JPH0625983A - スチールワイヤのくせ付け装置 - Google Patents
スチールワイヤのくせ付け装置Info
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- JPH0625983A JPH0625983A JP17671792A JP17671792A JPH0625983A JP H0625983 A JPH0625983 A JP H0625983A JP 17671792 A JP17671792 A JP 17671792A JP 17671792 A JP17671792 A JP 17671792A JP H0625983 A JPH0625983 A JP H0625983A
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
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- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
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- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
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- Wire Processing (AREA)
Abstract
状のくせを付与し、しかも安定した真直性を維持できる
スチールワイヤのくせ付け装置を提供する。 【構成】 くせ付けピン11を備えスチールワイヤWの
周りを回転するくせ付け手段1と、仮捻ローラ21をス
チールワイヤのパスラインを軸として回転させる仮捻手
段2と、矯正ローラ31群を備えた矯正手段3と、引取
キャプスタン4とをこの順序に配してなるスチールワイ
ヤのくせ付け装置。
Description
ベアベルト等のゴム製品の補強材として使用されるスチ
ールワイヤのくせ付け装置に関する。
本のスチールワイヤを撚り合わせた図3(イ)、(ロ)
等に示す構造のコードであって、このスチールコードの
複数本が平行に引揃えられた状態でゴム材により被覆さ
れ、タイヤやベルトなどの補強材として使用されてい
る。
たスチールコードとして用いられているのは、同じ強度
を有する単線のスチールワイヤに対し、柔軟性と伸長度
に優れているためである。
ムの材質、タイヤ成型技術等に大きな改良がなされ、ス
チールコードも図3(ハ)、(ニ)、(ホ)に示すよう
に、1×4、1×3、1×2と撚構造自体も簡素化し、
単線に近づいている。また、単線のゴム補強材としての
考えは、特開昭48−63961号公報、特開昭50−
4359号公報にも開示されている。
的には単線の補強材が望まれる最大の理由は、スチール
コードの生産に際し、全コストのうち撚加工工程のコス
トが非常に大きな比重を占めるため、この工程が簡素化
又は省略されることにより、生産コストの大幅な低廉化
が可能であるからである。
をタイヤのベルト部やカーカス部に用いることは、未だ
実用化されていない。その理由は、柔軟性と伸長度の問
題よりも、単線のスチールワイヤへのくせ付けと真直性
が不安定で、均一なものが得られないためである。即
ち、前記公報にも示されているとおり、単線スチールワ
イヤにコードと同じか、又はそれに近い柔軟性と伸長度
を与えるためには、小さなスパイラル状のくせを付与す
るのが一般的であるが、このくせが安定して付けられな
いこと、およびくせを付与されたスチールワイヤの真直
性が、スチールワイヤを複数本撚り合わせたスチールコ
ードに比して悪いという問題である。
有するこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的はスチールワイヤに安定した小さいスパイ
ラル状のくせを付与し、しかも上記くせを保持した状態
で安定した真直性を維持できるスチールワイヤのくせ付
け装置を提供することにある。
に、本発明のスチールワイヤのくせ付け装置は、くせ付
けピンを備えスチールワイヤの周りを回転するくせ付け
手段と、仮捻ローラをスチールワイヤのパスラインを軸
として回転させる仮捻手段と、矯正ローラ群を備えた矯
正手段と、引取キャプスタンとを順に配設して成る。
のくせ付けピンを千鳥状又は直線状に所要間隔をおいて
突設し、このピンの間にスチールワイヤを通してこのス
チールワイヤのパスラインを回転軸としてその周りに回
転可能にして成る。上記くせ付けピンの配置位置はスパ
イラルの外径(図2(イ)に示すd)およびピッチ(図
2(イ)に示すP)と関係し、くせ付け手段の回転数は
ピッチに関係する。
共に回転するが、パスラインを軸として正逆回転可能に
することにより、キンクを+、−いずれでも調整でき
る。矯正手段の矯正ローラは、少なくとも3ケ以上設け
て、通常は千鳥状に配置するが、これに限定されるもの
ではない。矯正ローラの溝はU溝又はV溝とする。ガイ
ドローラ等は途中に適宜配置してもよい。
ピンの間を通過したスチールワイヤは、くせ付けピンに
よるしごき効果と、くせ付け手段の回転効果との相乗効
果によって安定した小さいスパイラル状のくせが付与さ
れる。さらに、その後の仮捻ローラにスチールワイヤを
巻き付けて、仮捻手段をスチールワイヤのパスラインを
軸として回転することにより、このスチールワイヤの捻
れ(キンク)が除去され、スパイラル形状もより安定す
る。
スチールワイヤに矯正ローラで矯正を加えることによ
り、相乗効果でほぼ真っ直ぐな、また均一な小さいスパ
イラルくせを有するスチールワイヤを得ることができ
る。
する。図1は、本発明によるスチールワイヤのくせ付け
装置の実施例を示す概略構成図である。図1において、
1はくせ付け手段で、2は仮捻手段、3は矯正手段、4
