JPH06258364A - パルス信号検出回路 - Google Patents

パルス信号検出回路

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JPH06258364A
JPH06258364A JP4374993A JP4374993A JPH06258364A JP H06258364 A JPH06258364 A JP H06258364A JP 4374993 A JP4374993 A JP 4374993A JP 4374993 A JP4374993 A JP 4374993A JP H06258364 A JPH06258364 A JP H06258364A
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    • G04R20/08Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 矩形信号をサンプリングして得られた複数の
データを1周期分ずつ同一アドレスに累積的に加算した
記憶内容から矩形信号の立上がりを検出することによ
り、ノイズに強く、精度の高いパルス信号検出回路を提
供することである。 【構成】 時刻情報を含む電波を受信回路2が受信する
と、アドレスカウンタ5を“0”にし、記憶回路7の記
憶内容を初期化し、サンプリング回路3を動作させる。
サンプリング回路3は内部クロック信号を発生するごと
に受信回路2が出力する矩形信号をサンプリングし、内
部クロック信号をカウントするアドレスカウンタ5が指
定する記憶回路7の記憶領域に記憶させ、10周期分の
データを1周期毎にサイクリックに累積的に記憶した
後、データの値が“8”より大きくなるか、小さくなる
箇所を検出し、この検出結果に基づきパルスの立上がり
を検出する。この立上がりに基づいて時刻が修正され、
正確な電波修正時計が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス信号検出回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、矩形信号のパルス幅により種々の
情報を送信するものがある。例えば現在、日本国内にお
いて、郵政省の管轄下で試験的に長波標準電波に時刻コ
ードを重畳して送信している。この信号は1分間を1フ
レームとして1月1日からの累積日数から時、分までの
時刻データをバイナリーコードで直列に送出している。
具体的には、1ビットを1Hzの矩形パルスとし、
“1”、“0”の重みづけはそれぞれパルス幅を500
mS、800mSとすることにより表し、さらにポジシ
ョンマーカとして200mSのパルスを用い、搬送波と
しては40kHzが用いられ、上記のパルスを振幅変調
して送出している。
【0003】上記のものにおいて、例えばパルス幅を読
み取るために矩形信号の立上がりを検出する方法として
は、搬送波の振幅の変化によって立上がりを検出する方
法が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では搬送波にノイズが重畳してしまうと搬送波の振
幅が変動してしまうので、矩形信号の立上がりを正確に
検出できないという問題点を有していた。
【0005】本発明の目的は、矩形信号のレベル変化を
正確に検出することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部クロック
信号と非同期で一定周期の矩形信号を受ける受信回路
と、この受信回路で受信された矩形信号を上記内部クロ
ック信号に基づいて複数周期分サンプリングするサンプ
リング回路と、このサンプリング回路によってサンプリ
ングされたデータを一周期分ずつサイクリックに同一ア
ドレスに累積的に加算して記憶する記憶回路と、この記
憶回路の記憶内容に基づいて上記矩形信号のレベル変化
を判定する判定手段とを設けることにより、上記の目的
を達成している。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。
【0008】図1において、1は発振回路で、基準クロ
ック信号を出力する。2は受信回路で、アンテナ,検波
回路,復調回路等からなり、上記の郵政省の管轄下で長
波標準電波に時刻コードを重畳している信号を受信し、
波形整形し、復調して上記の矩形信号の時刻コードをシ
