JP2012021920A - マーカー検出装置および電波時計 - Google Patents

マーカー検出装置および電波時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2012021920A
JP2012021920A JP2010161159A JP2010161159A JP2012021920A JP 2012021920 A JP2012021920 A JP 2012021920A JP 2010161159 A JP2010161159 A JP 2010161159A JP 2010161159 A JP2010161159 A JP 2010161159A JP 2012021920 A JP2012021920 A JP 2012021920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
marker
time
timing
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010161159A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4998605B2 (ja
Inventor
Teruhisa Tokiba
輝久 常葉
Takashi Sano
貴司 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2010161159A priority Critical patent/JP4998605B2/ja
Priority to US13/171,658 priority patent/US8599650B2/en
Priority to CN2011102046580A priority patent/CN102339015B/zh
Priority to EP20110174075 priority patent/EP2407836B1/en
Publication of JP2012021920A publication Critical patent/JP2012021920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4998605B2 publication Critical patent/JP4998605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/08Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being broadcast from a long-wave call sign, e.g. DCF77, JJY40, JJY60, MSF60 or WWVB
    • G04R20/10Tuning or receiving; Circuits therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

【課題】 受信環境が良好でなくても高精度にマーカー信号を検出できるとともに、少ないメモリ容量で、且つ、小さな負荷でマーカー信号を検出できるマーカー検出装置ならびに電波時計を提供する。
【解決手段】 複数フレーム中の個々のパルス信号のマーカー特徴区間に含まれる複数時点の信号レベルを検出するレベル検出手段と、レベル検出手段により検出された信号レベルのうちマーカー信号と合致する信号レベルの検出数を表わす合致検出数を1フレーム内のパルス位置に対応づけて算出する第1算出手段と、複数フレーム中の各パルス信号について求められた前記合致検出数のうち1フレーム内の同一のパルス位置に対応づけられた合致検出数をそれぞれ合算する第2算出手段とを備え、第2算出手段により合算された値に基づいて1フレーム中の何れのパルス位置にマーカー信号が配置されているか決定する。
【選択図】 図6

Description

この発明は、タイムコード信号に含まれるマーカー信号を検出するマーカー検出装置、並びに、このマーカー検出装置を備えた電波時計に関する。
以前より、受信した標準電波に含まれるタイムコード信号を復号して時刻情報を取得する電波時計が知られている。また、劣悪な受信環境下にあっても、タイムコード信号の正確な復号を可能とする種々の技術も提案されている。
例えば、特許文献1には、タイムコード信号を所定周波数でサンプリングするとともに、サンプリングデータを1分周期で畳み込んで波形加算を行い、この波形加算されたデータに基づいて復号処理を行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、タイムコード信号を50ms間隔でサンプリングして記憶するとともに、テンプレートパターンを用いてマッチング度を計算してサンプリングデータが何れの符号であるかを判定する技術が開示されている。
特開2006−071318号公報 特開2005−249632号公報
例えば、タイムコード信号の分同期点(x分00秒の同期点:xは任意)を見つけるのに、タイムコード信号のフレーム位置を表わすマーカー信号を検出する必要がある。マーカー信号は1フレームのタイムコード信号中の0秒、9秒、19秒、・・・、59秒の位置に常に配置されている。それゆえ、特許文献1の技術のように、タイムコード信号のサンプリングデータを1分周期で複数フレーム分重畳させて波形加算を行い、この波形加算されたデータを用いてマーカー信号を判定することで、ノイズの影響を低減させてマーカー信号を正確に検出できると考えられる。
しかしながら、タイムコード信号の全サンプリングデータをそのまま記憶したり、全サンプリングデータを使用して波形加算を行うとなると、大きなメモリ容量を必要とし、演算処理の負荷も増大する。
この発明の目的は、受信環境が良好でない状況でも精度の高いマーカー信号の検出を行うことができるとともに、比較的に少ないメモリ容量で、且つ、小さな負荷でマーカー信号の検出を行うことのできるマーカー検出装置ならびに電波時計を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