は引取キャプスタンであり、この順序で配置されてい
る。上記くせ付け手段1及び仮捻手段2は回転体12、
22で以てスチールワイヤのパスラインを軸として夫々
回転自在にして成る。
Wを、上記くせ付け装置で以て小さい略スパイラル状の
くせを有するスチールワイヤの製造方法を図1に基づい
て説明する。
ワイヤWは、ガイドローラ7を経てスチールワイヤのパ
スラインを軸として回転するくせ付け手段1上の3本の
くせ付けピン11(直径2mm)の間を通し、ガイドロ
ーラ8を経て同様に回転する仮捻手段2に設けられた仮
捻ローラ21に2回巻き付け、ガイドローラ9を経て矯
正手段3の矯正ローラ31群の間を通して引取キャプス
タン4に巻き付け、トラバースローラ10を経て巻取り
リール6にて巻取る。線速は引取キャプスタンの直径と
回転数によって決まり、上述の場合、線速は100m/
分で、くせ付け手段1の回転数は20000回転/分で
あった。得られたスチールワイヤWの小さいスパイラル
くせの形状は外径dが0.40mmで、ピッチP=5.
0mmであった。
イラル状のくせのばらつきおよび真直性を長手方向にわ
たり測定した。小さいスパイラル状のくせのばらつき
は、図2(イ)に示すように、そのくせ外径dとピッチ
Pを長手方向に測定し求めた。真直性の良否は、アーク
ハイトとはね上がりで評価する。図2(ロ)はアークハ
イトを示し、切断した30cmの長さのスチールワイヤ
を精度の良い滑らかな平面に置いたとき描くワイヤの円
弧の高さAHで表す。図2(ハ)ははね上がりを示し、
アークハイトと同じ条件で、そのスチールワイヤの平面
よりのはね上がりの高さSHで表す。
り製造したスチールワイヤの小さいスパイラル状のくせ
および真直性は、特開昭48−63961号公報や特開
昭61−75227号公報に示されるようなスチールワ
イヤをギアに噛ませて波形のくせ付けしたスチールワイ
ヤの波形のくせおよび真直性に比して、くせのばらつき
が約1/3減少し、また真直性もアークハイトが約1/
3に、はね上がりが約1/5に減少した。これにより、
スチールコードに代わるスチールワイヤの使用が可能と
なった。
は、上記構成であるため、非常に安定した小さいスパイ
ラル状のくせを有し、かつ真直性の優れたスチールワイ
ヤが製造でき、従来のスチールコードに代わって単線の
スチールワイヤの使用が可能となり、さらに装置が簡単
であり、高速化も可能である等優れた効果を奏する。
概略構成図。
イヤのスパイラルくせを示す拡大概略図。
(イ)はアークハイトの説明図、(ロ)ははね上がりの
説明図。
示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 くせ付けピンを備え、かつスチールワイ
ヤの周りを回転するくせ付け手段と、仮捻ローラをスチ
ールワイヤのパスラインを軸として回転させる仮捻手段
と、矯正ローラ群を備えた矯正手段と、引取キャプスタ
ンとをこの順序に配してなるスチールワイヤのくせ付け
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04176717A JP3106328B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スチールワイヤのくせ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04176717A JP3106328B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スチールワイヤのくせ付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625983A true JPH0625983A (ja) | 1994-02-01 |
JP3106328B2 JP3106328B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=16018540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04176717A Expired - Lifetime JP3106328B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スチールワイヤのくせ付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106328B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002266264A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-18 | Kanai Hiroaki | 単線スチールコードの製造方法及びその装置 |
JP2012076675A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
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JP5124155B2 (ja) * | 2007-04-03 | 2013-01-23 | 株式会社ブリヂストン | ワイヤの癖付け方法および癖付け装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP04176717A patent/JP3106328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
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JP3106328B2 (ja) | 2000-11-06 |
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