リアルに出力する。なお、本例では受信回路2の動作時
間、すなわち受信時間はAM0:58〜AM1:06に
設定してある。この動作時間は時刻表示部8の時刻指針
と連動して回転するカムおよび検出スイッチにより設定
される。3はサンプリング回路で、分周回路を備え、制
御回路4を介して入力する基準クロック信号を分周して
所望周波数の内部クロック信号を発生し、この内部クロ
ック信号に基づいて、受信回路2で受信された矩形信号
を複数周期分サンプリングする。なお、本例では1mS
周期の内部クロック信号を発生する。制御回路4は判定
手段を構成し、CPU、その動作プログラムを格納する
ROM及びRAM等からなり、各種の動作を制御する。
5はアドレスカウンタで、サンプリング回路3が出力す
る内部クロック信号をカウントする。6は秒カウンタで
ある。7は記憶回路で、RAM等からなり、サンプリン
グ回路3によってサンプリングされたデータを1周期分
ずつサイクリックに累積的に加算して記憶する。8は検
出データ記憶回路で、RAM等からなり、受信した矩形
信号のパルス幅に応じてパルス幅が200mSの際には
“マーカ”と、パルス幅が500mSの際には“1”
と、パルス幅が800mSの際には“0”と3種類のデ
ータを記憶する。9は時刻データ生成回路で、RAM等
からなり、定められたタイムフォーマットに従って、検
出データ記憶回路8の記憶内容から時、分のコード出力
を生成する。10は現在時刻記憶回路で、RAMおよび
秒カウンタ等からなり、現在時刻を記憶するとともに、
時刻データ記憶回路9で記憶された時刻データに基づい
て記憶している現在時刻を修正される。11は時刻表示
部で、時針11a,分針11b,秒針11c等からな
り、駆動回路12が出力する駆動信号により運針する。
駆動回路12は、現在時刻記憶回路10の計時時刻に応
じて駆動信号を出力するものである。13はカウンタ、
14はタイマである。
【0009】次に、図2,3,4の順に図を参照して動
作を説明する。
【0010】いま、サンプリング回路3は動作を停止し
ており、カウンタ13、タイマ14はそれぞれクリヤさ
れているとする。リセットスイッチ(図示せず。)の操
作により受信回路2が動作を開始するか(ステップ2
a,2b)、時刻表示部11の表示時刻がAM0:58
になって受信回路2が動作を開始すると(ステップ2
c)、制御回路4はアドレスカウンタ5のカウント値A
と秒カウンタ6のカウント値Bとを“0”にリセットす
るとともに、記憶回路7に記憶してあるデータDA (A
=1〜1000)を初期化する(ステップ2d)。
【0011】受信回路2は上記の時刻コードを重畳した
信号を受信して検波、復調し、図5(a)に示したよう
な1秒周期の時刻情報を有する矩形信号出力する。
【0012】そして、制御回路4はサンプリング回路3
の動作を開始させる(ステップ2e)。
【0013】サンプリング回路3は1mS周期の内部ク
ロック信号を1パルス出力するとともに(ステップ2
f)、入力する時刻情報を有する矩形信号をサンプリン
グする(ステップ2g)。
【0014】アドレスカウンタ5は、サンプリング回路
3から出力される内部クロック信号をカウントする(ス
テップ2h)。いまの場合、カウント値は“1”にな
る。
【0015】つきに、制御回路4はサンプリングされた
データを1周期分ずつ記憶回路7に記憶させる(ステッ
プ2i)。この具体的な動作をつぎに示す。
【0016】制御回路4は、アドレスカウンタ5が指定
している記憶回路7の記憶領域に現在記憶してあるデー
タDA を読み出し、このデータDA を制御回路4内のR
AM(X)に記憶させ、サンプリングしたデータRを制
御回路4内のRAM(Y)に記憶させる。そして、RA
M(X)とRAM(Y)に記憶したデータを加算し、こ
の加算したデータをデータDA として、アドレスカウン
タ5が指定している記憶領域に新に記憶させる。
【0017】いまの場合データDA は全部クリヤされて
おり、アドレスカウンタ5のカウント値は“1”であ
る。よって、アドレスカウンタ5のカウント値“1”に
対応する記憶領域、すなわちアドレス番号1の記憶領域
に記憶しているデータD1 は“0”であり、この“0”
が制御回路4内のRAM(X)に記憶される。ここで、
サンプリングしたデータが“1”の場合、例えば、図5
(a)のAの位置でサンプリングを行った場合、制御回
路4内のRAM(Y)には“1”が記憶されるので、R
