JPH06258604A - 絵付コンタクトレンズとその製造方法 - Google Patents
絵付コンタクトレンズとその製造方法Info
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- JPH06258604A JPH06258604A JP5069289A JP6928993A JPH06258604A JP H06258604 A JPH06258604 A JP H06258604A JP 5069289 A JP5069289 A JP 5069289A JP 6928993 A JP6928993 A JP 6928993A JP H06258604 A JPH06258604 A JP H06258604A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
- B29D11/00317—Production of lenses with markings or patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
- B29D11/00038—Production of contact lenses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00865—Applying coatings; tinting; colouring
- B29D11/00894—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting
- B29D11/00903—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting on the surface
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工程が簡単で製造コストが安く、コンタクト
レンズの機械的強度を低下させず、しかも濃度の濃い着
色ができ、また角膜や裏瞼を刺激せず、洗浄の際に汚れ
を溜めることなくすべて洗い流すことができる絵付コン
タクトレンズとその製造方法を提供する。 【構成】 基体シート2上に図柄層を一構成層とする転
写層4が設けられた転写材1を皿状の内壁を有する雌型
5の形状に沿わせた後、転写材1上にコンタクトレンズ
材料7を注入し、触媒8を添加することによりコンタク
トレンズ材料7を重合させながら、軸心を中心にして雌
型5を回転させることによりコンタクトレンズ材料7を
薄く伸ばして成形し、基体シート2を剥離することによ
り、コンタクトレンズ9上に凹部13が設けられ、この
内にレンズ表面と面一になるような表面を有する転写層
4が設けられている絵付コンタクトレンズを得る。
レンズの機械的強度を低下させず、しかも濃度の濃い着
色ができ、また角膜や裏瞼を刺激せず、洗浄の際に汚れ
を溜めることなくすべて洗い流すことができる絵付コン
タクトレンズとその製造方法を提供する。 【構成】 基体シート2上に図柄層を一構成層とする転
写層4が設けられた転写材1を皿状の内壁を有する雌型
5の形状に沿わせた後、転写材1上にコンタクトレンズ
材料7を注入し、触媒8を添加することによりコンタク
トレンズ材料7を重合させながら、軸心を中心にして雌
型5を回転させることによりコンタクトレンズ材料7を
薄く伸ばして成形し、基体シート2を剥離することによ
り、コンタクトレンズ9上に凹部13が設けられ、この
内にレンズ表面と面一になるような表面を有する転写層
4が設けられている絵付コンタクトレンズを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトレンズへの
文字等の表示、視認性付与や装飾を目的とした絵付コン
タクトレンズとその製造方法に関する。
文字等の表示、視認性付与や装飾を目的とした絵付コン
タクトレンズとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンタクトレンズの端にレン
ズカーブなどの規格を示す数字や出所を示すマークなど
の絵付を施し、他のレンズと区別しやすくしたり、レン
ズの表裏の確認が簡単にできるようにしたものがあった
(図11参照)。また、コンタクトレンズを着色し、指
の上や保存ケースのなかでも見分けやすく、うっかり落
したときでも見つけやすくしたり、装着によって生まれ
付きの眼の色と違う色に装飾できるようにしたものもあ
った(図12参照)。
ズカーブなどの規格を示す数字や出所を示すマークなど
の絵付を施し、他のレンズと区別しやすくしたり、レン
ズの表裏の確認が簡単にできるようにしたものがあった
(図11参照)。また、コンタクトレンズを着色し、指
の上や保存ケースのなかでも見分けやすく、うっかり落
したときでも見つけやすくしたり、装着によって生まれ
付きの眼の色と違う色に装飾できるようにしたものもあ
った(図12参照)。
【0003】このようなコンタクトレンズの絵付方法と
しては、従来、次のような方法が用いられている。
