JPS6351773B2 - - Google Patents

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JPS6351773B2
JPS6351773B2 JP55013478A JP1347880A JPS6351773B2 JP S6351773 B2 JPS6351773 B2 JP S6351773B2 JP 55013478 A JP55013478 A JP 55013478A JP 1347880 A JP1347880 A JP 1347880A JP S6351773 B2 JPS6351773 B2 JP S6351773B2
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JP
Japan
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group
cord
crown layer
components
car
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Application number
JP55013478A
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English (en)
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JPS55122641A (en
Inventor
Tarantora Ruchiaano
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Pirelli and C SpA
Original Assignee
Pirelli SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Pirelli SpA filed Critical Pirelli SpA
Publication of JPS55122641A publication Critical patent/JPS55122641A/ja
Publication of JPS6351773B2 publication Critical patent/JPS6351773B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/025Preforming the wires or strands prior to closing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B3/00General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material
    • D07B3/02General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position
    • D07B3/022General-purpose machines or apparatus for producing twisted ropes or cables from component strands of the same or different material in which the supply reels rotate about the axis of the rope or cable or in which a guide member rotates about the axis of the rope or cable to guide the component strands away from the supply reels in fixed position with provision for imparting two or more twists to the filaments for each revolution of the guide member
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2207/00Rope or cable making machines
    • D07B2207/20Type of machine
    • D07B2207/207Sequential double twisting devices

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属コード特にタイヤやテープやベ
ベルト等のエラストマー製品の補強に使用する金
属コードの製造方法及び装置に関する。
特に、本発明は、層をなして作られた金属コー
ド、即ち中央のコアとこのコアに同軸の1つ以上
