JPH0626130U - 揺動式電子部品 - Google Patents

揺動式電子部品

Info

Publication number
JPH0626130U
JPH0626130U JP6763192U JP6763192U JPH0626130U JP H0626130 U JPH0626130 U JP H0626130U JP 6763192 U JP6763192 U JP 6763192U JP 6763192 U JP6763192 U JP 6763192U JP H0626130 U JPH0626130 U JP H0626130U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
locking
sliding type
type object
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6763192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2586343Y2 (ja
Inventor
泰俊 加来
篤志 播
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 帝国通信工業株式会社 filed Critical 帝国通信工業株式会社
Priority to JP6763192U priority Critical patent/JP2586343Y2/ja
Publication of JPH0626130U publication Critical patent/JPH0626130U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586343Y2 publication Critical patent/JP2586343Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音のためにコイルバネの両端に取り付けた
チューブが抜けることのない揺動式電子部品を提供する
こと。 【構成】 基板50と、揺動自在に軸支される摺動型物
10と、両端に係止部41,43を設けたコイルバネ4
0と、これらを収納するケース本体61,ケース蓋80
と、摺動型物10に取り付けられるつまみ90を具備す
る。コイルバネ40の係止部41,43に弾性材からな
るチューブ45,47を取り付ける。コイルバネ収納部
21にコイルバネ40を収納保持し、係止突起23,2
5にコイルバネ40の両係止部41,43を当接させ
る。コイルバネ40の摺動型物10の面側に対向する方
の係止部41近傍のコイルバネ収納部21の底にコイル
バネ40を該底から所定高さ引き離す突起27を設け
る。コイルバネ40の係止部43を当接させる係止突起
25の先端には該係止部43がケース本体61に当接し
ないように規制する規制用突起26を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、つまみを揺動させることでその抵抗値等を変化させる揺動式電子部 品に関し、特につまみを揺動させても何ら音の生じない消音機能付きの揺動式電 子部品に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、つまみの端部を押圧することによってシーソー状に揺動する可変抵抗器 やスイッチがあった。この種の揺動式電子部品は、例えばビデオカメラのズーム 用スイッチとして使用されている。そして該揺動式電子部品の復帰用バネとして コイルバネを用いたものがあった。
【0003】 ここで図6はこの種の従来のコイルバネを用いた揺動式電子部品の動作説明図 である。同図(a)において、180はリング状に巻かれたコイルバネ、187 ,189は該コイルバネ180の両端部183,185に取り付けられたゴム製 のチューブ、191,193は揺動自在に軸支された摺動型物(図示せず)に設 けられた係止突起、195,197は摺動型物を収納するケース(図示せず)に 設けた係止用突起である。なおケース及びその係止用突起195,197は静止 しており、摺動型物及びその係止突起191,193は回動する。また摺動型物 にはつまみ(図示せず)が固定されており、つまみのいずれか一端を押圧すれば 摺動型物がその方向に揺動する。
【0004】 同図において、まず通常は、同図(a)に示すように、コイルバネ180の両 端部183,185は、ケースの両係止用突起195,197に係止されると同 時に、摺動型物の両係止突起191,193にも当接している。
【0005】 次につまみの一端を押圧することによって同図(b)に示すように摺動型物を 左回転方向aに揺動させると、コイルバネ180の端部185がケースの係止用 突起197に係止された状態で、摺動型物の係止突起191がコイルバネ180 の端部183を押圧して移動させる。そしてつまみへの押圧を解除すれば、該摺 動型物はコイルバネ180の弾発力によって同図(a)に示す状態に復帰する。
【0006】 次につまみの他端を押圧することによって同図(c)に示すように摺動型物を 右回転方向bに揺動させるとコイルバネ180の端部183がケースの係止用突 起195に係止された状態で、摺動型物の係止突起193がコイルバネ180の 端部185を押圧して移動させる。そしてつまみへの押圧を解除すれば、該摺動 型物はコイルバネ180の弾発力によって同図(a)に示す状態に復帰する。
