JPH06254517A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH06254517A
JPH06254517A JP4697193A JP4697193A JPH06254517A JP H06254517 A JPH06254517 A JP H06254517A JP 4697193 A JP4697193 A JP 4697193A JP 4697193 A JP4697193 A JP 4697193A JP H06254517 A JPH06254517 A JP H06254517A
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JP
Japan
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cleaning
cleaning tank
cleaned
tank
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP4697193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Uchino
正英 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Field Co Ltd
Original Assignee
Japan Field Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Field Co Ltd filed Critical Japan Field Co Ltd
Priority to JP4697193A priority Critical patent/JPH06254517A/ja
Publication of JPH06254517A publication Critical patent/JPH06254517A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄槽への被洗浄物の導入および取り出し動
作に伴って、洗浄槽の開口部を開閉する蓋体を自動的に
開閉することを可能とする。 【構成】 上下動機構5と接続し、洗浄槽1内に上下動
可能に挿入し得る洗浄台10を形成する。この洗浄台1
0の洗浄槽1への挿入時に、洗浄槽1の開口部12を被
覆密閉する蓋体13を、上下動機構5に一体に連結固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品、電子部品、
プリント基板等の被洗浄物の洗浄に使用する洗浄装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被洗浄物の洗浄を行う洗浄装置に
は、種々のものが存在するが、被洗浄物を上下動機構に
より洗浄槽内から洗浄槽外まで上下動しながら洗浄する
方法が知られている。そして、この被洗浄物の上下動に
伴って、洗浄槽の開口部を蓋体により密閉したり、開放
したりする必要が有るが、この密閉、開放は被洗浄物の
上下動作業とは別動作により行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、洗浄作業
の工程に於いて、被洗浄物の洗浄槽への出入とは別個に
被覆体の開閉を行わなければならず、手数を要するとと
もに機構的にも複雑となり、装置を高価なものとする欠
点を有していた。
【0004】本発明は上述のごとき課題を解決するため
に成されたものであって、被洗浄物の洗浄槽への出入の
ための上下動と同時に、一体動作によって洗浄槽の密閉
を行う蓋体の開閉を可能にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するため、上下動機構と接続し、洗浄槽内に上
下動可能に挿入し得る洗浄台を形成し、この洗浄台の洗
浄槽への挿入時に洗浄槽の開口部を被覆密閉する蓋体
を、上下動機構に一体に連結固定して成るものである。
【0006】また、洗浄槽は、真空ポンプと接続し、内
部を減圧可能としたものであっても良い。
【0007】また、洗浄槽は、洗浄液を加熱し、洗浄蒸
気を発生させる加熱器を設けたものであっても良い。
【0008】また、洗浄槽は、蒸気発生器と接続し、洗
浄蒸気を内部に導入し得るようにしたものであっても良
い。
【0009】
【作用】本発明は上述のごとく構成したものであるか
ら、被洗浄物の洗浄を行う場合には、上下動機構によっ
て洗浄台を洗浄槽の上部まで上昇し、洗浄台に被洗浄物
を載置する。そして、上下動機構を作動して被洗浄物を
洗浄槽内に下降して挿入する。この下降挿入において、
上下動機構に連結固定した被覆体も同時に下降し、被洗
浄物が洗浄槽内の一定の位置に挿入された状態に於い
て、蓋体は洗浄槽の開口部を被覆密封する。この被覆密
閉状態に於いて、真空ポンプ等を作動し、洗浄槽内を減
圧する。
【0010】そして、洗浄槽内が減圧状態となると、洗
