JPH06254543A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JPH06254543A
JPH06254543A JP4393493A JP4393493A JPH06254543A JP H06254543 A JPH06254543 A JP H06254543A JP 4393493 A JP4393493 A JP 4393493A JP 4393493 A JP4393493 A JP 4393493A JP H06254543 A JPH06254543 A JP H06254543A
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JP
Japan
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water
valve
water purifier
electrically operated
purifier
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Pending
Application number
JP4393493A
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English (en)
Inventor
Yoji Nagata
揚二 永田
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の温度以上の温水又は熱水が流入しよう
としたときその流れを停止して脱臭剤からの臭気の解け
出しを防止するようにした浄水器及びイオン水整水器を
提供する。 【構成】 浄水装置1は水中の臭気を除去する脱臭剤を
有する浄水器10を備え、該浄水器に水を通すことによ
って水を脱臭する。該浄水器10より上流の導管6に、
流入する水の温度を検知する温度センサ15と、該導管
を開閉の制御する電気作動開閉弁16とが設けられてい
る。該温度センサ15と電気作動開閉弁16とを該温度
センサによって検知した水の温度に応答して該電気作動
開閉弁の開閉制御を行う制御装置17に接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水中のカルキ臭、
藻臭等の臭気を除去する浄水装置及びその浄水装置を使
用したイオン水整水器に関し、更に詳細には、内部への
熱水の流入を防止しそれによって浄水処理した水又はイ
オン水内の臭気の残留を防止する浄水装置及びイオン水
整水器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水道水中の臭気、微粒子を除去し
て浄水を行うコンパクトな浄水器或いはそのような浄水
器により浄水された水からアルカリイオン水と酸性イオ
ン水とを生成するコンパクトなイオン水整水器が家庭な
どで頻繁に使用されるようになっている。このような浄
水器aは、一般に、図3に示されるように、活性炭のよ
うな水中のカルキ臭、藻臭等の臭気を除去する物質が所
定量充填された脱臭部分bと、例えば複数の中空糸膜か
らなり、水中の錆、塵等の微粒子を取り除くフィルタ部
分cとを備え、それらは一つのケーシングd内に区切ら
れて収容されている。一方、イオン水整水器eは、上記
浄水器aに更に電気分解槽fを備え、その電気分解槽f
内で水を電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオン
水を生成するようになっている。
【0003】このような浄水器或いはイオン水整水器
は、通常、水道の給水栓に直接接続され、その給水栓の
開閉動作によってその浄水器又はイオン水整水器に水を
流したり、又はそれらへの水の流れを止めたりしてい
る。一方、家庭での給湯システムの普及及び進歩により
水道の給水栓を操作するだけで水及び湯を選択して供給
できる。しかも、最近の給水栓はワンレバー式で、止
水、給水と水温の調節を一つのレバーで行えるようにな
っている。このため給水栓のレバーの操作を誤って浄水
器又はイオン水整水器に湯又は熱水を流してしまうこと
がしばしばある。
【0004】ところで、浄水器の脱臭部分に充填されて
いる活性炭のような脱臭剤に温水又は熱水(40°以
上)が流れると、脱臭剤に吸着されたカルキ臭、藻臭等
の異臭が熱水に解け出して水と共に浄水器の出口から外
に供給されてしまう。しかも浄水器から出る水の温度も
高くなっているので臭気を強く感じ、飲用に適しない。
このため、浄水器或いはイオン水整水器の取扱い説明書
にはそれらに熱水を流さない旨の注意書きがあるが、こ
れでは十分な対策とは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に鑑みて成されたものであって、浄水器に所定の温度以