【0007】 ところで上記従来例において、コイルバネ180の両端部183,185にチ ューブ187,189を取り付けたのは、該両端部183,185に摺動型物の 係止突起191,193やケースの係止用突起195,197が当接する際に生 じる音や振動を吸収させるためである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来例においては、コイルバネ180の両端部183,185の チューブ187,189の外周が摺動型物やケースの面に直接触れることがあっ た。そしてこのような場合には、図7に示すように、コイルバネ180の両端部 183,185が矢印c,d方向に動くときに、該チューブ187,189が矢 印e,f方向に回転してしまい、これによって該チューブ187,189が徐々 にコイルバネ180の両端部183,185から抜け出てしまい。最後には完全 に外れてしまうという問題点があった。
【0009】 本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、消音のためにコ イルバネの両端に取り付けたチューブが抜けることのない揺動式電子部品を提供 することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】 上記問題点を解決するため本考案は、所望のパターンを形成した基板と、揺動 自在に軸支されその一方の面に前記基板のパターンに摺接する摺動子を取り付け た摺動型物と、コイル状に巻かれその両端が半径外側方向に向かって引き出され て係止部とされたコイルバネと、これら各部材を収納するケースと、前記摺動型 物に取り付けられるつまみとを具備し、前記摺動型物に設けたコイルバネ収納部 に前記コイルバネを収納保持するとともに、該摺動型物に設けた係止突起にコイ ルバネの両係止部を当接させ、一方前記ケースの前記摺動型物に対向する面に設 けた係止用突起を前記コイルバネの両係止部に当接させ、前記つまみをいずれか 一方に揺動することで前記摺動型物を揺動した際は、前記コイルバネのいずれか 一方の係止部がケースに設けたいずれか一方の係止用突起に保持された状態で、 摺動型物に設けたいずれか一方の係止突起がコイルバネのもう一方の係止部を押 圧して移動させる構造の揺動式電子部品において、前記コイルバネの両係止部に はそれぞれ筒状の弾性材からなるチューブを取り付け、且つ前記コイルバネの摺 動型物の面側に対向する方の係止部近傍の摺動型物のコイルバネ収納部の底には 該コイルバネを該底から所定高さ引き離す突起を設け、一方コイルバネの反対側 の係止部を当接させる係止突起の先端には該係止部が該係止突起に当接した際に 前記ケースに当接しないように規制する規制用突起を設けることとした。
【0011】
【作用】
コイルバネの摺動型物の面側に対向する方の係止部は、摺動型物のコイルバネ 収納部の底に設けた突起によって所定高さ該摺動型物の面から引き離される。一 方コイルバネの反対側の係止部は摺動型物に設けた規制用突起によってケースに 当接しないように規制される。このためいずれの係止部に取り付けたチューブも 摺動型物の面やケースの面に接触しないので、該チューブが回転することによっ て生じる該チューブの抜けは確実に防止される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の1実施例にかかる揺動式可変抵抗器1を示す分解斜視図である 。同図に示すようにこの揺動式可変抵抗器1は、摺動型物10の一方の面に摺動 子30を取り付けるとともに他方の面にコイルバネ40を取り付け、この摺動型 物10とフレキシブル基板50をケース本体61とケースカバー80からなるケ ース60内に収納し、該ケース60の上からつまみ90を取り付けて構成されて いる。以下各構成部品について説明する。
【0013】 摺動型物10は、図1に示すように、円板の一部を直線状に切り欠いた形状に 形成され、その中央の両側からは回転軸11が突出されている(但し同図には摺 動型物10の裏面側から突出している回転軸11は示されていない)。また該回 転軸11の両端面には、下記するつまみ90の嵌合溝91,91を嵌合する略直 方体形状の嵌合突起12,12が設けられている(但し同図には手前側の嵌合突 起12しか示されていない)。また該摺動型物10の一方の面(同図に表われて いる側の面)には、4つの円弧状のガイド板13,15,17,19とガイド突 起20を設けることでその間に下記するコイルバネ40を収納するコイルバネ収 納部21が形成されるとともに、その下方には略台形状の2つの係止突起23, 25が所定間隔だけ隔てて突設されている。また係止突起25の側面先端には規 制用突起26が設けられている。
【0014】 ここで前記ガイド板13から外側方向に向かっては、所定長さの突起27が延 設されている。言い替えれば、この突起27は円弧状突起13,17間のコイル バネ収納部21の底を横切るように延設されている。
【0015】 次に該摺動型物10の他方の面(同図に表われていない側の面)には、弾性金 属板からなる摺動子30が固定される。摺動子30の固定は、該摺動子30に設 けた穴35を摺動型物10の面に設けた図示しない突起に挿入し、その先端を熱 かしめすることによって行なう。なおこの摺動子30には、2組の摺動接点31 ,33が設けられている。
【0016】 次にフレキシブル基板50は、合成樹脂製フイルム上に円弧状の2本の抵抗体 パターン51,53を印刷するとともに、それぞれを導体パターン55に接続し て構成されている。また該フレキシブル基板50の所定位置には前記摺動型物1 0に設けた回転軸11を貫通する貫通穴57が設けられている。また該フレキシ ブル基板50の外周には、5つの取付穴59が設けられている。
