JP5041037B2 - 秒同期検出装置および電波時計 - Google Patents
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Description
1秒毎の同期点で信号波形に所定の変化が生じるタイムコード信号を受けて前記同期点の検出を行う秒同期検出装置において、
前記タイムコード信号のレベルを所定のサンプリング周期で検出するサンプリング手段と、
このサンプリング手段により検出されたレベルの変化を数値化する数値化手段と、
この数値化手段により数値化された一連の値の各々について、当該値と当該値の前後に連続する複数個の値とを合算する合算処理、ならびに、1秒周期で複数秒間分の値を重ね合わせる積算処理を行う演算手段と、
を備え、
前記演算手段の前記合算処理および前記積算処理を経て得られた一連の値に基づいて前記同期点が決定されることを特徴としている。
前記演算手段は、
前記合算処理により得られた一連の値に対して再び前記合算処理を行うというように当該合算処理を複数回行うことを特徴としている。
前記数値化手段は、
前記レベルの変化が、前記同期点の変化に近い変化であれば大きな値に、前記同期点の変化から遠い変化であれば小さな値になるように、且つ、何れの場合もゼロ以上の値になるように、当該レベルの変化を数値化する構成であり、
前記演算手段の前記合算処理および前記積算処理を経て得られた一連の値のピークがあるタイミングに基づいて前記同期点が決定されること特徴としている。
運針タイミングと重なる期間に入力したタイムコード信号についての値を、前記演算手段の前記積算処理から除外する演算除外手段を備えたことを特徴としている。
理想的な信号波形で前記同期点以外に前記所定の変化が存在しない標準電波を受信する場合で、且つ、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち1個の値にピークがあった場合には、この値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち連続する2個の値が共にピークであった場合には、何れか一方の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち不連続の2個の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とし、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち3個以上の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とする同期点決定手段を備えていることを特徴としている。
理想的な信号波形で前記同期点から第1期間離れた時点にも前記所定の変化が生じることのある標準電波を受信する場合で、且つ、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち1個の値にピークがあった場合には、この値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち連続する2個の値が共にピークであった場合には、何れか一方の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち前記第1期間±所定の許容誤差だけ離れた範囲で2個の値が共にピークであった場合には、前側の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち不連続で且つ前記第1期間±所定の許容誤差だけ離れた範囲以外に2個の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とし、
前記運算手段の処理により得られた一連の値のうち3個以上の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とする同期点決定手段を備えていることを特徴としている。
時刻を計時する計時手段と、
標準電波を受信して前記タイムコード信号を復調する電波受信手段と、
この電波受信手段により復調された前記タイムコード信号を受けて前記同期点の検出を行う請求項1〜6の何れか一項に記載の秒同期点検出装置と、
前記秒同期点検出装置の前記同期点の検出結果を用いて前記タイムコード信号を復号し時刻情報を生成する復号手段と、
前記復号手段により生成された時刻情報に基づいて前記計時手段の計時時刻を修正する時刻修正手段と、
を備えたことを特徴とする電波時計である。
先ず、秒同期検出処理で実行されるサンプリング処理、波形変化の数値化処理、積算処理について説明する。
次に、合算処理について説明する。10秒間分のサンプリングおよび波形変化の数値化および積算処理が完了したら、次に、CPU20は、積算処理後の64コマの波形値メモリA0〜A63の値に対して、各々の値と、これに連続する複数コマの値とを合算する合算処理を2回行う(ステップS26)。上記ステップS21とこのステップS26の処理により演算手段が構成される。
続いて、上記波形値メモリA0〜A63の値に基づいて秒同期点を確定させる処理について説明する。CPU20は、ステップS26で合算処理を行ったら、この演算後の一連の値のピークの存在するサンプリング期間に基づいて秒同期点を確定させる処理(ステップS27〜S35;図5)に移行する。この処理により同期点決定手段が構成される。
2 秒針
3 分針
4 時針
7 液晶表示器
11 アンテナ
12 電波受信回路
13 発振回路
14 分周回路
15 計時回路
16 第1モータ
17 第2モータ
19 操作部
20 CPU
21 RAM
21a 波形値メモリ領域
21b 都市データ記憶領域
22 ROM
22a 波形変化値データ
22b 時刻修正処理プログラム
Claims (7)
- 1秒毎の同期点で信号波形に所定の変化が生じるタイムコード信号を受けて前記同期点の検出を行う秒同期検出装置において、
前記タイムコード信号のレベルを所定のサンプリング周期で検出するサンプリング手段と、
このサンプリング手段により検出されたレベルの変化を数値化する数値化手段と、
この数値化手段により数値化された一連の値の各々について、当該値と当該値の前後に連続する複数個の値とを合算する合算処理、ならびに、1秒周期で複数秒間分の値を重ね合わせる積算処理を行う演算手段と、
を備え、
前記演算手段の前記合算処理および前記積算処理を経て得られた一連の値に基づいて前記同期点が決定されることを特徴とする秒同期検出装置。 - 前記演算手段は、
