JPH06258913A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06258913A
JPH06258913A JP5045014A JP4501493A JPH06258913A JP H06258913 A JPH06258913 A JP H06258913A JP 5045014 A JP5045014 A JP 5045014A JP 4501493 A JP4501493 A JP 4501493A JP H06258913 A JPH06258913 A JP H06258913A
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JP
Japan
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roller
conveyor belt
image
image forming
transfer material
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Pending
Application number
JP5045014A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Todome
剛 留目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to EP97202814A priority patent/EP0818715B1/en
Priority to EP94301543A priority patent/EP0614130A3/en
Priority to DE69427779T priority patent/DE69427779D1/de
Priority to US08/205,851 priority patent/US5481338A/en
Publication of JPH06258913A publication Critical patent/JPH06258913A/ja
Priority to US08/466,872 priority patent/US5619310A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動ローラの静摩擦係数と外径精度による転写
材の副走査方向の画像の色ズレを解決した画像形成装置
を提供することを目的とする。 【構成】平行に設けられた駆動ロ−ラ16と従動ローラ
17に掛け渡されて中途部が各感光体ドラム2Y,2
M,2C,2BKに対向するよう張設された無端状の搬
送ベルト12の外側、かつ前記駆動ローラ16に対向す
る位置に、該搬送ベルト12を前記駆動ローラ16に押
付けるピンチローラ25を設ける。これにより、搬送ベ
ルト12と駆動ロ−ラ16との間の滑りが防止される。
これに伴い搬送ベルト12によって搬送される転写材8
の移動距離が正確となり、副走査方向の色ズレ防止可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー複写機や、ビ
ジネスカラー複写機など、複数の感光体を用いて用紙な
どの転写材上に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのカラー指向に応えて、
カラー複写機が登場してきた。
【0003】このカラー複写機の方式の1つに感光体ド
ラム4連タンデム方式がある。この方式は、4本の感光
体ドラムを平行に並べ、それぞれの感光体ドラム上に、
イエロー,マゼンダ,シアン,ブラックのトナーを用い
てトナー像を形成し、1枚の転写材に順次このトナー像
を転写し、カラー画像を得る方式である。さて、この4
連タンデム方式では、搬送ベルトに載せられた転写材
が、次々と、4つの感光体に接触してトナー像が転写さ
れる。
【0004】また、カラー画像の形成以外の時は、例え
ば、黒色の画像のみ形成する場合は、イエロー,マゼン
ダ,シアンの3本のドラムにはトナー像を形成せず、ブ
ラックのトナーによるトナー像形成して転写材に転写す
ることにより黒色のみの画像を得るようにしている。
【0005】しかしながら、搬送ベルトは、通常、ゴム
ローラからなる駆動ローラに巻き付けて、この駆動ロー
ラを回転することで搬送ベルトを進行させている。ゴム
ローラを使用する最大の理由はベルトとの静摩擦係数を
大きくして駆動ローラとベルトが滑らないようにしたい
からである。
【0006】何故なら、駆動ローラとベルトに滑りが生
じると、ベルトによって搬送されている転写材の移動距
離が変化することになり、これは副走査方向の色ズレの
原因になるからである。つまり、駆動ローラとベルトの
滑りをなくすためには、ゴムの硬度を低くして柔らかい
ゴムローラにすることが望ましい。
【0007】しかし、ゴムローラでは、駆動ローラの外
径精度が低下し、柔らかいゴムローラにすればするほど
外径精度が悪くなる。駆動ローラの外径精度が悪くなる
と、周速が変化するためベルトの搬送速度に速度ムラを
生じ、結局転写材に副走査方向の色ズレを起こすことに
なる。
【0008】従来、搬送ベルトとして誘電性ベルト・絶
縁性ベルト・抵抗値の高い半導電性ベルトを使用した場
合、転写材を剥離した後でも、ベルトに電荷が残留し、
これを除電した後に再使用しないというベルトの電圧が
どんどん上がって転写不良や、ノイズは背の原因になる
問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の画像形
成装置にあっては、駆動ローラの外径精度が悪くなる
と、周速が変化するためベルトの搬送速度に速度ムラを
生じ、結局、転写材に副走査方向の色ズレを起こすある
といった問題があった。
【0010】また、搬送ベルトとして誘電性ベルト・絶
