JPH06255426A - カウルトップガーニッシュの取付構造 - Google Patents
カウルトップガーニッシュの取付構造Info
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- JPH06255426A JPH06255426A JP4776093A JP4776093A JPH06255426A JP H06255426 A JPH06255426 A JP H06255426A JP 4776093 A JP4776093 A JP 4776093A JP 4776093 A JP4776093 A JP 4776093A JP H06255426 A JPH06255426 A JP H06255426A
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract
ことができ、かつ部品点数を削減できるとともに、外観
の向上を図ることが可能なカウルトップガーニッシュの
取付構造を提供することにある。 【構成】 本発明に係るカウルトップガーニッシュの取
付構造では、カウルトップパネル3の外気導入口5に装
着されるカウルトップガーニッシュ6の裏面6a側に挿
通孔12を有する屈曲片9を設け、屈曲片9に挿通孔1
2を介してクリップ11を固定し、ガーニッシュ6の裏
面6a側の前後部6c,6dに係止爪13,14をそれ
ぞれ設け、クリップ11をカウルトップパネル3の取付
孔10に挿入するとともに、係止爪13,14を外気導
入口5の周縁部3aに係止させてガーニッシュ6をカウ
ルトップパネル3に取付けている。
Description
られるカウルトップガーニッシュの取付構造に関するも
のである。
るカウルトップパネルには、外気導入口が開設されてお
り、当該外気導入口の周囲にはこれを覆うカウルトップ
ガーニッシュが装着されている。このようなカウルトッ
プガーニッシュの取付構造としては、例えば図5および
図6に示すようなものがある。すなわち、ガーニッシュ
51には、格子状の空気取入口52が車巾方向に沿って
間隔を置いて設けられているとともに、隣合う空気取入
口52を間に置いて複数個(4個)の凹部53が設けら
れている。また、これら凹部53には、クリップ54を
挿通させる挿通孔55がそれぞれ穿設されている。一
方、ガーニッシュ51を装着する箇所のカウルトップパ
ネル56には、クリップ54の先端部54aを差し込む
取付孔57が各凹部53と対応して配設されている。
トップパネル56に取付けるには、まず、ガーニッシュ
51を外気導入口(図示せず)の周囲に位置するカウル
トップパネル56の箇所に設置して位置決めする。次い
で、4個のクリップ54をガーニッシュ51の挿通孔5
5を介して取付孔57にそれぞれ差し込むと、当該ガー
ニッシュ51は、カウルトップパネル56に固定される
ことになる(図6参照)。
た従来の取付構造では、ガーニッシュ51をカウルトッ
プパネル56の取付箇所に設置し、その後に4個のクリ
ップ54を差し込むことによりガーニッシュ51をカウ
ルトップパネル56に固定するようにしているので、組
付作業の工程数が多くなる上、クリップ54を後付けし
なけらならず、手間が掛かって作業性の向上が図れなか
った。また、後付けするクリップ54の頭部54bは、
ガーニッシュ51の表面側に露出して外部から見えるの
で、外観上好ましくなかった。
ものであって、その目的は、簡単な操作で取付けをする
ことができ、かつ部品点数を削減できるとともに、外観
の向上を図ることが可能なカウルトップガーニッシュの
取付構造を提供することにある。
題を解決するために、本発明においては、カウルトップ
パネルの外気導入口に装着されるカウルトップガーニッ
シュの取付構造において、前記ガーニッシュの裏面側に
屈曲片を設け、該屈曲片にクリップを固定し、前記ガー
ニッシュの裏面側の前後部に係止爪をそれぞれ設け、前
記クリップを前記カウルトップパネルの取付孔に挿入す
るとともに、前記係止爪を前記外気導入口の周縁部に係
止させて前記ガーニッシュを前記カウルトップパネルに
取付けている。
構造では、ガーニッシュの裏面側に屈曲片を設け、該屈
曲片にクリップを固定し、前記ガーニッシュの裏面側の
前後部に係止爪をそれぞれ設け、前記クリップをカウル
トップパネルの取付孔に挿入するとともに、前記係止爪
を外気導入口の周縁部に係止させて前記ガーニッシュを
前記カウルトップパネルに取付けているため、従来に比
べてクリップの使用数を減らしてもガーニッシュをカウ
ルトップパネルにワンタッチで確実に取付けることがで
きる上、クリップが外部から全く見えなくなる。
に説明する。
ーニッシュの取付構造の一実施例を示している。図にお
いて、1は自動車2のフロントウインドガラス、3はフ
ロントウインドガラス1の下端部が固着されるカウルト
