JP3377673B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3377673B2
JP3377673B2 JP05052096A JP5052096A JP3377673B2 JP 3377673 B2 JP3377673 B2 JP 3377673B2 JP 05052096 A JP05052096 A JP 05052096A JP 5052096 A JP5052096 A JP 5052096A JP 3377673 B2 JP3377673 B2 JP 3377673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の予め規定さ
れている制御項目を逐次選択し、選択された制御項目毎
にそれぞれ運転条件を設定し、これら設定さた運転条件
に基づいて動作が制御されるインバータ装置に係り、特
に誘導電動機の駆動に好適な汎用のインバータ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置を用いることにより、商
用交流電源から任意の電圧で任意の周波数の交流電力を
簡単に得ることができるので、従来から誘導電動機の駆
動に広く用いられており、このため、特別な仕様のイン
バータ装置の外に、汎用のインバータ装置も市場に多く
提供されている。
【0003】ところで、このような汎用インバータ装置
では、広く各種の用途に使用されるため、それぞれの用
途に最適な運転条件をユーザー側で設定する機能が設け
られているのが通例である。なお、この運転条件として
は、例えば加速時間(周波数の増加速度に対応)、減速時
間(周波数の低下速度に対応)、最高周波数(最高回転速
度に対応)、さらには周波数/電圧特性などの各制御項
目にわたり、それぞれに数値が設定される。
【0004】そして、このため、従来の汎用インバータ
装置では、入力装置として、パラメータ選択キー、デー
タ選択キー、及びデータ確定キーを用いていた。そし
て、パラメータ選択キーにより制御項目を選択し、デー
タ選択キーにより運転条件を定める数値を入力し、デー
タ確定キーにより、制御装置内に取り込むようになって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、運転条件
の設定操作の容易性について配慮がされておらず、数値
設定が煩雑で多大の時間を要するという問題があった。
すなわち、従来技術では、必要とする運転条件の設定に
パラメータ選択キー、データ選択キー、及びデータ確定
キーを採用しているため、例えば、加速時間や減速時間
などの制御項目で、運転条件の設定範囲が広い場合や、
設定すべき数値に微調整が必要な場合には、データ選択
キーの操作が多数回必要になり、このため、操作が大変
面倒で、時間も多く掛ってしまうのである。
【0006】本発明の目的は、設定操作が簡単で、制御
項目の選択範囲が広い場合や、設定すべき数値に微調整
が必要な場合でも、容易に、しかも短時間で確実な設定
操作が得られるようにしたインバータ装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の予め
規定されている制御項目を逐次選択し、選択された制御
項目毎にそれぞれ運転条件を設定し、これら設定さた運
転条件に基づいて動作が制御されるインバータ装置にお
いて、下記の〜の手段を設け、ここで、更にの手
段について、一方では、前記操作部材が軸方向に移動可
能なつまみを備えたつまみ回転式のパルス発生器で構成
し、他方では、その操作部材を、前面に押しボタン部材
を備えたつまみで構成すると共に、同じく前記の手段
については、一方では、前記第1の入力手段のつまみの
軸方向の移動操作により動作されるスイッチで構成し、
他方では、前記つまみに備えられている押しボタン部材
で操作されるスイッチで構成することにより達成され
る。
【0008】 操作部材の回動量と回動方向に対応し
たパルス信号を発生する第1の入力手段。 前記入力手段から発生されるパルス信号により逐次
表示内容が変更される表示手段。 前記表示手段による表示を前記複数の制御項目の表
示にした上で、該表示を前記入力手段からのパルス信号
により逐次次の制御項目に変更させせてゆく第1の処理
モードと、前記表示手段による表示を前記運転条件の入
力に必要な数値の表示にした上で、該数値を前記入力手
段からのパルス信号により逐次異なった数値に変更させ
てゆく第2の処理モードとを選択して実行する演算手
段。 該演算手段に前記処理モードの切換えを指示し、前
記表示手段に表示された数値をインバータ制御用の運転
条件として取り込む処理の実行を指示する第2の入力手
段。 この結果、の演算手段は、の第1の入力手段の、例
えばつまみなどの操作部材がユーザーにより回動された
とき、の表示手段による表示が、順次、加速時間⇒減
速時間などの制御項目を表わす表示に次ぎ次ぎと変って
