JPH06255776A - カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置 - Google Patents

カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置

Info

Publication number
JPH06255776A
JPH06255776A JP21888892A JP21888892A JPH06255776A JP H06255776 A JPH06255776 A JP H06255776A JP 21888892 A JP21888892 A JP 21888892A JP 21888892 A JP21888892 A JP 21888892A JP H06255776 A JPH06255776 A JP H06255776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
pipe
self
propelled vehicle
connecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21888892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2766137B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Kunii
建彦 国井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP4218888A priority Critical patent/JP2766137B2/ja
Publication of JPH06255776A publication Critical patent/JPH06255776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2766137B2 publication Critical patent/JP2766137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】パイプ内に入れたカプセルを空気の流動にて移
動させるものにおいて、移動途中でカプセルが故障した
際に、パイプ内に自走車を走行させて故障したカプセル
を回収できるようにして作業者の労力を軽減させるもの
である。 【構成】パイプ1に形成された出入口5より出し入れ可
能に自走車14を形成し、自走車14の駆動輪16にて
パイプ1内を移動可能とし、自走車14の前部に連結装
置26を設け、連結装置26にてカプセル2の膨大部1
2を連結しうるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカプセル輸送装置に関す
るもので、特にパイプ内で故障したカプセルを回収する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般にカプセル輸送装置は特開昭49−
13885号公報に開示されている如く、収容室と複数
の車輪を有するカプセルをパイプ内に挿入し、パイプ内
に圧力空気を供給したり空気の流れを発生させ、その圧
力及び空気の流動にてカプセルを移動させるようになっ
ている。
【0003】ところでカプセルをパイプ内で移動させて
いる途中に車輪の故障等によってカプセルの移動が困難
になる場合がある。その場合に、カプセルの回収方法と
して従来はパイプの径が大きい場合には作業者がバイプ
内に入り込んでカプセルを回収し、パイプの径が小さい
場合にはカプセルの近辺のパイプを切断してカプセルを
回収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のカプセ
ル回収方法では作業者に狭益な場所での作業を強いるこ
とになり、またパイプを切断した場合にはパイプを元の
状態に戻すために溶接作業等が必要であり、いずれの場
合も作業効率を低下させるという欠点がある。そこで本
発明はパイプを切断等することなくかつ作業者の負担を
軽減してパイプ内のカプセルを回収することができるカ
プセル回収方法及び装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1ではパ
イプ内のカプセルを空気の流動にて移動させるカプセル
輸送装置において、パイプ内にてカプセルが故障すると
パイプの一部である蓋を外して出入口を開け、出入口よ
り複数個の駆動輪を有する自走車を挿入するとともにカ
プセルの位置まで自走前進させ、自走車の先端に設けた
連結装置にてカプセルを連結し、カプセルを自走車に連
結した後自走車を出入口まで後退させてカプセルを回収
することを特徴としている。
【0006】また請求項2ではパイプ内のカプセルを空
気の流動にて移動させるカプセル輸送装置において、複
数個の駆動輪を設けた自走車をパイプの一部に形成され
た閉鎖可能な出入口よりパイプ内に挿入できる形状と
し、前記自走車の先端にカプセルを連結する連結装置を
設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】パイプ内でカプセルが故障して移動しなくなる
と、まず出入口を開いて自走車をパイプ内に入れる。パ
イプ内の自走車を複数の駆動輪を駆動させて故障したカ
プセルの位置まで前進させる。
【0008】カプセルの位置に到達すると自走車の先部
に設けられた連結装置にてカプセルを自走車に連結す
る。連結後自走車を後退させてカプセルを出入口まで移
動させ、出入口のところで修理若しくは取り出しを行
う。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にて説明すると1
は所定の場所、例えば塵芥収集場所と塵芥処理場所とを
結ぶ断面円形のパイプで、パイプ1内に挿入されたカプ
セル2をブロア−等による空気の流動により移動させう
るようになっている。前記パイプ1の一部には断面半円
径状の蓋3が設けられ、通常時は固縛部材4にて固定さ
れることによりパイプ1の一部を成し、外すことにより
出入口5が開放されるようになっている。
【0010】前記カプセル2は図1の如く塵芥等を収容
する収容室6を有するカプセル本体7の前後にそれぞれ
シャフト8を突出させ、シャフト8上に取付部材9を介
して各3個のロ−ラ10が約120度の位相にて設けら
れ、前記ロ−ラ10にてカプセル本体7を前後移動可能
に支持している。また前記シャフト8の先端にはガイド
面11を有する膨大部12が形成されるとともに他のカ
プセルとの衝突時の衝撃を緩和させるための緩衝部材1
3が設けられている。
【0011】14はパイプ1内のカプセル2を回収する
ための自走車で、該自走車14は図3及び図4に示す如
く断面円形の自走車本体15を有し、自走車本体15の
外周の前後位置にはそれぞれ3個の駆動輪16がブラケ
ット17を介して設けられており、前記駆動輪16はブ
ラケット17に取付けられた電動モ−タ18にて駆動さ
れるようになっている。
【0012】前記電動モ−タ18にはコ−ド19が延出
され、パイプ1外に設けられた巻取ドラム20を介して
電源21に接続され、更に電動モ−タ18は操作装置2
2にて前後進及び速度がコントロ−ルされるようになっ
ている。23は自走車本体15の前部に設けたカメラ
で、該カメラ23にて自走車14前方の状態を操作装置
22に近接させたモニタテレビ24にて見ることができ
るようになっている。
【0013】前記自走車本体15の前方には突出軸25
を設け、突出軸25の先部にカプセル2を連結する連結
装置26を設けてある。前記連結装置26は図6及び図
7に示す如く突出軸25の外周上に約90度の位相で4
個のブラケット27が固定され、各ブラケット27には
フック28の中央が軸支され、スプリング29にてフッ
ク28先端が内側に回動するように付勢されており、所
定角度にてブラケット27のストッパ部30にフック2
8が当接して回動停止するようになっている。
【0014】前記フック28の先端には内側に向いた係
合部31が形成され、前記係合部31はカプセル2側の
膨大部12に係合しうるようになっている。また前記係
合部31の前面にはテ−パ部32が形成され、自走車1
4がカプセル2に近づくとフック28のテ−パ部32が
カプセル2側の膨大部12のガイド面11に当接し、係
合部31を膨大部12に導くようになっている。
【0015】33は前記フック28の係合状態を解除す
るための係合解除部材で、該係合部材33は図9及び図
10に示す如く突出軸25上をスライドしうる円筒状の
支持部34上に傘状のガイド部35を設けたもので、係
合解除部材33をフック28側にスライドさせるとフッ
ク28の基端がガイド部35にてガイドされてフック2
8の係合部31がスプリング29の力に抗して外側に回
動し、膨大部12との係合が解除されるようになってい
る。
【0016】前記自走車14の後部にはワイヤ36が連
結され、前記ワイヤ36はパイプ1外のウインチ37に
巻き取ることができるようになっている。前記ワイヤ3
6の途中は出入口5よりパイプ1外に導くために、パイ
プ1両側面に固定された支持部材38にシャフト39を
介して支持されたプ−リ40とパイプ1外に設けたプ−
リ41とに掛け回すようになっている。
【0017】尚、実施例では駆動輪の駆動を電動モ−タ
にて行なっているが、エア−モ−タや油圧モ−タにて行
なうことも可能である。また駆動輪をキャタピラ式にす
ることも可能である。更に連結装置は実施例の構造に限
定するものではなく、遠隔操作にて連結装置を操作する
ようにしても同様の作用効果を有するものである。
【0018】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明すると、まず塵芥等をカプセル輸送する場合には
図1の如く出入口5を蓋3で閉鎖した状態で、塵芥等を
収容室6に収容したカプセル2をパイプ1内に挿入し、
パイプ1内でブロア−等にて空気を流動化させ、その流
動化によりカプセル2を移動させ、例えば塵芥収集場所
から塵芥処理場所まで輸送させる。
【0019】次にカプセルが移動中にロ−ラの故障等に
より移動が困難になった場合のカプセル回収について説
明すると、パイプ1の一部である蓋3を外して出入口5
を図3の如く開く。前記出入口5より連結装置26をカ
プセル2側に向けて自走車14をパイプ1内に挿入させ
る。
【0020】挿入後モニタテレビ24を見ながら操作装
置22を操作して駆動輪16を駆動させ、自走車14を
前進させる。その際、コ−ド19及びワイヤ36はフリ
−な状態になっているため自走車14に追随する。自走
車14がカプセル2に近接すると自走車14側のフック
28がカプセル2側のガイド面11に当接するとともに
案内されて図9の如くフック28の係合部31が膨大部
12に係合する。
【0021】フック28が膨大部12に係合したことを
モニタテレビ24で確認した後駆動輪16を逆転させる
とともにウインチ37を回転させて自走車14をカプセ
ル2とともに出入口5まで後進させる。カプセル2の負
荷が小さいときは駆動輪16のみで後進させ、駆動輪1
6が逆転駆動できない場合にはウインチ37の回転のみ
で後退させる。
【0022】自走車14が出入口5に達すると係合解除
部材33をスライドさせて図10の如くフック28の係
合を解除させて自走車14を出入口5より取り出す。自
走車14を取り出した後カプセル2を出入口5まで引き
出し、簡単な修理はその場で行ない、修理が困難な場合
はカプセル2を出入口5から取り出し、出入口5を蓋3
にて閉鎖し、パイプ1を原状に戻し、輸送を再開する。
【0023】
【発明の効果】以上の如く本発明は駆動輪を有する自走
車にカプセルを連結するための連結装置を設け、パイプ
内で故障したカプセルを前記自走車にて回収できるよう
にしたので、従来のように作業者がパイプに入ってカプ
セルを回収したり、パイプを切断してカプセルを回収す
る必要が無くなり、作業者の負担を著しく軽減させるこ
とができ、またパイプを傷つけることなく回収作業を行
なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部断面したカプセル輸送状態の全体図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】自走車使用時の初期状態を示す全体図である。
【図4】図3のB−B拡大図である。
【図5】図3のC−C断面図である。
【図6】連結装置の部分拡大図である。
【図7】図6のD−D図である。
【図8】自走車使用時の終期状態を示す全体図である。
【図9】自走車にカプセルを連結した時の部分拡大図で
ある。
【図10】連結装置を解除した状態図である。
【符号の説明】
1 パイプ 2 カプセル 5 出入口 12 膨大部 14 自走車 16 駆動輪 26 連結装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ内のカプセルを空気の流動にて移
    動させるカプセル輸送装置において、パイプ内にてカプ
    セルが故障するとパイプの一部である蓋を外して出入口
    を開け、出入口より複数個の駆動輪を有する自走車を挿
    入するとともにカプセルの位置まで自走前進させ、自走
    車の先端に設けた連結装置にてカプセルを連結し、カプ
    セルを自走車に連結した後自走車を出入口まで後退させ
    てカプセルを回収するカプセル輸送装置におけるカプセ
    ル回収方法。
  2. 【請求項2】 パイプ内のカプセルを空気の流動にて移
    動させるカプセル輸送装置において、複数個の駆動輪を
    設けた自走車をパイプの一部に形成された閉鎖可能な出
    入口よりパイプ内に挿入できる形状とし、前記自走車の
    先端にカプセルを連結する連結装置を設けてなるカプセ
    ル輸送装置におけるカプセル回収装置。
JP4218888A 1992-08-18 1992-08-18 カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置 Expired - Lifetime JP2766137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4218888A JP2766137B2 (ja) 1992-08-18 1992-08-18 カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4218888A JP2766137B2 (ja) 1992-08-18 1992-08-18 カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06255776A true JPH06255776A (ja) 1994-09-13
JP2766137B2 JP2766137B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=16726884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4218888A Expired - Lifetime JP2766137B2 (ja) 1992-08-18 1992-08-18 カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2766137B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019014555A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社ディスコ 気送子
CN111846964A (zh) * 2020-06-24 2020-10-30 焦作大学 一种地下胶囊物流运输枢纽站

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571121A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Niigata Eng Co Ltd Cargo work in a capsule transportation
JPH0256324A (ja) * 1988-08-22 1990-02-26 Taiho Ind Co Ltd 空洞内の移送装置
JPH0262318A (ja) * 1988-08-25 1990-03-02 Takenaka Komuten Co Ltd 高速輸送システムの管路内減圧方法
JPH02106517A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Takenaka Komuten Co Ltd 真空チューブ輸送システムのゲート装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571121A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Niigata Eng Co Ltd Cargo work in a capsule transportation
JPH0256324A (ja) * 1988-08-22 1990-02-26 Taiho Ind Co Ltd 空洞内の移送装置
JPH0262318A (ja) * 1988-08-25 1990-03-02 Takenaka Komuten Co Ltd 高速輸送システムの管路内減圧方法
JPH02106517A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Takenaka Komuten Co Ltd 真空チューブ輸送システムのゲート装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019014555A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 株式会社ディスコ 気送子
CN111846964A (zh) * 2020-06-24 2020-10-30 焦作大学 一种地下胶囊物流运输枢纽站

Also Published As

Publication number Publication date
JP2766137B2 (ja) 1998-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930001633B1 (ko) 슬라이딩 도어 작동기, 및 슬라이딩 도어 작동시스팀
US6231113B1 (en) Cable drive for motor-vehicle sliding door
JP2973286B2 (ja) 消防用布ホースの自動回収装置
JPH06255776A (ja) カプセル輸送装置におけるカプセル回収方法及び装置
JPH09254837A (ja) 配管内作業装置
JP2938774B2 (ja) 旋回式掘削機のケーブル巻取り装置とその制御用油圧回路
CN115533277A (zh) 一种埋弧焊机
CN106477398B (zh) 一种胶带拆装车
US7143794B2 (en) Construction implement for granular bed regeneration
JPH09327796A (ja) 減容機
KR100835904B1 (ko) 적재함 덮개 장치
JP2768858B2 (ja) トカマク型核融合炉の遠隔保全装置
JPH03178861A (ja) ロボット装置
JP3187658B2 (ja) 航空機貨物搬送車両のエンジンルーム出し入れ装置
JPH06306926A (ja) 配管内作業装置
KR100229914B1 (ko) 배관내의 이물질 감시 및 수거장치
JPH08132290A (ja) 片面溶接裏当てロボット
KR200173001Y1 (ko) 화물차량 적재함의 자동덮개장치
JP6853131B2 (ja) 台車
JPH0343781Y2 (ja)
JP3933337B2 (ja) シールド掘進機のセグメント組立設備
JP2023066732A (ja) シールド掘進機とカッタビットの交換方法
JPH0680421B2 (ja) 水圧鉄管の現場溶接継手検査システム
JPS58148097A (ja) 移動式溶接ポジシヨナ−
KR0140352Y1 (ko) 전동식 지게차용 배터리 반출구조