のクラウン層とにより構成された金属コードの製
造方法及び装置に関する。
コア及びクラウン層の相方は、単一の金属ワイ
ヤ(本明細書において、「単位ワイヤ」と呼ぶ)
又はストランド(複数個の単一ワイヤを一緒によ
り合わせて構成したコード)から成つてもよく、
また種々の構造に応じて単位ワイヤとストランド
とを組合わせたものから成つてもよい。以下、こ
の明細書において、コードを構成するこれらの構
成素子(単位ワイヤ、ストランド及びその組合わ
せ体)を総称して単にワイヤと呼ぶことにする。
上述のような型式のコードを製造するために
は、一般に、より合わせ機と呼ばれる機械を使用
する。このような機械を使用して、コードのクラ
ウン層を形成するのに必要な数と同数のワイヤの
束をコアのまわりにらせん状に巻付けて第1クラ
ウン層(最内クラウン層)を作る。第2クラウン
層(内側から2番目のクラウン層)はコードの第
1クラウン層のまわり、即ちコアとこのまわりに
既に巻かれた第1クラウン層とから成るコード部
分のまわりに巻付けられる。
コードは連続する工程により作られ、これらの
工程は、コアのまわりに第1クラウン層を巻く工
程、その上に第2クラウン層を巻く工程、以下順
次繰返し、最後に最外側クラウン層を巻く工程か
ら成る。
このようなコードの構造を表わすために次のよ
うな記号を用いる。例えば、「3S+9S+15Z)型
式のコードといつた場合は、このコードは、S字
状巻回体となつて一緒により合わされた3本のワ
イヤから成るストランドにより構成された中央の
コアと、互に並置し同じS字状巻回体となつてコ
アのまわりに巻かれた9本の単一ワイヤにより構
成された中間のクラウン層と、逆方向即ちZ字状
巻回体となつてコード部分(コアと中間クラウン
層とから成る)のまわりに巻かれた15本の単一ワ
イヤにより構成された外側クラウン層とから成
る。
S字状巻回体及びZ字状巻回体という用語は当
業界では既知であり普通に使用されている用語な
ので詳説は省略する。
従つて、上述の型式のコードを作るには3つの
連続する工程が必要である。即ち、コアを形成す
る工程と、中間(第1)クラウン層を巻付ける工
程と、外側(第2)クラウン層を巻付ける工程で
ある。これら3つの工程は普通同一の1つの機械
では実施せず、連続プロセスにて行ない、各工程
は出来上つたコード部分をボビンに収集する作業
を含む。
現在のより合わせ機を用いた場合は、実際問題
として、2つ以上の層を同時に巻付けることは不
可能であり、しかもコアをより合わせると同時に
その上へ第1クラウン層を巻付けることも不可能
である。それ故、 コードを製造する従来の方法は長時間と多大な
費用とを要し、この欠点はコードの構造が複雑に
なる程即ちクラウン層の数が多くなる程顕著にな
る。
このほか、(コードはその横断面をワイヤで満
たしているという理由で)クラウン層を形成する
ワイヤの数が増大すればする程、コアからの層の
距離が増大する。事実、明らかなように、上述の
形式の簡単なコードの場合でさえも、中間のクラ
ウン層は9本のワイヤを含み、外側のクラウン層
は15本ものワイヤを含む。
このような事実のため及び必要なボビン数(ワ
イヤ1本につきボビン1つが必要)が多いため、
現在使用されている機械は大型で重く、動作も遅
鈍である。
本発明のねらいは、質を改良すると同時に装置
内に高速生産機を用いることにより生産率を増大
させて、層をなした金属コードを迅速かつ経済的
に製造する方法を提供することである。そのう
え、この発明の方法は単一のシーケンスで種々の
製造工程を遂行させることができる。従来は、こ
れらの工程は別個に行なわれていた。本発明の別
のねらいは上述の方法を遂行するのに特に適した
装置を提供することである。
それ故、本発明の目的は、金属コード特にエラ
ストマー構造体内の補強素子として使用する金属
コードを製造する方法を提供することであり、該
金属コードは中央のコアと少なくとも1つのクラ
ウン層とから成つており、該コードを構成する構
成素子は単一のワイヤでもストランドでもよく
(以下、ワイヤと称する)、各クラウン層のワイヤ
は互に平行な状態で中央のコア又はその上のクラ
ウン層のまわりにらせん状に巻かれており、本発
明の方法の一般的な構成は、この方法が、クラウ
ン層により巻かれるべきコード部分を構成する第
1群のワイヤを供給する巻出しボビン及びクラウ
ン層を構成する第2群のワイヤを供給する巻出し
ボビンをそれぞれ準備し、それぞれの巻出しボビ
ンからそれぞれのワイヤを巻出すに必要な力を第
1群及び第2群のワイヤに加え、次に、少なくと
も曲げにより、第2群のワイヤに恒久変形を与え
かつこれらの第2群のワイヤに回転を与えてこの
第2群のワイヤに接触しているコード部分のまわ
りに第2群のワイヤを互に平行な状態で巻付け、
もつてコード部分のまわりにクラウン層を形成さ
せ、このようにして形成したコードを収集するこ
とである。本発明の方法の特徴とするところは、
