JPH06260779A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH06260779A
JPH06260779A JP4632593A JP4632593A JPH06260779A JP H06260779 A JPH06260779 A JP H06260779A JP 4632593 A JP4632593 A JP 4632593A JP 4632593 A JP4632593 A JP 4632593A JP H06260779 A JPH06260779 A JP H06260779A
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JP
Japan
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inspected
substrate
terminal
inspection
electronic device
Prior art date
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Pending
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JP4632593A
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English (en)
Inventor
Akihiko Hirata
明彦 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検査基板をキャビネット内に収容した状態
で、その保守・点検ができる電子装置を提供すること。 【構成】 キャビネット1に設けられた被検査基板3の
案内部材6のガイド溝10に被検査基板3の回路パター
ン9の端子8が接触する端子部17を形成するととも
に、案内部材6の壁面に端子部17に電気的に接続され
た第1の点検端子7を露呈させて設けた。 【効果】 被検査基板3をキャビネット1の内部に収納
したままで、前面あるいは裏面からの点検が可能とな
り、電子装置の移動無しに保守・点検可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の差し替え可能な
プリント配線基板を備えた電子装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多数の差し替え可能なプリント配線基板
を備えた電子装置では、スペース上の面から各プリント
配線基板をそれぞれ互いに接近させて並べる構成にする
場合が多い。また、電子装置内のプリント基板の点検や
修理の際、対象となるプリント配線基板(以下被検査基
板という)を装着したままで行うのが望ましいが、前述
のように各プリント配線基板は互いに接近して並んでい
るので、被検査基板を装着したままでは被検査基板上の
電子部品にテスターの検診を当てたり、また調整可能部
品(可変容量コンデンサ及び可変抵抗器等)を調整した
りする作業は困難である。
【0003】そこで図10に示されているように、被検
査基板31と同様にプリント配線基板によって構成され
た点検用のスペーサ32を用いることが考えられる。ス
ペーサ32は一端に本体側の第1のコネクタ33と結合
する第2のコネクタ36と、他端の被検査基板31に備
えられた第4のコネクタ34と結合する第3のコネクタ
37をそれぞれ接続する導電箔38(図11)を有して
いる。しかしながらこのような構成では、第3のコネク
タ37と第4のコネクタ34の嵌合力で被検査基板31
を保持させているため、何らかの外力が加わった時に被
検査基板31がたわんで導電箔38が切れる場合があ
る。このような事情から、電子装置の保守・点検作業に
は、作業性が良くしかも被検査基板31を損傷しないこ
とが要請される。
【0004】以下図面を参照しながら、従来の電子装置
について更に詳しい説明を行う。図10は従来の電子装
置内の被検査基板の実装状態の斜視図、図11は従来の
電子装置の検査状態の斜視図である。スペーサ32は、
ガラスエポキシ材のプリント基板によって電子装置を構
成する正式な基板と同じ形状及び大きさに構成されてい
る。29はキャビネット、30はスペーサ32に信号や
電源を供給するバックボード、31はバックボード30
からの情報がスペーサ32によって伝達される被検査基
板、35はキャビネット29内の上下に設けられ被検査
基板31もしくはスペーサ32の挿入を案内し、かつこ
れらを保持する案内部材、42は被検査基板31を上下
方向より保持する保持部材、39はスペーサ32に保持
部材42を固定するビス、40は保持部材42上に設け
られた固定穴、41はナットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、被検査基板31は例えばガラスエポキシ
材より構成されていてそれ自身が重い場合や重量の重い
部品を実装している場合には、第4のコネクタ34,第
3のコネクタ37にかなり無理な力がかかってしまい、
場合によっては第4のコネクタ34,第3のコネクタ3
7を破損する可能性があった。
【0006】またスペーサ32を挿入することによって
被検査基板31をキャビネット29から外側に突出させ
ているので、検査及び修理をする作業者は被検査基板3
1のぐらつき及び第4のコネクタ34,第3のコネクタ
37の外れ等を気にしながら作業をする必要があり、非
常に作業がしにくいものであった。
【0007】また、被検査基板31の固定する部位及び
方向によっては被検査基板31に力が加わるため被検査
