JPH06260934A - 位相同期式周波数シンセサイザ - Google Patents

位相同期式周波数シンセサイザ

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Publication number
JPH06260934A
JPH06260934A JP5048381A JP4838193A JPH06260934A JP H06260934 A JPH06260934 A JP H06260934A JP 5048381 A JP5048381 A JP 5048381A JP 4838193 A JP4838193 A JP 4838193A JP H06260934 A JPH06260934 A JP H06260934A
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JP
Japan
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phase
resistor
frequency
frequency synthesizer
loop filter
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Application number
JP5048381A
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Inventor
Hiroshi Yoshida
弘 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単な回路を付加することにより
位相同期引き込みを高速にできかつ同期引き込み状態の
雑音特性を良好にできる位相同期式周波数シンセサイザ
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の位相同期式周波数シンセサイザは、
位相比較回路に接続されるループフィルタを具備する位
相同期式周波数シンセサイザであって、前記位相比較回
路とループフィルタとの間に構成される抵抗体と、この
抵抗体を入力される制御信号に応じて短絡する短絡手段
と、この短絡手段に制御信号を出力する制御手段とを備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相同期過程を高速に
行いうる位相同期式周波数シンセサイザに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】まず従来の位相同期式周波数シンセサイ
ザの構成及び作用を、図15に示す完全積分2次フィル
タの回路図、図16に示す完全積分2次フィルタを使用
した従来の位相同期式周波数シンセサイザの構成ブロッ
ク図、図17,図18に示す周波数変化に対する位相同
期式周波数シンセサイザの出力周波数の特性図を参照し
て説明する。
【0003】完全積分2次フィルタは図15に示すよう
に、入力側から抵抗R101、抵抗R105及びキャパ
シタCを直列に接続し、これら抵抗R105とキャパシ
タCに並列に増幅器を接続して構成されている。
【0004】また、この図15に示す完全積分2次フィ
ルタを使用した従来の位相同期式周波数シンセサイザの
構成は図16に示されるように、発振器111,位相比
較器113,抵抗R101、抵抗R105、キャパシタ
C及び電圧制御発振器115が直列に接続され、これら
抵抗R105とキャパシタCには並列に増幅器が接続さ
れ、さらに電圧制御発振器115の出力の一部が可変分
周器117を介して位相比較器113に入力されるよう
に構成されている。
【0005】また、図15に示す完全積分2次フィルタ
の自然角周波数ωn 及びダンピング係数ζは次式で表さ
れる。
【0006】 ωn ={K/([R101]・[C])}(1/2) (1) ζ =ωn ・[R105]・[C]/2 (2) ただし K =(Kv ・Kp /N) (3) ここで[R101]、[R105]はそれぞれ抵抗R1
01及び抵抗R105の抵抗値を示し、また[C]はキ
ャパシタCの静電容量を示し、さらにKはループ利得、
Kv は電圧制御発振器115の電圧制御感度、Kp は位
相比較器113の位相比較感度、Nは可変分周器117
の分周数である。
【0007】位相同期回路の周波数変化または位相変化
による位相同期式周波数シンセサイザ出力周波数の時間
に対する特性を図17及び図18に示す。
【0008】まず図17を参照するに、(1) 式で示す自
