JPH06257953A - 焼却炉 - Google Patents
焼却炉Info
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- JPH06257953A JPH06257953A JP5041163A JP4116393A JPH06257953A JP H06257953 A JPH06257953 A JP H06257953A JP 5041163 A JP5041163 A JP 5041163A JP 4116393 A JP4116393 A JP 4116393A JP H06257953 A JPH06257953 A JP H06257953A
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Abstract
る。 【構成】 冷却用空気を噴出して灰を冷却しながら排出
する灰排出装置において灰を冷却した後の冷却用空気が
燃焼用二次空気として炉内へ送られるように構成する。
Description
用される焼却炉に関する。
る従来の流動床式焼却炉の説明図である。図において、
従来の廃棄物焼却用の流動床式焼却炉01内で生じた灰
は炉底の中央から抜き出されて水冷されながらスクリュ
ー型の排出装置03により搬出された後、異物分離装置
04により流動床の砂と不燃物とが分離されるようにな
っている。図における符号02は廃棄物の供給装置、0
5は流動化空気のブロワー、06は循環砂である。
動床式焼却炉において、灰を搬出するスクリュー型の排
出装置03にパイプ等の長尺物やタイヤホイル等の大型
不燃物が混入した場合、排出装置03の入口シュート部
或いはケーシングとスクリューとの間に噛み込んで排出
が不能となる。また、ワイヤ類もスクリュー軸にからみ
付いて排出が不能となる。また、高速回転するスクリュ
ー羽根と流動床の砂との摺動により金属製のスクリュー
の摩耗が激しく寿命が短い。また、灰が水冷されるた
め、廃熱の有効利用ができない。
記課題の解決を目的にしており、冷却用空気を噴出して
灰を冷却しながら排出する灰排出装置と、該灰排出装置
において灰を冷却した後の冷却用空気を燃焼用二次空気
として炉内へ送る手段とを備えた構成を特徴とする。
を噴出して灰を冷却しながら排出する灰排出装置と、該
灰排出装置において灰を冷却した後の冷却用空気を燃焼
用二次空気として炉内へ送る手段と、上記灰排出装置に
設けられ灰を押出して排出する押出し装置とを備えた構
成を特徴とする。
空気を噴出して灰を冷却しながら排出する灰排出装置に
おいて灰を冷却した後の冷却用空気が燃焼用二次空気と
して炉内へ送られるようになっており、灰を冷却して高
温になった冷却用空気が焼却炉の燃焼用二次空気として
利用される。
却用空気を噴出して灰を冷却しながら排出する灰排出装
置において灰を冷却した後の冷却用空気が焼却用二次空
気として炉内へ送られるとともに灰排出装置に押出し装
置が設けられて灰を押出して排出するようになってお
り、灰を冷却して高温になった冷却用空気が焼却炉の燃
焼用二次空気として利用されるとともに、灰が灰排出装
置に詰まることなく排出される。
炉の説明図である。図において、本実施例に係る流動床
式焼却炉は廃棄物の焼却などに使用されるもので、本流
動床式焼却炉1内で生じる灰は炉底の側端から抜き出さ
れて傾斜して設けられている灰排出装置3により排出さ
れながら流動床の砂と不燃物とが分離されるようになっ
ている。図における符号2は廃棄物の供給装置、4は不
燃物分離部、5は流動化空気のブロワー、6は循環砂、
7は冷却空気孔、8はゲート、9はフラッパ、10は二
次空気である。灰排出装置3は灰の安息角以上に傾斜し
て設けられており、灰が自重により灰排出装置3の底面
を移動して排出されるようになっている。灰の排出量は
スリット状に開口する不燃物分離部4の開孔幅をゲート
8を開閉することにより調節される。この不燃物分離部
4で不燃物と砂とが分離され、砂は回収されて循環して
使用される。不燃物と砂とはこの不燃物分離部4に到る
前に予め冷却空気孔7から噴出する冷却用空気により冷
却され、ハンドリングし易い温度に低下されて排出され
る。この低下される温度は排出される量とは独立してお
り、冷却用空気の量を調節することにより任意に調節さ
れるようになっている。
される砂及び不燃物などの灰は、シュートを経て傾斜し
て設けられている灰排出装置3に至る。灰は灰排出装置
3で冷却空気孔7から噴出する冷却用空気により所定の
温度まで冷却されてスリット状に開孔する不燃物分離部
4に至り、不燃物のみがスリット上を移動して砂は分離
される。この不燃物分離部4の開口幅をゲート8を移動
させて調節することにより灰の堆積位置が変わり、灰が
移動して落下する。冷却用空気は流動床式焼却炉1の燃
焼用二次空気10として使用し廃熱利用を図っている。
また、砂は循環砂6として再利用される。フラッパ9は
冷却用空気が砂の排出側に逃げないようにシールする。
出するスクリュー型の排出装置にパイプ等の長尺物やタ
イヤホイル等の大型不燃物が混入した場合、灰搬出装置
の入口シュート部或いはケーシングとスクリューとの間
に噛み込んで排出が不能となる。また、ワイヤ類もスク
リュー軸にからみ付いて排出が不能となる。また、高速
回転するスクリュー羽根と流動床の砂との摺動により金
属製のスクリューの摩耗が激しく寿命が短い。また、灰
が水冷されるため、廃熱の有効利用ができないが、本流
動床式焼却炉においては底面が傾斜して設けられている
灰排出装置3における不燃物分離部4の開孔部における
ゲート8を移動させるだけで灰の排出量が調節でき、高
温の不燃物や砂を含む灰に接する可動部がないので詰ま
りや摩耗もなく、灰排出装置3が長寿命化されるととも
に保守費が安価なものとなる。また、灰排出装置3内に
は不燃物分離部4が設けられているだけであるので、灰
排出装置3がコンパクトでメンテナンスも容易である。
また、灰を冷却した後の高温の冷却空気は流動床式焼却
炉1の燃焼用の二次空気10として利用されるので、熱
効率が向上する。
焼却炉の説明図である。図において、本実施例に係る流
動床式焼却炉は廃棄物の焼却などに使用されるもので、
本流動床式焼却炉1内で生じる灰は炉底の側端から抜き
出されて灰排出装置3に設けられている押出し装置18
により排出されながら流動床の砂と不燃物とが分離され
るようになっている。図における符号2は廃棄物の供給
装置、4は不燃物分離部、5は流動化空気のブロワー、
6は循環砂、7は冷却空気孔、9はフラッパ、10は二
次空気である。押出し装置18はプッシャ型で、灰中の
長尺物や大型不燃物のからみ付きや詰まりもなく灰を移
動させることができる。灰は押出し装置18により横移
動された後、底部に冷却空気孔7が設けられている冷却
部において冷却用空気と直接接触して効率良く冷却され
るようになっている。冷却された灰はその下流に設けら
れている不燃物分離部4に押出し装置18の押力により
移動し、ここで流動床の砂と不燃物とが移動しながら分
離される。灰から分離された砂は流動床式焼却炉1内に
戻されて循環砂6として再利用され、砂と熱交換して高
温となった冷却用空気は流動床式焼却炉1の燃焼用の二
次空気10として利用されるようになっている。
1内に定量づつ供給され、不燃物および流動床の砂など
の灰は傾斜した炉底から灰排出装置3に排出される。こ
れら混合物の灰は押出装置18により所定量づつ移動
し、冷却空気孔7から噴出する冷却用空気により所定の
温度まで冷却され、不燃物分離部4で砂と不燃物とが分
離され、砂は循環砂6として再利用される。また、冷却
用空気はフラッパ9により不燃物ラインからシールさ
れ、流動床式焼却炉1へ二次空気10として送られ、燃
焼用の二次空気の一部として利用される。
出するスクリュー型の排出装置にパイプ等の長尺物やタ
イヤホイル等の大型不燃物が混入した場合、灰搬出装置
の入口シュート部或いはケーシングとスクリューとの間
に噛み込んで排出が不能となる。また、ワイヤ類もスク
リュー軸にからみ付いて排出が不能となる。また、高速
回転するスクリュー羽根と流動床の砂との摺動により金
属製のスクリューの摩耗が激しく寿命が短い。また、灰
が水冷されるため、廃熱の有効利用ができないが、本流
動床式焼却炉においては往復動式の押出し装置18と空
気冷却を行う冷却空気孔7とを灰排出装置3に組み込む
ことにより長尺物や大型不燃物などが混入してもからみ
付きや詰まりもなく排出されるとともに、不燃物と砂と
の分離も併せて行われるので、灰排出装置3がコンパク
トになる。また、高速回転する部分がないので、灰排出
装置3の寿命が長くなる。
されており、灰を冷却して高温になった冷却用空気が焼
却炉の燃焼用二次空気として利用されるので、焼却炉の
熱効率が向上する。
のフロー図である。
炉のフロー図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 冷却用空気を噴出して灰を冷却しながら
排出する灰排出装置と、該灰排出装置において灰を冷却
した後の冷却用空気を燃焼用二次空気として炉内へ送る
手段とを備えたことを特徴とする焼却炉。 - 【請求項2】上記灰排出装置に灰を押出して排出する押
出し装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の焼
却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04116393A JP3310715B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04116393A JP3310715B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 焼却炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257953A true JPH06257953A (ja) | 1994-09-16 |
JP3310715B2 JP3310715B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04116393A Expired - Fee Related JP3310715B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310715B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7025007B2 (en) * | 2003-09-26 | 2006-04-11 | Ebara Corporation | Incombustible withdrawing system |
CN104848684A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-08-19 | 四川海雅粉体科技有限责任公司 | 一种双出料粉体动态煅烧炉 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012124019A1 (ja) | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 | 流動床ガス化炉 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP04116393A patent/JP3310715B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7159522B2 (en) | 2003-09-26 | 2007-01-09 | Ebara Corporation | Incombustible withdrawing system |
US7331299B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-02-19 | Ebara Corporation | Incombustible withdrawing system |
CN104848684A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-08-19 | 四川海雅粉体科技有限责任公司 | 一种双出料粉体动态煅烧炉 |
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