この方法が、前記第2群のワイヤを一緒により合
わされていない状態の個々のワイヤの束として供
給し;次いで、これらのワイヤに同一方向の2回
の連続する回転によるねじりを与えてこれらのワ
イヤを2重にねじつてより合わせて成るストラン
ドを作り;次いで、このストランドに前記の2回
の回転によるねじりと同等の反対方向の回転によ
るねじりを与えて該ストランドのより合わせを元
に戻し(ほぐし)、もつて該ワイヤを互に平行に
位置した状態にし;次いで、前記互に平行の位置
関係にある第2群の構成素子に曲げによる恒久変
形を与えかつ前記の反対方向の回転によるねじり
と同等量のねじりを与え、それと同時に、該互に
平行に位置したワイヤを前記第1群のワイヤのま
わりに巻付けることによりコード部分上にクラウ
ン層を施すことである。
まず、コードの製造工程期間中材料の疲労を減
少させるためには、第2群のワイヤに、より合わ
せ解除操作に続いて、曲げによる恒久変形を与え
ると有利であることが判つた。
このほか、上述の方法を適切に遂行するために
は、第2群のワイヤを第1の軌道に沿つて引張る
ことにより該第2群のワイヤに前記の連続する2
回のねじりを与える。該第1の軌跡は軸線のまわ
りで回転するものであるが、その軌跡の起点と終
点のみがその軸線上に位置するが該軌跡のほかの
点は該軸線上に存在しない。また、該軌跡に沿つ
てのワイヤの運動方向は起点からの出発時の方向
と終点へのワイヤの到達時の方向とでは逆向きと
なつている。同様に、より合わせをほどくための
ねじりは軸線のまわりで回転する第2軌跡に沿つ
てワイヤを引張ることにより前記ワイヤに与えら
れる。この第2軌跡は、第1軌跡と同様に、この
軌跡の起点と終点のみがその軸線上に位置するが
該軌跡上のほかの点は該軸線上に存在しない。た
だ、この第2軌跡に沿うワイヤの運動方向は、第
1の軌跡の場合と異なり、起点においても終点に
おいても同じ方向である。
重要なことは、第2軌跡の回転速度を第1軌跡
の回転速度の2倍にし同一方向に回転させること
である。更に、第2群のワイヤの運動に対して、
第1軌跡の起点及び終点と第2軌跡の起点及び終
点とを同一線上に位置させること、即ちこれら軌
跡の回転軸線を一致させること。
上述の方法は単一の工程で中央コア及びこれに
すぐ隣接したクラウン層を作るのに極めて有益で
ある。この場合、該方法は、次のシーケンス操作
から成る。即ち、互に平行に配置することによ
り、一緒により合わされていない個々のワイヤの
束の形として第1群のワイヤを供給する操作、こ
のように位置したワイヤを曲げにより恒久変形さ
せる操作;ワイヤに同じ方向の連続する2重ねじ
りを与え、もつて中央コアから成る2重より合わ
せのストランドを作る操作。前記連続する2つの
ねじりは、第2群のワイヤに対してほぐし操作を
施すために使用したのと同一の回転運動により、
第1群のワイヤに与えられる。
更に、上述の方法を有効に遂行するためには、
コードの前進方向と前記2つの軌跡の回転軸線と
を直線上同軸にするとよい。
前述の方法を有効に遂行するため、本発明の別
のねらいは、上述の方法により作られるような金
属コードを製造する装置を提供することであり、
この装置の特徴とするところは、この装置が、自
軸のまわりで回転する第1のかご7と、該かごと
同軸的に該かごの内部に位置し自軸のまわりで自
由に回転する第1のシヤトル10とから成り、該
第1のシヤトルがクラウン層を巻付けるべきコー
ド部分を構成する第1群の構成素子1又は1,2
を供給するための第1の供給手段11を支持して
いる2重より合わせ式の第1の機械4と、自軸の
まわりで回転する第2のかご13と、該かごに対
し同軸的に該かごの内部に位置し自軸のまわりで
自由に回転する第2のシヤトル16とからなり、
該第2のシヤトルが前記クラウン層2又は3を形
成するための個々に分れた束の形をした第2群の
構成素子2又は3を供給する第2の供給手段18
を支持している第2の機械5と、前記第1及び第
2の機械4,5を同軸的に連結し、該第1及び第
2の機械のそれぞれの前記第1及び第2のかご
7,13の回転速度比を2:1の一定値に維持し
たままこれらのかごを異なる速度で回転させる連
結手段6と、前記第2の機械5の第2のかご13
に対しその略両端かつ該かごの軸線近傍位置で
夫々支持され、前記第2の供給手段18より供給
された第2群の構成素子2又は3に同一方向の2
回の連続する回転を与えてこれらの構成素子を2
重にねじつてより合せたストランド2又は3を作
り前記連結手段方向へ向わせる第1及び第2のロ
ーラ14,15と、前記第1の機械4の第1のか
ご7に対し該かごの前記連結手段6側位置かつ該
かごの軸線近傍位置で支持され、前記連結手段方
向からの前記2重より合せストランド2又は3に
前記2回の回転によるねじりと同等量の反対方向
の回転によるねじりを与えて該ストランドのより
合せを元に戻し、もつて該第2の構成素子2又は
3を互いに平行に位置した状態とせしめる第3の
