JPS6311920Y2 - - Google Patents

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JPS6311920Y2
JPS6311920Y2 JP5557580U JP5557580U JPS6311920Y2 JP S6311920 Y2 JPS6311920 Y2 JP S6311920Y2 JP 5557580 U JP5557580 U JP 5557580U JP 5557580 U JP5557580 U JP 5557580U JP S6311920 Y2 JPS6311920 Y2 JP S6311920Y2
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JP
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frequency
converter
stepping motor
pulse
circuit
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JP5557580U
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JPS56158700U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ステツピングモータを設定値だけ
回転させる改良されたステツピングモータの位置
決め制御回路に関するものである。
従来この種の回路として第1図に示すものがあ
つた。図において、1はステツピングモータの移
動量をデイジタル的に設定するためのデイジタル
設定器、2は残数カウンタであり、デイジタル設
定器1による設定値からこの制御回路からの出力
パルス数を減算するものである。3は残数カウン
タ2からの出力パルスをアナログ値に変換する
DAコンバータ、4はアナログ信号のクツシヨン
回路であり、アナログ信号をリニアに増加させる
回路である。5は最小値選択回路であり、DAコ
ンバータ3からの出力値とクツシヨン回路4から
の出力値との小さい方を選択し、直線的なアナロ
グ信号の加減速度波形を出力するものである。6
は最小値選択回路5からのアナログ信号を指令パ
ルス列に変換するVFコンバータ、7は残数カウ
ンタ2の値が零か否かを判定する零判定回路、8
はVFコンバータ6からの出力パルス列に基づき
ステツピングモータの移動量をカウントし表示す
る表示ユニツトである。9はクツシヨン回路4を
駆動するための起動信号、10はステツピングモ
ータのドライブユニツトへの出力パルスであり、
VFコンバータ6からの指令パルス列及び零判定
回路7からの出力信号に基づくものである。
次に、この従来回路の動作について説明する。
先ず、デイジタル設定器1によりステツピング
モータの移動量を設定する。これにともない、残
数カウンタ2にデイジタル設定器1の設定値が読
み込まれ、DAコンバータ3により残数カウンタ
2の残数に応じたアナログ信号を出力する。一
方、デイジタル設定器1に移動量を設定すること
に同期して起動信号9が励起される。これにとも
ない、クツシヨン回路4が作動し加速パターンの
アナログ信号が出力される。
次に、最小値選択回路5によりDAコンバータ
3からのアナログ信号とクツシヨン回路4からの
アナログ信号との小さい方を選択し出力する。
DAコンバータ3からのアナログ信号は一般に初
期値が最大値であり、徐々に減少する減速パター
ンになつており、クツシヨン回路4からのアナロ
グ信号は初期値が最小値であり、徐々に増加する
加速パターンになつている。このため、最小値選
択回路5からの出力信号は、当初はクツシヨン回
路4からのアナログ出力信号であり、所定時間経
過後にDAコンバータ3からのアナログ出力信号
となる。従つて、この最小値選択回路5からの出
力信号は、DAコンバータ3及びクツシヨン回路
4からの合成信号となり、直線加減速形の波形と
なる。なお、最小値選択回路5及びクツシヨン回
路4は、ステツピングモータが脱調することを防
止するために設けられている。
続いて、VFコンバータ6により、最小値選択
回路5からの出力アナログ信号を、ステツピング
モータを駆動するための指令パルス列に変換す
る。この指令パルス列は表示ユニツト8によりカ
ウントされ、ステツピングモータの移動量として
表示される。
次に、VFコンバータ6からの指令パルス列は、
残数カウンタ2が零でないことを零判定回路7に
より確認して、ステツピングモータのドライブユ
ニツトへの入力パルス10となる。この様に、デ
イジタル設定器1の設定値に基づき入力パルス1
0が形成され、ステツピングモータが所定量駆動
されることになる。
その後、VFコンバータ6からの指令パルス列
は残数カウンタ2へフイードバツク信号として入
