JPH0625822B2 - 光デイスク用レンズ - Google Patents

光デイスク用レンズ

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JPH0625822B2
JPH0625822B2 JP10045085A JP10045085A JPH0625822B2 JP H0625822 B2 JPH0625822 B2 JP H0625822B2 JP 10045085 A JP10045085 A JP 10045085A JP 10045085 A JP10045085 A JP 10045085A JP H0625822 B2 JPH0625822 B2 JP H0625822B2
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JP
Japan
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lens
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lens group
source side
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JP10045085A
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JPS61259213A (ja
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洋治 久保田
隆明 田中
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主としてレーザ光を回折限界付近にまで集
光させ得るように収差補正された小型な大口径レンズ、
特にディジタルオーディオディスクやビデオディスク等
の光ディスク用レンズに関する。
〔従来技術〕
ディジタルオーディオディスク用あるいはビデオディス
ク用のピックアップレンズとしての光ディスク用レンズ
はピックアップユニット等の小さなアクチュエーターに
装着され、フォーカシング等の制御駆動を受けるので、
まず、小型、軽量であることが要求される。さらに上記
駆動に対し、駆動時にレンズがディスク面に衝突しない
よう充分な作動距離を有することが要求されている。ま
た、レーザ光をディスク表面に微小スポットとして集光
させなければならないので、大きなNA(開口数)を保
ちながら光軸とその周辺にわたって、ほぼ無収差に近い
程度に良好に収差が補正されていることが必要である。
その他に作り易いこと、低コストであること、安定した
性能、耐久性などが求められている。無論これらの諸条
件を満足するレンズ系を提供するには、設計、製作の両
面で精密な技術が必要であることは言うまでもない。
これら諸条件を満足する光ディスク用レンズとして、種
々のタイプのレンズ系が報告されている。そしてその多
くは入射するレーザ光束が、光軸に対して平行光束であ
るという条件のもとで使用される集光レンズである。
(発明が解決しようとしている問題点) 入射光束が、平行光束であるという条件のもとで集光レ
ンズが使用される場合、ピックアップを構成する光学系
にはレーザ光を所望の光束径に変換する光学系が必要で
ある。特に半導体レーザを光源として使用する場合に
は、半導体レーザからの発散光束を平行光束化させるコ
リメートレンズが必要となる。一般にピックアップに用
いられるコリメートレンズは小さなNAをカバーするだ
けで充分であるのだが、最低2枚のレンズは必要であ
り、また、平行光束の条件のもとで使用される集光レン
ズは、慨ね3枚構成のレンズが多いので一般的なピック
アップには略5枚のレンズが使用されているといえる。
この様なピックアップ光学系において、フォーカシング
及びトラッキング制御に対して、集光レンズのみを駆動
させるのが一般的であり、光源部、コリメートレンズ、
集光レンズ等を一体化してフォーカシング駆動させるこ
とは行なっていない。
その理由は、一体化した場合レンズ系の構成枚数が多い
ので駆動部が重くなり、フォーカシング制御、あるいは
トラッキング制御に対して大きな駆動力が必要となった
り、カットオフ周波数が低くなるなど好ましくない現象
が生ずるからである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、コリメートレンズと集光レンズの機能
を1組のレンズに集約し、光源と集光スポットとの間を
有限倍率で結ぶことによって構成枚数を減らし、上記一
体化して制御させ得る光学系に適した光ディスク用レン
ズを提供することである。
〔発明の構成〕
本発明に係るレンズ系は第1図に構成図を示す如く、以
下のように構成されている。
即ち光源側から順に集光側に向って第1群レンズ、第2
群レンズ及び第3群レンズの3つのレンズ群によって構
成されており、光源側から順に第1群レンズは正レンズ
の第1レンズで構成されており、第2群レンズは、負レ
ンズの第2レンズと正レンズの第3レンズとの接合レン
ズで構成されており、第3群レンズは光源側に凸面を向
けた正メニスカスレンズの第4レンズで構成されている
3群4枚数構成のレンズ系であって、以下の条件を満た
すことを特徴としている。
(1)6.0<f23/f<8.0 (2)0.5<r/f<0.6 但し、fは全系の焦点距離、f23は第2群レンズ焦点距
離、fは第3群レンズの焦点距離、rは第4レンズ
の光源側の曲率半径である。
上記条件式(1)は作動距離を良好に保つための条件で
ある。上限を越えると、第3群レンズの第4レンズが負
担するパワーが大きくなりすぎてしまい各収差を良好に
補正することが困難になる。また、下限を越えると作動
距離が小さくなりすぎてフォーカシングの制御駆動に支
障をきたす。
条件式(2)は正弦条件を良好に補正するための条件で
ある。上限を越えると正弦条件の補正不足、下限を越え
ると補正過剰となりともに軸外収差が悪化して軸外の良
