JPH0625729Y2 - 流体封入式筒型マウント装置 - Google Patents

流体封入式筒型マウント装置

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JPH0625729Y2
JPH0625729Y2 JP1988147851U JP14785188U JPH0625729Y2 JP H0625729 Y2 JPH0625729 Y2 JP H0625729Y2 JP 1988147851 U JP1988147851 U JP 1988147851U JP 14785188 U JP14785188 U JP 14785188U JP H0625729 Y2 JPH0625729 Y2 JP H0625729Y2
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fluid
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伸夫 松本
慶太 白木
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Toyota Motor Corp
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Sumitomo Riko Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、内部に封入された流体の流動に基づいて振動
の伝達を抑制する流体封入式筒型マウント装置に係り、
特に低周波数域の入力振動に対する高減衰効果に加え
て、高周波数域の入力振動に対する低動ばね効果が、簡
略な構造にて有利に達成され得る流体封入式筒型マウン
ト装置の構造に関するものである。
(背景技術) 従来から、自動車におけるサスペンションブッシュやエ
ンジンマウントの如き、振動伝達系を構成する二つの部
材間に介装されて、かかる両部材を防振連結せしめ、或
いは一方の部材を他方の部材に対して防振支持せしめる
マウント装置の一種として、互いに同心的に若しくは偏
心して配された内筒金具と外筒金具とを、それらの間に
介装されたゴム弾性体にて弾性的に連結せしめてなる構
造の筒型マウント装置が、用いられてきている。
ところで、このようなマウント装置における防振特性と
しては、一般に、低周波数域の入力振動に対する高減衰
効果と高周波数域の入力振動に対する低動ばね効果とが
要求されることとなるが、従来では、それらの入力振動
に対する防振機能が、専らゴム弾性体の弾性変形のみに
基づいて発揮されるようになっていたために、かかる要
求を満足させることが極めて難しく、特に低周波数域の
入力振動に対して充分な減衰効果を得ることができない
といった問題を有していた。
そのため、近年、特公昭48−36151号公報や特公
昭52−16554号公報等において、ゴム弾性体内
に、振動入力方向たる径方向で対向するように一対の流
体室を形成すると共に、それら両流体室をオリフィス通
路で連通させることにより、振動入力時に惹起せしめら
れる、該オリフィス通路を通じての流体の流動に基づく
共振作用によって、低周波数域の入力振動に対する高減
衰効果を得るようにした、所謂流体封入式マウント装置
が提案されている。
しかしながら、このような流体封入式マウント装置にあ
っては、該オリフィス通路がチューニングされた、その
内部を流動せしめられる流体の共振作用によって高減衰
効果が発揮され得る周波数域よりも、更に高周波数域の
振動入力時において、かかるオリフィス通路が実質的に
閉塞状態となるために、動ばね定数の著しい上昇が惹起
され、却って防振特性が低下してしまうといった大きな
問題を内在していたのである。
一方、かかる問題に対処すべく、特開昭53−5376
号公報や特開昭57−9340号公報等に開示の流体封
入式防振支持体に用いられている如き、可動板を備えた
液圧吸収機構を設けることによって、高周波数域の振動
入力時における動ばね定数を低下させることも考えられ
るが、このような液圧吸収機構の筒型マウント装置への
採用は、構造の著しい複雑化と製造コストの大幅な上昇
を伴うこととなるために、容易には採用し難いのであ
る。
(解決課題) ここにおいて、本考案は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その解決課題とするところは、
