JPH06253546A - Pwmインバータ制御装置 - Google Patents

Pwmインバータ制御装置

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JPH06253546A
JPH06253546A JP5041192A JP4119293A JPH06253546A JP H06253546 A JPH06253546 A JP H06253546A JP 5041192 A JP5041192 A JP 5041192A JP 4119293 A JP4119293 A JP 4119293A JP H06253546 A JPH06253546 A JP H06253546A
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pwm
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多パルスモードから少パルスモードまで、P
WMインバータの出力基本周波数成分電圧が電圧指令値
と常に一致するようなパルス幅変調を行なえるようにす
る。 【構成】 交流電圧指令出力回路11は、交流電圧の指
令値を|V|×sinθと定義した場合の振幅|V|及
び電圧指令位相θの信号を出力する。比較波出力手段3
1は、この電圧指令位相θ、及びパルスモード指令出力
回路12からのパルスモード指令の入力に基いて比較波
c1,Vc2を出力する。この比較波Vc1,Vc2は、基本
周波数成分を考慮し、フーリェ級数により演算したもの
を予め記憶していたものである。正負切換手段32は、
位相θにより振幅|V|の符号を切り換えた信号Vs
出力する。大小比較手段33は、比較波Vc1,Vc2と信
号Vs との大小関係に基いて、PWM制御信号を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期式PWM制御を行
なうPWMインバータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のPWMインバータ制御装
置の構成を示すブロック図である。この図において、P
WMインバータ制御装置14は交流電圧指令出力回路1
1、パルスモード指令出力回路12、三角波比較回路1
6により構成されている。
【0003】三角波比較回路16は、交流電圧指令出力
回路11からの電圧指令信号と三角波との比較に基き、
パルスモード指令に対応する数のPWM制御信号をPW
Mインバータ15に出力する。
【0004】図9は、三角波比較回路16が入出力する
信号の対応関係を示す波形図であり、3レベルインバー
タにより三角波比較同期1パルスPWM制御を行なった
場合のものである。この図に示すように、三角波比較回
路16は、三角波91,92と電圧指令信号93との大
小関係の比較に基き、基本周波数成分電圧95を有する
PWM制御信号94を生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のP
WMインバータ制御装置では、パルス数の多少にかかわ
らず、三角波比較、あるいは、のこぎり波比較等に基い
てPWM制御を行なっていた。
【0006】しかし、多パルスモードの場合には、従来
の三角波比較や、のこぎり波比較などに基くPWM制御
でも特に問題は生じないが、図9の場合のように、パル
ス数の少ないモードの場合には問題となる場合がある。
【0007】図10は、電圧指令の振幅と、基本周波数
成分電圧との関係を示す特性図である。本来は、直線9
7のように、電圧指令の振幅と出力基本周波数成分の電
圧とが正確に一致するのが望ましいが、パルス数の少な
いモードの場合にも上記の三角波比較等に基く制御を行
なうと、曲線98に示すように、両者の値が大きく異な
り、また、非線形な特性となる。
【0008】そのため、多パルスモードからパルス数の
少ないモードに切換えた時には、出力基本周波数成分電
圧のステップ変化が起こる場合があり、なめらかな出力
電圧変化を必要とする用途では、問題となっていた。ま
た、このインバータを制御ループに含めて制御を行なっ
た場合には、制御特性が、PWMの非線形性により設定
した特性からずれて、不安定現象を起こすという問題が
起こり得る。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、多パルスモードから少パルスモードまで、PW
Mインバータの出力基本周波数成分電圧が電圧指令値と
常に一致するようなパルス幅変調を行なうことができる
