JPH062554B2 - エレベ−タの防犯運転装置 - Google Patents

エレベ−タの防犯運転装置

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JPH062554B2
JPH062554B2 JP61087742A JP8774286A JPH062554B2 JP H062554 B2 JPH062554 B2 JP H062554B2 JP 61087742 A JP61087742 A JP 61087742A JP 8774286 A JP8774286 A JP 8774286A JP H062554 B2 JPH062554 B2 JP H062554B2
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JP
Japan
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floor
crime prevention
elevator
prevention operation
car
Prior art date
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Application number
JP61087742A
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JPS62244879A (ja
Inventor
茂彦 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータを利用する乗客を痴漢あるいは
暴漢などから保護するエレベータの防犯運転装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来のエレベータの防犯運転装置における各階
強制停止運転の動作のフローチャートで、図中43は走
行中かどうかを判定する手順であり、44は防犯運転中
かどうか判定する手順、45はかご呼びの有無を判定す
る手順、46はエレベータを停止決定させる手順、47
はかご呼びまたは乗場呼びに応答して、停止すべき階か
どうかを判定する手順を示す。
なお、防犯運転への切換は、特別に設けた防犯運転用ス
イッチをオンすることなどにより行なわれる。
次に、この第4図フローチャートにより動作の流れにつ
いて説明する。手順43により走行中でなければ、この
処理を終え、走行中ならば、手順44により防犯運転中
かどうかを判定し、防犯運転中でないならば、手順47
で次階が応答すべき階かを判定し、応答すべき階ならば
手順46で停止決定し、また、手順47で次階が応答す
べき階でなければ処理を終わる。
手順44において、防犯運転中なら手順45でかご呼び
の有無を判定し、有りならば手順46で停止決定し、す
べての階に停止する。
このようにして、防犯運転中は、かご呼びのある階まで
エレベータは各階に停止して運転される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のエレベータの各階強制停止運転によるエレベータ
の防犯運転装置では以上のように運転されるため、乗客
が乗り込み、行先釦を押したら、出発階から目的階の間
のすべての階床に停止するため目的階に到着するまでに
多くの時間を要し、サービスが低下し、乗客がイライラ
することになる。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、出発階から目的階まで各階に強制停止させなくて
も従来と同等に防犯効果を得、かつサービス低下による
乗客のイライラを暖和できるエレベータの防犯運転装置
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエレベータの防犯運転装置は、出発階か
ら目的階までの途中の停止階を乱数により無作為決定し
てかごを停止させるようにした手段を設けたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、出発階とかご呼びが登録されてい
る間の目的階へエレベータのかごが着くまでに途中どの
階に停止させるかを乱数により無作為決定して、それぞ
れの運転ごとに任意の階に任意の回数途中停止して目的
階までかごを運転する。
〔実施例〕
以下、この発明のエレベータの防犯運転装置の実施例を
図について説明する。第1図はその一実施例の全体の構
成を示すブロツク図である。この実施例は第1図から明
らかなように外部スイッチ1からの入力信号によるエレ
ベータ防犯運転指令手段2を設け、このエレベータ防犯
運転指令手段2により指令が出ているときにエレベータ
のかご3内に設置されたかご操作盤4上の行先釦5が押
されて、かご呼びが登録されると、出発階からかご呼び
の登録された目的階までの途中の階床数を計算する。
この計算結果に基づき、途中階の停止する階を特定する
手段7によりどの階に防犯運転のために停止するかを演
算し、その出力に基づきエレベータのかごを制御する手
段8により、駆動モータ9を制御しエレベータのかご3
途中停止する階を特定とする手段7の出力に応じた階に
途中停止させて目的階まで運転するようにしている。
なお、途中停止する階を特定する手段7はマイクロコン
ピユータ(以下マイコンという)が用いられている。ま
た、駆動モータ9により綱車Aを駆動し、綱車Aにロー
プBが巻回され、ロープBの一端にかご3が取り付けら
れ、他端につり合いおもりCが取り付けられている。
次に上記実施例の動作を第2図のフローチャートを併用
して説明する。この第2図は第1図における途中停止す
る階を特定する手段7を構成するマイコンのメモリに記
憶されたこの発明のエレベータの防犯運転装置のプログ
ラムのフローチャートを示すものである。
まず、手順11でかご呼びの有無を判定し、かご呼びが
無ければ、この処理を終わえ、かご呼びが有れば、手順
12で現在のかご位置を出発階Sに記憶し、手順13で
かご呼びの登録階を目的階Rに記憶する。
次に、手順14で目的階Rが出発階Sより上方か下方か
を判定し、上方ならば手順15で途中階の数HをH=R
−S−1で求める。
次に手順16で係数Aに2桁の乱数データを入力し、手
