JPH0625512Y2 - 作業装置を備えた車両の停止位置表示装置 - Google Patents

作業装置を備えた車両の停止位置表示装置

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JPH0625512Y2
JPH0625512Y2 JP9778088U JP9778088U JPH0625512Y2 JP H0625512 Y2 JPH0625512 Y2 JP H0625512Y2 JP 9778088 U JP9778088 U JP 9778088U JP 9778088 U JP9778088 U JP 9778088U JP H0625512 Y2 JPH0625512 Y2 JP H0625512Y2
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JP
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vehicle
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stop position
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JP9778088U
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一吉 本間
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブームを装備した高所作業車あるいは穴堀建
柱車等の作業装置を備えた車両を所定の設置位置に移動
させるにつき、投光器を利用して車両と目標物との相対
位置を示すことにより、車両運転手又は誘導者に、その
設置位置を認識させて高所作業車を所定の設置位置まで
迅速に移動させて停車させることができるようにした作
業装置を備えた車両の停止位置表示装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
現在は高所作業車或いは穴堀建柱車等の作業装置を備え
た車両を所定の設置位置に迅速に移動接近させて停車さ
せるための計測手段は殆ど無いため、多くの場合作業現
場において、運転者あるいは車両誘導員の方が、その都
度歩幅等によって計測したり、目測によって作業位置ま
での距離を算出して高所作業車等を所定の設置位置に移
動させているのが実情である。
〔考案の解決すべき課題〕
しかし、従来のそうした距離算出手段は非常に誤差が多
く、従って高所作業開始後においてブームの到達距離が
足りなくてバケットが作業位置まで移動できない場合が
しばしば起こり、そのためにバケットに搭乗した作業者
は無理な姿勢での作業を強いられる等の問題がある。
そこで、現在、車両停止位置最適化装置の研究開発がな
されているが、現在のところは効果的な高所作業車等の
車両停止位置表示装置の開発はなされていない。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、ブームを装備した高所作業車あるい
は穴堀建柱車等の作業装置を備えた車両を所定の設置位
置に移動させるにつき、投光器を利用して車両と目標物
との相対位置を示すことにより車両運転手又は誘導者に
その設置位置を認識させて高所作業車等を所定の設置位
置まで迅速に移動させて停止させることのできる作業装
置を備えた車両の停止位置表示装置を提供することにあ
り、そのために作業装置を旋回可能に備えた車両におい
て、車体に上下及び左右方向に揺動可能に取り付けた投
光器と、前記作業装置の旋回中心より作業目標までの距
離及び旋回角度を入力する入力装置と、該入力装置から
の信号により前記作業目標の地上位置を照射するのに必
要な前記投光器の上下方向及び左右方向の揺動量を演算
する演算器と、該演算器からの信号により投光器の揺動
駆動を制御するコントローラとで構成する。
〔作用〕
上記のような構成を採用したので、高所作業車あるいは
穴堀建柱車等の作業装置を備えた車両を所定の設置位置
に移動させるにつき、入力装置により作業装置の旋回中
心より作業目標までの距離及び旋回角度を入力すると、
演算器が作業目標の地上位置を照射するのに必要な投光
器の上下方向及び左右方向の揺動量を演算し、演算結果
に従ってコントローラが投光器を揺動駆動するので、車
両運転手又は誘導者が、投光器が照射する地上位置が作
業目標の地上位置と重なるように作業車を移動させるこ
とにより、車両を所定の設置位置に迅速に、かつ非常に
正確に設置させることができる。また、センシング方式
でないので穴堀位置の様な作業対象の無い場合でも使用
可能である。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第3図に基づいて本考案に係る作業装
置を備えた車両の停止位置表示装置の一実施例を詳細に
説明する。
同図中、1は本考案に係る車両の停止位置表示装置2を
装備した作業車(以下本実施例では高所作業車で説明す
る)である。3は作業車1の車体上に旋回自在に載置し
たターンテーブル、4は前記ターンテーブル3に起伏自
在に基端を枢着した伸縮自在なブーム、5は前記ブーム
4の起伏に関係なく常に水平に保持されるように装備し
たバケット、6は前記車両の停止位置表示装置2の主要
部を構成する投光器であって、該投光器6は本実施例で
は高所作業車1の車体の後部上面に装備されている。
ところで、前記投光器6を含む車両の停止位置表示装置
2は、第3図に示すように、ターミナル操作ボックス8
(入力装置)、演算器9、投光器6、コントローラ7、
投光器6を上下及び左右方向にそれぞれ揺動させる2個
のモータ6a及び投光器6の上下方向及び左右方向への
揺動角度をそれぞれ検出するポテンショメータ6bより
構成されている。
ターミナル操作ボックス8は、ターンテーブル3の旋回
中心より作業目標までの距離R及び旋回角度θ(本実施
例では作業車1の車幅方向の中心線を基準としてい
る。)をテンキーにより入力するとともに、その入力結
果をそれぞれ表示する。演算器9は、ターミナル操作ボ
ックス8の入力信号により、入力した作業目標の地上位
置Sを照射するのに必要な投光器6の上下方向及び左右