ローラ8と、前記第1の機械4の第1のかご7に
対し、該かごの前記連結手段6とは反対側位置か
つ該かごの軸線近傍位置で支持され、前記第3の
ローラ8よりの第2群の構成素子2又は3を少な
くとも曲げることにより恒久変形せしめると共
に、前記の反対方向の回転によるねじりと同等量
のねじりを与えかつ該第2群の構成素子を前記第
1群の構成素子1又は1,2のまわりに巻付ける
ことにより、前記コード部分1又は1,2上にク
ラウン層2又は3を施させるピン9と、から構成
してなる。
上述の装置の好適な一実施例によれば、第1群
のワイヤのための供給手段は自軸のまわりで自由
に回転するボビンから成り、このボビンは対応す
るかごの軸線に直交する対応シヤトル内に位置し
ており、このボビンはクラウン層を巻かれるコー
ド部分を保持しており、一方、第2群のワイヤの
ための供給手段は複数個のボビンから成り、各ボ
ビンは単一のワイヤを保持し、ボビンの数はクラ
ウン層を構成するワイヤの数に等しく、各ボビン
は自軸のまわりで自由に回転できしかも対応する
かごの軸線に垂直なシヤトル上に位置している。
予備形成を行なうものとして既知の予備形成手
段はかごの軸線の垂直に位置した自軸のまわりで
自由に回転する小さなローラから成る。
更に、便宜的には、上述の機械は単一工程で中
央コア及びコードの第1クラウン層を作るために
使用されうる。このような場合、第1群のワイヤ
の供給手段は個々に離れたワイヤの束の形として
ワイヤを供給し、この供給手段は例えばそれぞれ
単一のヘツドをもつ複数個のボビン又は複数個の
ヘツドをもつ単一のボビンで構成される。これら
いずれの場合も、ヘツドの数は中央コアを構成す
るワイヤの数に等しくする。更に、第1機械はま
た、第1群の個々のワイヤに少なくとも曲げによ
る恒久変形を与えるための別の予備形成手段と、
第1の軌跡に沿つてこれらのワイヤを引張るため
の複数個の案内ローラとを有する。この第1軌跡
は、その最初の部分がかごの内部からかごの出口
までにおいてかごの軸線と一致し、次いでこのか
ごの出口においてかごから逸れてかごの外表面に
沿つて位置し、最後の部分はかごの外部において
かごの軸線と再び一致する。この第1軌跡に沿う
ワイヤの運動方向は、かごの軸線に一致する最初
の部分と最後の部分とにおいては正反対の方向で
ある。この場合でさえ、上述の予備形成手段は、
軌跡がかごの軸線から逸れたのち再びかごの軸線
と一致する地点まで第1群のワイヤを引張るため
の案内手段としての役目をも果すことができる。
第1図にコード、即ち「3S+9S+15Z」型式の
コードは3本の金属ワイヤを一緒により合わせて
成るコア1を有する。コアのまわりにはクラウン
層のための第1層2が巻いてあり、この層は9本
の単一金属ワイヤから成る。層2のまわりにはク
ラウン層のための第2層3が巻いてあり、この層
は15本の単一金属ワイヤから成る。
第2図から明らかなように、コア1のワイヤ及
び第1層2のワイヤのより合わせ方向即ち巻回方
向はS型方向であり、第2層3のワイヤの巻回方
向はZ型方向である。
第3,4図は上述のコードを製造するための装
置、詳細には該コードのための種々のより合わせ
工程を遂行するための装置の2つの実施例を示す
(第4図の実施例の方が第3図のものよりも融通
性がある)。
第3,4図には、工程の新規性及び装置の機能
を示す目的で装置を簡単に図示するにとどめる。
その理由は、該装置を形成する諸機器はそれ自体
当業界で既知だからである。
本発明の装置は、2重ねじり型式の第1より合
わせ機4を備え、この機械4は連結装置6により
2重ねじり型式の第2より合わせ機5に接続され
ている。(図には示さないが)これら2つの機械
4,5のための支持フレームや種々の作動装置や
出来上つたコードのための回収装置も設けてある
ことに注意すべきである。更に、例えばキヤプス
タンや製造されたコード内の残留ねじれを取除く
ために使用するよじり機等の処理装置も設けてあ
ることに注意すべきである。
本発明の特徴によれば、より合わせ機4は自軸
のまわりで回転するかご7を備え、このかご7
は、その上流側及び下流側(これらの方向はコー
ドの進行方向を基礎として考える)に、それぞ
れ、リターンローラ8及び9を担持しており、下
流側のリターンローラ9は予備形成(pre−
former)ピンとしての機能をも果す。この予備
形成ピンは、コードを構成するワイヤに少なくと
も曲げによる恒久変形を与えるための装置の特定
な一実施例であることを理解すべきである。特
に、この予備形成ピンは、本発明の装置を通過中
このピンに巻かれたワイヤを少なくとも部分的に
変形させる。
前記のかご7内には、このかごと同軸的に、シ
ヤトル10が位置し、このシヤトルは自軸のまわ
りで自由に回転できるようになつていてボビン1
1を支持し、このボビンも自軸のまわりで自由に
回転できる。ボビン11の軸はより合わせ機4の
軸に直交して位置する。シヤトル10に担持され
