JPH06258372A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JPH06258372A
JPH06258372A JP5048093A JP4809393A JPH06258372A JP H06258372 A JPH06258372 A JP H06258372A JP 5048093 A JP5048093 A JP 5048093A JP 4809393 A JP4809393 A JP 4809393A JP H06258372 A JPH06258372 A JP H06258372A
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parameter
parameters
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terminal
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JP5048093A
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Inventor
Seiji Ishida
誠司 石田
Tsunehiro Endo
常博 遠藤
Hiroyuki Tomita
浩之 富田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】与えられたシステム構成を検出し、電力変換器
を制御するために必要なパラメータを選択し、効率よ
く、簡単に、必要なパラメータを設定できる電力変換器
の制御装置を提供する。 【構成】電源101、変換器102、電動機103、制
御装置1、およびパラメータ設定ユニット200を有し
て構成されている。さらに、制御装置1は、制御器2、
パラメータ記憶器3、パラメータ入力端子4、システム
認識器5、パラメータ選択器6、表示出力端子7、入力
端子9、および出力端子8を有して構成されている。ま
た、電動機103には、負荷104が接続されており、
該負荷を駆動している。 【効果】パラメータの設定漏れがなくなると同時に、必
要なパラメータを効率よく入力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電圧、周波数
等の複数の制御パラメータに基づいて、電力変換器を制
御する制御装置のパラメータの設定手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、例えばインバー
タ装置に接続される入力端子および出力端子の接続状態
を検出し、これにもとづき必要な入力信号が入力される
状態になっているか否かを操作者がモニターすることの
できる手段が提案されている。
【0003】例えば、特開平3−117374号公報に
示される従来の装置においては、入力端子の接点が接続
状態にあるときには、対応するフォトダイオードを点灯
せしめ操作者に知らしめる構成になっている。
【0004】これにより、操作者は、テスタ等を用いる
ことなく容易に、どの端子が接続状態にあるのかについ
て把握することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている装置においては、例えば入力の端子に接続
された接点の開閉状態のみを検出しており、端子に、外
部からの信号線が接続されているか否かについての検出
等を行っていなかった。
【0006】すなわち、制御に必要なパラメータを設定
する際に、必要、かつ、十分なパラメータのみを表示
し、操作者がこれらのパラメータを選択する機能は有し
ておらず、不要なパラメータ(選択しなくても良いパラ
メータ)までもが表示される場合も生じ、設定操作の操
作性の悪い装置であった。
【0007】したがって、本発明の目的は、与えられた
装置構成において、電力変換器の制御装置が、必要とす
る制御パラメータのみを操作者に選択せしめる機能を有
することにより、効率よく、かつ、簡単に、所望のパラ
メータが設定できる手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するために、以下の手段が考えられる。
電圧、周波数を含む制御パラメータを入力する入力手
段と、該パラメータを表示する表示手段と、与えられた
制御パラメータを記憶する記憶手段と、該記憶手段に格
納されている制御パラメータにもとづいて電力変換器の
出力信号を制御する制御手段とを有して構成される電力
変換器の制御装置において、外部から接続された信号線
