JPH0721597Y2 - スチールコードの製造装置 - Google Patents

スチールコードの製造装置

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JPH0721597Y2
JPH0721597Y2 JP1993061604U JP6160493U JPH0721597Y2 JP H0721597 Y2 JPH0721597 Y2 JP H0721597Y2 JP 1993061604 U JP1993061604 U JP 1993061604U JP 6160493 U JP6160493 U JP 6160493U JP H0721597 Y2 JPH0721597 Y2 JP H0721597Y2
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steel cord
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capstan
reel
pressing
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用タイヤ或いは
コンベアベルト等のゴム補強材として使用される新規な
撚り構成のスチールコードを製造するスチールコードの
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や航空機に使用されるタイ
ヤの補強材として用いられるスチールコードとしては、
図5に示すように5本の素線33を撚り合わせ、素線3
3同士が互いに密着した撚り構造を有する、いわゆるク
ローズド撚りのスチールコード34が広く用いられてい
た。
【0003】ところが上記スチールコード34ではゴム
に埋設したとき、コードの中心Aまでゴムが浸入せず、
このため、タイヤに発生した亀裂から浸入した水や、ゴ
ム中の水分がコードの中心Aに入り込み、コードの長手
方向に伝播して、スチールコード34を構成する素線3
3に錆を発生させ、ゴムとスチールコードが剥離する、
いわゆるセパレーション現象を起こすという問題点があ
った。
【0004】このため、最近では図6(イ)に示すよう
にスチールコードを構成する素線33間に隙間Cをもた
せて撚り合わせた、スチールコードの中心までゴムが浸
入するオープン撚りのスチールコード35が広く採用さ
れるようになってきた。
【0005】しかるに、上記スチールコード35は断面
形状が円形状を有しているため、ゴムに埋設する場合、
ゴムの加硫時に発生するゴムのフローにより、スチール
コードの長手方向にしごき作用が加わり、スチールコー
ドに回転する力が働いて、図6(ロ)又は(ハ)に示す
ように素線33が片寄って、スチールコードが押し潰さ
れたような形となり、オープン度が減少してゴムの浸入
が悪くなったり、撚り構造が不安定となる等の問題点が
あった。
【0006】このようなオープン撚りのスチールコード
を製造する手段としては、図7(イ)および(ロ)に示
すようなチューブラ型撚線機36又はバンチャー型撚線
機37を用いて図5に示すようなクローズド撚りのスチ
ールコード34を形成し、上記スチールコード34を図
7(ハ)に示すような回転目板38を通過させることに
よりオープン撚りのスチールコード35を形成してい
た。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のような製造手段
では前記したような断面が円形状のスチールコードしか
得られず、しかもクローズド撚りのスチールコードを形
成した後にオープン構造とするため製造が煩雑となり、
工数が増加するので生産性が悪く、コストアップになる
という問題点があった。
【0008】本考案は上記問題点を除去するためになさ
れたものであり、図8に示すような断面円形状のオープ
ン撚りのスチールコードを改良したスチールコード4
0、即ち3〜6本の素線41を撚り合わせてなる単層撚
りのスチールコードにおいて、略直角断面形状が長手方
向に略同一向きで略楕円形状を有し、相隣り合う素線が
長径軸方向の楕円両端域において近接し又は略接し、他
の域において離間する撚り構造を有するオープン撚りの
スチールコード40を、図9のようにコードが回転する
ことがなく生産性良く、廉価に製造し得るスチールコー
ドの製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決する手段】本考案のスチールコードの製造
装置は、複数個の繰出しリールを備えた回転体と、上記
繰出しリールから繰出された各素線毎に数本のピンを直
列に配置したくせ付け装置と、上記くせ付け装置を通過
した複数本の素線を束ねる集合ボイスとから撚線機本体
を構成し、かつ上記撚線機本体に連続して、複数個の表
面平滑な押圧ローラを千鳥状或いは並列に配置した押圧
装置、引取りキャプスタンおよび巻取りリールを順次配
置したスチールコードの製造装置であって、オープン構
造のコード外接円を略楕円形状にする上記押圧装置の押
圧ローラ軸に対して、引取りキャプスタン軸および巻取
りリール軸を略平行に配置したことを特徴とする。