然角周波数ωn の値により大きく異なることが判別され
る。すなわちダンピング係数ζ=0.7のとき、図17
で明らかなように、自然角周波数fn (=ωn ・2π)
=2kHzの場合同期引き込みに要する時間τは約1m
sec以上であるがfn (=ωn ・2π)=10kHz
の場合は約0.25msec程度でωn を大きくすれば
同期引き込みは高速となる。
【0009】また図18の如く(2) 式で示すダンピング
係数ζの値により大きく異なる。すなわち自然角周波数
fn =5kHzのとき図18で明らかなように、ダンピ
ング係数ζ=0.5の場合、同期引き込みに要する時間
τは約0.6msecであるがζ=1.0の場合は約
0.45msec程度でζを大きくすれば同期引き込み
は高速となる。
【0010】また、ωn ・ζを大きくするには(1) 、
(2) 式で抵抗101の抵抗値を小さくすればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同期引
き込み時間を短縮するために自然角周波数ωn 、ダンピ
ング係数ζを大きくすると、同期引き込み状態における
対雑音信号比(以下S/N比)が極端に悪化してしまう
ことになる。そのため制限なく自然角周波数ωnあるい
はダンピング係数ζを大きくすることはできなかった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、簡単な回路を付加することにより位相同期引き込み
を高速にできかつ同期引き込み状態の雑音特性を良好に
できる位相同期式周波数シンセサイザを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明の位相同期式周波数シンセサイザは、位
相比較回路に接続されるループフィルタを具備する位相
同期式周波数シンセサイザであって、前記位相比較回路
とループフィルタとの間に構成される抵抗体と、この抵
抗体を入力される制御信号に応じて短絡する短絡手段
と、この短絡手段に制御信号を出力する制御手段とを有
することを要旨とする。
【0014】また、本願第2の発明は、位相比較回路に
接続されるループフィルタを具備する位相同期式周波数
シンセサイザであって、前記ループフィルタを構成する
並列に接続される複数のキャパシタと、この複数のキャ
パシタの少なくとも1つを入力される制御信号に応じて
解放する解放手段と、この解放手段に制御信号を出力す
る制御手段とを有することを要旨とする。
【0015】
【作用】本願第1の発明の位相同期式周波数シンセサイ
ザは、例えば周波数切替時の同期引き込みの際には、制
御手段の制御によって抵抗体を短絡することで抵抗値が
零となることで、ループの自然周波数、ダンピング係数
が大きくなり、これにより高速に同期引き込みが行われ
る。また同期引き込み完了状態にあっては、抵抗体を接
続することでループの自然周波数、ダンピング係数が小
さくなり、雑音特性を良好にすることができる。
【0016】本願第2の発明の位相同期式周波数シンセ
サイザは、ループフィルタを構成するキャパシタを並列
に接続される複数のキャパシタによって構成すると共
に、この複数のキャパシタの少なくとも1つに、当該キ
ャパシタを制御信号に応じて解放する解放手段を設け
る。これにより、例えば周波数切替時の同期引き込みの
際には、制御手段の制御によってキャパシタを解放する
ことでループの自然周波数、ダンピング係数を大きくな
り高速に同期引き込みが行われる。また同期引き込み完
了状態にあっては、キャパシタを接続状態とすることで
雑音特性を良好にすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る位相同期式周波数シン
セサイザの構成を示したブロック図である。
【0018】図1に示すように、発振器11に位相比較
器13が接続され、この位相比較器13には抵抗体とし
ての抵抗R1が接続される。この抵抗R1には短絡手段
としてのスイッチSW1が並列に接続されている。尚、
このスイッチSW1は図示しない、後述するような制御
手段によってその開閉が制御される。さらにこの抵抗R
1には、抵抗R3を介して増幅器OPが接続される。こ
の増幅器OPには抵抗R5とキャパシタC1が並列に接
続される。この増幅器OPに電圧制御発振器15が接続
され、この電圧制御発振器15の出力端は出力端子に接
続されると共に可変分周器17に接続される。この可変
分周器17は、前記位相比較器13に接続される。
【0019】次に、図1に示す位相同期式周波数シンセ
サイザの作用を説明する。
