JPH0625668Y2 - 背負式ブロア装置 - Google Patents
背負式ブロア装置Info
- Publication number
- JPH0625668Y2 JPH0625668Y2 JP1988048349U JP4834988U JPH0625668Y2 JP H0625668 Y2 JPH0625668 Y2 JP H0625668Y2 JP 1988048349 U JP1988048349 U JP 1988048349U JP 4834988 U JP4834988 U JP 4834988U JP H0625668 Y2 JPH0625668 Y2 JP H0625668Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backpack
- blower
- switch device
- operation switch
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、背負式作業機に関するものであり、一層詳
細には、背負式ブロア装置の改良に関するものである。
細には、背負式ブロア装置の改良に関するものである。
出願人は、手持ちタイプに比較した場合軽量で作業性も
良好な背負式ブロア装置を開発し、昭和61年6月19
日付けで実願昭61−92513号として実用新案登録
出願を行った。
良好な背負式ブロア装置を開発し、昭和61年6月19
日付けで実願昭61−92513号として実用新案登録
出願を行った。
すなわち、この背負式ブロア装置は、背負バンドと腰バ
ンドとを備える背負架に原動機で回動される軸流送風
機、燃料タンク、スロットルレバーなどを搭載配置する
とともに軸流送風機の噴気口に可撓性パイプを介してブ
ロアパイプを接続することにより構成されているが、起
動操作の容易化を図るよう最近では原動機にセルモータ
を付設した構成を採用している。
ンドとを備える背負架に原動機で回動される軸流送風
機、燃料タンク、スロットルレバーなどを搭載配置する
とともに軸流送風機の噴気口に可撓性パイプを介してブ
ロアパイプを接続することにより構成されているが、起
動操作の容易化を図るよう最近では原動機にセルモータ
を付設した構成を採用している。
しかるに、このように構成したセルモータ付の背負式ブ
ロア装置においては、セルモータの操作スイッチ装置を
作業者の側部後方、すなわち、背負架の底枠所定箇所に
締付けネジなどの止め具で固定配置しているため、操作
スイッチ装置の組付け作業自体が面倒であるだけでな
く、起動制御などの操作性にも問題がある等種々の解決
すべき点が見つかった。
ロア装置においては、セルモータの操作スイッチ装置を
作業者の側部後方、すなわち、背負架の底枠所定箇所に
締付けネジなどの止め具で固定配置しているため、操作
スイッチ装置の組付け作業自体が面倒であるだけでな
く、起動制御などの操作性にも問題がある等種々の解決
すべき点が見つかった。
そこで、この考案では、前述の形式のセルモータ付き原
動機を備える背負式ブロア装置におけるセルモータの操
作スイッチ装置を機体と別体に形成するとともにこの操
作スイッチ装置に固定手段を備える可撓性取付けバンド
を付設し、操作スイッチ装置を可撓性パイプの適所に着
脱自在に装着し得るように構成することにより、面倒な
組付け作業の省略化だけでなく操作性の向上化をも図ろ
うとするものである。
動機を備える背負式ブロア装置におけるセルモータの操
作スイッチ装置を機体と別体に形成するとともにこの操
作スイッチ装置に固定手段を備える可撓性取付けバンド
を付設し、操作スイッチ装置を可撓性パイプの適所に着
脱自在に装着し得るように構成することにより、面倒な
組付け作業の省略化だけでなく操作性の向上化をも図ろ
うとするものである。
この考案に係る背負式ブロア装置では、セルモータの操
作スイッチ装置は固定手段を備える可撓性取付けバンド
によって操作に便宜な可撓性パイプの適所に取着するこ
とにより使用されるものである。
作スイッチ装置は固定手段を備える可撓性取付けバンド
によって操作に便宜な可撓性パイプの適所に取着するこ
とにより使用されるものである。
次に、本考案に係る背負式ブロア装置の好適な実施例に
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図〜第3図において、本考案に係る背負式ブロア装
置は、金属性パイプを折曲加工して形成したL形背負架
10上に送風機構12を搭載することにより基本的に構
成されている。
置は、金属性パイプを折曲加工して形成したL形背負架
10上に送風機構12を搭載することにより基本的に構
成されている。
すなわち、L形背負架10は、所定箇所に弾性パッドを
介挿した一対の背負バンド14、14と腰バンド16と
を取着するとともに竪枠10aの前側部分に背当パッド
18および網状体20を張設し、さらに底枠10bの側
部にスロットルレバー22を配設する。
介挿した一対の背負バンド14、14と腰バンド16と
を取着するとともに竪枠10aの前側部分に背当パッド
18および網状体20を張設し、さらに底枠10bの側
部にスロットルレバー22を配設する。
1方、送風機構12は、セルモータ24を付設したエン
ジン26の出力軸28に軸流送風機30を配設するとと
もにこの送風機30を防振部材32を介して竪枠10a
に取着する。また、この軸流送風機30の上部には燃料
タンク34を固定するとともに送風機30の遠心方向下
部に設けた噴気部36には作業手段としてのブロアパイ
プ40を蛇腹状のフレキシブルパイプ38を介して連結
配置する。
ジン26の出力軸28に軸流送風機30を配設するとと
もにこの送風機30を防振部材32を介して竪枠10a
に取着する。また、この軸流送風機30の上部には燃料
タンク34を固定するとともに送風機30の遠心方向下
部に設けた噴気部36には作業手段としてのブロアパイ
プ40を蛇腹状のフレキシブルパイプ38を介して連結
配置する。
また、前記セルモータ24の操作スイッチ装置42は導
線コード44を介して機体とは別体に形成されており、
このスイッチ装置42の本体42a底部には止めねじな
どの止め具48を有する可撓性合成樹脂製のバンド部材
46と付設する(第4図参照)。この場合、スイッチ装
置本体42aには可撓性バンド部材に代えて、例えば、
面ファスナ付きベルト50(第5図参照)、あるいは止
具付きバンド52(第6図参照)なども好適に採用する
ことができる。
線コード44を介して機体とは別体に形成されており、
このスイッチ装置42の本体42a底部には止めねじな
どの止め具48を有する可撓性合成樹脂製のバンド部材
46と付設する(第4図参照)。この場合、スイッチ装
置本体42aには可撓性バンド部材に代えて、例えば、
面ファスナ付きベルト50(第5図参照)、あるいは止
具付きバンド52(第6図参照)なども好適に採用する
ことができる。
なお、添付図面において、参照符号54は、エンジン2
6に付設されるエアクリーナであり、このエアクリーナ
54は内部に配設したスポンジフィルタなどのクリーナ
エレメントの作用により空気中の塵埃(ダスト)がエン
ジン26の吸気系に侵入するのを防止するものである。
6に付設されるエアクリーナであり、このエアクリーナ
54は内部に配設したスポンジフィルタなどのクリーナ
エレメントの作用により空気中の塵埃(ダスト)がエン
ジン26の吸気系に侵入するのを防止するものである。
このように構成した本考案に係る背負式ブロア装置を使
用するに際しては、第7図に示すように、作業者が背負
バンド14、14および腰バンド16を使用して自分の
背中に背負架10を保持し、送風機構12を含む機体重
量を腰部で支持する。なお、この場合操作スイッチ装置
42はフレキシブルパイプ38とブロアパイプ40との
連結部の適所に可撓性バンド部材46を巻き付けて止め
具48で固定しておく。
用するに際しては、第7図に示すように、作業者が背負
バンド14、14および腰バンド16を使用して自分の
背中に背負架10を保持し、送風機構12を含む機体重
量を腰部で支持する。なお、この場合操作スイッチ装置
42はフレキシブルパイプ38とブロアパイプ40との
連結部の適所に可撓性バンド部材46を巻き付けて止め
具48で固定しておく。
次いで、操作スイッチ装置42のスイッチ操作によりセ
ルモータ24を介してエンジン26を起動し、スロット
ルレバー22で回転制御を行って送風機28の網状体2
0側から吸引した外気をフレキシブルパイプ38および
ブロアパイプ40を介して噴出させ作業を行えば良い。
ルモータ24を介してエンジン26を起動し、スロット
ルレバー22で回転制御を行って送風機28の網状体2
0側から吸引した外気をフレキシブルパイプ38および
ブロアパイプ40を介して噴出させ作業を行えば良い。
なお、第5図のように、スイッチ装置本体42aに面フ
ァスナベルト50を付設した場合は、フレキシブルパイ
プ38とブロアパイプ40との連結部だけでなく背負バ
ンド14や腰バンド16などの適所にも好適に装着する
ことができるものである。
ァスナベルト50を付設した場合は、フレキシブルパイ
プ38とブロアパイプ40との連結部だけでなく背負バ
ンド14や腰バンド16などの適所にも好適に装着する
ことができるものである。
先に述べたように、本考案に係る背負式ブロア装置によ
れば、セルモータの駆動制御を行う操作スイッチ装置を
機体とは別体に形成したので作業者の使い勝手の良い可
撓性パイプに適宜取付けて使用することができ、従って
操作性の向上を図ることができる。
れば、セルモータの駆動制御を行う操作スイッチ装置を
機体とは別体に形成したので作業者の使い勝手の良い可
撓性パイプに適宜取付けて使用することができ、従って
操作性の向上を図ることができる。
また可撓性バンド部材に付設した止め具により操作スイ
ッチ装置を固定できるようにしたので、フレキシブルパ
イプやブロアパイプなどの作業手段の口径が変わっても
その取着を簡便に行うことができ、さらには操作スイッ
チ装置の機体への組付け作業も省略できる等種々の利点
を有しその実用的効果は極めて大きい。
ッチ装置を固定できるようにしたので、フレキシブルパ
イプやブロアパイプなどの作業手段の口径が変わっても
その取着を簡便に行うことができ、さらには操作スイッ
チ装置の機体への組付け作業も省略できる等種々の利点
を有しその実用的効果は極めて大きい。
以上、本考案に係る背負式ブロア装置の好適な実施例に
つき説明したが、本考案はセルモータ付原動機を使用す
る刈刃機、ダスター(散粉機)などの他の背負式作業機
にも好適に採用でき、本考案の精神を逸脱しない範囲内
において種々の改変をなし得ることは勿論である。
つき説明したが、本考案はセルモータ付原動機を使用す
る刈刃機、ダスター(散粉機)などの他の背負式作業機
にも好適に採用でき、本考案の精神を逸脱しない範囲内
において種々の改変をなし得ることは勿論である。
第1図は本考案に係る背負式ブロア装置の好適な実施例
の斜視図、第2図は第1図に示す背負式ブロア装置の側
面図、第3図は第1図に示す背負式ブロア装置の背面
図、第4図は第1図に示す背負式ブロア装置におけるセ
ルモータ操作スイッチ装置の斜視図、第5図および第6
図は第4図に示す操作スイッチ装置の夫々別の実施例の
斜視図および側面図、第7図は第1図に示す背負式ブロ
ア装置を使用状態する場合の説明図である。 10……L形背負架、12……送風機構、 14……背負バンド、16……腰バンド、 18……背当パッド、20……網状体、 22……スロットルレバー、 24……セルモータ、26……エンジン、 28……出力軸、30……軸流送風機、 32……防振部材、34……燃料タンク、 36……噴気部、40……ブロアパイプ、 38……フレキシブルパイプ、 42……操作スイッチ装置、44……導線コード、 46……バンド部材、48……止め具、 50……面ファスナ付きベルト、 52……止具付きバンド、54……エアクリーナ、
の斜視図、第2図は第1図に示す背負式ブロア装置の側
面図、第3図は第1図に示す背負式ブロア装置の背面
図、第4図は第1図に示す背負式ブロア装置におけるセ
ルモータ操作スイッチ装置の斜視図、第5図および第6
図は第4図に示す操作スイッチ装置の夫々別の実施例の
斜視図および側面図、第7図は第1図に示す背負式ブロ
ア装置を使用状態する場合の説明図である。 10……L形背負架、12……送風機構、 14……背負バンド、16……腰バンド、 18……背当パッド、20……網状体、 22……スロットルレバー、 24……セルモータ、26……エンジン、 28……出力軸、30……軸流送風機、 32……防振部材、34……燃料タンク、 36……噴気部、40……ブロアパイプ、 38……フレキシブルパイプ、 42……操作スイッチ装置、44……導線コード、 46……バンド部材、48……止め具、 50……面ファスナ付きベルト、 52……止具付きバンド、54……エアクリーナ、
Claims (1)
- 【請求項1】背負バンドと腰バンドとを備えるL形背負
架にセルモータ付原動機、この原動機で回動される軸流
送風機、燃料タンク、スロットルレバーなどを搭載配置
し、軸流送風機の噴気口に可撓性パイプを介してブロア
パイプを接続した背負式ブロア装置からなり、前記セル
モータの操作スイッチ装置を機体と別体に形成するとと
もにこの操作スイッチ装置に固定手段を備える可撓性取
付けバンドを付設し、前記操作スイッチ装置を可撓性パ
イプに対して着脱自在に取着することを特徴とする背負
式ブロア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988048349U JPH0625668Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 背負式ブロア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988048349U JPH0625668Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 背負式ブロア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152067U JPH01152067U (ja) | 1989-10-19 |
JPH0625668Y2 true JPH0625668Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31274505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988048349U Expired - Lifetime JPH0625668Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 背負式ブロア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625668Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025407A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | ニューデルタ工業株式会社 | 送風作業機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2536776Y2 (ja) * | 1991-02-13 | 1997-05-28 | 株式会社共立 | 背負式作業機等の背負架台 |
JP5463946B2 (ja) * | 2010-02-18 | 2014-04-09 | 株式会社デンソー | スタータ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596920U (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-17 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | バンド |
JPS599712U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-21 | 富士電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
JPS59130072U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-08-31 | ヤンマーディーゼル株式会社 | セルモ−タ付汎用内燃機関 |
JPH0340370Y2 (ja) * | 1985-12-21 | 1991-08-26 |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP1988048349U patent/JPH0625668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015025407A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | ニューデルタ工業株式会社 | 送風作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152067U (ja) | 1989-10-19 |
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