たローラ12はボビン11から繰出されたワイヤ
を案内する。
2重より合わせ機5の構造はより合わせ機4の
ものとほぼ類似している。すなわち、より合わせ
機5は、ワイヤの進向方向に関して上流側及び下
流側にそれぞれリターンローラ14,15を担持
したかご13と、このかごと同軸的にかご13内
に設けられ自軸のまわりで自由に回転できるシヤ
トル16とを備え、このシヤトルは複数個のワイ
ヤ案内ローラ17を担持すると共に複数個のボビ
ン18をも支持する。
これら2つのより合わせ機4,5は同軸的の一
直線上に並べられ連結装置6により互に接続さ
れ、この連結装置はかご7,13の回転速度間に
2:1の所定の比率を確立しその比率を一定に維
持させる。換言すれば、かご7の回転速度はかご
13の回転速度の常に2倍であり、共に同じ方向
に回転する。
以上で本発明の装置の構造をだいたい説明した
ので、次は本発明の種々の実施例の理解を一層容
易にするため、本装置の機能を説明する。
コアストランド1(第2図)のまわりにクラウ
ン層2を巻付けるものと仮定する。
それ故、より合わせ機4(第3図)において
は、ボビン11上には他の機械により既に作られ
たストランドが用意され、一方、より合わせ機5
においては、クラウン層にとつて必要な9個のワ
イヤを巻出すに必要なボビン、例えばそれぞれが
単一ヘツドを有する9個のボビンが準備される。
まず、矢印Fの方向へのワイヤの運動は図示の
装置の右側に位置したコードを引張るための装置
(図示せず)により与えられることを理解すべき
である。更に、自軸のまわりで自由回転するシヤ
トル10,16は、その内部に位置するボビンの
重量のために、装置の機能の間静止状態にあり、
一方それぞれのかごはシヤトルのまわりで回転す
る。かごのこの運動は作動装置(図示せず)によ
り与えられる。
ボビンから巻出されたワイヤは、ローラ17と
ローラ14との間のより合わせ機5の軸線に沿つ
て進み、このより合わせ機の外部へ出てローラ1
4,15間ではより合わせ機の外表面に沿つて動
き、次いでローラの下流側では再びより合わせ機
の軸線に沿つて進み、より合わせ機4へ至る。
図を見れば、(前述の機械の軸線に沿つた2種
の)ワイヤの運動が互に反対方向に進むことを理
解できよう。即ち、ボビンから出たワイヤは或る
距離だけ左方へ進んでローラ14へ至り、このロ
ーラ14で運動方向を反転して反対向きに進み、
ローラ15を過ぎたときには正反対の右方向へ進
む。
更に、ローラ14において、9本のワイヤは第
1のより合わせを受けてストランドとなる。その
後、このストランドはローラ15において前述と
同じ方向の第2のより合わせを受ける。このよう
にして2重のより合わせを受けたストランドはよ
り合わせ機4へ進入するが、ローラ15からロー
ラ8まではより合わせ機の軸線に沿つて進み、ロ
ーラ8を過ぎてからはかご7の外表面に沿つてロ
ーラ9まで進み、ローラ9の下流側では再びより
合わせ機の軸線に沿つて進む。
かご13と同じ方向に回転するかご7と一緒に
回転する軸をもつローラ8において、前述のスト
ランドは前述と反対方向のより合わせを受ける。
即ち、より合わせがほぐされる。
かご7の回転速度がかご13の回転速度の常に
2倍であるとすれば、ローラ8による逆より合わ
せは前述の第1及び第2のより合わせを完全に元
に戻し、それ故、ストランドはこれを構成してい
た9本のワイヤに再び分離される。ねじれている
がより合わされていないこれらのワイヤは、互に
隣接して平行に位置し、このような位置関係を維
持したままかご7の外表面上を進んで予備形成ピ
ン9に至り、この予備形成ピン9を部分的に取巻
いてワイヤは運動方向を変え、より合わせ機4の
軸線に平行な方向に進む。
一方、この予備形成ピン9へはコア用ストラン
ド1も到達し、このストランド1は静止軸をもつ
ボビン11から巻出されてワイヤ案内ローラ12
により案内される。一般的に言えば、明らかに、
単一ストランド1の代りに、クラウン層2でカバ
ーされたコード部分1,2がボビン11から巻出
されることもでき、例えば、今説明中のコードの
最終工程を遂行する場合は、ボビン11は第1の
クラウン層2を巻いたコアのストランド1から成
るコードを巻出す。
いずれにしても、このようなコアストランドは
形成ピン9には巻付かず、ピン9に対して接触し
て進むだけである。そのため、かご7もピン9の
軸の回転もこのストランドと抵触しない。コアス
トランド1のまわりに予備形成ピン9が公転する
回転により、第1のクラウン層2を形成する9本
のワイヤが順次ストランド1のまわりに第1図、
第2図に示す如くS字巻きに巻付けられる効果を
与える。
事実、より合わせ機の軸線に対してかご7の外
周位置からかご7の軸線位置方向への傾斜した方
向かつ互に平行な状態で形成ピン9に遭遇する9
本のワイヤは、前述のように、予備形成ピン9
(使用するワイヤの材料及び直径に対応して適当
に選択された曲率半径を有する)の外周を或る程