【0020】この図1に示す第1の実施例において、抵
抗R1、抵抗R3を図16に示す従来例における抵抗R
101と比較するとき、その抵抗値で [R101]=[R1]+[R3] の関係にある。すなわち、抵抗R1を短絡することによ
り、従来よりも抵抗値を小さくし、同期引き込みの高速
化を図ろうとするものである。
【0021】またスイッチSW1 は外部からの、例えば
図示しない制御手段からの制御信号によりOn/Off
が可能であるスイッチである。
【0022】図1を参照するに、チャンネル切替時には
制御信号に従ってスイッチSW1 がOn状態となる。こ
のためループの自然角周波数ωn 及びダンピング係数ζ
が共に大きくなり、同期引き込みが高速に行われ、引き
込み時間は短くなる。同期引き込み完了状態になると制
御信号に従ってスイッチSW1 がOff状態となり、抵
抗R1が接続された状態となる。このためループの自然
角周波数ωn 、ダンピング係数ζともに小さくなり雑音
特性が良い状態となる。
【0023】次に、図2を参照して本発明に係る第2の
実施例を説明する。この第2の実施例は、第1の実施例
のループフィルタ周辺の具体的実現方法であるところの
回路図である。すなわち、第1の実施例のスイッチSW
1 をFETスイッチで実現したものである。FETスイ
ッチを用いることで外部よりディジタル信号で簡単に制
御可能となる。また、FETスイッチ以外にもトランジ
スタスイッチ、CMOSアナログスイッチまたはホトカ
プラを用いたスイッチ等が使用できる。
【0024】また、CMOSアナログスイッチやホトカ
プラスイッチ等を用いることで、切替信号を送出する制
御部と分離することができ、制御部からの雑音の侵入を
最小限に抑えることが可能となる。
【0025】次に、図3及び図4を参照して上記第2の
実施例のスイッチSW1を切替えるタイミングについて
説明する。
【0026】位相同期式周波数シンセサイザは外部の制
御回路より可変分周器の分周数を設定する信号を与えら
れる。この制御回路より与えられる信号は3種類あり、
1つはクロック信号、もう1つは分周数などのデータ信
号、最後の1つはデータ信号の始まりと終わりを示すイ
ネーブル信号である。
【0027】通常位相同期式周波数シンセサイザは前記
3種類の信号を受け取ることにより出力周波数を切替え
るが、その際、イネーブル信号の立ち下がりを検出した
瞬間に、データ信号として与えられた分周数を可変分周
器に設定する。
【0028】従って、前記イネーブル信号の立ち下がり
を検出し、この検出信号S1 の入力の後、予め定められ
た一定遅延時間の後に、切替え信号S3 を出力して、ス
イッチSW1を切替える遅延回路19を設けることで、
周波数切替時には必ず自然周波数ωn 、ダンピング係数
ζを大きくし、同期引き込み状態になると自然角周波数
ωn 、ダンピング係数ζを小さくし雑音特性を良好にす
る回路を実現することができる。尚、ここでは、回路が
簡易に構成でき、かつ切替条件が同一ならば過渡応答も
一定であることから時間の遅延によって制御するように
したが、任意の条件によって制御するようにしても良
い。
【0029】図5は上述した第2の実施例のスイッチを
切替えるタイミングを説明するための別の実現方法を示
す図である。
【0030】この図5においては、位相比較器13に接
続されたロック検出回路21により位相同期の状態を検
出し、位相差が設定されたある値φを下回った時点で制
御回路23よりFETスイッチを切替えるものである。
具体的には、位相比較器13から抵抗R1への出力信号
から周波数差或いは位相差を検出しても良く、位相比較
器13の後段にチャージポンプを接続した構成である場
合には位相比較器13のデジタル信号出力を用いるよう
にしても良い。
【0031】図6は上述した第2の実施例のスイッチを
切替えるタイミングを説明するためのさらに別の実現方
法を示す図である。
【0032】図5に示した実現方法が位相比較器13の
出力情報をもとに、ロック検出回路21が同期状態を検
出するのに対し、図6に示す実現方法は、位相比較器を
二種類用意し、一つを、同期比引き込み用、もう一つを
ロック検出用に利用するものである。すなわち、ロック
検出用位相比較器25により位相同期の状態を検出し、
位相差が設定されたある値φを下回った時点で制御回路
23よりスイッチを切替えるものである。この場合、図
11に示すように、ロック検出用位相比較器25は位相
比較器13に比べ、位相誤差の検出範囲が広いことか
ら、ループフィルタの切替タイミングだけを見るのには
都合が良い。
【0033】尚、以上の実施例はすべてループフィルタ