上の温水又は熱水が流入しようとしたときその流れを停
止して脱臭剤からの臭気の解け出しを防止するようにし
た浄水器及びイオン水整水器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、水
中の臭気を除去する脱臭剤を有する浄水器を備え、該浄
水器に水を通すことによって水を脱臭する浄水装置にお
いて、該浄水器より上流の導管に、流入する水の温度を
検知する温度センサと、該導管を開閉制御する電気作動
開閉弁とを設け、該温度センサと電気作動開閉弁とを該
温度センサによって検知した水の温度に応答して該電気
作動開閉弁の開閉制御を行う制御装置に接続して構成さ
れている。本願の他の発明は、水中の臭気を除去する脱
臭剤を有し、該脱臭剤に水を流すことによって脱臭する
浄水器と、該浄水器によって脱臭された水を電気分解し
てアルカリイオン水と酸性イオン水を生成する電気分解
槽とを備えたイオン水整水器において、該浄水器より上
流の導管に、流入する水の温度を検知する温度センサ
と、該導管を開閉制御する電気作動開閉弁とを設け、該
温度センサと電気作動開閉弁とを該温度センサによって
検知した水の温度に応答して該電気作動開閉弁の開閉制
御を行う制御装置に接続して構成されている。
【0007】
【作用】上記構成の浄水器において、例えば水道の給水
栓のレバーの操作を適正におこなって浄水器に水が供給
されるとき、その水は浄水器内の脱臭剤を通過して脱臭
され、出口から出る。一方給水栓のレバーの操作を誤っ
て浄水器に温水又は熱水が流れようとすると、温度セン
サがその温度を検出して信号を制御装置に送る。すると
制御装置は電気作動開閉弁を閉じさせ浄水器内への温水
又は熱水の流入を阻止する。イオン水整水器の動作も、
浄水器から出た水が電気分解槽内に入ってその中で電気
分解されてアルカリイオン水と酸性イオン水が生成され
るのを除いて、上記浄水装置の動作と同じである。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例に付
いて説明する。図1において、本実施例の浄水器10を
備える浄水装置1が示されている。浄水器10はケーシ
ング11と、そのケーシング内に設けられた脱臭部分1
2及びフィルタ部分13とを備え、脱臭部分12内には
活性炭のような脱臭剤が所定量充填され、フィルタ部分
13内には多数の中空糸膜が充填されている。なお、浄
水器10自体の構造は従来のものでよいので、詳細な説
明は省略する。
【0009】この実施例の浄水装置1において、水道の
給水栓5と浄水器10とを接続する導管6内には、浄水
器に接近して温度センサ15が設けられ、導管内を浄水
器側に向かって流れる水の温度を検出できるようになっ
ている。導管6には温度センサ15と浄水器10との間
に導管内の水の流れをオン、オフ制御する開閉弁16が
接続されている。開閉弁16は電磁弁のような電気作動
式の開閉弁である。温度センサ15及び開閉弁16は導
線18a及び18bを介して制御装置17に接続されて
いる。この制御装置は、温度センサ15によって検知し
た水の温度が所定の値以上の場合、開閉弁16を閉じ動
作させて導管6内の水の流れを阻止するようになってい
る。制御装置には、開閉弁16が動作したことすなわち
閉じたことを示す表示器19が設けられている。表示器
19は通常の表示ランプで構成されている。
【0010】上記構成の浄水装置1において、給水栓5
のレバーを正常に動作させて導管6に水道の水がそのま
ま供給される場合、温度センサで検知される温度が低い
ので制御装置は開閉弁16を閉じ動作させることはな
い。このため、水は浄水器10の脱臭部分12内に流入
してその中の脱臭剤によりカルキ臭、藻臭等の臭気が除
去された後、フィルタ部分13内に入って中空糸膜のよ
うな濾過材によって錆、塵等の微粒子が濾過され、出口
管14から外部に出る。
【0011】一方、給水栓5のレバーの操作を誤って水
道管に接続された給湯装置から温水又は熱水が給水栓を
介して導管6内を浄水器10に向かって流れると、温度
センサ15で検出される温度が高くなる。検出した温度
が所定の値以上になると、制御装置17が開閉弁16を
閉じ動作させ、導管6内を流れる温水又は熱水を阻止す
る。したがって、温水又は熱水が浄水器内に流れること
はなくなる。また、開閉弁16が閉じているとき制御装
置に設けられて表示装置19が点灯して開閉弁が閉じて
いること、すなわち導管6に温水又は熱水が流入したこ
とを示す。
【0012】図2において、本発明の実施例によるイオ
ン水整水器2が示されている。この実施例によるイオン
水整水器は上記実施例の浄水装置1の出口管14に電気
分解槽21を接続して構成されている。この電気分解槽
は内部が隔膜22によって二分され、各部分内には電極
22及び23がそれぞれ配置され、それら電極22と2
3とは電源24に接続されている。