AM(X)とRAM(Y)に記憶したデータを加算した
値は“0”+“1”=“1”となり、アドレス番号1の
記憶領域にD1 =1として記憶される。サンプリングし
たデータが“0”の場合、例えば、図5(a)のBの位
置でサンプリングを行った場合、RAM(Y)には
“0”が記憶され、アドレス番号1の記憶領域にはD1
=“0”+“0”=“0”として記憶される。
【0018】データDA の記憶が終了すると、制御回路
4はアドレスカウンタ5の値が“1000”であるか判
断する(ステップ2j)。これは、サンプリングを開始
してから1秒経過したか、すなわち時刻情報を有した矩
形信号を1周期分サンプリングして記憶したか判断する
ものである。
【0019】アドレスカウンタ5の値が“1000”で
ないと、ステップ2fに戻り、上記と同様の動作を行
う。すなわち、内部クロック信号が1mS間隔で発生す
るごとに、時刻情報を有する矩形信号をサンプリングし
たデータを、記憶回路7のアドレス番号1〜1000に
対応する記憶領域に記憶させる。
【0020】アドレスカウンタ5の値が“1000”に
なると(ステップ2j)、制御回路4は時刻情報を有し
た矩形信号を1周期分サンプリングして記憶したと判断
して、アドレスカウンタ5をクリヤして“0”にし、秒
カウンタ6に“1”を加算する(ステップ2k)。つま
り、秒カウンタ6は、1周期分矩形信号をサンプリング
し、このサンプリングしたデータを記憶することによ
り、“1”だけカウントアップするものである。
【0021】つぎに、制御回路4は秒カウンタ6の値が
“10”であるか判断し(ステップ2m)、“10”で
ないと、ステップ2fに戻り上記と同様の動作を行う。
【0022】このとき、記憶回路7のアドレス番号1〜
1000によって指定される記憶領域には、データDA
(A =1〜1000)として先に1周期分サンプリング
したデータが記憶されているので、ステップ2iにおい
て更新設定されるDA (A =1〜1000)は、既にデ
ータDA として記憶してある値に今回サンプリングして
得られた1周期分のデータを加算したものとなる。以
下、10周期分サンプリングして得られたデータが1周
期分ずつサイクリックに同一アドレス番号の記憶領域に
累積的に加算されて記憶される。すなわち、10回のサ
ンプリングでいずれも“1”がサンプリングされた記憶
領域には、“10”が記憶されることになる。
【0023】図5(a)のBのタイミングからサンプリ
ング開始した場合の記憶回路7の各アドレスにおける記
憶値の一例を図5(b)に示す。
【0024】このとき、サンプリングされる矩形信号は
上記のように1秒周期であり、しかも最小パルス幅が2
00mSで最大パルス幅が800mSなので、少なくと
も200mSの間のパルス非発生時間が経過した後に、
少なくとも200mSの間パルスが発生することにな
る。従って、10周期分サンプリングすると、記憶回路
7のアドレス番号1〜1000に対応する記憶領域(矩
形信号の一周期分)に記憶されているデータDA は、少
なくともアドレス番号順に200番地連続して“0”に
なる部分(パルス非発生時間=200mS)に続いて、
少なくともアドレス番号順に200番地連続して“1
0”になる部分(パルスが発生してから200mSの
間)が存在することになる。言い換えると、矩形信号の
立上がりに対応した位置から200番地の間は“1
0”、続く300番地の間はそれより小さい値、つぎの
300番地の間はさらに小さい値、最後の200番地の
間は“0”となる。
【0025】秒カウンタ6の値が“10”になると(ス
テップ2m)、制御回路4はサンプリングしたデータの
記憶を停止する。つまり、10周期分サンプリングして
得られたデータを、1周期分ずつサイクリックに同一ア
ドレス番号の記憶領域に累積的に加算して記憶したら、
サンプリングしたデータの記憶を停止し、図3のA以降
の動作を行う。以下、図3を参照して動作を説明する。
【0026】データDA の記憶が終了すると、次にパル
スの立上がりの検出を開始する。制御回路4は、記憶回
路7からアドレス番号1の記憶領域に記憶してあるデー
タD1 を読み出す(ステップ3a)。
【0027】このとき、サンプリング回路3は上記と同
様に1mS周期の内部クロック信号の発生により矩形信
号をサンプリングし、アドレスカウンタ5も上記と同様
にこの内部クロック信号をカウントする。但し、ここで