に完全積分二次フィルタを用いたものであるが、ループ
フィルタにラグリードフィルタを用いた場合にも、当然
のことながら本発明の効果をなんら損なうものではな
い、ループフィルタにラグリードフィルタを用いた場合
の一実施例を図7に示す。
【0034】また、完全積分二次フィルタを使用した場
合にはループフィルタの定数の自然周波数ωn とダンピ
ング係数ζをループフィルタの他の部分に依存すること
無く独立に設定することができる。
【0035】また、以上の実施例はすべて位相比較回路
直後の抵抗R1のみを変更することでループの特性を切
替えているが、場合によっては切替前、切替後の特性が
抵抗R1を変更するだけでは希望の特性とならない場合
がある。このような場合には図8に示す第3の実施例の
ように、2つ以上の抵抗R1,R9,R11あるいはキ
ャパシタC4,C5の値を切替制御回路27で制御され
るスイッチSW1,SW3,SW5 によって切替えることで
所望の特性を得ることが可能である。
【0036】この図8に示す第3の実施例は、図1に示
す第1の実施例における抵抗R5を直列に接続される抵
抗R9,R11に、キャパシタC1を並列に接続される
キャパシタC4,C5に置換え、さらに抵抗R9に短絡
用のスイッチSW3を設け、キャパシタC4に解放用の
スイッチSW5をそれぞれ設けたものである。
【0037】また、通常抵抗R9のスイッチSW3とキ
ャパシタC4のスイッチSW5は同時にオン、オフされ
る。これにより、自然周波数ωn とダンピング係数ζを
それぞれ独立に変更することが可能となる。具体的に
は、例えば抵抗1のみを変更したときには自然周波数ω
n とダンピング係数ζが変更され、抵抗9のみを変更し
たときにはダンピング係数ζのみが変更される。
【0038】次に図9を参照して、第4の実施例につい
て説明する。この図9に示す第4の実施例の場合、位相
比較器を二種類用意し、片方の位相比較器33を帯域の
広い初期同期用、もう一つの位相比較器31を精密に位
相比較を行う最終引き込み用に利用したものである。
【0039】この場合、定数を切替えるループフィルタ
は最終引き込み用の位相比較器32に接続されたループ
フィルタとし、初期同期用位相比較器33から最終引き
込み用位相比較器32に切替わった時刻より後にループ
フィルタの定数を変更する必要がある。このときの切替
の様子を図10に示す。
【0040】図10を参照するに、まず周波数切替えが
検出されると初期同期用位相比較器33で大体合わせら
れ、次に位相比較器をすでに動作している最終引き込み
用位相比較器32に切替える。このとき、スイッチSW
7はオンで短絡状態にあることから精密にかつ素早く引
き込みが行われる。その後にスイッチSW7がオフさ
れ、ノイズの低減が計られる。
【0041】また、図12に示すように、抵抗として可
変抵抗器VR1を用い、その値を制御回路35により制
御することでループフィルタの特性を連続的に変化させ
ることが可能となる。これによりループのインパルス的
な過渡応答なしにループ特性を変えることができる。
【0042】一般的に切替信号の送出タイミングは、次
式で定める周波数誤差ωe が所定の値以下となる時刻t
とすることが必要である。
【0043】
【数1】 ただし、ωc :初期周波数差、ωh :ループの自然周波
数、ζ:ダンピング係数 例えば、周波数を838MHzから822MHzに切替
える場合で、位相比較周波数が50KHzのときの例を
示す。
【0044】図13はこの場合の制御部より送出するル
ープフィルタ切替信号のタイミングを説明するための図
である。図13は横軸に同期引き込み用のループフィル
タを用いた場合の自然角周波数fn (=ωn /2π)、
縦軸に同じくダンピング係数ζをとって、ループフィル
タ切替信号送出タイミングを時間を等高線で示したもの
である。
【0045】例えば同期引き込み用のループフィルタの
自然角周波数が5kHz、ダンピング係数が1.0の場合、
周波数切替信号送出後0.4msec 後に切替信号を送出
すれば最速で周波数切替が実現できる。
【0046】次に、図14を参照してループフィルタに
ラグリードフィルタを用いた場合の実施例について説明
する。この図14に示す実施例は、図8に示した第3の
実施例の位相同期式周波数シンセサイザのループフィル
タにラグリードフィルタを用いた場合の構成を示すもの
である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば簡単
な回路を付加することにより位相同期引き込みを高速に