浄槽内で蒸気を発生させて蒸気洗浄を行う場合も、蒸気
の発生温度が低くなるから、被洗浄物が耐熱性を有しな
いプラスチック等の材質で形成されている場合にも、何
らの支障がない蒸気洗浄を行うことが可能となる。ま
た、被洗浄物の乾燥を行う場合にも、洗浄槽内が減圧状
態にあれば、迅速な乾燥が可能となる。また、蒸気を発
生する溶剤に可燃性の溶剤を用いる場合においても、洗
浄槽内は減圧され、空気の量が著しく減少しているた
め、引火の危険を低下することが出来、安全な蒸気洗浄
を可能とする。
【0011】また、洗浄槽内で蒸気洗浄を行う以外に於
いて、洗浄槽内に洗浄液を充填し、被洗浄物を浸漬洗浄
する場合にも減圧洗浄は有効なものである。即ち、減圧
により、洗浄液中から空気を抜き取り、空気の溶解を少
なくした状態に於いて超音波洗浄を行えば、超音波振動
の減衰が少なく、被洗浄物の良好な超音波洗浄が可能と
なる。
【0012】また、被洗浄物の洗浄完了後は、上下動機
構を稼働して被洗浄物を洗浄台とともに上昇させること
により、上下動機構に連結した蓋体も同時に上昇する。
そのため、被洗浄物の上昇動作と同時に蓋体が開放さ
れ、多くの手数を要しない被洗浄物の取り出しが可能と
なる。
【0013】尚、本発明は、洗浄槽内を減圧状態として
被洗浄物の洗浄を行う場合に、特に好都合なものである
が、必ずしも減圧洗浄の場合にのみ使用されるものでは
ない。本発明は、被洗浄物の洗浄槽内に於ける洗浄時
に、洗浄槽が確実に密閉状態とすることが出来る事を目
的とする場合には、洗浄形式がどのようなものであって
も用いることが出来るものである。従って、洗浄液の引
火性が強く外部に気化ガスが漏れることを防止するよう
な場合、また、洗浄液が有害な洗浄液等の場合に於いて
も、確実な蓋体の閉止が出来る場合には使用効果の高い
ものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於いて説明す
れば、(1)は洗浄槽で、内部の底方向に洗浄液(2)を充
填し、この洗浄液(2)を加熱して蒸気化するためのヒー
ター等の加熱器(3)を設けている。また、洗浄槽(1)の
上部内周には、冷却用の凝縮コイル(4)を形成してい
る。
【0015】また、この洗浄槽(1)の外側には、シリン
ダー等により形成した、上下動機構(5)を位置し、この
上下動機構(5)のピストンロッド(6)に連結体(7)を連
結する。この連結体(7)を、洗浄槽(1)の上面に臨ませ
ることにより、この連結体(7)に洗浄槽(1)内に挿入可
能な上下動杆(8)を固定する。そして、この上下動杆
(8)の下端に、水平方向に位置した洗浄台(10)を固定
する。
【0016】この洗浄台(10)の上面に、被洗浄物(1
1)を載置することにより、上下動機構(5)を上下動す
れば、洗浄台(10)とともに被洗浄物(11)は、洗浄槽
(1)内および洗浄槽(1)外に於いて上下動することが可
能となる。
【0017】また、上下動杆(8)には、洗浄台(10)が
洗浄槽(1)内に挿入された状態に於いて、洗浄槽(1)の
開口部(12)を被覆密閉するための蓋体(13)を固定し
ている。この蓋体(13)は、下面にパッキン(14)を形
成し、洗浄槽(1)の上端縁(15)に押し当てて、開口部
(12)を密閉可能としている。
【0018】上述のごとく構成したものに於いて、被洗
浄物(11)の洗浄を行うには、まず上下動機構(5)を作
動して、図1に示す如く洗浄台(10)を洗浄槽(1)の上
面まで上昇させる。この状態で、洗浄台(10)に被洗浄
物(11)を載置し、上下動機構(5)を下降方向に作動さ
せ、被洗浄物(11)を洗浄台(10)とともに洗浄槽(1)
内に挿入する。
【0019】この挿入によって、図2に示す如く、上下
動杆(8)に固定している蓋体(13)は、洗浄台(10)と
ともに下降し、洗浄槽(1)の開口部(12)をパッキン
(14)を介して密閉する。このように蓋体(13)は、洗
浄台(10)及び被洗浄物(11)と同時に上下動すること
が出来るから、洗浄槽(1)内の所定位置に洗浄台(10)
が位置した時は、自動的に洗浄槽(1)の開口部(12)を
閉止することが出来、多くの手数を要する事なく次の洗
浄作業に入ることが出来る。
【0020】このように、蓋体(13)で洗浄槽(1)の開
口部(12)が密閉された状態となったときに加熱器(3)
を作動し、洗浄液(2)を加熱すれば、洗浄用の蒸気が発
生し、被洗浄物(11)の蒸気洗浄を行うことが出来る。
【0021】この蒸気洗浄を行う場合に、洗浄槽(1)内
を真空ポンプ(図示せず)に接続して、減圧状態とすれ
ば、被洗浄物(11)が耐熱性を有しない場合に於いて、
低い温度での被洗浄物(11)の蒸気洗浄が可能となる。
また、洗浄液(2)が引火性を有する可燃性の溶剤を用い
る場合であっても、洗浄槽(1)内が減圧により空気の存
在しないか若しくは空気の少ない状態となっていれば、
引火の危険を大幅に減少させることが出来る。
【0022】そして、被洗浄物(11)の蒸気洗浄、もし
くは適宜の方法による洗浄作業が完了した後は、上下動
