JPH06253139A - 明示的な限定を用いた機器間の色校正及び色強化方法 - Google Patents
明示的な限定を用いた機器間の色校正及び色強化方法Info
- Publication number
- JPH06253139A JPH06253139A JP6015586A JP1558694A JPH06253139A JP H06253139 A JPH06253139 A JP H06253139A JP 6015586 A JP6015586 A JP 6015586A JP 1558694 A JP1558694 A JP 1558694A JP H06253139 A JPH06253139 A JP H06253139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- color space
- input
- colors
- mapping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/62—Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6058—Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の特定された色または、色領域の各々を
限定し、複数の明示的に限定された色校正または色強化
戦略のいずれか1つによって、入力色空間を出力色空間
に変換するための方法を提供する。 【構成】 本発明の色変換方法は、出力色空間への変換
を明示的に特定する限定を、入力色空間のポイントのあ
る部分集合に与えるステップと、色の連続性を維持する
マッピング戦略により、残りのポイントを変換するステ
ップとを含む。好適な実施例において用いられるマッピ
ング戦略は、コンピュータグラフィックス幾何モーフィ
ング技術に基づく。好適な実施例においては、多次元参
照テーブルを用いて色変換が行われる。
限定し、複数の明示的に限定された色校正または色強化
戦略のいずれか1つによって、入力色空間を出力色空間
に変換するための方法を提供する。 【構成】 本発明の色変換方法は、出力色空間への変換
を明示的に特定する限定を、入力色空間のポイントのあ
る部分集合に与えるステップと、色の連続性を維持する
マッピング戦略により、残りのポイントを変換するステ
ップとを含む。好適な実施例において用いられるマッピ
ング戦略は、コンピュータグラフィックス幾何モーフィ
ング技術に基づく。好適な実施例においては、多次元参
照テーブルを用いて色変換が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル画像形成処理に
関する。より詳細には、デジタル画像形成システムの色
校正(color calibration )及び色強化(color enhanc
ement )の分野に関し、1つの色空間を、別の装置依存
性色空間にマップする技術に関する方法を含む。特定の
色部分に対するカラーマップを特定するために、明示的
な限定(explicit constraints)が適用される。
関する。より詳細には、デジタル画像形成システムの色
校正(color calibration )及び色強化(color enhanc
ement )の分野に関し、1つの色空間を、別の装置依存
性色空間にマップする技術に関する方法を含む。特定の
色部分に対するカラーマップを特定するために、明示的
な限定(explicit constraints)が適用される。
【0002】
【従来の技術】本発明は、米国特許出願「入力色空間の
入力色値を出力色空間の出力色値に変換するための方
法、および関連装置」(出願番号017,198、19
93年2月12日出願)の関連出願である。
入力色値を出力色空間の出力色値に変換するための方
法、および関連装置」(出願番号017,198、19
93年2月12日出願)の関連出願である。
【0003】カラーデジタル画像形成システムでは、一
連の画像形成における各ステップ(オリジナルシーン、
画像獲得、画像記憶、画像送信、ソフトディスプレイ、
ハードコピーディスプレイ、など)が通常、異なる色空
間、及び異なる色域を有する。一般的な色空間には、R
GB、CMY、CMYKなどの装置依存性色空間、また
は、CIE刺激(XYZ)、CIELAB、CIELU
Vなどの装置独立色空間などが含まれる。「色域」とい
う用語は、一般的に、システムのある特定の段階におい
て示される、及び/または、表示される色の領域を示す
ために用いられる。表示装置の色域が、画像獲得装置の
色域、及び/または、オリジナルの現実シーンの色の色
域と全く異なる場合がある。さらに、ある装置に表示さ
れ得る色域は、別の装置の色域とは実質的に異なる。例
として、図1は、一般的なRGBカラービデオモニタの
色域を、カラープリンタ(コダックXL7700)と比
較して示したものである。図は、明度値L* =50.0
におけるCIELAB色空間の色域の断面図である。2
つの色域が重なる領域は、2つの装置で生成される色を
表す。1方の曲線だけの内側領域は、1つの装置により
生成でき、他方の装置では生成できない色を表す。両方
の曲線の外側にある色値はどちらの装置によっても生成
できない。この例では、ビデオモニタは、この明度レベ
ルにおいてはサーマルプリンタに比べ、より飽和した
(彩度の高い)青を生成でき、一方サーマルプリンタ
は、より飽和した(彩度の高い)イエローを生成できる
ことがわかる。
連の画像形成における各ステップ(オリジナルシーン、
画像獲得、画像記憶、画像送信、ソフトディスプレイ、
ハードコピーディスプレイ、など)が通常、異なる色空
間、及び異なる色域を有する。一般的な色空間には、R
GB、CMY、CMYKなどの装置依存性色空間、また
は、CIE刺激(XYZ)、CIELAB、CIELU
Vなどの装置独立色空間などが含まれる。「色域」とい
う用語は、一般的に、システムのある特定の段階におい
て示される、及び/または、表示される色の領域を示す
ために用いられる。表示装置の色域が、画像獲得装置の
色域、及び/または、オリジナルの現実シーンの色の色
域と全く異なる場合がある。さらに、ある装置に表示さ
れ得る色域は、別の装置の色域とは実質的に異なる。例
として、図1は、一般的なRGBカラービデオモニタの
色域を、カラープリンタ(コダックXL7700)と比
較して示したものである。図は、明度値L* =50.0
におけるCIELAB色空間の色域の断面図である。2
つの色域が重なる領域は、2つの装置で生成される色を
表す。1方の曲線だけの内側領域は、1つの装置により
生成でき、他方の装置では生成できない色を表す。両方
の曲線の外側にある色値はどちらの装置によっても生成
できない。この例では、ビデオモニタは、この明度レベ
ルにおいてはサーマルプリンタに比べ、より飽和した
(彩度の高い)青を生成でき、一方サーマルプリンタ
は、より飽和した(彩度の高い)イエローを生成できる
ことがわかる。
【0004】多くの応用においては、ある特定の装置の
色空間に存在するカラー画像データを捕らえ、それを異
なる装置の色空間へマップする必要がある。異なる装置
においては色空間及び色域が異なるために、このプロセ
スにはいくつかの問題が生じる。第一に、色校正の問題
である。つまり、ある装置における色をどのように表せ
ば、知覚される色が他の装置における色とマッチする
か、という問題である。例えば、ビデオモニタに表示さ
れた画像を、同じ知覚的カラー再生(perceivedcolor r
eproduction)でプリントしたい場合がある。これは、
本質的には、ある装置依存性の色空間から別の装置依存
性色空間に変換するという問題である。上記の例は、モ
ニタのRGB空間からプリンタのCMY(K)空間への
変換に関するものである。画像の色のすべてが、2つの
色域の重複領域にあれば、この場合の変換は比較的簡単
であり、多次元参照用テーブル(multi-dimensional lo
ok-up-tables)などの技術を用いて行うことができる
(W.F.シュレイバー、“カラー再生システム”米国
特許第4,500,919号、1985年2月19日参
照)。
色空間に存在するカラー画像データを捕らえ、それを異
なる装置の色空間へマップする必要がある。異なる装置
においては色空間及び色域が異なるために、このプロセ
スにはいくつかの問題が生じる。第一に、色校正の問題
である。つまり、ある装置における色をどのように表せ
ば、知覚される色が他の装置における色とマッチする
か、という問題である。例えば、ビデオモニタに表示さ
れた画像を、同じ知覚的カラー再生(perceivedcolor r
eproduction)でプリントしたい場合がある。これは、
本質的には、ある装置依存性の色空間から別の装置依存
性色空間に変換するという問題である。上記の例は、モ
ニタのRGB空間からプリンタのCMY(K)空間への
変換に関するものである。画像の色のすべてが、2つの
色域の重複領域にあれば、この場合の変換は比較的簡単
であり、多次元参照用テーブル(multi-dimensional lo
ok-up-tables)などの技術を用いて行うことができる
(W.F.シュレイバー、“カラー再生システム”米国
特許第4,500,919号、1985年2月19日参
照)。
【0005】しかしながら、入力色空間内の色のうち、
出力色空間の色域外に存在する色がある場合、問題は複
雑になる。ここで問題となるのは、色域外の色をどう処
理するかということである。この問題を処理するための
方法がこれまでにいくつか提案されてきている。一般的
なアプローチとしては、色域外の色の色相角度及び明度
を維持しながら、その彩度を色域の境界にクリップする
(clip)、または、色域を圧縮して入力画像の色を出力
色域内に納める方法がある(例えば、R.S.ジェンタ
イル、E.ワロウィット、J.P.アールバック、“色
域ミスマッチ補償技術の比較”J.Imaging T
echnol.16巻、176―181ページ(199
0年)掲載参照)。写真のシーンなど、ある種の画像に
は、色域外色はごくわずかしか含まれないため、これら
の画像に適用した場合、この彩度クリッピング方法はか
なり満足できる結果をもたらす。
出力色空間の色域外に存在する色がある場合、問題は複
雑になる。ここで問題となるのは、色域外の色をどう処
理するかということである。この問題を処理するための
方法がこれまでにいくつか提案されてきている。一般的
なアプローチとしては、色域外の色の色相角度及び明度
を維持しながら、その彩度を色域の境界にクリップする
(clip)、または、色域を圧縮して入力画像の色を出力
色域内に納める方法がある(例えば、R.S.ジェンタ
イル、E.ワロウィット、J.P.アールバック、“色
域ミスマッチ補償技術の比較”J.Imaging T
echnol.16巻、176―181ページ(199
0年)掲載参照)。写真のシーンなど、ある種の画像に
は、色域外色はごくわずかしか含まれないため、これら
の画像に適用した場合、この彩度クリッピング方法はか
なり満足できる結果をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータ生成表示グラフィックス(computer generatated