の種類、該信号線の接続の導通、非導通状態を含む第一
の接続情報を検出する機能を有する入力端子と、外部へ
接続された信号線の種類、該信号線の接続の導通、非導
通状態を含む第二の接続情報を検出する機能を有する出
力端子と、前記第一の接続情報および第二の接続情報に
もとづいて、当該装置に接続された機器の種類を検出
し、本装置全体の構成要素を把握する機能を有するシス
テム認識手段と、本装置の構成要素にもとづいて、予め
格納されている、接続される機器の動作に関する複数個
のパラメータのなかから、本装置構成において必要なパ
ラメータのみを選択し、格納するパラメータ選択格納手
段を備え、該選択されたパラメータのみを表示し、指示
を受け付ける機能を有することを特徴とする電力変換器
の制御装置。
【0009】この場合、前記システム認識手段は、前記
入力端子および前記出力端子への信号線の続状態を、予
め設けられた、対応するスイッチの設定状態にもとづい
て検出する電力変換器の制御装置、また、前記システム
認識手段は、前記入力端子および前記出力端子への信号
線の続状態を、予め設けられた、導通状態を機械的に検
出する手段のスイッチの導通状態にもとづいて検出する
電力変換器の制御装置も考えられる。
【0010】また、前記入力端子および前記出力端子
は、それぞれ複数の接点を有して構成され、さらに、前
記システム認識手段は、接点の導通状態にもとづいて、
前記入力端子および前記出力端子と信号線との接続状態
を検出する電力変換器の制御装置も考えられる。
【0011】また、上記装置において、前記記憶手段
は、選択されたパラメータを不揮発的に記憶する機能を
有することが好ましい。この場合、さらに、警告手段を
備え、前記パラメータ選択格納手段は、本装置の起動
時、前記記憶手段の記憶内容であるパラメータと前記シ
ステム認識手段の認識内容を調べ、パラメータが認識内
容に対応したパラメータでない場合には、前記警告手段
を駆動する電力変換器の制御装置も考えられる。
【0012】入力端子、出力端子を構成する端子台とし
ては、以下の手段が考えられる。
【0013】接続端子とレバーとを有して構成し、該接
続端子に信号線を接続することによりレバーが移動し、
導通状態が変化する機能を有するスイッチを備える端子
台が好ましい。
【0014】また、第1の接続端子と第2の接続端子と
を有して構成し、信号線を接続することにより、第1の
接続端子と第2の端子が短絡する機能を有する端子台も
好ましい。
【0015】さらに、第1の接続端子と第2の接続端子
とを有して構成し、信号線を接続することにより、第1
の接続端子と第2の接続端子が短絡したとき、第1の接
続端子と第2の接続端子の導通状態を検出する検出手段
を備える端子台も好ましい。
【0016】また、一般的計測装置として、以下に示す
手段も考えられる。
【0017】すなわち、計測装置の操作に必要なパラメ
ータを入力する入力手段と、該パラメータを表示する表
示手段と、与えられたパラメータを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に格納されているパラメータにもとづい
て、計測対象の計測を行うための信号を出力する信号出
力手段とを有して構成される計測装置において、外部か
ら接続された信号線の種類、該信号線の接続の導通、非
導通状態を含む第一の接続情報を検出する機能を有する
入力端子と、外部へ接続された信号線の種類、該信号線
の接続の導通、非導通状態を含む第二の接続情報を検出
する機能を有する出力端子と、前記第一の接続情報およ
び第二の接続情報にもとづいて、当該計測装置に接続さ
れた機器の種類を検出し、本計測装置全体の構成要素を
把握する機能を有するシステム認識手段と、本計測装置
の構成要素にもとづいて、予め格納されている、接続さ
れる機器の動作に関する複数個のパラメータのなかか
ら、本計測装置の全体構成において必要なパラメータの
みを選択し、格納するパラメータ選択格納手段を備え、
該選択されたパラメータのみを表示し、指示を受け付け
る機能を有する計測装置である。
【0018】
【作用】前述のように、本発明の目的を達成するために
は、上述のような手段が考えられた。
【0019】すなわち、本発明にかかる手段は、電力変
換器の制御装置の入力端子および出力端子の接続状態を
検出し、これにもとづいて必要な制御パラメータを設定
する電力変換器の制御装置である。
【0020】これにより、操作者は、上記手段によっ
て、必要かつ十分な制御パラメータを、正確かつ容易に