基板31自身が歪んで著しく信頼性を低下させてしまう
場合もある。さらには、作業者の体より発せられる静電
気のために被検査基板31に実装された部品等に悪影響
を及ぼすことがあった。
【0008】また、この種の電子装置は、その裏面に各
被検査基板31に信号・電源を供給するためのバックボ
ード30を有しているものが多い。そのため、バックボ
ード30を点検しながら、被検査基板31を点検したい
場合は、複数人にて、電子装置の前側から被検査基板3
1、後側からバックボード30の点検を行う必要があ
り、もしくは電子装置を回転させるなどして向きをかえ
てから点検する必要があり、手間がかかるものであっ
た。
【0009】そこで本発明は、少ない部品点数で、コネ
クタ及び被検査基板に無理な力をかけずに、しかも作業
者自身より出される静電気についても対応でき、しかも
少ない人数で装置を動かす手間を省き、安心して被検査
基板の点検を行うことを可能にする電子装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために本発明の電子
装置は、キャビネットに設けられたプリント基板の案内
部材のガイド溝に前記プリント基板の回路パターンの端
子が接触する端子部を形成するとともに、前記案内部材
の壁面に前記端子部に電気的に接続された点検端子を露
呈させて設けたものである。
【0011】
【作用】以上のように構成したことにより、被検査基板
を電子装置内に収容したままで、案内部材の壁面に露呈
する点検端子をテスターなどで触ることで点検が可能と
なり、被検査基板上の電子部品に作業者の手などが触れ
ることもなく、作業の信頼性を向上できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1はプリント配線基板点検具を取り付け
た電子装置の要部斜視図である。図1において、1はキ
ャビネット、2はバックボード、3はキャビネット1内
に収容される被検査基板、4はバックボード2上の第1
のコネクタ、5は被検査基板3上に設けられた第2のコ
ネクタ、6はキャビネット1内の上下に設けられ被検査
基板3の挿入を案内しかつ保持する案内部材であり、後
述するようにこの案内部材6はプリント配線基板点検具
となる。
【0014】7は案内部材6の前壁面に露呈して設けら
れた第1の点検端子、8は被検査基板3の上下両端部に
複数個設けられた端子、9は端子8に電気的手段にて接
続された回路パターンである。この種の電子装置におい
ては、被検査基板3を電子装置に挿入した時の固定位置
は電子装置の側面部方向から見て同じ位置となる。そこ
で、電子装置と被検査基板3の設計時に案内部材6と被
検査基板3の端子位置が合致するように設計しておくも
のとする。図2はプリント配線基板点検具を兼務する案
内部材6の斜視図である。
【0015】図3は図2のAA線断面図である。案内部
材6は以下に述べる4点構成となっている。12は断面
がL字状を成し絶縁性を有する樹脂にて形成された第1
の部材である。16は導電性を有する材質にて形成され
た突起、17は突起16の球形状をした端子部、18は
突起16の端子部17の他方にある円筒部である。13
は第1の部材12に取り付けられ絶縁性を有する樹脂に
て形成された突起16を固定するための複数個の固定穴
19を有する第2の部材であり、第1の部材12と第2
の部材13の間には、被検査基板3を挿入し且つ保持す
るためのガイド溝10が確保されている。11はガイド
溝10の切欠部である。
【0016】14は第2の部材13に取付けられると共
に絶縁性を有する樹脂にて形成された第3の部材で、向
きを変えて複数個(本実施例では2個)用いている。2
0は穴、21は円形の回路パターンである。15は第3
の部材14に取付けられ絶縁性を有する樹脂にて形成さ
れて第4の部材であり、第3の部材14の穴20がむき
だしにならないようにするものである。
【0017】22はその一方の端部が回路パターン21
に電気的に接続されている接続手段、23は第3の部材
14の前面部に設けられた複数個の穴、7は導電性を有
する材質にて形成された複数個の中空円筒形状でL字状
に曲げられた第1の点検端子、24は接続手段22の他
方の端部に接続され第1の点検端子7の一部と接触する
円形の回路パターンである。被検査基板3はガイド溝1
0に挿入することによりキャビネット1に組み付けられ
るが、その状態で、被検査基板3の回路パターン9の端
子8は、ガイド溝10の内面に露呈する端子部17に接
触する(図9参照)。ここで、この第1の点検端子7
は、外部からテスターなどの点検治具(図外)が接触で
きるように、第3の部材14の前壁面と後壁面に露呈し
ている。
【0018】図4は図2のBB線断面図である。25は
第1の部材12の下部に2箇所設けられたキャビネット
1への固定用突起である。この固定用突起25は第2の
部材13に設けられているのではないが他の図にはこの
固定用突起25の側面部はあらわれない。
【0019】図5は図2のCC線断面図である。図4に
対して向きが左右入れ替わっているのは、逆方向に第1
の点検端子7をあらわすためである。このことにより一
つの円筒部18に対し、左右両方向に接続手段22があ
らわれることになり、したがって第1の点検端子7は第
3の部材14の前壁面と後壁面の両方に露呈する。
【0020】図6は、プリント配線基板点検具の後面か
ら見た要部拡大斜視図である。プリント配線基板点検具
の後部端面の第2の部材13に設けられた複数個の第1
の点検端子7に電気的に接触するように、バックボード
2には導電性を有する突起部45(図7参照)を設け、
その反対側には点検部43を有する第2の点検端子44
を設けている。