しては、従来、次のような方法が用いられている。
【0004】(1)数字やマークなどの絵付を行なう場
合、レーザー装置19または刻印装置でコンタクトレン
ズ9に凹部13を形成し(図10aおよびb参照)、凹
部13内に図柄層3を形成した後(図10c参照)、着
色剤溶出防止層16により図柄層3を封入する(図10
d参照)。
合、レーザー装置19または刻印装置でコンタクトレン
ズ9に凹部13を形成し(図10aおよびb参照)、凹
部13内に図柄層3を形成した後(図10c参照)、着
色剤溶出防止層16により図柄層3を封入する(図10
d参照)。
【0005】(2)視認性付与や装飾目的の着色を行な
う場合、微量の染料でコンタクトレンズ9全体を染色
し、染色コンタクトレンズ20とする。
う場合、微量の染料でコンタクトレンズ9全体を染色
し、染色コンタクトレンズ20とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法には
次のような欠点を有している。(1)の方法で得られる
絵付コンタクトレンズは、凹部に封入した着色剤溶出防
止層が、乾燥時に表面張力によって山状に形成されるた
め、角膜や裏瞼を刺激するという問題があった。また、
着色剤溶出防止層が山状に形成されることによって、レ
ンズを洗浄しても汚れが溜まりやすいという問題があ
る。さらに(1)の方法では、レーザー装置や刻印装置
でレンズを加工しなければならないために、製造コスト
が高くなる。また、凹部を形成する目的からして、その
深さを20μm以上としなければならないが、厚さ約200μ
mのレンズにおいての機械的強度が低下する。
次のような欠点を有している。(1)の方法で得られる
絵付コンタクトレンズは、凹部に封入した着色剤溶出防
止層が、乾燥時に表面張力によって山状に形成されるた
め、角膜や裏瞼を刺激するという問題があった。また、
着色剤溶出防止層が山状に形成されることによって、レ
ンズを洗浄しても汚れが溜まりやすいという問題があ
る。さらに(1)の方法では、レーザー装置や刻印装置
でレンズを加工しなければならないために、製造コスト
が高くなる。また、凹部を形成する目的からして、その
深さを20μm以上としなければならないが、厚さ約200μ
mのレンズにおいての機械的強度が低下する。
【0007】(2)の方法は、コンタクトレンズ全体を
染色するため、コンタクトレンズを装着すると、虹彩部
分だけでなく中央の瞳孔部分も覆うことになるので、視
界が暗くならない程度の濃度までにしか着色できない。
染色するため、コンタクトレンズを装着すると、虹彩部
分だけでなく中央の瞳孔部分も覆うことになるので、視
界が暗くならない程度の濃度までにしか着色できない。
【0008】この発明の目的は、上記のような問題を解
決することにあり、工程が簡単で製造コストが安く、コ
ンタクトレンズの機械的強度を低下させず、しかも濃度
の濃い着色ができ、また角膜や裏瞼を刺激せず、洗浄の
際に汚れを溜めることなくすべて洗い流すことができる
絵付コンタクトレンズとその製造方法を提供することを
目的とする。
決することにあり、工程が簡単で製造コストが安く、コ
ンタクトレンズの機械的強度を低下させず、しかも濃度
の濃い着色ができ、また角膜や裏瞼を刺激せず、洗浄の
際に汚れを溜めることなくすべて洗い流すことができる
絵付コンタクトレンズとその製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の絵付コンタクトレンズは、コンタクトレ
ンズ上に凹部が設けられ、この凹部内に図柄層を一構成
層とする転写層が設けられ、この転写層の表面とレンズ
表面とが面一になるように設けられているように構成し
たものである。
めに、本発明の絵付コンタクトレンズは、コンタクトレ
ンズ上に凹部が設けられ、この凹部内に図柄層を一構成
層とする転写層が設けられ、この転写層の表面とレンズ
表面とが面一になるように設けられているように構成し
たものである。
【0010】また、上記構成において、転写層が、図柄
層上に着色剤溶出防止層を有するものであるに構成して
もよい。
層上に着色剤溶出防止層を有するものであるに構成して
もよい。
【0011】また、図柄層が、感温変色物質を着色材と
して含有するものであるように構成してもよい。
して含有するものであるように構成してもよい。
【0012】また、本発明の絵付コンタクトレンズの製
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材を皿状の内壁を有する雌型上に配
置し、転写材の基体シート側を雌型の形状に沿わせた
後、転写材上にコンタクトレンズ材料を注入し、触媒を
添加することによりコンタクトレンズ材料を重合させな
がら、軸心を中心にして雌型を回転させることによりコ
ンタクトレンズ材料を雌型の形状に沿って均一に薄く伸
ばして成形し、雌型から成形物を取りだし、次に、コン
タクトレンズから基体シートを剥離することにより、上
記構成の絵付コンタクトレンズを得るように構成したも
のである。