【0013】このイオン水整水器2は、浄水器1の出口
管14から出て電気分解槽21内に流入する水を電極2
2及び23に電源24から通電することによって水を電
気分解し、アルカリイオン水と酸性イオン水とを生成
し、それらはそれぞれ吐出管25及び26から外部に流
出される。温水又は熱水が浄水器1内に流入するのを防
止する動作は前の実施例と同じある。
【0014】なお、開閉弁は電気的に動作されるもので
あればどのような構造のものでもよい。開閉弁として自
己保持型電磁弁を使用すれば電磁弁を開き位置に保持す
るのに電力が不要であり、しかも操作を微小な電力で行
えるので乾電池を電源とすることが可能である。
【0015】
【発明の効果】本考案によれば、使用者が給水栓の操作
を誤って温水又は熱水が浄水器に流れようとしても流れ
ることができず、異臭のする水を浄水器から出すことは
なくなる。また、浄水器内に高温の熱水が流入すること
がなくなるので、浄水器、イオン水整水器内の機器の熱
による損傷を防止できる。更に、開閉弁として自己保持
型電磁弁を使用することによって装置の省エネルギー化
が可能であり、乾電池を電源として使用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水装置の概略回路図である。
【図2】本発明のイオン水整水器の概略回路図である。
【図3】従来の浄水器及びイオン水整水器の概略回路図
である。
【符号の説明】
1 浄水装置 2 イオン水整
水器 5 給水栓 6 導管 10 浄水器 12 脱臭部分 15 温度センサ 16 電気作動
開閉弁 17 制御装置 21 電気分解

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中の臭気を除去する脱臭剤を有する浄
    水器を備え、該浄水器に水を通すことによって水を脱臭
    する浄水装置において、該浄水器より上流の導管に、流
    入する水の温度を検知する温度センサと、該導管を開閉
    制御する電気作動開閉弁とを設け、該温度センサと電気
    作動開閉弁とを該温度センサによって検知した水の温度
    に応答して該電気作動開閉弁の開閉制御を行う制御装置
    に接続したことを特徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】 水中の臭気を除去する脱臭剤を有し、該
    脱臭剤に水を流すことによって脱臭する浄水器と、該浄
    水器によって脱臭された水を電気分解してアルカリイオ
    ン水と酸性イオン水を生成する電気分解槽とを備えたイ
    オン水整水器において、該浄水器より上流の導管に、流
    入する水の温度を検知する温度センサと、該導管を開閉
    制御する電気作動開閉弁とを設け、該温度センサと電気
    作動開閉弁とを該温度センサによって検知した水の温度
    に応答して該電気作動開閉弁の開閉制御を行う制御装置
    に接続したことを特徴とするイオン水整水器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の浄水装置において、更
    に、該電気作動開閉弁が閉じたことを表示する表示装置
    を備える浄水装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のイオン水整水器におい
    て、更に、該電気作動開閉弁が閉じたことを表示する表
    示装置を備えるイオン水整水器。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3に記載の浄水装置におい
    て、該電気作動開閉弁が自己保持型電磁弁である浄水装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は4に記載のイオン水整水器
    において、該電気作動開閉弁が自己保持型電磁弁である
    イオン水整水器。
JP4393493A 1993-03-04 1993-03-04 浄水装置 Pending JPH06254543A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218690A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水シャワーシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218690A (ja) * 2000-02-10 2001-08-14 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水シャワーシステム

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