複数種類のパルス信号が周期的に配列されてなるとともに1フレーム中の所定箇所にフレーム位置を表わすマーカー信号が配されてなるタイムコード信号を入力する信号入力手段と、
複数フレーム中の個々の前記パルス信号に対して、理想的な前記マーカー信号と理想的な他のパルス信号とで信号レベルが異なるマーカー特徴区間に含まれる複数時点の信号レベルをそれぞれ検出するレベル検出手段と、
前記レベル検出手段により検出された信号レベルのうちマーカー信号と合致する信号レベルの検出数に関する値を表わす合致検出数を1フレーム内のパルス位置に対応づけて算出する第1算出手段と、
前記複数フレーム中の各パルス信号について求められた前記合致検出数のうち1フレーム内の同一のパルス位置に対応づけられた合致検出数をそれぞれ合算する第2算出手段と、
前記第2算出手段により合算された値に基づいて1フレーム中の何れのパルス位置にマーカー信号が配置されているか決定するマーカー決定手段と、
を備えたことを特徴とするマーカー検出装置とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のマーカー検出装置において、
1フレーム内の複数のパルス位置にそれぞれ対応づけられた複数の記憶部を備え、
前記第1および第2算出手段は、
前記合致検出数を、当該合致検出数が得られるパルス位置に対応する前記記憶部で計数することで、前記複数フレーム分の前記合致検出数の合算値を前記複数の記憶部に記憶していくことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のマーカー検出装置において、
前記レベル検出手段は、
前記マーカー特徴区間内に設定された所定のサンプリング期間にわたって所定のサンプリング周期で前記タイムコード信号の信号レベルを検出することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のマーカー検出装置において、
前記レベル検出手段に前記サンプリング周期を知らせるためのタイミング信号を生成するタイマー回路と、
該タイマー回路のタイミング誤差を表わす誤差情報を記憶する誤差情報記憶手段と、
前記タイミング誤差に基づく前記タイミング信号の出力タイミングのズレを前記誤差情報に基づいて補正するタイミング補正手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のマーカー検出装置において、
前記タイミング補正手段は、
前記タイマー回路が前記タイミング信号を繰り返し出力する動作中、設定周期ごとに前記タイマー回路に補正用のインターバルを差し挟む動作を行わせて、前記タイミング信号の出力タイミングのズレを補正することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、
時刻を計時する計時手段と、
標準電波を受信して前記タイムコード信号を出力する電波受信手段と、
請求項1〜5の何れか一項に記載のマーカー検出装置と、
該マーカー検出装置により検出されたマーカー信号を基準にして前記タイムコード信号を復号して時刻情報を生成する復号手段と、
該復号手段により生成された時刻情報に基づいて前記計時手段の計時時刻を修正する時刻修正手段と、
を備えたことを特徴とする電波時計である。
本発明に従うと、複数フレーム中の個々のパルス信号についての合致検出数が、1フレーム周期で合算されて、マーカー信号の検出に使用されるので、上記の合算によってノイズの影響が低減されて正確なマーカー信号の検出を行うことができる。さらに、マーカー信号の検出に必要なデータは、マーカー特徴区間における合致検出数が主なものであり、その他に大きなデータが必要となることがないので、マーカー信号の検出に必要なメモリ容量の低減、演算処理の負荷の低減を図れる。
本発明の実施形態である電波時計の全体構成を示すブロック図である。 CPUにより実行される時刻修正処理の処理手順を示すフローチャートである。 マーカー信号検出用のサンプリングタイミングを説明する図である。 1フレームの理想的なタイムコード信号に対してマーカー検出処理を行った処理結果を示す図表である。 ノイズを含む1フレームの通常のタイムコード信号に対してマーカー検出処理を行った処理結果の一例を示す図表である。 6フレームの通常のタイムコード信号に対してマーカー検出処理を行った処理結果の一例を示す図表である。 図2のステップS4で実行される分同期検出処理の詳細な処理手順を示すフローチャートの第1部である。 同、分同期検出処理のフローチャートの第2部である。 補正周期を求める補正データ設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 サンプリングタイミングの補正処理の作用を説明する図である。 日本の標準電波のタイムコードのフォーマットを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態である電波時計1の全体構成を示すブロック図である。
この実施形態の電波時計1は、タイムコードの含まれる標準電波を受信して自動的に時刻修正する機能を有した電子時計であり、文字板上で回転する指針(秒針2、分針3、時針4)と、文字板上に露出されて各種の表示を行う液晶表示器7とによって、それぞれ時刻を表示するようになっている。
この電波時計1は、図1に示すように、標準電波を受信するアンテナ11と、標準電波を復調してタイムコード信号を生成する電波受信回路(電波受信手段)12と、種々のタイミング信号を発生させるタイマー回路としての発振回路13および分周回路14と、現在時刻を計数する計時回路(計時手段)15と、秒針2を回転駆動する第1モータ16と、分針3および時針4を回転駆動する第2モータ17と、第1モータ16および第2モータ17の回転駆動を各指針に伝達する輪列機構18と、複数の操作ボタンを有し外部から操作指令を入力する操作部19と、機器の全体的な制御を行うCPU(中央演算処理装置)20と、CPU20に作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)21と、各種の制御データおよび制御プログラムを格納したEEPROM(電気的消去型Programmable Read Only Memory)22等をさらに備えている。上記構成のうち、CPU20、RAM21およびEEPROM22によりマーカー検出装置が構成される。
