JPH0625475A - 添加剤、充填剤または顔料の非押出し濃縮物 - Google Patents

添加剤、充填剤または顔料の非押出し濃縮物

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JPH0625475A
JPH0625475A JP3138276A JP13827691A JPH0625475A JP H0625475 A JPH0625475 A JP H0625475A JP 3138276 A JP3138276 A JP 3138276A JP 13827691 A JP13827691 A JP 13827691A JP H0625475 A JPH0625475 A JP H0625475A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オレフィンポリマーの加工に用いることがで
きる添加剤、顔料または充填剤或いはその組合わせの濃
縮物を提供する。 【構成】 オレフィンのポリマーまたはコポリマーの加
工に用いられる少なくとも1種類の添加剤、顔料または
充填剤或いはその組合わせの濃縮物であって、非押出し
粒子の形態をしており、それぞれの粒子が (A) 粒子の体積に対する気孔の比率で表わした気孔率
が15%以上である、オレフィンポリマーまたはコポリマ
ーの非押出し粒子から成るマトリックスと、 (B) マトリックス(A) の表面および/またはその細孔
内部に付着した少なくとも1種類の添加剤、顔料または
充填剤或いはその組合わせとを含んで成るものである濃
縮物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ポリマー、特にオレフィンポリ
マーの加工に用いることができる添加剤、顔料または充
填剤或いはその組合わせの濃縮物に関する。最終ポリマ
ー製品において、添加剤、顔料および充填剤を一層良好
に分散させ且つこの最終製品に付与される特性を最適に
するには、添加剤、顔料および充填剤を好適に調製され
た濃縮物の形態でポリマーに添加するのが好ましく、時
には必要なことがあることが知られている。
【0002】前記の濃縮物は、通常は添加剤、顔料およ
び充填剤の高度の濃縮物を最終製品を構成するポリマー
材料と混和性の材料に分散させることによって得られ
る。最良の使用経済性を得るには、濃縮物は可能な最大
量の添加剤(本明細書では、この用語は一般的には、特
に区別して用いられる場合を除き、添加剤、顔料、充填
剤またはその組合わせを示すのに用いられる)を含み、
その濃縮物をポリマー材料中で希釈して最終製品を得る
ときに添加剤の有効な分散を達成することができる量を
含むべきである。この目的のため、当業界で最も普通に
用いられる方法は、添加剤と最終製品を構成するポリマ
ー材料と混和性のポリマーとを共押出しし、ペレット状
の濃縮物を得ることから成っている。
【0003】このペレットは、ポリマー加工プラントで
直接用いることができるように調製される。
【0004】一方、オレフィン重合の分野では、現在の
ところ、規則的な形態、特に長球状をしており且つ調節
された粒度分布を有するポリマー粒子を製造することが
できる幾つかの方法が確立している。
【0005】このポリマー粒子は、流動性が高く微細粒
子がないので、ポリマー加工プラントで直接使用するこ
とができ、ペレットの使用に対する経済的な代替物であ
る。更に、一軸押出機は液体または低融点添加剤を扱う
ようには設計されていない。添加剤の濃度が5〜7重量
%を上回ると、スクリューのスリップが起こり、押出機
での製造において品質が変動し収率が低くなる。
【0006】更に、押出しにより濃縮物の調製に用いら
れる添加剤のあるものに崩壊が起こることがあり、損失
を生じることがあることに留意しなければならない。そ
れ故、このポリマー粒子から直接得られ、したがって押
出し段階を除くことのできる添加剤濃縮物の必要性が強
く感じられる。
【0007】本発明は、前記の非押出しポリマー粒子か
ら直接得られ且つ濃縮物に必要且つ所望な特性を有し、
特に(1) 添加剤の含量が高く、(2) 濃縮物を加工す