縁性ベルト・抵抗値の高い半導電性ベルトを使用した場
合、転写材を剥離した後でも、ベルトに電荷が残留し、
これを除電した後に再使用しないと搬送ベルトの電圧が
どんどん上がって転写不良や、ノイズ発生の原因になる
問題があった。
【0011】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、第1の目的とするところは、駆動ローラの静摩擦係
数と外径精度による転写材の副走査方向の画像の色ズレ
を解決した画像形成装置を提供しようとするものであ
る。また、第2の目的とするところは、搬送ベルトを安
定した状態で再使用可能な状態に除電し得る画像形成装
置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成する第1の手段として、順次配設される複数の
像担持体にそれぞれ対応して設けられ、その各像担持体
上にそれぞれ画像を形成する複数の画像形成手段と、前
記各像担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段
と、前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記
搬送手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上
に形成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と
を具備してなる画像形成装置であって、前記搬送手段
が、平行に設けられ、かつ駆動ローラを含む複数のロー
ラと、これらロ−ラに掛け渡されて中途部が前記前記各
像担持体に対向するよう張設された無端状の搬送ベルト
と、この搬送ベルトの外側かつ前記駆動ローラに対向す
る位置に設けられ該搬送ベルトを前記駆動ローラに押付
ける対向するピンチローラとを具備してなる構成とした
ものである。
【0013】上記第1の目的を達成する第2の手段とし
て、順次配設される複数の像担持体にそれぞれ対応して
設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像を形成する
複数の画像形成手段と、前記各像担持体に対して順次転
写材を搬送する搬送手段と、前記各像担持体にそれぞれ
対応して設けられ、前記搬送手段で搬送される転写材に
対して前記各像担持体上に形成された画像をそれぞれ転
写する複数の転写手段とを具備してなる画像形成装置で
あって、前記搬送手段が、平行に設けられ、かつ駆動ロ
ーラを含む複数のローラと、これらロ−ラに掛け渡され
て中途部が前記前記各像担持体に対向するよう張設され
た無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトの外側から接
触し該搬送ベルトが前記駆動ローラに接触する角度が1
80°を越えるように巻掛ける巻掛けローラとを具備し
てなる構成としたものである。
【0014】上記第2の目的を達成する手段として、順
次配設される複数の像担持体にそれぞれ対応して設けら
れ、その各像担持体上にそれぞれ画像を形成する複数の
画像形成手段と、前記各像担持体に対して順次転写材を
搬送する搬送手段と、前記各像担持体にそれぞれ対応し
て設けられ、前記搬送手段で搬送される転写材に対して
前記各像担持体上に形成された画像をそれぞれ転写する
複数の転写手段とを具備してなる画像形成装置であっ
て、前記搬送手段が、平行に設けられ、かつ電位的に接
地された導電性ローラを含む複数のローラと、これらロ
−ラに掛け渡されて中途部が前記前記各像担持体に対向
するよう張設された無端状の搬送ベルトと、この搬送ベ
ルトを挟んで前記導電性ローラに対向し、かつ搬送ベル
トに接触する除電ローラと、この除電ローラにAC電圧
を供給するAC電圧供給手段と、このAC電圧供給手段
を制御する制御手段とを具備してなる構成としたもので
ある。
【0015】
【作用】第1の手段の画像形成装置によれば、搬送ベル
トの外側かつ前記駆動ローラに対向する位置に設けられ
該搬送ベルトを前記駆動ローラに押付ける対向するピン
チローラを有することで、搬送ベルトと駆動ロ−ラとの
間の滑りが防止され、これにより搬送ベルトによって搬
送される転写材の移動距離が正確となり副走査方向の色
ズレ防止が可能となる。
【0016】第2の手段の画像形成装置によれば、搬送
ベルトの外側から接触し該搬送ベルトが前記駆動ローラ
に接触する角度が180°を越えるように巻掛ける巻掛
けローラを有することで、搬送ベルトと駆動ロ−ラとの
間の滑りが防止され、これにより搬送ベルトによって搬
送される転写材の移動距離が正確となり副走査方向の色
ズレ防止が可能となる。
【0017】第3の手段の画像形成装置によれば、導電
性ローラを含む複数のローラと、これらロ−ラに掛け渡
されて中途部が前記前記各像担持体に対向するよう張設
された無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトを挟んで
前記導電性ローラに対向し、かつ搬送ベルトに接触する
除電ローラと、この除電ローラにAC電圧を供給するA
C電圧供給手段と、このAC電圧供給を制御する制御部
とを有することで、放電チャージャを使用する場合のよ
うな大量のオゾンを発生させることなく、搬送ベルトを
安定した状態で再使用可能な状態に除電することが可能
となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。まず、第1の実施例について、図1ないし
図3を参照して説明する。
【0019】図2は画像形成装置としての4連タンデム
方式のカラー複写機の構成を概略的に示すものである。
このカラー複写機は、順次平行状態に配設された4つの
像担持体としての感光体ドラム2Y,2M,2C,2B
Kと、これら各感光体ドラム2Y,2M,2C,2BK