第1モータ16および第2モータ17は、ステッピングモータであり、第1モータ16は秒針2を、第2モータ17は分針3および時針4を、それぞれ独立にステップ駆動するものである。通常の時刻表示状態において、第1モータ16は1秒毎に1ステップ駆動されて1分間で秒針2を1回転させる。第2モータ17は10秒毎に1ステップ駆動されて60分で分針3を1回転させ、12時間で時針4を1回転させる。
電波受信回路12は、アンテナ11により受信された信号を増幅する増幅部、受信信号の中から標準電波に対応する周波数成分のみを抽出するフィルタ部、振幅変調されている受信信号を復調してタイムコード信号を抽出する復調部、復調されたタイムコード信号をハイレベルとローレベルの信号に波形整形して外部へ出力するコンパレータ等を備えている。この電波受信回路12は、特に制限されるものではないが、標準電波が振幅大のときに出力がローレベルとなり、標準電波が振幅小のときに出力がハイレベルとなるローアクティブの出力構成となっている。電波受信回路12から出力されるタイムコード信号は、CPU20のI/O回路(信号入力手段)に入力されて、CPU20により信号レベルが検出されるようになっている。
分周回路14は、CPU20からの指令を受けてその分周比を様々な値に変更することが可能なものであり、さらに、複数種類のタイミング信号をCPU20へ並列的に出力可能な構成になっている。例えば、計時回路15の計時データを1秒周期で更新するために、1秒周期のタイミング信号を生成してCPU20へ供給するとともに、電波受信回路12から出力されるタイムコード信号を取り込む際には、サンプリング周波数のタイミング信号を生成してCPU20に供給するようになっている。
発振回路13は、所定周波数で発振してその発振信号を出力する構成である。この発振周波数は設計通りの値から僅かに誤差を有している。この実施形態の電波時計1では、工場出荷前の設定工程において、発振回路13の誤差を計測して、この誤差の値がタイマートリミングデータ22aとして、EEPROM22に記憶されるようになっている。
EEPROM22には、制御データの一つとして、上記のタイマートリミングデータ22aが格納されている。すなわち、EEPROM22が、誤差情報を記憶する誤差情報記憶手段として機能している。また、制御プログラムの一つとして、現在時刻を計数しながら複数の指針(秒針2、分針3、時針4)と液晶表示器7とを駆動して現在時刻を表示させる時刻表示処理のプログラムと、標準電波を受信して時刻を自動的に修正する時刻修正処理のプログラム22b等が格納されている。
時刻表示処理においては、分周回路14から出力される時刻計数用のタイミング信号の誤差が、CPU20のソフトウェア処理によってタイマートリミングデータ22aに基づいて適宜修正されて、計時回路15で正確な時刻が計数されるようになっている。タイミング信号の誤差の修正は、例えば、誤差が積算されていくことでタイミング信号が所定の短い時間(例えば4ms)進むタイミング信号の出力回数をカウントし、この出力回に分周回路14に上記の短い時間のインターバルを差し挟むように動作させることで行う。この動作により、時刻計数用のタイミング信号が所定の短い時間進むごとに、次のタイミング信号がこの時間だけ遅れて、タイミング信号の誤差が周期的に修正される。
RAM21には、上記の時刻修正処理でマーカー信号を検出する際に使用される合致検出数メモリA0〜A59の記憶領域21aと、マーカー信号を検出する際にタイムコード信号のサンプリングタイミングを補正する周期を表わす補正周期設定データの記憶領域21bとが設けられている。合致検出数メモリA0〜A59は、タイムコード信号の1フレーム中の60個のパルス位置にそれぞれ対応づけられた60個の記憶部から構成されている。
[時刻修正処理]
次に、上記構成の電波時計1において実行される時刻修正処理について説明する。
図2には、CPU20により実行される時刻修正処理のフローチャートを示す。
時刻修正処理は、予め設定された時刻になった場合、或いは、操作部19を介して所定の操作指令の入力が行われた場合に開始される。
時刻修正処理の実行中には、秒針2の1秒毎の運針が停止するように制御される一方、分針3と時針4の10秒毎の運針は継続するように制御される。そのため、時刻修正処理が開始されると、先ず、CPU20は、秒針2を文字板上の電波受信中を表わす位置へ早送りさせて、RAM21中の秒針2の運針フラグをオフに設定する(ステップS1)。これにより、秒針2の1秒毎の運針処理が停止される。また、この時刻修正処理と並列的に時刻表示処理が実行されることで分針3と時針4の10秒毎の運針が継続される。
次いで、CPU20は、電波受信回路12を作動させて受信処理を開始させる(ステップS2)。これにより、標準電波が受信されてハイレベルとローレベルで表わされるタイムコード信号が電波受信回路12からCPU20へ供給される。
タイムコード信号が供給されたら、先ず、CPU20は、このタイムコード信号から1秒毎の同期点(0.0秒、1.0秒、〜59.0秒の同期点;以下、秒同期点と呼ぶ)を検出する秒同期検出処理(ステップS3)を実行する。秒同期検出処理は、例えば、複数秒にわたってタイムコード信号をサンプリングして、秒同期点の波形変化(例えば日本の標準電波JJYであればハイレベルからローレベルへの変化)が1秒周期で現れるタイミングを検出して、このタイミングを秒同期点に決定することで行われる。
秒同期点が検出されたら、次に、この秒同期点を基準にタイムコード信号のマーカー信号の検出を行って分同期点(x分00秒の同期点;xは任意の値)を決定する分同期検出処理(ステップS4)を実行する。この分同期検出処理については後に詳述する。
秒同期点と分同期点が検出されると、続いて、CPU20は、検出された秒同期点と分同期点を基準にしてタイムコード信号に含まれる複数のパルス信号の符号判定を行って時刻情報を生成するデコード処理を実行する(ステップS5:復号手段)。
デコード処理により時刻情報が取得されたら、CPU20は、この時刻情報に基づいて計時回路15の計時データを修正する(ステップS6:時刻修正手段)。さらに、必要があれば分針3と時針4を早送りして指針の位置を修正する(ステップS7)。また、停止していた秒針2が計時データに同期して駆動されるように、秒針2の運針フラグをオンにして(ステップS8)、この時刻修正処理を終了する。