方向の揺動量を演算する。コントローラ7は、演算器9
の演算結果に基づいて各モータ6aの作動を制御して投
光器6を上下方向及び左右方向に揺動させるとともに、
ポテンショメータ6bの検出値と演算器9の演算結果を
比較し、検出値と演算結果が一致したときモータ6aの
作動を停止させる。これにより、投光器6がターミナル
操作ボックス8により入力された作業目標の地上位置S
を照射する。
尚、上記の構成では説明を省略したが、例えば同図に示
す如く、第2・第3・・の投光器6・・を装備し、高所
作業車1の複数位置に投光器6・・を配置して高所作業
車1の周囲全域において前記同様にスポットの照射が行
える様にしてもよく特に上記の構成にのみ限定するもの
ではない。
以下、上記の構成により本考案に係る作業装置を備えた
車両の停止位置表示装置の作用を説明する。
例えば第1図及び第2図に示す作業現場に於いて、電柱
Pに対する所定の高所作業を実施する様な場合は、オペ
レータMは、先ず第1に当該高所作業車1の作業能力、
即ちブーム3の起伏角度θ、伸縮長lを把握した上で、
前記投光器6による集光スポットSの照射位置(距離l
・方向θ)を決定する。
しかして、前記投光器6に対する種々のデータをターミ
ナル操作ボックス8のテンキーでもって演算器9に入力
せしめる。
演算器9に所定の信号の入力がなされると、演算器9
は、その入力信号に基づいて入力した作業目標の地上位
置Sを照射ため投光器6の上下方向及び左右方向の揺動
量を演算し、コントローラ7を介して各モータ6aの作
動を制御して投光器6を上下方向及び左右方向に揺動さ
せ、かつポテンショメータ6bの検出値と演算器9の演
算結果を比較し、検出値と演算結果が一致すると、モー
タ6aの作動を停止させ、投光器6で作業目標の地上位
置Sを照射する。
以後オペレータMは前記投光器6の描く地上位置Sを確
認しながら車両を移動させ、地上位置Sが、例えば第1
図の場合であれば電柱P位置に一致するまで高所作業車
1を移動接近させ、地上位置Sと電柱Pが一致した状態
でもってブーム3の起伏、伸縮、旋回等を行い所定の作
業を開始するものであるから、車両を作業位置に最適な
位置へ接近させることができる。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したごとく、本考案は、作業装置を備
えた車両において、車体に上下及び左右方向に揺動可能
に取り付けた投光器と、前記作業装置の旋回中心より作
業目標までの距離及び旋回角度を入力する入力装置と、
該入力装置からの信号により前記作業目標の地上位置を
照射するのに必要な前記投光器の上下方向及び左右方向
の揺動量を演算する演算器と、該演算器からの信号によ
り投光器の揺動駆動を制御するコントローラとより構成
したので、高所作業車あるいは穴堀建柱車等の作業装置
を備えた車両を所定の設置位置に移動させるにつき、入
力装置により作業装置の旋回中心より作業目標までの距
離及び旋回角度を入力すると、演算器が作業目標の地上
位置を照射するのに必要な投光器の上下方向及び左右方
向の揺動量を演算し、演算結果に従ってコントローラが
投光器を揺動駆動するから、車両運転手又は誘導者は、
投光器が照射する地上位置が作業目標の地上位置と重な
るように作業車を移動させ、車両を所定の設置位置に迅
速に、かつ非常に正確に設置させることができる。ま
た、センシング方式でないので穴堀位置の様な作業対象
の無い場合でも使用可能である等種々の優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作業装置を備えた車両の停止位置
表示装置を装備した高所作業車の一例を示す平面図、第
2図は同上の側面図、第3図は本考案に係る作業装置を
備えた車両の停止位置表示装置を示すブロック図であ
る。 1……高所作業車(作業車)、2……車両の停止位置表
示装置、3……ターンテーブル、4……ブーム、5……
バケット、6……投光器、6a……モータ、6b……ポ
テンショメーター、7……コントローラ、8……ターミ
ナル操作ボックス、9……演算器、S……地上位置、P
……電柱、M……オペレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B66C 15/00 H 7309−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業装置を旋回可能に備えた車両におい
    て、車体に上下及び左右方向に揺動可能に取り付けた投
    光器と、前記作業装置の旋回中心より作業目標までの距
    離及び旋回角度を入力する入力装置と、該入力装置から
    の信号により前記作業目標の地上位置を照射するのに必
    要な前記投光器の上下方向及び左右方向の揺動量を演算
    する演算器と、該演算器からの信号により投光器の揺動
    駆動を制御するコントローラとより構成したことを特徴
    とする作業装置を備えた車両の停止位置表示装置。
JP9778088U 1988-07-23 1988-07-23 作業装置を備えた車両の停止位置表示装置 Expired - Lifetime JPH0625512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9778088U JPH0625512Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 作業装置を備えた車両の停止位置表示装置

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JP9778088U JPH0625512Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 作業装置を備えた車両の停止位置表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0218497U JPH0218497U (ja) 1990-02-07
JPH0625512Y2 true JPH0625512Y2 (ja) 1994-07-06

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