JPH06259467A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH06259467A
JPH06259467A JP5046203A JP4620393A JPH06259467A JP H06259467 A JPH06259467 A JP H06259467A JP 5046203 A JP5046203 A JP 5046203A JP 4620393 A JP4620393 A JP 4620393A JP H06259467 A JPH06259467 A JP H06259467A
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JP
Japan
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translation
text
sentence
difficult
original
Prior art date
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JP5046203A
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English (en)
Inventor
Mikito Hirata
幹人 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH06259467A publication Critical patent/JPH06259467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原文中から翻訳に適していない不正なあるい
は不適切な部分を検出して、この部分と原文修正用のヒ
ントとを利用者に提示して、翻訳し易い原文への書換え
を支援することにより、翻訳の精度を向上させる。 【構成】 原文入力手段11は、原文を入力する。辞書
12は、原言語の様々な見出しごとに翻訳に必要な訳語
や品詞などの情報を格納する。翻訳手段13は、辞書1
2を参照して原文を翻訳する。困難文判定手段14は、
原文の翻訳過程の解析結果から原文中の翻訳の困難箇所
を検出し、原文修正用のアドバイス情報を併せて作成す
る。困難文修正手段15は、それらの翻訳の困難箇所と
アドバイス情報とを提示して、利用者に原文の修正を行
わせるとともに、原文の修正結果を翻訳手段13に渡し
て、再び翻訳を行わせる。訳文出力手段17は、生成さ
れた訳文を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械翻訳装置に関し、
特に、文書の翻訳を行うための機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳装置は、正しい文構造を
有してはいない不正なあるいは不適切な部分を含む原文
が入力された場合にも、そのままの内容を解析して訳文
の生成を行って、不正な訳文を出力している。
【0003】従って、このように不正なあるいは不適切
な原文を含む場合には、人手で原文の一部を書換えるこ
とが必要であるけれども、従来の機械翻訳装置は、翻訳
手段による原文の翻訳過程における解析により得られた
解析結果を木構造などの形態で表示することにより、人
間がそれらを目で見て不正や不適切な部分を判断して訂
正するか、あるいは、原文と訳文とを対にして、訳文中
のある部分に対応する原文中の部分を表示することによ
り、現文中に不正や不適切な部分があれば人間が目でそ
れらを見比べながら見つけて訂正するかを行っている。
【0004】このような後者の参考文献としては、例え
ば、特開昭64−88776“機械翻訳装置”がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の機械翻
訳装置は、原文中の不正なあるいは不適切な部分を見つ
けるのに、人間が目で見て判断をしているので、多くの
工数を要するとともに、どのように訂正すれば良いかも
非常にわかり難いという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の機械翻訳装
置は、(A)原言語で作成された原文を入力する原文入
力手段と、(B)原言語の様々な見出しごとに、翻訳の
ために必要となる訳語や品詞を含む情報を格納する辞書
と、(C)前記辞書を参照して原言語の原文を翻訳する
ことにより、訳文を生成する翻訳手段と、(D)前記翻
訳手段による原文の翻訳過程における解析で得られた解
析結果から原文中の不正なおよび不適切な部分である翻
訳の困難箇所を検出するとともに、原文中の翻訳の困難
箇所を修正するためのアドバイス情報を併せて作成する
困難文判定手段と、(E)前記困難文判定手段で検出し
た原文中の翻訳の困難箇所および原文修正用のアドバイ
ス情報を利用者に提示して、利用者に原文中の翻訳の困
難箇所の修正を行わせるとともに、原文の修正結果を前
記翻訳手段に渡すことにより再び翻訳を実行させて訳文
を生成させる困難文修正手段と、(F)前記翻訳手段で
生成された訳文を出力する訳文出力手段と、を備えて構
成されている。