低周波数域の入力振動に対する高減衰効果が発揮され得
ると共に、高周波数域の振動入力時におけるマウントの
高動ばね化が効果的に回避され得て、広い周波数域に亘
る防振性能の向上が、簡単な構造にて有利に実現され得
る、流体封入式の筒型マウント装置を提供することにあ
る。
(解決手段) そして、かかる課題を解決すべく、本考案にあっては、
(a)径方向に所定距離を隔てて同心的に若しくは偏心
して配された内筒金具および外筒金具と、(b)それら
内外筒金具間に介装されて両金具を連結する、主たる振
動が入力される径方向両側において、外周面上に開口す
るポケット部と軸方向全長に亘って延びる空所とが、互
いに対向して形成せしめられて、該ポケット部の周方向
両側における底壁が弾性変形の容易な弾性壁部とされて
なるゴム弾性体と、(c)前記ポケット部の開口が前記
外筒金具にて閉塞されることにより形成された、所定の
非圧縮性流体が封入せしめられて、振動入力に際して内
圧変化が生ぜしめられる受圧室と、(d)マウント装置
の装着状態下、該受圧室内において、前記外筒金具の内
面側または前記ポケット部の底面側への当接により規制
されるまで、前記振動入力方向に2〜16mmの距離自由
に移動可能に収容、配置せしめられて、該振動入力方向
において該受圧室内面との間に所定間隙の振動作用部を
形成する可動部材と、(e)全体として略円弧形状を呈
すると共に、外周面上に開口する凹所を有し、前記空所
内に位置するように、前記外筒金具に対して固定的に設
けられて、該外筒金具との間に所定容積の収容空間を画
成する保護金具と、(f)かかる収容空間内に配され
て、該収容空間を2つの室部に仕切る、少なくとも一部
が可撓性膜にて構成された仕切部材と、(g)該収容空
間内における一方の室部内に形成された、所定の非圧縮
性流体が封入せしめられて、前記可撓性膜の弾性変形に
よって内圧変化が回避される平衡室と、(h)前記ゴム
弾性体における軸方向中央部の外周面上に、前記ポケッ
ト部の開口を跨いで周方向に配された、外周面上に渦巻
状に配設された凹溝を有するオリフィス金具と、(i)
該オリフィス金具の凹溝の開口が前記外筒金具にて閉塞
せしめられることによって形成された、内側端部におい
て前記受圧室に連通される一方、外側端部において前記
平衡室に連通せしめられてなる、渦巻状形態を有するオ
リフィス通路とを、有する構造の流体封入式筒型マウン
ト装置を、その特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案を更に具体的に明らかにするために、本考
案の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図及び第2図には、本考案の一実施例とし
て、本考案をFF型自動車のエンジンマウントに対して
適用したものの一具体例が示されている。これらの図に
おいて、10及び12は、それぞれ内筒金具及び外筒金
具であって、マウント径方向に所定量偏心して配置され
ており、それらの間に介装された、全体として略円筒形
状を呈するゴム弾性体14によって、弾性的に連結され
ている。
そして、かかるエンジンマウントにあっては、内筒金具
10及び外筒金具12において、車体側及びエンジンを
含むパワーユニット側の各一方に取り付けられて、パワ
ーユニットを車体に対して防振支持せしめるようになっ
ており、かかる取付状態において、パワーユニットの負
荷重量が、それら内外筒金具10、12の偏心方向に及
ぼされ、ゴム弾性体14が弾性変形せしめられることに
よって、それら両金具10、12が、略同心的に位置せ
しめられることとなる(第11図参照)。また、かかる
エンジンマウントにあっては、内筒金具10と外筒金具
12との偏心方向(第1図中、上下方向)に入力される
振動を主として防振するものであり、かかる防振すべき
振動の入力に際して、ゴム弾性体14は、専らそれら両
金具10、12の偏心方向に変形せしめられることとな
る。
ここにおいて、前記内筒金具10は、比較的厚肉の円筒
形状をもって形成されており、その径方向外側には、所
定距離を隔てて、略薄肉円筒形状を呈する金属スリーブ
16が、所定量偏心して位置せしめられている。そし
て、第3図及び第4図に示されている如く、これら内筒
金具10と金属スリーブ16との間において、前記ゴム
弾性体14が介装されており、該ゴム弾性体14が、内
筒金具10の外周面と金属スリーブ16の内周面とに、
それぞれ加硫接着された一体加硫成形品として形成され