度の円周方向角度にわたり取巻いて進み、そのた
め予備形成を受ける。即ち、ワイヤは互により合
わせられないが、各ワイヤはピン9の外周面に沿
つて曲げられ、このとき上記曲率半径が臨界値以
下であるとワイヤの曲げ半径も小となることによ
り塑性変形を生ずる、即ち恒久変形を受ける。こ
の曲げ変形と同時に、ワイヤは、ローラ8におい
て受けたほぐしと反対方向でしかも同等量のねじ
りを受ける。しかし、コアストランドが存在する
ため、これらのワイヤは一緒により合わされず、
コアのまわりに巻かれ、このようにして所望のク
ラウン層を形成する。
このようにして形成されたコードはこの時点で
より合わせ機を去つて下流方向へ進み既知の処理
装置に達し、この装置から普通収集ボビンのまわ
りに収集され、この収集ボビンは、このボビンに
集めたコードのまわりに次のクラウン層を巻付け
るため、例えばボビン11を交換してより合わせ
機4内に配置されうる。
事実、前述のようにして形成したコードのまわ
りに第2のクラウン層3(第2図)特に15本のワ
イヤから成るクラウン層を巻付けるためには、前
述のコード(3S+9S)を収集した収集ボビンを
シヤトル10上に配置し、15本のワイヤを分配す
るに必要なボビンをシヤトル16上に配置すれば
充分であり、その後は、より合わせ機5,4によ
り行なつた前述の工程とまつたく同じ工程を行な
えば、より合わせ機4から出てきたときのコード
の構成は「3S+9S+15Z」型のものとなる。
コア及びクラウン層の巻付け方向に関しては、
より合わせ機のかごの回転方向を適当に選択すれ
ば充分であること明らかである。
ここで、更に詳細な説明を行なう。まず、ワイ
ヤは基準の方向に対して、機械を通過中、種々の
方向に動く。そこで、この明細書においては、ク
ラウン層の巻付けが始まる地点からの製造コード
の進む方向を前進方向と名付け、この方向を基準
としてワイヤの種々の運動方向を参照することに
する。
更に、上述の装置を実現させる便宜的実践的な
解決策としては、図示のように、前述の前進方向
と2つの機械4,5の軸線とを互に一致させ一直
線状にすることである。
2つの機械の連結に関しては、図示の一実施例
では、これらの機械と同軸的に位置した連結装置
6を使用している。しかし、実際には、かご7と
かご13との回転速度比を2:1に維持できるも
のであれば、任意の結合手段を用いてもよい。し
かし、ワイヤの通過に関する機械的な理由のた
め、上記の機械と同軸の機械的な連結装置を使用
するのが実践的であり適切である。いずれにして
も、この種の連結手段を選ぶに当つて当業者は困
難な問題を伴なわないであろう。
本装置の出口部には予備形成ピン9が存在して
いる。それにも拘らず、このピンをクラウン層の
ためのワイヤの進路の始点附近、例えばローラ1
7に近接して設けることも可能であり、またロー
ラ17とローラ14との間に存するワイヤ進路内
に特別なピンを挿入してもよい。しかし、図示の
ような解決策は、製造中のワイヤの疲労を最少に
抑え、もつて製品となつたケーブルに対してその
使用中良好な特性を与える。
前述したように、本発明の装置は単一の工程で
2つの操作を一緒に組合わせることができる。即
ち、従来は別個にしかできなかつた2つの操作を
同時に遂行させることができる。詳細には、本発
明の装置は、単一工程で、コアをより合わせる操
作とそのまわりに第1クラウン層を巻付ける操作
とを同時に行なうことができる。
事実、第4図はその好適な一実施例を示す。第
4図においては、図を明りようにするため、第3
図のものと同じ機素については参照番号を付さず
に示してある。
ここで、上述の「3S+9S+15Z」型式のコード
を製造するものと仮定しよう。このコードのコア
は一緒により合わせた3本の単一ワイヤにより形
成されたストランドから成る。
第4図を参照すると、機械4のシヤトル内には
3つのボビン19が位置し、これらの各ボビン
は、第3図に示した「1×3」型式のストランド
のための単一ボビンとは異なり、それぞれが単一
ヘツドを有している。
少なくとも理論的には、単一ヘツドを有する3
つのボビンの代りに、3つのヘツドを有する単一
ボビンを使用することが可能であることは明らか
である。更に、実践上有利なのは、複数ヘツドを
有する複数ボビンを使用し融通性をもたせること
である。先には述べなかつたが、クラウン層のた
めのボビン18の場合も、複数のヘツドをもつも
のにすることが可能であることはいうまでもな
い。
ここで、機械5について既に説明したことを参
照すると、第4図の実施例の場合も、3つのボビ
ン19により供給されたワイヤはクラウン層を形
成する他のワイヤと遭遇してかごから出る。次い
で、第1の軌跡に沿つて進む。この第1の軌跡
は、ワイヤ案内ローラ20,21間ではかごの軸
線と一致しており、次いでローラ21,22間で
はかごの外表面に沿つて位置し、その後は再びか
ごの軸線と一致する。また、ローラ20,21間
におけるワイヤの運動方向とローラ22の下流側