設定することが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図を参照し
て説明する。
【0022】図1は、本発明にかかる電力変換器の制御
装置を使用したシステムの一実施例を示したものであ
る。
【0023】本実施例は、電源101、変換器102、
電動機103、制御装置1、およびパラメータ設定ユニ
ット200を有して構成されている。
【0024】さらに、制御装置1は、制御器2、パラメ
ータ記憶器3、パラメータ入力端子4、システム認識器
5、パラメータ選択器6、表示出力端子7、入力端子
9、および出力端子8を有して構成されている。
【0025】また、電動機103には、負荷104が接
続されており、該負荷を駆動している。また、電動機1
03の速度は、備えられた速度センサ300により検出
され、該速度センサ300は、制御装置1内に設けられ
ている入力端子9に接続されている。
【0026】また、変換器102は、コンバータ、平滑
用コンデンサ、およびインバータを有して構成されてお
り、電源101により与えられた入力電圧を、所望の出
力電圧、周波数等に変換する手段である。
【0027】また、制御装置1内に設けられている出力
端子8には、周波数計301が接続されている。かかる
周波数計301は、電動機103の回転速度に対応した
周波数を外部に出力せしめる手段である。
【0028】以下、制御装置1の構成要素について説明
する。
【0029】入力端子9は、どのような入力信号線が接
続されているかを検出するとともに、該信号線の接続状
態を検出手段である。かかる手段の実現方法について
は、後に詳述する。
【0030】出力端子8は、どのような出力信号線が接
続されているかを検出し、所定の信号を出力するととも
に、該信号線の接続状態を検出する手段である。かかる
手段の実現方法についても、後に詳述する。
【0031】システム認識器5は、入力端子9の接続状
態を含む情報、および、出力端子8の接続状態を含む情
報にもとづいて、システムがどのように構成されている
か(具体的には、どのような装置が、入力端子9、出力
端子8に接続されているか)を把握する手段であり、例
えば、CPU、ROM、RAM、各種CMOS等の電子
デバイス、および、ROMに予め格納されたソフトウエ
アにより実現できる。
【0032】パラメータ選択器6は、システムに必要な
パラメータを選択する手段であり、例えば、CMOS等
の電子デバイスにより実現できる。
【0033】表示出力端子7は、選択されたパラメータ
の入力を促す表示のための信号を、パラメータ設定ユニ
ット200(後に、図2を参照して説明する)に出力す
る機能を有する手段であり、例えば、CMOS等の電子
デバイスにより実現できる。
【0034】パラメータ入力端子4は、パラメータ設定
ユニット200を介して設定されたパラメータを受け付
ける機能を有する手段であり、例えば、CMOS等の電
子デバイスにより実現できる。
【0035】記憶器3は、設定されたパラメータを記憶
する記憶手段であり、例えば、RAM等の電子デバイス
により実現できる。
【0036】制御器2は、パラメータ記憶器3の記憶内
容と、入力端子9からの与えられる情報に基づいて、電
力変換器を制御する手段であり、例えば、CPU、RO
M、RAM、各種CMOS等の電子デバイス、および、
ROMに予め格納されたソフトウエアにより実現でき
る。
【0037】さて、本実施例においては、電源101に
より与えられた出力電圧を、変換器102で、所望の出
力に変換することにより、電動機103を運転せしめ、
負荷104を駆動している。
【0038】変換器102は、電動機103に備えられ
ている速度センサ15の出力信号である、電動機103
の速度信号に基づいて、制御装置1により、その速度が
制御される構成になっている。
【0039】また、上述のように、当該制御装置1は、
電動機103の回転数に比例するパルス数を出力する速
度センサ300のほかに、制御に必要なパラメータを設
定する、パラメータ設定ユニット200と、内部状態を
把握するための周波計301が接続されている。
【0040】後に、かかる装置を用いて、制御パラメー
タを設定する手順について述べる。
【0041】図2は、図1にて示したパラメータ設定ユ
ニット200の一実施例である。
【0042】パラメータ設定ユニット200は、表示出
力端子7に出力されるデータを受取り、これを表示する
表示器201と、パラメータ入力端子4にパラメータを
送るための、9個のボタン(202〜210)とを有し
て構成されている。
【0043】表示器201は、例えば、液晶ディスプレ
イ、ELディスプレイ、CRT等の表示デバイスにて実
現できる。
【0044】ボタン(202〜210)は、例えば市販
の家電品に備えられている各種機能を有するスイッチを
用いて実現できる。
【0045】ボタン202は、パラメータ設定命令を出
力する機能を有するボタン、ボタン204は、パラメー
タ記憶命令を出力する機能を有するボタン、ボタン20
1は、表示画面送り命令を出力する機能を有するボタ
ン、ボタン205、206、207は、表示されたパラ
メータのうち所望のパラメータをカーソルで選択する機
能を有するボタン、ボタン208、209、210は、
それぞれ電動機の「正転」、「逆転」、「停止」命令を
出力する機能を有するボタンである。
【0046】次に、システムに必要なパラメータを設定
するための手順について順を追って説明する。
【0047】まず、入力端子9に、速度センサ300を
接続し、さらに、出力端子8に、周波数計301を接続
する。この状態で、制御装置1の電源を入力し、制御装
置1を起動せしめると、システム認識器5が、速度セン
サ300、および、周波数計301が接続されているこ
とを、入力端子9および出力端子(8)を介して検出す
る。
【0048】次に、システム認識器5の認識結果に基づ
き、パラメータ選択器6は、本装置を動作させるのに必
要なパラメータを、各種存在するパラメータの中から選
択する。
【0049】例えば、速度センサに関して必要なパラメ
ータとしては、速度センサの種類(パルス型か、正弦波
型であるか)、速度センサが、パルス型であるならば、
1回転あたりのパルス数、その制御方式等の複数個のパ
ラメータが存在する。
【0050】また、周波数計に関しては、周波数に比例
した電圧を出力するか、パルス数を出力するかの選択が
ある。
【0051】このように、入力端子9あるいは出力端子
8に接続される装置に対応した、設定すべきパラメータ
が存在することになる。
【0052】次に、操作者がパラメータを設定するため
に、設定ボタン202を押すと、パラメータ選択器6で
選択されたパラメータの一つである、「速度センサの種
類」の入力を促すメッセージと、選択枝が、表示出力端
子7を介して、表示器201に表示される。
【0053】操作者は、メッセージにしたがって、表示
された選択枝から、2つの選択ボタン206、207を
用いて、例えば「パルス型」を選択し、記憶ボタン20
4を押すことにより、パラメータ記憶器3に、選択した
パラメータを記憶せしめる。
【0054】次に、パラメータ選択器6は、1回転あた
りのパルス数の入力を促す表示を行うため、操作者は、
これに従って、パラメータの一つである「パルス数」を
入力する。別のパラメータである、速度センサ300の
制御方式についても同様に、設定していくことになる。
【0055】また、出力端子に接続された装置に関する
パラメータの設定に関しても全く同様に行う。
【0056】まず、パラメータ選択器6は、周波数を電
圧で出力するか、パルス数で出力するかの選択を促す表
示を行う。
【0057】操作者は、速度センサに関するパラメータ
設定時と同様に、例えば、「電圧」を選択し、選択され
たパラメータは、パラメータ記憶器3に記憶される。
【0058】制御器2は、このようにして設定されたパ
ラメータ記憶器3の内容であるパラメータに基づき、入
力端子9から、速度センサ300の出力信号である速度
信号を読み込み、電力変換器102を制御し、電動機1
03の速度を所定値にするとともに、出力端子8には、
周波数に比例した電圧を出力せしめる動作を行う。
【0059】上記のような構成により、操作者は、制御
装置1に設定できる、多種多様なパラメータのうち、与
えられた装置の動作のために、本当に必要なパラメータ
のみを、パラメータ選択器6が選択するため、パラメー
タの設定し忘れ(設定漏れ)、あるいは、不必要なパラ
メータは、表示器201に表示されないため、余分なパ
ラメータの設定動作を回避することが可能となり、正
確、かつ、迅速にパラメータの入力操作を完了すること
ができる。
【0060】特に、汎用の電力変換器の場合には、多種
多様な機能を実現するため、多種多様なパラメータの設
定を必要とするが、その中に、利用者が必要としない機
能が存在する場合には、該不要な機能に対応するパラメ
ータが表示されないため、操作者は、必要、かつ、十分
なパラメータのみを設定することが可能になる。
【0061】このため、汎用の電力変換器においても、
専用の電力変換器と同様の操作性を有することになる。
【0062】なお、前記実施例においては、不要なパラ
メータ、あるいは、選択できないパラメータについて
は、表示しない構成としたが、例えば、必要なパラメー
タと区別するために、薄く表示する等の手法により、選
択すべきパラメータと区別できるように表示を行う構成
にしてもよい。
【0063】さらに、パラメータ記憶器3を不揮発性の
機能を有する構成にすることにより、電源投入時に、パ
ラメータ選択器6が、システム認識器5の認識結果と、
パラメータ記憶器3の内容の間に矛盾がないか否かを調
べ、もし、矛盾があれば、操作者に警告を発するととも
に、パラメータの再入力を、操作者に対して促すことも
考えられる。これにより、システム構成の変更による、
新たなシステム構成に対応した、新たなパラメータの設
定忘れ等の防止を行うことができる。
【0064】なお、警告するための警告手段としては、
LEDの発光、表示器201へのその旨による視覚に訴
える手段、ブザー、チャイム等の駆動による聴覚に訴え
る手段等が考えられ、人間に注意を喚起せしめる手段で
あれば、いかなるものでも考えられる。また、警告手段
は、パラメータ選択器6に電気的に接続した構成にし、
所定時に、パラメータ選択器6が、警告手段を駆動する
構成にしておけば良い。
【0065】さて、入力端子9、および、出力端子10
の構成例を図3を参照して説明する。 図3において、
速度センサ用端子SS330、位置センサ用端子PS3
31、トルクセンサ用端子332、温度センサ用端子T
H333、指令用端子FR337、接点用端子F1(3
38)、接点用端子F2(339)、接点用端子F3
(340)、および直流制動指令端子341は、入力端
子を構成している端子であり、周波数モニタ端子FM3
34、電力モニタ端子PM335、およびトルクモニタ
用端子336は、出力端子を構成している端子である。
【0066】また、端子E342は、入力端子および出
力端子に共通しているアース端子である。
【0067】また、これらの端子に対応して、12個の
スイッチ(311〜322)が設けられており、各スイ
ッチは、システム認識器5に端子の接続状態を出力して
いる。 かかるスイッチは、例えば、ディップスイッチ
にて実現可能である。
【0068】操作者は、端子に、外部からの信号線を接
続したときには、接続した端子に対応するスイッチをオ
ンにする。
【0069】図3に示す場合には、端子SS330およ
び端子FM334にのみ、外部信号線が接続されている
ため、これに対応する2個のスイッチ(311、31
5)のみが、「オン」状態に設定されている。
【0070】入力端子9および出力端子10の構成の他
の実施例について図4を参照して説明する。
【0071】図4中、左図は、入力端子、あるいは、出
力端子として使用される端子のうちの2個を、上からみ
た状態を示した図である。
【0072】一方、右図は、2個の端子のうち右側の端
子の断面図である。
【0073】図4で外部から接続される信号線361
は、制御器2に接続された信号線366と接続される構
成になっている。
【0074】また、信号線361を接続することによ
り、スイッチ365に設けられているレバー360が押
し下げられ、システム認識器5に接続された2個の端子
363、364が導通状態となる。したがって、システ
ム認識器5は、2個の端子363、364の導通状態に
もとづいて、信号線が接続されているか否かを検出する
ことができる。
【0075】入力端子9および出力端子8の他の実施例
を図5を参照して説明する。
【0076】図5は、入力端子、あるいは、出力端子と
して使用される端子の内の2個を示したものである。
【0077】図5において、外部から接続される信号線
373は、制御器2に接続された端子366と接続され
ていると同時に、新たに設けられた接続センサ370に
接続された2個の端子371、372を導通状態にして
いる。
【0078】ここで、接続センサ370は、2個の端子
371、372が短絡された場合、外部の信号線が接続
されたと判断する手段である。例えば、抵抗、コンデン
サ、各種CMOS等の電子デバイスにて実現される。
【0079】接続センサ(370)は、このようにして
検出した端子の接続状態に関する情報をシステム認識器
5に出力する。これにより、システム認識器5は、シス
テムに接続されている信号線がいかなるものかを把握
し、システム構成全体がどのようなものになっているか
を認識することができる。
【0080】次に、パラメータ選択器6の動作につい
て、図6を参照して説明する。
【0081】図6は各種あるパラメータの構成を表して
いる。
【0082】パラメータは、「制御方式」、「指令」、
「センサ仕様」、および「出力仕様」に大別される。
【0083】「制御方式」は、必ず設定しなければなら
ないパラメータであり、センサの有、無によって、選択
可能な「制御方式」パラメータが決まる。
【0084】センサが接続されていない場合には、「セ
ンサレス速度制御」、「V/F制御」なる選択枝からパ
ラメータの選択を操作者に求めるように、表示器201
に情報を表示する。
【0085】速度センサが接続されている場合には、
「速度制御」なるパラメータが選択枝に加わる。位置セ
ンサが接続されている場合には、「位置制御」なるパラ
メータが加わり、もし操作者が、パラメータ「位置制
御」を選択し、さらに、速度センサが接続されている場
合には、「速度フィードバック有」、あるいは、「速度
フィードバック無」のいずれかの選択を、操作者に促
す。
【0086】また、トルクセンサが接続されている場合
には、「トルク制御」なるパラメータが選択枝に加わ
る。
【0087】次に、パラメータ「指令」は、入力端子に
何も信号線が接続されていない場合には、パラメータ設
定ユニット200により与えられたパラメータを、さら
に、パラメータ入力端子4(図1参照)を介して与えら
れることになる。
【0088】接点用端子(図3中、F1(338)、F
2(339)、F3(340))に外部信号線が接続さ
れている場合には、本システムが接続状態を判断して、
「指令」を切り替える「多段速運転」と、パラメータ設
定ユニット200、およびパラメータ入力端子4を介し
て与えられる指令によるシステム運転とが、選択枝とな
り、操作者にいずれかの選択を促す。
【0089】さらに、「多段速運転」なるパラメータが
選択された場合には、接点状態(例えば、接続される信
号線の種類等が考えられる)に対応する、各種「指令
値」の入力を、操作者に促す。
【0090】指令用端子に信号線が接続されている場合
には、「アナログ指令」、「パルス列指令」なるパラメ
ータが、「指令」の選択枝に加えられる。
【0091】次に、「センサの仕様」なるパラメータに
関しては、接続されているセンサに対して、該センサの
信号が、「パルス」、「正弦波」、または、「アナロ
グ」のうちいずれの信号型であるかの選択を、利用者に
促し、さらに、それぞれのパラメータに対応して、「パ
ルス数」(「パルス」が選択された場合)、「周期」
(「正弦波」が選択された場合)、「ゲイン」(「アナ
ログ」が選択された場合に表示される、測定器のスケー
リング等を意味する)なるパラメータの入力を促す。
【0092】次に、「出力の仕様」なるパラメータは、
周波数モニタ端子(図3中のFM334)に信号線が接
続されている場合には、出力電圧を「アナログ」にする
か、「パルス」にするかの選択を操作者に促し、さら
に、「アナログ」なるパラメータが選択されれば、「ゲ
イン」なるパラメータの入力を促す。
【0093】また同様に、電力モニタ端子(図3、PM
335)、トルクモニタ端子(TM336)に信号線が
接続されている場合には、それぞれ「電力モニタ」、
「トルクモニタ」なるパラメータの選択を促し、さら
に、「ゲイン」なるパラメータの入力を促す。
【0094】このように、接続された信号線の種類によ
り、選択すべきパラメータを表示し、その入力を促すこ
とにより、パラメータの設定漏れが無く、かつ、容易、
迅速にかかるパラメータ設定を行えるという効果を有す
るシステムを実現できる。
【0095】また、本実施例においては、主として電力
変換器の制御装置について説明してきたが、本発明の要
旨を逸脱しない限り、一般の計測器においても、本発明
の適用が考えられることはいうまでもない。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、電力変換器の制御装置
を操作する際、必要なパラメータを、効率、よく、容易
に設定可能な手段を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電力変換器の制御装置の構成例
である。
【図2】パラメータ設定ユニットの一実施例である。
【図3】入力端子および出力端子の実施例である。
【図4】入力端子および出力端子の実施例である。
【図5】入力端子および出力端子の実施例である。
【図6】パラメータの構成を示した説明図である。
【符号の説明】
1…電力変換器の制御装置、2…制御器、3…パラメー
タ記憶器、4…パラメータ入力端子、5…システム認識
器、6…パラメータ選択器、7…表示出力端子、8…出
力端子、9…入力端子、101…電源、102…電力変
換器、103…電動機、104…負荷、200…パラメ
ータ設定ユニット、201…表示器、300…速度セン
サ、300…周波数計、307…接続センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧、周波数を含む制御パラメータを入力
    する入力手段と、該パラメータを表示する表示手段と、
    与えられた制御パラメータを記憶する記憶手段と、該記
    憶手段に格納されている制御パラメータにもとづいて電
    力変換器の出力信号を制御する制御手段とを有して構成
    される電力変換器の制御装置において、 外部から接続された信号線の種類、該信号線の接続の導
    通、非導通状態を含む第一の接続情報を検出する機能を
    有する入力端子と、外部へ接続された信号線の種類、該
    信号線の接続の導通、非導通状態を含む第二の接続情報
    を検出する機能を有する出力端子と、前記第一の接続情
    報および第二の接続情報にもとづいて、当該装置に接続
    された機器の種類を検出し、本装置全体の構成要素を把
    握する機能を有するシステム認識手段と、本装置の構成
    要素にもとづいて、予め格納されている、接続される機
    器の動作に関する複数個のパラメータのなかから、本装
    置構成において必要なパラメータのみを選択し、格納す
    るパラメータ選択格納手段を備え、該選択されたパラメ
    ータのみを表示し、指示を受け付ける機能を有すること
    を特徴とする電力変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記入力端子および前
    記出力端子は、それぞれ複数の接点を有して構成され、
    さらに、前記システム認識手段は、接点の導通状態にも
    とづいて、前記入力端子および前記出力端子と信号線と
    の接続状態を検出することを特徴とする電力変換器の制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記記憶手段
    は、選択されたパラメータを不揮発的に記憶する機能を
    有することを特徴とする電力変換器の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、さらに、警告手段を備
    え、 前記パラメータ選択格納手段は、本装置の起動時、前記
    記憶手段の記憶内容であるパラメータと前記システム認
    識手段の認識内容を調べ、パラメータが認識内容に対応
    したパラメータでない場合には、前記警告手段を駆動す
    ることを特徴とする電力変換器の制御装置。
  5. 【請求項5】計測装置の操作に必要なパラメータを入力
    する入力手段と、該パラメータを表示する表示手段と、
    与えられたパラメータを記憶する記憶手段と、該記憶手
    段に格納されているパラメータにもとづいて、計測対象
    の計測を行うための信号を出力する信号出力手段とを有
    して構成される計測装置において、 外部から接続された信号線の種類、該信号線の接続の導
    通、非導通状態を含む第一の接続情報を検出する機能を
    有する入力端子と、外部へ接続された信号線の種類、該
    信号線の接続の導通、非導通状態を含む第二の接続情報
    を検出する機能を有する出力端子と、前記第一の接続情
    報および第二の接続情報にもとづいて、当該計測装置に
    接続された機器の種類を検出し、本計測装置全体の構成
    要素を把握する機能を有するシステム認識手段と、本計
    測装置の構成要素にもとづいて、予め格納されている、
    接続される機器の動作に関する複数個のパラメータのな
    かから、本計測装置の全体構成において必要なパラメー
    タのみを選択し、格納するパラメータ選択格納手段を備
    え、該選択されたパラメータのみを表示し、指示を受け
    付ける機能を有することを特徴とする計測装置。
JP5048093A 1993-03-09 1993-03-09 電力変換器の制御装置 Pending JPH06258372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013153653A (ja) * 2013-05-17 2013-08-08 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータ装置

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