[分同期検出処理]
続いて、上記ステップS4で実行される分同期検出処理について詳細に説明する。図11には、日本の標準電波JJYのタイムコードのフォーマットを表わした図を示す
分同期検出処理は、図11に示すように、タイムコード信号中の所定位置に配置されているマーカー信号(M,P0〜P5)を検出し、2個連続してマーカー信号P0,Mがある箇所を判定することで行われる。そして、連続するマーカー信号P0,Mのうち後者のマーカー信号Mの始端タイミングを分同期点として決定する。
図3には、マーカー信号検出用のサンプリングタイミングを説明する図を示す。同図(a)〜(c)には、タイムコード信号を構成する0信号(0符号を表わすパルス信号)、1信号(1符号を表わすパルス信号)、マーカー信号(マーカーを表わすパルス信号)の理想的な信号波形を、(d)には1秒間中の64コマのタイミングのサンプリングの有無(×は無し、空白は有り)を、それぞれ表わしている。
分同期検出処理におけるマーカー信号の検出処理は、電波受信回路12から供給されるタイムコード信号の各パルス信号に対して、所定期間のサンプリング処理を行って、合致検出数メモリA0〜A59にマーカー信号と合致する信号レベルの検出数をカウントしていくことで行う。
詳細には、上記のサンプリング処理は、図3に示すように、理想的なマーカー信号と他のパルス信号(0信号と1信号)とで信号レベルが異なるマーカー特徴区間Tsにおいて、所定のサンプリング周波数(例えば64Hz)で行う。図3の例では、1つのパルス信号に対して、秒同期点t0を基準とする1秒間を64コマ“0x00〜0x3F”に分割したうちのマーカー特徴区間Tsの15コマ“0F〜1D”の信号レベル(ハイレベルかローレベル)を検出する。
また、上記の信号レベルの検出数のカウントとは、詳細には、15コマ“0F〜1D”の信号レベルのうち、マーカー信号と合致するハイレベルの検出数を、合致検出数として当該パルス信号のパルス位置に対応する合致検出数メモリA0〜A59に加算していくことで実行される。
そして、このような処理を複数フレーム(例えば6フレーム)のタイムコード信号の個々のパルス信号に対して繰り返し実行する。それにより、複数フレームにかけて同一のフレーム位置にある複数個のパルス信号についての合致検出数が合算されて、対応する合致検出数メモリA0〜A59にカウントされた状態となる。
図4には、1フレームの理想的なタイムコード信号に対して上記のマーカー信号の検出処理を行った結果を、図5には、ノイズを含む1フレームの通常のタイムコード信号に対して上記のマーカー信号の検出処理を行った結果の一例を、図6には、6フレームの通常のタイムコード信号に対して上記のマーカー信号の検出処理を行った結果の一例を、それぞれ示す。
図4〜図6の例は、合致検出数メモリA0〜A59のうち網掛けで示した第4の合致検出数メモリA4に対応するパルス位置にマーカー信号Mが配置されている場合を示している。
理想的なタイムコード信号の個々のパルス信号に対して上記の15コマ“0F〜1D”の信号レベルの検出を行うと、マーカー信号M,P0〜P5については15コマの全てがハイレベルとなって合致検出数は「15」となり、他の0信号又は1信号については15コマの全てがローレベルとなって合致検出数は「0」となる。従って、1フレーム中の60個のパルス信号に対して処理を行うと、図4に示すように、マーカー信号M,P0〜P5のパルス位置に対応する合致検出数メモリA3,A4,A13,A23,A33,A43,A53の値が「15」となり、他の値は「0」となる。
一方、ノイズを含んだ通常のタイムコード信号の個々のパルス信号に対して上記の15コマ“0F〜1D”の信号レベルの検出を行うと、マーカー信号M,P0〜P5についてはノイズの影響で合致検出数が減少して「15」以下の値となり、他の0信号又は1信号についてはノイズの影響で合致検出数が増加して「0」以上の値となる。従って、1フレーム中の60個のパルス信号に対して処理を行うと、図5に示すように、合致検出数の値からはマーカー信号M,P0〜P5と他の信号との区別がつきにくくなる。ノイズが増えるとさらに区別がつきにくくなる。
しかしながら、6フレームのタイムコード信号に対して上記の信号レベルのサンプリングと合致検出数のカウントの処理を行うと、図6に示すように、6フレーム分の合致検出数が合算されることでノイズの影響が低減されて、この合算された合致検出数はマーカー信号M,P0〜P5と他の信号とを明確に区別することが可能な値となる。
6フレーム分の合致検出数のカウントの処理が済んだら、例えば、マーカー信号の合致検出数と他の信号の合致検出数とを判別可能な閾値を用いて、マーカー信号を特定し、マーカー信号が2連続で並んでいるパルス位置(図6の例では合致検出数メモリA3,A4のパルス位置)から分同期点を決定する。
次に、上記の分同期検出処理を実現するCPU20の制御手順を説明する。
図7と図8には、図2のステップS4で実行される分同期検出処理の詳細なフローチャートを示す。このフローチャートにおいて、変数iは秒同期点t0を始端“00”とした1秒間を64コマで分割した各コマの番号を示し、変数jはタイムコード信号の任意のパルス位置を基準“0”とした1フレームを60個で分割した各パルス位置の番号を示している。
分同期検出処理に移行すると、先ず、CPU20は、この処理で使用する種々の変数のメモリ領域をクリアするとともに、秒同期点を処理の開始時点に設定するなどの初期化処理を行う(ステップS11)。次いで、分周回路14に64Hzのタイミング信号を供給するように設定の切り替えを行い(ステップS12)、各パルス信号のサンプリングと合致検出数をカウントする処理ループ(ステップS13〜S22)に移行する。
上記処理ループに移行すると、先ず、CPU20は、64Hzのタイミング信号が供給されるのを待機する(ステップS13)。そして、タイミング信号が供給されたら、現時点が補正周期の時点か判別し(ステップS14)、そうでなければ次に進む。補正周期とこの補正周期に実行される処理(ステップS23〜S25)については後に詳述する。