presentation graphics)などの画像の場合、出力色域
外の色がかなりの割合で存在する。これは、パイ図表
(円グラフ)、およびスライド(slide presentations
)などの多くの種類のグラフィックにおいて飽和色が
非常に目だつためである。これらの画像に対しては、彩
度をクリップしたり、あるいは色域を圧縮する方法を用
いたとしても、結果としての画像は彩度(飽和度)が際
だって低くなる(つまり、色が淡く見え、ぼやける)こ
とから、受け入れ難い結果を招くことになる。その結
果、入力色の色域を出力色空間にマップするための別の
技術が要求される。このプロセスは通常、単にある装置
と別の装置の色を一致させるというよりは、画像の色修
正に関するため、「カラーエンハンスメント(色強
化)」の範躊に分類される。
ュータ生成表示グラフィックス(computer generatated
presentation graphics)などの画像の場合、出力色域
外の色がかなりの割合で存在する。これは、パイ図表
(円グラフ)、およびスライド(slide presentations
)などの多くの種類のグラフィックにおいて飽和色が
非常に目だつためである。これらの画像に対しては、彩
度をクリップしたり、あるいは色域を圧縮する方法を用
いたとしても、結果としての画像は彩度(飽和度)が際
だって低くなる(つまり、色が淡く見え、ぼやける)こ
とから、受け入れ難い結果を招くことになる。その結
果、入力色の色域を出力色空間にマップするための別の
技術が要求される。このプロセスは通常、単にある装置
と別の装置の色を一致させるというよりは、画像の色修
正に関するため、「カラーエンハンスメント(色強
化)」の範躊に分類される。
【0007】色域外色の再生に加え、色強化には、さら
に、他の形式の色変換が含まれる。例えば、不明瞭な画
像の彩度を増したり、画像内の物体の色相を調節した
り、または、画像内の異なる物体間のカラーコントラス
ト(色対比)を増したい場合がある。色強化方法とし
て、マトリックスと1次元参照テーブルの組み合わせを
用いた方法(例えば、ロバート P.コレット「電子的
に生成された入力画像を用いたプリンタの色およびトー
ンスケール構成システム」、米国特許第5,081,5
29号、1992年1月14日参照)、グローバル色域
マッピング技術(前述の米国特許出願第017,198
号、K.スポールディング、R.ガーション、J.サリ
バン、R.エリソン、「入力色空間の入力色値を出力色
空間の出力色値に変換するための方法、および関連装
置」参照)が含まれる。しかしながら、これらのアプロ
ーチのいずれを用いても、他の色に望ましくない副作用
を与えることなく、飽和色に対して所望の効果を有する
マッピングを特定するのはかなり困難であり、不可能で
さえある。例えば、画像内に発生した肌色トーン(skin
tones)が緑がかってしまうなどの問題がある。
に、他の形式の色変換が含まれる。例えば、不明瞭な画
像の彩度を増したり、画像内の物体の色相を調節した
り、または、画像内の異なる物体間のカラーコントラス
ト(色対比)を増したい場合がある。色強化方法とし
て、マトリックスと1次元参照テーブルの組み合わせを
用いた方法(例えば、ロバート P.コレット「電子的
に生成された入力画像を用いたプリンタの色およびトー
ンスケール構成システム」、米国特許第5,081,5
29号、1992年1月14日参照)、グローバル色域
マッピング技術(前述の米国特許出願第017,198
号、K.スポールディング、R.ガーション、J.サリ
バン、R.エリソン、「入力色空間の入力色値を出力色
空間の出力色値に変換するための方法、および関連装
置」参照)が含まれる。しかしながら、これらのアプロ
ーチのいずれを用いても、他の色に望ましくない副作用
を与えることなく、飽和色に対して所望の効果を有する
マッピングを特定するのはかなり困難であり、不可能で
さえある。例えば、画像内に発生した肌色トーン(skin
tones)が緑がかってしまうなどの問題がある。
【0008】本発明は、色空間内のポイントの特定の部
分集合に対するマッピングを明示的に指定(specify)
し、定められたマッピング戦略に従って残りの非限定の
ポイントのマッピングを決定することにより、1つの色
空間を別の色空間にマップ(変換)する方法を提供す
る。
分集合に対するマッピングを明示的に指定(specify)
し、定められたマッピング戦略に従って残りの非限定の
ポイントのマッピングを決定することにより、1つの色
空間を別の色空間にマップ(変換)する方法を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、1
つの色空間を別の色空間にマップして、所望の色校正、
および/または、色強化技術を供給する方法を含む。本
発明の方法は、概していえば、次の2つのステッププロ
セスから成る。(1)入力色空間のポイントの特定部分
に限定を与え、出力色空間へのマッピングを明確に特定
する。(2)所定のマッピング戦略に従い、残りのポイ
ントをマップする。好適な実施例で用いられるマッピン
グ技術は、コンピュータグラフィックス幾何学的モーフ
ィング(形状変換)(morphing)技術に基づく。
つの色空間を別の色空間にマップして、所望の色校正、
および/または、色強化技術を供給する方法を含む。本
発明の方法は、概していえば、次の2つのステッププロ
セスから成る。(1)入力色空間のポイントの特定部分
に限定を与え、出力色空間へのマッピングを明確に特定
する。(2)所定のマッピング戦略に従い、残りのポイ
ントをマップする。好適な実施例で用いられるマッピン
グ技術は、コンピュータグラフィックス幾何学的モーフ
ィング(形状変換)(morphing)技術に基づく。
【0010】本発明の方法は、入力色空間の入力色値を
出力色空間の出力色値に変換する方法であり、次のステ
ップを含む。
出力色空間の出力色値に変換する方法であり、次のステ
ップを含む。
【0011】a)入力色空間の領域から、入力色値の部
分集合(subset)を1組以上形成する b)ステップa)において形成された入力色値の各集合
に色変換を行う c)ステップa)の組に含まれない入力色値の集合を形
成する d)ステップb)の変換との連続性を維持する色変換
を、ステップc)の入力色値に対して形成する e)ステップb)およびd)の合成変換を用いて、入力
色空間の入力色値を出力色空間の出力色値に変換する 前記の説明からわかるように、本発明の主たる目的は、
入力色域を、出力色域内に適合するように変換するため
の改良された方法を供給することである。
分集合(subset)を1組以上形成する b)ステップa)において形成された入力色値の各集合
に色変換を行う c)ステップa)の組に含まれない入力色値の集合を形
成する d)ステップb)の変換との連続性を維持する色変換
を、ステップc)の入力色値に対して形成する e)ステップb)およびd)の合成変換を用いて、入力
色空間の入力色値を出力色空間の出力色値に変換する 前記の説明からわかるように、本発明の主たる目的は、
入力色域を、出力色域内に適合するように変換するため
の改良された方法を供給することである。
【0012】本発明の、上記およびその他の目的は、以
下の説明、および図面に関連させて考慮することによ
り、より明白になる。図においては、同一符号は同一部
分を示す。
下の説明、および図面に関連させて考慮することによ
り、より明白になる。図においては、同一符号は同一部
分を示す。
【0013】
【実施例】本発明は、1つの色空間のデジタルカラー画
像を別の色空間にマップする方法を含む。例えば、モニ
タのRGB値をサーマルプリンタのCMY(K)値に変
換する場合などである。所望される色強化のため、また
は異なる装置間の色域のミスマッチのために、1部の色
またはすべての色の測色的な正確さ(colorimetricaccu
racy )が保たれないような変換を行うことが必要であ
り、あるいは、望ましい。従来のアプローチを用いた場
合、他の色への弊害なしに特定の色に所望の効果を有す
るマッピング関数を特定するのは困難である。例えば、
より彩度の高い原色を生成するマッピングの場合、画像
内の肌色トーンの色相を変えてしまう。そこで本発明
は、色値の一集合に対するカラーマッピングを正確に限
定し、特定のカラーマッピングアルゴリズムを用いて残
りの色値をスムーズに特定することにより、従来の課題
を解決する。これにより、入力色空間の異なる集合に対
する異なる種類の色強化を同時に行えるとともに、入力
色空間の他の集合の測色的再生(colorimetric reprodu
ction )を維持することが可能になる。同様に、入力色
空間の適当な集合に対するカラーマッピングを限定する
ことにより、グローバル色強化技術、または従来の色域
マッピング技術をさらにこの観点から行うことができ
る。従って、本発明のアプローチは、あらゆる種類の色
変換または色強化を実施するために利用できる。
像を別の色空間にマップする方法を含む。例えば、モニ
タのRGB値をサーマルプリンタのCMY(K)値に変
換する場合などである。所望される色強化のため、また
は異なる装置間の色域のミスマッチのために、1部の色
またはすべての色の測色的な正確さ(colorimetricaccu
racy )が保たれないような変換を行うことが必要であ
り、あるいは、望ましい。従来のアプローチを用いた場
合、他の色への弊害なしに特定の色に所望の効果を有す
るマッピング関数を特定するのは困難である。例えば、
より彩度の高い原色を生成するマッピングの場合、画像
内の肌色トーンの色相を変えてしまう。そこで本発明
は、色値の一集合に対するカラーマッピングを正確に限
定し、特定のカラーマッピングアルゴリズムを用いて残
りの色値をスムーズに特定することにより、従来の課題
を解決する。これにより、入力色空間の異なる集合に対
する異なる種類の色強化を同時に行えるとともに、入力
色空間の他の集合の測色的再生(colorimetric reprodu
ction )を維持することが可能になる。同様に、入力色
空間の適当な集合に対するカラーマッピングを限定する
ことにより、グローバル色強化技術、または従来の色域
マッピング技術をさらにこの観点から行うことができ
る。従って、本発明のアプローチは、あらゆる種類の色
変換または色強化を実施するために利用できる。
【0014】図2は、ABCで表される入力色空間のマ
ルチチャネル入力色値(ABCはRGB、CMY、CM
YK、XYZ、CIELABなどを表す)を、DEFで
表される出力色空間のマルチチャネル出力色値に変換す
る一般化されたカラーマッピング関数20を示す。出力
色空間は、入力色空間とは異なる色空間である場合もそ
うでない場合もある。入力及び出力色空間は、通常3つ
の色値により特定されるが、カラープリンタに関連する
CMYK色空間などのように色値がさらに加わる場合も
ある。
ルチチャネル入力色値(ABCはRGB、CMY、CM
YK、XYZ、CIELABなどを表す)を、DEFで
表される出力色空間のマルチチャネル出力色値に変換す
る一般化されたカラーマッピング関数20を示す。出力
色空間は、入力色空間とは異なる色空間である場合もそ
うでない場合もある。入力及び出力色空間は、通常3つ
の色値により特定されるが、カラープリンタに関連する
CMYK色空間などのように色値がさらに加わる場合も