にそれぞれ対応して設けられ、その各2Y,2M,2
C,2BK上にそれぞれ画像を形成する複数の画像形成
手段150Y,150M,150C,150BKと、前
記感光体ドラム2Y,2M,2C,2BKに対して順次
用紙からなる転写材8を搬送する搬送手段200と、前
記感光体ドラム2Y,2M,2C,2BKにそれぞれ対
応して設けられ、前記搬送手段200で搬送される転写
材8に対して前記感光体ドラム2Y,2M,2C,2B
K上に形成されたトナ−画像をそれぞれ転写する複数の
転写手段としての転写ロ−ラ5Y,5M,5C,5BK
を有する。
【0020】また、4組の画像形成手段150Y,15
0M,150C,150BKは固体走査ヘッド1Y,1
M,1C,1BK,等倍結像光学系などからなる記録部
と、帯電装置3Y,3M,3C,3BK、現像装置4
Y,4M,4C,4BK、クリーニング装置6Y,6
M,6C,6BK、除電装置7Y,7M,7C,7BK
などからなる画像形成部からなっている。
【0021】イエロ−画像形成手段150Yについて説
明すると、図示しない印字制御部から送られてくるイエ
ロ−の画像データにしたがって固体走査ヘッド1Yが感
光体ドラム2Yに対して露光光を出力する。この固体走
査ヘッド1Yは、主走査方向ライン上に微小な発光部が
等間隔に配設された構造を持ち、印字すべきパターンに
応じて印字制御部から送られてくるオン−オフ信号に応
じて、主走査方向ラインの個別発光部を点灯制御するこ
とにより、この発光部の光を1対1に結像する等倍結像
光学系によって、感光体ドラム2Y上に光を結像して露
光を行なう。なお、具体的には、固体走査ヘッド1Yに
は解像度400DPIのLEDヘッドアレイを、等倍結
像光学系にはセルフォックレンズアレイを用いた。
【0022】感光体ドラム2Yの周囲には、感光体ドラ
ム2Yの表面を帯電する帯電装置3Y、現像装置4Y、
転写装置5Y、クリーニング装置6Y、除電装置7Yが
配設されている。
【0023】感光体ドラム2Yは、駆動モータ(図示し
ない)により、V0 の外周速度で回転駆動される。この
感光体ドラム2Yは、感光体ドラム2Yの表面に接して
設けられている導電性を有する帯電ローラからなる帯電
装置3Yによって表面が帯電される。なお、この帯電ロ
ーラは、感光体ドラム2Yの表面に接触することによっ
て回転している。
【0024】感光体ドラム2Yの表面は、有機系光導電
体によって形成されている。この光導電体は、通常は高
抵抗であるが、光が照射されると、光照射部の比抵抗が
変化する性質を持っている。そこで、帯電したイエロ−
感光体ドラム2Yの表面に、イエロ−印字パターンに応
じた光を、固体走査ヘッド1Yから等倍結像光学系を通
して照射することによって、イエロ−印字パターンの静
電潜像が感光体ドラム2Yの表面に形成される。
【0025】静電潜像とは、帯電によって感光体ドラム
2Yの表面に形成される像であり、固体走査ヘッド1Y
からの光照射によって、光導電体の被照射面の比抵抗が
低下し、感光体ドラム2Y表面の帯電した電荷が流れ、
一方、固体走査ヘッド1Yからの光照射されなかった部
分の電荷が残留することによって形成される、いわゆる
ネガ潜像である。
【0026】このようにして帯電された感光体ドラム2
Y上の露光位置に、固体走査ヘッド1Yの光が結像さ
れ、潜像が形成された感光体ドラム2Yは、現像位置ま
でV0の速度で回転する。そして、この現像位置で、感
光体ドラム2Y上の潜像は、現像装置4Yによって可視
像であるトナー像化される。
【0027】現像装置4Y内には、イエロ−染料を含み
樹脂にて形成されるイエロ−トナーが準備されている。
イエロ−トナーは、現像装置4Yの内部で攪拌されるこ
とで摩擦帯電し、感光体ドラム2Y上に帯電した帯電荷
と同極性の電荷を持つ。感光体ドラム2Yの表面が現像
装置4Yを通過していくことにより、帯電が除去された
潜像部にのみイエロ−トナーが静電的に付着して、潜像
がイエロ−トナーによって現像される(反転現像)。
【0028】イエロ−のトナー像が形成された感光体ド
ラム2Yは、引続き外周V0 で回転し、転写位置の地点
で転写装置5Yによって、給紙系によりタイミングを取
って供給された搬送ベルト12上の転写材(用紙)8上
にトナー像が転写される。
【0029】給紙系は、ピックアップローラ9、フィー
ドローラ10、および、レジストローラ11からなる。
ピックアップローラ9によって、給紙カセット39内か
ら持ち上げられた転写材8は、フィードローラ10によ
って1枚だけレジストローラ11に搬送される。レジス
トローラ11は、転写材8の姿勢をただした後、転写材
搬送ベルト12上に送る。レジストローラ11の外周速
度、転写材搬送ベルト12の周速は、感光体ドラム2Y
の周速V0 と等速になるように設定されている。転写材
8は、その一部をレジストローラ11に保持された状態
で、感光体ドラム2Yと等速のV0 で転写材搬送ベルト
12と共に感光体ドラム2Yの転写位置に送られる。
【0030】転写位置において、転写材8と接した感光
体ドラム2Y上のイエロ−トナー像は、転写装置5Yに
よって、感光体ドラム2Yから離脱して転写材8上に転
写され、この結果、イエロ−印字信号に基づく印字パタ
ーンのイエロ−トナー像が転写材8上に形成される。
【0031】転写装置5Yは、半導電性を有する転写ロ
ーラによって構成されている。この転写ローラは、転写
材搬送ベルト12の裏側から、感光体ドラム2Yに静電
的に付着しているイエロ−トナーの電位と逆極性を有す
る電界を供給する。この電界は、転写材搬送ベルト1
2、および、転写材8を通して感光体ドラム2Y上のイ
エロ−トナー像に作用し、その結果、感光体ドラム2Y
から転写材8へトナー像を転写する。
【0032】こうして、イエロ−トナー像を転写した転
写材8は、次にマゼンダ画像形成手段150Mに、さら