次に進んだら、CPU20は、現時点がサンプリング期間であるか、すなわち、変数iの値がマーカー特徴区間の15コマ“0F〜1D”(図3(d)参照)の値を示しているか判別する(ステップS15)。そして、この15コマのサンプリング期間であれば、電波受信回路12から送られるタイムコード信号の信号レベルを検出する(ステップS16)。上記ステップS15,S16の処理によりレベル検出手段が構成される。
続いて、信号レベルがマーカー信号と合致するハイレベルか判別し(ステップS17)、ハイレベルであれば現在のパルス位置に対応する合致検出数メモリAjに「1」を加算して(ステップS18)、次のステップS19に進む。一方、ローレベルであれば、そのままステップS19にジャンプする。上記のステップS17,18の処理により第1算出手段および第2算出手段が構成される。さらに、上記のステップS15でサンプリング期間でないと判別された場合も、そのままステップS19にジャンプする。
ステップS19に進むと、CPU20は、64Hzのコマ数を示す変数iを「+1」更新し(ステップS19)、変数iが1秒期間を過ぎた値(0x40)となったか判別する(ステップS20)。そして、未だであれば、ステップS13に戻って、ステップS13からの処理を繰り返す。一方、1秒期間を過ぎた値(0x40)になっていれば、64Hzのコマ数を表わす変数iの値と、タイムコード信号の1フレーム中のパルス位置を示す変数jの値の更新を行う(ステップS21)。すなわち、1秒期間を64分割したコマ番号を表わす変数iの値を1秒期間の始端を表わす「00」に戻すとともに、1フレーム中のパルス位置を表わす変数jの値を次のパルス位置の値にするため「+1」加算する(ただし、「60」になったら「0」に戻す)。
続いて、6フレーム分の処理が終了したか判別し(ステップS22)、未だであればステップS13に戻り、終了していれば次の処理(ステップS26〜S29;図8)へ移行する。
つまり、秒同期点から1秒期間にかけて、ステップS13〜S20のループ処理が繰り返し実行されることで、1個のパルス信号に対して64Hzの周期で15コマ“0F〜1D”の信号レベルが検出されて、マーカー信号と合致する合致検出数がこのパルス信号のパルス位置に対応する合致検出数メモリAjにカウントされるようになっている。
また、ステップS13〜S22のループ処理が繰り返し実行されることで、上記の合致検出数のカウントが、6フレームのタイムコード信号の個々のパルス信号に対して実行されるとともに、6フレームの同一のフレーム位置にそれぞれ配置された6個のパルス信号についての合致検出数が合算されて、対応する合致検出数メモリA0〜A59にカウントされるようになっている。その結果、図6に示したような処理結果が得られる。
6フレーム分の処理が終了して次の処理(ステップS26〜S29;図8)に進むと、CPU20は、先ず、合致検出数メモリA0〜A59の各値と所定の閾値(マーカー信号とその他のパルス信号とを識別する閾値)とを比較して、2連続で閾値以上の値がありマーカー信号が2個並んでいると判別できる箇所を抽出する(ステップS26;図8)。
そして、マーカー信号が2個並んだ箇所が1箇所のみか判別し(ステップS27)、1箇所のみであれば正常にマーカー信号が検出されたと判断し、2連続のマーカー信号の後者の始端を分同期点(00秒)として決定する(ステップS28)。一方、1箇所のみでなければ正常にマーカー信号が検出されなかったと判断してエラー処理を実行する(ステップS29)。上記のステップS26〜S29の処理によりマーカー決定手段が構成される。そして、この分同期検出処理を終了して、時刻修正処理に戻る。
[タイミング信号の補正処理]
次に、ステップS14の補正周期とこの補正周期に実行されるステップS23〜S25処理のタイミング信号の補正処理について説明する。これらの処理によりタイミング補正手段が構成される。
図10には、サンプリングタイミングの補正処理の作用を説明する図である。同図(a)は、正確な64Hzのタイミング信号の60個の間隔のうち開始部分(1番目〜6番目)と終了部分(55番目〜60番目)を示したもの、(b)は誤差のある64Hzのタイミング信号の60個の間隔のうち開始部分(1番目〜6番目)と終了部分(55番目〜60番目)を示したもの、(c)は誤差のある64Hzのタイミング信号に対して補正処理を行った例を示すものである。
発振回路13の発振周波数に例えば100ppm(百万分率)程度の誤差がある場合、図10(a),(b)を比較して分かるように、64Hzのタイミング信号の出力を続けていくとタイミング信号に無視できないズレが生じてくる。例えば、6分間を通して上記の誤差の有る64Hzのタイミング信号の出力を続けると、最終的には36msのズレが生じる。このズレは64Hzのコマ数で2コマ以上の長さとなり、そのため、上記のマーカー信号の検出処理に悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、この実施形態の分同期検出処理では、図10(c)に示すように、タイミング信号のズレがさほど大きくなる前、例えば256Hzの1周期の長さ(4ms)に達するごとに、分周回路14の64Hzの分周動作に256Hzの分周動作を差し挟むことで、64Hzのタイミング信号の間隔に補正インターバルTinを差し挟んで、タイミング信号のズレがそれ以上に大きくなることを回避する。このような補正処理を行うことで、64Hzのタイミンク信号の出力を6分間など長い時間続けた場合でも、タイミング信号のズレ量を小さな範囲(例えば−4ms以内)に収めることができる。
64Hzのタイミング信号が256Hzの1周期の長さ(4ms)になる周期は、後述する補正データ設定処理によってRAM21の記憶領域21bに格納され、この補正周期設定データを用いて判定されることになる。
このようなタイミング信号の補正処理が、分同期検出処理(図7)のステップS14,S23〜S25において実行されるようになっている。すなわち、ステップS14において、CPU20が、記憶領域21bに格納された補正周期設定データに基づいて、現時点が64Hzのタイミング信号のズレ量が256Hzの一周期の長さに達する補正周期であるか否かを判別する。そして、補正周期であれば分周回路14を256Hzの分周比に切り替え(ステップS23)、256Hzのタイミング信号の入力を待機して(ステップS24)、1回の入力があったら再び分周回路14を64Hzの分周比に切り替え(ステップS25)、ステップS15に戻る。このような処理により、図10(c)に示した64Hzのタイミング信号の補正が達成される。