ている。
また、かかるゴム弾性体14には、内筒金具10と金属
スリーブ16との偏心方向における離間距離の小なる側
において、金属スリーブ16の内周面に沿って周方向に
所定長さで延びる、略円弧状断面の貫通空所18が、軸
方向に貫通して形成されている。そして、それによって
かかるゴム弾性体14は、実質的に、内筒金具10と外
筒金具12との偏心方向における離間距離が大なる側に
おいてのみ、それら両金具10、12を弾性的に連結す
るようにして存在せしめられており、前述の如き、装着
状態下に及ぼされるパワーユニットの負荷重量(初期荷
重)による、ゴム弾性体14の弾性変形時における引張
応力の発生が低減され得るようになっている。
さらに、該ゴム弾性体14内には、上記貫通空所18に
対して内筒金具10を挟んで径方向に対向する位置にお
いて、換言すれば内筒金具10と金属スリーブ16との
偏心方向における離間距離の大なる側において、金属ス
リーブ16を貫通して外周面上に開口する凹所状形態を
もって、ポケット部20が形成されている。これによ
り、ポケット部20の周方向両側における底壁が、弾性
変形の容易な弾性壁部とされているのである。そして、
金属スリーブ16には、ゴム弾性体14に設けられたポ
ケット部20の開口部位において、窓部22が設けられ
ており、この窓部22を通じて、ポケット部20が、外
部に開口せしめられているのである。
また一方、前記金属スリーブ16にあっては、その軸方
向の中央部が、周方向全周に亘って凹溝状に縮径され
て、小径部24とされている。そして、特に、かかる小
径部24における、内筒金具10と金属スリーブ16と
の偏心方向の離間距離が小なる側に位置する部位には、
更に深絞り加工が施されることによって、前記貫通空所
18内に入り込むようにして周方向に所定長さで延びる
凹陥状の凹所26が形成されていると共に、かかる凹所
26の周方向の両端部を接続するように、小径部24を
底部とする周方向に延びる周溝28が形成されている。
そして、このような内筒金具10、金属スリーブ16及
びゴム弾性体14からなる一体加硫成形品にあっては、
必要に応じて、金属スリーブ16に縮径加工が施されて
ゴム弾性体14に予備圧縮が加えられた後、第1図及び
第2図に示されているように、金属スリーブ16におけ
る凹所26および周溝28内に対して、それぞれ、略半
円筒形状を呈する第一及び第二のオリフィス金具30、
32が、それぞれ、前記内筒金具10と金属スリーブ1
6との偏心方向両側から嵌入されて円筒状に組み付けら
れ、更にその後、かかる金属スリーブ16の外周面に対
して、前記外筒金具12が、外嵌、固定せしめられるこ
ととなる。
そして、それによって、ゴム弾性体14におけるポケッ
ト部20の開口が、外筒金具12にて閉塞せしめられ
て、該ポケット部20の内部に、密閉された受圧室36
が形成されているのであり、また一方、前記金属スリー
ブ16における凹所26の開口が、外筒金具12にて閉
塞されることにより、該凹所26内に収容空間38が画
成されているのである。なお、このことから明らかなよ
うに、本実施例においては、金属スリーブ16が、その
凹所26と外筒金具12との間に収容空間38を画成す
る保護金具として構成されているのである。また、前記
外筒金具12が嵌着されることとなる、金属スリーブ1
6の軸方向両側端部の外周面上には、該外筒金具12と
の間で挟圧されてそれらの間をシールするシールゴム層
39が一体的に設けられて、それら両部材間の液密性が
確保され得るようになっている。
また、ポケット部20側に組み付けられた第一のオリフ
ィス金具30にあっては、第5図乃至第7図に示されて
いるように、その内周面において、ポケット部20の開
口縁部に係合する位置決め突起40、40を有している
と共に、その外周面において、略中央部から渦巻状に拡
がり、該第一のオリフィス金具30の周方向一端側に至
る凹溝41を備えている。
そして、第1図及び第2図に示されている如く、該凹溝
41の開口が、外筒金具12によって閉塞せしめられる
ことにより、該外筒金具12との間において、その中央
部において連通孔47を通じて受圧室36内に連通せし
められると共に、渦巻状形態をもって延びて、第一のオ
リフィス金具30の周方向一端側に開口するオリフィス
通路48が形成されているのである。
また一方、凹所26側に組み付けられた第二のオリフィ
ス金具32にあっては、第8図乃至第10図に示されて
いるように、かかる凹所26の開口部に臨む中央部分に
略矩形状の切欠窓42を有していると共に、該切欠窓4
2を内側から閉塞する状態で、仕切部材としての弾性変
形の容易なダイヤフラム44が、該切欠窓42の開口周
縁部に対して、その外周縁部が加硫接着せしめられるこ
とによって配設されている。
そして、第1図及び第2図に示されている如く、かかる
ダイヤフラム44にて、前記収容空間38内が、金属ス
リーブ16側と外筒金具12側とに二分されることによ
り、金属スリーブ16の凹所26内に、かかるダイヤフ
ラム44の弾性変形に基づく容積変化によって内圧変化
が回避される平衡室50が形成されている一方、該ダイ
ヤフラム44と外筒金具12との間には、該ダイヤフラ
ム44の膨出変形を許容する空間52が形成されている
のである。
また、かかる第二のオリフィス金具32の周方向両端部
分には、それぞれ、周方向端部から所定長さで延びる切
欠部46が設けられており、そして該切欠部46の内周
面側が金属スリーブ16の小径部24によって、またそ
の外周面側が外筒金具12によって、それぞれ覆蓋され
ることにより、該切欠部46にて、前記オリフィス通路
48の開口端に接続されて、該オリフィス通路48を平
衡室50内に導き、以てかかる平衡室50をオリフィス
通路48を通じて前記受圧室36内に連通せしめる接続
通路54が形成されているのである。なお、かかる切欠
部46、46のうち、実際にオリフィス通路48に接続
されて接続流路54を構成するのはその一方であるが、
その組付作業性を考慮して、周方向両側に形成されてい
る。また、この第二のオリフィス金具32の外周面上に
は、その略全面に亘ってシールゴム層56が設けられて
おり、外筒金具12との間をシールすることにより、前
記平衡室50及び接続通路54の液密性が確保され得る
ようになっている。
さらに、上述の如くして形成された受圧室36及び平衡
室50内には、前記外筒金具12の組付けが所定の流体
中にて行なわれること等によって、所定の低粘度の非圧
縮性流体が封入されている。なお、かかる封入流体とし
ては、充分な流体の流動性を確保する上において、50
0センチストークス以下、好ましくは100センチスト
ークス以下の動粘度を有するものが望ましく、例えば、
水やエチレングリコール、プロピレングリコール、その
他のアルキレングリコール、低粘度のポリアルキレング
リコールやシリコーンオイル、或いはこれらの混合液等
が、好適に用いられることとなる。
さらに、上述の如くして形成された受圧室36及び平衡
室50内には、前記外筒金具12の組付けが所定の流体
中にて行なわれること等によって、所定の低粘度の非圧
縮性流体が封入されている。なお、かかる封入流体とし
ては、充分な流体の流動性を確保する上において、50
0センチストークス以下、好ましくは100センチスト
ークス以下の動粘度を有するものが望ましく、例えば、
水やエチレングリコール、プロピレングリコール、その
他のアルキレングリコール、低粘度のポリアルキレング
リコールやシリコーンオイル、或いはこれらの混合液等
が、好適に用いられることとなる。
更にまた、かかる受圧室36には、前述の如き外筒金具
12の組付けに際し、その内部に可動ブロック34が挿
入されて、配置せしめられることとなる。この可動ブロ
ック34は、第11図に示されているように、マウント
の装着状態、即ち被支持体(エンジンユニット)の重量
負荷状態下における、受圧室36の内周面形状に略対応
し、且つ該内周面よりも一回り小さな外周面形状をもっ
て形成されており、マウントの装着状態下、かかる受圧
室36内を、外筒金具12の内面側またはポケット部2
0の底面側への当接により規制されるまで、振動入力方
向に2〜16mmの距離だけ自由に移動し得る状態で配置
せしめられている。なお、本実施例において、該可動ブ
ロック34は、所定の合成樹脂材料にて形成されてお
り、マウントの静置状態下では、第11図に示されてい
るように、受圧室36内において、鉛直下方に沈下して
位置せしめられることとなる。
すなわち、上述の如き構造とされたエンジンマウントに
あっては、内外筒金具10、12間への振動の入力によ
り、ゴム弾性体14が弾性変形せしめられて、受圧室3
6内に内圧変動が惹起せしめられることにより、平衡室
50との間で、オリフィス通路48を通じての流体の流
動が生ぜしめられることとなり、そして、かかるオリフ
ィス通路48の長さや断面積を、エンジンシェイクやバ
ウンス等に相当する10Hz前後の低周波数域の入力振動
に対して、その内部を流動せしめられる流体の共振作用
によって高減衰効果が発揮され得るように、チューニン
グすることにより、低周波数域の入力振動に対するマウ
ント防振性能の向上が図られ得ることとなるのである。
そこにおいて、特に、かかるオリフィス通路48は、前
述の如く、渦巻状形態にて形成されていることにより、
その長さが有利に確保され得るところから、上述の如き
低周波数域へのチューニングに際して、その流路断面積
を大きく設定することができ、流体の流動量が有利に確
保され得て、低周波数域の入力振動に対する減衰効果の
向上が、極めて有効に達成され得るのである。
一方、かかるエンジンマウントにあっては、内外筒金具
間への振動入力に際して、受圧室36内においても流体
の流動が惹起されるのであり、それによって該受圧室3
6内に収容された可動ブロック34が、第12図に示さ
れている如く、受圧室36に底面から浮上せしめられる
こととなる。そして、この浮揚された可動ブロック34
の周囲において、受圧室36内面との間に流体流路が形
成されることとなり、振動入力に際しての、該受圧室3
6の内側寸法の変化に基づいて、かかる流体流路、なか
でも特に、可動ブロック34における外側周面58の外
側および内側周面60の内側にそれぞれ形成された、所
定厚さ:tで、振動入力方向に対して略直角なマウント
周方向に所定面積をもって拡がる、振動作用部としての
流体作用領域62において、流体の流動が有効に生ぜし
められるようになるのである。即ち、かかる流体作用領
域62、62においては、内外筒金具10、12間への
振動の入力に際して、それぞれの厚さ:tが変化せしめ
られることによって、そこに存在する流体に対して駆動
力が付与され、以て各流体作用領域62におけるマウン
ト周方向及び軸方向の流体の繰返し流動が生ぜしめられ
ることとなるのであり、それ故かかる流体の流動に基づ
く流動作用乃至は共振作用を利用することによって、マ
ウント動ばねの低減が有効に図られ得ることとなるので
ある。
特に、かかる流体作用領域62は、可動ブロック34と
内筒金具10、外筒金具12との間のみならず、可動ブ
ロック34と受圧室36の壁部を形成するゴム弾性体1
4との振動入力方向対向面間にも形成されていると共
に、かかる受圧室36の壁部を形成するゴム弾性体14
は、貫通空所18によって、振動入力時の変形自由度が
或る程度確保されている。これによって、振動入力時
に、ゴム弾性体14に対して、波打ち状の変形が生ぜし
められることとなり、流体作用領域62における流体の
繰り返し流動が極めて有利に惹起されるのであり、それ
故、ゴム弾性体14の共振等に起因する高動ばね化が、
一層効果的に軽減乃至は防止され得るのである。
ところで、このマウント動ばねの低減効果が発揮され得
る周波数領域は、ゴム弾性体14の弾性率(マウントば
ね定数)や可動ブロック34の重量(比重)、或いは封
入流体の粘度等に応じて、流体作用領域62の厚さ:t
や、その大きさ(広さ)を調節して、かかる流体作用領
域62内を流動させられる流体の共振周波数をチューニ
ングすることによって、所望の周波数域に設定すること
が可能である。そして、特に、かかる流体作用領域62
において、そこを流動せしめられる流体の共振周波数
の、高周波数域への設定が容易であることから、例えば
100〜500Hz程度の高周波数域にチューニングする
ことによって、車両走行時におけるこもり音や振動の原
因となる高周波数域の入力振動に対するマウント防振特
性の向上が極めて有利に達成され得ることとなるのであ
る。
なお、そこにおいて、特に、かかる流体作用領域62の
厚さ:t及び大きさは、流体の共振作用が有効に得られ
るように、通常のエンジンマウントでは、第11図中、
可動ブロック34の振動入力方向における可動寸法:B
が、2〜16mm、好ましくは3〜10mmとなるように、
且つ該可動寸法:Bのマウント装着状態下における受圧
室36の内側寸法:Aに対する比:(B/A)が、0.05
〜0.50、好ましくは0.10〜0.40となるように、また、該
可動ブロック34における外側周面58および内側周面
60の受圧室36内面に対する対向面積の合計値が、1
000mm2以上、好ましくは2000mm2以上となるよう
に設定することが望ましい。
さらに、かかるエンジンマウントにあっては、第11図
及び第12図に示されている如き装着状態下、振動入力
方向における半径方向一方の側において、受圧室36の
内筒金具10側内周面と外筒金具12側内周面とが、可
動ブロック34を挟んでマウント径方向に対向せしめら
れる一方、振動入力方向における半径方向他方の側にお
いて、外筒金具12に対して固定的に設けられた金属ス
リーブ16の内周面上に突出形成された前記ストッパゴ
ム29が、内筒金具10に対してマウント径方向に所定
距離を隔てて対向せしめられることとなる。そして、そ
れによって、かかる内外筒金具10、12間に過大な振
動荷重が入力された際には、受圧室36内における、可
動ブロック34を介しての内筒金具10側内周面と外筒
金具12側内周面との当接によって、それら内外筒金具
10、12におけるバウンド方向の相対的な過大変位が
規制され得ると共に、貫通空所18内における、ストッ
パゴム29の内筒金具10に対する当接によって、それ
ら内外筒金具10、12におけるリバウンド方向の相対
的な過大変位が有効に規制され得ることとなるのであ
る。
従って、上述の如き構造とされたエンジンマウントにあ
っては、オリフィス通路48を通じての流体の流動に基
づいて、低周波数域の入力振動に対する高減衰効果が有
利に発揮され得ると共に、該オリフィス通路48が実質
的に閉塞状態となる高周波数域の振動入力時におけるマ
ウントの高動ばね化が、受圧室36内に形成された流体
作用領域62内における流体の流動に基づいて、効果的
に回避され得るのであり、それによって広い周波数域に
亘って優れた防振効果が発揮され得ることとなるのであ
る。
そして、かかるエンジンマウントにあっては、そのオリ
フィス通路48が、渦巻状形態にて形成されて、長さが
有利に確保され得るようになっているところから、低周
波数域の入力振動に対する高減衰効果が極めて有効に図
られ得るのである。
また、かかるエンジンマウントにあっては、その組立時
に、受圧室36内に所定形状の可動ブロック34を挿入
するだけで、目的とする高周波数域の防振特性の向上が
達成され得るのであり、コスト性および製作性からも極
めて優れているのである。
さらに、このようなエンジンマウントにおいては、平衡
室50を構成するダイヤフラム44の膨出変形が、収容
空間38を画成する外筒金具12によって規制され得る
ところから、該ダイヤフラム44の保護とその耐久性の
確保が、効果的に図られ得ることとなるのである。
更にまた、かかるエンジンマウントにあっては、受圧室
36内に収容配置された可動ブロック34を介しての内
筒金具10側と外筒金具12側との当接およびストッパ
ゴム29の内筒金具10側に対する当接にて、内外筒金
具10、12間への過大な振動荷重入力時における、そ
れら両金具10、12の相対的変位量を規制され得るこ
とにより、エンジンユニットの車体に対する過大変位が
良好に規制され得ると共に、ゴム弾性体14の過大変位
が防止されて、その耐久性が有利に向上され得るといっ
た効果をも有しているのである。
以上、本考案の一実施例について詳述してきたが、これ
は文字通りの例示であって、本考案は、かかる具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
例えば、可動ブロック34の形成材料やその具体的形状
は、前記実施例のものに限定されるものではなく、封入
流体の比重等に応じて、アルミニウム合金やステンレス
等を用いて形成することも可能であり、また受圧室36
の形状等に応じて、矩形ブロック状や円柱形状等の各種
形状が適宜設定されるものである。
さらに、かかる可動ブロック34を中空形状にて形成す
ることも可能であり、封入流体の比重を考慮して、該可
動ブロック34を、マウントの静置状態下で、受圧室3
6中に浮いた状態で配することも、勿論可能である。
また、収容空間38内において、平衡室(50)を、ダ
イヤフラム44と外筒金具12との間に形成する一方、
該ダイヤフラム44と金属スリーブ16との間に、かか
るダイヤフラム44の膨出変形を許容する空間(52)
を形成するようにしても良い。更には、かかる収容空間
38内に、弾性薄膜にて形成された袋状部材を配し、該
袋状部材の内部に、平衡室を形成することも可能であ
る。
更にまた、かかる収容空間38を画成する保護金具を、
金属スリーブ16とは別体構造として、ゴム弾性体14
の成形後に組み込むようにすることも可能である。
さらに、かかる収容空間38は、必ずしも密閉構造とす
る必要はなく、少なくとも、その内部に形成される平衡
室(50)の液密性が確保できると共に、該平衡室を構
成する可撓性膜(ダイヤフラム44)の変形量を規制し
得るものであれば良い。
また、前記実施例では、金属スリーブ16及び第二のオ
リフィス金具32の外周面上に、それぞれ、外筒金具1
2との間で挟圧されることによって液密性を確保するシ
ールゴム層39、56が形成されていたが、かかるシー
ルゴム層を、外筒金具12の内周面上に設けることも可
能である。
加えて、本考案は、例示の如きエンジンマウントの他、
サスペンションブッシュや自動車以外の各種装置におけ
るマウント装置に対しても、良好に適用され得るもので
あることは、勿論である。
その他、一々列挙はしないが、本考案は当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良などを加えた態様に
おいて実施され得るものであり、またそのような実施態
様が、本考案の趣旨を逸脱しない限り、何れも本考案の
範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないと
ころである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案に従う構造とさ
れた流体封入式筒型マウント装置にあっては、オリフィ
ス通路内における流体の共振作用によって、低周波数域
の入力振動に対する高減衰効果が発揮され得ると共に、
該オリフィス通路が実質的に閉塞状態となる高周波数域
の振動入力時には、受圧室内に形成された振動作用部内
における流体の共振作用によって、低動ばね効果が発揮
され得るところから、広い周波数域に亘って優れた防振
効果が有利に発揮され得ることとなるのである。
また、特に、かかる流体封入式筒型マウント装置におい
ては、振動作用部(間隙)が、可動ブロックと内外筒金
具との間のみならず、可動ブロックと受圧室の壁部を形
成するゴム弾性体との振動入力方向対向面間にも形成さ
れていると共に、かかる受圧室の壁部を形成するゴム弾
性体が、貫通空所によって比較的容易に変形可能とされ
ていることから、振動入力時にゴム弾性体に波打ち状の
変形が生ぜしめられて、振動作用間隙における流体の繰
り返し流動が極めて効率的に惹起されることとなり、そ
れによって、上述の如き、高周波数域の低動バネ効果
が、一層有利に発揮され得るのである。
そして、また、かかるマウント装置においては、オリフ
ィス通路が渦巻状形態にて形成され、その長さが効果的
に確保され得るようになっていることから、低周波数域
の入力振動に対する減衰効果が有効に発揮され得ると共
に、高周波数域の振動入力時における低動ばね化が、受
圧室内に所定形状の可動ブロックを配するだけの簡単な
構造をもって、有利に達成され得るのであり、そこに本
考案の大きな特徴が存するのである。
さらに、かかるマウント装置にあっては、平衡室が、外
筒金具と保護金具との間に画成された収容空間内に形成
されているところから、該平衡室を構成する可撓性膜の
弾性変形量が規制され得るのであり、それによってマウ
ント装置の耐久性および信頼性の向上が、有効に図られ
得るといった利点をも有しているのである。
また、かかるマウント装置では、受圧室内に収容配置さ
れた可動部材を介しての内筒金具側と外筒金具側の当
接、及び保護金具の内周面上に突出形成されたストッパ
ゴムの内筒金具側に対する当接によって、それぞれ、振
動入力方向における内外筒金具の過大な変位が規制され
得るのであり、それによって被支持体乃至は連結体の過
大な変位やゴム弾性体の過大な変形が、何れも効果的に
防止され得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例たるエンジンマウントを示
す横断面図であり、第2図は、第1図におけるII−II断
面図であり、第3図は、かかるエンジンマウントを構成
する一体加硫成形品を示す横断面図であり、第4図は、
第3図におけるIV−IV断面図である。また、第5図は、
第1図に示されているエンジンマウントに用いられてい
る第一のオリフィス金具を取り出して示す横断面図であ
り、第6図は、第5図におけるa視展開図であり、第7
図は、第5図におけるVII−VII断面図である。更に、第
8図は、第1図に示されているエンジンマウントに用い
られている第二のオリフィス金具を取り出して示す横断
面図であり、第9図は、第8図における底面図であり、
第10図は、第8図におけるX−X断面図である。ま
た、第11図は、第1図に示されているエンジンマウン
トの装着状態を示す横断面図であり、第12図は、かか