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材を皿状の内壁を有する雌型上に配
置し、転写材の基体シート側を雌型の形状に沿わせた
後、転写材上にコンタクトレンズ材料を注入し、触媒を
添加することによりコンタクトレンズ材料を重合させな
がら、軸心を中心にして雌型を回転させることによりコ
ンタクトレンズ材料を雌型の形状に沿って均一に薄く伸
ばして成形し、雌型から成形物を取りだし、次に、コン
タクトレンズから基体シートを剥離することにより、上
記構成の絵付コンタクトレンズを得るように構成したも
のである。
【0013】また、本発明の絵付コンタクトレンズの製
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内壁を
有する雌型と雄型とからなる一対の金型間に配置し、転
写材の基体シート側を金型の形状に沿わせた後、金型間
にコンタクトレンズ材料を注入し、型閉め前にコンタク
トレンズ材料へ触媒を添加するかまたは型閉め後にコン
タクトレンズ材料の加熱を行なうことによりコンタクト
レンズ材料を重合させ、型開きをして成形物を取りだ
し、次に、コンタクトレンズから基体シートを剥離する
ことにより、上記構成の絵付コンタクトレンズを得るよ
うに構成したものである。
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内壁を
有する雌型と雄型とからなる一対の金型間に配置し、転
写材の基体シート側を金型の形状に沿わせた後、金型間
にコンタクトレンズ材料を注入し、型閉め前にコンタク
トレンズ材料へ触媒を添加するかまたは型閉め後にコン
タクトレンズ材料の加熱を行なうことによりコンタクト
レンズ材料を重合させ、型開きをして成形物を取りだ
し、次に、コンタクトレンズから基体シートを剥離する
ことにより、上記構成の絵付コンタクトレンズを得るよ
うに構成したものである。
【0014】また、本発明の絵付コンタクトレンズの製
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内壁を
有するとともにコンタクトレンズのエッジに対応する部
分に射出口を有する雌型と雄型とからなる一対の金型間
に配置し、転写材の基体シート側を金型の形状に沿わ
せ、型閉め後、触媒の添加により重合反応途中のコンタ
クトレンズ材料を射出口より金型内に射出し、型開きを
して成形物を取りだし、次に、コンタクトレンズから基
体シートを剥離することにより、上記構成の絵付コンタ
クトレンズを得るように構成したものである。
造方法は、基体シート上に図柄層を一構成層とする転写
層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内壁を
有するとともにコンタクトレンズのエッジに対応する部
分に射出口を有する雌型と雄型とからなる一対の金型間
に配置し、転写材の基体シート側を金型の形状に沿わ
せ、型閉め後、触媒の添加により重合反応途中のコンタ
クトレンズ材料を射出口より金型内に射出し、型開きを
して成形物を取りだし、次に、コンタクトレンズから基
体シートを剥離することにより、上記構成の絵付コンタ
クトレンズを得るように構成したものである。
【0015】
【作用】本発明の絵付コンタクトレンズとその製造方法
は、上記のように構成されるので、次の作用が得られ
る。すなわち、転写材の基体シート側を金型に密着させ
て、コンタクトレンズ材料を転写材の基体シートと反対
側より接触させた状態でレンズ形状に成形するので、成
形されたコンタクトレンズより基体シートを剥離する
と、成形と同時に任意の場所に絵付が行なわれ、転写層
の表面とレンズ表面とが面一になる。
は、上記のように構成されるので、次の作用が得られ
る。すなわち、転写材の基体シート側を金型に密着させ
て、コンタクトレンズ材料を転写材の基体シートと反対
側より接触させた状態でレンズ形状に成形するので、成
形されたコンタクトレンズより基体シートを剥離する
と、成形と同時に任意の場所に絵付が行なわれ、転写層
の表面とレンズ表面とが面一になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の絵付コンタクトレンズとその
製造方法を図を用いてさらに詳しく説明する。図1〜3
は本発明の絵付コンタクトレンズの製造方法の一実施例
を示す工程断面図、図4は図1〜3の各製造方法の転写
材を金型に沿わせる工程の他の実施例を示す工程断面
図、図5〜7は本発明に用いる転写材の他の実施例を示
す断面図、図8および図9は本発明の絵付コンタクトレ
ンズの一実施例を示す斜視図である。1は転写材、2は
基体シート、3は図柄層、4は転写層、5は雌型、6は
雄型、7はコンタクトレンズ材料、8は触媒、9はコン
タクトレンズ、10は真空吸引口、11は射出口、12
はピン、13は凹部、14は剥離層、15は接着層、1
6は着色剤溶出防止層、17は虹彩パターン、18は感
温変色層である。
製造方法を図を用いてさらに詳しく説明する。図1〜3
は本発明の絵付コンタクトレンズの製造方法の一実施例