にシアン画像形成手段150Cに、さらにブラック画像
形成手段150BKに順次供給される。
【0033】なお、マゼンダ画像形成手段150M、シ
アン画像形成手段150C、ブラック画像形成手段15
0BKは、上述したイエロ−画像形成手段150Yにお
けるイエロ−(Y)を、マゼンダ(M)、シアン
(C)、ブラック(BK)に置き換えた、同じ構成部材
および作用より成り立っているので、説明を簡略化する
ため、これらの画像形成手段については説明を省略す
る。
【0034】さて、イエロ−転写位置、マゼンダ転写位
置、シアン転写位置、ブラック転写位置を順次通過し
て、色重ね画像を形成した転写材8は、定着装置13へ
と送り込まれる。
【0035】定着装置13は、ヒータを組み込んだヒー
トローラから構成されており、転写材8上に電荷力によ
って載っているだけのトナー像を加熱することにより、
色重ねしたトナー像を溶融して、転写材8への永久定着
を行なう。定着の完了した転写材8は、送り出しローラ
14によって排紙トレイ15に搬出される。
【0036】一方、転写位置を通過した各色の感光体ド
ラム2Y,2M,2C,2BKは、そのまま外周速度V
0 にて回転駆動され、クリーニング装置6Y,6M,6
C,6BKによって残留トナーや紙粉がクリーニングさ
れ、さらに、除電装置7Y,7M,7C,7BKの除電
ランプで表面の電位が一定にされ、必要に応じて再び帯
電装置3Y,3M,3C,3BKからの一連のプロセス
に入る。
【0037】また、転写材8を搬送した転写材搬送ベル
ト12は、エンドレス構造を有していて、定着装置13
側の駆動ローラ16と転写材供給口側の従動ローラ17
とによって保持されている。駆動ローラ16は、図示し
ない駆動モータからその駆動力を伝達され、前述したよ
うに感光体ドラムの外周速度V0 とベルト外周速度が等
速になるように駆動されている。
【0038】一方、従動ローラ17は、ローラ両側の軸
部に転写材搬送方向と平行な方向に移動可能な機構を持
ち、転写材搬送方向と反対方向に圧縮スプリング18に
よって、転写材搬送ベルト12に引張り荷重を加えるべ
く押圧されている。従動ローラ17が転写材搬送方向と
平行な方向に移動可能とする機構は、フレームに設けら
れた長穴(図示しない)と、これを摺動し、かつ、従動
ローラ17を回転可能とする従動ローラ保持部材21か
ら構成される。
【0039】転写材搬送ベルト12は、転写材8を定着
装置13に送り出した後、ベルト表面に付着した残留ト
ナーや紙粉がベルトクリーニング装置22によってクリ
ーニングされ、必要に応じて次の転写材8を搬送する。
【0040】また、単色印字の場合は、上述した任意の
単色の記録部・画像形成部による作像を行なう。このと
き、選択された色以外の記録部・画像形成部は動作を行
なわないようになっている。次に、図1および図3を参
照して前記転写材8を搬送する搬送手段200について
説明する。
【0041】搬送手段200は、平行に設けられたベル
ト駆動ローラ16と従動ローラ17とに掛け渡されて中
途部が前記感光体ドラム2Y,2M,2C,2BKに対
向するよう張設された無端状の転写材搬送ベルト(以
後、単に搬送ベルトという)12を有した構成となって
いる。また、従動ローラ17は、従動ローラ圧縮スプリ
ング18(図2参照)によって押圧され搬送ベルト12
に張力を付与させている。
【0042】まず、転写材8を搬送する搬送ベルト12
は、無端のエンドレス構造を有し、定着装置13側の駆
動ローラ16と、転写材供給口側の従動ローラ17によ
って保持されている。駆動ローラ16は図示しない駆動
モータからその駆動力を伝達され、感光体ドラム外周速
度V0 とベルト外周速度が等速になるように駆動されて
いる。
【0043】一方、従動ローラ17は、ローラ両側の軸
部に転写材搬送方向と平行な方向に移動可能な機構を持
ち、転写材搬送方向と反対方向に圧縮スプリング18に
よって、転写材搬送ベルト12に引張荷重を加えるべ
く、押圧されている。従動ローラ17が転写材搬送方向
と平行な方向に移動可能とする機構は、フレームに設け
られた長穴(図示しない)と、これを摺動し、かつ従動
ローラ17を回転可能とする従動ローラ保持部材21か
ら構成される。 (第1の発明)
【0044】前記駆動ローラ16は、金属ローラに半径
方向1mmの厚さのウレタンゴムを焼き付けたローラを
使用している。表面にゴムを使用しているのは、搬送ベ
ルト12を滑ることなく搬送するためである。先に説明
したが、転写材8は、搬送ベルト12によって、4つの
感光体ドラム2Y,2M,2C,2BKに搬送され画像
を転写される。転写材8は、搬送ベルト12と同じ距離
だけ移動するので、搬送ベルト12に駆動ローラ16と
の間で滑りが生じると、転写材8は本来あるべき位置よ
り、遅れた位置にいることになり、これによって色ズレ
が生じる。
【0045】さて、駆動ローラ16をゴムローラとする
ことで搬送ベルト12との静摩擦係数が増加する。さら
に信頼性を高めるには、さらに静摩擦係数を増加させれ
ば良い、つまり、ゴムを柔らかくして、さらに厚さを厚
くする。
【0046】また、搬送ベルト12の張力を大きくして
駆動ローラ16への接触圧力が高くなるようにすれば良
いことになる。しかし、ゴムを柔らかくして、厚さを厚
くすると、ローラの加工精度が低下する。先にも述べた
が、転写材8は、搬送ベルト12によって搬送される。
駆動ローラ16の外径精度が悪いとこの外周面の周速に
従って搬送されている搬送ベルト12の周速に速度差が
生じることになる。
【0047】つまり、駆動ローラ16の外径精度が悪い
ということは、駆動ローラ16のA点とB点での半径距
離が異なっているということである。駆動ローラ16
は、そのシャフトから駆動力を伝達され回転するが、半
径距離が異なるA点とB点とでは、速度が異なる。そし
て、このA点・B点に巻付いて搬送ベルト12の速度も