るエンジンマウントにおける振動入力状態を示す横断面
図である。 10:内筒金具、12:外筒金具 14:ゴム弾性体、18:貫通空所 20:ポケット部、29:ストッパゴム 30:第一のオリフィス金具 32:第二のオリフィス金具 34:可動ブロック、36:受圧室 38:収容空間、44:ダイヤフラム 48:オリフィス通路、50:平衡室 62:流体作用領域(振動作用部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−49147(JP,A) 実開 昭63−6248(JP,U) 特公 昭48−36151(JP,B1) 特公 昭52−16554(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】径方向に所定距離を隔てて同心的に若しく
    は偏心して配された内筒金具および外筒金具と、 それら内外筒金具間に介装されて両金具を連結する、主
    たる振動が入力される径方向両側において、外周面上に
    開口するポケット部と軸方向全長に亘って延びる空所と
    が、互いに対向して形成せしめられて、該ポケット部の
    周方向両側における底壁が弾性変形の容易な弾性壁部と
    されてなるゴム弾性体と、 前記ポケット部の開口が前記外筒金具にて閉塞されるこ
    とにより形成された、所定の非圧縮性流体が封入せしめ
    られて、振動入力に際して内圧変化が生ぜしめられる受
    圧室と、 マウント装置の装着状態下、該受圧室内において、前記
    外筒金具の内面側または前記ポケット部の底面側への当
    接により規制されるまで、前記振動入力方向に2〜16
    mmの距離自由に移動可能に収容、配置せしめられて、該
    振動入力方向において該受圧室内面との間に所定間隙の
    振動作用部を形成する可動部材と、 全体として略円弧形状を呈すると共に、外周面上に開口
    する凹所を有し、前記空所内に位置するように、前記外
    筒金具に対して固定的に設けられて、該外筒金具との間
    に該保護金具の内周面上に一体的に設けられて、前記空
    所内に所定高さで突出し、前記内筒金具に対して前記振
    動入力方向に対向位置せしめられるストッパゴムと、所
    定容積の収容空間を画成する保護金具と、 前記収容空間内に配されて、該収容空間を2つの室部に
    仕切る、少なくとも一部が可撓性膜にて構成された仕切
    部材と、 該収容空間内における一方の室部内に形成された、所定
    の非圧縮性流体が封入せしめられて、前記可撓性膜の弾
    性変形によって内圧変化が回避される平衡室と、 前記ゴム弾性体における軸方向中央部の外周面上に、前
    記ポケット部の開口を跨いで周方向に配された、外周面
    上に渦巻状に配設された凹溝を有するオリフィス金具
    と、 該オリフィス金具の凹溝の開口が前記外筒金具にて閉塞
    せしめられることによって形成された、内側端部におい
    て前記受圧室に連通される一方、外側端部において前記
    平衡室に連通せしめられてなる、渦巻状形態を有するオ
    リフィス通路とを、有していることを特徴とする流体封
    入式筒型マウント装置。
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EP89120908A EP0368352B1 (en) 1988-11-10 1989-11-10 Fluid-filled cylindrical elastic mount having movable block and spiral orifice
US07/536,090 US5037073A (en) 1988-11-10 1990-06-11 Fluid-filled cylindrical elastic mount having moveable block and spiral orifice

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JP2583212B2 (ja) * 1985-05-27 1997-02-19 日産自動車株式会社 振動減衰装置
JPS636248U (ja) * 1986-06-30 1988-01-16

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