JPH06255683A - 発熱パックの製造方法 - Google Patents

発熱パックの製造方法

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JPH06255683A
JPH06255683A JP6877392A JP6877392A JPH06255683A JP H06255683 A JPH06255683 A JP H06255683A JP 6877392 A JP6877392 A JP 6877392A JP 6877392 A JP6877392 A JP 6877392A JP H06255683 A JPH06255683 A JP H06255683A
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Japan
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sheet
aluminum foil
heat
sheets
roller
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Masabumi Hamazaki
正文 濱▲崎▼
Akio Kawaguchi
明男 川口
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CHIYOURI KK
HAMA CORP KK
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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CHIYOURI KK
HAMA CORP KK
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工程を複雑にすることなく、均一な透孔が形
成される発熱パックの製造方法の提供 【構成】 製造方法では、合成樹脂フィルムが貼着され
たアルミ箔シート1 と、不織布シート2 とが用いら、ロ
ール状に巻かれたシート1 ,2は、フレーム3 に設けられ
た上下アーム4,5 に装着される。巻出されたシート1,2
は、ガイドローラ6 を介してフレーム3 の垂直下方に導
かれ、相互に重ね合わされる。シート1 が捲回されるロ
ーラ6 の途中には、ゴムローラ7aと外周に間欠的に刃が
設けられたカッタローラ7bとからなる狭持ローラ7 が設
けられいる。狭持ローラ7 をシート1 が通過すると、長
手方向に沿った間欠的なスリット状透孔8 が形成され
る。重合わされたシート1,2 は、次に、シート1 を内側
にしてその長手方向に2つ折にされ、この状態で下方お
よび側方に熱シールが施され、計量された発熱剤が投入
され後に上方シールが施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発熱パックの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水和反応により発熱する生石灰などの発
熱剤を利用して、酒などの液状飲食物や米飯などの半加
工固形食品を加熱する加熱容器が、例えば、実開平1−
168479号公報などに開示されている。この種の加
熱容器は、例えば、発熱剤とて生石灰を用い、この生石
灰と水とを水和反応させることにより、飲食物などを加
熱するためのエネルギーを得ている。
【0003】ところで、上記公報に示されている加熱容
器の発熱剤は、粒状の生石灰からなる発熱剤を、合成樹
脂フィルムが貼着されたアルミ箔で包み込んだパック状
のものが用いられ、アルミ箔に透水性を持たせるために
多数の透孔を穿設している。このような構成の発熱パッ
クでは、粒状の発熱剤が透孔を介して外部に逸出するこ
とを防止するために、透水性がある不織布などでさらに
包み込むことも行われている。
【0004】このような構成の発熱パックの製造方法と
しては、従来、アルミ箔に貼着されている合成樹脂フィ
ルムを融着することで袋体を形成し、この袋体内に計量
された発熱剤を投入して密閉し、その後に針状物を押し
つけることにより透孔を設けて、しかる後に必要に応じ
て不織布で包み込んでいた。しかしながら、このような
発熱パックの製造方法には、以下に説明する技術的課題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述した従
来の発熱パックの製造方法では、穿孔を穿設するのに、
針状物を押しつけることで行っていたが、このような穿
設方法では、針状物がアルミ箔を貫通することで穿孔が
形成されるものの、穿孔が形成される部分の抜きカスと
なるアルミ箔は、本体の部分から完全に分離されず、そ
の一部が繋がった状態になっているので、針状部を抜き
取る時に、発熱剤の粉が針状物に付着することもあっ
て、抜きカスがキックバックして穿孔を塞ぐという問題
があった。
【0006】特に、このような状態は、全ての穿孔に発
生するものではなく、ランダムに発生するため、水和反
応用の水を供給したときに、発熱剤に供給される水量が
バラツキ、反応熱が均一に加熱対象物に伝達されない。
また、針状物に付着する発熱剤の清掃の問題もある。
【0007】この問題を解決する方法として、例えば、
プレスにより透孔を打ち抜くことが考えられるが、小径
のピンを多数植設した型が必要になるとともに、型抜き
されたカスの処理も必要になり、工程が複雑になるとい
う問題がある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、工
程を複雑にすることなく、均一な透孔が形成される発熱
パックの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、合成樹脂フィルムが貼着されたアルミ箔
シートに間欠的なスリット状透孔を穿設する工程と、前
記アルミ箔シートの外面側に不織布シートを重ねる工程
と、積重された前記アルミ箔シートと不織布シートとを
長手方向に2つ折にする工程と、2つ折りにされた前記
アルミ箔シートと不織布シートの下方と側方とを熱シー
ルして、内部に計量された発熱剤を投入して、前記シー