また違ってくる。こうして色ズレの原因となる。
【0048】さて、そうすると、外径精度が良くて、か
つ搬送ベルト12との静摩擦係数が大きなローラが望ま
しいということになる。一般に外径精度(全周フレ・円
筒度・同軸度等)の点からみて、ゴムローラは金属ロー
ラに及ばない。逆に、静摩擦係数の点からみると、ゴム
ローラは金属ローラに勝る。
【0049】そこで、搬送ベルト12を掛渡す駆動ロー
ラ16と従動ローラ17を金属ローラとし、かつ位置を
固定し、駆動ローラ16に搬送ベルト12の外側からゴ
ムローラからなるピンチローラ25を押付けて、駆動ロ
ーラ16への巻付け角度が180°を越えるように構成
した。
【0050】図1にピンチローラ25を用いた方式の斜
視図を、図3に正面図を示す。図中25はピンチロー
ラ、26はピンチローラ25の軸受、27はピンチロー
ラホルダー、28はピンチローラホルダーに設けられた
長孔、29はピンチローラ25を駆動ローラ16に押圧
する引張スプリング(図3参照)、30は搬送ベルト1
2に張力を発生させる引張スプリングである。
【0051】ピンチローラ25のシャフト両端部は、軸
受26に回転可能な状態に固定されており、この軸受2
6は、ピンチローラホルダー27の長孔28に嵌まり込
んでいる。この長孔28は駆動ローラ16方向が長寸と
なる状態で設けられている。従って、ピンチローラ25
は、回転しながら駆動ローラ16に対して接離する方向
に移動可能な構造となっている。
【0052】この軸受26には、引張スプリング29が
駆動ローラ回転軸に圧力を加える向きに掛けられてお
り、かつ、ピンチローラホルダー27には、ピンチロー
ラ25が搬送ベルト12を内側に押さえ付ける方向に引
張スプリング30が掛けられている。従って、ピンチロ
ーラ25は、駆動ローラ16に搬送ベルト12を押さえ
付け、かつ、搬送ベルト12を内側に巻き込むことにな
る。ピンチローラ25が搬送ベルト12を内側に巻き込
んだとき、従動ローラ17から離れないように、駆動ロ
ーラ16へ搬送ベルト12を押さえる圧力は、搬送ベル
ト12を巻き込む圧力より大きくなるように設定してい
る。
【0053】本実施例では、駆動ローラ16へ搬送ベル
ト12を押さえる力が6〜7kg、搬送ベルト12を巻
き込む圧力は3〜5kgになるように設定した。この搬
送ベルト12を巻き込む圧力がそのままベルト張力とな
る。このようにピンチローラ25を用いることによっ
て、駆動ローラ16を金属ローラで構成することができ
るので、外径精度の良い駆動ローラ16を使用すること
ができる。また、金属ローラを駆動ローラ16として用
いても、ピンチローラ25によって、搬送ベルト12を
駆動ローラ16から滑ることなく駆動することができ
る。次に、図4および図5を参照して、第1の発明の第
2の実施例を説明する。
【0054】第2の実施例では、搬送ベルト12を掛け
渡す駆動ローラ16と従動ローラ17を金属ローラと
し、かつ駆動ローラ16の位置だけを固定し、駆動ロー
ラ16に搬送ベルト12の外側からゴムローラからなる
ピンチローラ25を押し付けるように構成した。
【0055】従動ローラ17は、従来例と同じように、
ローラ両側の軸部に転写材8の搬送方向と平行な方向に
移動可能な機構を持ち、転写材8の搬送方向と反対方向
に圧縮スプリング18によって、搬送ベルト12に引張
荷重を加えるべく、押圧されている。
【0056】従動ローラ17が転写材8の搬送方向と平
行な方向に移動可能とする機構は、フレームに設けられ
た長穴と、これを摺動し、かつ従動ローラ17を回転可
能とする従動ローラ保持部材21から構成される。
【0057】図4にピンチローラを用いた方式の斜視図
を、図5に正面図を示す。図中25はピンチローラ、2
6はピンチローラの軸受、31はベルトフレーム、32
はベルトフレーム31に設けられた長孔、29はピンチ
ローラを駆動ローラに押圧する引張スプリングである。
【0058】ピンチローラ25のシャフト部の両端は軸
受26に回転可能な状態に固定されており、この軸受2
6は、ベルトフレーム31の長孔32に嵌まり込んでい
る。この長孔32は駆動ローラ16の方向が長寸となる
状態に設けられている。従って、ピンチローラ25は、
回転しながら駆動ローラ16に対して接離する方向に移
動可能な構造となっている。
【0059】この軸受25には、引張スプリング29
(図5参照)が駆動ローラ16に圧力を加える向きに掛
けられてる。従って、ピンチローラ25は、駆動ローラ
16に搬送ベルト12を押さえ付けることになる。
【0060】本実施例では、駆動ローラ16へ搬送ベル
ト12を押さえる圧力が6〜7kg、圧縮スプリング1
8によって搬送ベルト12に引張荷重を加える力は3〜
5kgになるように設定した。このようにピンチローラ
25を用いることによって、駆動ローラ16を金属ロー
ラで構成することができるので、外径精度の良い駆動ロ
ーラを使用することができる。また、金属ローラを駆動
ローラ16として用いても、ピンチローラ25によっ
て、搬送ベルト12を駆動ローラ16から滑ることなく
駆動することができる。
【0061】以上詳しく説明したように、非常に簡単な
構造のピンチローラ25を用いることで、搬送ベルト1
2と駆動ローラ16も滑りをなくし、滑りによる副走査
方向の色ズレをなくすことが出来る。 (第2の発明)次に、図6を用いて第2の発明の第1の
実施例を説明する。従来のベルト保持方式についての問
題点は、上記第1の発明で述べたことと重複するのでこ
こでは省略する。
【0062】本発明では、搬送ベルト12を掛け渡す駆
動ローラ16と従動ローラ17を金属ローラとし、かつ
位置を固定し、搬送ベルト12の外側からゴムローラを
巻付けローラ33として配置し、駆動ローラへの巻き付
け角度が180°を越えるようになるように構成した。
【0063】図6にこの巻付けローラ33を用いた方式