ップパネルであり、このカウルトップパネル3の端部と
図示しないアッパパネルおよびフロントパネルの端部と
を互いに固着することにより、車巾方向へ延びる閉断面
形状のカウル部4が車室内の前方に形成されている。
示しない空気調整装置などに空気を送る外気導入口5が
開設されており、この外気導入口5の周囲にはこれを覆
うカウルトップガーニッシュ6が装着され、該ガーニッ
シュ6によって外気導入口5を外部から見えないように
している。しかも、カウルトップパネル3の外気導入口
5の周囲は凹んで形成されており、カウルトップパネル
3の上面とこれに装着されたガーニッシュ6の上面とが
ほぼ面一になるように設定されている。なお、カウル部
4の車体前方にはフロントフード7が配設されており、
フロントフード7によってエンジンルームの上部開口が
開閉されるようになっている。
および図2に示すように、外気導入口5の周囲を覆うこ
とができる大きさで、車巾方向に延びる樹脂製の板状体
を用いて一体成形されている。このガーニッシュ6に
は、格子状に形成された3個の空気取入口8が車巾方向
に沿って間隔を置いて設けられており、これら空気取入
口8を通って車外から空気がカウルトップパネル3の外
気導入口5に導かれるように構成されている。また、ガ
ーニッシュ6の裏面6a側であって、中央箇所に位置す
る空気取入口8の左右両側には、断面略L字状の屈曲片
9がそれぞれ一体的に設けられている。他方、カウルト
ップパネル3の外気導入口5の付近には、後述するクリ
ップの先端部を差し込む取付孔10が屈曲片9と対応す
る位置に穿設されている。
延びる垂直面部9aと該垂直面部9aの下端より車体後
方へ向かって延びる水平面部9bとから成り、この水平
面部9bはガーニッシュ6の裏面6aに対して一定の間
隔を開けた下方位置に配設されている。しかして、ガー
ニッシュ6の裏面6aと屈曲片9の水平面部9bとの間
には、クリップ11の頭部11aが配置し得るように構
成されている。また、屈曲片9の水平面部9bには、ク
リップ11の軸部11bの先端を挿通させる挿通孔12
が穿設されている。
能な樹脂製材料を用いて一体成形されており、皿状の頭
部11aと先端が膨出している軸部11bとから構成さ
れている。すなわち、クリップ11は、軸部11bを水
平面部9bの挿通孔12に挿通させ、軸部11bの先端
を水平面部9bの下面から突出させて配置するととも
に、頭部11aをガーニッシュ6の裏面6aと屈曲片9
の水平面部9bとの間に配置することにより、表面6b
から見えない状態でガーニッシュ6の屈曲片9に予め固
定され得るようになっている。しかして、ガーニッシュ
6は、クリップ11付きで納入できるように構成されて
いる。
位置する前後部6c,6dには、複数個の係止爪たる固
定爪13と可動爪14が車巾方向に一定の間隔を置いて
配設されており、これら固定爪13と可動爪14とは、
空気取入口8を間に挟んでそれぞれ対向して配置されて
いる。なお、図2において符号Aは固定爪13の配設位
置を示し、符号Bは可動爪14の配設位置を示してい
る。
ーニッシュ6の空気取入口8の側壁を形成する前部6c
に突設されており、ガーニッシュ6を取付ける際に、カ
ウルトップパネル3の外気導入口5の周縁部3aに係止
するように構成されている。また、可動爪14は、ガー
ニッシュ6の空気取入口8の側壁を形成する後部6dに
設けられ、上端部が後部6dから切り離されて自由端と
なっている。このため、可動爪14は、係止時の押圧力
で下部を中心にして外方へ弾性変形することにより回動
可能に構成され、ガーニッシュ6を取付ける際に、カウ
ルトップパネル3の外気導入口5の周縁部3aに係止す
るように構成されている。
カウルトップパネル3に取付けるには、まず、当該ガー
ニッシュ6をクリップ11付きで納入すべく、2個のク
リップ11を挿通孔12を介して左右の屈曲片9にそれ
ぞれ固定し、軸部11bの先端を水平面部9bの下面か
ら突出させて配置する。次に、この状態で納入されたガ
ーニッシュ6をカウルトップパネル3の外気導入口5の
周縁部3aに設置し、クリップ11を取付孔10に押し
込むとともに、固定爪13および可動爪14のそれぞれ
を押し込んで上記した周縁部3aに係止させ、当該周縁
部3aをガーニッシュ6の上部と固定爪13および可動
爪14とによって挟持する。すると、ガーニッシュ6
は、クリップ11、固定爪13および可動爪14の係合
作用により周縁部3aから抜け出ることなく装着され
て、カウルトップパネル3に取付けられる(図3および
図4参照)。
シュ6の裏面6a側に挿通孔12を有する断面略L字状
の屈曲片9を設け、当該挿通孔12にクリップ11の軸
部11bを挿通させることによりクリップ11を屈曲片
9に固定しており、ガーニッシュ6をクリップ11付き
で納入することが可能になるため、クリップ11の後付