【0021】図7はバックボード2と接触した状態を表
わす図2のAA線断面図である。図に示すようにバック
ボード2上に設けられた点検部43をテスターなどの点
検治具にて触り点検する。他方の突起部45は、それぞ
れの第1の点検端子7に接触し電気的に導通する。な
お、点検部43は、点検治具にて接触しやすいことと、
バックボード2に対する固定強度を上げるために、末広
がりの円筒形状とした。
【0022】また図8は図2のDD線断面図である。固
定用突起25は先端が2つに分かれていて、固定のため
一部がくびれている。以上のように構成した第1〜第4
の部材12,13,14,15を接着手段にてキャビネ
ット1上に固定する。
【0023】図9はプリント配線基板点検具に対する被
検査基板3の保持状態を示す図2のDD線断面図であ
り、突起16の端子部17が球形状を成しているため、
被検査基板3の挿抜時においてその衝撃は和らげられ
る。また、被検査基板3の上下両端部の端子8に回路パ
ターン9(図1参照)を設け、また端子8を被検査基板
3の部品面側から差し込み、端子8の頭部26にて被検
査基板3上にて保持され半田付けされる。そのため、端
子8の頭部26の反対側の脚部27に半田付けした部分
28が案内部材6に接触しないように、切り欠き部11
を切欠形成したものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検査基
板を電子装置の内部に収容した状態にて保守・点検が可
能となる。また検査及び修理をする作業者は被検査基板
のぐらつき及びコネクタの外れ等を気にかける必要が無
く、非常に作業がしやすいものとなる。また、一般的に
電子装置はその裏面にメイン基板が設けられているが、
本発明によれば、電子装置の裏面側からのメイン基板の
保守・点検や、メイン基板に接続されたプリント配線基
板の保守・点検も可能となり、保守・点検のたびに電子
装置の向きを変える必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリント配線基板点
検具を取り付けた電子装置の要部斜視図
【図2】本発明の一実施例におけるプリント配線基板点
検具を兼務する案内部材の斜視図
【図3】図2のAA線断面図
【図4】図2のBB線断面図
【図5】図2のCC線断面図
【図6】本発明の一実施例におけるプリント配線基板点
検具の後面から見た要部拡大斜視図
【図7】バックボードと接触した状態を表わす図2のA
A線断面図
【図8】図2のDD線断面図
【図9】本発明の一実施例におけるプリント配線基板点
検具に対する被検査基板の保持状態を示す図2のDD線
断面図
【図10】従来の電子装置内の被検査基板の実装状態の
斜視図
【図11】従来の電子装置の検査状態の斜視図
【符号の説明】
1 キャビネット 3 被検査基板 6 案内部材 7 第1の点検端子 8 端子 9 回路パターン 10 ガイド溝 17 端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットと、このキャビネットに設け
    られてプリント基板の挿入を案内するガイド溝を有する
    案内部材とを備え、前記ガイド溝に前記プリント基板の
    回路パターンの端子が接触する端子部を形成するととも
    に、前記案内部材の壁面に前記端子部に電気的に接続さ
    れた点検端子を露呈させて設けたことを特徴とする電子
    装置。
  2. 【請求項2】前記点検端子が、前記案内部材の前壁面と
    後壁面に露呈して設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の電子装置。
JP4632593A 1993-03-08 1993-03-08 電子装置 Pending JPH06260779A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4632593A JPH06260779A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電子装置

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JP4632593A JPH06260779A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電子装置

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ID=12744008

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JP4632593A Pending JPH06260779A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 電子装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110611266A (zh) * 2019-10-14 2019-12-24 安徽建筑大学 一种具有内保护装置的高压环网柜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110611266A (zh) * 2019-10-14 2019-12-24 安徽建筑大学 一种具有内保护装置的高压环网柜
CN110611266B (zh) * 2019-10-14 2020-11-06 安徽建筑大学 一种具有内保护装置的高压环网柜

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