【0017】 コイルバネ40は弾性金属線をコイル状に2回たらず巻き回し、その両端から 半径外側方向に向かって係止部41,43を直線状に引き出して構成されている 。そしてこの係止部41,43には、円筒状のシリコンゴムからなるチューブ4 5,47が取り付けられている。
【0018】 次にケース本体61は、所望形状の板63の外周に側壁65を設け、さらに該 側壁65の端部にフランジ部67を設け、さらに板63には前記摺動型物10の 回転軸11を挿入支持する穴69を設けて構成されている。またフランジ部67 からは複数本の突起68が突設されている。これら突起68は前記フレキシブル 基板50に設けた取付穴59に対応する位置に設けられている。
【0019】 ここで図2は前記ケース本体61の裏面側を示す斜視図である。同図に示すよ うに、ケース本体61の板63の裏面の所定位置には、円弧状の係止用突起71 ,73が突設されており、またその下部中央には同図に示すゴムクッション77 を収納するゴムクッション挿入部75が設けられている。ここでゴムクッション 77は、横方向に長い腕78を持ち、その両端面78a,78bは下記する摺動 型物10の係止突起23,25を当接させる当接面となっている。
【0020】 次にケースカバー80は図1に示すように板状に形成され、その略中央には前 記摺動型物10の回転軸11を挿入支持する筒状の穴81が設けられ、その外周 には前記ケース本体61の突起68を挿入する取付穴83が設けられている。
【0021】 次につまみ90は下面を開放した略箱体状に形成され、その両側中央下端には 前記摺動型物10の嵌合突起12,12に嵌合される嵌合溝91,91(同図に は手前側のもののみを示す)が設けられている。
【0022】 次にこの揺動式可変抵抗器1の組み立て方法を説明する。まず前述のように、 摺動型物10に摺動子30を固定し、またケース本体61のゴムクッション挿入 部75にゴムクッション77を収納保持しておく。またコイルバネ40の係止部 41,43にそれぞれチューブ45,47を取り付けておく。
【0023】 次にコイルバネ40を摺動型物10に設けたコイルバネ収納部21に収納する 。具体的にはコイルバネ40をガイド板13,17の間とガイド板15,19の 間に収納するとともに、ガイド突起20に係合させて手前側に抜けないようにす る(図4(a)参照)。このときコイルバネ40の係止部41,43をそれぞれ 摺動型物10の係止突起23,25に係合させておく(図4(a)参照)。
【0024】 次に摺動型物10をケース本体61内に収納してその回転軸11をケース本体 61の穴69に挿入支持し、一方フレキシブル基板50を取り付けたケースカバ ー80をケース本体61の裏面に当接する。このときケース本体61の突起68 をフレキシブル基板50の取付穴59に挿入するとともにケースカバー80の取 付穴83を貫通させ、その先端を熱かしめして一体とする。このときの状態を図 3に示す。
【0025】 そして図3に示すように、ケース本体61及びケースカバー80に設けた穴6 9,81から外部に突出する摺動型物10の嵌合突起12,12(但し同図には 手前側の嵌合突起12しか示されていない)に、つまみ90の嵌合溝91,91 を嵌合する。これによってつまみ90の両端を押圧すれば、該つまみ90が揺動 すると同時に摺動型物10が揺動し、摺動型物10に取り付けた摺動子30の摺 動接点31,33がフレキシブル基板50に設けた抵抗体パターン51,53上 を摺動し、その抵抗値が変化する。
【0026】 ここで図4はこの揺動式可変抵抗器1のコイルバネ40による復帰機構の要部 を示す機構説明図であり、同図(a)は中立状態を示し、同図(b)はつまみ9 0を左回転方向に揺動したときの状態を示し、同図(c)はつまみ90を右回転 方向に揺動したときの状態を示す。
【0027】 なお同図において、摺動型物10はその全体を表しているが、ケース本体61 についてはその係止用突起71,73と、ゴムクッション77のみが示されてい る。そして摺動型物10はつまみ90とともに揺動するが、ケース本体61の両 係止用突起71,73,ゴムクッション77は常に静止している。
【0028】 まず同図(a)に示す中立状態においては、コイルバネ40の両端のチューブ 45,47を取り付けた係止部41,43は、ケース本体61に設けた両係止用 突起71,73に係止されると同時に、摺動型物10の両係止突起23,25に も当接している。またケース本体61に取り付けたゴムクッション77はちょう ど両係止部41,43の中央に位置している。
【0029】 次に同図(b)に示すように、つまみ90の左端を押圧すれば、摺動型物10 が左回りに揺動する。これによってコイルバネ40の右側の係止部43がケース 本体61の静止した係止用突起73に係止された状態で、摺動型物10の係止突 起23がコイルバネ40の左側の係止部41を押圧して移動する。 つまみ90は、コイルバネ40の係止部41がゴムクッション77の端面78 aに当接するまで揺動できる。なおコイルバネ40のチューブ45を取り付けた 係止部41がゴムクッション77の端面78aに衝突した際、両者はいずれも弾 性を有しているので、何ら衝突音や振動は生じない。
【0030】 次に該つまみ90への押圧を解除すれば、コイルバネ40の弾発力によってつ まみ90及び摺動型物10は同図(a)に示す状態に復帰する。このとき係止部 41は係止用突起71に衝突するが、係止部41にはチューブ45が取り付けら れているので、該衝突時に何ら衝突音や振動は生じない。