できかつ同期引き込み状態の雑音特性を良好にできる位
相同期式周波数シンセサイザを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の位相同期式周波数
シンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の第1の具体例をしめす回
路図である。
【図3】図2に示した第2の実施例の制御の具体例をし
めす回路図である。
【図4】図2に示した第2の実施例の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図5】図2に示した第2の実施例の制御の他の具体例
をしめすブロック図である。
【図6】図2に示した第2の実施例の制御の他の具体例
をしめすブロック図である。
【図7】ループフィルタにラグリードフィルタを用いた
場合の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明に係る第3の実施例の位相同期式周波数
シンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る第4の実施例の位相同期式周波数
シンセサイザの構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示した第4の実施例の切替制御を説明
するための図である。
【図11】図9に示した第4の実施例の作用を説明する
ための図である。
【図12】図1に示した実施例の第5の具体例をしめす
回路図である。
【図13】ループフィルタ切替信号のタイミングを説明
するための図である。
【図14】ループフィルタにラグリードフィルタを用い
た場合の実施例を示す回路図である。
【図15】完全積分2次フィルタの回路図である。
【図16】図15に示した完全積分2次フィルタを使用
した従来の位相同期式周波数シンセサイザの構成を示し
た回路図である。
【図17】位相同期回路の周波数変化または位相変化に
よる位相同期式周波数シンセサイザ出力周波数の時間に
対する特性図である。
【図18】位相同期回路の周波数変化または位相変化に
よる位相同期式周波数シンセサイザ出力周波数の時間に
対する特性図である。
【符号の説明】
11 発振器 13 位相比較器 15 電圧制御発振器 17 可変分周器 19 遅延回路 21 ロック検出回路 23 制御回路 25 ロック検出用位相比較器 27,29 切替制御回路 31 最終引込み用位相比較器 33 初期周期用位相比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較回路に接続されるループフィル
    タを具備する位相同期式周波数シンセサイザであって、 前記位相比較回路とループフィルタとの間に構成される
    抵抗体と、 この抵抗体を入力される制御信号に応じて短絡する短絡
    手段と、 この短絡手段に制御信号を出力する制御手段とを有する
    ことを特徴とする位相同期式周波数シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 位相比較回路に接続されるループフィル
    タを具備する位相同期式周波数シンセサイザであって、 前記ループフィルタを構成する並列に接続される複数の
    キャパシタと、 この複数のキャパシタの少なくとも1つを入力される制
    御信号に応じて解放する解放手段と、 この解放手段に制御信号を出力する制御手段とを有する
    ことを特徴とする位相同期式周波数シンセサイザ。
JP5048381A 1993-03-09 1993-03-09 位相同期式周波数シンセサイザ Pending JPH06260934A (ja)

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JP (1) JPH06260934A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000174621A (ja) * 1998-11-27 2000-06-23 Asulab Sa 時計の時間基準による高周波信号発生器

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JP2000174621A (ja) * 1998-11-27 2000-06-23 Asulab Sa 時計の時間基準による高周波信号発生器

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