図9には、補正周期を求める補正データ設定処理のフローチャートを示す。
この補正データ設定処理は、例えば電波時計1の動作開始時(電池投入時)に実行される。この補正データ設定処理が開始されると、CPU20は、先ず、EEPROM22のタイマートリミングデータ22aを読出し(ステップS31)、このデータから64Hzのタイミング信号の誤差を計算する(ステップS32)。さらに、ステップS32で求めた誤差が積算されて256Hzの1周期(4ms)となる回数を計算する(ステップS33)。そして、この回数を補正周期設定データとしてRAM21の記憶領域21bに記憶させる(ステップS34)。
このような処理により、個々の電波時計ごとに発振回路13の誤差が異なっても、この誤差を表わすタイマートリミングデータ22aに基づき適切な補正周期が計算される。それにより分同期検出処理のサンプリングタイミングの誤差を適切に補正できるようになっている。
以上のように、この実施の形態の電波時計1およびその分同期検出処理によれば、複数フレーム中の個々のパルス信号に対してマーカー信号と合致する信号レベルの検出数(合致検出数)が合致検出数メモリA0〜A59にカウントされ、且つ、この合致検出数が1フレーム周期で合算されていくので、この合算された合致検出数によりノイズの影響が低減されて正確なマーカー信号の検出を行うことが可能となる。
さらに、上記の合致検出数は、各パルス信号のマーカー特徴区間の複数時点で検出された信号レベルのうちマーカー信号と合致する信号レベルの検出数であるので、各パルス信号の全区間にわたるサンプリングデータをそのまま記憶してデータ処理する場合と比べて、データの記憶に必要なRAM21の容量、ならびに、データ処理にかかる負荷を大幅に低減することができる。
また、この実施形態の電波時計1およびその分同期検出処理によれば、1フレームのタイムコード信号の60個のパルス位置に対応づけられた60個の合致検出数メモリA0〜A59を有し、この合致検出数メモリA0〜A59に複数フレームにわたる各パルス信号についての合致検出数が加算および記憶されるようになっている。従って、マーカー信号を検出するためのデータ記憶容量を非常に小さくすることができる。
また、この実施形態の電波時計1では、マーカー特徴区間に所定周波数でタイムコード信号をサンプリングすることで、複数時点の信号レベルを検出する構成なので、各パルス信号に対して一律のタイミングで信号レベルの検出が行われ、正確なマーカー信号の検出に寄与することができる。
また、この実施形態の電波時計1では、図7のステップS14,S23〜S25の補正処理によって、サンプリング用のタイミング信号の誤差が大きくならないように補正される。従って、発振回路13の誤差がマーカー信号の検出処理に悪影響を与えるのを回避することができる。
また、上記タイミング信号の補正は、サンプリング用のタイミング信号のズレが所定時間に達する補正周期ごとに、分周回路14に所定の分周動作を1サイクル行わせて補正インターバルTinを差し挟むことで実現している。従って、補正処理の負荷も非常に小さなものとなっている。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、合致検出数メモリA0〜A59に、マーカー信号と合致する信号レベルの検出数をカウントする構成を示したが、逆にマーカー信号と合致しない信号レベルの検出数をカウントして、カウント値が小さい箇所をマーカー信号のパルス位置として抽出するようにしても良い。
また、マーカー特徴区間の信号レベルの検出方法として、タイムコード信号を所定周期でサンプリングする例を示したが、所定周期とせずにマーカー特徴区間の任意の複数のタイミングで信号レベルをそれぞれ検出する構成としても良い。また、タイムコード信号をハイレベルとローレベルの2値の信号としたが、タイムコード信号は復調後のアナログ信号としこれをAD変換して多値の信号としてCPU20が取り込む構成としても良い。この場合、理想的なマーカー信号の信号レベルに所定の許容誤差の範囲で収まる信号レベルを合致する信号レベルと見なすようにしても良い。
また、合致検出数メモリA0〜A59の値からマーカー信号の箇所を決定する方法は、個々のパルス位置ごとに合致検出数と閾値とを比較してマーカー信号の箇所か否かを判別する方法に制限されず、種々の決定方法を採用して良い。
また、サンプリング用のタイミング信号の誤差の補正方法は、タイミング信号のズレが一定時間に達する周期ごとに、タイミング信号を一定時間遅らせる方法に限られず、例えば、タイミング信号を一定回数出力するごとに、この一定回数の出力で積算されるズレ量に相当する時間だけタイミング信号を遅らせる方法を採用するなど、種々の変形が可能である。
また、上記実施形態では、日本の標準電波JJYに対してマーカー信号を検出する例を示したが、他の標準電波に対しても同様の処理によりマーカー信号を検出することが可能である。すなわち、マーカー信号と他の信号とで信号レベルが異なるマーカー特徴区間を、処理対象の標準電波に対応させて設計変更すればよい。その他、マーカー信号の検出で処理対象とするタイムコード信号のフレーム数、サンプリング周波数やサンプリングのコマ数、タイミング信号の1回の誤差補正の時間長など、実施形態に示した細部等は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 電波時計
2 秒針
3 分針
4 時針
7 液晶表示器
11 アンテナ
12 電波受信回路
13 発振回路
14 分周回路
15 計時回路
19 操作部
20 CPU
21 RAM
21a 合致検出数メモリの記憶領域
21b 補正周期設定データの記憶領域
22 EEPROM
22a タイマートリミングデータ
22b 時刻修正処理のプログラム
A0〜A59 合致検出数メモリ
M,P0〜P5マーカー信号
Ts マーカー特徴区間
Tin 補正インターバル

Claims (6)

  1. 複数種類のパルス信号が周期的に配列されてなるとともに1フレーム中の所定箇所にフレーム位置を表わすマーカー信号が配されてなるタイムコード信号を入力する信号入力手段と、