の斜視図を、図7に正面図を示す。図中33は巻付けロ
ーラ、34は巻付けローラの軸受、35は巻付けローラ
ホルダ、36は巻き付けローラホルダに設けられた穴で
ある。巻付けローラ33の両側の回転軸は軸受け34に
回転可能な状態に固定されており、この軸受34は、巻
付けローラホルダ35の穴36に嵌まり込んでいる。
【0064】この穴36は駆動ローラ16の軸と平行な
位置に設けられている。さて、この巻付けローラホルダ
35には巻付けローラ33を搬送ベルト12の内側に押
し付け搬送ベルト12に張力を発生させる引張スプリン
グ30が設けてある。従って、巻付けローラ33は、駆
動ローラ16に搬送ベルト12を巻付け180°以上接
触させることになる。巻付けローラ33が搬送ベルト1
2を内側に巻き込んだとき、搬送ベルト12に発生する
張力は、3〜5kgになるように設定した。次に、図8
および図9を参照して、第2の発明の第2の実施例を説
明する。
【0065】第2の実施例では、搬送ベルト12を掛け
渡す駆動ローラ16と従動ローラ17を金属ローラと
し、かつ駆動ローラ16の位置だけを固定し、駆動ロー
ラ16と従動ローラ17との中央に搬送ベルト12の外
側からゴムローラを巻付けローラ33として位置固定と
し、押し付けるように構成した。
【0066】従動ローラ17は、従来例と同じように、
ローラ両側の軸部に転写材8の搬送方向と平行な方向に
移動可能な機構を持ち、転写材8の搬送方向と反対方向
に圧縮スプリング18によって、搬送ベルト12に引張
荷重を加えるべく、押圧されている。
【0067】従動ローラ17が転写材8の搬送方向と平
行な方向に移動可能とする機構は、フレーム31に設け
られた長孔32と、これを摺動し、かつ従動ローラ17
を回転可能とする従動ローラ保持部材21から構成され
る。
【0068】図8に巻付けローラ33を用いた方式の斜
視図を、図9に正面図を示す。図中33は巻付けロー
ラ、34は巻付けローラの軸受、31はベルトフレーム
である。巻付けローラ33の軸分両端は軸受34に回転
可能な状態に固定されており、この軸受34は、ベルト
フレーム31の穴に嵌まり込んでいる。この穴は巻付け
ローラ33が搬送ベルト12を内側に押圧する位置で、
駆動ローラ16と平行な位置に設けられている。従っ
て、巻付けローラ33は、駆動ローラ16に搬送ベルト
12を180°以上接触させることになる。
【0069】本実施例では、巻付けローラ33が搬送ベ
ルト12を内側に押圧し、圧縮スプリング18が縮ん
で、搬送ベルト12に引張荷重が3〜5kg発生するよ
うに設定した。
【0070】このように巻付けローラ33を用いること
によって、駆動ローラ16を金属ローラで構成すること
ができるので、外径精度の良い駆動ローラ16を使用す
ることができる。また、金属ローラを駆動ローラ16と
して用いても、巻付けローラ33によって、駆動ローラ
16と搬送ベルト12の接触面積を大きくとれるので、
搬送ベルト12を駆動ローラ16から滑ることなく駆動
することができる。
【0071】以上、詳しく説明したように、非常に簡単
な構造の巻付けローラ33を用いることで、搬送ベルト
12と駆動ローラ16も滑りをなくし、滑りによる副走
査方向の色ズレをなくすことが出来る。 (第3の発明)次に、図2、図10および図11を参照
して第3の発明の一実施例を説明する。図2は、4連タ
ンデム方式フルカラー画像形成装置の概略図である。ま
ず、従来のベルトの使用方式を説明する。
【0072】転写材8を搬送する搬送ベルト12は、エ
ンドレス構造を有し、定着装置13側の駆動ローラ16
と、転写材8供給口側の、従動ローラ17によって保持
されている。
【0073】駆動ローラ16は図示しない駆動モータか
らその駆動力を伝達され、先に述べたように、感光体ド
ラムの外周速度V0 とベルト外周速度が等速になるよう
に駆動されている。一方、従動ローラ17は、ローラ両
側の軸部に転写材8の搬送方向と平行な方向に移動可能
な機構を持ち、転写材8の搬送方向と反対方向に圧縮ス
プリング18によって、搬送ベルト12に引張荷重を加
えるべく、押圧されている。
【0074】従動ローラ17が転写材8の搬送方向と平
行な方向に移動可能とする機構は、フレームに設けられ
た長孔(図示しない)と、これを摺動し、かつ従動ロー
ラ17を回転可能とする従動ローラ保持部材21から構
成される。この定着装置13は、転写材8を定着装置1
3に送り出した後、搬送ベルト12の表面に付着した残
留トナーや紙粉をベルトクリーニング装置22によって
クリーニングされ、必要に応じて、次の転写材8を搬送
する。
【0075】さて、上記のように搬送ベルト12は転写
材8を搬送し終えると、ベルトクリーニング装置22に
よってクリーニングされ、必要に応じて、次の転写材8
を搬送するが、このプロセスを繰り返すと、搬送ベルト
12に転写ポイントで発生した吸着力となる電荷が蓄積
してしまうという問題点があった。
【0076】これに、除電チャージャーを加えた構成で
搬送ベルト12を除電するのは容易であるが、近年問題
となっている環境に優しいOA機器という点から考える
と、除電チャージャーはオゾンを発生するため好ましく
ない。転写部で、本装置が転写チャージャーではなく、
転写ローラを使用さているのは、オゾン発生量が転写チ
ャージャーに比較して1/1000以下という特性を有
するからである。つまり、せっかく転写ローラを用いて
いるのに除電にチャージャーを用いるとオゾン発生の点
からメリットのない装置となる。そこで本発明では、除
電ローラ37を使用した。
【0077】これを、図10および図11を参照して説
明する。図10は除電ローラ37を用いた方式の斜視図
である。図中37は除電ローラ、38はAC電源供給
部、39は制御部である。駆動ローラ16は金属ローラ
に導電ゴムを巻付けた構造であり、導電性を有してい
る。この駆動ローラ16は、アースに接地されている。