を示す工程断面図、図4は図1〜3の各製造方法の転写
材を金型に沿わせる工程の他の実施例を示す工程断面
図、図5〜7は本発明に用いる転写材の他の実施例を示
す断面図、図8および図9は本発明の絵付コンタクトレ
ンズの一実施例を示す斜視図である。1は転写材、2は
基体シート、3は図柄層、4は転写層、5は雌型、6は
雄型、7はコンタクトレンズ材料、8は触媒、9はコン
タクトレンズ、10は真空吸引口、11は射出口、12
はピン、13は凹部、14は剥離層、15は接着層、1
6は着色剤溶出防止層、17は虹彩パターン、18は感
温変色層である。
【0017】まず、本発明の絵付コンタクトレンズの製
造方法に用いる転写材1について説明する。
造方法に用いる転写材1について説明する。
【0018】転写材1は、基体シート2上に図柄層3を
一構成層とする転写層4が設けられている。
一構成層とする転写層4が設けられている。
【0019】基体シート2は、転写層4を支持し、転写
後はレンズより剥離除去されるものである。基体シート
2の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの加
工のしやすいプラスチックフィルムが好ましいが、合成
紙、パール紙、天然パルプ紙などでも構わない。
後はレンズより剥離除去されるものである。基体シート
2の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの加
工のしやすいプラスチックフィルムが好ましいが、合成
紙、パール紙、天然パルプ紙などでも構わない。
【0020】また、これらの基体シート2に剥離性を付
与するために、転写後に基体シート2とともに剥離され
る離型層を基体シート2上に形成することができる。ま
た、転写層4の一構成層として、転写後に基体シート2
と剥離分離しレンズ側に残る剥離層14を基体シート2
上に形成することができる(図5参照)。離型層の材質
としては、メラミン、シリコン、フッ素、セルロース、
ウレア、オレフィン、パラフィンなどの樹脂がある。ま
た、剥離層14の材質としては、アクリル、ポリエステ
ル、アルキッド、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など
の樹脂がある。離型層および剥離層14の形成方法とし
ては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方
法や、ロールコート法、スプレーコート法などのコート
法がある。
与するために、転写後に基体シート2とともに剥離され
る離型層を基体シート2上に形成することができる。ま
た、転写層4の一構成層として、転写後に基体シート2
と剥離分離しレンズ側に残る剥離層14を基体シート2
上に形成することができる(図5参照)。離型層の材質
としては、メラミン、シリコン、フッ素、セルロース、
ウレア、オレフィン、パラフィンなどの樹脂がある。ま
た、剥離層14の材質としては、アクリル、ポリエステ
ル、アルキッド、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など
の樹脂がある。離型層および剥離層14の形成方法とし
ては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方
法や、ロールコート法、スプレーコート法などのコート
法がある。
【0021】図柄層3は、インキバインダー中に染料や
顔料などの着色材を含有し、出所・規格などの異なるレ
ンズとの区別やレンズの表裏の確認のための数字やマー
クなどを示したり、レンズがどこにあるかという視認性
を付与したり、装着により眼の色を装飾したりするもの
である。図柄層3のインキバインダーの材質としては、
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、熱可塑ウレタン系樹脂、メタ
アクリル系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、アクリ
ル酸エステル系樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ポリエチレ
ン系樹脂、塩化ポリプロピレン系樹脂などの熱可塑性樹
脂がある。図柄層3の形成方法としては、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法、フレキソ印
刷法などがある。印刷法により任意のパターンの図柄層
3をコンタクトレンズ9に形成できるため、図8に示す
ように虹彩部分だけを着色した虹彩パターン17を形成
することができる。
顔料などの着色材を含有し、出所・規格などの異なるレ
ンズとの区別やレンズの表裏の確認のための数字やマー
クなどを示したり、レンズがどこにあるかという視認性
を付与したり、装着により眼の色を装飾したりするもの
である。図柄層3のインキバインダーの材質としては、
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、熱可塑ウレタン系樹脂、メタ