サンプリングされたデータは、記憶回路7に記憶されな
い。
【0028】制御回路4は、読み出したデータD1 が
“8”より小さいか判断する(ステップ3b)。すなわ
ち、アドレス番号1に対応してサンプリングした矩形信
号の位置が、立上がりから200mSの間の位置である
か判断する。なお、本例では10回サンプリングするの
でパルスが発生してから200mSの間の位置ではDA
が“10”となるが、ノイズを考慮してこの判別の基準
を“8”としている。
【0029】データD1 の値が“8”より大きいと、ア
ドレス番号1に対応してサンプリングした矩形信号の位
置が、パルスが発生してから200mSの間の位置であ
ると判断し、次にアドレス番号1000の記憶領域に記
憶してあるデータD1000を読み出し(ステップ3c)、
読み出したデータD1000が“8”より小さいか判断する
(ステップ3d)。これは、アドレス番号1に対応して
サンプリングした矩形信号の位置がパルスの立上がり位
置であるか判断するためである。
【0030】データD1000が“8”より小さいと、アド
レス番号1に対応してサンプリングした矩形信号の位置
がパルスの立上がり位置であると判断し、パルスの立上
がり位置としてアドレス番号1を制御回路4内のRAM
に記憶させる(ステップ3e)。
【0031】データD1000が“8”より大きいと、現在
指定しているアドレス番号(今の場合、1000)から
1ずつ順に下げていき、下げていくアドレス番号に対応
する記憶回路7の記憶領域に記憶してあるデータDA を
読み出していく(ステップ3f)。
【0032】読み出したデータDA が“8”より大きい
と(ステップ3g)、ステップ3fに戻り、上記と同様
に現在指定しているアドレス番号より1だけ小さいアド
レス番号に対応する記憶回路7の記憶領域に記憶してあ
るデータDA を読み出していく。
【0033】読み出したデータDA が“8”より小さく
なると(ステップ3g)、制御回路4は現在指定してい
るアドレス番号より1だけ大きいアドレス番号に対応し
てサンプリングした矩形信号の位置がパルスの立上がり
位置であると判断し、パルスの立上がり位置として、現
在指定しているアドレス番号より1だけ大きいアドレス
番号を制御回路4内のRAMに記憶させる(ステップ3
h)。
【0034】ステップ3bにおいて、D1 が“8”より
小さい場合、制御回路4は現在指定しているアドレス番
号(今の場合、1)から1ずつ順に上げていき、上げて
いくアドレス番号に対応する記憶回路7の記憶領域に記
憶してあるデータDA を読み出していく(ステップ3
i)。
【0035】読み出したデータDA が“8”より小さい
と(ステップ3j)、ステップ3iに戻り、上記と同様
に現在指定しているアドレス番号より1だけ大きいアド
レス番号に対応する記憶回路7の記憶領域に記憶してあ
るデータDA を読み出していく。
【0036】読み出したデータDA が“8”より大きく
なると(ステップ3j)、制御回路4は、現在指定して
いるアドレス番号に対応してサンプリングした矩形信号
の位置がパルスの立上がり位置であると判断し、パルス
の立上がり位置として、現在指定しているアドレス番号
を制御回路4内のRAMに記憶させる(ステップ3
k)。
【0037】このように、入力する矩形信号の一周期に
相当する時間ごとに複数の内部クロック信号に基づい
て、サイクリックにアドレス番号をカウントしていき、
同一アドレス番号でサンプリングしたデータは同一の記
憶領域に累積的に加算して記憶していき、この累積的に
記憶したデータの所定の変動から矩形信号の立上がりを
検出するので、複数パルスのデータから立上がりを検出
でき、正確に矩形信号の立上がりを検出できる。
【0038】つぎに、時刻修正動作を図4を参照して説
明する。矩形信号のパルスの立上がり位置の検出が終了
すると、制御回路4は時刻表示部11に受信した時刻情
報を表示させる。
【0039】制御回路4は、その内のRAMに記憶して
いるパルスの立上がり位置を指定するアドレス番号がア
ドレスカウンタ5から出力されると(ステップ4a)、
タイマ14を動作させるとともに(ステップ4b)、サ
ンプリング回路3でサンプリングした矩形信号データ
(“0”か“1”)をカウンタ13でカウントする。
【0040】タイマ14が800mSのカウントを終了
すると(ステップ4c)、制御回路4はカウンタ13の
カウント値を読み出し、読み出したカウント値が0〜3