転写材8搬送ベルト12は、この駆動ローラ16に巻き
付いており、この搬送ベルト12に接触して導電性を有
する金属製の除電ローラ37が設けてある。
【0078】除電ローラ37は、転写材8搬送ベルト1
2に接触する状態に配設されている。本実施例では、金
属製の除電ローラ37を用いているが、導電性を有する
ものであれば、ローラに限らない。例えば、導電性を有
するブラシ、導電性を有するブラシローラでもかまわな
いし、導電性プラスチックを材料に用いてもかまわな
い。この除電ローラ37は、AC電圧を供給するAC電
圧供給手段としてのAC電圧供給部38に接続されてい
る。
【0079】さらに、AC電圧供給部38は、予めプロ
グラムされたタイミングで設定された電圧を供給するよ
うにAC電圧供給部38を制御する制御手段としての制
御部39に接続されている。さて、搬送ベルト12は転
写材8を剥離した後、駆動ローラ16の回転によって、
この除電ローラ37を通過する。制御部39は予め設定
されているプログラムに従ってAC電圧供給部38はA
C電圧を除電ローラ37に供給する。
【0080】これによって、表面はプラスに、裏側はマ
イナスに帯電していた搬送ベルト12の電荷は中和さ
れ、その後、この状態でベルトクリーニング部22へ搬
送される。このように、除電ローラ37を用いて、搬送
ベルト12を除電してベルトクリーニング部22に搬送
することによって、ベルトクリーニングも容易に行なえ
るようになる。また、この除電によって、毎回、転写ポ
イントで同じ搬送ベルト12の電荷状態で転写を行なえ
るので、連続的な転写にも転写電圧を変化させたりする
必要がない。
【0081】応用例として、図11に示すように、先に
説明したピンチローラ25と除電ローラ37を兼ねて使
用することも可能である。この場合、ピンチローラ25
の特性として、摩擦係数の高い材料が必要であるので、
ピンチローラ25を導電ゴムローラとすることで、除電
ローラと兼ねた構成が可能となる。
【0082】また、この場合、軸受を通して除電電圧が
駆動ローラに流れないように、ピンチローラ軸受を電気
的に絶縁性の材料で作るか、ピンチローラホルダーを電
気的に絶縁性の材料で作る必要がある。以上詳しく説明
したように本発明を用いれば、オゾンの発生の少ない、
非常に簡単な機構でベルト表面を除電し高品位さを容易
に保つことが出来る。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。請求項1の画像形成装置によれば、ピンチローラを
用いることによって、駆動ローラに金属ローラが使用で
き、高精度のベルト搬送が安定して行なえる。請求項2
の画像形成装置によれば、巻き付けローラを用いること
によって、駆動ローラに金属ローラが使用でき、高精度
のベルト搬送が安定して行なえる。請求項3の画像形成
装置によれば、除電ローラを用いることによって、転写
材搬送ベルトの電位を常に一定状態で再使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の第1の実施例を示すピンチローラ
を用いた搬送手段の斜視図。
【図2】4連タンデム方式フルカラー画像形成装置の概
略図。
【図3】第1の発明の第1の実施例を示すピンチローラ
を用いた搬送手段の正面図。
【図4】第1の発明の第2の実施例を示すピンチローラ
を用いた搬送手段の斜視図。
【図5】第1の発明の第2の実施例を示すピンチローラ
を用いた搬送手段の正面図。
【図6】第2の発明の第1の実施例を示す巻付けローラ
を用いた搬送手段の斜視図。
【図7】第2の発明の第1の実施例を示す巻付けローラ
を用いた搬送手段の正面図。
【図8】第2の発明の第2の実施例を示す巻付けローラ
を用いた搬送手段の斜視図。
【図9】第2の発明の第2の実施例を示す巻付けローラ
を用いた搬送手段の正面図。
【図10】第3の発明の第1の実施例を示す除電ローラ
を付設した搬送手段の斜視図。
【図11】第3の発明の第2の実施例を示す除電ローラ
をピンチローラと兼ねて付設した搬送手段の斜視図。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1BK…固体走査ヘッド、2Y,2
M,2C,2BK…感光体ドラム(像担持体)、3Y,
3M,3C,3BK…帯電装置、4Y,4M,4C,4
BK…現像装置、5Y,5M,5C,5BK…転写装置
(転写手段)、6Y,6M,6C,6BK…クリーニン
グ装置、7Y,7M,7C,7BK…除電装置、8…転
写材、9…ピツアップローラ、10…フィードローラ、
11…レジストローラ、12…転写材搬送ベルト、13
…定着装置、14…送り出しローラ、15…排紙トレ
イ、16…駆動ローラ、17…従動ローラ(寄り止めロ
ーラ)、18…従動ローラ圧縮スプリング、21…従動
ローラ保持部材、22…ベルトクリーニング装置、23
…給紙カセット、25…ピンチローラ、26…軸受、2
7…ピンチローラホルダー、28…長孔、29…引張ス
プリング、30…引張スプリング、31…ベルトフレー
ム、32…長孔、33…巻付けローラ、34…軸受、3
5…巻付けローラホルダ、36…穴、37…除電ロー
ラ、38…AC電圧供給部(AC電圧供給手段)、39
…制御部(制御手段)、150…画像形成手段、200
…搬送手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次配設される複数の像担持体にそれぞ
    れ対応して設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像
    を形成する複数の画像形成手段と、 前記各像担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段
    と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