でのワイヤの運動方向とは正反対であり、後者の
運動方向は前述の前進方向と同じである。各ロー
ラ20は、クラウン層のための前述した予備形成
ピン9と同じ方法でワイヤを予備形成するための
予備形成装置として使用されうる。このほか、ロ
ーラ20とローラ21との間に単一の予備形成ピ
ンを設けてもよい。
第3図について説明したことから、第4図の装
置における3つのワイヤが(ローラ9に至るまで
に)どのようにして2重のねじりを受けるかを容
易に理解できよう。詳細に説明すれば、第1のね
じりはローラ21において行なわれ3つのワイヤ
は互により合わされ、第2のねじりはローラ22
において行なわれる。従つて、ローラ22から出
てきたときには、2回より合わされた「1×3」
型式のストランドが出来上がり、このストランド
は製造中のコードのコアとなる。
この第4図の実施例は単一のクラウン層を有す
る層状コードを作るのに極めて有利である。例え
ば、2本の一緒により合わされたワイヤから成る
コアと7本の単一ワイヤから成るクラウン層とに
より構成される広く使用されている「2+7」型
式のコードを作るのに極めて便利である。
本発明に係る装置により製造されたコードは著
しく良好な特性を有する。特に、このコードは幾
何学的形状が極めて規則正しく、コードを形成す
る個々のワイヤが受ける応力は実質上均一であ
る。その結果、このコードは、普通のコード内の
ワイヤに対して頻繁に生じるような破壊現象を受
けない。このような現象はコード表面が曲がつた
状態になることにより感知される。
本出願人は、本発明により製造されたコードが
破壊現象を受けないのは次の理由のためであると
考える。即ち、本発明によるコードのクラウン層
のすべてのワイヤは1つの母線に沿つて同じ方法
で曲げ変形を受けておりしかも軸方向にねじられ
ているからである。これに対し、従来のより合わ
せ機を使用して作つたコードの場合はコードのワ
イヤはその外表面上で展開する円筒らせんに沿つ
て曲げ変形されているものである。このような異
種の変形のため、本発明によるコードは優れた改
良特性を有し、特にコード切断区域におけるほぐ
れに対する抵抗が大きく、またコード使用中の疲
労抵抗も大きい。
例えば上述の「2×7」型式の如き単一層を有
するコードを、(まずコアを形成してこれをボビ
ンに収集し、次いでコードを作るというような)
従来の2工程の代りに、単一工程で作れること、
及び従来の動作が遅鈍なより合わせ機の代りに、
高速作動する2重より合わせ型の機械を使用する
ことにより、本発明は生産率を増大させることが
でき、そのため経済的にコードを製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は「3S+9S+15Z」型式の、クラウン層
を有する特殊なコードの右側から見た断面図。第
2図は第1図のコードの斜視図。第3図は層状を
なしたコードを製造する本発明の装置の一実施例
を示す図。第4図は本発明の装置の別の実施例を
示す図である。 4,5:より合わせ機、1:コア、2,3:ク
ラウン層、6:連結装置、7,13:かご、9:
予備形成ピン、10,16:シヤトル、11,1
8,19:ボビン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属コード、特にエラストマー構造体内の補
    強素子として使用する金属コードを製造する方法
    であつて、 該金属コードが中央のコア1と少なくとも1つ
    のクラウン層2又は2,3とで構成されており、
    該コードを構成する構成素子は単一の金属ワイヤ
    でもストランドでもよく、各クラウン層の該構成
    素子は互に平行な状態で中央のコア又はその上の
    クラウン層のまわりに巻かれており、 前記方法が、 クラウン層により巻かれるべきコード部分を構
    成する第1群の前記構成素子1又は1,2を供給
    する巻出しボビン11,19及び該クラウン層を
    構成する第2群の前記構成素子2又は3を供給す
    る巻出しボビン18をそれぞれ準備し、それぞれ
    の該巻出しボビンからそれぞれの該構成素子を巻
    出すに必要な力を前記第1群1又は1,2及び第
    2群の構成素子2又は3に加え、次に、少なくと
    も曲げにより、前記第2群の構成素子に恒久変形
    を与え、かつこれら第2群の構成素子に回転を与
    えて、該第2群の構成素子に接触している前記コ
    ード部分1又は1,2のまわりに該第2群の構成
    素子2又は2,3を互に平行な状態で巻付け、も
    つて該コード部分のまわりに該クラウン層2又は
    3を形成させ、このようにして形成されたコード
    を収集することから成るような、前記コード製造
    方法において、 (イ) 前記の第2群の構成素子2又は3を一緒によ
    り合わされていない状態の個々の構成素子の束