順17,18で途中停止する階までの階床数Yを、 で求めたXの値の小数点以下を切り上げて求める。
次に、途中停止階Zを、手順19にてZ=S+Yにより
求める。一方、目的階Rが出発階Sより下方ならば、手
順20〜24により上方の場合と同様にして途中停止階
Zを求める。
このようにして各運転ごとに途中停止階Zが乱数により
無作為に決定され、かごは目的階Sに向う途中一旦途中
階Zに停止した後、再び目的階Sに向つて運転される。
第3図はこの発明の他の実施例の構成を示すブロツク図
である。この第3図の実施例は、異常を検出する手段4
9、たとえば刃物などのセンサ作動や悲鳴などの異常音
検出、乗客がかご内であばれたときの異常振動検知など
に応動して、各階強制停止指令手段50が各階強制停止
指令を発生することにより、かご内に異常が発生すると
各階強制停止運転に切り換えるようにしたものである。
また、エレベータ防犯運転指令手段2への入力は外部ス
イッチ1以外にも、24時間タイマ48に変えてもよい
し、または、単位時間当たりの呼びの発生頻度により、
利用客が著しく少ないときは自動的に防犯運転をさせる
ようにしてもよい。
さらに、第2図のフローチャートの説明では、途中停止
する回数を1回として、その停止階を乱数により無作為
決定したが、停止回数を乱数により無作為決定し、その
回数だけ出発から順時停止した後目的階に直行運転する
ようにしてもよい。
また、停止回数を乱数により無作為決定するとともに、
その停止階も乱数により無作為決定して、途中停止階を
決定するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、出発階とかご呼びが登
録されている間の目的階へかごが着くまでに途中どの階
に停止させるかを乱数により無作為に決定し、それぞれ
の運転ごとに任意の階に任意の回数途中停止して目的階
までかごの運転を行うようにしたので、従来の各階強制
停止と比べ、途中の停止回数が減り、目的階まで、到着
するにかかる時間が短縮でき、エレベータ全体のサービ
スも向上して、利用者のイライラを暖和する効果があ
る。
また、乱数を使って途中停止階を毎回無作為決定してい
るから途中いつどの階に停止するか判らず、痴漢などに
心理的な圧迫感を与えて、犯罪を未然に防止できる。
さらに、停止階が不定故、犯罪者が乗場で呼びを作って
待ち伏せていてエレベータに乗りこんでくるのを防止す
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエレベータの防止運転装置の一実施
例の構成を示すブロツク図、第2図は同上エレベータの
防犯運転装置の動作を説明するためのフローチャート、
第3図はこの発明のエレベータの防犯運転装置の他の実
施例のブロツク図、第4図は従来のエレベータの防犯運
転装置における各階強制停止運転の動作を説明するため
のフローチャートである。 1…外部スイッチ、2…エレベータ防犯運転指令手段、
3…かご、4…操作盤、5…行先釦、7…途中停止する
階を特定する手段、8…エレベータのかごを制御する手
段、9…駆動モータ、48…24時間タイマ、49…異
常検出手段、50…各階強制停止指令手段、 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの防犯運転を人為的または自動
    的に指令する第1手段、この第1手段が作動したときに
    エレベータの出発階からかご呼び登録階までの途中停止
    階を乱数により無作為決定し、停止させる第2手段を設
    けたことを特徴とするエレベータの防犯運転装置。
  2. 【請求項2】第2手段は途中停止回数を乱数により無作
    為決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のエレベータの防犯運転装置。
  3. 【請求項3】途中停止回数と停止階を乱数により無作為
    決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    エレベータの防犯運転装置。
JP61087742A 1986-04-16 1986-04-16 エレベ−タの防犯運転装置 Expired - Lifetime JPH062554B2 (ja)

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JP61087742A JPH062554B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 エレベ−タの防犯運転装置

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JP61087742A JPH062554B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 エレベ−タの防犯運転装置

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JPS62244879A JPS62244879A (ja) 1987-10-26
JPH062554B2 true JPH062554B2 (ja) 1994-01-12

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ID=13923382

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JP61087742A Expired - Lifetime JPH062554B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 エレベ−タの防犯運転装置

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JP6649784B2 (ja) * 2016-01-28 2020-02-19 セコム株式会社 昇降機及び警備システム

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JPS62244879A (ja) 1987-10-26

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