    成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、を
    具備してなる画像形成装置であって、 前記搬送手段が、 平行に設けられ、かつ駆動ローラを含む複数のローラ
    と、 これらロ−ラに掛け渡されて中途部が前記前記各像担持
    体に対向するよう張設された無端状の搬送ベルトと、 この搬送ベルトの外側かつ前記駆動ローラに対向する位
    置に設けられ該搬送ベルトを前記駆動ローラに押付ける
    対向するピンチローラと、を具備してなることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 順次配設される複数の像担持体にそれぞ
    れ対応して設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像
    を形成する複数の画像形成手段と、 前記各像担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段
    と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
    成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、を
    具備してなる画像形成装置であって、 前記搬送手段が、 平行に設けられ、かつ駆動ローラを含む複数のローラ
    と、 これらロ−ラに掛け渡されて中途部が前記前記各像担持
    体に対向するよう張設された無端状の搬送ベルトと、 この搬送ベルトの外側から接触し該搬送ベルトが前記駆
    動ローラに接触する角度が180°を越えるように巻掛
    ける巻掛けローラと、を具備してなることを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 順次配設される複数の像担持体にそれぞ
    れ対応して設けられ、その各像担持体上にそれぞれ画像
    を形成する複数の画像形成手段と、 前記各像担持体に対して順次転写材を搬送する搬送手段
    と、 前記各像担持体にそれぞれ対応して設けられ、前記搬送
    手段で搬送される転写材に対して前記各像担持体上に形
    成された画像をそれぞれ転写する複数の転写手段と、を
    具備してなる画像形成装置であって、 前記搬送手段が、 平行に設けられ、かつ電位的に接地された導電性ローラ
    を含む複数のローラと、 これらロ−ラに掛け渡されて中途部が前記前記各像担持
    体に対向するよう張設された無端状の搬送ベルトと、 この搬送ベルトを挟んで前記導電性ローラに対向し、か
    つ搬送ベルトに接触する除電ローラと、 この除電ローラにAC電圧を供給するAC電圧供給手段
    と、 このAC電圧供給手段を制御する制御手段と、を具備し
    てなることを特徴とする画像形成装置。
JP5045014A 1993-03-05 1993-03-05 画像形成装置 Pending JPH06258913A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5045014A JPH06258913A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 画像形成装置
EP97202814A EP0818715B1 (en) 1993-03-05 1994-03-03 Image Forming Apparatus
EP94301543A EP0614130A3 (en) 1993-03-05 1994-03-03 Image forming apparatus.
DE69427779T DE69427779D1 (de) 1993-03-05 1994-03-03 Bilderzeugungsgerät
US08/205,851 US5481338A (en) 1993-03-05 1994-03-04 Image forming apparatus for forming an image on an image receiving medium carried by a conveyor belt
US08/466,872 US5619310A (en) 1993-03-05 1995-06-06 System for suppressing one-sided movement and zigzag running of a conveyor belt in an image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5045014A JPH06258913A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 画像形成装置

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ID=12707506

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057138A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Kyocera Mita Corp ベルト伝動機構、画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009057138A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Kyocera Mita Corp ベルト伝動機構、画像形成装置

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