べきポリマー中で希釈するとき添加剤の良好な分散を生
じることができ、(3) ポリマー輸送プラント中で直接
に使用することができ、(4) 輸送の際の保存安定性と
耐損傷性が良好である、幾つかの濃縮物を提供する。
【0008】更に、押出しの必要がないので、本発明の
濃縮物は、結晶度が低く、融解熱が低く、比較すべき押
出しによって製造されるポリマー濃縮物より低い温度で
融解する。これにより、加工されるポリマー中での分散
が促進されるものと思われる。
【0009】それ故、本発明の目的は、オレフィンポリ
マーまたはコポリマーの加工に用いられる1種類以上の
添加剤、顔料または充填剤或いはその組合わせの濃縮物
であって、非押出し粒子の形態をしており、それぞれの
粒子が(A) 粒子の体積に対する気孔の比率で表わした
気孔率が15%以上である、オレフィンポリマーまたはコ
ポリマーの、好ましくは球状をした、粒子から成るマト
リックスと、(B) マトリックス(A) の表面および/ま
たはその細孔内部に付着した少なくとも1種類の添加
剤、顔料または充填剤或いはその組合わせとを含んで成
るものである濃縮物を得ることである。
【0010】前記のマトリックス(A) を形成し、気孔の
比率で表わした気孔率が15%以上であるオレフィンポリ
マーおよびコポリマーの非押出し粒子は、ハイモント・
イタリア・エスアールエル(HIMONT ITALIA S.r.l.)によ
り販売されている。本明細書において用いられる非押出
し粒子とは、重合したままのまたは未加工の粒子を意味
する。
【0011】本発明の濃縮物の調製に特に好適なもの
は、気孔率が15%〜40%、通常18〜29%、例えば20〜28
%の球状粒子である。
【0012】粒子を構成するオレフィンポリマーは、C
〜C10アルファオレフィンの結晶性ホモポリマー、特
にアイソタクチック指数が90を上回るポリプロピレン、
ポリエチレンおよびプロピレンとエチレンとの結晶性コ
ポリマーおよび/またはCH=CHRオレフィン(但
し、Rは2〜8個の炭素原子を有するアルキル基であ
る)であって、プロピレン含量が85重量%を上回るもの
から選択される。好ましくは、前記のオレフィンポリマ
ーから作成された球状粒子は、表面積(B.E.T.)が10〜
20m/gであり、平均直径が50〜7000ミクロンであ
り、細孔の90%以上の直径が10,000オングストロームを
上回るような細孔容積分布を有している。
【0013】「添加剤」、「充填剤」および「顔料」と
いう用語は、当業界では、ポリマーの加工の際にポリマ
ーに加えられる物質を指すのに用いられる。
【0014】特に、「添加剤」という用語は、通常は下
記に挙げた範疇の物質を包含する。 (1) 安定剤。 安定剤の例は、(A) 耐酸剤、例えば、ステアレート、
カーボネートおよび合成ハイドロタルク石、(B) 光安
定剤、例えば、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール、
カーボンブラックのような「紫外線吸収剤」、通常はN
i有機錯体から選択される「クェンチャー(quenchers)
」、およびハルス(HALS;ヒンダードアミン光安定剤(H
inderedAmine Light Stabilizers) )、(C) 酸化防止
剤、例えばフェノール、ホスファイト、ホスホナイト、
および酸化防止剤と相乗的に作用する化合物、例えばチ
オエステルまたはチオエーテル、および(D) 熱安定
剤、である。 (2) 加工助剤および改質剤。 この添加剤の例は、(E) 成核剤、例えばジベンジリデ
ンソルビトール、有機カルボン酸およびその塩、例えば
アジピン酸および安息香酸、安息香酸ナトリウムおよび
アジピン酸ナトリウム、(F) 「スリップ剤」、例えば
エルカミドおよびオレアミド、(G) 「粘着防止剤」、
例えばSiOおよび合成ゼオライト、(H) 滑剤およ
び帯電防止剤(例えば、グリセリルモノステアレート、
ワックスおよびパラフィン油およびエトキシル化アミ
ン)、離型添加剤および流動促進剤、(I) 分子量およ
びレオロジー調節剤、例えば過酸化物、(J) カップリ
ング剤、(K) シリコーン油および他のケイ素を基材と