力され、残数カウンタ2の値を逐次変更し上述の
動作を繰返し、残数カウンタ2が零になつた時点
で所望のステツピングモータの移動が完了したこ
とになる。
ところで、ステツピングモータは入力パルスの
1パルス当たりの回転角が一定となつているの
で、ステツピングモータのギヤ比により移動距離
が決定され位置決めがなされることになる。従つ
て、デイジタル設定器1及び表示ユニツト8の設
定単位もこれらにより決定されることになる。こ
のため、第1図に示した従来の位置決め制御回路
を用いたステツピングモータでは、VFコンバー
タ6からの指令パルスの1パルス当たりの移動量
を1mmになる様にステツピングモータのギヤ比を
選択した場合、デイジタル設定器1及び表示ユニ
ツト8の最小単位は1mmに設定されることにな
る。しかるに、VFコンバータ6からの指令1パ
ルス当たりのステツピングモータの移動量を2mm
に変更するときには、ステツピングモータのギヤ
比を変えるとともに、表示ユニツト8への出力パ
ルスを分周した後の信号とする必要があつた。即
ち、ステツピングモータの機械的な移動量を変更
するたびにギヤ比を変更するという煩雑な作業を
伴なうという欠点が生じていた。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであ
り、電気的な信号のみによりステツピングモータ
の機械的な移動量を変更することができる改良さ
れたステツピングモータの位置決め制御回路を提
供することを目的とするものである。
以下図面に基づきこの考案の実施例を詳述す
る。
第2図はこの考案回路の一実施例を示すブロツ
ク図である。図中、第1図に示した従来回路と同
一または相当部分には同一符号を付してある。図
において、11は分周器等の周波数変換器であ
り、VFコンバータ6からの指令パルスの周波数
を分周または逓倍するものである。12は周波数
変換器11に対する分周比または逓倍比を設定す
るための周波数比設定器である。13は周波数変
換器11と同様の分周器等の周波数変換器であ
り、VFコンバータ6からの指令パルス周波数を
分周または逓倍するもので、表示ユニツト8への
入力パルスを出力する。14は周波数変換器13
に対する分周比または逓倍比を設定するための周
波数比設定器である。即ち、この回路は第1図に
示した従来回路のVFコンバータ6からの指令パ
ルス列に対する周波数変換器11,13を設けた
ものである。
次に、この第2図に示した考案回路の動作につ
いて説明する。VFコンバータ6からの指令パル
ス列の発生までは、第1図に示した従来回路と同
様の動作を行なう。まず周波数変換器11,13
として逓倍器を用いた場合について説明する。ま
ず周波数変換器11の逓倍率を周波数比設定器1
2により2に接定したとすると、VFコンバータ
6から出力されるパルスは、周波数が2倍になつ
て出力されることとなる。このため、ステツピン
グモータのVFコンバータ6からの指令パルス1
パルス当たりの移動量が1mmであるとすると、周
波数が周波数変換器11により2倍になるため、
ステツピングモータの実際の移動量は2パルス分
すなわち、2mmとなる。このように、周波数変換
器11によつて、VFコンバータ6からの1パル
ス出力に対するステツピングモータへの入力パル
ス数が任意に設定されるため、見かけ上VFコン
バータ6から出力される1パルス当たりのステツ
ピングモータの移動量が変更されることとなる。
次に、周波数変換器11として2倍の逓倍器を
用いた場合の例における表示ユニツト8の表示変
更について説明する。なお、表示ユニツト8も、
1パルス入力当り移動量1mmの表示を行うものと
する。
上述したように、ステツピングモータは、VF
コンバータ6の1パルス出力当り2mm移動する。
従つて、表示ユニツト8も、VFコンバータ6の
1パルス出力当り2mmの表示が行なわれるように
する必要がある。このため、周波数変換器13の
逓倍率を周波数比設定器14により2に設定す
る。このようにすると、VFコンバータ6の1パ
ルス出力に対して2パルスが表示ユニツト8に入
力されることとなり、その表示量は2mmとなる。
本実施例において、ステツピングモータの1パ
ルス入力当りの移動量を一般にXmmとし、周波数
変換器11,13の変換比を各々NA,NBとし、
表示ユニツト8の1パルス入力当りの表示設定単
位をYmmとすると、 NA/NB=X/Y ……(1) が成り立つ。従つて上記例において、仮に表示ユ
ニツト8が1パルス入力当り2mmの表示を行う場
合には、NA=2,X=1,Y=2であるから NB=X/Y・NA=1/2・2=1 ……(2) となつて周波数変換器13の逓倍率を1とすれば
よい。
次に、周波数変換器として、分周器を用いた場
合について説明する。なお、Xは1mm、Yは2mm
であるとする。ここで、周波数変換器11,13
の分周比を各々nA,nBとすると、分周比と逓倍率
とは逆数の関係になるから、(1)式は、 nA/nB=Y/Y ……(3) となる。ここで、周波数変換器11の分周比nA
9に周波数比設定器12によつて設定すると、
VFコンバータ6の出力パルス9個に対し1個の
割合でステツピングモータにパルス入力されるこ
ととなる。従つて、ステツピングモータはVFコ
ンバータ6の出力パルス1個当り1/9mmの割合で
回転することとなる。
次に、(3)式から表示ユニツト8がVFコンバー
タ6の出力パルス9個に対し1mmの表示を行うた
めのnBを求めると、 nB=Y/X・nA=2/1・9=18 ……(4) となる。つまり、表示ユニツト8の表示単位Y
は、1パルス入力当り2mmであるからVFコンバ
ータ6の出力パルス18個に対して1個のパルスが
表示ユニツト8に入力されるようにすれば、VF
コンバータ6の1パルス当り2/18=1/9mmの表示
が行なわれることとなる。
以上のように、NA,NB(ないしはnA,nB)を
X,Yに対して適当に設定してやれば、ギヤ比を
何ら変更することなく1パルス当りのステツピン
グモータの機械的な移動量を任意に変更すること
ができるとともに、表示の方も任意に変更するこ
とができる。また、かかる変更設定を比例換算の
みにより移動量の設定ができるので、どのような
移動量であつても設定ができ、メートル方式とイ
ンチ方式との換算を行なうときなどに非常に有用
となる。
なお、この実施例ではアナログ回路を用いたス
テツピングモータの位置決め制御回路について説
明をしたが、この考案はこれに限られず、デイジ
タル回路を用いたエクスポーネンシヤル形のパタ
ーンを有する位置決め制御回路にも適用できる。
また、周波数変換器は分周器と逓倍器を組み合わ
せて用いてもよい。
以上の様に、この考案回路は、位置決め制御用
の指令パルスの周波数を変換しステツピングモー
タへの入力パルスとする第1周波数変換器と、上
記指令パルスの周波数を分周または逓倍して表示
ユニツトへ出力する第2周波数変換器とを有し、
第1、第2周波数変換器の周波数変換比を設定す
るものであり、ステツピングモータのギヤ比を変
更することなしに、1パルス当りのステツピング
モータの移動量を設定でき、複雑な移動量の設定
表示を容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステツピングモータの位置決め
制御回路を示すブロツク図、第2図は本考案にか
かるステツピングモータの位置決め制御回路の一
実施例を示すブロツク図である。図中、同一また
は相当部分には同一符号を付してある。 6……パルス発生器、8……表示ユニツト、1
0……ステツピングモータへの入力パルス、11
……第1周波数変換器、13……第2周波数変換
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステツピングモータの位置決め制御用の指令パ
    ルスを発生するパルス発生器、上記パルス発生器
    からの指令パルスの周波数を分周または逓倍し上
    記ステツピングモータへの入力パルスとする第1
    周波数変換器、上記パルス発生器からの指令パル
    スの周波数を分周または逓倍して表示ユニツトへ
    出力する第2周波数変換器を備え、上記第1及び
    第2周波数変換器の周波数変換比を設定すること
    により上記ステツピングモータの位置決め制御を
    行なうことを特徴とする位置決め制御回路。
JP5557580U 1980-04-23 1980-04-23 Expired JPS6311920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5557580U JPS6311920Y2 (ja) 1980-04-23 1980-04-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5557580U JPS6311920Y2 (ja) 1980-04-23 1980-04-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56158700U JPS56158700U (ja) 1981-11-26
JPS6311920Y2 true JPS6311920Y2 (ja) 1988-04-06

Family

ID=29650227

Family Applications (1)

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JP5557580U Expired JPS6311920Y2 (ja) 1980-04-23 1980-04-23

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