50のときはパルス幅200mSのパルスが入力したと
判断して“マーカ”と、351〜650のときはパルス
幅500mSのパルスが入力したと判断して“1”と、
651以上のときはパルス幅800mSのパルスが入力
したと判断して“0”として時刻データ記憶回路9に記
憶する(ステップ4d)。
【0041】パルスの検出、記憶が終了すると、制御回
路4は時刻コードを1フレーム分受信したか判断する
(ステップ4e)。この判断は以下のように行う。受信
回路2が受信し、復調する矩形信号の1フレームの先頭
は、パルス幅200mSのパルスが連続して発生した際
の2番目のパルス幅200mSのパルスである。よっ
て、本例では、“マーカ”“マーカ”と連続して最初に
検出したとき2番目に検出したパルス幅200mSのパ
ルスを1フレームの先頭と判断し、つぎに“マーカ”
“マーカ”と連続して検出したときを1フレームの終了
と判断する。なお、現在時刻記憶回路10の秒カウンタ
は、1フレームの先頭を検出してから60番目のパルス
(2回目の“マーカ”“マーカ”の最後の“マーカ”の
パルス)の立上がりにより0秒にセットされる。つま
り、正確に秒合わせが行える。
【0042】1フレーム分の時刻コードの受信が終了す
ると(ステップ4e)、上記のように秒カウンタ6を0
秒にリセットし、検出データ記憶回路8で検出されたデ
ータを、定められたタイムフォーマットに従い時刻デー
タ生成回路9が時刻データに変換して現在時刻記憶回路
10に記憶させる。つまり、受信した矩形信号の時刻情
報を現在時刻記憶回路10に記憶させる。
【0043】駆動回路12は現在時刻記憶回路10の修
正量に応じて駆動パルスを出力し、時刻表示部11の表
示時刻を現在時刻記憶回路10が記憶している時刻に修
正する(ステップ4f)。なお、本例では時刻表示部1
1が0:00を表示した際に出力される時刻リセット信
号により、現在時刻記憶回路10で記憶する時刻データ
は0:00にリセットされる。よって、現在時刻記憶回
路10で記憶する現在時刻と時刻表示部11の表示時刻
とは一致することになる。
【0044】時刻修正が終了すると、制御回路4は受信
回路2の動作を停止する(ステップ4g)。
【0045】このように、本発明によれば正確にパルス
の立上がりを検出できるので、ノイズの影響によって受
信状態が悪い場所でも、パルスの立上がりの誤検出を防
ぐことができる。よって、例えばパルスの立上がりによ
って計時を行う時計などに本発明を用いることにより、
正確な時刻計時が可能となる。
【0046】なお、上記では矩形信号を10周期分サン
プリングした例を示したが、これに限らず、適宜変更可
能である。なお、矩形信号のサンプリング時間は長けれ
ば長いほどパルスの立上がりを正確に検出できる。
【0047】また、上記のような電波修正時計に限ら
ず、無線または有線にて外部から一定周期の矩形信号を
受け、その立上がりまたは立下がりを検出して内部クロ
ックとの同期をとるような回路に本発明は適用可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は、矩形信号をサンプリングして
得られた複数のデータから矩形信号のレベル変化を検出
するので、ノイズ除去能力に優れ、精度の良いパルス信
号検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図5】図1の受信回路2が受信し復調した矩形信号の
一例と図1の記憶回路7に記憶されるデータを示した説
明図。
【符号の説明】
2 受信回路 3 サンプリング回路 4 判定手段 7 記憶回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部クロック信号と非同期で一定周期の
    矩形信号を受ける受信回路と、 この受信回路で受信された矩形信号を上記内部クロック
    信号に基づいて複数周期分サンプリングするサンプリン
    グ回路と、 このサンプリング回路によってサンプリングされたデー
    タを一周期分ずつサイクリックに同一アドレスに累積的
    に加算して記憶する記憶回路と、 この記憶回路の記憶内容に基づいて上記矩形信号のレベ
    ル変化を判定する判定手段とを具備したことを特徴とす
    るパルス信号検出回路。
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