アクリル系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、アクリ
ル酸エステル系樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ポリエチレ
ン系樹脂、塩化ポリプロピレン系樹脂などの熱可塑性樹
脂がある。図柄層3の形成方法としては、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法、フレキソ印
刷法などがある。印刷法により任意のパターンの図柄層
3をコンタクトレンズ9に形成できるため、図8に示す
ように虹彩部分だけを着色した虹彩パターン17を形成
することができる。
【0022】また、図柄層3の着色材として感温変色物
質を用いれば、図柄層3を、レンズ脱着時には外気温で
もって不透明でありレンズ装着時には体温でもって透明
になる感温変色層18とすることができる(図9参
照)。したがって、数字やマークなどをレンズの端では
なく中央に大きく形成して表裏や表示内容を判別しやす
くすることができ、また、コンタクトレンズ9の存在場
所を認識しやすくすることもできる。感温変色物質とし
ては、サーモクロミック材やマイクロカプセル化された
液晶などがある。
質を用いれば、図柄層3を、レンズ脱着時には外気温で
もって不透明でありレンズ装着時には体温でもって透明
になる感温変色層18とすることができる(図9参
照)。したがって、数字やマークなどをレンズの端では
なく中央に大きく形成して表裏や表示内容を判別しやす
くすることができ、また、コンタクトレンズ9の存在場
所を認識しやすくすることもできる。感温変色物質とし
ては、サーモクロミック材やマイクロカプセル化された
液晶などがある。
【0023】また、図柄層3の着色材として蛍光物質を
用いれば、わずかな光で発光させることもできる。した
がって、暗い場所でコンタクトレンズを落したとして
も、発光により見つけだすことができる。蛍光物質とし
ては、ローダミンやフルオレセインなどの蛍光染料、カ
ナリーガラスがある。
用いれば、わずかな光で発光させることもできる。した
がって、暗い場所でコンタクトレンズを落したとして
も、発光により見つけだすことができる。蛍光物質とし
ては、ローダミンやフルオレセインなどの蛍光染料、カ
ナリーガラスがある。
【0024】また、接着層15を、転写層4の一構成層
として図柄層3上に形成してコンタクトレンズ9に対す
る接着性を向上させてもよい(図6参照)。接着層15
の材質としては、アクリル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニ
ル系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、エチレン酢酸
ビニル系樹脂などがある。接着層15の形成方法として
は、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方法
や、ロールコート法、スプレーコート法などのコート法
がある。
として図柄層3上に形成してコンタクトレンズ9に対す
る接着性を向上させてもよい(図6参照)。接着層15
の材質としては、アクリル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニ
ル系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、エチレン酢酸
ビニル系樹脂などがある。接着層15の形成方法として
は、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方法
や、ロールコート法、スプレーコート法などのコート法
がある。
【0025】また、着色剤溶出防止層16を、転写層4
の一構成層として基体シート2と図柄層3との間に形成
してもよい(図7参照)。着色剤溶出防止層16は、コ
ンタクトレンズ9を洗浄した際に、図柄層3中の着色剤
が、直接あるいは剥離層14を通ってコンタクトレンズ
9外に溶出していくのを防ぐものである。着色剤溶出防
止層16の材質としては、ポリメチルメタクリレート、
ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリビニルピロ
ドリンなどやシリコン共重合体などのコンタクトレンズ
材料と同じものを用いるとよい。着色剤溶出防止層16
の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法などの印刷方法や、ロールコート法、スプレーコート
法などのコート法がある。
の一構成層として基体シート2と図柄層3との間に形成
してもよい(図7参照)。着色剤溶出防止層16は、コ
ンタクトレンズ9を洗浄した際に、図柄層3中の着色剤
が、直接あるいは剥離層14を通ってコンタクトレンズ
9外に溶出していくのを防ぐものである。着色剤溶出防
止層16の材質としては、ポリメチルメタクリレート、
ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリビニルピロ
ドリンなどやシリコン共重合体などのコンタクトレンズ
材料と同じものを用いるとよい。着色剤溶出防止層16
の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法などの印刷方法や、ロールコート法、スプレーコート
法などのコート法がある。
【0026】なお、転写材1の上記各層は、印刷法ある
いはコート法で形成されるため、その厚さの合計は20μ
m以内となる。
いはコート法で形成されるため、その厚さの合計は20μ
m以内となる。
【0027】以上のような転写材1を用いて、(1)〜
(3)の方法でコンタクトレンズ9の成形と同時に絵付
を行なう。 (1)転写材1を皿状の内壁を有する雌型5上に配置
し、転写材1に熱をかけながら真空吸引口10から空気
を吸引して転写材1の基体シート2側を雌型5の形状に
沿わせる(図1a、b参照)。
(3)の方法でコンタクトレンズ9の成形と同時に絵付
を行なう。 (1)転写材1を皿状の内壁を有する雌型5上に配置
し、転写材1に熱をかけながら真空吸引口10から空気
を吸引して転写材1の基体シート2側を雌型5の形状に
沿わせる(図1a、b参照)。
【0028】次に、転写材1上にコンタクトレンズ材料
7を注入し、注入前後に触媒8を添加することによりコ
ンタクトレンズ材料7を重合させるとともに、雌型をそ
の中心を通る垂直線を軸にして回転させることにより雌
型5の形状に沿って均一に薄く伸ばす(図1c参照)。
このとき、触媒8の添加は、コンタクトレンズ材料7の
注入の前後に行うが、成形前に重合が完了しないように
注意する。コンタクトレンズ材料7としては、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ポリビニルピロドリンなどやシリコン共重合体を用
いる。
7を注入し、注入前後に触媒8を添加することによりコ
ンタクトレンズ材料7を重合させるとともに、雌型をそ
の中心を通る垂直線を軸にして回転させることにより雌
型5の形状に沿って均一に薄く伸ばす(図1c参照)。
このとき、触媒8の添加は、コンタクトレンズ材料7の
注入の前後に行うが、成形前に重合が完了しないように
注意する。コンタクトレンズ材料7としては、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ポリビニルピロドリンなどやシリコン共重合体を用
いる。
【0029】重合が完了してコンタクトレンズ9が成形
された(図1d参照)後に、基体シート2をコンタクト
レンズ9から剥離して絵付されたコンタクトレンズ9を
得る(図1e参照)。
された(図1d参照)後に、基体シート2をコンタクト
レンズ9から剥離して絵付されたコンタクトレンズ9を
得る(図1e参照)。
【0030】(2)転写材1をコンタクトレンズ形状の
内壁を有する雌型5と雄型6とからなる一対の金型間に
配置し、図1a、bと同様にして転写材1の基体シート
2側を金型の形状に沿わせる(図2a参照)。
内壁を有する雌型5と雄型6とからなる一対の金型間に
配置し、図1a、bと同様にして転写材1の基体シート
2側を金型の形状に沿わせる(図2a参照)。
【0031】次に、金型間にコンタクトレンズ材料7を
注入し、注入前後のコンタクトレンズ材料7への触媒8
の添加(図2b参照)を行ない、続けて型閉め後にコン
タクトレンズ材料7の加熱を行なう(図2c参照)こと
により金型内でコンタクトレンズ材料7重合させる。な
お、重合は、触媒8の添加と加熱のいずれか一方によっ
て行なってもよい。また、触媒8の添加は、コンタクト
レンズ材料7の注入の前後に行うが、成形前に重合が完
了しないように注意する。
注入し、注入前後のコンタクトレンズ材料7への触媒8
の添加(図2b参照)を行ない、続けて型閉め後にコン
タクトレンズ材料7の加熱を行なう(図2c参照)こと
により金型内でコンタクトレンズ材料7重合させる。な
お、重合は、触媒8の添加と加熱のいずれか一方によっ
て行なってもよい。また、触媒8の添加は、コンタクト
レンズ材料7の注入の前後に行うが、成形前に重合が完
了しないように注意する。
【0032】重合が完了してコンタクトレンズ9が成形
された後に、基体シート2をコンタクトレンズ9より剥
離して絵付されたコンタクトレンズ9を得る(図2d参
照)。
された後に、基体シート2をコンタクトレンズ9より剥
離して絵付されたコンタクトレンズ9を得る(図2d参
照)。
【0033】(3)転写材1をコンタクトレンズ形状の
内壁を有しコンタクトレンズのエッジに対応する部分に
射出口11を有する雌型と雄型とからなる一対の金型間
に配置し、図1a、bと同様にして転写材1の基体シー
ト2側を金型の形状に沿わせる(図3a参照)。型閉め
後(図3b参照)、触媒8を添加して重合反応途中のコ
ンタクトレンズ材料を射出口11より金型内に射出して
成形し(図3c参照)、基体シートを剥離して絵付され
たコンタクトレンズ9を得る(図3d参照)。
内壁を有しコンタクトレンズのエッジに対応する部分に