【0031】 次に同図(a)に示す状態から同図(c)に示すように、つまみ90の右端を 押圧すれば、摺動型物10が右回りに揺動する。これによってコイルバネ40の 左側の係止部41がケース本体61の静止した係止用突起71に係止された状態 で、摺動型物10の係止突起25がコイルバネ40の右側の係止部43を押圧し 移動する。
【0032】 次に該つまみ90への押圧を解除すれば、コイルバネ40の弾発力によってつ まみ90及び摺動型物10は同図(a)に示す状態に復帰する。このとき係止部 43は係止用突起73に衝突するが、係止部43にはチューブ47が取り付けら れているので、該衝突時に何ら衝突音や振動は生じない。
【0033】 ところで本実施例におけるコイルバネ40は、その一方の係止部41が摺動型 物10の面側(図4においては紙面奥側)に向き、他方の係止部43がケース本 体61の面側(図4においては紙面手前側)に向くように巻き回されている。そ して係止部41(即ち摺動型物10の面側に向くため、該摺動型物10の面に直 接当接するおそれのある方の係止部41)の近傍には、突起27が設けられてい るので、図5に示すように、該係止部41は摺動型物10の面から突起27の厚 み分だけ引き離される。従って係止部41が図5に示す矢印A方向に揺動しても 、該係止部41に取り付けたチューブ45が摺動型物10の面に直接触れること はなく、従って該チューブ45が回転することによって生じる該チューブ45の 抜けは確実に防止される。
【0034】 一方係止部43(即ちケース本体61の面側に向くため、該ケース本体61の 面に直接当接するおそれのある方の係止部43)は矢印B方向に揺動するが、係 止突起25の上端には、規制用突起26が設けられているので、該係止部43が 係止突起25に当接した際には必ず、該係止部43に取り付けたチューブ47は 規制用突起26の下側に位置し、それよりも上に移動していくことはない。つま り、該チューブ47は係止突起25に当接した際に常にその位置をケース本体6 1の面から規制用突起26の厚み分だけ引き離される方向に修正されるので、何 度揺動しても、該チューブ47がケース本体61の面に触れることはないのであ る。従って該チューブ47も回転することはなく係止部43から抜けることはな い。
【0035】 本考案は揺動式可変抵抗器に限定されず、揺動式スイッチ等、他の種々の揺動 式電子部品に適用しても良い。
【0036】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案にかかる揺動式電子部品によれば、消音の ためにコイルバネの両端に取り付けたチューブの抜けが確実に防止できるという 優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例にかかる揺動式可変抵抗器1
を示す分解斜視図である。
【図2】ケース本体61の裏面側を示す斜視図である。
【図3】揺動式可変抵抗器1を組み立てる手順を示す図
である。
【図4】揺動式可変抵抗器1のコイルバネ40による復
帰機構の要部を示す機構説明図である。
【図5】本考案の作用を説明するための図である。
【図6】従来のコイルバネを用いた揺動式電子部品の動
作説明図である。
【図7】従来のコイルバネを用いた揺動式電子部品の問
題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 揺動式電子部品 10 摺動型物 21 コイルバネ収納部 23,25 係止突起 26 規制用突起 27 突起 30 摺動子 40 コイルバネ 41,43 係止部 45,47 チューブ 50 フレキシブル基板 60 ケース 61 ケース本体 71,73 係止用突起 80 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のパターンを形成した基板と、揺動
    自在に軸支されその一方の面に前記基板のパターンに摺
    接する摺動子を取り付けた摺動型物と、コイル状に巻か
    れその両端が半径外側方向に向かって引き出されて係止
    部とされたコイルバネと、これら各部材を収納するケー
    スと、前記摺動型物に取り付けられるつまみとを具備
    し、 前記摺動型物に設けたコイルバネ収納部に前記コイルバ
    ネを収納保持するとともに、該摺動型物に設けた係止突
    起にコイルバネの両係止部を当接させ、一方前記ケース
    の前記摺動型物に対向する面に設けた係止用突起を前記
    コイルバネの両係止部に当接させ、 前記つまみをいずれか一方に揺動することで前記摺動型
    物を揺動した際は、前記コイルバネのいずれか一方の係
    止部がケースに設けたいずれか一方の係止用突起に保持
    された状態で、摺動型物に設けたいずれか一方の係止突
    起がコイルバネのもう一方の係止部を押圧して移動させ
    る構造の揺動式電子部品において、 前記コイルバネの両係止部にはそれぞれ筒状の弾性材か
    らなるチューブを取り付け、且つ前記コイルバネの摺動
    型物の面側に対向する方の係止部近傍の摺動型物のコイ
    ルバネ収納部の底には該コイルバネを該底から所定高さ
    引き離す突起を設け、一方コイルバネの反対側の係止部
    を当接させる係止突起の先端には該係止部が該係止突起
    に当接した際に前記ケースに当接しないように規制する
    規制用突起を設けたことを特徴とする揺動式電子部品。
JP6763192U 1992-09-02 1992-09-02 揺動式電子部品 Expired - Fee Related JP2586343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6763192U JP2586343Y2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 揺動式電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6763192U JP2586343Y2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 揺動式電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0626130U true JPH0626130U (ja) 1994-04-08
JP2586343Y2 JP2586343Y2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=13350533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6763192U Expired - Fee Related JP2586343Y2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 揺動式電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586343Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006179788A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 電子部品の取付構造及び回転式電子部品
JP2007059500A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 回転式電子部品及びその組立方法
JP4718402B2 (ja) * 2006-09-14 2011-07-06 帝国通信工業株式会社 回転式電子部品
JP2012252218A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Canon Inc 電子機器
KR101327725B1 (ko) * 2006-07-19 2013-11-11 스미토모덴키고교가부시키가이샤 플렉시블 플랫 케이블

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006179788A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 電子部品の取付構造及び回転式電子部品
JP4484693B2 (ja) * 2004-12-24 2010-06-16 帝国通信工業株式会社 電子部品の取付構造及び回転式電子部品
JP2007059500A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 回転式電子部品及びその組立方法
KR101327725B1 (ko) * 2006-07-19 2013-11-11 스미토모덴키고교가부시키가이샤 플렉시블 플랫 케이블
JP4718402B2 (ja) * 2006-09-14 2011-07-06 帝国通信工業株式会社 回転式電子部品
JP2012252218A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Canon Inc 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2586343Y2 (ja) 1998-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0626130U (ja) 揺動式電子部品
JP2004342496A (ja) スイッチ装置
JPH0555432U (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP3174908B2 (ja) 多方向揺動型電子部品
US4303815A (en) Push button switch assembly
JPS6119470Y2 (ja)
JP3646089B2 (ja) スライド式電子部品
JP2539073Y2 (ja) 押釦スイッチ付き回転式電子部品
JP3146595B2 (ja) 電子機器のスイッチ装置
JP2001184976A (ja) ロック機構
JP2000357433A (ja) 多方向入力装置
JPH11195354A (ja) 多方向揺動型電子部品
JP2007053029A (ja) 押圧式スイッチ機構付き回転式電子部品
JP2002181099A (ja) 圧縮コイルバネ
JP3759033B2 (ja) 揺動式電子部品
JP3857621B2 (ja) 複合操作型電気部品
JP4522046B2 (ja) スライド式電子部品
JP3331454B2 (ja) 回転式電子部品用シャフトのロック又はクリック機構
JP2005183135A (ja) 複合型回転式電子部品及び二段押圧型スイッチ付き回転式電子部品
JP2001184996A (ja) 回転部材のロック機構
JPH11195355A (ja) スライド兼回転式電子部品
JP3052042B2 (ja) 複合型電子部品
JP3243682B2 (ja) 回転式電子部品
JPH08273484A (ja) スライド式電子部品
JPH0143784Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees