JPH06253493A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH06253493A
JPH06253493A JP5035968A JP3596893A JPH06253493A JP H06253493 A JPH06253493 A JP H06253493A JP 5035968 A JP5035968 A JP 5035968A JP 3596893 A JP3596893 A JP 3596893A JP H06253493 A JPH06253493 A JP H06253493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
fixed
frame
brushless motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5035968A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Sakagane
昇 坂金
Hiroshi Miyakai
博志 宮廻
Takeshi Adachi
壮 安達
Yukihiro Shio
幸広 塩
Hiroyoshi Toyoshima
弘祥 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5035968A priority Critical patent/JPH06253493A/ja
Publication of JPH06253493A publication Critical patent/JPH06253493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電機機器に使用されるブラシレスモータ
において、側圧に強く、シャフトの傾き,振れの少ない
ブラシレスモータを提供する。 【構成】 シャフト1を回転自在に支承する軸受3が圧
入固定されたフレーム2と、円筒状永久磁石4を固着し
たロータフレーム5をシャフト1に固定したロータと、
銅線8を巻装するために絶縁部材7を被覆され、かつ円
筒状永久磁石4と対向する複数枚からなる鉄心6でシャ
フト1のスラストを受ける固定電機子を構成し、固定電
機子中央部上部にシャフト1を回転自在に支承する軸受
12を固着し、固定電機子中央部下部の金属配線プリン
ト基板9上のIC10を実装することにより、側圧に強
くシャフトの傾き,振れの少ないブラシレスモータが得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOA機器あるいは、音
響,映像機器に使用されるブラシレスモータ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器あるいは音響,映像機器
は小型化,薄型化,高信頼性の要求があり、それに呼応
してブラシ付きモータにかわって小型,薄型のブラシレ
スモータが使用されはじめている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のブラシレ
スモータの一例について説明する。図3において21は
シャフト、22はフレーム、23はフレーム22に圧入
固定された軸受、24は多極着磁された円筒状永久磁
石、25はロータフレーム、26は複数枚積層された鉄
心、27は絶縁部材、28は銅線、29は金属配線プリ
ント基板、30はIC、31は固定部材、32はスラス
ト荷重受け部である。
【0004】以上のように構成されたブラシレスモータ
について、以下にその構造を説明する。
【0005】フレーム22に圧入固定された軸受23
は、シャフト21を回転自在に支承している。ロータフ
レーム25には円筒状永久磁石24が固着され、シャフ
ト21に固定されている。鉄心26の中央部には貫通孔
が設けてあり、絶縁部材27は鉄心26を被覆する際、
鉄心26を電気的に絶縁し、シャフト21のスラスト荷
重を受けるために絶縁部材27で鉄心26の中央部貫通
孔を封止し、スラスト荷重受け部32を設けている。よ
って、シャフトのスラスト荷重はスラスト荷重受け部3
2で受け、ラジアル荷重は軸受23の一個で受ける片持
ち構造となっている。
【0006】銅線28は絶縁部材27を介して鉄心26
に巻装され、絶縁部材27,鉄心26とともに固定電機
子を構成している。IC30は金属配線プリント基板2
9の上に上記固定電機子中央部下部に実装されている。
固定部材31は固定電機子を金属配線プリント基板29
に固定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、側圧が作用する場合シャフト21を軸受
23だけで支承する片持ちになっているため、シャフト
の傾き,振れが発生していた。
【0008】また、軸受を長くすることで対処する方法
もあるが、モータのフレーム天面より軸受が突出してし
まうため、モータを薄くすることに対して支障をきたし
ていた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、側圧
に強くシャフトの傾き,振れの少ないブラシレスモータ
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、固定電機子の中央部上
部に固定の軸受と、フレームに圧入固定の軸受とにより
シャフトを両持ち支承するものである。
【0011】
【作用】この構成によって、シャフトを両持ち支持する
ため側圧が作用する場合の回転時におけるシャフトの傾
き,振れが減少する。また、2つの軸受でシャフトを支
承するため、片持ちの場合の軸受に比べて軸受を小さく
することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1において1はシャフト、2はフレー
ム、3はフレーム2に圧入固定された軸受でシャフト1
を回転自在に支承している。4は多極着磁された円筒状
永久磁石、5はロータフレームで、円筒状永久磁石4を
固着し、ロータフレーム5はシャフト1に固定されてい
る。
【0014】6は複数枚からなる鉄心で、中央部には貫
通孔が設けてある。7は鉄心6を電気的に絶縁する絶縁
部材で、鉄心6を被覆し、かつシャフト1のスラストを
受けるため鉄心6の中央部貫通孔を封止している。8は
絶縁部材7を介して鉄心6に巻装する銅線で、固定電機
子を構成している。12は固定電機子の中央部上部に固
着された軸受で、シャフト1を回転自在に支承してい
る。
【0015】9は金属配線プリント基板、10はIC
で、金属配線プリント基板9上にIC10が固定電機子
中心部の下付近に来るように実装されている。11は固
定電機子を金属配線プリント基板9に固定する固定部材
である。
【0016】以上のように本実施例によれば、シャフト
1をフレーム2に圧入固定された軸受3と、固定電機子
中央部上部に固定された軸受12の2つで支承するた
め、側圧の作用する回転時におけるシャフトの傾き,振
れが減少する。このことを図2により説明する。
【0017】図2は本発明の実施例における両持ち支持
説明図であり、固定電機子の中央部上部に固定の軸受1
2と、フレームに圧入固定の軸受3とでシャフトを両持
ち支承する。シャフトと軸受との間には回転するために
隙間があり、側圧が作用する場合シャフトは隙間によっ
て図2のように傾く。この傾きは次式のように表わされ
る。
【0018】tanθ=(D−d)/L ただし、D:軸受内径 d:シャフト外径 L:軸受スパン F:側圧 θ:シャフトの傾き角 記号は図2のようになる。片持ちの場合は軸受スパンは
フレームに固定した軸受長さになり、両持ち支持の場
合、片持ちの時に比べて軸受スパンLが長くでき、した
がってシャフトの傾き角θは小さくなる。また軸受1つ
にかかる負担が減るため、軸受を小さくすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、シャフトをフレ
ームに圧入固定された軸受と、固定電機子中央部上部に
固定された軸受との2つで両持ち支承するため、側圧が
作用する回転時におけるシャフトの傾き,振れが減少
し、片持ちの軸受に比べて軸受を小さくすることができ
るため、ラジアル荷重である側圧に強く薄型で小型の高
信頼性のブラシレスモータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
断面図
【図2】本発明の一実施例におけるシャフト両持ち支持
説明図
【図3】従来のブラシレスモータの断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 フレーム 3,12 軸受 4 円筒状永久磁石 5 ロータフレーム 6 鉄心 7 絶縁部材 8 銅線 9 金属配線プリント基板 10 IC 11 固定部材
フロントページの続き (72)発明者 塩 幸広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 豊島 弘祥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極着磁した円筒状永久磁石を固着したロ
    ータフレームと、このロータフレームを固定したシャフ
    トと、このシャフトを回転自在に支承する軸受を圧入固
    定したフレームと、このフレームと嵌合固定した駆動回
    路素子を実装した回路基板を具備し、前記シャフトのス
    ラスト受けを複数枚からなる積層された鉄心に絶縁部材
    を介して導線を巻装した固定電機子に構成し、前記固定
    電機子中央部下部回路基板上に駆動回路素子を配設し、
    軸受を前記固定電機子の中央部上部に固定し、前記シャ
    フトを回転自在に両持ちで支承したことを特徴とするブ
    ラシレスモータ。
JP5035968A 1993-02-25 1993-02-25 ブラシレスモータ Pending JPH06253493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5035968A JPH06253493A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ブラシレスモータ

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JP5035968A JPH06253493A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06253493A true JPH06253493A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12456740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5035968A Pending JPH06253493A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ブラシレスモータ

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JP (1) JPH06253493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6784125B1 (en) 2000-03-07 2004-08-31 Kanebo, Ltd. Nonwoven thermoplastic elastomer fabric roll and method and apparatus for making same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6784125B1 (en) 2000-03-07 2004-08-31 Kanebo, Ltd. Nonwoven thermoplastic elastomer fabric roll and method and apparatus for making same

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