【0010】また、本考案のスチールコードの製造装置
は、複数個の繰出しリールと、上記繰出しリールから繰
出された各素線毎に数本のピンを直列に配置したくせ付
け装置と、上記くせ付け装置を通過した複数本の素線を
束ねる集合ボイスと、案内ローラを内装した中空軸によ
り軸支された回転体間にクレードルを揺動自在に吊架し
た二度撚り装置とを順次配置し、かつ上記クレードルに
引取りキャプスタンと複数個の表面平滑な押圧ローラを
千鳥状或いは並列に配置した押圧装置と巻取りリールと
を順次配設したスチールコードの製造装置であって、オ
ープン構造のコード外接円を略楕円形状にする上記押圧
装置の押圧ローラ軸に対して、巻取りリール軸を略平行
になるように配置したことを特徴とする。
【0011】なお、上記バンチャー型の製造装置におい
ては、押圧装置を引取りキャプスタンの前に配置する場
合、押圧装置の複数個の押圧ローラの軸が、引取りキャ
プスタンの軸に対しても略平行になるよう配置されるこ
とが望ましく、また、くせ付け装置と二度撚り装置との
間、或いは二度撚り装置内で、かつ引取りキャプスタン
の前の少なくとも一方に仮撚り装置を配置することが好
ましい。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例1) 図1はチューブラ型の撚線機を用いた製造装置を示して
いる。図1に示すように、回転体1は、機枠2に回転自
在に軸支され、駆動装置(図示せず)により回転駆動さ
れる。回転体1の内部には金属素線3を巻回した複数個
の繰出しリール4が配置され、また回転体1の外部には
金属素線3を巻回した繰出しリール4が1個配置されて
いる。回転体1の金属素線3の出口側端部にはくせ付け
装置5が設けられている。上記くせ付け装置5は切頭円
錐状の基体表面に、各素線の進行方向に夫々複数本のピ
ン6を植設して形成しており、回転体1と同一回転する
よう構成されている。なお、基体を切頭円錐状とした
が、素線と同数又は偶数倍の数の面を有する角錐状とす
ることも可能である。上記くせ付け装置5に連続して集
合ボイス7が配置されている。上記のように構成された
回転体1、くせ付け装置5および集合ボイス7とから撚
線機本体8が構成されている。さらに、上記撚線機本体
8に連続して、押圧装置9、引取りキャプスタン10お
よび巻取りリール11が順次配置されてスチールコード
の製造装置を構成している。
【0013】上記押圧装置9は、複数個の表面平滑な押
圧ローラ12を機枠13に千鳥状に配設したローラ群に
より構成され、各ローラ12は機枠13に回動自在に軸
支されている。この押圧装置9は、ローラ軸が巻取りリ
ール11の軸および引取りキャプスタン10の軸と略平
行になるよう配置されるものである。
【0014】尚、上記ローラ群の配列は、図2(イ)及
び(ロ)に示すように各ローラ12を千鳥状に配置する
か、(ハ)に示すように各ローラ12を並列に配置して
構成されており、(イ)のようにコードは各ローラ12
の片側のみに接触してコードにかけられたテンションに
より各ローラ12に押圧されるか、(ロ)、(ハ)のよ
うに互いに対向して配置された2個のローラ12により
挾圧されて押圧されるものであり、後者の場合は各ロー
ラ12をスプリング、油圧シリンダー等の押圧手段によ
り常時押しつけることにより行なうことも可能である。
【0015】また、引取りキャプスタン10は通常2個
のローラより構成され、一方のローラは駆動装置(図示
せず)により積極駆動され、他方のローラは回動自在に
軸支されるか、上下移動可能に配置され、引取り張力、
巻取り張力を調整することが好ましい。なお、他方のロ
ーラを上下移動させない場合は、駆動側ローラをトルク
調整可能な駆動手段により駆動することも可能である。
【0016】次に、上記製造装置を用いたスチールコー
ドの製造方法について説明する。回転体1内に配置され
た夫々の繰出しリール4から金属素線3を繰出し、回転
体1の外側に案内してくせ付け装置5へ導く。また、同
時に回転体1の外側に配置された繰出しリール4から金
属素線3を繰出し、回転体1の外側を案内してくせ付け
装置5へ導く。くせ付け装置5の数本のピン6間を通っ
て波状のくせが付けられた各素線3は集合ボイス7にお
いて集められ、回転体1が回転することによって集合ボ
イス7で撚り合わされて、断面形状が略円形状を有する
オープンコードが形成される。上記オープンコードは押
圧装置9に導かれ、表面平滑な各ローラ12間を押圧さ
れながら通過して断面略楕円形状を有するオープン撚り
構造のスチールコード14が形成され、引取りキャプス
タン10によって引取られながら巻取りリール11に巻
取られる。
【0017】(実施例2) 図3はバンチャー型の撚線機を用いた製造装置を示して
いる。図3に示すように、2個の回転体15、15は案
内ローラ16を内装した中空軸17により機枠18に軸
支されている。これら回転体15、15は同方向、同回
転数で駆動装置により回転される。上記回転体15、1
5間にはクレードル19を揺動自在に吊架し、このクレ
ードル19には押圧装置20が設けられ、これに続いて
引取りキャプスタン21が配置されて撚線機本体24が