前記合算処理により得られた一連の値に対して再び前記合算処理を行うというように当該合算処理を複数回行うことを特徴とする請求項1記載の秒同期検出装置。 - 前記数値化手段は、
前記レベルの変化が、前記同期点の変化に近い変化であれば大きな値に、前記同期点の変化から遠い変化であれば小さな値になるように、且つ、何れの場合もゼロ以上の値になるように、当該レベルの変化を数値化する構成であり、
前記演算手段の前記合算処理および前記積算処理を経て得られた一連の値のピークがあるタイミングに基づいて前記同期点が決定されること特徴とする請求項1記載の秒同期検出装置。 - 運針タイミングと重なる期間に入力したタイムコード信号についての値を、前記演算手段の前記積算処理から除外する演算除外手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の秒同期検出装置。
- 理想的な信号波形で前記同期点以外に前記所定の変化が存在しない標準電波を受信する場合で、且つ、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち1個の値にピークがあった場合には、この値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち連続する2個の値が共にピークであった場合には、何れか一方の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち不連続の2個の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とし、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち3個以上の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とする同期点決定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の秒同期検出装置。 - 理想的な信号波形で前記同期点から第1期間離れた時点にも前記所定の変化が生じることのある標準電波を受信する場合で、且つ、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち1個の値にピークがあった場合には、この値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち連続する2個の値が共にピークであった場合には、何れか一方の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち前記第1期間±所定の許容誤差だけ離れた範囲で2個の値が共にピークであった場合には、前側の値に対応するタイミングを前記同期点として決定し、
前記演算手段の処理により得られた一連の値のうち不連続で且つ前記第1期間±所定の許容誤差だけ離れた範囲以外に2個の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とし、
前記運算手段の処理により得られた一連の値のうち3個以上の値が共にピークであった場合には、前記同期点を決定不可とする同期点決定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の秒同期検出装置。 - 時刻を計時する計時手段と、
標準電波を受信して前記タイムコード信号を復調する電波受信手段と、
この電波受信手段により復調された前記タイムコード信号を受けて前記同期点の検出を行う請求項1〜6の何れか一項に記載の秒同期点検出装置と、
前記秒同期点検出装置の前記同期点の検出結果を用いて前記タイムコード信号を復号し時刻情報を生成する復号手段と、
前記復号手段により生成された時刻情報に基づいて前記計時手段の計時時刻を修正する時刻修正手段と、
を備えたことを特徴とする電波時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010140308A JP5041037B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 秒同期検出装置および電波時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010140308A JP5041037B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 秒同期検出装置および電波時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012002769A JP2012002769A (ja) | 2012-01-05 |
JP5041037B2 true JP5041037B2 (ja) | 2012-10-03 |
Family
ID=45534901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010140308A Active JP5041037B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 秒同期検出装置および電波時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5041037B2 (ja) |
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JP2004294331A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Seiko Epson Corp | 電子機器の電波受信制御方法 |
CN100476640C (zh) * | 2003-12-24 | 2009-04-08 | 西铁城控股株式会社 | 电波修正表、电子机器及时刻修正方法 |
JP4544347B2 (ja) * | 2008-07-09 | 2010-09-15 | カシオ計算機株式会社 | 時刻情報取得装置および電波時計 |
-
2010
- 2010-06-21 JP JP2010140308A patent/JP5041037B2/ja active Active
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