JPH06259537A - 視覚センサ装置 - Google Patents
視覚センサ装置Info
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- JPH06259537A JPH06259537A JP5041058A JP4105893A JPH06259537A JP H06259537 A JPH06259537 A JP H06259537A JP 5041058 A JP5041058 A JP 5041058A JP 4105893 A JP4105893 A JP 4105893A JP H06259537 A JPH06259537 A JP H06259537A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象視野内のワークの有夢に係る判断を2値
化処理の前に行い、ワークが存在しない場合は、2値化
処理を自動的にスキップし、システム処理を高速に行な
うとともにワーク有無の誤認識を防ぐことができる視覚
センサ装置を得る。 【構成】 読み取った画像の濃度ヒストグラムを作成
し、濃度ヒストグラムより最大濃度と最小濃度の差を求
め、濃度差と予め設定されている閾値とを比較し、濃度
差が閾値より大きい場合には2値化処理を行ない、小さ
い場合には画像記憶回路をクリアするものである。ま
た、読み取った画像の濃度ヒストグラムを作成し、濃度
ヒストグラムより最大濃度と最小濃度の中間濃度値と中
間濃度値での頻度を求め、頻度と予め設定されている閾
値とを比較し、頻度が閾値より小さい場合には2値化処
理を行ない、大きい場合には画像記憶回路をクリアする
ものである。
化処理の前に行い、ワークが存在しない場合は、2値化
処理を自動的にスキップし、システム処理を高速に行な
うとともにワーク有無の誤認識を防ぐことができる視覚
センサ装置を得る。 【構成】 読み取った画像の濃度ヒストグラムを作成
し、濃度ヒストグラムより最大濃度と最小濃度の差を求
め、濃度差と予め設定されている閾値とを比較し、濃度
差が閾値より大きい場合には2値化処理を行ない、小さ
い場合には画像記憶回路をクリアするものである。ま
た、読み取った画像の濃度ヒストグラムを作成し、濃度
ヒストグラムより最大濃度と最小濃度の中間濃度値と中
間濃度値での頻度を求め、頻度と予め設定されている閾
値とを比較し、頻度が閾値より小さい場合には2値化処
理を行ない、大きい場合には画像記憶回路をクリアする
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は視覚センサ装置に関する
もので、特に、ファクトリ−オ−トメ−ションの組立作
業及び搬送作業において対象ワ−クを識別、計測する視
覚センサ装置の改良に関するものである。
もので、特に、ファクトリ−オ−トメ−ションの組立作
業及び搬送作業において対象ワ−クを識別、計測する視
覚センサ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の視覚センサ装置を示す構成
図であり、以下この図に基づいて従来の視覚センサ装置
を説明する。
図であり、以下この図に基づいて従来の視覚センサ装置
を説明する。
【0003】図において、1aはこの視覚センサ装置の
制御を司る視覚センサ制御部、2はこの視覚センサ制御
部1aに制御指令を与えるとともに、この視覚センサ制
御部からの出力情報を受け、この受けた情報に基づきさ
らなる制御指令を出力する例えばパ−ソナルコンピュ−
タやマイクロコンピュ−タなどの上位コントローラ、3
は認識の対象であるワーク、4は視野認識手段であるカ
メラ、5は視覚センサ制御部1aの出力情報に基づきワ
−ク3のモニタ画像を表示するモニタ表示器、6は視覚
センサ制御部1aに対し入力を行なうキーボードであ
り、視覚センサ装置はこれらによって構成されている。
制御を司る視覚センサ制御部、2はこの視覚センサ制御
部1aに制御指令を与えるとともに、この視覚センサ制
御部からの出力情報を受け、この受けた情報に基づきさ
らなる制御指令を出力する例えばパ−ソナルコンピュ−
タやマイクロコンピュ−タなどの上位コントローラ、3
は認識の対象であるワーク、4は視野認識手段であるカ
メラ、5は視覚センサ制御部1aの出力情報に基づきワ
−ク3のモニタ画像を表示するモニタ表示器、6は視覚
センサ制御部1aに対し入力を行なうキーボードであ
り、視覚センサ装置はこれらによって構成されている。
【0004】また、視覚センサ制御部1aは、中央処理
装置7、中央処理装置7で実効すべきプログラムやデー
タ等を格納する記憶回路8a、カメラ4からの出力信号
を入力する画像入力回路9、ランレングスデータや、濃
度ヒストグラムデータを生成する画像処理回路10、画
像入力回路9および画像処理回路10から受けた画像情
報を記憶する画像記憶回路11、モニタ表示器5との情
報伝達用のモニタインターフェイス回路12、キーボー
ド6との情報伝達用のキーボードインターフェイス回路
13、および上位コントローラ2との情報伝達用の上位
インターフェイス回路14等からなるものである。
装置7、中央処理装置7で実効すべきプログラムやデー
タ等を格納する記憶回路8a、カメラ4からの出力信号
を入力する画像入力回路9、ランレングスデータや、濃
度ヒストグラムデータを生成する画像処理回路10、画
像入力回路9および画像処理回路10から受けた画像情