ゆく状態と、同じく“10”⇒“11”などの運転条件
を表わす数値が次ぎ次ぎと変ってゆく状態が得られるよ
うに働く。
【0009】そこで、ユーザーは、つまみを回動操作し
て必要な制御項目が表示されたときの第2の入力手段
を操作するだけで、その制御項目を選択でき、次いで、
つまみを回動操作して必要な数値が表示されたとき、
の第2の入力手段を操作するだけで、運転条件を設定す
ることができることになり、従って、運転条件の設定や
変更が簡単にでき、短時間で設定、変更ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインバータ装
置について、図示の実施形態により詳細に説明する。図
1は、インバータ装置の動作基本部分を大まかにブロッ
クで示したもので、図において、1がインバータ装置全
体を表わしており、従って、このインバータ装置1は、
図示のように大別して、順変換部1A、平滑コンデンサ
1B、逆変換部1C、それに運転パラメータ設定部1D
で構成されている。
【0011】まず、順変換部1Aは、三相ブリッジ形の
整流器で構成され、交流電源から供給された三相RST
の交流電力を整流して直流電力に変換する働きをする。
平滑コンデンサ1Bは、順変換部1Aから出力された直
流電力を平滑化する働きをする。
【0012】逆変換部1Cは、三相の各スイッチングア
ームで構成され、各アームを構成するスイッチング素子
のスイッチング動作により、入力された直流電力を任意
の周波数で任意の電圧の三相UVWの交流電力に変換し
て、図示してない、例えば誘導電動機などの負荷に供給
する働きをする。
【0013】ここで、この逆変換部1Cの各スイッチン
グ素子のスイッチング動作は、図示してない制御部から
の制御信号により行なわれるが、このときの制御動作
は、複数の予め規定されている制御項目を逐次選択し、
選択された制御項目毎にそれぞれ運転条件を設定し、こ
れら設定さた運転条件に基づいて行なわれるようになっ
ており、このための制御項目の選択と、運転条件の設定
を行なうのが運転パラメータ設定器1Dである。
【0014】図2は、運転パラメータ設定器1Dの外形
構成を示したもので、図において、2はデータ選択手段
となる回転式パルス発生器のつまみ、3はデータ確定キ
ー、4は運転キー、5は停止/STOPキー、そして6
は表示器である。なお、この図において、図2(a)は正
面から見た図で、同図(b)は側面図、そして同図(c)は底
面図である。
【0015】次に、この運転パラメータ設定器1Dによ
るインバータ装置1Aの運転条件を設定する手順につい
て説明する。ここで、以下、パラメータとは、上記した
制御項目のことで、データとは、上記した運転条件のこ
とである。
【0016】まず、パラメータの選択を行う。図示して
ない電源が投入されると、“POWER”と表記してあるパ
イロットランプが点灯するので、これを確認した上で、
表示器6の表示がパラメータ選択モードになっているか
を確認する。なお、この実施形態例では、電源立ち上げ
時での初期設定により、最初は、装置内では必ずパラメ
ータ選択モードが設定されるようになっているので、こ
のときは表示器6の表示はパラメータ選択モードになっ
ている筈であるが、一応確認する。
【0017】ここで、この実施形態例では、7セグメン
ト形の表示器6が用いられているので、複数種規定して
あるパラメータについて、それぞれ 加速時間:F1 減速時間:F2 最高周波数:F3 周波数/電圧特性:F4 と規定し、それぞれ“F1”、“F2”、“F3”、
“F4”という表示が対応して表示されるようになって
いる。そこで、まず、このときは、表示器6の表示が、
これら“F1”、“F2”、“F3”、“F4”の何れ
かになっていることを確認することになる。
【0018】一方、このときの表示が、パラメータ選択
モードになっていなかったときは、データ確定キー3を
1回押すことにより、パラメータ選択モードの表示に切
換えることができる。
【0019】次に、この状態で、つまみ2を回してやる
と、そのとき表示されているパラメータから逐次、次ぎ
のパラメータの表示に変って行きく。すなわち、いま、
表示されているパラメータが“F1”で、この状態でつ
まみ2を右に回転させたとすると、表示は、 “F1”⇒“F2”⇒“F3”⇒“F4”⇒“F1”⇒
…… と変り、反対に、左に回転させたときには、 “F1”⇒“F4”⇒“F3”⇒“F2”⇒“F1”⇒
…… と変化するのである。
【0020】そこで、このようにして、選択したいパラ
メータが表示されたら、そのときデータ確定キー3を押
してやると、表示器6に表示されているパラメータが選
択され、ここで装置内の状態はデータ選択モードに切換
わり、表示器6にはデータが表示される。
【0021】そこで、次にデータの設定を行なう。この
実施形態例では、このデータとして、各パラメータ毎に
次ぎの通りの数値が設定できるようになっている。 F1:1〜999 (従って、加速時間は1〜999秒
の範囲で1秒ステップ毎に設定可能) F2:1〜999 (従って、減速時間は1〜999秒
の範囲で1秒ステップ毎に設定可能) F3:10〜120 (従って、最大周波数は、10〜
120Hzの範囲で1Hzステップ毎に設定可能) F4:1〜4 (従って、周波数/電圧特性は、4種類
の特性から選択可能) なお、ここで、周波数/電圧特性の種類としては、周波
数に対する電圧の比が一定のものと、この比が変化する
もの、そして、この比の変化がリニヤなものとノンリニ
ヤなものなどがある。
【0022】そこで、続いて表示器6を見ながらつまみ
2を回転させ、このとき選択したパラメータについて希
望する数値が表示されるようにする。このときも、つま
み2を右回転させれば、数値は多くなり、左回転させれ
ば、小さくなる。
【0023】こうして希望する数値が表示されたら、そ
こで再度、データ確定キー3を押してやると、今度は、
このとき表示器6に表示されている数値が、装置内に、
パラメータのデータとして設定されることになる。そし
て、これにより、再びパラメータ選択モードに移り、次
のパラメータを選択することができるようになるのであ
る。
【0024】次に、運転パラメータ設定器1Dの他の部
分の機能について説明すると、まず運転キー4は、イン
バータ装置1を動作させ、誘導電動機を駆動するための
運転開始を指令するキーで、このキーが押されることに
より、上記したようにして選択されたパラメータ毎に設
定されたデータに基づいてインバータ装置1が制御さ
れ、運転が開始されることになる。
【0025】次に、停止/STOPキー5は、誘導電動
機を停止させるため、インバータ装置1の停止を指令し
たり、誘導電動機或いはインバータ装置1の異常により
トリップしたときに、トリップ状態の解除を指令するた
めのキーである。
【0026】さらに、表示器6は、上述したようなパラ
メータ選択とデータ設定の表示に用いられる他、運転時
でのインバータ出力の周波数、電流、回転方向などを表
示するのにも用いられる。
【0027】次に、図3は、運転パラメータ設定器1D
のブロック構成図で、図において、2Aは回転式パルス
発生器でロータリーエンコーダなどとも呼ばれているも
の、7は回転方向を判定するためのDFF(Dフリップ
・フロップ)、8はパルス信号を計数するカウンタ、9
はインバータを駆動するためのMCU(マイクロコンピ
ュータ:マイコン)であり、データ確定キー3は、図2
に示した通りである。
【0028】回転式パルス発生器2Aには、前述の通
り、図2に示してあるつまみ2が設けてあり、これを回
転させることによりX、Yの2種のパルス信号が出力さ
れるようになっている。なお、以下、この回転式パルス
発生器2Aとしては、インクリメント方式のエンコーダ
を用いた場合について説明するが、本発明は、アブソリ
ュート方式のエンコーダを用いて実施してもよい。
【0029】そして、これらのパルス信号X、YはDF
F7に入力され、さらにパルス信号Xは、カウンタ8に
も入力されるようになっている。
【0030】まず、回転式パルス発生器2Aから出力さ
れるパルス信号X、Yは、図4に示すように、位相が9
0度ずれており、パルス周期Tに対して、1/4Tの位
相差を持っている。そしてこのとき、回転式パルス発生
器2Aの回転方向に応じて、位相差方向が反転し、例え
ば右回転期間Rでは、図4に示すように、パルス信号X
が進み位相で発生し、左回転期間Lでは、パルス信号Y
が進み位相になる。
【0031】一方、DFF7は、信号Yが“0”のと
き、信号Xが“0”から“1”に立ち上がったとする
と、図4に示すように、Q出力の信号Zは“0”にな
り、信号Yが“1”のときに信号Xが“0”から“1”
に立ち上がったらQ出力の信号Zが“1”になる。
【0032】従って、このDFF7の出力Qのレベルに
より、回転式パルス発生器2Aの回転方向を判定するこ
とができる。そこで、このDFF7の出力信号Zは、回
転式パルス発生器2Aの回転方向判定信号としてMCU
9のI/OポートP0に入力され、このMCU9におい
て、信号ZがLレベルならば右回転、Hレベルならば左
回転と判定する。
【0033】次に、カウンタ8に入力されたパルス信号
Xは、このカウンタ8によりカウントされ、4ビットの
カウントデータC1、C2、C3、C4が出力される。
【0034】従って、このカウンタ8から出力されたデ
ータC1、C2、C3、C4により回転式パルス発生器
2Aの回転量を知ることができ、これらのデータは、M
CU9のP1〜P4のI/Oポートに入力される。
【0035】MCU9は、運転パラメータ設定器1Dに
よる処理に関して、ある周期をもって走るソフトを搭載
しており、これには、まず、I/OポートP1〜P4の
信号を読み込み、I/OポートP1〜P4の信号に変化
があるかを認識するSOFT1と、データ選択モードに
おいて、回転式パルス発生器2Aからのデータの変化を
読み込み、データを格納し、処理をするためのSOFT
2、それにパラメータやデータを表示するためのSOF
T3がある。
【0036】このとき、MCU9のP0〜P4のI/O
ポートでは、入力信号のレベルがHレベルかLレベルか
しか識別できない。そこで、SOFT1では、I/0ポ
ートP1〜P4の何れか1個でもデータに変化があれ
ば、回転式パルス発生器2Aが回動されているものと判
断し、I/0ポートP1〜P4のデータに変化がなけれ
ば、回動操作されていないものと判断する。
【0037】そして、I/0ポートP1〜P4の信号を
読み込み、これらのポートP1〜P4の信号に変化があ
った場合、現在、表示器6の表示が、パラメータ選択モ
ードになっているのか、データ選択モードになっている
のかを判断する。
【0038】次に、SOFT2では、現在表示されてい
るパラメータに対応した数値データの設定を行なう。例
えば、現在の表示されているのがパラメータF3、すな
わち、最高周波数を設定するためのパラメータのデータ
選択モードであったとした場合、回転式パルス発生器2
Aが回転している方向を識別し、右回転であれば表示さ
れている数値に1を加え、左回転ならば、1を引くので
ある。
【0039】ここで、前記数値が最大値に達した場合に
は、さらに右に回転させてもカウントされず、左に回転
させない限り数値の変化は得られないようにしてあり、
同様に、左に回転させて数値が最小値に達したときは、
右に回転しない限りデータの変化は起こらないようにし
てある。そして、この数値データは指定されたレジスタ
に入り、3のデータ確定キーを押したときのみメモリに
格納される。
【0040】SOFT3は、現在どのモードが表示され
ているのかを識別し、更に指定されたモードを表示する
処理を行なう。
【0041】従って、この実施形態例によれば、パラメ
ータやデータを選択する際、従来技術のように、何回も
操作キーを押すのではなく、回転式パルス発生器2Aの
つまみ2を左右に回転させるだけで、パラメータの選択
とデータの設定を容易に行なうことができる。
【0042】また、この実施形態例によれば、いわゆる
ボリューム感覚でデータを選択することができるため、
微調整も容易にできるという利点がある。
【0043】次に、図5は、本発明の他の実施形態によ
る運転パラメータ設定器1を示したもので、図2で説明
した実施形態例では、データ確定キー3が回転式パルス
発生器2Aのつまみ2とは別に独立したキーとして設け
てあったが、この図5の実施形態例では、回転式パルス
発生器2Aとデータ確定キー3とを一体化したものであ
る。
【0044】このため、回転式パルス発生器2Aは、そ
の回転軸が、図の矢印で示すように軸方向に移動可能に
作られていて、矢印方向に動かすことにより、図示して
ないスイッチ機構が操作され、データ確定キーと同様に
信号を発生するように構成されている。なお、この図5
では、つまみ2が引き出された状態を示したものであ
る。
【0045】これにより、この実施形態例では、つまみ
2を引き出したり、押し込んだりすることでデータ確定
キー3の機能と同じ働きが得られることになる。つま
り、回転式パルス発生器2Aのつまみ2を回転させて、
パラメータを選択し、このつまみ2をA位置に引き出す
とパラメータが確定され、データ選択モードに移行し、
再度、つまみ2を回転させてデータを選択し、つまみ2
をB位置に押し戻すとデータが確定されることになる。
【0046】この結果、データ確定キーを別に設けなく
ても、回転式パルス発生器2Aのつまみ2を摘んだまま
で、パラメータの選択とデータの設定を行なうことがで
きるという効果を得ることができる。
【0047】次に、図6は、本発明の更に別の実施形態
例で、回転式パルス発生器2Aのつまみ2の正面に、押
しボタン状のスイッチからなるデータ確定キー3Aを設
けたものである。従って、操作の方法としては、図2の
実施形態例と同じで、つまみ2を回転させて、パラメー
タやデータを選択し、回転式データ選択手段2の押しボ
タンを押すとパラメータやデータが確定され、データ選
択モードやパラメータ選択モードに移行するようにな
る。
【0048】この図6の実施形態例によれば、操作方法
は図2の場合と同じであるが、別途データ確定キーを設
けるスペースが不要になるという利点を得ることができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、インバータ装置の運転
パラメータやデータを選択するために操作キーを何回も
押す手間がなくなると共に、回転式の入力であるため微
調整が行い易く、パラメータやデータの変更も容易にで
きる。そして、この結果、パラメータの設定が難しいと
いわれているインバータ装置の操作を容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインバータ装置の概略構成を示す
回路図である。
【図2】本発明によるインバータ装置の第1の実施形態
例における運転パラメータ設定器の説明図である。
【図3】本発明によるインバータ装置の第1の実施形態
例における運転パラメータ設定器のブロック図である。
【図4】本発明によるインバータ装置の第1の実施形態
例における運転パラメータ設定器の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【図5】本発明によるインバータ装置の第2の実施形態
例における運転パラメータ設定器の説明図である。
【図6】本発明によるインバータ装置の第3の実施形態
例における運転パラメータ設定器の説明図である。
【符号の説明】
1 インバータ装置 1A 順変換部 1B 平滑コンデンサ 1C 逆変換部 1D 運転パラメータ設定器 2 つまみ 2A 回転式パルス発生器 3 データ確定キー 4 運転キー 5 停止/STOPキー 6 表示器 7 DFF(Dフリップ・フロップ) 8 カウンタ 9 MCU(マイクロコンピュータ:マイコン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉野 英則 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 鈴木 宣長 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 藤井 洋 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (56)参考文献 特開 平7−194182(JP,A) 実開 平4−47397(JP,U) 実開 平5−33686(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 G06F 3/02 H02P 5/41

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の予め規定されている制御項目を逐
    次選択し、選択された制御項目毎にそれぞれ運転条件を
    設定し、これら設定さた運転条件に基づいて動作が制御
    されるインバータ装置において、 操作部材の回動量と回動方向に対応したパルス信号を発
    生する第1の入力手段と、 この入力手段から発生されるパルス信号により逐次表示
    内容が変更される表示手段と、 前記表示手段による表示を前記複数の制御項目の表示に
    した上で、該表示を前記入力手段からのパルス信号によ
    り逐次次の制御項目に変更させせてゆく第1の処理モー
    ドと、前記表示手段による表示を前記運転条件の入力に
    必要な数値の表示にした上で、該数値を前記入力手段か
    らのパルス信号により逐次異なった数値に変更させてゆ
    く第2の処理モードとを選択して実行する演算手段と、 該演算手段に前記処理モードの切換えを指示し、前記表
    示手段に表示された数値をインバータ制御用の運転条件
    として取り込む処理の実行を指示する第2の入力手段
    設け、 前記第1の入力手段を、軸方向に移動可能なつまみを備
    えたつまみ回転式のパルス発生器で構成し、 前記第2の入力手段を、前記つまみの軸方向の移動操作
    により動作されるスイッチで構成した ことを特徴とする
    インバータ装置。
  2. 【請求項2】 複数の予め規定されている制御項目を逐
    次選択し、選択された制御項目毎にそれぞれ運転条件を
    設定し、これら設定さた運転条件に基づいて動作が制御
    されるインバータ装置において、 操作部材の回動量と回動方向に対応したパルス信号を発
    生する第1の入力手段と、 この入力手段から発生されるパルス信号により逐次表示
    内容が変更される表示手段と、 前記表示手段による表示を前記複数の制御項目の表示に
    した上で、該表示を前記入力手段からのパルス信号によ
    り逐次次の制御項目に変更させせてゆく第1の 処理モー
    ドと、前記表示手段による表示を前記運転条件の入力に
    必要な数値の表示にした上で、該数値を前記入力手段か
    らのパルス信号により逐次異なった数値に変更させてゆ
    く第2の処理モードとを選択して実行する演算手段と、 該演算手段に前記処理モードの切換えを指示し、前記表
    示手段に表示された数値をインバータ制御用の運転条件
    として取り込む処理の実行を指示する第2の入力手段を
    設け、 前記第1の入力手段を、前面に押しボタンが設けてある
    つまみを備えたつまみ回転式のパルス発生器で構成し、 前記第2の入力手段を、前記押しボタンにより操作され
    るスイッチで構成した ことを特徴とするインバータ装
    置。
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