    として供給し、 (ロ) 次いで、これらの構成素子に同一方向の2回
    の連続する回転を与えてこれらの構成素子を2
    重にねじつてより合わせたストランド2又は3
    を作り、 (ハ) 次いで、このストランドに前記2回の回転に
    よるねじりと同等量の反対方向の回転によるね
    じりを与えて、該ストランドのより合わせを元
    に戻し、もつて該構成素子を互に平行に位置し
    た状態にし、 (ニ) 次いで、前記互に平行の位置関係にある第2
    群の構成素子2又は3に曲げによる恒久変形を
    与えかつ前記の反対方向の回転によるねじりと
    同等量のねじりを与え、それと同時に、該互に
    平行に位置した該構成素子を前記第1群の構成
    素子のまわりに巻付けることにより前記コード
    部分上にクラウン層を施すこと、 を特徴とする、金属コードの製造方法。 2 金属コード、特にエラストマー材料内の補強
    素子として使用する金属コードを製造する装置で
    あつて、 該金属コードが中央のコア1と少なくとも1つ
    のクラウン層2又は2,3とで構成されており、
    該コードを構成する構成素子は単一の金属ワイヤ
    でもストランドでもよく、各クラウン層の該構成
    素子は互に平行な状態で中央のコア又はその上の
    クラウン層のまわりにらせん状に巻かれているよ
    うな金属コードを製造する装置において、 (イ) 自軸のまわりで回転する第1のかご7と、該
    かごと同軸的に該かごの内部に位置し自軸のま
    わりで自由に回転する第1のシヤトル10とか
    ら成り、該第1のシヤトルがクラウン層を巻付
    けるべきコード部分を構成する第1群の構成素
    子1又は1,2を供給するための第1の供給手
    段11を支持している2重より合わせ式の第1
    の機械4と、 (ロ) 自軸のまわりで回転する第2のかご13と、
    該かごに対し同軸的に該かごの内部に位置し自
    軸のまわりで自由に回転する第2のシヤトル1
    6とからなり、該第2のシヤトルが前記クラウ
    ン層2又は3を形成するための個々に分れた束
    の形をした第2群の構成素子2又は3を供給す
    る第2の供給手段18を支持している第2の機
    械5と、 (ハ) 前記第1及び第2の機械4,5を同軸的に連
    結し、該第1及び第2の機械のそれぞれの前記
    第1及び第2のかご7,13の回転速度比を
    2:1の一定値に維持したままこれらのかごを
    異なる速度で回転させる連結手段6と、 (ニ) 前記第2の機械5の第2のかご13に対しそ
    の略両端かつ該かごの軸線近傍位置で夫々支持
    され、前記第2の供給手段18より供給された
    第2群の構成素子2又は3に同一方向の2回の
    連続する回転を与えてこれらの構成素子を2重
    にねじつてより合せたストランド2又は3を作
    り前記連結手段方向へ向わせる第1及び第2の
    ローラ14,15と、 (ホ) 前記第1の機械4の第1のかご7に対し該か
    ごの前記連結手段6側位置かつ該かごの軸線近
    傍位置で支持され、前記連結手段方向からの前
    記2重より合せストランド2又は3に前記2回
    の回転によるねじりと同等量の反対方向の回転
    によるねじりを与えて該ストランドのより合せ
    を元に戻し、もつて該第2の構成素子2又は3
    を互いに平行に位置した状態とせしめる第3の
    ローラ8と、 (ヘ) 前記第1の機械4の第1のかご7に対し、該
    かごの前記連結手段6とは反対側位置かつ該か
    ごの軸線近傍位置で支持され、前記第3のロー
    ラ8よりの第2群の構成素子2又は3を少なく
    とも曲げることにより恒久変形せしめると共
    に、前記の反対方向の回転によるねじりと同等
    量のねじりを与えかつ該第2群の構成素子を前
    記第1群の構成素子1又は1,2のまわりに巻
    付けることにより、前記コード部分1又は1,
    2上にクラウン層2又は3を施させる手段9
    と、 から構成してなることを特徴とする金属コードの
    製造装置。
JP1347880A 1979-02-06 1980-02-06 Method and device for manufacturing metallic cord which form layer Granted JPS55122641A (en)

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BR (1) BR8000758A (ja)
DE (1) DE3004375A1 (ja)
ES (1) ES488968A1 (ja)
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