ある。
【0015】色変換は、入力色空間から所望の出力色空
間へ直接行われる場合もあれば、中間色空間(単数また
は複数)を有する複数段階のプロセスが含まれる場合も
ある。図3は、CIELABを中間色空間として用い
て、モニタRGB空間をプリンタCMY空間に変換する
場合を示したものである。このシーケンスの第1段階
は、入力装置モデル22を用いて、RGB出力色値を対
応するCIELAB入力色値に変換するプロセスを含
む。続いて、CIELAB出力色値は、カラーマッピン
グ関数24を用いて計算される。次に、CIELAB出
力色値が、出力装置モデル26を用いてCMY出力色値
に変換される。このシーケンスにおける各色変換段階
は、例えば(連続的、または区分的)解析関数、または
多次元参照テーブルから構成される。本発明は、いずれ
の色変換段階にも組み込むことが可能である。さらに、
複数の段階を組み込んで1つの段階を形成し、本発明を
組み込むことも可能である。
間へ直接行われる場合もあれば、中間色空間(単数また
は複数)を有する複数段階のプロセスが含まれる場合も
ある。図3は、CIELABを中間色空間として用い
て、モニタRGB空間をプリンタCMY空間に変換する
場合を示したものである。このシーケンスの第1段階
は、入力装置モデル22を用いて、RGB出力色値を対
応するCIELAB入力色値に変換するプロセスを含
む。続いて、CIELAB出力色値は、カラーマッピン
グ関数24を用いて計算される。次に、CIELAB出
力色値が、出力装置モデル26を用いてCMY出力色値
に変換される。このシーケンスにおける各色変換段階
は、例えば(連続的、または区分的)解析関数、または
多次元参照テーブルから構成される。本発明は、いずれ
の色変換段階にも組み込むことが可能である。さらに、
複数の段階を組み込んで1つの段階を形成し、本発明を
組み込むことも可能である。
【0016】本発明において実施される色変換方法は2
つのステッププロセスを含む。第1に、入力色空間のポ
イントのある部分集合を限定し、出力色空間へのマッピ
ングを明示的に特定する。第2に、入力色空間の、限定
されない残りのポイントを、所定のマッピング戦略に従
ってマップする。
つのステッププロセスを含む。第1に、入力色空間のポ
イントのある部分集合を限定し、出力色空間へのマッピ
ングを明示的に特定する。第2に、入力色空間の、限定
されない残りのポイントを、所定のマッピング戦略に従
ってマップする。
【0017】図4は、本発明の方法論を詳細なブロック
図により示している。入力及び出力色空間のモデル10
4、106は、それぞれ入力色空間100、及び出力色
空間102に対して形成され、入力及び出力色値を標準
色空間の色値に関連させる。ステップ108において、
フレッシュトーン(肌色トーン)などの共通特性、また
は「シーン中の単一物体である」などの共通の目的に基
づき、色値を分類して、入力色値の複数の部分集合(サ
ブセット)を形成する。ステップ110において、ステ
ップ108で形成された各集合に色変換が割り当てられ
る。この色変換では、選択された戦略に従い、また、作
成された色空間104、106の入力を用いて、入力色
空間のポイントを出力色空間のポイントにマップする。
この技術は、測色的再生、写真的再生、及び色強化を含
むが、これらに限定されるわけではない。ステップ11
2において、残りの色値が1つの集合にまとめられる。
ステップ114において、ステップ112で形成された
色値の集合は、作成された色空間104、106の入力
を用いて、ステップ110で色変換された集合との色の
連続性を維持するように変換される。ステップ110及
び114の操作によって生成された変換により、入力色
空間のすべての色の集合に対する変換が形成される。
図により示している。入力及び出力色空間のモデル10
4、106は、それぞれ入力色空間100、及び出力色
空間102に対して形成され、入力及び出力色値を標準
色空間の色値に関連させる。ステップ108において、
フレッシュトーン(肌色トーン)などの共通特性、また
は「シーン中の単一物体である」などの共通の目的に基
づき、色値を分類して、入力色値の複数の部分集合(サ
ブセット)を形成する。ステップ110において、ステ
ップ108で形成された各集合に色変換が割り当てられ
る。この色変換では、選択された戦略に従い、また、作
成された色空間104、106の入力を用いて、入力色
空間のポイントを出力色空間のポイントにマップする。
この技術は、測色的再生、写真的再生、及び色強化を含
むが、これらに限定されるわけではない。ステップ11
2において、残りの色値が1つの集合にまとめられる。
ステップ114において、ステップ112で形成された
色値の集合は、作成された色空間104、106の入力
を用いて、ステップ110で色変換された集合との色の
連続性を維持するように変換される。ステップ110及
び114の操作によって生成された変換により、入力色
空間のすべての色の集合に対する変換が形成される。
【0018】本発明のプロセスの第1ステップは、マッ
ピングプロセスにおいて限定される色の集合に対し、入
力色空間から出力色空間へのカラーマッピングを特定す
るステップである。限定される特定の部分集合は、これ
らの色のカラーマッピング戦略と同様に、その特定の適
用対象に依存する。限定された色の部分集合は、例えば
有効な色校正データに相当する場合もあれば、あるい
は、特定の色強化目標を反映することもある。適用対象
によっては、無彩色トーン及び原色に対するマッピング
の限定が望まれる場合もあれば、飽和色、または、肌色
トーン、スカイカラー、グラスカラーなどの写真の画像
に重要な色を限定したい場合もある。異なる色の部分に
対して、測色的マッチング、写真的プロセスのモデルな
どの複数のカラーマッピング技術、あるいは、前述のス
ポールディング他により開示された方法(米国特許出願
第017,198号)などの色強化技術が利用できる。
ピングプロセスにおいて限定される色の集合に対し、入
力色空間から出力色空間へのカラーマッピングを特定す
るステップである。限定される特定の部分集合は、これ
らの色のカラーマッピング戦略と同様に、その特定の適
用対象に依存する。限定された色の部分集合は、例えば
有効な色校正データに相当する場合もあれば、あるい
は、特定の色強化目標を反映することもある。適用対象
によっては、無彩色トーン及び原色に対するマッピング
の限定が望まれる場合もあれば、飽和色、または、肌色
トーン、スカイカラー、グラスカラーなどの写真の画像
に重要な色を限定したい場合もある。異なる色の部分に
対して、測色的マッチング、写真的プロセスのモデルな
どの複数のカラーマッピング技術、あるいは、前述のス
ポールディング他により開示された方法(米国特許出願
第017,198号)などの色強化技術が利用できる。
【0019】前述のように、多様なカラーマッピング技
術を異なる色集合に対し適用できる。図5は、限定され
る色の集合の、異なる分類を示したものである。図5
(A)は点限定を示す。これは、肌色トーンなどの単一
色、または、コダック社のトレードドレスイエローなど
の企業のトレードマークカラーの色再生を限定するのに
用いられる。図5(B)は線限定を示す。これは、影を
限定(constrain) したり、特定の色付けされた面に対し
て1つの列(series)を強調したり、または中立軸(無
彩色軸)上の色を限定したりするのに用いられる。図5
(C)は面の限定を示す。たとえば、これは色域の面を
限定するのに用いられる。図5(D)は体積の限定を示
す。これは、低彩度の色すべての組、またはすべてのス
キントーンカラーの凸型体(convex hull )内部の色を
限定するのに用いられる。いうまでもなく、限定色のそ
の他の部分集合分類も利用することができる。たとえ
ば、入力色空間がCMYK装置色空間であれば、4次元
の超体積(hyper-volume)の限定色を限定することがで
きる。また、これらの異なる限定の分類(クラス)を組
み合わせて、1つの限定の組を形成することも可能であ
る。例えば、点限定を用いて企業のトレードマークカラ
ーを限定し、線限定を用いて無彩色軸を、面限定を用い
て色域面を、体積限定を用いてすべての肌色トーンの凸
型体内にある色を限定したい場合もある。限定色の異な
る組のそれぞれに対して、異なるマッピング戦略を用い
ることもできる。例えば、企業のトレードマークカラー
を適当なパントーン仕様(Pantone specification )に
マップし、無彩色軸を測色的にマップし、肌色トーンを
写真的モデルを用いてマップし、色域表面を色の彩度を
最大化するために色強化戦略を用いてマップすることが
できる。
術を異なる色集合に対し適用できる。図5は、限定され
る色の集合の、異なる分類を示したものである。図5
(A)は点限定を示す。これは、肌色トーンなどの単一
色、または、コダック社のトレードドレスイエローなど
の企業のトレードマークカラーの色再生を限定するのに
用いられる。図5(B)は線限定を示す。これは、影を
限定(constrain) したり、特定の色付けされた面に対し
て1つの列(series)を強調したり、または中立軸(無
彩色軸)上の色を限定したりするのに用いられる。図5
(C)は面の限定を示す。たとえば、これは色域の面を
限定するのに用いられる。図5(D)は体積の限定を示
す。これは、低彩度の色すべての組、またはすべてのス
キントーンカラーの凸型体(convex hull )内部の色を
限定するのに用いられる。いうまでもなく、限定色のそ
の他の部分集合分類も利用することができる。たとえ
ば、入力色空間がCMYK装置色空間であれば、4次元
の超体積(hyper-volume)の限定色を限定することがで
きる。また、これらの異なる限定の分類(クラス)を組
み合わせて、1つの限定の組を形成することも可能であ
る。例えば、点限定を用いて企業のトレードマークカラ
ーを限定し、線限定を用いて無彩色軸を、面限定を用い
て色域面を、体積限定を用いてすべての肌色トーンの凸
型体内にある色を限定したい場合もある。限定色の異な
る組のそれぞれに対して、異なるマッピング戦略を用い
ることもできる。例えば、企業のトレードマークカラー
を適当なパントーン仕様(Pantone specification )に
マップし、無彩色軸を測色的にマップし、肌色トーンを
写真的モデルを用いてマップし、色域表面を色の彩度を
最大化するために色強化戦略を用いてマップすることが
できる。
【0020】限定される色の組、及びこれらの限定色に
対するカラーマッピング戦略が特定されると、次に、残
りの色、つまりこの限定色の組の外部の色(非限定色と
呼ぶ)に対するカラーマッピングを決定しなければなら
ない。実施の複雑さ、得られる結果の滑らかさ及び許容
度の異なるいくつかのマッピング戦略を非限定色に対し
て用いることができる。最も簡単な技術としては、三線
(tri-linear)、四面体、基底スプライン補間などの、多
次元補間技術がある(例えば、ジョン R.デリコ「平
滑化(smoothing )による最小二乗法参照テーブルを有
するカラー画像再生装置」(米国特許第4,941,0
39号、1990年7月10日発行)、K.カナモリ、
H.コテラ「4隣接部(neighbors )補間方法によるハ
ードコピーの色補正技術」(J. Imag.Sci.
Technol.36巻、73−80ページ、1992
年)参照)。通常、これらの技術は、実験的に測定され
たデータからの装置の校正のために開発されてきたもの
であるが、同様に、色強化アルゴリズムを処理するため
にも適用できる。本発明の好適な実施例である別の戦略
においては、コンピュータグラフィックス形状変換(モ
ーフィング)技術(J.ケント、W.カールソン、R.
ペアレント『多面物体の形状変換』1992年SIGG
RAPH会報シカゴ、1992年7月、「コンピュータ
グラフィックス」26号、47−54ページ掲載)を適
用して、非限定ポイントを決定する。この技術は、近接
する色値間の色差の関数であるコスト関数の値を最小化
することにより、入力色空間のポイントを平滑に、かつ
連続的に出力空間のポイントにマップする。このコスト
関数は、カラーマッピング関数における局所連続性及び
平滑度を最大化するように定式化される。
対するカラーマッピング戦略が特定されると、次に、残
りの色、つまりこの限定色の組の外部の色(非限定色と
呼ぶ)に対するカラーマッピングを決定しなければなら
ない。実施の複雑さ、得られる結果の滑らかさ及び許容
度の異なるいくつかのマッピング戦略を非限定色に対し
て用いることができる。最も簡単な技術としては、三線
(tri-linear)、四面体、基底スプライン補間などの、多
次元補間技術がある(例えば、ジョン R.デリコ「平
滑化(smoothing )による最小二乗法参照テーブルを有
するカラー画像再生装置」(米国特許第4,941,0
39号、1990年7月10日発行)、K.カナモリ、
H.コテラ「4隣接部(neighbors )補間方法によるハ
ードコピーの色補正技術」(J. Imag.Sci.
Technol.36巻、73−80ページ、1992
年)参照)。通常、これらの技術は、実験的に測定され
たデータからの装置の校正のために開発されてきたもの
であるが、同様に、色強化アルゴリズムを処理するため
にも適用できる。本発明の好適な実施例である別の戦略
においては、コンピュータグラフィックス形状変換(モ
ーフィング)技術(J.ケント、W.カールソン、R.
ペアレント『多面物体の形状変換』1992年SIGG
RAPH会報シカゴ、1992年7月、「コンピュータ
グラフィックス」26号、47−54ページ掲載)を適
用して、非限定ポイントを決定する。この技術は、近接
する色値間の色差の関数であるコスト関数の値を最小化
することにより、入力色空間のポイントを平滑に、かつ
連続的に出力空間のポイントにマップする。このコスト
関数は、カラーマッピング関数における局所連続性及び
平滑度を最大化するように定式化される。
【0021】図6は、最終的なカラーマッピング関数を
決定するための、本発明の好適な実施例に用いられる、
コスト最小化プロセスを示すフローチャートである。こ
の方法では、各ノードの座標が出力色空間の色に対応す
るように、ノードの格子が設定されている。限定色に対
応するノードの座標は固定され、残りのノードの座標は
変化可能である。コスト関数の極小値を決定するノード
位置は、容積弾性連続体モデル(volumetric elastic c
ontinuum model)に基づき、ダイナミックプロセスを用
いて決定される(ハーバート ゴールドスタイン著、
「古典力学(Classical Mechanics) 」アディソン−ウェ
ズリー出版社、レディング、マサチューセッツ、195
9年参照)。このモデルは、メカニカルスプリング及び
ダッシュポットに接続される質量からなる系を用いて、
離散的な形で実現できる(例えば、O.C.Zienkwiewi
cz著、「限定要素法(The Finite Element Method) 」、
第3版、マグロウヒル出版 1977年参照)。この質
量、スプリング、及びダッシュポットのシステムは初期
化され、次いで平衡状態にされる。好適な実施例におい
ては、出力色空間のノードの座標は、メカニカルモデル
の物理的空間における質量の位置に類似する。メカニカ
ルモデルにおいて、複数の質量を接続するスプリングの
ネットワークは、不均一なノード間隔を許容しないコス
ト関数に対応する。ダッシュポットは、平衡状態を可能
にする制動(減衰)プロセスに対応する。実際には、ダ
イナミックプロセスは、反復的なコンピュータアルゴリ
ズムを用いてシュミレートされる。最適化プロセスの最
終結果により、固定格子上に発生する一連の入力色に対
するカラーマッピングが特定される。通常、格子のノー
ドの数は、入力色空間のポイントの数よりも小さい。格
子ノードの間に発生する入力色値に対するカラーマッピ
ングは、シュレイバー技術(1985年2月19日発
行、米国特許第4,500,919号、「カラー再生シ
ステム」)などの標準補間技術を用いて決定できる。
決定するための、本発明の好適な実施例に用いられる、
コスト最小化プロセスを示すフローチャートである。こ
の方法では、各ノードの座標が出力色空間の色に対応す
るように、ノードの格子が設定されている。限定色に対
応するノードの座標は固定され、残りのノードの座標は
変化可能である。コスト関数の極小値を決定するノード
位置は、容積弾性連続体モデル(volumetric elastic c
ontinuum model)に基づき、ダイナミックプロセスを用
いて決定される(ハーバート ゴールドスタイン著、
「古典力学(Classical Mechanics) 」アディソン−ウェ
ズリー出版社、レディング、マサチューセッツ、195
9年参照)。このモデルは、メカニカルスプリング及び
ダッシュポットに接続される質量からなる系を用いて、
離散的な形で実現できる(例えば、O.C.Zienkwiewi
cz著、「限定要素法(The Finite Element Method) 」、
第3版、マグロウヒル出版 1977年参照)。この質
量、スプリング、及びダッシュポットのシステムは初期
化され、次いで平衡状態にされる。好適な実施例におい
ては、出力色空間のノードの座標は、メカニカルモデル
の物理的空間における質量の位置に類似する。メカニカ
ルモデルにおいて、複数の質量を接続するスプリングの
ネットワークは、不均一なノード間隔を許容しないコス
ト関数に対応する。ダッシュポットは、平衡状態を可能
にする制動(減衰)プロセスに対応する。実際には、ダ
イナミックプロセスは、反復的なコンピュータアルゴリ
ズムを用いてシュミレートされる。最適化プロセスの最
終結果により、固定格子上に発生する一連の入力色に対
するカラーマッピングが特定される。通常、格子のノー
ドの数は、入力色空間のポイントの数よりも小さい。格
子ノードの間に発生する入力色値に対するカラーマッピ
ングは、シュレイバー技術(1985年2月19日発
行、米国特許第4,500,919号、「カラー再生シ
ステム」)などの標準補間技術を用いて決定できる。
【0022】図6について説明する。最適化されたカラ
ーマッピング関数決定プロセスの第1ステップは、デー
タ構造及び初期状態の初期設定を含む。本発明の好適な
実施例においては、入力色値の量子化されたアレイは、
まず、図7に示されるようなノード64及び接続線62
を有する正則(regular )格子構造に定められる。例え
ば、入力色空間がビデオRGB空間であれば、格子のノ
ードは、入力色値の範囲に渡って均一に分布された赤
(R)、緑(G)、青(B)にそれぞれ識別される。R
GB値が0から255の範囲にあり、格子の各次元に対
して52づつノードがあるとすれば、3つのノードイン
デックスは0,1,2,...51のシーケンスとな
り、対応する色値は0,5,10,...255のシー
ケンスになる。出力色空間がCIELABの場合、格子
の各ノードは関連するL* 、a* 、b* 座標を有するこ
とになる。限定色の組に含まれるノードは、固定ノード
であると識別され、その座標は選択されたカラーマッピ
ング戦略に基づき決定される。格子内の残りの非限定ノ
ードに対する初期座標は、入力色空間のノードの色値に
設定されるか、あるいは、限定ポイントの組から補間、
及び/または、外挿される。
ーマッピング関数決定プロセスの第1ステップは、デー
タ構造及び初期状態の初期設定を含む。本発明の好適な
実施例においては、入力色値の量子化されたアレイは、
まず、図7に示されるようなノード64及び接続線62
を有する正則(regular )格子構造に定められる。例え
ば、入力色空間がビデオRGB空間であれば、格子のノ
ードは、入力色値の範囲に渡って均一に分布された赤
(R)、緑(G)、青(B)にそれぞれ識別される。R
GB値が0から255の範囲にあり、格子の各次元に対
して52づつノードがあるとすれば、3つのノードイン
デックスは0,1,2,...51のシーケンスとな
り、対応する色値は0,5,10,...255のシー
ケンスになる。出力色空間がCIELABの場合、格子
の各ノードは関連するL* 、a* 、b* 座標を有するこ
とになる。限定色の組に含まれるノードは、固定ノード
であると識別され、その座標は選択されたカラーマッピ
ング戦略に基づき決定される。格子内の残りの非限定ノ
ードに対する初期座標は、入力色空間のノードの色値に
設定されるか、あるいは、限定ポイントの組から補間、
及び/または、外挿される。
【0023】隣接する色値が連続的で平滑であること
は、許容可能なカラーマッピング関数にとって望まし
い。一般的に、異なった限定色の部分集合に対して異な
るカラーマッピング戦略を適用するため、また、格子ノ
ードの限定領域と非限定領域の間には不連続性が生じる
ため、初期座標は、連続性及び平滑性の条件を満たさな
い。所望の連続性、及び平滑度を回復するために、ノー
ド格子の不規則性の量的測定を行うステップ52によっ
て、コスト関数が定められる。非限定ノードの各々に対
するノードコスト関数は、メカニカルスプリングにより
隣接する複数の質量に接続された質量に働く正味の力
(net force )からの類推(analogy) により定義され
る。本実施例においては、各ノードに対するコスト関数
は、長さ62及び66により示される色差の関数であ
る。長さ62及び66はそれぞれ、図8に示す格子にお
いて、ノード70と、その最も近傍のノード72、及び
次の近傍のノード64との間の標準色空間における色差
を示す。その他に実施例においては、数及び構成の異な
る近接ノードが用いられる。各ノードに対するコスト関
数は、アナロジーによれば、そのノードに対応する質量
に対して、接続スプリングから与えられる正味の力の大
きさである。各スプリング接続により供給される力の大
きさは、現在のスプリング長さと休止距離(resting di
stance, 力ゼロの距離)との差に比例する。スプリング
の休止長さ(the rest lengths)は平滑に変化するので、
質量の最低コスト位置も平滑に変化するスペーシング
(間隔)を有する。出力色空間においては、これは、平
滑に変化する色差に対応する。総コストは、非限定ノー
ドの各々に対するコストの合計と定められる。
は、許容可能なカラーマッピング関数にとって望まし
い。一般的に、異なった限定色の部分集合に対して異な
るカラーマッピング戦略を適用するため、また、格子ノ
ードの限定領域と非限定領域の間には不連続性が生じる
ため、初期座標は、連続性及び平滑性の条件を満たさな
い。所望の連続性、及び平滑度を回復するために、ノー
ド格子の不規則性の量的測定を行うステップ52によっ
て、コスト関数が定められる。非限定ノードの各々に対
するノードコスト関数は、メカニカルスプリングにより
隣接する複数の質量に接続された質量に働く正味の力
(net force )からの類推(analogy) により定義され
る。本実施例においては、各ノードに対するコスト関数
は、長さ62及び66により示される色差の関数であ
る。長さ62及び66はそれぞれ、図8に示す格子にお
いて、ノード70と、その最も近傍のノード72、及び
次の近傍のノード64との間の標準色空間における色差
を示す。その他に実施例においては、数及び構成の異な
る近接ノードが用いられる。各ノードに対するコスト関
数は、アナロジーによれば、そのノードに対応する質量
に対して、接続スプリングから与えられる正味の力の大
きさである。各スプリング接続により供給される力の大
きさは、現在のスプリング長さと休止距離(resting di
stance, 力ゼロの距離)との差に比例する。スプリング
の休止長さ(the rest lengths)は平滑に変化するので、
質量の最低コスト位置も平滑に変化するスペーシング
(間隔)を有する。出力色空間においては、これは、平
滑に変化する色差に対応する。総コストは、非限定ノー
ドの各々に対するコストの合計と定められる。
【0024】最小コストノード座標を決定するプロセス
において、現在のノード座標に対する総コストが計算さ
れる。この総コストは、次いで、ステップ54により収
束要求値(convergence requirement )に比較される。
収束が得られなかった場合は、ステップ58及び60に
より、コスト関数の局所ベクトル値に比例してノード座
標を変化する。質量とスプリングとの類比を用いて、従
来のメカニカルモデル(例えば、ハーバート=ゴールド
スタイン著、「古典力学」、アディソンウェズリー出版
社、レディング、マサチューセッツ州、1959年参
照)に従って供給された正味の力の関数として、質量が
移動される。収束が得られた場合は、最終ノード座標は
ステップ56により記録され、出力される。最終ノード
座標には多次元参照テーブルが効果的に含まれる。この
多次元参照テーブルを用いて、出力装置の量子化範囲に
適応する、各入力色値に対応する出力色値が計算され
る。
において、現在のノード座標に対する総コストが計算さ
れる。この総コストは、次いで、ステップ54により収
束要求値(convergence requirement )に比較される。
収束が得られなかった場合は、ステップ58及び60に
より、コスト関数の局所ベクトル値に比例してノード座
標を変化する。質量とスプリングとの類比を用いて、従
来のメカニカルモデル(例えば、ハーバート=ゴールド
スタイン著、「古典力学」、アディソンウェズリー出版
社、レディング、マサチューセッツ州、1959年参
照)に従って供給された正味の力の関数として、質量が
移動される。収束が得られた場合は、最終ノード座標は
ステップ56により記録され、出力される。最終ノード
座標には多次元参照テーブルが効果的に含まれる。この
多次元参照テーブルを用いて、出力装置の量子化範囲に
適応する、各入力色値に対応する出力色値が計算され
る。
【0025】例として、RGBビデオディスプレイの色
をサーマルプリンタ(コダックXL7700)にマップ
する場合について考える。RGBビデオディスプレイの
色域内の色の多くは、プリンタで再生できる色の色域の
外部にあるため、入力色値を出力色値にマップするため
の色域マッピング技術を用いる必要がある。スポールデ
ィング他により開示された技術(米国特許出願017,
198)などを用いて入力色域を出力色域にマップする
ことができるが、これらの技術には、通常は測色的に再
生すべきである肌色トーンなどの色に望ましくない影響
を与えてしまう可能性がある。本発明は、飽和度の高い
色域外色に対する所望のカラーマッピングを特定すると
同時に、肌色トーンなどのその他の色に対する測色的再
生を維持するための方法を提供する。図9及び図10は
CIELAB色空間の断面図であり、本発明の好適な実
施例により生成された3次元参照テーブルを用いてRG
Bビデオ色域の色が出力色域の色にマップされている。
同図のベクトルは、この断面における各色に対する入力
及び出力色値の色差を表している。ベクトルの尾部は入
力ビデオディスプレイに対する色値を表し、ベクトルの
頭部(ダイヤモンドマークに対応する)は出力プリンタ
の色値を表す。この例では、低彩度色の含まれる断面の
中心部は、限定され、測色的マッピング戦略を用いて再
生される。ビデオディスプレイ装置の色域境界に対応す
る彩度の高い色は、限定され、スポールディング(Spaul
ding) 他によるマッピング戦略を用いて再生される。中
間色は、2つの限定領域を接続するように、平滑にマッ
プされているのがわかる。
をサーマルプリンタ(コダックXL7700)にマップ
する場合について考える。RGBビデオディスプレイの
色域内の色の多くは、プリンタで再生できる色の色域の
外部にあるため、入力色値を出力色値にマップするため
の色域マッピング技術を用いる必要がある。スポールデ
ィング他により開示された技術(米国特許出願017,
198)などを用いて入力色域を出力色域にマップする
ことができるが、これらの技術には、通常は測色的に再
生すべきである肌色トーンなどの色に望ましくない影響
を与えてしまう可能性がある。本発明は、飽和度の高い
色域外色に対する所望のカラーマッピングを特定すると
同時に、肌色トーンなどのその他の色に対する測色的再
生を維持するための方法を提供する。図9及び図10は
CIELAB色空間の断面図であり、本発明の好適な実
施例により生成された3次元参照テーブルを用いてRG
Bビデオ色域の色が出力色域の色にマップされている。
同図のベクトルは、この断面における各色に対する入力
及び出力色値の色差を表している。ベクトルの尾部は入
力ビデオディスプレイに対する色値を表し、ベクトルの
頭部(ダイヤモンドマークに対応する)は出力プリンタ
の色値を表す。この例では、低彩度色の含まれる断面の
中心部は、限定され、測色的マッピング戦略を用いて再
生される。ビデオディスプレイ装置の色域境界に対応す
る彩度の高い色は、限定され、スポールディング(Spaul
ding) 他によるマッピング戦略を用いて再生される。中
間色は、2つの限定領域を接続するように、平滑にマッ
プされているのがわかる。
【0026】図11では、RGB入力色空間10が3つ
の部分に分割されている。部分集合12は最も彩度の高
い色値の集合体である。部分集合16は、フォトグラフ
ィックシーンに一般的に見られる、相対的に非飽和の色
値の集合である。色強化戦略は部分集合12に対して適
用され、入力色が、出力色空間の飽和色にマップされ
る。入力色を出力色に測色的にマップする戦略は、部分
集合16に対して行われる。部分集合14を形成する残
りの色は、部分集合12と16の間の連続性を維持する
ようにマップされる。
の部分に分割されている。部分集合12は最も彩度の高
い色値の集合体である。部分集合16は、フォトグラフ
ィックシーンに一般的に見られる、相対的に非飽和の色
値の集合である。色強化戦略は部分集合12に対して適
用され、入力色が、出力色空間の飽和色にマップされ
る。入力色を出力色に測色的にマップする戦略は、部分
集合16に対して行われる。部分集合14を形成する残
りの色は、部分集合12と16の間の連続性を維持する
ようにマップされる。
【0027】表1は、CIELAB入力色空間からCM
Y出力色空間に変換するための3次元参照テーブルのP
OSTSCRIPTレベル2でのインプリメンテーショ
ンのための演色辞書である。この表は本発明の方法を用
いて組み立てられたもので、図4の変換116に対応す
る。記載を簡略化するために、多数の参照テーブル及び
補間テーブルのエントリーが省略されていることを理解
されたい。省略されたエントリーの位置を示すために省
略符号(ellipses)が用いられている。
Y出力色空間に変換するための3次元参照テーブルのP
OSTSCRIPTレベル2でのインプリメンテーショ
ンのための演色辞書である。この表は本発明の方法を用
いて組み立てられたもので、図4の変換116に対応す
る。記載を簡略化するために、多数の参照テーブル及び
補間テーブルのエントリーが省略されていることを理解
されたい。省略されたエントリーの位置を示すために省
略符号(ellipses)が用いられている。
【0028】発明の好適な実施例と考えられる例を示し
てきたが、多くの変更及び修正が、本発明の本質的な範
囲をもとることなく可能である。クレームには、本発明
の真の範囲内にあるこのような変更及び修正のすべてを
含むことが意図される。
てきたが、多くの変更及び修正が、本発明の本質的な範
囲をもとることなく可能である。クレームには、本発明
の真の範囲内にあるこのような変更及び修正のすべてを
含むことが意図される。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力色空間のある部分集合に含まれる色を色校正や色強
化により出力色空間の色に変換する際に、その部分集合
に含まれない残りの色に影響を与えずに変換を行うこと
ができる。従って、入力色空間の互いに異なる部分集合
に対して、異なった色校正、色強化を同時に行うことが
できる。
入力色空間のある部分集合に含まれる色を色校正や色強
化により出力色空間の色に変換する際に、その部分集合
に含まれない残りの色に影響を与えずに変換を行うこと
ができる。従って、入力色空間の互いに異なる部分集合
に対して、異なった色校正、色強化を同時に行うことが
できる。
【図1】明度L* =50.0における、一般的なビデオ
モニタとサーマルプリンタ(コダックXL7700)の
色域間の差を示した図である。
モニタとサーマルプリンタ(コダックXL7700)の
色域間の差を示した図である。
【図2】出力色値がすべての入力色値の関数となる、一
般的なカラーマッピングアルゴリズムのブロック図であ
る。
般的なカラーマッピングアルゴリズムのブロック図であ
る。
【図3】典型的なカラーマッピングシーケンスのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】本発明の変換方法を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図5】限定ポイントの部分集合の様々なタイプを表す
図である。(A)は点限定、(B)は線限定、(C)は
面限定、(D)は体積限定を示す。
図である。(A)は点限定、(B)は線限定、(C)は
面限定、(D)は体積限定を示す。
【図6】カラーマッピングの幾何モーフィングアルゴリ
ズムの説明図である。
ズムの説明図である。
【図7】ノードの立方格子を示す図である。
【図8】最も近接する、及び次に近接するノードとのス
プリング接続を示す格子ノードの図である。
プリング接続を示す格子ノードの図である。
【図9】L* =65.0の明度において、本発明の好適
な実施例により生成されたカラーマッピング関数を用い
て、入力ビデオモニタ色域の色をプリンタ(コダックX
L7700)色域の色にマップした状態を示した図であ
る。
な実施例により生成されたカラーマッピング関数を用い
て、入力ビデオモニタ色域の色をプリンタ(コダックX
L7700)色域の色にマップした状態を示した図であ
る。
【図10】330度の色相角度において、本発明の好適
な実施例により生成されたカラーマッピング関数を用い
て、入力ビデオモニタ色域の色をプリンタ(コダックX
L7700)色域の色にマップした状態を示した図であ
る。
な実施例により生成されたカラーマッピング関数を用い
て、入力ビデオモニタ色域の色をプリンタ(コダックX
L7700)色域の色にマップした状態を示した図であ
る。
【図11】3つの部分に分けられた入力RGB色空間の
切欠き斜視図である。
切欠き斜視図である。
22 入力装置モデル 24 カラーマッピング関数 26 出力装置モデル 64、70、72 ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー エイチ マッツ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター バッキンガム ストリート 13 アプト 4 (72)発明者 ロン ガーション イスラエル 34554 ハイファ シャール ハガイ ストリート 3
Claims (1)
- 【請求項1】 入力色空間の入力色値を出力色空間の出
力色値に変換する方法であって、 a)共通の特性に基いて入力色空間の色値をグループ分
けするステップと、 b)ステップa)で得られたグループの各々に対する色
変換を生成するステップと、 c)ステップa)においてグループ分けされなかった残
りの色値に対する色変換を生成するステップと、 d)ステップb)で生成した色変換とステップc)で生
成した色変換とを合成した変換を用いて、入力色空間の
入力色値を出力色空間の出力色値に変換するステップ
と、 を含むことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US1709493A | 1993-02-12 | 1993-02-12 | |
US017094 | 1993-02-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253139A true JPH06253139A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=21780680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6015586A Pending JPH06253139A (ja) | 1993-02-12 | 1994-02-09 | 明示的な限定を用いた機器間の色校正及び色強化方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5583666A (ja) |
EP (1) | EP0611231B1 (ja) |
JP (1) | JPH06253139A (ja) |
DE (1) | DE69420874T2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6014457A (en) * | 1996-11-01 | 2000-01-11 | Fuji Xerox, Co., Ltd. | Image processing apparatus |
JP2000242778A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-09-08 | Eastman Kodak Co | デジタルカラーへ多次元トーン変換を適用したときの空間的な詳細を保存する方法 |
US6151136A (en) * | 1997-04-18 | 2000-11-21 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Color transforming method |
JP2008148275A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 色処理装置及びプログラム |
US7440135B2 (en) | 2002-10-17 | 2008-10-21 | Seiko Epson Corporation | Determining method for lattice point for correspondence definition data creation and image processor |
US7453601B2 (en) | 2004-02-19 | 2008-11-18 | Seiko Epson Corporation | Color matching profile generating device, color matching system, color matching method, color matching program, and electronic apparatus |
US7602525B2 (en) | 2002-01-09 | 2009-10-13 | Seiko Epson Corporation | Method of producing color conversion table, image processing device, image processing method, program and recording medium |
Families Citing this family (131)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5721572A (en) * | 1993-05-28 | 1998-02-24 | Eastman Kodak Company | Method of creating and using a four color device gamut descriptor |
DE69414173T2 (de) * | 1993-05-28 | 1999-06-02 | Eastman Kodak Co | Verfahren und Gerät zum Bestimmen von Farbflächengrenzen und Vorrichtung zur Beschreibung von Farbflächen |
EP0650291B1 (en) * | 1993-09-29 | 2002-04-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
EP0679020A1 (en) * | 1994-04-19 | 1995-10-25 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for constrained gamut clipping |
JPH07307871A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Canon Inc | 画像処理装置および方法 |
DE69527356T2 (de) * | 1995-09-15 | 2003-01-30 | Agfa Gevaert Nv | Verfahren zur Berechnung von Farbtonbereichen |
US6718053B1 (en) | 1996-11-27 | 2004-04-06 | Chromavision Medical Systems, Inc. | Method and apparatus for automated image analysis of biological specimens |
US6215892B1 (en) | 1995-11-30 | 2001-04-10 | Chromavision Medical Systems, Inc. | Method and apparatus for automated image analysis of biological specimens |
US5668636A (en) * | 1995-12-20 | 1997-09-16 | Xerox Corporation | Embedded data controlled digital highlight color copier |
US6172714B1 (en) * | 1996-05-22 | 2001-01-09 | Compaq Computer Corporation | Color adjustment table system for YUV to RGB color conversion |
JP3771633B2 (ja) * | 1996-07-17 | 2006-04-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 色補正装置 |
JPH10191081A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 色変換方法 |
US6232954B1 (en) * | 1997-05-08 | 2001-05-15 | Imation Corp. | Arrangement for high-accuracy colorimetric characterization of display devices and method therefor |
US6094199A (en) * | 1997-05-23 | 2000-07-25 | University Of Washington | 3D objects morphing employing skeletons indicating symmetric differences to define intermediate objects used in morphing |
US6225974B1 (en) * | 1997-06-19 | 2001-05-01 | Electronics For Imaging, Inc. | Gamut correction with color separation and methods and apparatuses for performing same |
JP3607059B2 (ja) * | 1997-09-19 | 2005-01-05 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体 |
US6011595A (en) * | 1997-09-19 | 2000-01-04 | Eastman Kodak Company | Method for segmenting a digital image into a foreground region and a key color region |
US6040925A (en) * | 1997-12-12 | 2000-03-21 | Hewlett-Packard Company | Radial and pruned radial interpolation |
US6040926A (en) * | 1997-12-12 | 2000-03-21 | Hewlett-Packard Company | Common non-symmetric pruned radial and non-symmetric pruned tetrahedral interpolation hardware implementation |
US6031642A (en) * | 1997-12-12 | 2000-02-29 | Hewlett-Packard Company | Tetrahedral and pruned tetrahedral interpolation |
US6049400A (en) * | 1997-12-12 | 2000-04-11 | Hewlett-Packard Company | Non-symmetric tetrahedral and non-symmetric pruned tetrahedral interpolation |
US6028683A (en) * | 1997-12-12 | 2000-02-22 | Hewlett-Packard Company | Common pruned radial and pruned tetrahedral interpolation hardware implementation |
US6204939B1 (en) * | 1998-03-30 | 2001-03-20 | Seiko Epson Corporation | Color matching accuracy inside and outside the gamut |
US6181445B1 (en) | 1998-03-30 | 2001-01-30 | Seiko Epson Corporation | Device-independent and medium-independent color matching between an input device and an output device |
US6185004B1 (en) | 1998-03-30 | 2001-02-06 | Seiko Epson Corporation | Self-calibration for color image reproduction system |
US6160644A (en) * | 1998-03-30 | 2000-12-12 | Seiko Epson Corporation | Scanner calibration technique to overcome tone inversion |
US6023264A (en) * | 1998-04-24 | 2000-02-08 | Adobe Systems Incorporated | Method to estimate the white point on a display device |
US6173072B1 (en) * | 1998-04-30 | 2001-01-09 | Xerox Corporation | Method and system for selective rendering of color space data |
US6970176B1 (en) * | 1998-06-23 | 2005-11-29 | Van Der Meulen Pieter Sierd | Video processing in PC uses statistically tuned color cube |
US6466333B2 (en) | 1998-06-26 | 2002-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Streamlined tetrahedral interpolation |
JP3634633B2 (ja) * | 1998-07-24 | 2005-03-30 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびその方法 |
US6282312B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-08-28 | Eastman Kodak Company | System using one or more residual image(s) to represent an extended color gamut digital image |
US6282311B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-08-28 | Eastman Kodak Company | Using a residual image to represent an extended color gamut digital image |
US6282313B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-08-28 | Eastman Kodak Company | Using a set of residual images to represent an extended color gamut digital image |
US6285784B1 (en) | 1998-09-28 | 2001-09-04 | Eastman Kodak Company | Method of applying manipulations to an extended color gamut digital image |
US6335983B1 (en) | 1998-09-28 | 2002-01-01 | Eastman Kodak Company | Representing an extended color gamut digital image in a limited color gamut color space |
EP0991019B1 (en) * | 1998-09-28 | 2014-01-08 | Intellectual Ventures Fund 83 LLC | Method of applying manipulations to a color digital image |
US6266165B1 (en) | 1998-09-30 | 2001-07-24 | Lexmark International, Inc. | Method for morphing n-dimensional data using a scattered data transformation |
US6331899B1 (en) * | 1998-10-14 | 2001-12-18 | Electronics For Imaging, Inc. | Method and apparatus for automatically generating single-channel critical color transformations |
JP3960694B2 (ja) * | 1998-10-26 | 2007-08-15 | 富士通株式会社 | 色信号変換方法、色信号変換装置、記録媒体、デバイスドライバ及び色変換テーブル |
JP3291259B2 (ja) | 1998-11-11 | 2002-06-10 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法および記録媒体 |
US6404511B1 (en) | 1998-12-11 | 2002-06-11 | Seiko Epson Corporation | Self-calibration of network copier system |
JP3878351B2 (ja) * | 1999-02-23 | 2007-02-07 | 富士フイルムホールディングス株式会社 | 色変換装置および方法 |
JP4197788B2 (ja) * | 1999-02-25 | 2008-12-17 | オリンパス株式会社 | 色再現システム |
AU762085B2 (en) | 1999-04-13 | 2003-06-19 | Chromavision Medical Systems, Inc. | Histological reconstruction and automated image analysis |
US6400843B1 (en) | 1999-04-22 | 2002-06-04 | Seiko Epson Corporation | Color image reproduction with accurate inside-gamut colors and enhanced outside-gamut colors |
DE60043061D1 (de) * | 1999-05-28 | 2009-11-12 | Eastman Kodak Co | Mehrdimensionale farbtransformation mit beschränkungen |
US7057765B1 (en) | 1999-05-28 | 2006-06-06 | Eastman Kodak Company | Constrained multi-dimensional color transformation |
WO2001015452A1 (en) * | 1999-07-13 | 2001-03-01 | Chromavision Medical Systems, Inc. | Device for applying accurate color thresholds in real time |
US6532081B1 (en) | 1999-07-23 | 2003-03-11 | Xerox Corporation | Weight calculation for blending color transformation lookup tables |
US6891649B1 (en) * | 1999-07-28 | 2005-05-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of and apparatus for generating color conversion table and apparatus for generating proof using color conversion table |
US6690489B1 (en) * | 1999-12-02 | 2004-02-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color conversion acceleration using lookup tables |
US6301393B1 (en) * | 2000-01-21 | 2001-10-09 | Eastman Kodak Company | Using a residual image formed from a clipped limited color gamut digital image to represent an extended color gamut digital image |
US6721000B1 (en) | 2000-02-23 | 2004-04-13 | Neomagic Corp. | Adaptive pixel-level color enhancement for a digital camera |
US6721064B1 (en) | 2000-02-24 | 2004-04-13 | Lexmark International, Inc. | Two-domain chroma boost method for color printing |
US6775028B1 (en) | 2000-02-24 | 2004-08-10 | Lexmark International, Inc. | Non-linear method of mapping the lightness and chroma of a display device gamut onto a printing device gamut |
US6894806B1 (en) * | 2000-03-31 | 2005-05-17 | Eastman Kodak Company | Color transform method for the mapping of colors in images |
US20030091229A1 (en) * | 2000-03-31 | 2003-05-15 | Imation Corp. | Color image display accuracy using comparison of complex shapes to reference background |
US6937362B1 (en) * | 2000-04-05 | 2005-08-30 | Eastman Kodak Company | Method for providing access to an extended color gamut digital image and providing payment therefor |
US6822760B1 (en) * | 2000-04-05 | 2004-11-23 | Eastman Kodak Company | Method of processing and paying for an extended color gamut digital image |
GB0011506D0 (en) * | 2000-05-12 | 2000-06-28 | Pethania Allarakho | Colour space transformer |
US7006105B2 (en) * | 2000-05-18 | 2006-02-28 | Minolta Co., Ltd. | Color correction method and color correction program to obtain desired output image |
GB2408662B (en) * | 2000-10-03 | 2005-07-27 | Colour Comm Ltd | Colour system |
US6952493B2 (en) * | 2001-01-31 | 2005-10-04 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for gamut mapping using a composite color space |
US6834278B2 (en) * | 2001-04-05 | 2004-12-21 | Thothe Technologies Private Limited | Transformation-based method for indexing high-dimensional data for nearest neighbour queries |
JP3943886B2 (ja) | 2001-10-04 | 2007-07-11 | キヤノン株式会社 | テーブル作成方法、テーブル作成装置、記憶媒体及びプログラム |
US7136523B2 (en) * | 2001-10-04 | 2006-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Color correction table forming method and apparatus, control program and storage medium |