報を記憶する画像記憶回路11、モニタ表示器5との情
報伝達用のモニタインターフェイス回路12、キーボー
ド6との情報伝達用のキーボードインターフェイス回路
13、および上位コントローラ2との情報伝達用の上位
インターフェイス回路14等からなるものである。
【0005】つぎに、上記のように構成された従来の視
覚センサ装置によるワーク認識動作について説明する。
このワーク認識動作は、オペレータにより作成された処
理プログラムに従って実行されるものであり、例えば以
下のようになされる。
覚センサ装置によるワーク認識動作について説明する。
このワーク認識動作は、オペレータにより作成された処
理プログラムに従って実行されるものであり、例えば以
下のようになされる。
【0006】まず、オペレータは上位コントローラ2に
よって処理プログラムを作成する。作成された処理プロ
グラムは上位インターフェイス回路14を介して、視覚
センサ制御部1aの記憶回路8aに転送される。中央処
理装置7は記憶回路8aに転送された処理プログラムに
従ってワーク認識動作の指令を行なう。
よって処理プログラムを作成する。作成された処理プロ
グラムは上位インターフェイス回路14を介して、視覚
センサ制御部1aの記憶回路8aに転送される。中央処
理装置7は記憶回路8aに転送された処理プログラムに
従ってワーク認識動作の指令を行なう。
【0007】この中央処理装置の指令にもとづいて、カ
メラ4が作動し、対象視野内にあるワーク3が光学的に
読み取られる。そして、このカメラ4によって読み取ら
れた光学的な信号は電気信号であるビデオ信号に変換さ
れて、画像入力回路9に供給される。画像入力回路9で
は、アナログ信号であるビデオ信号をアナログ・デジタ
ル変換し、出力信号を画像記憶回路11に供給する。画
像記憶回路11に格納された画像に対して画像処理回路
10で濃度ヒストグラムを作成し、この濃度ヒストグラ
ムに基づいて2値化レベルを自動的に決定する(この2
値化レベルを決定する手法としてモード法、判別分析法
などが知られている)。
メラ4が作動し、対象視野内にあるワーク3が光学的に
読み取られる。そして、このカメラ4によって読み取ら
れた光学的な信号は電気信号であるビデオ信号に変換さ
れて、画像入力回路9に供給される。画像入力回路9で
は、アナログ信号であるビデオ信号をアナログ・デジタ
ル変換し、出力信号を画像記憶回路11に供給する。画
像記憶回路11に格納された画像に対して画像処理回路
10で濃度ヒストグラムを作成し、この濃度ヒストグラ
ムに基づいて2値化レベルを自動的に決定する(この2
値化レベルを決定する手法としてモード法、判別分析法
などが知られている)。
【0008】そして、この自動的に決定された2値化レ
ベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2値化
して、画像記憶回路11に再度格納する。そして、モニ
タ表示器5には、2値化された2値画像等が画像選択さ
れてモニタインターフェイス回路12を介して表示され
る。また、オペレータはキーボード6の操作によりハー
ドウェアの内部設定及び認識すべきワーク3の登録等を
行なう。
ベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2値化
して、画像記憶回路11に再度格納する。そして、モニ
タ表示器5には、2値化された2値画像等が画像選択さ
れてモニタインターフェイス回路12を介して表示され
る。また、オペレータはキーボード6の操作によりハー
ドウェアの内部設定及び認識すべきワーク3の登録等を
行なう。
【0009】また、2値化された画像情報は計測など種
々の処理に供されるとともにその結果は更に上位インタ
−フェイス回路14を介して上位コントロ−ラ2と交信
しながら種々の解析及び判断がなされ、この解析及び判
断に応じて上位コントローラ2はロボット等他の制御装
置(図示せず)を駆動する制御信号を出力する。
々の処理に供されるとともにその結果は更に上位インタ
−フェイス回路14を介して上位コントロ−ラ2と交信
しながら種々の解析及び判断がなされ、この解析及び判
断に応じて上位コントローラ2はロボット等他の制御装
置(図示せず)を駆動する制御信号を出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の視
覚センサ装置では、画像処理回路10で濃度ヒストグラ
ムを作成し、その濃度ヒストグラムに基づきモード法、
判別分析法などを使うことにより、2値化レベルを自動
的に決定していた。従って、対象視野内のワーク3とそ
の背景の濃度差が大きいときには2値化レベルは正しく
求められ、適正な2値化処理が行なわれるが、対象視野
内にワーク3が存在しない場合であって、その背景のみ
で僅かな濃度差しか存在しない場合であっても2値化レ
ベルが自動的に決定されて、2値化処理を行ない2値化
画像が作成されることがある。すなわち対象視野内にワ
ーク3が存在しないにもかかわらず2値化画像が現れる
ため、その2値化画像に対して対象視野内にワ−クが存
在するとの認識処理を行なうことがある。
覚センサ装置では、画像処理回路10で濃度ヒストグラ
ムを作成し、その濃度ヒストグラムに基づきモード法、
判別分析法などを使うことにより、2値化レベルを自動
的に決定していた。従って、対象視野内のワーク3とそ
の背景の濃度差が大きいときには2値化レベルは正しく
求められ、適正な2値化処理が行なわれるが、対象視野
内にワーク3が存在しない場合であって、その背景のみ
で僅かな濃度差しか存在しない場合であっても2値化レ
ベルが自動的に決定されて、2値化処理を行ない2値化
画像が作成されることがある。すなわち対象視野内にワ
ーク3が存在しないにもかかわらず2値化画像が現れる
ため、その2値化画像に対して対象視野内にワ−クが存
在するとの認識処理を行なうことがある。
【0011】従って、対象視野内のワークの有無を検査
する場合などには、ワークが存在しない場合でも2値化
画像が現れることがあるので、この現れた2値化画像に
対して正しい認識結果が得られないという問題点があっ
た。
する場合などには、ワークが存在しない場合でも2値化
画像が現れることがあるので、この現れた2値化画像に
対して正しい認識結果が得られないという問題点があっ
た。
【0012】本発明は対象視野内にワークが存在しない
場合には2値化処理をスキップし、対象視野内にワーク
が存在する場合には、2値化処理を実施し、システムと
して高速処理を行うと共に、誤認識を防ぐことのできる
視覚センサ装置を得ることを目的とするものである。
場合には2値化処理をスキップし、対象視野内にワーク
が存在する場合には、2値化処理を実施し、システムと
して高速処理を行うと共に、誤認識を防ぐことのできる
視覚センサ装置を得ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る視覚セ
ンサ装置は、対象視野を認識する視野認識手段から認識
した視野の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒスト
グラムを作成する濃度ヒストグラム作成手段と、この濃
度ヒストグラム作成手段で作成された濃度ヒストグラム
の最大濃度値と最小濃度値との濃度差値を求める濃度差
検出手段と、この濃度差検出手段で求めた濃度差値と予
め設定されている閾値との大小関係を比較判定する閾値
比較手段と、前記濃度ヒストグラムより2値化レベルを
決定し画像の2値化処理を行なう画像2値化手段とを備
え、前記閾値比較手段において、前記濃度差値が、前記
予め設定されている閾値よりも大きいと判定したとき
に、前記画像2値化手段を動作させ、画像の2値化処理
を行なうようにしたものである。
ンサ装置は、対象視野を認識する視野認識手段から認識
した視野の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒスト
グラムを作成する濃度ヒストグラム作成手段と、この濃
度ヒストグラム作成手段で作成された濃度ヒストグラム
の最大濃度値と最小濃度値との濃度差値を求める濃度差
検出手段と、この濃度差検出手段で求めた濃度差値と予
め設定されている閾値との大小関係を比較判定する閾値
比較手段と、前記濃度ヒストグラムより2値化レベルを
決定し画像の2値化処理を行なう画像2値化手段とを備
え、前記閾値比較手段において、前記濃度差値が、前記
予め設定されている閾値よりも大きいと判定したとき
に、前記画像2値化手段を動作させ、画像の2値化処理
を行なうようにしたものである。
【0014】また、第2の発明に係る視覚センサ装置
は、対象視野を認識する視野認識手段から認識した視野
の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒストグラムを
作成する濃度ヒストグラム作成手段と、この濃度ヒスト
グラム作成手段で作成された濃度ヒストグラムの最大濃
度値と最小濃度値との中間濃度値における濃度ヒストグ
ラムの頻度値を求める頻度検出手段と、前記頻度検出手
段で求めた頻度値と予め設定されている閾値との大小関
係を比較判定する閾値比較手段と、前記濃度ヒストグラ
ムより2値化レベルを決定し画像の2値化処理を行なう
画像2値化手段とを備え、前記閾値比較手段において、
前記頻度値が、前記予め設定されている閾値よりも小さ
いと判定したときに、前記画像2値化手段を動作させ、
画像の2値化処理を行なうようにしたものである。
は、対象視野を認識する視野認識手段から認識した視野
の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒストグラムを
作成する濃度ヒストグラム作成手段と、この濃度ヒスト
グラム作成手段で作成された濃度ヒストグラムの最大濃
度値と最小濃度値との中間濃度値における濃度ヒストグ
ラムの頻度値を求める頻度検出手段と、前記頻度検出手
段で求めた頻度値と予め設定されている閾値との大小関
係を比較判定する閾値比較手段と、前記濃度ヒストグラ
ムより2値化レベルを決定し画像の2値化処理を行なう
画像2値化手段とを備え、前記閾値比較手段において、
前記頻度値が、前記予め設定されている閾値よりも小さ
いと判定したときに、前記画像2値化手段を動作させ、
画像の2値化処理を行なうようにしたものである。
【0015】
【作用】第1の発明の視覚センサ装置においては、閾値
比較手段が濃度差検出手段で検出した最大濃度値と最小
濃度値との濃度差値が予め設定されている閾値よりも大
きいと判定したときに画像2値化手段を動作させて2値
画像を形成する。
比較手段が濃度差検出手段で検出した最大濃度値と最小
濃度値との濃度差値が予め設定されている閾値よりも大
きいと判定したときに画像2値化手段を動作させて2値
画像を形成する。
【0016】また、第2の発明の視覚センサ装置におい
ては、閾値比較手段が濃度ヒストグラムの最大濃度値と
最小濃度値の中間濃度値における濃度ヒストグラムの頻
度値が予め設定されている閾値より小さいと判定した場
合に画像2値化処理を動作させて2値画像を形成する。
ては、閾値比較手段が濃度ヒストグラムの最大濃度値と
最小濃度値の中間濃度値における濃度ヒストグラムの頻
度値が予め設定されている閾値より小さいと判定した場
合に画像2値化処理を動作させて2値画像を形成する。
【0017】
【実施例】図1〜図8は本発明の実施例を示すもので、
図1は構成を示すブロック図、図2は実施例1の処理手
順を示すフロ−チャ−ト、図3は本実施例で用いられる
対象ワークの配列モデル図、図4は対象ワ−クを読み取
るときの説明図、図5は実施例2の処理手順を示すフロ
ーチャート、図6は対象ワ−クがある場合の濃度ヒスト
グラム、図7は対象ワークがない場合の濃度ヒストグラ
ム、図8は対象ワークがあるがこの対象ワークと背景と
の濃度差が少ない場合の濃度ヒストグラムである。図
中、従来例と同一符号は従来例と同一、または相当部分
を示す。
図1は構成を示すブロック図、図2は実施例1の処理手
順を示すフロ−チャ−ト、図3は本実施例で用いられる
対象ワークの配列モデル図、図4は対象ワ−クを読み取
るときの説明図、図5は実施例2の処理手順を示すフロ
ーチャート、図6は対象ワ−クがある場合の濃度ヒスト
グラム、図7は対象ワークがない場合の濃度ヒストグラ
ム、図8は対象ワークがあるがこの対象ワークと背景と
の濃度差が少ない場合の濃度ヒストグラムである。図
中、従来例と同一符号は従来例と同一、または相当部分
を示す。
【0018】実施例1 図1に基づきこの発明の一実施例である視覚センサ装置
について説明する。図中、2〜7、9〜14は従来例で
説明した通りであり、ここでは、以下に従来例との差異
部の構成について説明する。
について説明する。図中、2〜7、9〜14は従来例で
説明した通りであり、ここでは、以下に従来例との差異
部の構成について説明する。
【0019】図において、1はこの実施例の視覚センサ
装置の制御を司る視覚センサ制御部であり、8はこの視
覚センサ制御部1を構成する構成の1つで、中央処理装
置7で実行される後述する、濃変差検出、閾値比較、画
像2値化などのプログラムやデータ等を格納する記憶回
路である。
装置の制御を司る視覚センサ制御部であり、8はこの視
覚センサ制御部1を構成する構成の1つで、中央処理装
置7で実行される後述する、濃変差検出、閾値比較、画
像2値化などのプログラムやデータ等を格納する記憶回
路である。
【0020】次に図2のフロ−チャ−トに基づいてその
動作について説明する。予め上位コントロ−ラ2から入
力された閾値をはじめとする諸デ−タ、および制御プロ
グラムは上位インタ−フェイス回路14を介して記憶回
路8に格納されていて、この格納されている制御プログ
ラムに基づいて中央処理装置7が機能し動作が開始され
る。すなわち、従来の装置と同様にまず、対象ワ−クを
検知するための視野認識手段であるカメラ4によって図
3に示すような複数のワーク3をセットしたパレットの
それぞれのます目の画像が順次読み取みとられる。ここ
でカメラ4が読み取る画像の1視野は、図4の点線に示
すそれぞれのます目がその1視野で、この1のます目内
の画像が一度で読み取られる認識画像の視野である。カ
メラ4により読み取られた該視野の光学的な情報信号は
電気信号であるビデオ信号に変換されて、画像入力回路
9に供給され、この画像入力回路9では、アナログ信号
であるビデオ信号をアナログ・デジタル変換し、出力信
号を画像記憶回路11に供給する。そして、ステップS
1で画像記憶回路11に格納された画像に対して画像処
理手段である画像処理回路10で濃度ヒストグラムを作
成する。
動作について説明する。予め上位コントロ−ラ2から入
力された閾値をはじめとする諸デ−タ、および制御プロ
グラムは上位インタ−フェイス回路14を介して記憶回
路8に格納されていて、この格納されている制御プログ
ラムに基づいて中央処理装置7が機能し動作が開始され
る。すなわち、従来の装置と同様にまず、対象ワ−クを
検知するための視野認識手段であるカメラ4によって図
3に示すような複数のワーク3をセットしたパレットの
それぞれのます目の画像が順次読み取みとられる。ここ
でカメラ4が読み取る画像の1視野は、図4の点線に示
すそれぞれのます目がその1視野で、この1のます目内
の画像が一度で読み取られる認識画像の視野である。カ
メラ4により読み取られた該視野の光学的な情報信号は
電気信号であるビデオ信号に変換されて、画像入力回路
9に供給され、この画像入力回路9では、アナログ信号
であるビデオ信号をアナログ・デジタル変換し、出力信
号を画像記憶回路11に供給する。そして、ステップS
1で画像記憶回路11に格納された画像に対して画像処
理手段である画像処理回路10で濃度ヒストグラムを作
成する。
【0021】次に中央処理装置7では、ステップS2
で、この濃度ヒストグラムの最大濃度値Nmaxを求
め、ステップS3で濃度ヒストグラムの最小濃度値Nm
inを求め、ステップS4で最大濃度値と最小濃度値の
差値D=(Nmax−Nmin)を求め、ステップS5
で予め上位コントロ−ラ2から記憶回路8へ入力してお
いた閾値を呼び出し、このよびだした閾値k1と最大濃
度値と最小濃度値の差値Dとの大小を比較し差値Dが大
きい場合にはステップS6で画像記憶回路11に格納さ
れている画像情報に対して判別分析法などにより2値化
処理を実行し、この結果を再度画像記憶回路11に2値
化画像として格納する。そして上記の画像記憶回路11
に格納された2値化画像は、従来例に示すごとく解析及
び判断され、この解析及び判断に応じて所定の制御信号
(例えば対象ワ−クあり)が上位コントローラ2に出力
される。この出力を受けた上位コントローラ2はロボッ
トなどに制御指令を出力しワ−ク3に対する作業がおこ
なわれる。また、最大濃度値と最小濃度値の差値Dが閾
値k1より小さい場合にはステップS7で画像記憶回路
11に格納されている画像情報を2値化することなく消
去する。そしてこの消去された画像記憶回路11の情報
は、対象ワ−クが存在しないことを意味する所定の制御
信号として上位コントローラ2に出力する。この出力を
受けた上位コントローラ2はカメラ4の視野が次のます
目に移動するようにロボットなどにパレットの移動指令
を出力する。
で、この濃度ヒストグラムの最大濃度値Nmaxを求
め、ステップS3で濃度ヒストグラムの最小濃度値Nm
inを求め、ステップS4で最大濃度値と最小濃度値の
差値D=(Nmax−Nmin)を求め、ステップS5
で予め上位コントロ−ラ2から記憶回路8へ入力してお
いた閾値を呼び出し、このよびだした閾値k1と最大濃
度値と最小濃度値の差値Dとの大小を比較し差値Dが大
きい場合にはステップS6で画像記憶回路11に格納さ
れている画像情報に対して判別分析法などにより2値化
処理を実行し、この結果を再度画像記憶回路11に2値
化画像として格納する。そして上記の画像記憶回路11
に格納された2値化画像は、従来例に示すごとく解析及
び判断され、この解析及び判断に応じて所定の制御信号
(例えば対象ワ−クあり)が上位コントローラ2に出力
される。この出力を受けた上位コントローラ2はロボッ
トなどに制御指令を出力しワ−ク3に対する作業がおこ
なわれる。また、最大濃度値と最小濃度値の差値Dが閾
値k1より小さい場合にはステップS7で画像記憶回路
11に格納されている画像情報を2値化することなく消
去する。そしてこの消去された画像記憶回路11の情報
は、対象ワ−クが存在しないことを意味する所定の制御
信号として上位コントローラ2に出力する。この出力を
受けた上位コントローラ2はカメラ4の視野が次のます
目に移動するようにロボットなどにパレットの移動指令
を出力する。
【0022】このように所定の制御信号を上位コントロ
ーラ2に出力したら、図4に示す視野を順次のます目の
位置に移動させ同様の処理を繰り返し、全てのます目に
対して処理を行う。
ーラ2に出力したら、図4に示す視野を順次のます目の
位置に移動させ同様の処理を繰り返し、全てのます目に
対して処理を行う。
【0023】次に、上記フローチャートの各ステップ毎
の動作について、図6および図7に示すの本発明の一実
施例の視覚センサ装置の説明図に基づいてを参照して詳
細に説明する。図6は図1の画像処理回路10によって
作成された濃度ヒストグラム図であって視野内にワーク
3がある場合を示し、図7は視野内にワーク3が存在し
ない場合に得られる濃度ヒストグラム図を示している。
の動作について、図6および図7に示すの本発明の一実
施例の視覚センサ装置の説明図に基づいてを参照して詳
細に説明する。図6は図1の画像処理回路10によって
作成された濃度ヒストグラム図であって視野内にワーク
3がある場合を示し、図7は視野内にワーク3が存在し
ない場合に得られる濃度ヒストグラム図を示している。
【0024】まず、ステップS1で行なわれる画像の濃
度ヒストグラムの作成について説明する。画像記憶回路
11には、カメラ4より入力された画像がアナログ・デ
ジタル変換され格納されている。格納された画像は各画
素で濃度を持っており、たとえば、最も暗い画素の値を
0、最も明るい画素の値を255として、0から255
の明るさに応じた値を持っている。この、各明るさの画
素が画像記憶回路11にいくつあるかを求める。その結
果は図6〜図7に示す通りである。
度ヒストグラムの作成について説明する。画像記憶回路
11には、カメラ4より入力された画像がアナログ・デ
ジタル変換され格納されている。格納された画像は各画
素で濃度を持っており、たとえば、最も暗い画素の値を
0、最も明るい画素の値を255として、0から255
の明るさに応じた値を持っている。この、各明るさの画
素が画像記憶回路11にいくつあるかを求める。その結
果は図6〜図7に示す通りである。
【0025】次にステップS2では濃度ヒストグラムの
最大濃度値Nmax、つまり、画像記憶回路11内に存
在する画素の最大濃度を求める。
最大濃度値Nmax、つまり、画像記憶回路11内に存
在する画素の最大濃度を求める。
【0026】ステップS3でも同様に濃度ヒストグラム
の最小濃度値Nmin、つまり、画像記憶回路11内に
存在する画素の最小濃度値を求める。
の最小濃度値Nmin、つまり、画像記憶回路11内に
存在する画素の最小濃度値を求める。
【0027】次にステップS4では最大濃度値と最小濃
度値の差値D=(Nmax−Nmin)を求める。
度値の差値D=(Nmax−Nmin)を求める。
【0028】次にステップS5では最大濃度値と最小濃
度値の差値Dとあらかじめ設定しておいた閾値k1と比
較する。閾値k1の設定は、視野に対象ワ−クが存在し
ない状態の画像情報を種々の条件下で確認し誤認識が生
じない範囲の最適値を設定しこの設定した値を上位コン