PWMインバータ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、出力交流電圧の周波数と搬送
波の周波数とを同期させる同期式PWMによりPWMイ
ンバータに直流/交流変換を行なわせるPWMインバー
タ制御装置において、前記PWMインバータに出力させ
る交流電圧の指令値を出力する交流電圧指令出力回路
と、前記PWMインバータに出力させるPWM波形のパ
ルス数の指令値を出力するパルスモード指令出力回路
と、前記パルスモード指令出力回路によって指令された
パルス数を持ったPWM電圧波形の基本周波数成分電圧
と、前記交流電圧の指令値とが一致するようにPWM波
形を演算し、この演算結果に基き前記PWMインバータ
にPWM制御信号を出力する基本周波数成分電圧演算回
路と、を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記構成において、基本周波数成分電圧演算回
路は、PWMインバータの出力基本周波数成分電圧が電
圧指令値と一致するようなPWM波形を演算する。すな
わち、このPWMインバータ制御装置を用いると、基本
波成分電圧を考慮にいれてPWM制御信号を作成するの
で、このPWM制御信号により動作するPWMインバー
タの出力基本周波数成分電圧を電圧指令値に一致させる
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8に基き
説明する。但し、図11と同様の構成要素には同一符号
を付することとし、重複した説明を省略する。
【0013】図1は本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。この図において、PWMインバータ制御装
置14は、図11における三角波比較回路16の代わり
に、基本周波数成分電圧演算回路13を有している。こ
の基本周波数成分電圧演算回路13は、図3に示すよう
に、比較波出力手段31、正負切換手段32、大小比較
手段33により構成されている。
【0014】まず、3レベルインバータの同期1パルス
PWMモードについて図2乃至図4を参照しつつ説明す
る。3レベルインバータとは+VDC,−VDC,0の3つ
のレベルの電圧を出力できるインバータであり、中性点
クランプ式インバータ、単相フルブリッジインバータな
どがこれにあたる。
【0015】図2により、3レベルインバータの同期P
WM1パルス波形の基本周波数成分電圧を演算するため
に行なうフーリェ級数展開について説明する。3レベル
インバータの同期PWM1パルス波形を、図2に示すよ
うに、その基本波成分電圧がA×sinθ(Aは比例定
数)の形になるようにθを設定し、θの関数f(θ)と
して式で表すと次のようになる。
【0016】
【数1】 基本波成分電圧の振幅|V|は、フーリェ級数展開の公
式より、次式で表される。
【0017】
【数2】 したがって、基本波成分電圧の振幅が|V|であるよう
な3レベルインバータの同期PWM1パルスモードの波
形は、図2で定義されるθ1 について、 θ1 =cos-1(|V|・π/4・VDC)) を演算し、その結果により前記f(θ)を求めることに
よって得られる。
【0018】次に、図3の動作を説明する。交流電圧指
令出力回路11は、出力電圧指令値を|V|・sinθ
と定義した場合の振幅|V|と位相θとを出力する。パ
ルスモード指令出力回路12は、PWM波形のパルス数
指令値を出力する。比較波出力手段31は、パルスモー
ド信号を受けて3レベルインバータ同期1パルスモード
PWM用の比較波を出力するように切り換わる。さら
に、出力電圧指令の位相θを受けて、このθに応じた2
つの比較波Vc1,Vc2を、メモリに記憶されていた値か
ら読みだして出力する。これらの比較波Vc1,Vc2は1
パルスモード用として予め次のような演算をしてメモリ
に記憶させておいたものである。
【0019】 Vc1= 4・VDC/π×cosθ Vc2=−4・VDC/π×cosθ 正負切換手段32においては、出力電圧指令の位相θと
振幅|V|とを受けて、位相θにより振幅|V|の、符
号を切り換えた出力Vs を次のように出力する。
【0020】
【数3】 大小比較手段33においては、比較波出力手段31より
出力されたVc1,Vc2と、正負切換手段32より出力さ
れたVs とを大小比較し、その結果により次のようなP
WM制御信号VPWM を出力する。
【0021】
【数4】 図4に大小比較手段33で行なわれる大小比較とその出
力との関係を図示する。0≦θ<π/2の範囲におい
て、Vs とVc1との大小が入れ換わる位相θはVs =V
c1を満たすθである。つまり|V|=4・VDC/π×c
osθを満たすθであり、これは図2に示すθ1 に相当
する。π/2≦θ<πの範囲でVs とVc2、π≦θ<3
π/2の範囲でVs とVc1、3π/2≦θ<2πの範囲
でVs とVc2のそれぞれの大小が入れ換わる位相θも同
様にそれぞれ図2に示すθ2 ,θ3,θ4 に相当する。
【0022】すなわち大小比較手段33より出力される
PWM制御信号VPWM は、基本波成分電圧が電圧指令値
に等しい3レベルインバータPWM1パルス波形とな
る。以上の結果から明らかなように、本発明では、基本
波成分電圧を考慮にいれてPWM制御信号を作成するの
で、このPWM制御信号により動作するPWMインバー
タの出力基本周波数成分電圧を電圧指令値に一致させる
ことができる。
【0023】図5は3レベルインバータの同期PWM1
パルスモードにおける本発明の第2の実施例を示す構成
図である。図5において、交流電圧指令出力回路11
は、出力電圧指令値を|V|・sinθと定義した場合
の振幅|V|と位相θとを出力する。パルスモード指令
出力回路12は、PWM波形のパルス数指令値として、
1パルスの波形を出力させる命令信号を出力する。位相
パターン出力手段51は、パルスモード指令信号と電圧
指令波高値|V|をうけて、同期PWM1パルスモード
で出力基本周波数成分電圧が|V|となるように図2に
示すようなPWM波形の電圧切換位相θ1 〜θ4 を、記
憶していた内部メモリから出力する。このθ1 〜θ
4 は、前記フーリェ級数展開をもとに求めた位相、 θ1 =cos-1(|V|・π/(4・VDC)) により、予め次の計算をしてメモリに記憶されている。
【0024】θ1 =θ1 、θ2 =π−θ1 、θ2 =π+
θ1 、θ4 =2π−θ1 位相比較手段52は、電圧指令位相θと位相パターン出
力手段51より出力されるθ1 〜θ4 とを比較し、次の
条件分岐によりPWM制御信号VPWM を出力する。
【0025】
【数5】 本実施例によって出力されるPWM制御信号VPWM は、
第1の実施例により出力されるPWM制御信号と同一で
あり、従って、本発明は、本実施例の構成によっても実
現することが可能である。
【0026】本実施例は、1パルスモード以外の多パル
スモードにおいても実施することができる。図5の構成
を、3レベルインバータの同期3パルスモードへ適用し
た例を以下に示す。図6により、3レベルインバータの
同期PWM3パルス波形の基本周波数成分電圧を演算す
るために行なうフーリェ級数展開について説明する。
【0027】3レベルインバータの同期1パルスPWM
モードと同様に図6により定義される位相θ1 ,θ2
θ3 により同期3パルスモードの基本波成分電圧を計算
すると、次式のようになる。
【0028】 |V|=4・VDC/π・(cosθ1 −cosθ2 +cosθ3 ) したがって、基本周波数成分電圧の振幅が|V|である
ような3レベルインバータの同期PWM3パルスモード
の波形は、図6で定義される位相θ1 ,θ2 ,θ3 につ
いて、0≦θ1 ,θ2 ,θ3 <π/2の範囲で上記式を
満たすような値を自由に選び、その結果により図6に示
すf(θ)を求めることによって得られる。例えば、θ
1 ,θ2 をそれぞれπ/6、π/4に固定すると基本波
成分は、次式で示すようにθ3 のみの関数となる。
【0029】
【数6】 この場合の、基本波成分電圧の振幅が|V|であるよう
な3レベルインバータの同期PWM3パルスモードの波
形は、次式でθ3 を演算することによって得られる。
【0030】
【数7】 次に、第3の実施例として、図5に示した第2の実施例
の構成を、+VDC,−VDCの2値を出力とするフルブリ
ッジインバータの同期3パルスモードへ適用した例を説
明する。図7により、フルブリッジインバータの同期P
WM3パルス波形の基本周波数成分電圧を演算するため
に行なうフーリェ級数展開について説明する。
【0031】フルブリッジインバータの同期PWM3パ
ルス波形を、図8に示すように、その基本波成分電圧が
A×sinθ(Aは比例定数)の形になるようにθを設
定し、θの関数f(θ)として式で表すと次のようにな
る。
【0032】
【数8】 基本波成分の振幅|V|は、フーリェ級数展開の公式よ
り、次式で表される。
【0033】
【数9】 したがって、基本波成分電圧の振幅が|V|であるよう
なフルブリッジインバータの同期PWM3パルスモード
の波形は、図8で定義されるθ1 について、 θ1 =cos-1((|V|・π/(4・VDC)+1)/2) を演算し、その結果により前記f(θ)を求めることに
より得られる。