US8676509B2 (en) | 2001-11-13 | 2014-03-18 | Dako Denmark A/S | System for tracking biological samples |
JP3867559B2 (ja) * | 2001-11-22 | 2007-01-10 | ブラザー工業株式会社 | ルックアップテーブルの作成方法、ルックアップテーブル、色変換方法、および色変換装置 |
JP4189169B2 (ja) * | 2002-05-15 | 2008-12-03 | 富士フイルム株式会社 | 色変換定義修正装置および色変換定義修正プログラム |
US7035460B2 (en) * | 2002-05-31 | 2006-04-25 | Eastman Kodak Company | Method for constructing an extended color gamut digital image from a limited color gamut digital image |
EP1370070B1 (de) * | 2002-06-06 | 2007-08-01 | Imaging Solutions AG | Farbmanagement mit Referenzgamut |
US7272252B2 (en) | 2002-06-12 | 2007-09-18 | Clarient, Inc. | Automated system for combining bright field and fluorescent microscopy |
US7274488B2 (en) * | 2002-09-05 | 2007-09-25 | Xerox Corporation | Detecting graphics in color rendering dictionaries |
US6956581B2 (en) * | 2002-09-19 | 2005-10-18 | Lexmark International, Inc. | Gamut mapping algorithm for business graphics |
US7245395B2 (en) * | 2002-12-04 | 2007-07-17 | Eastman Kodak Company | Calibrating a digital printer using a cost function |
US7239422B2 (en) * | 2002-12-04 | 2007-07-03 | Eastman Kodak Company | Color gamut mapping using a cost function |
US8712118B2 (en) * | 2003-04-10 | 2014-04-29 | Carl Zeiss Microimaging Gmbh | Automated measurement of concentration and/or amount in a biological sample |
US20040202357A1 (en) | 2003-04-11 | 2004-10-14 | Perz Cynthia B. | Silhouette image acquisition |
JP3912369B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2007-05-09 | セイコーエプソン株式会社 | 画像データに関連付けられた情報を用いた画像処理 |
JP2005198025A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | カラープロファイルの修正方法 |
KR100601942B1 (ko) * | 2004-02-26 | 2006-07-14 | 삼성전자주식회사 | 색 변환 방법 및 장치 및 이를 이용한 다색 디스플레이 장치 |
WO2005109854A1 (en) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for processing color image data |
US7365879B2 (en) * | 2004-05-13 | 2008-04-29 | Eastman Kodak Company | Determining sets of n-dimensional colorant control signals |
US7653260B2 (en) | 2004-06-17 | 2010-01-26 | Carl Zeis MicroImaging GmbH | System and method of registering field of view |
US8582924B2 (en) | 2004-06-30 | 2013-11-12 | Carl Zeiss Microimaging Gmbh | Data structure of an image storage and retrieval system |
US20060041609A1 (en) * | 2004-08-20 | 2006-02-23 | Pellar Ronald J | System and method for multi-dimensional lookup table interpolation |
US7430061B2 (en) * | 2005-01-06 | 2008-09-30 | Toshiba Corporation | System and method to eliminate clipping during color conversion |
US7733353B2 (en) * | 2005-02-15 | 2010-06-08 | Eastman Kodak Company | System and method for profiling digital-image input devices |
US7710432B2 (en) * | 2005-02-15 | 2010-05-04 | Eastman Kodak Company | Color correction techniques for correcting color profiles or a device-independent color space |
US7403205B2 (en) * | 2005-04-29 | 2008-07-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fast primary mapping and gamut adaptation to construct three dimensional lookup tables |
US20060244983A1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-11-02 | Huanzhao Zeng | Fast color mapping using primary adjustment with gamut adaptation |
US20070031043A1 (en) | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Perz Cynthia B | System for and method of intelligently directed segmentation analysis for automated microscope systems |
US7965426B2 (en) * | 2005-08-12 | 2011-06-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method for performing gamut mapping via device-independent standard color space |
US7583406B2 (en) * | 2005-08-23 | 2009-09-01 | Eastman Kodak Company | Color transforms for concave device gamuts |
US7822270B2 (en) * | 2005-08-31 | 2010-10-26 | Microsoft Corporation | Multimedia color management system |
US7573620B2 (en) * | 2005-09-01 | 2009-08-11 | Microsoft Corporation | Gamuts and gamut mapping |
JP4534917B2 (ja) | 2005-09-08 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | 色域圧縮方法、プログラム、色域圧縮装置 |
US20070091109A1 (en) | 2005-09-13 | 2007-04-26 | Roscoe Atkinson | Image quality |
JP4982496B2 (ja) | 2005-10-13 | 2012-07-25 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 可変光照明のための方法及び装置 |
US8274714B2 (en) | 2005-11-30 | 2012-09-25 | Microsoft Corporation | Quantifiable color calibration |
CN101742306A (zh) | 2006-01-23 | 2010-06-16 | 马普科技促进协会 | 高动态范围编解码器 |
KR101303874B1 (ko) * | 2006-02-10 | 2013-09-04 | 삼성전자주식회사 | 색역 매핑 장치 및 방법 |
US7411688B1 (en) | 2006-03-17 | 2008-08-12 | Arius3D Inc. | Method and system for laser intensity calibration in a three-dimensional multi-color laser scanning system |
US7688333B2 (en) * | 2007-02-28 | 2010-03-30 | Lsi Corporation | Method and/or apparatus for color space reduction for transcoding subpicture elements |
US7642929B1 (en) | 2007-04-19 | 2010-01-05 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Helicopter brown-out landing |
JP4996338B2 (ja) * | 2007-05-21 | 2012-08-08 | キヤノン株式会社 | 色処理方法および色処理装置 |
EP2009901A1 (en) * | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Thomson Licensing | Method of transmission of a video sequence of images that have to be color transformed using LUT |
US8098400B2 (en) * | 2008-01-23 | 2012-01-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Gamut mapping in spectral space based on an objective function |
EP2255310B1 (en) | 2008-02-29 | 2019-02-20 | Dako Denmark A/S | Systems and methods for tracking and providing workflow information |
US20110115811A1 (en) * | 2008-05-28 | 2011-05-19 | Phoebus Vision Opt-Elec Tech Co., Ltd | System and method for expanding color gamut |
US8085435B2 (en) * | 2008-10-24 | 2011-12-27 | Eastman Kodak Company | Adaptive color transform to control color inconstancy |
US8422103B2 (en) * | 2008-12-23 | 2013-04-16 | Ricoh Production Print Solutions LLC | Optimization of gray component replacement |
US8547609B2 (en) * | 2008-12-29 | 2013-10-01 | Ricoh Production Print Solutions LLC | Color conversion of image data |
US8213055B2 (en) * | 2009-02-20 | 2012-07-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color separation into Neugebauer primary area coverage vectors |
US8311324B2 (en) * | 2009-08-10 | 2012-11-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Performing spectral gamut mapping for reproducing an image |
US9584700B2 (en) * | 2009-10-26 | 2017-02-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color separation table optimized for a printing process according to a print attribute by selecting particular Neugebauer primaries and Neugebauer primary area coverages |
US8270032B2 (en) * | 2009-10-26 | 2012-09-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Generating color lookup table |
US8670167B2 (en) * | 2009-10-26 | 2014-03-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color gamut determination with neugebauer-primary area coverages for a print system |
US8363273B2 (en) | 2009-10-26 | 2013-01-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing system |
US8610948B2 (en) * | 2009-11-24 | 2013-12-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Spectral gamut mapping by constrained subdivision of gamut |
US8542402B2 (en) * | 2009-12-18 | 2013-09-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Selection of samples for spanning a spectral gamut |
US9140607B2 (en) * | 2012-07-27 | 2015-09-22 | Imax Corporation | Observer metameric failure reduction method |
US9134178B2 (en) * | 2012-07-27 | 2015-09-15 | Imax Corporation | Observer metameric failure compensation method |
US8941678B2 (en) | 2012-07-27 | 2015-01-27 | Eastman Kodak Company | Display system providing observer metameric failure reduction |
KR102158844B1 (ko) | 2014-01-03 | 2020-09-22 | 삼성전자주식회사 | 영상 처리 장치, 영상 처리 방법, 및 컴퓨터 판독가능 기록매체 |
WO2016068997A1 (en) | 2014-10-31 | 2016-05-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cross-calibration of imagers |
US9689803B1 (en) | 2016-04-20 | 2017-06-27 | Chroma Fish Corp. | Method and system for measuring a colorimetric characteristic of a sample and calibration of same |
RU2767019C1 (ru) * | 2018-10-17 | 2022-03-16 | Агфа Нв | Способ изготовления декоративных панелей с надлежащим цветом |
WO2020079057A1 (en) * | 2018-10-17 | 2020-04-23 | Agfa Nv | Method of fast spectral color measuring |
US11455130B2 (en) | 2018-10-17 | 2022-09-27 | Agfa Nv | Method of color mapping of oligochromatic patterns |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3003607C2 (de) * | 1980-02-01 | 1984-01-05 | Dr.-Ing. Rudolf Hell Gmbh, 2300 Kiel | Schaltungsanordnung zur partiellen Nachkorrektur von Farberkennungsräumen bei der Farberkennung |
US4477833A (en) * | 1981-08-12 | 1984-10-16 | R. R. Donnelley & Sons Company | Method of color conversion with improved interpolation |
US4500919A (en) * | 1982-05-04 | 1985-02-19 | Massachusetts Institute Of Technology | Color reproduction system |
US4984072A (en) * | 1987-08-03 | 1991-01-08 | American Film Technologies, Inc. | System and method for color image enhancement |
US5073818A (en) * | 1987-12-23 | 1991-12-17 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Method for processing color image and apparatus therefor |
IL86107A (en) * | 1988-04-18 | 1991-12-15 | Scitex Corp Ltd | Color conversion display apparatus and method |
JP2746939B2 (ja) * | 1988-09-26 | 1998-05-06 | 株式会社リコー | 色変換装置 |
US4945406A (en) * | 1988-11-07 | 1990-07-31 | Eastman Kodak Company | Apparatus and accompanying methods for achieving automatic color balancing in a film to video transfer system |
US4941039A (en) * | 1989-04-04 | 1990-07-10 | Eastman Kodak Company | Color image reproduction apparatus having a least squares look-up table augmented by smoothing |
US5218671A (en) * | 1989-05-31 | 1993-06-08 | Computer Design, Inc. | Image color correction system and method |
JPH0778824B2 (ja) * | 1989-12-15 | 1995-08-23 | 株式会社日立製作所 | カラー画像合成方式およびカラー画像処理装置 |
US5239370A (en) * | 1990-04-24 | 1993-08-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Color image forming apparatus having color-correcting unit operating in accordance with a gamut of an image input medium |
US5121198A (en) * | 1990-06-28 | 1992-06-09 | Eastman Kodak Company | Method of setting the contrast of a color video picture in a computer controlled photographic film analyzing system |
US5081529A (en) * | 1990-12-18 | 1992-01-14 | Eastman Kodak Company | Color and tone scale calibration system for a printer using electronically-generated input images |
IL98622A (en) * | 1991-06-25 | 1996-10-31 | Scitex Corp Ltd | Method and device for using neural networks in figure work |
US5243414A (en) * | 1991-07-29 | 1993-09-07 | Tektronix, Inc. | Color processing system |
DE69215841T2 (de) * | 1991-12-11 | 1997-06-12 | Xerox Corp | Graphische Benutzerschnittstelle zur Aufbereitung einer Farbtafel |
IL101197A (en) * | 1992-03-10 | 1996-01-19 | Scitex Corp Ltd | Device and method for character color transformations |
IL101408A0 (en) * | 1992-03-29 | 1992-11-15 | Scitex Corp Ltd | Apparatus and method for tone and color reproduction control |
US5323249A (en) * | 1993-01-12 | 1994-06-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method for reproducing color images having one color gamut with a device having a different color gamut |
-
1994
- 1994-02-03 EP EP94420037A patent/EP0611231B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-03 DE DE69420874T patent/DE69420874T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-09 JP JP6015586A patent/JPH06253139A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-16 US US08/390,157 patent/US5583666A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6014457A (en) * | 1996-11-01 | 2000-01-11 | Fuji Xerox, Co., Ltd. | Image processing apparatus |
US6151136A (en) * | 1997-04-18 | 2000-11-21 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Color transforming method |
JP2000242778A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-09-08 | Eastman Kodak Co | デジタルカラーへ多次元トーン変換を適用したときの空間的な詳細を保存する方法 |
US7602525B2 (en) | 2002-01-09 | 2009-10-13 | Seiko Epson Corporation | Method of producing color conversion table, image processing device, image processing method, program and recording medium |
US7440135B2 (en) | 2002-10-17 | 2008-10-21 | Seiko Epson Corporation | Determining method for lattice point for correspondence definition data creation and image processor |
US7453601B2 (en) | 2004-02-19 | 2008-11-18 | Seiko Epson Corporation | Color matching profile generating device, color matching system, color matching method, color matching program, and electronic apparatus |
JP2008148275A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 色処理装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0611231A1 (en) | 1994-08-17 |
DE69420874T2 (de) | 2000-05-04 |
EP0611231B1 (en) | 1999-09-29 |
DE69420874D1 (de) | 1999-11-04 |
US5583666A (en) | 1996-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06253139A (ja) | 明示的な限定を用いた機器間の色校正及び色強化方法 | |
US5553199A (en) | Method and apparatus for calibrating a four color printer | |
US7542167B2 (en) | Smoothing lattice positions | |
US6437792B1 (en) | Image processing apparatus and method, color gamut conversion table creating apparatus and method, storage medium having image processing program recorded therein, and storage medium having recorded therein color gamut conversion table creating program | |
US5420979A (en) | Method and apparatus for using composite transforms to form intermediary image data metrics which achieve device/media compatibility for subsequent imaging applications | |
JP3273204B2 (ja) | 4色カラープリンタの色分解画像処理方法及び装置 | |
JPH06253138A (ja) | 入力色空間の入力色値を出力色空間の出力色値に変換するための方法、及び関連装置 | |
JPH11341296A (ja) | 色域変換方法及び色域変換装置 | |
US6301383B1 (en) | Image processing apparatus and method | |
JPH0830772A (ja) | カラー空間間の対話式色変換装置および方法 | |
US7830568B2 (en) | Color processing apparatus and color processing method | |
JPH08315132A (ja) | 選択的色補正のための方法 | |
KR101680254B1 (ko) | 타깃 컬러 재현 디바이스의 교정 방법 | |
Spaulding et al. | UltraColor: A new gamut-mapping strategy | |
JP2003110864A (ja) | カラー画像処理方法及び装置 | |
JPH11205620A (ja) | 3次元ルックアップテーブルの補正法およびこれを行う画像処理装置ならびにこれを備えたデジタルカラープリンタ | |
JP2002304621A (ja) | 大きいカラー・ルックアップテーブルの高速補間 | |
JP4429439B2 (ja) | カラー変換方法及び変換プロセッサ | |
JP2004104777A (ja) | 色域マッピング方法および色域マッピング装置、色域マッピングプログラム、記憶媒体 | |
JP2002027263A (ja) | 画像処理方法 | |
JP2006173825A (ja) | 画像処理装置および方法 | |
MacDonald et al. | A topographic gamut compression algorithm | |
JPH06339016A (ja) | 自動色再現域変換方法、自動色再現域変換装置および自 動色変換装置 | |
Kotera et al. | Versatile gamut mapping method based on image-to-device concept | |
JP2000341550A (ja) | カラー画像信号処理装置 |