JP3093450B2 - 半導体チップ認識装置 - Google Patents

半導体チップ認識装置

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JP3093450B2 JP04167398A JP16739892A JP3093450B2 JP 3093450 B2 JP3093450 B2 JP 3093450B2 JP 04167398 A JP04167398 A JP 04167398A JP 16739892 A JP16739892 A JP 16739892A JP 3093450 B2 JP3093450 B2 JP 3093450B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置に係
り、特にダイボンディング工程で半導体チップの位置を
認識するために使用される半導体チップ認識装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の半導体チップの認識方法
による処理の流れを示すフローチャートである。図5
(a)および図5(b)は、半導体チップのエッジの画
像の例を2つ示したものである。図4、図5(a)およ
び図5(b)を参照しながら従来のチップ認識動作につ
いて簡単に説明する。
【0003】半導体チップを照明光の下でテレビジョン
カメラにより撮像して得られたチップ画像信号を二値化
処理して濃淡を表わすデジタル信号に変換する。そし
て、画像処理により、図5(a)に示すように、チップ
画像50の一辺のエッジ部分51の数点(例えばA、
B、C点)についてチップ画像画面上の座標データを検
出する。
【0004】この後、上記数点のデータを使用して座標
軸に対するチップ画像50のエッジラインの傾きθを算
出し、この算出結果に基ずいて必要があればチップの傾
きを補正し、ダイボンディングを行っている。
【0005】ところで、チップの検出対象となる一辺の
エッジに傷などがある場合には、照明光の反射が弱くな
り、チップ画像信号を二値化処理すると、図5(b)に
示すように、チップ画像50のエッジ部分51に凹凸が
発生し、エッジ部分51の検出点(例えばD、E、F
点)のデータがばらつく。
【0006】このような場合、エッジラインの傾き(チ
ップの傾きの補正角)θの算出に支障をきたし、この後
のダイボンディング工程に際して許容精度内の補正が不
可能になり、不良製品が発生する原因になったり、生産
工程の品質を阻害するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
半導体チップ認識方法は、チップのエッジに傷などがあ
る場合にエッジラインの傾きθの算出に支障をきたすと
いう問題があった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、半導体チップのエッジに傷などがある場合で
も、エッジラインの傾きθを一層正確に算出でき、ダイ
ボンディング工程の精度の向上、生産工程の品質の向上
を図り得る半導体チップ認識装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体チップ認
識装置は、半導体チップをテレビジョンカメラにより撮
像して得られたチップ画像信号を処理して濃淡を表わす
デジタル信号に変換する第1の処理手段と、この第1の
処理手段により得られたチップ画像信号に対する処理を
行い、チップの各辺毎にエッジ部分の複数点についてチ
ップ画像表示画面上の座標データを検出する第2の処理
手段と、前記チップの各辺について上記第2の処理手段
により検出された座標データの相関係数を比較してエッ
ジ部分の凹凸の程度を検出し、凹凸の程度が最も小さい
一辺を判定する第3の処理手段とを具備することを特徴
とする。
【0010】
【作用】チップの各辺についてエッジ部分の凹凸の程度
を検出し、凹凸の程度が最も小さい一辺を判定するの
で、チップのエッジに傷などがある場合でも、凹凸の程
度が最も小さい一辺のエッジ部分について検出された座
標データを使用して座標軸に対するチップのエッジライ
ンの傾きθを算出することが可能になる。従って、チッ
プのエッジに傷などがある場合でも、エッジラインの傾
きθを一層正確に算出でき、この後のダイボンディング
工程の精度の向上、生産工程の品質の向上を図ることが
可能になる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体チ
ップ認識装置を概略的に示すブロック図である。
【0012】図1において、10はダイボンディング工
程において認識の対象となる半導体チップ、11は上記
チップ10を照明するための光源、12は前記チップ1
0およびその周辺部を撮像するための工業用テレビジョ
ンカメラ(例えばCCDカメラ)、13は上記カメラ1
2を制御するためのカメラ制御装置、14は前記カメラ
12により撮像して得られた画像信号に対して処理を行
うための画像処理装置、15は上記カメラ12により撮
像して得られた画像をモニタするための画像モニタ装置
である。
【0013】上記画像処理装置14は、コンピュータシ
ステムを含み、以下に述べるような処理手段を有する。
即ち、半導体チップをテレビジョンカメラにより撮像し
て得られたチップ画像信号を処理して濃淡を表わすデジ
タル信号に変換する第1の処理手段と、この第1の処理
手段により得られたチップ画像信号に対する処理を行
い、チップの各辺毎にエッジ部分の複数点についてチッ
プ画像表示画面上の座標データを検出する第2の処理手
段と、前記チップの各辺について上記第2の処理手段に
より検出された座標データの相関係数を比較してエッジ
部分の凹凸の程度を検出し、凹凸の程度が最も小さい一
辺を判定する第3の処理手段と、前記第3の処理手段に
より判定されたチップの一辺のエッジ部分の複数点につ
いて前記第2の処理手段により検出された座標データを
使用して座標軸に対する上記チップの一辺のエッジライ
ンの傾きθを算出する第4の処理手段とを具備してい
る。図2は、図1の半導体チップ認識装置におけるチッ
プ認識処理の流れを示すフローチャートである。図3
は、図2のチップ認識処理の過程におけるチップのエッ
ジの画像の一例を示している。次に、図1の半導体チッ
プ認識装置におけるチップ認識動作について、図2およ
び図3を参照しながら説明する。
【0014】第1ステップでは、半導体チップ10を照
明光の下でCCDカメラ12により撮像して得られたチ
ップ画像信号を例えば二値化処理して濃淡を表わすデジ
タル信号に変換しする。
【0015】第2ステップでは、チップ画像信号に対す
る処理を行い、図3に示すように、チップ画像30の各
辺毎にエッジ部分31の複数点(例えばa1 〜a5 、b
1 〜b5 、c1 〜c5 、d1 〜d5 )についてチップ画
像表示画面上の座標データを検出する。
【0016】第3ステップでは、チップ画像30の各辺
について、上記第2ステップにより検出された座標デー
タの相関係数を求めてエッジ部分31の凹凸の程度を検
出し、各辺の相関係数を比較して相関係数が最も大きい
一辺を凹凸の程度が最も小さい一辺と判定する。この場
合、次の式(1)により相関係数Pを求める。
【0017】
【数1】 なお、チップ画像30の各辺に対してデータに優先度を
付け、エッジ部分の凹凸の程度を検出するようにしても
よい。
【0018】この後、上記第3ステップにより判定され
たチップ画像30の一辺について、前記第2ステップに
より検出されたエッジ部分31の複数点の座標データを
使用して座標軸に対するエッジラインの傾きθおよび切
片を算出する。この場合、次の式(2)および(3)に
示すように最小二乗法を用いた演算により、エッジライ
ンの傾きθ(=1)および切片bを求める。
【0019】
【数2】
【0020】上記実施例の半導体チップ認識装置によれ
ば、チップの各辺についてエッジ部分の凹凸の程度を検
出し、凹凸の程度が最も小さい一辺を判定するので、チ
ップのエッジに傷などがある場合でも、凹凸の程度が最
も小さい一辺のエッジ部分について検出された座標デー
タを使用して座標軸に対するチップのエッジラインの傾
きθを算出することが可能になる。
【0021】従って、チップのエッジに傷などがある場
合でも、エッジラインの傾きθを一層正確に算出でき、
この後のダイボンディング工程の精度の向上、生産工程
の品質の向上を図ることが可能になる。
【0022】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、半導体
チップのエッジに傷などがある場合でも、エッジライン
の傾きθを一層正確に算出でき、ダイボンディング工程
の精度の向上、生産工程の品質の向上を図り得る半導体
チップ認識装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体チップ認識装置
を概略的に示すブロック図。
【図2】図1の半導体チップ認識装置におけるチップ認
識処理の流れを示すフローチャート。
【図3】図2のチップ認識処理の過程におけるチップの
エッジの画像の一例を示す図。
【図4】従来の半導体チップの認識方法による処理の流
れを示すフローチャート。
【図5】半導体チップのエッジ部分の画像例を示す図。
【符号の説明】
10…半導体チップ、11…光源、12…テレビジョン
カメラ、13…カメラ制御装置、14…画像処理装置、
30…チップ画像、31…エッジ部分31。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップをテレビジョンカメラによ
    り撮像して得られたチップ画像信号を処理して濃淡を表
    わすデジタル信号に変換する第1の処理手段と、 この第1の処理手段により得られたチップ画像信号に対
    する処理を行い、チップの各辺毎にエッジ部分の複数点
    についてチップ画像表示画面上の座標データを検出する
    第2の処理手段と、 前記チップの各辺について上記第2の処理手段により検
    出された座標データの相関係数を比較してエッジ部分の
    凹凸の程度を検出し、凹凸の程度が最も小さい一辺を判
    定する第3の処理手段とを具備することを特徴とする半
    導体チップ認識装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体チップ認識装置に
    おいて、 さらに、前記第3の処理手段により判定されたチップの
    一辺について、前記第2の処理手段により検出されたエ
    ッジ部分の複数点の座標データを使用して座標軸に対す
    るエッジラインの傾きを算出する第4の処理手段とを具
    備することを特徴とする半導体チップ認識装置。
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