する添加剤、(L) 難燃剤および発火防止添加剤、(M)
発泡剤、(N) 可塑剤、(O) 防曇剤、および(P)
殺生物剤である。
【0015】充填剤としては、例えばタルク、カーボネ
ートおよび雲母が挙げられる。顔料としては、有機およ
び無機物質、例えばカーボンブラック、TiO、酸化
クロム、フタロシアニン等がある。染料も、本発明にお
いて使用され得る。
【0016】ある種の用途には、前記の添加剤、充填剤
および顔料の組合わせ、例えば各種の安定剤または充填
剤と顔料との組合わせを含む濃縮物を作成するのが望ま
しいことがある。
【0017】添加剤、顔料または充填剤として用いられ
る物質の物理的状態によって、濃縮物の調製には種々な
方法を用いることができる。
【0018】室温で液状物質を用いるときには、それら
をそのまままたは適当な希釈剤と共に濃縮物のポリマー
粒子マトリックスに加えることができる。
【0019】濃縮物のマトリックスを構成するポリマー
の軟化点より低い温度で溶解する物質を用いるときに
は、この物質を溶融状態で加えることができる。
【0020】液状であるか、または融解したときの粘度
が10 Ps 未満である材料を用いるのが好ましい。添加
剤、充填剤または顔料を構成する物質が固体であり且つ
それが高融点を有するときには、その物質をパラフィン
油および液状のエトキシル化アミンのような液状の湿潤
および界面活性剤を用いて粉末状でポリマー粒子に加
え、良好な粘着性を得ることができる。粒度が10μm未
満の粉末を用いるのが好ましい。
【0021】いずれの場合にも、本発明の濃縮物は、粉
末用の通常のミキサー中でマトリックスポリマー粒子と
少なくとも1種類の添加剤、顔料、充填剤またはその組
合わせを供給し、所望な滞留時間混合することによっ
て、極めて簡単に調製することができる。
【0022】好ましいミキサーは、速度が約150 rpm
(内部容積が約130 リットルのミキサーについて)から
500 rpm (内部容積が約10リットル以下のミキサーにつ
いて)であり、温度調節装置を備えたものである。温度
調節装置を有するミキサーを用いることは、液体と溶解
性物質の粘度を最適にし且つ制御する上で、特に望まし
い。
【0023】通常は、最良の結果を有する本発明の濃縮
物を得るには、ミキサー中の滞留時間は数分間で充分で
ある。
【0024】濃縮物の調製は、連続的にまたは不連続的
にすることができる。
【0025】ミキサーは、液体用のスプレーフィーダー
と固体用のホッパーフィーダーを備えている。溶融状態
で供給することができる物質は、通常は窒素下にてオー
トクレーブ中で融解する。前記の方法にしたがって操作
すると、添加剤、顔料または充填剤或いはその組合わせ
を、濃縮物の総重量にたいして20重量%〜30重量%まで
濃縮することができる。しかし、その最大値は絶対的な
ものではなく、例えば、比重が大きい充填剤を用いて操
作するときには約50重量%の濃度に達することができる
ことは明らかである。最少濃度の値は、用いられる添加
剤、充填剤または顔料(或いはその組合わせ)により、
および最終製品で得ようとするこれらの濃度によって変
化する。場合によっては、濃縮物の総重量に対して5重
量%の濃度にまで下げることが可能である。
【0026】最適濃度の値は、一般的には濃縮物の総重
量に対して10重量%〜30重量%である。
【0027】前記のように、ポリマー粒子上に堆積して
本発明の濃縮物を得るための物質は、粒子自体および/
またはその細孔中に付着する。
【0028】前記の方法によれば、用いた添加剤、充填
剤または顔料(或いはその組合わせ)に対して濃縮物を
100 %までの収率で得ることが可能である。
【0029】下記の実施例は、例示のためのものであ
り、本発明を制限するものではない。
【0030】実施例に記載されたポリマーおよび濃縮物
の特性は、下記の方法にしたがって測定した。 アイソタクチック指数: 室温(25℃)でキシレンに不
溶性のポリマーの重量百分率(基本的には、沸騰n−ヘ
プタンに不溶性のポリマーの重量百分率に対応する)。 MIL(メルト・フロー・インデックス): ASTM D 1