射出口11を有する雌型と雄型とからなる一対の金型間
に配置し、図1a、bと同様にして転写材1の基体シー
ト2側を金型の形状に沿わせる(図3a参照)。型閉め
後(図3b参照)、触媒8を添加して重合反応途中のコ
ンタクトレンズ材料を射出口11より金型内に射出して
成形し(図3c参照)、基体シートを剥離して絵付され
たコンタクトレンズ9を得る(図3d参照)。
【0034】なお、上記(1)〜(3)の方法の転写材
1を金型に沿わせる工程において、図1〜3に示したよ
うに熱を加えながら基体シート2側より真空吸引口10
を通して空気を吸引して沿わせる方法以外に、熱を加え
ながら沿わせる金型と合致する形状をしたピン12で転
写材1をエンボス加工して沿わせる方法もあり(図4参
照)、この両方を併用してもよい。
1を金型に沿わせる工程において、図1〜3に示したよ
うに熱を加えながら基体シート2側より真空吸引口10
を通して空気を吸引して沿わせる方法以外に、熱を加え
ながら沿わせる金型と合致する形状をしたピン12で転
写材1をエンボス加工して沿わせる方法もあり(図4参
照)、この両方を併用してもよい。
【0035】上記の方法で得られた本発明の絵付コンタ
クトレンズは、コンタクトレンズ9上に凹部13が設け
られ、この凹部13内に前記転写層4が設けられ、この
転写層4の表面とレンズ表面とが面一になるように設け
られている。
クトレンズは、コンタクトレンズ9上に凹部13が設け
られ、この凹部13内に前記転写層4が設けられ、この
転写層4の表面とレンズ表面とが面一になるように設け
られている。
【0036】
【発明の効果】本発明の絵付コンタクトレンズとその製
造方法は、以上のような構成および作用からなるので、
次の効果が得られる。
造方法は、以上のような構成および作用からなるので、
次の効果が得られる。
【0037】すなわち、コンタクトレンズの成形と同時
に絵付を行なうことができるので、絵付工程も簡単で製
造コストも安くなる。
に絵付を行なうことができるので、絵付工程も簡単で製
造コストも安くなる。
【0038】また、コンタクトレンズの成形と同時に絵
付を行なうことができるので、マークなどの絵付のため
に機械的強度の低下を起こす後加工が不要となり、しか
もコンタクトレンズ内の転写層の厚さが20μm以内であ
るため、機械的強度が低下しない。
付を行なうことができるので、マークなどの絵付のため
に機械的強度の低下を起こす後加工が不要となり、しか
もコンタクトレンズ内の転写層の厚さが20μm以内であ
るため、機械的強度が低下しない。
【0039】また、装着時に虹彩部分だけを覆うような
パターンでコンタクトレンズに絵付けを行なうことがで
きるため、認識性や装飾を目的とした濃度の濃い着色が
できる。
パターンでコンタクトレンズに絵付けを行なうことがで
きるため、認識性や装飾を目的とした濃度の濃い着色が
できる。
【0040】しかも、コンタクトレンズ表面と転写層表
面とが面一となるため、角膜や裏瞼を刺激することがな
く、洗浄の際に汚れを溜めることなくすべて洗い流すこ
とができる。
面とが面一となるため、角膜や裏瞼を刺激することがな
く、洗浄の際に汚れを溜めることなくすべて洗い流すこ
とができる。
【図1】本発明の絵付コンタクトレンズの製造方法の一
実施例を示す工程断面図である。
実施例を示す工程断面図である。
【図2】本発明の絵付コンタクトレンズの製造方法の一
実施例を示す工程断面図である。
実施例を示す工程断面図である。
【図3】本発明の絵付コンタクトレンズの製造方法の一
実施例を示す工程断面図である。
実施例を示す工程断面図である。
【図4】図1〜3の各製造方法の転写材を金型に沿わせ
る工程の他の実施例を示す工程断面図である。
る工程の他の実施例を示す工程断面図である。
【図5】本発明に用いる転写材の他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図6】本発明に用いる転写材の他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図7】本発明に用いる転写材の他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図8】本発明の絵付コンタクトレンズの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】本発明の絵付コンタクトレンズの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】従来の絵付コンタクトレンズの製造方法の一
実施例を示す工程断面図である。
実施例を示す工程断面図である。
【図11】従来の絵付コンタクトレンズの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図12】従来の絵付コンタクトレンズの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 転写材 2 基体シート 3 図柄層 4 転写層 5 雌型 6 雄型 7 コンタクトレンズ材料 8 触媒 9 コンタクトレンズ 10 真空吸引口 11 射出口 12 ピン 13 凹部 14 剥離層 15 接着層 16 着色剤溶出防止層 17 虹彩パターン 18 感温変色層 19 レーザー装置 20 染色コンタクトレンズ