トローラ2より入力する他、キーボード6の操作、ある
いは、予め処理プログラムに記述しておくことによって
も設定できる。
度値の差値Dとあらかじめ設定しておいた閾値k1と比
較する。閾値k1の設定は、視野に対象ワ−クが存在し
ない状態の画像情報を種々の条件下で確認し誤認識が生
じない範囲の最適値を設定しこの設定した値を上位コン
トローラ2より入力する他、キーボード6の操作、ある
いは、予め処理プログラムに記述しておくことによって
も設定できる。
【0029】対象視野内にワーク3が存在する場合はス
テップS5において最大濃度値と最小濃度値の差値Dが
閾値k1より大きくなり、ステップS6で画像記憶回路
11に格納された画像に対して、モード法、判別分析法
などにより2値化レベルを決定する。そして、この2値
化レベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2
値化し画像記憶回路11に再度格納する。
テップS5において最大濃度値と最小濃度値の差値Dが
閾値k1より大きくなり、ステップS6で画像記憶回路
11に格納された画像に対して、モード法、判別分析法
などにより2値化レベルを決定する。そして、この2値
化レベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2
値化し画像記憶回路11に再度格納する。
【0030】また、図7に示すように対象視野内にワー
ク3が存在しない場合はステップS5において最大濃度
値と最小濃度値の差値Dが閾値k1より小さくなり、ス
テップS7で画像記憶回路11の内容をクリアする。つ
まり、画像記憶回路11の全画素の濃度を0(最も暗い
状態)にする。
ク3が存在しない場合はステップS5において最大濃度
値と最小濃度値の差値Dが閾値k1より小さくなり、ス
テップS7で画像記憶回路11の内容をクリアする。つ
まり、画像記憶回路11の全画素の濃度を0(最も暗い
状態)にする。
【0031】図3、4に示す各ます目に入っているワー
クは全てが同じ形の場合だけではなく、形の異なる多品
種のワークの場合でも、ステップS4で求められる最大
濃度値と最小濃度値の差値Dは対象ワークが存在しない
場合と存在する場合とで異なった値となるので、同様に
処理を行なうことができる。
クは全てが同じ形の場合だけではなく、形の異なる多品
種のワークの場合でも、ステップS4で求められる最大
濃度値と最小濃度値の差値Dは対象ワークが存在しない
場合と存在する場合とで異なった値となるので、同様に
処理を行なうことができる。
【0032】実施例2.図5は、この発明の、実施例2
の視覚センサ装置の制御動作を示すフローチャートであ
り、また、図8は対象視野内でワーク3とその背景の濃
度差が小さい場合で画像処理回路10によって作成され
た濃度ヒストグラム図である。この実施例2に示す発明
は、対象視野内のワーク3とその背景との濃度差が小さ
い場合に適用することによりその効果が大きいものであ
る。
の視覚センサ装置の制御動作を示すフローチャートであ
り、また、図8は対象視野内でワーク3とその背景の濃
度差が小さい場合で画像処理回路10によって作成され
た濃度ヒストグラム図である。この実施例2に示す発明
は、対象視野内のワーク3とその背景との濃度差が小さ
い場合に適用することによりその効果が大きいものであ
る。
【0033】以下、図5、8に基づいて、動作の説明を
する。この視覚センサ装置による検知動作ステップS1
01、S102、S103は、実施例1のステップS
1、S2、S3の動作と全く同様に進む。
する。この視覚センサ装置による検知動作ステップS1
01、S102、S103は、実施例1のステップS
1、S2、S3の動作と全く同様に進む。
【0034】ステップS104では最大濃度値と最小濃
度値の中間濃度値Nmid=((Nmax+Nmin)
/2)を求める。
度値の中間濃度値Nmid=((Nmax+Nmin)
/2)を求める。
【0035】ステップS105では中間濃度値Nmid
での濃度ヒストグラムの頻度値Hmidを求める。
での濃度ヒストグラムの頻度値Hmidを求める。
【0036】そして、ステップS106ではあらかじめ
設定しておいた閾値k2と中間濃度値Nmidでの濃度
ヒストグラムの頻度値Hmidとを比較する。閾値k2
の設定は、対象ワーク3とその背景の濃度差が小さい条
件下にある状態の画像情報を種々の条件下で確認し誤認
識が生じない最適値を設定し、この設定した値を上位コ
ントローラ2より入力する他、キーボード6の操作、あ
るいは、予め処理プログラムに記述しておくことによっ
て閾値k1の設定と同様に行なう。
設定しておいた閾値k2と中間濃度値Nmidでの濃度
ヒストグラムの頻度値Hmidとを比較する。閾値k2
の設定は、対象ワーク3とその背景の濃度差が小さい条
件下にある状態の画像情報を種々の条件下で確認し誤認
識が生じない最適値を設定し、この設定した値を上位コ
ントローラ2より入力する他、キーボード6の操作、あ
るいは、予め処理プログラムに記述しておくことによっ
て閾値k1の設定と同様に行なう。
【0037】対象視野内にワーク3が存在する場合はも
ちろん、図8に示すようにワーク3とその背景の濃度差
が小さい場合でも、ステップ106において中間濃度値
Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度値Hmidが閾値
k2より小さくなり、ステップS107で画像記憶回路
11に格納された画像に対して、モード法、判別分析法
などにより2値化レベルを決定し、この決定された2値
化レベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2
値化して、画像記憶回路11に再度格納する。
ちろん、図8に示すようにワーク3とその背景の濃度差
が小さい場合でも、ステップ106において中間濃度値
Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度値Hmidが閾値
k2より小さくなり、ステップS107で画像記憶回路
11に格納された画像に対して、モード法、判別分析法
などにより2値化レベルを決定し、この決定された2値
化レベルにより画像記憶回路11に格納された画像を2
値化して、画像記憶回路11に再度格納する。
【0038】また、対象視野内にワーク3が存在しない
場合(図7参照)、ステップ106において中間濃度値
Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度値Hmidが閾値
k2より大きくなり、ステップS108で画像記憶回路
11をクリアする。つまり、画像記憶回路11の全画素
の濃度を0(最も暗い状態)にする。
場合(図7参照)、ステップ106において中間濃度値
Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度値Hmidが閾値
k2より大きくなり、ステップS108で画像記憶回路
11をクリアする。つまり、画像記憶回路11の全画素
の濃度を0(最も暗い状態)にする。
【0039】図3に示す各ます目に入っているワークは
全てが同じ形の場合だけでなく、形の異なる多品種のワ
ークの場合でもよい、すなわちステップS105で求め
られる中間濃度値Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度
値Hmidは対象ワークが存在しない場合と存在する場
合とで異なった値となるので、同様に処理を行なうこと
が可能である。
全てが同じ形の場合だけでなく、形の異なる多品種のワ
ークの場合でもよい、すなわちステップS105で求め
られる中間濃度値Nmidでの濃度ヒストグラムの頻度
値Hmidは対象ワークが存在しない場合と存在する場
合とで異なった値となるので、同様に処理を行なうこと
が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の視覚
センサ装置は、読み取った画像の濃度ヒストグラムより
最大濃度と最小濃度の差を求め、この濃度差と予め設定
してある閾値を比較し、濃度差が閾値より大きい場合に
は2値化処理を行なうようにしたので(対象ワークが存
在しない場合に2値化処理を行なわないので)、対象視
野内のワークの有無に係る誤認識を防ぐことができ、ま
た、対象視野内にワークが無いときには2値化処理をす
る必要がないのでシステム全体を高速で処理することと
なりムダ時間を省くことができる。
センサ装置は、読み取った画像の濃度ヒストグラムより
最大濃度と最小濃度の差を求め、この濃度差と予め設定
してある閾値を比較し、濃度差が閾値より大きい場合に
は2値化処理を行なうようにしたので(対象ワークが存
在しない場合に2値化処理を行なわないので)、対象視
野内のワークの有無に係る誤認識を防ぐことができ、ま
た、対象視野内にワークが無いときには2値化処理をす
る必要がないのでシステム全体を高速で処理することと
なりムダ時間を省くことができる。
【0041】また、第2の発明の視覚センサ装置は、読
み取った画像の濃度ヒストグラムより最大濃度と最小濃
度の中間濃度値とこの中間濃度値での濃度ヒストグラム
の頻度を求め、この頻度と予め設定されている閾値とを
比較し、頻度が閾値より小さい場合には2値化処理を行
なうようにしたので(対象ワークが存在しない場合に2
値化処理を行なわないので)、対象視野内のワークの有
無に係る誤認識を防ぐことができ、また、対象視野内に
ワークが無いときには2値化処理をする必要がないので
システム全体を高速で処理することとなりムダ時間を省
くことができ、さらに、対象視野内でワークと背景との
濃度差が小さい場合にもワークの有無に係る誤認識を防
ぐことができる。
み取った画像の濃度ヒストグラムより最大濃度と最小濃
度の中間濃度値とこの中間濃度値での濃度ヒストグラム
の頻度を求め、この頻度と予め設定されている閾値とを
比較し、頻度が閾値より小さい場合には2値化処理を行
なうようにしたので(対象ワークが存在しない場合に2
値化処理を行なわないので)、対象視野内のワークの有
無に係る誤認識を防ぐことができ、また、対象視野内に
ワークが無いときには2値化処理をする必要がないので
システム全体を高速で処理することとなりムダ時間を省
くことができ、さらに、対象視野内でワークと背景との
濃度差が小さい場合にもワークの有無に係る誤認識を防
ぐことができる。
【図1】図1は本発明の一実施例である視覚センサ装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の実施例1における視覚センサ装
置の制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
