。(122)。
この比較の結果、|ΔT|≦δとされた場合のみ、ステ
ップ124を経て、ステップ102の動作に移行する。
ステップ124においては、車両停止状態を排除すべ
く、トルク指令値Tの絶対値|T|が|T|≦T0 を満
たすか否かが判定される。
【0033】なお、モータ10の回転数の変動ΔNとト
ルク指令値変化ΔTの両者に係る判定を、併せ実行する
ようにしても構わない。
【0034】なお、ステップ100においてSOCに係
る判定を実行しているが、これは他の条件と置き替えて
も良い。また、発電機28をスタータとして用いる際に
主電池14の電力が用いられるが、エンジン26の始動
に要する時間は短時間であるため、この動作による主電
池14の放電は特に問題とならない。さらに、発電機2
8をスタータとして機能させる時間をできるだけ短くす
るため、エンジン26の始動に失敗した場合には所定時
間の経過後に再び発電機28をスタータとして用いた始
動を実行するようにするのが好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電機をスタータとして用いるエンジン始動を、モータ
の負荷変動が小さいことを条件として実行するようにし
たため、モータへの電力供給が断たれることによるショ
ックの発生、ひいては走行フィーリングの負荷が防止さ
れることとなり、前より良好な走行フィーリングが実現
される。また、スタータの廃止により、搭載スペースが
節約されるとともに低コスト化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るSHVにおけるエンジ
ン始動フローを示すフローチャートである。
【図2】本発明の他の実施例に係るSHVにおけるエン
ジン始動フローを示すフローチャートである。
【図3】一従来例に係るSHVのシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図4】参考例及び本発明の一実施例に係るSHVのシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図5】参考例におけるエンジン始動フローを示すフロ
ーチャートである。
【図6】参考例及び実施例におけるエンジン停止フロー
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モータ 12 インバータ 14 主電池 26 エンジン 28 発電機 32 エンジンコントローラ 34 界磁コントローラ 36 エンジン駆動発電機 38 モータコントローラ A,B,C コンタクタ N モータの回転数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン及びこのエンジンの機械出力に
    より駆動される発電機を備えたエンジン駆動発電機と、
    充放電可能な電池と、発電機の発電出力及び電池の電力
    を交流電力に変換するインバータと、インバータによっ
    て得られる交流電力により駆動されるモータと、を有す
    る電気自動車に搭載され、エンジン駆動発電機を始動す
    る際、インバータによって得られる交流電力により発電
    機をエンジンのスタータとして動作させる制御装置にお
    いて、 モータの負荷変動が小さいことを検出する手段と、 モータの負荷変動が小さいことが検出された場合に発電
    機をスタータとして用いるエンジン始動を許可し、それ
    以外の場合には禁止する手段と、 を備えることを特徴とする制御装置。
JP4343393A 1993-03-04 1993-03-04 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置 Pending JPH06261419A (ja)

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JP4343393A JPH06261419A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置

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