    複数フレーム中の個々の前記パルス信号に対して、理想的な前記マーカー信号と理想的な他のパルス信号とで信号レベルが異なるマーカー特徴区間に含まれる複数時点の信号レベルをそれぞれ検出するレベル検出手段と、
    前記レベル検出手段により検出された信号レベルのうちマーカー信号と合致する信号レベルの検出数に関する値を表わす合致検出数を1フレーム内のパルス位置に対応づけて算出する第1算出手段と、
    前記複数フレーム中の各パルス信号について求められた前記合致検出数のうち1フレーム内の同一のパルス位置に対応づけられた合致検出数をそれぞれ合算する第2算出手段と、
    前記第2算出手段により合算された値に基づいて1フレーム中の何れのパルス位置にマーカー信号が配置されているか決定するマーカー決定手段と、
    を備えたことを特徴とするマーカー検出装置。
  2. 1フレーム内の複数のパルス位置にそれぞれ対応づけられた複数の記憶部を備え、
    前記第1および第2算出手段は、
    前記合致検出数を、当該合致検出数が得られるパルス位置に対応する前記記憶部で計数することで、前記複数フレーム分の前記合致検出数の合算値を前記複数の記憶部に記憶していくことを特徴とする請求項1記載のマーカー検出装置。
  3. 前記レベル検出手段は、
    前記マーカー特徴区間内に設定された所定のサンプリング期間にわたって所定のサンプリング周期で前記タイムコード信号の信号レベルを検出することを特徴とする請求項1記載のマーカー検出装置。
  4. 前記レベル検出手段に前記サンプリング周期を知らせるためのタイミング信号を生成するタイマー回路と、
    該タイマー回路のタイミング誤差を表わす誤差情報を記憶する誤差情報記憶手段と、
    前記タイミング誤差に基づく前記タイミング信号の出力タイミングのズレを前記誤差情報に基づいて補正するタイミング補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のマーカー検出装置。
  5. 前記タイミング補正手段は、
    前記タイマー回路が前記タイミング信号を繰り返し出力する動作中、設定周期ごとに前記タイマー回路に補正用のインターバルを差し挟む動作を行わせて、前記タイミング信号の出力タイミングのズレを補正することを特徴とする請求項4記載のマーカー検出装置。
  6. 時刻を計時する計時手段と、
    標準電波を受信して前記タイムコード信号を出力する電波受信手段と、
    請求項1〜5の何れか一項に記載のマーカー検出装置と、
    該マーカー検出装置により検出されたマーカー信号を基準にして前記タイムコード信号を復号して時刻情報を生成する復号手段と、
    該復号手段により生成された時刻情報に基づいて前記計時手段の計時時刻を修正する時刻修正手段と、
    を備えたことを特徴とする電波時計。
JP2010161159A 2010-07-16 2010-07-16 マーカー検出装置および電波時計 Active JP4998605B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010161159A JP4998605B2 (ja) 2010-07-16 2010-07-16 マーカー検出装置および電波時計
US13/171,658 US8599650B2 (en) 2010-07-16 2011-06-29 Marker detecting apparatus and radio-controlled timepiece
CN2011102046580A CN102339015B (zh) 2010-07-16 2011-07-15 标记检测装置以及电波钟表
EP20110174075 EP2407836B1 (en) 2010-07-16 2011-07-15 Marker detecting apparatus and radio-controlled timepiece

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010161159A JP4998605B2 (ja) 2010-07-16 2010-07-16 マーカー検出装置および電波時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012021920A true JP2012021920A (ja) 2012-02-02
JP4998605B2 JP4998605B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=44936624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010161159A Active JP4998605B2 (ja) 2010-07-16 2010-07-16 マーカー検出装置および電波時計

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8599650B2 (ja)
EP (1) EP2407836B1 (ja)
JP (1) JP4998605B2 (ja)
CN (1) CN102339015B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5751280B2 (ja) * 2013-05-28 2015-07-22 カシオ計算機株式会社 電波時計
CN104330965A (zh) * 2014-09-22 2015-02-04 中国科学院国家授时中心 并行脉冲标记器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258364A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Seikosha Co Ltd パルス信号検出回路
JPH1082874A (ja) * 1996-09-05 1998-03-31 Seiko Kurotsuku Kk パルス検出回路および電波修正時計
JPH1152083A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JP2003222687A (ja) * 2001-11-20 2003-08-08 Citizen Watch Co Ltd 電波時計、標準電波受信方法および電子機器