構成されている。22は巻取りリールであり、23はタ
ーンローラである。
【0018】なお、押圧装置20は実施例1と同様に構
成されるものであり、複数個の表面平滑なローラ12を
機枠13に回転自在に軸支して形成される。この押圧装
置20は、ローラ軸が巻取りリール22の軸および引取
りキャプスタン21の軸と略平行になるように配置され
る。
【0019】上記撚線機本体24の素線入口側には金属
素線3を巻回した繰出しリール4が配置され、これに続
いてくせ付け装置25が配置されている。26は集合ボ
イス、27はガイドローラである。上記くせ付け装置2
5は切頭円錐状の基体表面に、各素線の進行方向に夫々
複数本のピン6を植設して形成される。なお、基体は切
頭円錐状にかえて、素線と同数又は偶数倍の数の面を有
する角錐状とすることも可能である。
【0020】上記のように構成された繰出しリール4、
くせ付け装置25、撚線機本体24が順次配置されて、
スチールコードの製造装置を構成している。
【0021】次に、上記製造装置を用いたスチールコー
ドの製造方法について説明する。繰出しリール4より繰
出された金属素線3はガイドローラ27を通ってくせ付
け装置25に案内され、ピン6の間を通って波状のくせ
付けが施されて集合ボイス26で集束される。集束され
た金属素線束は撚線機本体24の中空軸17に導かれ、
案内ローラ16により回転体15の外側に導出される。
そして、回転体15の外周に設けられたターンローラ2
3に案内されて反対側の回転体15に導かれ、ターンロ
ーラ23により方向を変えられて、中空軸17により案
内ローラ16を介してクレードル19内に至り、回転体
15の回転により二度撚りされて、断面形状が略円形状
を有するオープンコードが形成される。上記オープンコ
ードは押圧装置20に導かれ、押圧装置20の表面平滑
な各押圧ローラ12間を押圧されながら通過して断面略
楕円形状のオープン撚り構造のスチールコード28とな
って引取りキャプスタン21で引取られ、巻取りリール
22に巻取られる。
【0022】(実施例3) 図4に示すように、複数個の繰出しリール4と、ガイド
ローラ27を介して配置されたくせ付け装置25と、集
合ボイス26を介して配置された撚線機本体29とから
構成されたスチールコードの製造装置において、図4
(イ)に示すように、集合ボイス26と撚線機本体29
との間に回転体15と同方向で、しかも回転体15より
も速い速度で回転する仮撚り装置30を配置するか、同
図(ロ)に示すように、撚線機本体31のクレードル1
9内で回転体15と引取りキャプスタン21との間に回
転体15と同方向で、しかも回転体15よりも遅い速度
で回転する仮撚り装置30を配置するか、あるいは同図
(ハ)に示すように、集合ボイス26と撚線機本体32
との間および撚線機本体32のクレードル19内で回転
体15と引取りキャプスタン21との間に夫々前記と同
様の仮撚り装置30を配置して、スチールコードの製造
装置を構成した。
【0023】なお、くせ付け装置25、押圧装置20は
実施例2と同様の構成を有するものである。また、上記
撚線機本体29、31、32において押圧装置20は引
取りキャプスタン21と巻取りリール22の間に配置し
たが、実施例2と同様に引取りキャプスタン21の前に
配置することも可能である。
【0024】上記実施例3のように、仮撚り装置30を
配置することにより、あらかじめ仮撚りを行なったり、
規定の撚りピッチに達しているコードをさらにねじるこ
とにより、コードに永久歪を付与して撚り構造を安定さ
せた良品質のスチールコードが形成される。
【0025】なお、上記各実施例では1×5の撚り構造
の場合について示したが、1×3、1×4、1×6等の
撚り構造の場合も可能である。
【0026】
【考案の効果】本考案のスチールコードの製造装置によ
れば、断面形状が略円形状を有するオープン撚り構造の
コードを形成した後、一定方向から押圧して断面形状が
略楕円形状を有するオープン撚り構造のスチールコード
を形成するようにしたため、楕円形状がコードの長手方
向に一定の形状となるよう形成され、長径側両端域に位
置した隣接する素線間は略接し、他の域における素線間
は所要の隙間を有する構造のスチールコードが形成され
る。上記スチールコードは、ゴムに埋設して加硫された
とき、隙間より浸入したゴムがコードの長手方向にも良
く浸入し、ゴムのフローにより略接していた素線間にも
ゴムが浸入して、ゴムと素線との接着が確実に行なわれ
る。
【0027】また、本考案の製造装置では、くせ付け装
置により、各素線にあらかじめ波状、スパイラル状等の
くせ付けを施した後、撚り合わせて良好なオープン構造
を有するコードを作成し、連続して押圧装置により押圧
するため、連続生産が可能となり、生産性が大巾に向上
する。
【0028】さらに、楕円形の長径が巻取りリール面に
対して略平行に配置された状態で巻取られるため、良品
質のスチールコードが得られる。
【0029】しかも、構造が簡単なため設備面積も非常
に少なくてすみ、生産性と合わせて大巾なコストダウン
が達成できる等、優れた効果を有する考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】チューブラ型撚線機を用いた本考案のスチール