【0007】また、第2の発明の機械翻訳装置は、
(A)辞書内に、原言語の様々な見出しごとに、翻訳の
ために必要となる訳語や品詞を含む情報を格納し、
(B)前記辞書を参照して原言語の原文を翻訳すること
により訳文を生成し、(C)原文の翻訳過程における解
析で得られた解析結果から、原文の中の不正なおよび不
適切な部分である翻訳の困難箇所を検出するとともに、
原文中の翻訳の困難箇所を修正するためのアドバイス情
報を併せて作成し、(D)検出した原文中の翻訳の困難
箇所および原文の修正用のアドバイス情報を利用者に提
示して、利用者に原文中の翻訳の困難箇所の修正を行わ
せ、(E)原文の修正結果に対して再び翻訳を行うこと
により、訳文を生成して出力する、ことを含んでいる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は、本発明の機械翻訳装置の一実施
例を示すブロック図である。本実施例の機械翻訳装置
は、日英翻訳,英日翻訳をはじめ様々な言語間の翻訳に
対して適用することが可能であるけれども、以下には、
本実施例の機械翻訳装置について日英翻訳を例として説
明する。
【0009】まず、図1に示す原文入力手段11は、日
本語の原文を入力している。一般的には、原文入力手段
11としてCRTとキーボードとが使用されており、O
CR入力装置や文書を取扱う装置で出力した文を格納す
るファイルを読込むファイル装置などが使用される場合
もある。
【0010】一方、辞書12は、日本語である原言語の
見出しごとに、翻訳に必要な訳語や品詞などの情報を格
納している。
【0011】また、翻訳手段13は、原文入力手段11
または困難文修正手段15から原文を受取り、辞書12
を参照するとともに、解析規則を使ってその原文を解析
して解析結果を得ることにより、その解析結果に対して
生成規則を使って訳文の生成を行う翻訳処理を行ってい
る。
【0012】そして、翻訳手段13は、原文および得ら
れた解析結果並びに生成した訳文を困難文判定手段14
に送っている。
【0013】図2は、原文および得られた解析結果並び
に生成した訳文の一例を示す図である。図2に示すよう
に、原文の「ユーザがデータの作成と転送をコンピュー
タが実行する。」は、「コンピュータで」と書くべきと
ころを誤って「コンピュータが」と書かれている。
【0014】この原文を辞書12および解析規則を使用
して解析すると、図2の解析結果が得られるが、図2の
解析結果では、原文が文節単位に区切られており、各文
節と各文節に対応した品詞とが記述されている。
【0015】また、線は、文節間の掛かり受けを示して
おり、この例では、「ユーザが」という文節と「コンピ
ュータが」という文節とがともに動作の主体を示す
「が」格として、末尾の「実行する」という文節に掛か
っていることを示している。
【0016】図2の原文の「ユーザがデータの作成と転
送をコンピュータが実行する。」をそのまま翻訳する
と、例えば、図2の不正な訳文の「The compu
terexecutes the making an
d the forwarding of data
in the user.」という訳文が得られる。
【0017】そこで、困難文判定手段14は、翻訳手段
13による原文の翻訳過程における解析で得られた解析
結果から、原文中の不正なおよび不適切な部分である翻
訳の困難箇所を検出するとともに、原文中の翻訳の困難
箇所を修正するためのアドバイス情報であるアドバイス
メッセージを併せて作成し、原文および訳文とともにそ
のアドバイスメッセージを困難文修正手段15に渡して
いる。
【0018】特に、困難文判定手段14は、原文の解析
結果の中の各用言、すなわち動詞,形容詞,形容動詞
に、同じ格関係で掛かっている複数の文節が存在するか
どうかを調べることにより、存在するならばそれらの文
節と用言とを困難箇所として、それらに関してどの格が
重複しているかを提示するアドバイスメッセージを作成
している。
【0019】図2の原文における例では、「ユーザが」
という文節と「コンピュータが」という文節とがともに
動作の主体を示す「が」格として、末尾の「実行する」
という文節に掛かっているので、「ユーザが」,「コン
ピュータが」,「実行する」が困難箇所として検出され
る。
【0020】図3は、困難文判定手段14の判定結果デ
ータの一例を示す図である。図3に示すように、困難箇
所の各文節を指摘する「ユーザが」,「コンピュータ
が」,「実行する」がそれぞれ原文の先頭から何文字目
にあるかという位置情報とともに、「が」格が重複して
いることを指摘するアドバイスメッセージが作成されて
困難文修正手段15に渡されている。
【0021】そして、困難文修正手段15は、困難文判
定手段14から翻訳の困難箇所を有する原文とその訳文
と翻訳の困難箇所とそれらの位置とアドバイスメッセー
ジとの各情報を受取り、画面に表示することにより困難
文判定手段14で検出された翻訳の困難箇所並びにアド
バイスメッセージを利用者に提示して、原文に対する翻
訳の困難箇所の修正を促している。
【0022】図4は、困難文修正手段15により表示す
る画面の一例を示す図である。図4に示すように、困難
文修正手段15により、原文が表示されるとともに、原