JP2006071318A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Oki Electric Ind Co Ltd 標準電波受信装置及びタイムコード復号方法
JP2010008324A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Casio Comput Co Ltd タイムコード判別装置および電波時計

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3684964A (en) * 1970-08-07 1972-08-15 Hathaway Instr Inc Decoding system and method for generating time signals
JP3938248B2 (ja) * 1998-06-01 2007-06-27 富士通株式会社 情報転送装置
US20050050824A1 (en) * 2003-08-18 2005-03-10 Warner William Kent Garage door cladding system and method
JP4276113B2 (ja) * 2004-03-05 2009-06-10 Okiセミコンダクタ株式会社 標準電波受信時刻装置及びタイムコード信号の復号化方法
JP4469221B2 (ja) * 2004-05-19 2010-05-26 セイコーインスツル株式会社 電波修正時計
JP4322786B2 (ja) * 2004-11-29 2009-09-02 Okiセミコンダクタ株式会社 複数標準電波のデコード方法及び標準電波受信装置
US8446800B2 (en) * 2010-04-16 2013-05-21 Casio Computer Co., Ltd Time information acquisition apparatus and radio wave timepiece

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258364A (ja) * 1993-03-04 1994-09-16 Seikosha Co Ltd パルス信号検出回路
JPH1082874A (ja) * 1996-09-05 1998-03-31 Seiko Kurotsuku Kk パルス検出回路および電波修正時計
JPH1152083A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JP2003222687A (ja) * 2001-11-20 2003-08-08 Citizen Watch Co Ltd 電波時計、標準電波受信方法および電子機器
JP2006071318A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Oki Electric Ind Co Ltd 標準電波受信装置及びタイムコード復号方法
JP2010008324A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Casio Comput Co Ltd タイムコード判別装置および電波時計

Also Published As

Publication number Publication date
CN102339015A (zh) 2012-02-01
US8599650B2 (en) 2013-12-03
EP2407836B1 (en) 2013-08-28
JP4998605B2 (ja) 2012-08-15
CN102339015B (zh) 2013-07-24
EP2407836A3 (en) 2012-04-18
EP2407836A2 (en) 2012-01-18
US20120014226A1 (en) 2012-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5099185B2 (ja) 時刻情報取得装置および電波時計
JP5067452B2 (ja) 時刻情報取得装置および電波時計
JP5104922B2 (ja) 時刻情報取得装置および電波時計
JP4998605B2 (ja) マーカー検出装置および電波時計
EP2407835B1 (en) Radio controlled timepiece
EP2458459A2 (en) Time-Information Obtaining Apparatus and Radio-Controlled Timepiece
JP2011174870A (ja) 電波修正時計およびその制御方法
JP5083384B2 (ja) 時刻データ受信装置、及び、電波時計
JP2011214871A (ja) 時刻受信装置、電波修正時計および時刻受信装置の制御方法
JP6558289B2 (ja) 電子時計および電子時計の制御方法
JP5751280B2 (ja) 電波時計
JP5810978B2 (ja) 時刻情報取得装置、及び、電波時計
JP5041037B2 (ja) 秒同期検出装置および電波時計
JP6191653B2 (ja) 電波時計
JP5382243B2 (ja) 時刻受信装置、電波修正時計および時刻受信装置の制御方法
JP2017015621A (ja) 電波受信装置、電波修正時計および電波受信方法
JP5023841B2 (ja) 電波時計
JP2016148537A (ja) 標準電波受信装置、電波修正時計、及び標準電波受信方法
JP2014081289A (ja) 電波修正時計、電波修正時計の制御方法、電波修正時計の制御プログラム、及び記録媒体
JP2009229400A (ja) 電波受信装置および電波時計
JP2010043910A (ja) 時刻受信装置、電波修正時計および時刻受信装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4998605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3