Claims (6)
- 【請求項1】 コンタクトレンズ上に凹部が設けられ、
この凹部内に図柄層を一構成層とする転写層が設けら
れ、この転写層の表面とレンズ表面とが面一になるよう
に設けられていることを特徴とする絵付コンタクトレン
ズ。 - 【請求項2】 転写層が、図柄層上に着色剤溶出防止層
を有している請求項1記載の絵付コンタクトレンズ。 - 【請求項3】 図柄層が、感温変色物質を着色材として
含有するものである請求項1記載の絵付コンタクトレン
ズ。 - 【請求項4】 基体シート上に図柄層を一構成層とする
転写層が設けられた転写材を皿状の内壁を有する雌型上
に配置し、転写材の基体シート側を雌型の形状に沿わせ
た後、転写材上にコンタクトレンズ材料を注入し、触媒
を添加することによりコンタクトレンズ材料を重合させ
ながら、軸心を中心にして雌型を回転させることにより
コンタクトレンズ材料を雌型の形状に沿って均一に薄く
伸ばして成形し、雌型から成形物を取りだし、次に、コ
ンタクトレンズから基体シートを剥離することにより、
請求項1〜3のいずれかに記載の絵付コンタクトレンズ
を得ることを特徴とする絵付コンタクトレンズの製造方
法。 - 【請求項5】 基体シート上に図柄層を一構成層とする
転写層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内
壁を有する雌型と雄型とからなる一対の金型間に配置
し、転写材の基体シート側を金型の形状に沿わせた後、
金型間にコンタクトレンズ材料を注入し、型閉め前にコ
ンタクトレンズ材料へ触媒を添加するかまたは型閉め後
にコンタクトレンズ材料の加熱を行なうことによりコン
タクトレンズ材料を重合させ、型開きをして成形物を取
りだし、次に、コンタクトレンズから基体シートを剥離
することにより、請求項1〜3のいずれかに記載の絵付
コンタクトレンズを得ることを特徴とする絵付コンタク
トレンズの製造方法。 - 【請求項6】 基体シート上に図柄層を一構成層とする
転写層が設けられた転写材をコンタクトレンズ形状の内
壁を有するとともにコンタクトレンズのエッジに対応す
る部分に射出口を有する雌型と雄型とからなる一対の金
型間に配置し、転写材の基体シート側を金型の形状に沿
わせ、型閉め後、触媒の添加により重合反応途中のコン
タクトレンズ材料を射出口より金型内に射出し、型開き
をして成形物を取りだし、次に、コンタクトレンズから
基体シートを剥離することにより、請求項1〜3のいず
れかに記載の絵付コンタクトレンズを得ることを特徴と
する絵付コンタクトレンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069289A JPH06258604A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 絵付コンタクトレンズとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069289A JPH06258604A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 絵付コンタクトレンズとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258604A true JPH06258604A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13398294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5069289A Pending JPH06258604A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 絵付コンタクトレンズとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06258604A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002501626A (ja) * | 1997-05-27 | 2002-01-15 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 複合眼用レンズ |
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-
1993
- 1993-03-03 JP JP5069289A patent/JPH06258604A/ja active Pending
Cited By (31)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |