JPH06257646A - 歯車減速機 - Google Patents

歯車減速機

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JPH06257646A
JPH06257646A JP6745793A JP6745793A JPH06257646A JP H06257646 A JPH06257646 A JP H06257646A JP 6745793 A JP6745793 A JP 6745793A JP 6745793 A JP6745793 A JP 6745793A JP H06257646 A JPH06257646 A JP H06257646A
Authority
JP
Japan
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gear
input
planetary gears
pair
output axis
Prior art date
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Application number
JP6745793A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Tenriyuu
良仁 天龍
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Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 正逆転の切り換え時におけるバックラッシを
除去し、しかも変速歯車に作用する出力トルクの軸線方
向の推力を相殺させると共に変速歯車の精密な軸支を不
要とし、且つ大きな減速比を取ることができる歯車減速
機を提供する。 【構成】 太陽歯車6及び固定内歯車8と歯合して第一
歯車列を構成する第一歯車11と被動内歯車7と歯合し
て第二歯車列を構成する第二歯車12とを同軸線上に一
体化させてなる4個の複合遊星歯車13、14を入出力
軸線周囲に均等に公転可能に配置し、前記複合遊星歯車
の各2個に入出力軸線を挟んで対を形成させると共に、
前記第一歯車列及び第二歯車列の各構成歯車に相異なる
ねじれ角を付与し、且つ一方の一対の複合遊星歯車13
をその軸線方向に移動させる位置調整装置(軸受21、
圧縮ばね22)を設けると共に、前記移動による反力を
他方の一対の複合遊星歯車14が受けるように反力受け
装置(軸受23)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の制御装置のモー
タに組み合わせて使用される歯車減速機に関する。
【0002】
【従来の技術】歯車減速機における各歯車の歯合部分に
は歯車の誤差、変形、熱膨張等に対する逃げとしてバッ
クラッシが必ず設けられるため、正逆転の切り換えに際
して各歯車の歯合面が一方の歯面から他方の歯面に切り
換わるときに前記バックラッシに対応する回転の伝達遅
れが必然的に生じ、回転量が正確に伝達されない等の問
題点があった。
【0003】前記バックラッシによる影響を機構的に除
去した歯車減速機として、特開昭62−56649号公
報には、入出力軸と平行に2個の中間軸を配置すると共
に各中間軸に2個の歯車を固定し、各中間軸上の2個の
歯車を入力軸上の歯車と出力軸上の歯車とに同時に歯合
させて各々歯車列を構成すると共に、一方の歯車列をは
すば歯車で構成すると共に他方の歯車列を平歯車で構成
し、一方の中間軸の端部に軸方向移動を可能にする調整
ねじを設けてなるものが開示されている。この構成によ
れば、調整ねじで一方の中間軸を軸移動させることによ
り、正転及び逆転の両方向に対するはすば歯車列及び平
歯車列の各歯合間隙が事実上なくなり、正逆転の切り換
え時における各歯合部分のバックラッシが除去される。
【0004】しかしながら、前記従来技術には、はすば
歯車列の採用に起因して各中間軸に作用する出力トルク
の軸線方向の大きな推力の反力を受ける必要があり、効
率の低下を招くこと、及び大きな減速比を取り難いこと
等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、正逆
転の切り換え時における各歯合部分のバックラッシを除
去し、しかも変速歯車に作用する出力トルクの軸線方向
の推力を相殺させると共に変速歯車の精密な軸支を不要
とし、且つ大きな減速比を取ることができる歯車減速機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る歯車減速機
は、ケーシングに入力軸及び出力軸を同軸線上に回転自
在に設け、入力軸上に太陽歯車、出力軸上に被動歯車、
ケーシングに入出力軸線を中心とする固定内歯車を各々
設け、前記太陽歯車及び固定内歯車と歯合して第一歯車
列を構成する第一歯車と前記被動歯車と歯合して第二歯
車列を構成する第二歯車とを同軸線上に一体化させてな
る4個の複合遊星歯車を入出力軸線周囲に均等に公転可
能に遊星配置し、前記複合遊星歯車の各2個に入出力軸
線を挟んで対を形成させると共に、前記第一歯車列及び
第二歯車列の各構成歯車に相異なるねじれ角を付与し、
且つ一方の一対の複合遊星歯車をその軸線方向に移動さ
せる位置調整装置を入出力軸線上に設けると共に、前記
移動による反力を他方の一対の複合遊星歯車が受けるよ
うに反力受け装置を入出力軸線上に設けたことを特徴と
している。前記出力軸上の被動歯車は内歯車であっても
よい。
【0007】前記位置調整装置として、ばね及びゴム材
等の弾性体、シム或はねじ機構等を使用することができ
る。
【0008】前記歯車列の代りに、入力軸上に太陽歯
車、出力軸上に被動内歯車を各々設け、前記太陽歯車と
歯合して第一歯車列を構成する第一歯車と前記被動内歯
車と歯合して第二歯車列を構成する第二歯車とを同軸線
上に一体化させてなる4個の複合遊星歯車を入出力軸線
周囲に均等に公転不能に遊星配置してもよく、さらに別
の歯車列として、入力軸上に太陽歯車、出力軸上に被動
内歯車、ケーシングに入出力軸線を中心とする固定内歯
車を各々設け、前記固定内歯車と歯合して第一歯車列を
構成する第一歯車と前記太陽歯車及び被動内歯車と歯合
して第二歯車列を構成する第二歯車とを同軸線上に一体
化させてなる4個の複合遊星歯車を入出力軸線周囲に均
等に公転可能に遊星配置することもできる。
【0009】
【作用】前記歯車減速機において、入力軸の回転は、入
力軸上の太陽歯車、複合遊星歯車及び出力軸上の被動歯
車又は被動内歯車を介して出力軸に減速伝動され、その
正転時及び逆転時に一方及び他方の各一対の複合遊星歯
車が各々分担して伝動に寄与する。
【0010】前記第一歯車列及び第二歯車列の各構成歯
車は相異なるねじれ角を備え、位置調整装置により一方
の一対の複合遊星歯車をその軸線方向に移動させると、
他方の一対の複合遊星歯車が前記移動による反力を反力
受け装置によって受け、前記一方の一対の複合遊星歯車
における第一歯車列及び第二歯車列に正転又は逆転方向
に対する各歯合間隙がなくなると共に、他方の一対の複
合遊星歯車における第一歯車列及び第二歯車列には逆転
又は正転方向に対する各歯合間隙がなくなり、従って正
逆転の切り換え時における回転の伝達遅れがなくなると
共に各歯合部分のバックラッシが除去されることにな
る。
【0011】前記歯車減速機では対向配置された各一対
の複合遊星歯車が太陽歯車及び固定又は被動内歯車と1
80度離れて歯合されることから、各複合遊星歯車に作
用する出力トルクの軸線方向の推力が相殺され、従って
位置調整装置は前記一方の一対の複合遊星歯車を移動さ
せるための大きな力を要しない。また、各複合遊星歯車
は、第一歯車列及び第二歯車列における各歯合を介して
安定に支持されるので精密な軸支を必要としない。
【0012】騒音防止のために、第二歯車列の構成歯車
のねじれ角を適度に変化させることにより、第一歯車列
の構成歯車のねじれ角を必要な角度に設定し、高速回転
の入力に対応してもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 〔実施例1〕図1は本発明に係る歯車減速機の直角方向
断面図であり、上半分は縦断面、下半分は横断面を示
す。図2は図1における入力軸の軸受と反力受け装置と
の間で切断した断面図である。
【0014】同図において、ケーシング1に入力軸2及
び出力軸3が各々軸受4、5を介して同軸線上に支承さ
れ、入力軸2上に太陽歯車6、出力軸3上に被動内歯車
7、ケーシング1に入出力軸線を中心とする固定内歯車
8が各々設けられる。前記太陽歯車6と固定内歯車8と
に第一歯車11が歯合されて第一歯車列が構成されると
共に前記被動内歯車7に第二歯車12が歯合されて第二
歯車列が構成され、前記第一歯車11と第二歯車12と
は同軸線上に一体化されて複合遊星歯車13、14が形
成される。前記第一歯車列ははすば歯車から構成される
と共に第二歯車列は第一歯車列のはすば歯車よりねじれ
角の小さな長いはすば歯車から構成される。なお、前記
第二歯車列は、ねじれ角が0である平歯車であってもよ
い。
【0015】前記構成の4個の複合遊星歯車13、14
が入出力軸線周囲に均等に公転可能に遊星配置され、そ
れらの各2個は入出力軸線を挟んで対を形成する。一方
の一対の複合遊星歯車13(図1では上方に1個のみ示
される)には歯車軸15が出力軸側に突設されると共に
該歯車軸15は大径軸部15aと小径軸部15bとから
段差を形成するように構成され、他方の一対の複合遊星
歯車14(図1では下方に1個のみ示される)には歯車
軸17が入力軸側に突設される。さらに、軸受21がそ
の内輪において出力軸3内端に摺嵌されると共にその外
輪において各歯車軸15の大径軸部15a端面及び小径
軸部15b周面に摺接され、該軸受21は圧縮ばね22
で入力軸側に常時付勢されると共に前記歯車軸15をス
ラスト及びラジアル方向に支持する。前記軸受21及び
圧縮ばね22等は、協働して本発明における位置調整装
置を構成する。
【0016】また、入力軸2上における第一歯車11の
外側位置に反力受け装置としての軸受23がその内輪に
おいて軸固定されると共にその外輪において各歯車軸1
7端面に摺接され、該軸受23は前記歯車軸17をスラ
スト方向に支持する。
【0017】前記構成において、一方の一対の複合遊星
歯車13は位置調整装置により入力軸側に押圧移動させ
られ、その推力が太陽歯車6を介して他方の一対の複合
遊星歯車14に作用すると共にその反力が反力受け装置
で支持され、それによって一方の一対の複合遊星歯車1
3における第一歯車列及び第二歯車列には正転方向に対
する各歯合間隙がなくなると同時に、他方の一対の複合
遊星歯車14における第一歯車列及び第二歯車列には逆
転方向に対する各歯合間隙がなくなり、正逆転の切り換
え時における各歯合部分のバックラッシが実質的に除去
される。
【0018】本実施例では長い第二歯車列が採用されて
いるので、各複合遊星歯車13、14は、第一歯車列及
び第二歯車列における各歯合を介してより安定に支持さ
れる。また、本実施例では第二歯車列にもはすば歯車が
使用されるので、高速回転の入力に際してもより円滑な
出力回転が得られる。
【0019】〔実施例2〕図3は本発明に係る他の歯車
減速機の直角方向部分断面図であり、位置調整装置とし
て図1に示す弾性体の代りにねじ機構を採用したものを
示す。
【0020】同図において、ケーシング1に出力軸3上
の軸受5外輪が入出力軸線方向に移動可能に摺接され、
ケーシング1における出力軸側の筒状端部1a内面に雌
ねじが切られ、前記筒状端部1aには、外面に雄ねじが
切られたスリーブ24がその外端に延設された操作フラ
ンジ25の回転により螺合される。また、軸受21がそ
の内輪において出力軸3内端に軸固定されると共にその
外輪において一方の一対の複合遊星歯車13(図3では
上方に1個のみ示される)における歯車軸15の大径軸
部15a端面及び小径軸部15b周面に摺接され、該軸
受21は前記歯車軸15をスラスト及びラジアル方向に
支持する。前記スリーブ24及び軸受21等は、協働し
て本発明における位置調整装置を構成する。
【0021】前記スリーブ24がケーシング1の前記筒
状端部1aにさらにねじ込まれると、軸受5が出力軸
3、その上の被動内歯車7及び軸受21と共に入力軸側
に押圧され、それによって一方の一対の複合遊星歯車1
3が入力軸側に押圧移動させられる。なお、その他の構
成及びバックラッシ除去作用機構は図1に示すものと基
本的に同様であるので説明を省略する。
【0022】〔実施例3〕図4は本発明に係る別の歯車
減速機の直角方向断面図である。同図において、入力軸
2上に太陽歯車6、出力軸3上に被動内歯車7が各々設
けられる。前記太陽歯車6に第一歯車11が歯合されて
第一歯車列が構成されると共に前記被動内歯車7に第二
歯車12が歯合されて第二歯車列が構成され、前記第一
歯車11と第二歯車12とは同軸線上に一体化されて複
合遊星歯車13、14が形成される。
【0023】前記構成の4個の複合遊星歯車13、14
が入出力軸線周囲に均等に公転不能に遊星配置され、そ
れらの各2個は入出力軸線を挟んで対を形成する。一方
の一対の複合遊星歯車13(図4では上方に1個のみ示
される)には両端に歯車軸15、16が突設されると共
に出力軸側の歯車軸15先端にフランジ19が設けら
れ、他方の一対の複合遊星歯車14(図4では下方に1
個のみ示される)には両端に歯車軸17、18が突設さ
れると共に入力軸側の歯車軸18には大径軸部18aが
段差を形成するように設けられる。さらに、前記歯車軸
15、17の各周面にローラ20が摺接させられ、軸受
21が出力軸3内端に摺嵌されると共にその外輪におい
て各歯車軸15のフランジ19端面に摺接され、該軸受
21は圧縮ばね22で入力軸側に常時付勢されると共に
前記歯車軸15をスラスト方向に支持し、またローラ2
0は前記歯車軸15、17をラジアル方向に支持する。
前記軸受21及び圧縮ばね22等は、協働して本発明に
おける位置調整装置を構成する。
【0024】また、入力軸2上に軸受23がその内輪に
おいて軸固定され、その外輪において各歯車軸18の大
径軸部18a端面に摺接され、該軸受23は前記歯車軸
18をスラスト方向に支持し、且つ前記歯車軸16、1
8はケーシング1の保持器9内に回転自在且つ公転不能
に保持される。なお、その他の構成及びバックラッシ除
去作用機構は図1に示すものと基本的に同様であるので
説明を省略する。
【0025】〔実施例4〕図5は本発明に係るさらに別
の歯車減速機の直角方向断面図である。同図において、
入力軸2上に太陽歯車6、出力軸3上に被動内歯車7、
ケーシング1に入出力軸線を中心とする固定内歯車8が
各々設けられる。前記固定内歯車8に第一歯車11が歯
合されて第一歯車列が構成されると共に前記太陽歯車6
及び被動内歯車7に第二歯車12が歯合されて第二歯車
列が構成され、前記第一歯車11と第二歯車12とは同
軸線上に一体化されて複合遊星歯車13、14が形成さ
れる。
【0026】前記構成の4個の複合遊星歯車13、14
が入出力軸線周囲に均等に公転可能に遊星配置され、そ
れらの各2個は入出力軸線を挟んで対を形成する。一方
の一対の複合遊星歯車13(図5では上方に1個のみ示
される)には歯車軸15が出力軸側に突設され、他方の
一対の複合遊星歯車14(図5では下方に1個のみ示さ
れる)には歯車軸17が入力軸側に突設される。さら
に、軸受21が出力軸3内端に摺嵌されると共にその外
輪において各歯車軸15端面に摺接され、該軸受21は
圧縮ばね22で入力軸側に常時付勢されると共に前記歯
車軸15をスラスト方向に支持する。前記軸受21及び
圧縮ばね22等は、協働して本発明における位置調整装
置を構成する。
【0027】また、入力軸2上に軸受23がその内輪に
おいて軸固定されると共にその外輪において各歯車軸1
7端面に摺接され、該軸受23は前記歯車軸17をスラ
スト方向に支持する。なお、その他の構成及びバックラ
ッシ除去作用機構は図1に示すものと基本的に同様であ
るので説明を省略する。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る歯車減速機は以上のように
構成されるので、正逆転の切り換え時における各歯合部
分のバックラッシを除去し、しかも変速歯車に作用する
出力トルクの軸線方向の推力を相殺させると共に変速歯
車の精密な軸支を不要とし、且つ大きな減速比を取るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯車減速機の直角方向断面図であ
る。
【図2】図1における入力軸の軸受と反力受け装置との
間で切断した断面図である。
【図3】本発明に係る他の歯車減速機の直角方向部分断
面図である。
【図4】本発明に係る別の歯車減速機の直角方向断面図
である。
【図5】本発明に係るさらに別の歯車減速機の直角方向
断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 入力軸 3 出力軸 6 太陽歯車 7 被動内歯車 8 固定内歯車 11 第一歯車 12 第二歯車 13 複合遊星歯車 14 複合遊星歯車 21 軸受 22 圧縮ばね 23 軸受

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに入力軸及び出力軸を同軸線
    上に回転自在に設け、入力軸上に太陽歯車、出力軸上に
    被動歯車、ケーシングに入出力軸線を中心とする固定内
    歯車を各々設け、前記太陽歯車及び固定内歯車と歯合し
    て第一歯車列を構成する第一歯車と前記被動歯車と歯合
    して第二歯車列を構成する第二歯車とを同軸線上に一体
    化させてなる4個の複合遊星歯車を入出力軸線周囲に均
    等に公転可能に遊星配置し、前記複合遊星歯車の各2個
    に入出力軸線を挟んで対を形成させると共に、前記第一
    歯車列及び第二歯車列の各構成歯車に相異なるねじれ角
    を付与し、且つ一方の一対の複合遊星歯車をその軸線方
    向に移動させる位置調整装置を入出力軸線上に設けると
    共に、前記移動による反力を他方の一対の複合遊星歯車
    が受けるように反力受け装置を入出力軸線上に設けたこ
    とを特徴とする歯車減速機。
  2. 【請求項2】 ケーシングに入力軸及び出力軸を同軸線
    上に回転自在に設け、入力軸上に太陽歯車、出力軸上に
    被動内歯車を各々設け、前記太陽歯車と歯合して第一歯
    車列を構成する第一歯車と前記被動内歯車と歯合して第
    二歯車列を構成する第二歯車とを同軸線上に一体化させ
    てなる4個の複合遊星歯車を入出力軸線周囲に均等に公
    転不能に遊星配置し、前記複合遊星歯車の各2個に入出
    力軸線を挟んで対を形成させると共に、前記第一歯車列
    及び第二歯車列の各構成歯車に相異なるねじれ角を付与
    し、且つ一方の一対の複合遊星歯車をその軸線方向に移
    動させる位置調整装置を入出力軸線上に設けると共に、
    前記移動による反力を他方の一対の複合遊星歯車が受け
    るように反力受け装置を入出力軸線上に設けたことを特
    徴とする歯車減速機。
  3. 【請求項3】 ケーシングに入力軸及び出力軸を同軸線
    上に回転自在に設け、入力軸上に太陽歯車、出力軸上に
    被動内歯車、ケーシングに入出力軸線を中心とする固定
    内歯車を各々設け、前記固定内歯車と歯合して第一歯車
    列を構成する第一歯車と前記太陽歯車及び被動内歯車と
    歯合して第二歯車列を構成する第二歯車とを同軸線上に
    一体化させてなる4個の複合遊星歯車を入出力軸線周囲
    に均等に公転可能に遊星配置し、前記複合遊星歯車の各
    2個に入出力軸線を挟んで対を形成させると共に、前記
    第一歯車列及び第二歯車列の各構成歯車に相異なるねじ
    れ角を付与し、且つ一方の一対の複合遊星歯車をその軸
    線方向に移動させる位置調整装置を入出力軸線上に設け
    ると共に、前記移動による反力を他方の一対の複合遊星
    歯車が受けるように反力受け装置を入出力軸線上に設け
    たことを特徴とする歯車減速機。
JP6745793A 1993-03-02 1993-03-02 歯車減速機 Pending JPH06257646A (ja)

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