コードの製造装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】(イ)〜(ハ)は夫々本考案のスチールコード
の製造装置に使用される押圧装置のローラの異なる配置
を示す説明図である。
【図3】バンチャー型撚線機を用いた本考案のスチール
コードの製造装置の実施例を示す概略説明図である。
【図4】(イ)〜(ハ)は夫々バンチャー型撚線機を用
いた本考案のスチールコードの製造装置の異なる実施例
を示す概略説明図である。
【図5】従来のクローズド撚りのスチールコードを示す
断面図である。
【図6】(イ)〜(ハ)は夫々従来のオープン撚りのス
チールコードの異なる態様を示す断面図である。
【図7】従来のスチールコードの製造装置を示し、
(イ)はチューブラ型撚線機の正面図、(ロ)はバンチ
ャー型撚線機の概略説明図、(ハ)は回転目板の概略断
面図である。
【図8】 本考案のスチールコードの製造装置に適する
コードの1態様の断面図である。
【図9】 従来の製造装置で発生するスチールコードの
回転現象の説明図である。
【符号の説明】
1、15 回転体 2、13、18 機枠 3、33 、41 素線 4 繰出しリール 5、25 くせ付け装置 6 ピン 7、26 集合ボイス 8、24、29、31、32 撚線機本体 9、20 押圧装置 10、21 引取キャプスタン 11、22 巻取りリール 12 ローラ 14、28、34、35 、40 スチールコード 16 案内ローラ 17 中空軸 19 クレードル 23 ターンローラ 27 ガイドローラ 30 仮撚り装置 36 チューブラ型撚線機 37 バンチャー型撚線機 38 回転目板 39 キャプスタンローラ面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の繰出しリールを備えた回転体
    と、上記繰出しリールから繰出された各素線毎に数本の
    ピンを直列に配置したくせ付け装置と、上記くせ付け装
    置を通過した複数本の素線を束ねる集合ボイスとから撚
    線機本体を構成し、かつ上記撚線機本体に連続して、複
    数個の表面平滑な押圧ローラを千鳥状或いは並列に配
    した押圧装置、引取りキャプスタンおよび巻取りリール
    を順次配置したスチールコードの製造装置であって、オ
    ープン構造のコード外接円を略楕円形状にする上記押圧
    装置の押圧ローラ軸に対して、引取りキャプスタン軸お
    よび巻取りリール軸を略平行に配置したことを特徴とす
    るスチールコードの製造装置。
  2. 【請求項2】 複数個の繰出しリールと、上記繰出しリ
    ールから繰出された各素線毎に数本のピンを直列に配置
    したくせ付け装置と、上記くせ付け装置を通過した複数
    本の素線を束ねる集合ボイスと、案内ローラを内装した
    中空軸により軸支された回転体間にクレードルを揺動自
    在に吊架した二度撚り装置とを順次配置し、かつ上記ク
    レードルに引取りキャプスタンと複数個の表面平滑な押
    圧ローラを千鳥状或いは並列に配置した押圧装置と巻取
    りリールとを順次配設したスチールコードの製造装置で
    あって、オープン構造のコード外接円を略楕円形状にす
    る上記押圧装置の押圧ローラ軸に対して、巻取りリール
    軸を略平行になるように配置したことを特徴とするスチ
    ールコードの製造装置。
  3. 【請求項3】 引取りキャプスタンの前に押圧装置を設
    け、押圧装置の押圧ローラ軸に対して、引取りキャプス
    タン軸および巻取りリール軸を略平行に配置した請求項
    2記載のスチールコードの製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、くせ付け装置
    と二度撚り装置との間に仮撚り装置を配置したスチール
    コードの製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、3又は4において、二度撚り
    装置内で、かつ引取りキャプスタンの前に仮撚り装置を
    配置したスチールコードの製造装置。
JP1993061604U 1993-11-16 1993-11-16 スチールコードの製造装置 Expired - Lifetime JPH0721597Y2 (ja)

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JPH0647392U JPH0647392U (ja) 1994-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4677816A (en) * 1984-12-18 1987-07-07 Sharon Wire Mill Corporation (Proprietary) Limited Stranding machine

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