238 条件L。 表面積: B.E.T.(使用装置:ソープトマチック(SORPT
OMATIC) 1800−シー・エルバ(C. Erba) )。 嵩密度: DIN 53194 。
【0031】気孔の比率として表わした気孔率は、加圧
下での水銀吸収によって決定する。吸収される水銀の体
積は、細孔の容積に対応する。
【0032】用いる装置は、較正したキャピラリー(直
径、3 mm)を備え、水銀タンクと高真空ロータリーポン
プ(1x10-2 mba)に接続した膨脹計 C D3 (シー・エル
バ(C. Erba) )である。
【0033】一定量の試料(約0.5 g)を、膨脹計に導
入する。次に、この装置を高真空(<0.1 mm Hg) にし
て、約10分間放置する。次いで、膨脹計を水銀タンクに
接続し、該金属をキャピラリー上10 cm の高さの印を付
けた水準に到達するまで徐々に流す。膨脹計を真空ポン
プに接続する弁を閉じ、装置を窒素で加圧する(2.5kg/
cm2 )。圧力のために、水銀は細孔に浸透し、材料の気
孔率が大きければ大きいほど、水銀の水準は低下する。
水銀の新たな水準が安定したところでキャピラリー中の
量目を決定したならば、細孔の容積を下記のようにして
算出する。V=Rπ・H(但し、Rはcmで表わしたキ
ャピラリーの半径であり、Hは水銀柱の初期水準と最終
水準との間のcmで表わした水準の差である)。
【0034】試料の体積は、下記の式によって表わされ
る。 但し、Pは、gで表わした試料の重量、P1は、gで表
わした膨脹計+水銀の重量、P2は、gで表わした膨脹
計+水銀+試料の重量、Dは水銀の密度(25℃、13.546
g/cc)である。
【0035】気孔率%は、下記の式によって表わされ
る。
【0036】供給される添加剤に対する濃縮物の収率を
調節するためには、特に前者の添加剤が固体であるとき
には、濃縮物を1 mmメッシュのスクリーンで10分間篩に
掛ける。この方法で、マトリックスのポリマー粒子に付
着しなかった添加剤は取り除かれる。
【0037】実施例1 平均直径が2 mm、気孔率25%、表面積13m2 /gおよび
盛込み嵩密度0.36の結晶性ポリプロピレン粒子(アイソ
タクチック指数=I.I.,約97)を、約70℃に温度制御し
たヘンシェルクイックミキサーに供給し、500 rpm で3
分間保持する。アトマー(Atmer)163(式N,N′−ビス
(2−ヒドロキシエチル)アルキル(C13〜C15)アミ
ンを有するエトキシアミン)を、次に70℃でミキサー中
に噴霧する。 アトマー163 は、帯電防止剤として用い
られるものである。5分間混合した後、アトマー163 エ
トキシアミン30重量%を有する濃縮物が得られる。供給
添加剤に対する収率は100%である。
【0038】実施例2 室温に温度制御したロディジ(Lodige)ミキサーに、実施
例1と同じポリマー18kgおよび約30秒間でルペロックス
(Luperox)101(5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサン)2 kgを導入する。混合速度は
150 rpm である。5 分後に、濃縮物を取り出したとこ
ろ、ルペロックス(Luperox)101ペルオキシド20重量%を
含むことが判った。供給した添加剤に対する収率は100
%である。このようにして得られる濃縮物を、粉末用の
ヘンシェルGEN/MEC ターボ10強力ミキサーを用いて、M
ILが0.4 g/10分の結晶性ポリプロピレン(I.I.97
%)中で0.3 重量%まで希釈する。このようにして得ら
れる混合物を250 ℃(溶融体の温度)において二軸押出
機で押出し、MILが10.1g/10分の顆粒を得る。
【0039】実施例3 70℃に温度制御したロディジミキサーに、エチレン2.2
重量%を含み、気孔率23%、表面積10m2 /g、および
盛込み嵩密度0.37のプロピレン/エチレンランダムコポ
リマー16 kg を供給し、150 rpm で5 分間保持する。次
に、チヌビン(Tinuvin)770〔ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)セバケート〕4 kgを約80
℃の温度で供給するが、このセバケートは予め120 ℃で
溶融しておく。5分後にミキサーを冷却し、濃縮物を取
り出す。濃縮物は、セバケート20重量%を含む。供給し
た添加剤に対する収率は100 %である。このようにして
得られる濃縮物を、粉末用ミキサー中で、MIL1.8 g
/10分の結晶性ポリプロピレン(I.I.,97)で2重量%
まで希釈する。次いで、生成する混合物をプラスティサ
イザーMK II LAB イクストルージョンライン(Plasticiz
er MK II LAB Extrusion Line)でフィルムに成形する
と、厚みが60μmのフィルムが得られる。このフィルム
を、結晶性ポリプロピレンに押出しによって成形される
濃縮物を添加したこと以外は同様な方法によって得られ
るフィルムと共に、アトラス・ウェザロメーターC 65中
で光老化を行う。押出し濃縮物は、チヌビン(Tinuvin)7
70 セバケートと非押出し濃縮物に用いたのと同じポリ
マーとの混合物を、生成する押出し濃縮物が、前記非押
出し濃縮物中のセバケートとしてのチヌビン770 の濃度
と同濃度を含むようにする量で用いて、220 ℃で二軸押
出機で押出しすることによって調製した。ウェザロメー
ター試験に用いる条件は、下記の通りである。石英/ケ
イ酸ホウ素フィルター、温度ブラックパネル=63℃、光
サイクル、乾燥−雨サイクル102〜18分、湿度60%。こ
れらの条件下で、これらの二種類のフィルムに対する機
械特性(引っ張り強さおよび破断点伸び)は、1000時間
後には50%だけ減少した。
【0040】実施例4 70℃に温度制御したロディジミキサーに、気孔率29%で
あること以外は実施例1のポリプロピレンと同じ特性を
有する球状粒子の形態でのポリプロピレン17.65 kgを供
給し、150 ℃で5分間保持する。その後、120 ℃の温度
に保持した安定剤の液体混合物1850gを、ミキサーに供
給する。混合物は、イルガノックス(Irganox) 1010 50
0 g、イルガノックス(Irganox) 1076 250 g、サンド
スタブ(Sandostab) P-EPQ 600 g、およびパラフィン油
OB55/AT (ROL) 50 gを混合することによって別個に調
製した。ステアリン酸カルシウム500 gを添加し終わっ
てから4分後に、10分間撹拌し続けた後、このようにし
て得られる濃縮物を取り出す。この濃縮物の添加剤の総
濃度は11.75 重量%である。イルガノックス(Irganox)
1010および1076はチバ・ガイギー(CIBA GEIGY)から発売
されているフェノール性酸化防止剤であり、それぞれ式
ペンタエリスリトール−テトラ[3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]
およびオクタデシル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを有する。サン
ドスタブ(Sandostab) P-EPQ 製品はサンド(SANDOZ)から
発売されており、主として式テトラ−(2,5−ジ−t
−ブチルフェニル)−4,4−ジフェニレンジホスホナ
イトを有するホスホナイトから成っている。
【0041】実施例5 70℃に温度制御されたヘンシェルミキサーに、実施例4
と同じポリマー粒子8.75gを供給し、5分間撹拌する。
アトマー(Atmer)163エトキシアミン(この場合には、湿
潤剤として使用される)250 gおよび2分後にミリケン
(MILLIKEN)製ミラード(Millard) 3905ジベンジリデンソ
ルビトール1 kgを供給する。70°〜80℃で5分間撹拌し
た後、このようにして得られる濃縮物を取り出す。篩分
けした後、添加剤含量は9.5 重量%である。供給添加剤
に対する収率は、95%である。粉末用ミキサーを用い
て、前記の濃縮物を、エチレン2.5 %を含み、結晶化温
度(DSC)が98℃のプロピレン−エチレンランダムコ
ポリマー中で5重量%まで希釈する。このようにして得
られる混合物を加圧射出することによって、幾つかの1
mmの厚みのプラークを得た。生成する結晶化温度は110.
7 ℃である。ジベンジリデンソルビトールの押出し濃縮
物を希釈することを除き、同じ方法を用いると、110.3
℃の結晶化温度が得られる。
【0042】実施例6 ポリマー粒子15.5 kg 、湿潤剤としてパラフィン油OB 5
5/AT 500gおよびジベンジリデンソルビトールの代わり
にIMI/L (IMI)タルク4 kgを用いることを除いて、実施
例5の処理法および成分を用いた。生成する濃縮物は、
タルク16重量%を含み、篩分け後の収率は80%である。
【0043】実施例7 ポリマー粒子8.75 kg 、ジベンジリデンソルビトールの
代わりにシコタン(Sicotan) K 211 1 (BASF) カドミウ
ムイエロー1 kgおよび湿潤剤としてアトマー(Atmer) 16
3 エトキシアミン250 gを用いることを除いて、実施例
5の処理法および成分を用いる。生成する濃縮物は、顔
料10重量%を含み、篩分け後の収率は100 %である。
【0044】実施例8 サンドリン(Sandorin) 2 GLSフタロシアニンを基剤とす
る有機顔料を用いることを除き、実施例7の処理法およ
び成分を用いる。顔料9.5 重量%を有する濃縮物が得ら
れ、篩分け後の収率は約90%である。
【0045】総ての実施例において、得られた非押出し
濃縮物は球状粒子の形態であり、乾燥した外観を有し、
流動度は9〜12秒である。
【0046】流動度は、出口孔の直径が9.5 mmであり、
壁が垂直に対して20°だけ傾斜している漏斗中をポリマ
ー100 gが通過するのに要する時間によって決定され
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08L 23:04 23:10 23:16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オレフィンのポリマーまたはコポリマーの
    加工に用いられる少なくとも1種類の添加剤、顔料また
    は充填剤或いはその組合わせの濃縮物であって、非押出
    し粒子の形態をしており、それぞれの粒子が(A) 粒子
    の体積に対する気孔の比率で表わした気孔率が15%以上
    である、オレフィンポリマーまたはコポリマーの非押出
    し粒子から成るマトリックスと、(B) マトリックス
    (A) の表面および/またはその細孔内部に付着した少な
    くとも1種類の添加剤、顔料または充填剤或いはその組
    合わせとを含んで成るものである濃縮物。
  2. 【請求項2】マトリックス(A) が、気孔率が15%〜40%
    の球状粒子である、請求項1記載の濃縮物。
  3. 【請求項3】マトリックス(A) を構成するポリマーが、
    結晶性ポリプロピレン、ポリエチレンまたはプロピレン
    とエチレンとの結晶性コポリマーおよび/またはプロピ
    レン含量が85重量%を上回るCH=CHRオレフィン
    (但し、Rは2〜8個の炭素原子を有するアルキル基で
    ある)から選択される、請求項1または2記載の濃縮
    物。
  4. 【請求項4】(B) が濃縮物の総重量に対して5〜50重量
    %の量で含まれる、請求項1〜3のいずれか1項記載の
    濃縮物。
  5. 【請求項5】(B) の含量が濃縮物の総重量に対して10重
    量%〜30重量%である、請求項4記載の濃縮物。
  6. 【請求項6】添加剤が安定剤、加工助剤および改質剤か
    ら選択される、請求項1または2記載の濃縮物。
  7. 【請求項7】安定剤が耐酸剤、光安定剤または酸化防止
    剤から選択される、請求項6記載の濃縮物。
  8. 【請求項8】加工助剤および改質剤が、成核剤、スリッ
    プ剤、粘着防止剤、滑剤および帯電防止剤、分子量およ
    びレオロジー調節剤、カップリング剤、シリコーン油お
    よび他のケイ素を基材とする添加剤、難燃剤および発火
    防止添加剤、発泡剤、可塑剤、防曇剤および殺生物剤か
    ら選択される、請求項6記載の濃縮物。
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