【0034】図5において、交流電圧指令出力回路11
は、出力電圧指令値を|V|・sinθと定義した場合
の振幅|V|と位相θとを出力する。パルスモード指令
出力回路12は、PWM波形のパルス数指令値として、
3パルスの波形を出力させる命令信号を出力する。位相
パターン出力手段51は、パルスモード指令信号と電圧
指令波高値|V|をうけて、同期PWM3パルスモード
で出力基本波成分電圧が|V|となるように図7に示す
ようなPWM波形の電圧切り換え位相θ1 〜θ4 を、記
憶していたメモリから出力する。このθ1 〜θ4 は、前
記フーリェ級数展開をもとに求めた位相θ1 =cos-1
((|V|・π/(4・VDC)+1)/2)により、予
め次の計算をしてメモリに記憶されている。
【0035】θ1 =θ1 、θ2 =π−θ1 、θ3 =π−
θ1 、θ4 =2π−θ1 位相比較手段52は、電圧指令位相θと位相パターン出
力手段13より出力されるθ1 〜θ4 とを比較し、次の
条件分岐によりPWM制御信号VPWM を出力する。
【0036】
【数10】 このPWM制御信号VPWM によって動作するPWMフル
ブリッジインバータより出力されるPWM電圧波形の基
本周波数成分は電圧指令値と一致する。
【0037】次に、第4の実施例として、図3に示した
第1の実施例の構成を、フルブリッジインバータの同期
3パルスモードへ適用した例を説明する。前記第3の実
施例で示したように、図7に示したフルブリッジインバ
ータの同期3パルスモード波形の、基本周波数成分電圧
の振幅|V|は、次式で与えられる。
【0038】 |V|=4・VDC/π・(2・cos(θ1 )−1) 交流電圧指令出力回路11は、出力電圧指令値を|V|
・sinθと定義した場合の振幅|V|と位相θとを出
力する。パルスモード出力回路12は、PWM波形のパ
ルス数指令値を出力する。比較波出力手段31は、パル
スモード信号を受けてフルブリッジインバータ同期3パ
ルスモードPWM用の比較波を出力するように切り換わ
る。さらに、出力電圧指令の位相θを受けて、このθに
応じた比較波Vc1,Vc2を、内部メモリに記憶されてい
た値から読みだして出力する。この比較波Vc1,Vc2
3パルスモード用として予め次のような演算をして内部
メモリに記憶させておいたものである。
【0039】 Vc1=Vc2=4・VDC/π×(2・cosθ−1) (0≦θ<π/3) Vc1=Vc2=0 (π/3≦θ<2π/3) Vc1=Vc2=−4・VDC/π×(2・cosθ+1) (2π/3≦θ<π) Vc1=Vc2=4・VDC/π×(2・cosθ+1) (π≦θ<4π/3) Vc1=Vc2=0 (4π/3≦θ<5π/3) Vc1=Vc2=−4・VDC/π×(2・cosθ−1) (5π/3≦θ<2π) 正負切換手段32においては、出力電圧指令の位相θと
振幅|V|とを受けて、位相θにより振幅|V|の符号
を切り換えた出力Vs を次のように出力する。
【0040】 Vs =+|V| (0≦θ<π) =−|V| (π≦θ<2π) 大小比較手段33においては、比較波出力手段31より
出力されたVc1,Vc2と、正負切換手段32より出力さ
れたVs とを大小比較し、その結果により次のようなP
WM制御信号VPWM を出力する。
【0041】 VPWM =+VDC(Vs ≧Vc1かつVs ≧Vc2の時) =−VDC(Vs <Vc1かつVs <Vc2の時) 比較波出力手段31から出力される比較波Vc1,Vc2
本実施例においては同一であるので、一つの比較波Vc
に置き換えても良い。この場合大小比較手段33で行な
われる大小比較は、前記比較波Vc と、正負切換手段3
2より出力されたVs とで行なう。
【0042】図8に、比較波出力手段31からの出力を
1つの比較波Vc にした場合に大小比較手段33で行な
われる大小比較とその出力との関係を図示する。第1の
実施例と同様に、このPWM制御信号VPWM によって動
作するPWMフルブリッジインバータより出力されるP
WM電圧波形の基本周波数成分は電圧指令値と一致す
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、PWM
インバータの出力電圧の基本周波数成分が電圧指令値に
常に一致するので、パルスモードの切り換え時に、なめ
らかな電圧変化を得ることができると共に、このPWM
インバータ制御装置を制御ループに組み込んだ場合に設
定どうりの線形な制御特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】3レベルインバータの同期1パルスPWMモー
ド波形を示す波形図。
【図3】第1の実施例の要部構成を示すブロック図。
【図4】第1の実施例の大小比較手段での入出力関係を
示す波形図。
【図5】第2の実施例の要部構成を示すブロック図。
【図6】3レベルインバータの同期3パルスPWMモー
ド波形を示す波形図。
【図7】フルブリッジインバータ同期3パルスモードの
波形を示す波形図。
【図8】第4の実施例の大小比較手段での入出力関係を
示す波形図。
【図9】従来の三角波比較に基く同期1パルスモードの
波形を示す波形図。
【図10】従来の三角波比較同期1パルスモードの電圧
指令値振幅と出力基本波成分電圧の振幅との関係を示す
説明図。
【図11】従来の三角波比較PWM制御装置の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
11 交流電圧指令出力回路 12 パルスモード指令出力回路 13 基本周波数成分電圧演算回路 14 PWMインバータ制御装置 15 PWMインバータ 31 比較波出力手段 32 正負切換手段 33 大小比較手段 51 位相パターン出力手段 52 位相比較手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力交流電圧の周波数と搬送波の周波数と
    を同期させる同期式PWMによりPWMインバータに直
    流/交流変換を行なわせるPWMインバータ制御装置に
    おいて、 前記PWMインバータに出力させる交流電圧の指令値を
    出力する交流電圧指令出力回路と、 前記PWMインバータに出力させるPWM波形のパルス
    数の指令値を出力するパルスモード指令出力回路と、 前記パルスモード指令出力回路によって指令されたパル
    ス数を持ったPWM電圧波形の基本周波数成分電圧と、
    前記交流電圧の指令値とが一致するようにPWM波形を
    演算し、この演算結果に基き前記PWMインバータにP
    WM制御信号を出力する基本周波数成分電圧演算回路
    と、 を備えたことを特徴とするPWMインバータ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のPWMインバータ制御装置
    において、 前記交流電圧指令出力回路は、前記交流電圧の指令値を
    |V|×sinθと定義した場合の、振幅|V|及び電
    圧指令位相θの信号を出力するものであり、 前記基本周波数成分電圧演算回路は、 前記パルスモード指令出力回路からのパルスモード指令
    と前記交流電圧指令出力回路からの電圧指令位相θとを
    入力し、パルスモード指令で与えられたパルス数に応
    じ、基本周波数成分電圧を考慮して予め記憶していた比
    較波を電圧指令位相θに従って出力する比較波出力手段
    と、 前記交流電圧指令出力回路からの振幅|V|及び電圧指
    令位相θを入力し、この振幅|V|につき、電圧指令位
    相θに応じて正負を切換えた信号を出力する正負切換手
    段と、 前記比較波出力手段からの比較波と前記正負切換手段か
    らの信号のレベルとの大小関係を比較し、この比較結果
    に基いて前記PWM制御信号を出力する大小比較手段
    と、 を有するものであることを特徴とするPWMインバータ
    制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のPWMインバータ制御装置
    において、 前記交流電圧指令出力回路は、前記交流電圧の指令値を
    |V|×sinθと定義した場合の、振幅|V|及び電
    圧指令位相θの信号を出力するものであり、 前記基本周波数成分電圧演算回路は、 前記パルスモード指令出力回路からのパルスモード指令
    と前記交流電圧指令出力回路からの振幅|V|とを入力
    し、パルスモード指令で与えられたパルス数に応じ、前
    記PWM制御信号の基本周波数成分電圧の振幅が|V|
    となるときの電圧切換位相について、予め記憶していた
    電圧切換位相パターンを出力する位相パターン出力手段
    と、 前記交流電圧指令出力回路からの電圧指令位相θと前記
    位相パターン出力手段からの電圧切換位相パターンとを
    比較し、この比較結果に基いて前記PWM制御信号を出
    力する位相比較手段と、 を有するものであることを特徴とするPWMインバータ
    制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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