け作業が不要となり、これらクリップ11を取付孔10
に押し込むだけでガーニッシュ6をカウルトップパネル
3にワンタッチで取付けることができるとともに、クリ
ップ11がガーニッシュ6の表面6b側に露出すること
はない。また、上記ガーニッシュ6の前後部6c,6d
には、複数個の固定爪13と可動爪14がそれぞれ配設
されており、当該可動爪14は係止時の押圧力で外方へ
回動するため、2個のクリップ11でもガーニッシュ6
をカウルトップパネル3の外気導入口5の周縁部3aに
簡単かつ確実に係止させることができる。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
ッシュ6の裏面6a側に設ける屈曲片9を断面略L字状
に形成しているが、クリップ11を確実に固定できる形
状であれば屈曲片9を他の断面形状に形成してもよい。
ガーニッシュの取付構造は、カウルトップパネルの外気
導入口に装着されるカウルトップガーニッシュの裏面側
に屈曲片を設け、該屈曲片にクリップを固定し、前記ガ
ーニッシュの裏面側の前後部に係止爪をそれぞれ設け、
前記クリップを前記カウルトップパネルの取付孔に挿入
するとともに、前記係止爪を前記外気導入口の周縁部に
係止させて前記ガーニッシュを前記カウルトップパネル
に取付けているので、ガーニッシュの納入時にクリップ
を先付けすることによって組付工程数を少なくすること
ができる上、ガーニッシュをカウルトップパネルにワン
タッチ操作で取付けることができ、作業性の向上が図れ
る。しかも、本発明の取付構造では、クリップがガーニ
ッシュの表面側に露出せず外部から見えない構造となっ
ているので、ガーニッシュを含む車体全体の外観を向上
させることができる。
ニッシュがクリップだけでなく係止爪によってもカウル
トップパネルに固定されているので、従来の取付構造に
比べてクリップの使用数を減らすことができ、部品点数
の削減によってコストダウンを図ることができる。
ウルトップガーニッシュを取付けた自動車を示す斜視図
である。
ある。
ップガーニッシュを示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 カウルトップパネルの外気導入口に装着
されるカウルトップガーニッシュの取付構造において、
前記ガーニッシュの裏面側に屈曲片を設け、該屈曲片に
クリップを固定し、前記ガーニッシュの裏面側の前後部
に係止爪をそれぞれ設け、前記クリップを前記カウルト
ップパネルの取付孔に挿入するとともに、前記係止爪を
前記外気導入口の周縁部に係止させて前記ガーニッシュ
を前記カウルトップパネルに取付けたことを特徴とする
カウルトップガーニッシュの取付構造。 - 【請求項2】 上記カウルトップガーニッシュの前後部
に設けられる係止爪は、一方が固定爪であり、他方が係
止時の押圧力により移動可能に構成された可動爪である
ことを特徴とする請求項1に記載のカウルトップガーニ
ッシュの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04776093A JP3204425B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | カウルトップガーニッシュの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04776093A JP3204425B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | カウルトップガーニッシュの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255426A true JPH06255426A (ja) | 1994-09-13 |
JP3204425B2 JP3204425B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04776093A Expired - Fee Related JP3204425B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | カウルトップガーニッシュの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3204425B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP04776093A patent/JP3204425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3204425B2 (ja) | 2001-09-04 |
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