好な集光性能の確保が困難になる。
上記構成と条件を満たすことにより、光源と光学系等を
一体化してフォーカシング及びトラッキング制御を行な
う場合に適した光ディスク用レンズを実現することがで
きる。
(実施例) 以下に本発明にもとずく実施例を示す。
第1図で本発明光ディスク用レンズの一実施例の構成を
示すと、光源側から順に集光側に向って第1群レンズ
I、第2群レンズII及び第3群レンズIIIの3つのレン
ズ群によって構成されており、光源側から順に第1群レ
ンズIは正レンズの第1レンズLで構成されており、
第2群レンズIIは負レンズの第2レンズLと正レンズ
の第3レンズLとの接合レンズによって構成されてお
り、第3群レンズIIIは光源側に凸面を向けた正メニス
カスレンズの第4レンズLで構成される3群4枚構成
のレンズ系である。尚、符号1は光源側のカバーガラ
ス、符号2は集光側のカバーガラスを示す。第2図は収
差図である。
但し r,r…r:各構成レンズの曲率半径 d,d…d:各構成レンズの軸上厚みと軸上空気
間隔 n、n…n:各構成レンズの波長780nmにおける
屈折率 ν、ν…ν:各構成レンズのアッベ数 f:全系の焦点距離 f23:第2群レンズの焦点距離 f:第3群レンズの焦点距離 NA:開口数 M:倍率 td:レンズの光源側カバーガラスの厚み td:レンズの集光側カバーガラスの厚さ tn:レンズの光源側カバーガラスの波長780 nmにおけ
る屈折率 tn:レンズの集光側カバーガラスの波長780 nmにおけ
る屈折率 Y:像高 実施例1 f=1 NA=0.45 M=−0.345 r=−27.5056 d=0.4025 n=1.81961 ν=37.3 r=−2.5588 d=0.0575 r=2.5185 d=0.2185 n=1.78571 ν=25.5 r=0.8539 d=0.5434 n=1.55749 ν=60.8 r=−6.3769 d=0.0288 r=0.8481 d=0.4313 n=1.81961 ν=37.3 r=2.2885 td=1.2363 tn=1.51118 td=0.345 tn=1.51 f23/f=7.28 r/f=0.59 実施例2 f=1 NA=0.45 M=−0.352 r=−53.4428 d=0.4075 n=1.81961 ν=37.3 r=−2.7289 d=0.0562 r=2.4844 d=0.2136 n=1.78571 ν=25.5 r=0.8656 d=0.5396 n=1.55749 ν=60.8 r=−6.2054 d=0.0281 r=0.8544 d=0.4890 n=1.81961 ν=37.3 r=2.1556 td=1.2085 tn=1.51118 td=0.3372 tn2=1.51 f23/f=6.80 r/f=0.58 実施例3 f=1 NA=0.45 M=−0.353 r=62.6577 d=0.4044 n=1.76201 ν=49.6 r=−2.5906 d=0.0568 r=2.3066 d=0.2159 n=1.78571 ν=25.5 r=0.8428 d=0.4971 n=1.55749 ν=60.8 r=−7.4679 d=0.0284 r=0.8144 d=0.4857 n=1.76201 ν=49.6 r=2.0111 td=1.2215 tn=1.51118 td=0.3409 tn=1.51 f23/f=6.64 r/f=0.53 〔発明の効果〕 以上の様に構成したことにより、本発明の光ディスク用
レンズは、光源部と光学系等を一体化してフォーカシン
グ及びトラッキング制御を行なった場合に適した光ディ
スク用レンズを実現できると共に、有限系であるので枚
数を少なくすることができ、低コスト、コンパクト化が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例におけるレンズ構成図、第
2図は実施例1の収差図で(イ)球面収差、(ロ)正弦
条件、(ハ)非点収差を表わす。(尚、実施例2〜3の
収差図は実施例1に近似するので省略する。) r…r:各構成レンズの曲率半径、 d…d:各構成レンズの軸上厚みと軸上空気間隔、
I:第1群レンズ、II:第2群レンズ、III:第3群レ
ンズ、L:第1レンズ、L:第2レンズ、L:第
3レンズ、L:第4レンズ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源側から順に集光側に向って、第1群レ
    ンズ、第2群レンズ及び第3群レンズの3つのレンズ群
    によって構成されており、光源側から順に第1群レンズ
    は正レンズの第1レンズで構成されており、第2群レン
    ズは負レンズの第2レンズと正レンズの第3レンズとの
    接合レンズで構成されており、第3群レンズは光源側に
    凸面を向けた正メニスカスレンズの第4レンズで構成さ
    れている3群4枚構成のレンズ系であって、以下の条件
    を満たすことを特徴とする光ディスク用レンズ。 (1)6.0<f23/f<8.0 (2)0.5<r/f<0.6 但し、fは全系の焦点距離、f23は第2群レンズ焦点距
    離、fは第3群レンズの焦点距離、rは第4レンズ
    の光源側の曲率半径である。
JP10045085A 1985-05-14 1985-05-14 光デイスク用レンズ Expired - Lifetime JPH0625822B2 (ja)

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JP10045085A JPH0625822B2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14 光デイスク用レンズ

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JPS61259213A JPS61259213A (ja) 1986-11-17
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