文中の困難箇所の「ユーザが」,「コンピュータが」,
「実行する」の各部分がそれぞれ反転表示されて、その
下にアドバイスメッセージが表示されている。
【0023】そこで、利用者はこのアドバイスメッセー
ジに従って、容易に原文の困難箇所に対する修正を行う
ことができる。この例では、利用者は「コンピュータ
が」を「コンピュータで」に書換えることとなる。
【0024】そして、修正された原文は、再び翻訳手段
13に渡されて、翻訳されている。すなわち、修正され
た原文を翻訳することにより、例えば、「The us
erexecutes the making and
the forwarding of data w
ith the computer.」のように、正し
い訳文が得られることとなる。
【0025】最後に、訳文出力手段17は、翻訳手段1
3により生成された訳文を出力している。一般的には、
訳文出力手段17としてプリンタによる出力を使用して
いるが、CRTによる出力や他のシステムへの入力とし
て使用するファイルへの出力なども使用することができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の機械翻訳
装置は、正しく翻訳をすることのできない原文中の不正
なあるいは不適切な部分を検出して、どのように原文の
一部を修正すれば良いかについてのヒントを利用者に与
えることにより、短時間で効果的な前編集を実行できる
ので高品質の機械翻訳を行うことができるという効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械翻訳装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】原文および得られた解析結果並びに生成した訳
文の一例を示す図である。
【図3】困難文判定手段14の判定結果データの一例を
示す図である。
【図4】困難文修正手段15により表示する画面の一例
を示す図である。
【符号の説明】
11 原文入力手段 12 辞書 13 翻訳手段 14 困難文判定手段 15 困難文修正手段 16 訳文出力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)原言語で作成された原文を入力する
    原文入力手段と、(B)原言語の様々な見出しごとに、
    翻訳のために必要となる訳語や品詞を含む情報を格納す
    る辞書と、(C)前記辞書を参照して原言語の原文を翻
    訳することにより、訳文を生成する翻訳手段と、(D)
    前記翻訳手段による原文の翻訳過程における解析で得ら
    れた解析結果から原文中の不正なおよび不適切な部分で
    ある翻訳の困難箇所を検出するとともに、原文中の翻訳
    の困難箇所を修正するためのアドバイス情報を併せて作
    成する困難文判定手段と、(E)前記困難文判定手段で
    検出した原文中の翻訳の困難箇所および原文修正用のア
    ドバイス情報を利用者に提示して、利用者に原文中の翻
    訳の困難箇所の修正を行わせるとともに、原文の修正結
    果を前記翻訳手段に渡すことにより再び翻訳を実行させ
    て訳文を生成させる困難文修正手段と、(F)前記翻訳
    手段で生成された訳文を出力する訳文出力手段と、を備
    えることを特徴とする機械翻訳装置。
  2. 【請求項2】(A)辞書内に、原言語の様々な見出しご
    とに、翻訳のために必要となる訳語や品詞を含む情報を
    格納し、(B)前記辞書を参照して原言語の原文を翻訳
    することにより訳文を生成し、(C)原文の翻訳過程に
    おける解析で得られた解析結果から、原文の中の不正な
    および不適切な部分である翻訳の困難箇所を検出すると
    ともに、原文中の翻訳の困難箇所を修正するためのアド
    バイス情報を併せて作成し、(D)検出した原文中の翻
    訳の困難箇所および原文の修正用のアドバイス情報を利
    用者に提示して、利用者に原文中の翻訳の困難箇所の修
    正を行わせ、(E)原文の修正結果に対して再び翻訳を
    行うことにより、訳文を生成して出力する、ことを特徴
    とする機械翻訳装置。
JP5046203A 1993-03-08 1993-03-08 機械翻訳装置 Pending JPH06259467A (ja)

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JP5046203A Pending JPH06259467A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 機械翻訳装置

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EP0749075A2 (en) * 1995-06-14 1996-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha Machine translation system
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950822