トの上方を熱シールする工程とを含むことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記構成の発熱パックの製造方法によれば、ア
ルミ箔に透水性を与える透孔は、発熱剤の投入前に、間
欠的なスリット状に穿設されるので、キックバックがな
く、型も必要としない。
【0011】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照にして詳細に説明する。図1および図2は、本発
明にかかる発熱パックの製造方法の一実施例を示してお
り、図3は同製造方法で得られる発熱パックを示してい
る。
【0012】同図に示す発熱パックの製造方法は、合成
樹脂フィルムが両面に貼着された帯状のアルミ箔シート
1と、このアルミ箔シート1とほぼ同じ幅の不織布シー
ト2とが用いられる。これらのシート1,2は、ロール
状に巻かれ、フレーム3に上下方向に間隔をおいて設け
られた上下アーム4,5に装着され、この実施例では、
上アーム4にアルミ箔シート1が装着され、下アーム5
に不織布シート2が装着されている。
【0013】そして、ロールから巻き出されたアルミ箔
シート1および不織布シート2は、それぞれ複数のガイ
ドローラ6を介してフレーム3の垂直下方に導かれ、不
織布シート2側の終端ガイドローラ6aの下方で相互に
重ね合わされる。アルミ箔シート1が捲回されるガイド
ローラ6の途中には、比較的径の大きい一対の狭持ロー
ラ7が設けられていて、この狭持ローラ7は、一方がゴ
ムローラ7aであり、このゴムローラ7aに接触する他
方がカッタローラ7bとなっている。
【0014】カッタローラ7bは、その軸方向(図1の
紙面に直交する方向)に所定の間隔をおいて複数が配置
され、円盤状のカッターの外周に部分的な切欠部が設け
られている。この構成により、狭持ローラ7をアルミ箔
シート1が通過すると、アルミ箔シート1には、図2の
上部にその一部を示すように、シート1の長手方向に沿
った多数の間欠的なスリット状透孔8が形成される。こ
のスリット状透孔8は、その長さが15〜16mm程度
で、透孔8のない部分の長さが4〜5mm程度が好適で
ある。
【0015】終端ガイドローラ6aの下方で重合わされ
たアルミ箔シート1と不織布シート2は、次に、図2に
示すようなガイド筒9に挿入される。このガイド筒9
は、下方に向けて若干拡開したテーパ状に形成された内
筒9aと外筒9bとからなり、これらの筒間に略U字型
断面の狭い空間9cが設けられていて、この空間9cに
アルミ箔シート1を内側にして重合わされたシート1,
2が導入される。
【0016】これにより、シート1,2は、アルミ箔シ
ート1を内側にして、水平断面が略U字状になるように
その長手方向に2つ折にされ、空間9cの下端から導出
される。空間9cから導出された2つ折れにされたシー
ト1,2は、次に熱シール10が形成される。
【0017】この熱シール10は、図外のシート1,2
を狭持する形式の熱シール機で行われるものであって、
まず、下方シール10aと、U字形に開口した側方シー
ル10bとが行われる。このシール10a,bにより、
シート1,2は、上方が開口した袋状になり、この段階
でガイド筒9内に計量された発熱剤、例えば、粒状の生
石灰が投入され。
【0018】そして、発熱剤の投入が終了したのちに、
上方シール10cが形成され、これにより発熱剤がシー
ト1,2に封入される。以上の操作を順次行い、上方お
よび下方シール10a,cの中間で切断すれば、図3に
示す発熱パック11が得られる。
【0019】この実施例で得られる発熱パック11は、
表面側に不織布シート2が設けられ、その内側にスリッ
ト状透孔8が設けられたアルミ箔シート1があって、こ
のアルミ箔シート1のさらに内側に発熱剤が位置してい
るので、発熱剤の細かい粉体が透孔8を介して逸出した
としても、不織布シート2によりこれが外部に逸出する
ことが防止される。
【0020】さて、以上の工程で行われる発熱パックの
製造方法によれば、アルミ箔シート1に透水性を与える
透孔8は、発熱剤の投入前に、狭持ローラ7により間欠
的なスリット状に穿設されるので、キックバックがな
く、型も必要としない。
【0021】なお、上記実施例では、スリット状透孔8
をアルミ箔シート1の長手方向に沿って形成したものを
例示したが、透孔8の方向はこれに限られることはな
く、シート1の長手方向に直交する方向であってもよ
い。
【0022】
【効果】以上、実施例で詳細に説明したように、本発明
にかかる発熱パックの製造方法によれば、アルミ箔に透
水性を与える透孔は、発熱剤の投入前に、間欠的なスリ
ット状に穿設されるので、キックバックがなく、型も必
要としないので、工程を複雑にすることなく、均一な透
孔が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる発熱パックの製造方法の重合わ
せ工程までの説明図である。
【図2】図1の後に行われる工程の説明図である。
【図3】本発明の実施例で得られる発熱パックの平面図
である。
【符号の説明】
1 アルミ箔シート 2 不織布シート 7 狭持ローラ 8 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 明男 東京都渋谷区代々木1丁目36番1号 フク ビ化学工業株式会社東京支店内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムが貼着されたアルミ箔
    シートに間欠的なスリット状透孔を穿設する工程と、 前記アルミ箔シートの外面側に不織布シートを重ねる工
    程と、 積重された前記アルミ箔シートと不織布シートとを長手
    方向に2つ折にする工程と、 2つ折りにされた前記アルミ箔シートと不織布シートの
    下方と側方とを熱シールして、内部に計量された発熱剤
    を投入して、前記シートの上方を熱シールする工程とを
    含むことを特徴とする発熱パックの製造方法。
JP4068773A 1992-03-26 1992-03-26 発熱パックの製造方法 Expired - Lifetime JP2608224B2 (ja)

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