機構(5)を作動して洗浄台(10)を上昇させれば、蓋体
(13)も同時に上下動機構(5)とともに上昇する。その
ため、洗浄槽(1)の開口部(12)は開放され、図1に示
すごとく被洗浄物(11)の取り出しを容易に行うことが
出来る。
【0023】また、上記の実施例に於いては、蒸気の発
生を洗浄槽(1)の下部にヒーター()を形成することによ
って行ったが、他の実施例に於いては、蒸気を洗浄槽
(1)とは別個に形成した蒸気発生器から洗浄槽(1)内に
設けたノズル(16)に導き、このノズル(16)から蒸気
を供給するようにしても良い。
【0024】また、上記の実施例に於いては、洗浄槽
(1)内を減圧状態として被洗浄物(11)の蒸気洗浄を行
う場合について説明したが、必ずしも減圧蒸気洗浄の場
合にのみ使用されるものではない。他の異なる実施例に
於いては、被洗浄物(11)の洗浄時に、洗浄槽(1)を確
実に密閉状態とする事を目的とする場合には、洗浄形式
がどのようなものであっても用いることが出来るもので
ある。従って、被洗浄物(11)を浸漬洗浄する洗浄液
(2)の引火性が強く、外部に気化ガスが漏れることを防
止するような場合、また、浸漬洗浄する洗浄液(2)が有
害な洗浄液等の場合に於いても、確実な蓋体(13)の閉
止が出来る場合には、使用効果の高いものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述の如く、洗浄槽への被洗浄
物の導入および取り出し動作に伴って、洗浄槽の開口部
を開閉する蓋体を自動的に開閉することが出来る。その
ため、蓋体の複雑な開閉動作を行う必要がなく、被洗浄
物の簡便な取り出し及び洗浄槽への挿入を行うことが出
来る。
【0026】また、洗浄槽への被洗浄物の挿入に伴っ
て、洗浄槽の開口部が自動的に密閉されるため、洗浄槽
内の減圧を行ったり、引火性の高い洗浄液を使用した
り、有害な洗浄液の外部への揮発防止行ったりする場合
に、蓋体の確実な閉止が可能となり、安全度の高い洗浄
作業を可能とする。
【0027】また、この蓋体による開口部の密閉は、セ
ンサー等の複雑な機構を要することがなく、洗浄台の洗
浄槽への導入と同時に連動して行うことが出来るから、
廉価で安全な洗浄装置の提供を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体の開放状態を示す断面図である。
【図2】蓋体の密閉状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 3 加熱器 5 上下動機構 10 洗浄台 13 蓋体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動機構と接続し、洗浄槽内に上下動
    可能に挿入し得る洗浄台を形成し、この洗浄台の洗浄槽
    への挿入時に洗浄槽の開口部を被覆密閉する蓋体を、上
    下動機構に一体に連結固定した事を特徴とする洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 洗浄槽は、真空ポンプと接続し、内部を
    減圧可能としたものである事を特徴とする請求項1の洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄槽は、洗浄液を加熱し、洗浄蒸気を
    発生させる加熱器を設けたものである事を特徴とする請
    求項1の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 洗浄槽は、蒸気発生器と接続し、洗浄蒸
    気を内部に導入し得るようにしたものであることを特徴
    とする請求項1の洗浄装置。
JP4697193A 1993-03-08 1993-03-08 洗浄装置 Pending JPH06254517A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4697193A JPH06254517A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 洗浄装置

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JP4697193A JPH06254517A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 洗浄装置

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ID=12762145

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JP4697193A Pending JPH06254517A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 洗浄装置

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