置の制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本実施例で用いられる対象ワークの配
列モデル図である。
列モデル図である。
【図4】図4は、対象ワークを読み取るときの説明図で
ある。
ある。
【図5】図5は本発明の実施例2における視覚センサ装
置の制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
置の制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は本発明の一実施例である視覚センサ装置
の画像処理回路によって作成された濃度ヒストグラム図
である(ワーク有)。
の画像処理回路によって作成された濃度ヒストグラム図
である(ワーク有)。
【図7】図7は対象ワークが存在しない場合に画像処理
回路によって作成された濃度ヒストグラム図である。
回路によって作成された濃度ヒストグラム図である。
【図8】図8は対象ワークとその背景の濃度差が小さい
場合に画像処理回路によって作成された濃度ヒストグラ
ム図である(ワーク有)。
場合に画像処理回路によって作成された濃度ヒストグラ
ム図である(ワーク有)。
【図9】図9は従来の視覚センサ装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 視覚センサ制御部 2 上位コントローラ 3 ワーク 4 カメラ(視野認識手段) 5 モニタ表示器 6 キーボード 7 中央処理装置(濃度差検出手段、閾値比較手段、画
像2値化手段) 8 記憶回路 9 画像入力回路 10 画像処理回路(濃度ヒストグラム作成手段) 11 画像記憶回路 12 モニタインターフェイス回路 13 キーボードインターフェイス回路 14 上位インターフェイス回路
像2値化手段) 8 記憶回路 9 画像入力回路 10 画像処理回路(濃度ヒストグラム作成手段) 11 画像記憶回路 12 モニタインターフェイス回路 13 キーボードインターフェイス回路 14 上位インターフェイス回路
Claims (2)
- 【請求項1】対象視野を認識する視野認識手段から認識
した視野の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒスト
グラムを作成する濃度ヒストグラム作成手段と、 この濃度ヒストグラム作成手段で作成された濃度ヒスト
グラムの最大濃度値と最小濃度値との濃度差値を求める
濃度差検出手段と、 この濃度差検出手段で求めた濃度差値と予め設定されて
いる閾値との大小関係を比較判定する閾値比較手段と、 前記濃度ヒストグラムより2値化レベルを決定し画像の
2値化処理を行なう画像2値化手段とを備え、 前記閾値比較手段において、前記濃度差値が、前記予め
設定されている閾値よりも大きいと判定したときに、前
記画像2値化手段を動作させ、画像の2値化処理を行な
うようにしたこと、 を特徴とする視覚センサ装置。 - 【請求項2】対象視野を認識する視野認識手段から認識
した視野の出力信号を受けてこの対象視野の濃度ヒスト
グラムを作成する濃度ヒストグラム作成手段と、 この濃度ヒストグラム作成手段で作成された濃度ヒスト
グラムの最大濃度値と最小濃度値との中間濃度値におけ
る濃度ヒストグラムの頻度値を求める頻度検出手段と、 前記頻度検出手段で求めた頻度値と予め設定されている
閾値との大小関係を比較判定する閾値比較手段と、 前記濃度ヒストグラムより2値化レベルを決定し画像の
2値化処理を行なう画像2値化手段とを備え、 前記閾値比較手段において、前記頻度値が、前記予め設
定されている閾値よりも小さいと判定したときに、前記
画像2値化手段を動作させ、画像の2値化処理を行なう
ようにしたこと、 を特徴とする視覚センサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5041058A JPH06259537A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 視覚センサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5041058A JPH06259537A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 視覚センサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259537A true JPH06259537A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12597822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5041058A Pending JPH06259537A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 視覚センサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259537A (ja) |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5041058A patent/JPH06259537A/ja active Pending
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