JPS61156485A - 視覚装置のスライスレベル決定方式 - Google Patents

視覚装置のスライスレベル決定方式

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Publication number
JPS61156485A
JPS61156485A JP59275382A JP27538284A JPS61156485A JP S61156485 A JPS61156485 A JP S61156485A JP 59275382 A JP59275382 A JP 59275382A JP 27538284 A JP27538284 A JP 27538284A JP S61156485 A JPS61156485 A JP S61156485A
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JP
Japan
Prior art keywords
slice level
video signal
difference
registered
optimal
Prior art date
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Pending
Application number
JP59275382A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Ono
達也 小野
Hiroshi Shionoya
博 塩ノ谷
Kenichi Sugiyama
賢一 杉山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロボット等の視覚として用いられる物体を撮
像して処理する視覚装置において、撮登録された物体像
を2値化するためのスライスレベルの決定方式に関し、
特に撮像環境が変化しても最適な2値化像が得られるよ
うにスライスレベルを決定するスライスレベル決定方式
に関する。
近年、物体を認識する物体認識システムが開発され、人
間の目の代りとしてロボット等に利用され、ロボット等
の機能を向上せしめている。このような物体認識システ
ムには、カメラ等の撮像手段が用いられ、このビデオ出
力を2値化回路でデジタルのビデオ信号に変喚し、認識
処理部へ与える視覚装置が利用されている。
〔従来の技術〕
例えば、第5図に示す様な物体認識システムにおいては
、物体ABをカメラlで撮像して得たビデオ信号VSを
2値化回路2で2値化しデジタルのビデオ信号DVSに
変換し認識処理部3に入力するように構成されており、
2値化回路2ではカメラlの撮像内容から物体と背景と
を分離するため、ビデオ信号VSを適切なスライスレベ
ルSでスライスして2値化している。認識処理部3では
、第6図の認識処理フロー図に示す如く、入力された2
値化ビデオ信号DVSから物体ABの輪郭抽出、ノイズ
除去を行って、抽出した輪郭点の座標テーブルを作成す
る。そしてこの座標テーブルから閉曲線の抽出、分類、
包含判別を行い、ビデオ信号DVSから得た物体BSの
面積、周囲長、モーメント等の幾何学的特徴パラメータ
を計算する。
一方、認識処理部3には、予じめ認識すべき物体ABの
特徴パラメータを登録しておく辞書部DCを有し、計算
した特徴パラメータと辞書部DCの特徴パラメータとを
比較して、カメラ1の撮像物体ΔBの種類と位置を求め
て認識処理を終了する。
この出力は、例えばロボットコントローラへ与えられ、
ロボットが物体ABの位置に移動され、物体ABに対し
作業を行なう。
このように物体認識においては、物体像を2値化して平
面図形とみなし、その幾何学的特微量を用いて認識を行
なうものであり、この平面図形に変換するため、2値化
回路2が用いられている。
一方、第7図(A)に示す画像の走査線CRにおけるビ
デオ信号は第2図(B)のVSIとなり、2値化回路2
でこれをスライスレベルSでスライスして2値化ビデオ
信号を得ると第2図(B)のDVSIとなる。これに対
しカメラ1の周囲の照明条件の変化により、例えば周囲
が明るくなると、前述のビデオ信号は第2図(B)のD
VS2となり、これを前述と同一のスライスレベルSで
スライスすると2値化ビデオ信号はDVS2となり、同
一の物体であっても照明条件によって2値化ビデオ信号
、即ち平面図形が変化してしまう。
このような照明条件の変化は、装置の設置場所によって
変化する他に天気の具合、晴、曇、雨等による外光の変
化によって生じる。
このため、従来は、カメラ1で物体を撮像して得た2値
化ビデオ信号をテレビモニターで見ながら、オペレータ
が手動でスライスレベルSを変化させ、最適なスライス
レベルを得るようにしていた。又は、OCR(光学文字
読取装置)に用いられている信号レベルの平均値をスラ
イスレベルとする方法も知られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前者の方法では、人間(オペレータ)の主
観によってスライスレベルSが左右され、最適なスライ
スレベルを得ることが困難であるという問題がある他に
人間が操作しなければならずその手間がかかるという問
題があった。又、後者の方法では、物体ABの置かれた
背景及び物体ABそのものがOCRシートの如く均一で
なく変化することから、ノイズ等によって適切なスライ
スレベルを得ることができないという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、認識に最適なスライスレベルを自動的に設定
することのできる視覚装置のスライスレベル決定方式を
提供するにある。
このため、本発明は、物体を撮像する撮像手段と、該撮
像手段からのビデオ信号を設定されたスライスレベルで
2値化する2値化手段と、該2値化手段からの2値化信
号から該物体の幾何学的特微量を抽出し、予じめ登録さ
れた物体の幾何学的特微量と比較して該撮登録された物
体の認識処理を行なう処理手段とを有し、該処理手段は
、該2値化手段のスライスレベルを変化させて該抽出し
た幾何学的特微量と該登録された幾何学的特微量との差
を求め、該差が最小となるスライスレベルを該2値化回
路に設定することを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、認識に用いる登録された幾何学的特微量を
利用して最適なスライスレベルを決定しようとするもの
である。即ち、係る視覚装置の最適なスライスレベルは
、認識のため登録された物体と同一の物体を撮像して得
た幾何学的特微量と当該登録された物体の幾何学的特微
量との差が最小となるようなものであるから、スライス
レベルを変化させて当該差を求めてスライスレベルを定
量的に評価し、この差が最小となるスライスレベルを最
適なスライスレベルと決定するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例構成図である。
図中、第5図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあり、30は輪郭抽出回路であり、2値化回路2
からの2値化ビデオ信号DVSから輪郭点を抽出しその
座標を後述するマルチパスを介しメインメモリの輪郭点
座標テーブルに格納せしめるもの、31はビデオメモリ
であり、2値化ヒデオ信号DVSを1画面分格納してお
くもの、32はモニターテレビであり、ビデオメモリ3
1の格納内容を表示するもの、33はマイクロプロセッ
サ(以下プロセッサと称す)であり、認識処理やスライ
スレベル決定処理をプログラムの実行によって行なうも
の、34はメインメモリであり、プロセッサ33の動作
に必要なプログラムやデータを格納しておくものであり
、前述の抽出された輪郭点座標を格納しておくための輪
郭点テーブル34aと、後述する処理によって求めた(
幾何学的)特徴量を格納しておくための特徴量テーブル
34bと、後述するスライスレベルの評価量A(S)を
格納してお(評(illi量テーブル34cと、前述の
認識対象となる物体の幾何学的特微量を登録しておくた
めの辞書部DCとを含んでいる。35はDI/Do(ダ
イレクトイン/ダイレクトアウト)回路であり、マルチ
パスと2値化回路2とでデータのやりとりを行うための
もの、36は外部記憶ユニットであり、例えばフロッピ
ィ−ディスク装置で構成され、フロッピィ−ディスクか
らプログラム、データの読出し又はフロッピィ−ディス
クへデータの書込みを行うもの、37はディスプレイで
あり、プロセッサ33の処理状況、アラーム等を表示す
るもの、3Bはキーボードであり、データやコマンドの
入力のためのもの、39はDI/Do回路であり、マル
チパスと後述するロボットコントローラとでデータのや
りとりを行うためのもの、MBSはマルチハスであり、
プロセッサ33、輪郭抽出回路30、ビデオメモリ31
DI/Do回路35.39、メインメモリ34、外部記
憶装置36、ディスプレイ37及びキーボード38を接
続し、これらの間でデータ、コマンドのやりとりを行な
わしめるもの、4はロボットコントローラであり、視覚
装置3の認識結果に従ってロボットを制御するものであ
る。
次に、第1図実施例構成の動作について説明する。
先づ、本発明に係るスライスレベル決定処理を説明する
前に教示処理について第6図を用いて説明する。
■ キーボード38より教示モードを指示することによ
りプロセッサ33は教示処理を行なう。
教示処理を行なうため最適の照明条件において認識対象
となる物体をカメラ1の前面に置く。
■ カメラ1は係る物体を撮像し、ビデオ信号VSを出
力・する。2値化回路2は予じめ設定されたスライスレ
ベルで2値化し、2硫化ビデオ信号DVSを出力し、輪
郭抽出回路30及びビデオメモリ31に与える。ビデオ
メモリ31の内容はモニターテレビ32で表示され、オ
ペレータの利用に供される。例えば、スライスレベル不
適切であれば、オペレータはキーボード38よりスライ
スレベルを変えるようプロセッサ33に指示し、マルチ
パスMBS、DI/Do回路35を介し2値化回路2の
スライスレベルSが変えられる。
■ 輪郭抽出回路30では、2値化ビデオ信号DVSか
ら物体の輪郭点を抽出し、その座標をマルチパスMBS
を介しメインメモリ34の輪郭点テーブル34aに格納
していき、カメラ1の撮像内容に存在する輪郭点座標の
テーブルを作成する。
■ 次に、プロセッサ33は、メインメモリ34の輪郭
点テーブル34aの各輪郭点座標を読出し、閉曲線の抽
出、分類、包含判別を行ない、更に閉曲線に囲まれた部
分の面積、周囲長、X軸、Y軸のモーメント等の幾何学
的特微量を計算し、これをマルチパスMBSを介しメイ
ンメモリ34の特徴テーブル34bに格納しておく。
■ 同一の物体に対し■〜■の処理を複数回行い、各回
の計算した幾何学的特微量を特徴テーブル34bに格納
し、プロセッサ33は複数個の特徴量の分布(平均、標
準偏差)を求め、これをメインメモリ34の辞書部DC
に登録して、辞書を作成する。
■ 同様に他の認識すべき物体に対しても同様の処理を
行ない、辞書部DCに登録して辞書を作成する。これに
よって教示処理を終了する。−次に、第2図スライスレ
ベル決定処理フロー図を用いてスライスレベル決定処理
について説明する。尚、このイ列ではスライスレベルS
をθ〜1゜Oまでの整数で設定するものとして説明する
+al  先づ、認識対象となる物体ABをカメラ1の
前面におき、キーボード38よりスライスレベル決定モ
ードを指示し、更に該物体ABの名を指示する。プロセ
ッサ33はこれによりスライスレベル決定処理を実行す
る。
(bl  先づ、プロセッサ33はスライスレベルSを
Oとし、マルチパスMBS、D I/DO回路35を介
し2値化回路2へ与え、2値化回路2のスライスレベル
S=Oとする。
(C)  物体ABをカメラ1で撮像して得たビデオ信
号VSは2値化回路2で設定されたスライスレベルSで
2値化し、2値化ビデオ信号DVSを輪郭抽出回路30
及びビデオメモリ31に与える。
輪郭抽出回路30では前述のステップ■と同様2値化ビ
デオ信号DVSからの輪郭点を抽出し、その座標をマル
チパスMBSを介しメインメモリ34の輪郭点テーブル
34aに格納していき、カメラlの撮像内容に存在する
輪郭点座標のテーブルを作成する。
次に、プロセッサ33は、メインメモリ34の輪郭点テ
ーブル34aの各輪郭点座標を読出し、閉曲線の抽出、
分類、包含判別を行ない、更に閉曲線に囲まれた部分の
面積、周囲層、X軸、Y軸のモーメント等の幾何学的特
微量を計算し、これをマルチパスMBSを介しメインメ
モリ34の特徴テーブル34bに格納しておく。
+d1  次に、プロセッサ33は、当該久ライスレベ
ルSの定量的評価を行なう。このため、プロセッサ33
はメインメモリ34の辞書部DCから当該物体の幾何学
的特微量P1、P 2−P i  (但し、iは特徴パ
ラメータの数)を読出し、ステップ(C)で計算した幾
何学的特微量X1、X2・−Xiを用いて評価量A (
S)を次式により計算する。
A (S)−Σω(i)lXi−Pil但しω(i)は
パラメータの重みである。
この評価fiA (S)は、登録した正規の幾何学的特
@、量と撮登録された物体の幾何学的特微量との差であ
り、評価量A (S)が小さい程撮像物体が基準の登録
した物体に近いと判断できる。従って、基準の物体と同
一の物体を撮登録されたのであるから、A (S)が最
小となるスライスレベルは最適スライスレベルと判定で
きる。プロセッサ33はこの計算した評価量A (S)
をマルチパスMBSを介しメインメモリ34の評価量テ
ーブルに格納する。
(el  次に、プロセッサ33はスライスレベルがr
loOjに達したかを調べ、rloOJに達していない
と、前のスライスレベルSに「10」を加えて新たなス
ライスレベルSとして2値化回路2に設定し、ステップ
(C1に戻り、そのステップSの評価量A (S)を求
める。
(f)  このようにして、スライスレベルSが100
に達すると、第3図及び第4図に示す如く、ビデオ信号
vSをS=0から1ooまで10ステツプで変化した場
合の各評価量A (S)がメインメモリ34の評価量テ
ーブル34cに格納されたことになる。
(幻 次に、プロセッサ33はメインメモリ34の評価
量テーブル34cの各評価量A (S)の最小値を求め
、その時のスライスレベルSaを得る。
ここで、前述のスライスレベルはIOステップづつ変化
してきたので、スライスレベルSaは1゜ステップ変化
における最適スライスレベルである。
従って更に詳細な最適スライスレベルを得るにはこのス
ライスレベルSaを中心にスライスレベルを1ステ・ノ
ブづつ変化して最適スライスレベルを求める。
(h)  このため、スライスレベルSaを中心に(S
a−10)から(Sa+10)まで1ステツプづつスラ
イスレベルを変化させ同様の評価量A(S)を得る。
即ち、プロセッサ33は先づスライスレベルSを(Sa
−10)としてステップ(C)、(dl、(e)を行な
い、そのスライスレベルSにおける評価量A(S)を得
、同様にメインメモリ34の評価量テーブル34.Cに
格納する。
次に、プロセッサ33はこのスライスレベルSにrlJ
を加えたスライスレベルSによって同様にステップ(C
1、’ (d)、telを行ない評価量A (S)を得
る。このようにして、(Sa−10)から(Sa+10
)まで1ステツプづつスライスレベルSを変え、各評価
量A (S)を求め、ステップ(g)と同様にこれら評
価量A (S)の最小値を求め、その時のスライスレベ
ルsbを最適スライスレベルと決定し、以降の認識のた
め、2値化回路2に設定する。
このようにして、辞書部DCの登録された基準となる幾
何学的特微量を用いてスライスレベルSを変化したとき
の各2値化ビデオ信号から得られる幾何学的特微量との
差を求め、この差が最小となるスライスレベルを最適ス
ライスレベルとして決定する。この最適スライスレベル
が決定され、スライスレベルが2値化回路2に設定され
た後、認識作業に入る。
即ち、第6図で説明した如く、カメラ1が物体を撮像し
てえたビデオ信号■Sを2値化回路2が設定された最適
スライスレベルSで2値化し、輪郭抽出回路30及びビ
デオメモリ31に与える。
輪郭抽出回路30では、2値化ビデオ信号DVSから物
体の輪郭点を抽出し、その座標をマルチパスMBSを介
しメインメモリ34の輪郭点テーブル34aに格納して
いき、カメラ1の撮像内容に存在する輪郭点座標のテー
ブルを作成する。
次に、プロセッサ33は、メインメモリ34の輪郭点テ
ーブル3Aaの各輪郭点座標を読出し、閉曲線の抽出、
分類、包含判別を行ない、更に閉曲線に囲まれた部分の
面積、周囲長、X軸、Y軸めモーメント等の幾何学的特
微量を計算し、これをマルチパスMBSを介しメインメ
モリ34の特徴テーブル34bに格納しておく。
そして、プロセッサ33はメインメモリ34の辞書部D
Cに登録された幾何学的特微量と比較し、撮登録された
物体が登録された物体のいずれであるか及びその位置を
求めて認識結果とする。この時予じめ定められた種類の
物体の位置を認識するには、前述の辞書部DCよりこの
物体の幾何学的特微量と前述の計算された幾何学的特微
量との比較によって、撮像範囲に当該物体が存在するこ
とを認識し、その位置を求めればよい。
前述の比較には、スライスレベル決定で用いた登録時微
量と撮像により得たl#微量との差A (S)を求め、
この差A (S)が標準偏差内にあれば、撮像物体は登
録された物体であると認識することができる。
この認識結果はマルチパスMBS、DI/D。
回路39を介しロボットコントローラ4に与えられ、ロ
ボットの作業制御に供される。
このようにして、教示時と異なる照明条件で認識を行っ
ても認識作業前の前述のスライスレベル決定によって最
適な認識を行うことができる。又、照明環境が変わる毎
にスライスレベルを再設定し直し、照明環境に影響をう
けずに最適な認識が可能となる。
前述の実施例ではスライスレベルをOから100まで変
化させているが、例えば10から80までという様に使
用!3様によりその変化範囲を任意に定めてもよく、変
化ステップも実施例に限られない。又、評価IA (S
)を求めるのに全範囲に渡ってスライスレベルを変化さ
せているが、評価量A (S)をスライスレベルを変化
する毎に前回のものと比較して最小値を求め、最小値を
求めた後はスライスレベルを変化して評価量A (S)
を求めることを行なわないようにしてもよい。更に、前
述の認識は物体の存在、位置のみならず、対象物体の傷
等の検査のための認識に用いてもよい。
以上本発明を一実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、物体を撮像する撮
像手段と、該撮像手段からのビデオ信号を設定されたス
ライスレベルで2値化する2値化手段と、該2値化手段
からの2値化信号から該物体の幾何学的特微量を抽出し
、予じめ登録された物体の幾何学的特微量と比較して該
撮登録された物体の認識処理を行なう処理手段とを有し
、該処理手段は、該2値化手段のスライスレベルを変化
させて該抽出した幾何学的特微量と該登録された幾何学
的特微量との差を求め、該差が最小となるスライスレベ
ルを該2値化回路に設定することを特徴としているので
、登録された幾何学的特微量を利用してスライスレベル
を決定しているから、撮像の照明環境が天候等で変更さ
れても最適な認識が可能となるという効果を奏し、視覚
装置にいかなる環境でも安定で正確な認識機能を付与し
うる。
又、最適スライスレベルの決定が自動的に正確に行なえ
るという効果も奏し、取扱いが容易で柔軟性のある視覚
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例構成図、第2図は第1図構成
におけるスライスレベル決定処理フロー図、第3図及び
第4図は第1図実施例構成の動作説明図、第5図は物体
認識システムの構成図、第6図は第5図構成の認識処理
フロー図、第7図は従来の問題点を説明する図である。 図中、1−カメラ(撮像手段) 、2−2値化回路、3
−・−認識処理部、3〇−輪郭抽出回路、33・・・プ
ロセッサ、34〜メインメモリ、DC−辞書部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 物体を撮像する撮像手段と、該撮像手段からのビデオ信
    号を設定されたスライスレベルで2値化する2値化手段
    と、該2値化手段からの2値化信号から該物体の幾何学
    的特微量を抽出し、予じめ登録された物体の幾何学的特
    徴量と比較して該撮像した物体の認識処理を行なう処理
    手段とを有し、該処理手段は、該2値化手段のスライス
    レベルを変化させて該抽出した幾何学的特徴量と該登録
    された幾何学的特徴量との差を求め、該差が最小となる
    スライスレベルを該2値化回路に設定することを特徴と
    する視覚装置のスライスレベル決定方式。
JP59275382A 1984-12-28 1984-12-28 視覚装置のスライスレベル決定方式 Pending JPS61156485A (ja)

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JP59275382A JPS61156485A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 視覚装置のスライスレベル決定方式

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JP59275382A JPS61156485A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 視覚装置のスライスレベル決定方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63172377A (ja) * 1987-01-12 1988-07-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二値化画像境界表示方法
JPH03226875A (ja) * 1990-01-31 1991-10-07 Shinei Denki Seisakusho:Kk 画像処理装置
JPH0567202A (ja) * 1991-07-11 1993-03-19 Kao Corp 画像認識方法

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