JPH06253040A - 電話案内システム - Google Patents

電話案内システム

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JPH06253040A
JPH06253040A JP3904893A JP3904893A JPH06253040A JP H06253040 A JPH06253040 A JP H06253040A JP 3904893 A JP3904893 A JP 3904893A JP 3904893 A JP3904893 A JP 3904893A JP H06253040 A JPH06253040 A JP H06253040A
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message
answering machine
telephone
party
screen
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Masao Miyazawa
正夫 宮澤
Takashi Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ひとつの構成例として荷物の配達
に関する事項の受取人への事前又は事後案内を電話回線
を利用して自動的に行うことの可能な宅配案内システム
を提供する。 【構成】 本発明のひとつの構成例では、予め指定した
時間に荷物の受取人に対してオートダイヤルを起動した
後に(S508〜S509)、電話回線の状態を監視し
て着呼信号が得られたか否かを判別し(S510)、そ
れが得られた場合には未連絡者の電話が留守番電話であ
るか否かをさらに判別する(S511)。そして、未連
絡者の電話が留守番電話でない場合に限り、荷物の配達
に関する複数の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応さ
せて表現した操作メッセージを再生して電話回線に送出
し(S512)、この操作メッセージに従って所定の未
連絡者(ユーザー)が所定の番号を電話を操作して入力
したときに(S515)、その所定の番号から所定の受
取人が荷物を既に受け取っているか否かを判別する(S
518)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の相手に対し自動
的に電話を掛け、所定の案内を行う、例えば宅配案内等
の電話案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、宅配事業者においては、取り扱わ
れる荷物の量が年ごとに増加する傾向にあるため、その
荷物の収集(または受付)から配達に至るまでの流通管
理を的確に行うことの可能な管理システムの導入が望ま
れている。特に、荷物の配達に際しては、受取人が留守
のため荷物の受渡しが予定どおり行われない場合も少な
くなく、その受渡しができなかった荷物の保管や再配達
などに要する経費も無視できないことから、こうした無
用な経費を削減するためにも、例えば、配達すべき荷物
があることを受取人に対して事前に案内することのでき
るような電話案内システムの導入が強く望まれている。
あるいは本人不在の場合に、第三者にあずけてそれを受
け取るようにした場合に、確実に受け取ったかの事後の
確認をすることも現在不十分であり、このような確認を
電話により自動的に行う電話案内システムを導入するこ
とも希望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は上述のような宅配案内システムは実現されておらず、
特に、前者の場合、仮に、受取人への荷物の受渡しが再
配達によってもできなかった場合には、その荷物を発送
人に対して返送しなければならない。もちろん、この荷
物を返送するための経費も決して無視できないものであ
ることは言うまでもない。
【0004】この他、種々の業種で自動的にメッセージ
を電話回線にて転送することによって、業務の効率化、
サービスの向上等を図ることが可能になると考えられる
が、それに適した電話案内システムは未だ実現されてい
ない。
【0005】本発明は、こうした実情に基づいて為され
たものであり、その目的は、メッセージの転送を電話回
線を利用して自動的に行うことの可能な電話案内システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電話案内システ
ムのひとつの構成例としては、予め指定した時間に自動
的に電話を掛けるオートダイヤル手段と、該オートダイ
ヤル手段により電話回線が接続された時、相手方に複数
の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応させて表現した
メッセージとして送出するメッセージ送出手段と、該メ
ッセージに従って相手方が操作した番号を入力し、相手
の各状態を判別する判別手段とから構成されている。
【0007】また、前記電話案内システムは、前記オー
トダイヤル手段によって電話を掛けた相手方が留守番電
話である場合でも対応でき、かかる場合、留守番電話判
別手段により留守番電話か否かを判別し、留守番電話で
はない時(在宅である時)、前記メッセージ送出手段か
ら上記メッセージを送出することにより、留守番電話で
あっても容易に対応できる。
【0008】また、逆に前記留守番電話判別手段によ
り、留守番電話であると判断した時は、報知メッセージ
送出手段により所定の報知メッセージを流し、留守中で
あっても、例えば相手に何処から電話があっか等の情報
を知らせることができる。
【0009】また、本発明の電話案内システムの具体例
としては、電話案内による宅配案内システムがある。こ
のシステムは、予め指定した時間に荷物の受取人に対し
て自動的に電話を掛ける受取確認オートダイヤル手段
と、該受取確認オートダイヤル手段によって電話を掛け
た結果、電話回線が接続された時前記荷物の配達に関す
る複数の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応させて表
現した操作メッセージとして送出する操作メッセージ送
出手段と、該操作メッセージ送出手段によって前記電話
回線に送出された前記操作メッセージに従って前記受取
人が電話を操作した番号により、前記荷物の受取りに関
する情報、例えば、荷物の受取りに好適な時間帯や、荷
物をすでに受け取ったか否か等の情報を得る荷物受取情
報識別手段とを有するものであり、荷物の配達に関する
事項の受取人への事前または事後案内を電話回線を利用
して自動的に行うことができる。
【0010】この発明の他のひとつの構成例としては、
予め指定した時間に自動的に電話を掛けるオートダイヤ
ル手段と、該オートダイヤル手段により電話回線が接続
された時、電話を掛けた相手方が留守番電話か否かを判
別する留守番電話判別手段と、該留守番電話判別手段に
より前記相手方が留守番電話であると判断したときと、
前記相手方が在宅であると判断したときとで、メッセー
ジの送出の仕方を異ならせるよう制御するメッセージ供
給手段とを有する電話案内システムとして構成される。
【0011】そして、留守番電話判別手段が前記相手方
が留守番電話であると判断したとき、ひとつの例として
は、メッセージを送出しないようにする。別の例として
は、在宅の場合に送出するメッセージとは異なるメッセ
ージを送出するようにする。
【0012】更に、この電話案内システムにおいて、相
手方が在宅である場合に、その人が発した音声を記録す
る音声記録手段を有するようにする。この場合は、電話
案内システムからの一方的なメッセージ転送ではなく
て、インタラクティブな電話案内システムとなる。
【0013】
【作用】本発明によれば、電話回線を介して各種案内を
所定の相手方に送ることができる。ひとつの構成例によ
れば、留守番電話であってもこれを判断し、在宅の場合
のみ各種案内を送ることができ、留守番電話の場合には
所定の報知メッセージを送ることもできる。そして、例
えばこの電話案内システムを宅配案内システムに適用す
ることにより、宅配事業者による荷物の配達に際し、そ
の荷物の配達に関する事項の受取人への事前あるいは事
後案内を電話回線を利用して自動的に行うことができ、
荷物の配送を極めて効率良く行うことができる。また、
別の構成によれば、相手方が発生した音声について記録
できるようになっていて、相手方の意思の確認等が容易
に行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。まず、図1は、本発明の一実
施例に係る宅配案内システム(電話案内システム)のハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【0015】同図に示すように、本実施例に係る宅配案
内システムには、その装置本体1の内部にCPU(中央
処理装置)11が具備されており、さらに、このCPU
11には、メモリ(RAM:ランダム・アクセス・メモ
リ)12、ハードディスク(HD)13、I/Oポート
(I/Oは入出力)14、及びボード15が装置本体1
の内部で接続されている。すなわち、この装置本体1と
しては、パーソナルコンピュータやワークステーション
などのホスト機器を利用することができる。そして、装
置本体1のCPU11にはディスプレイ2が接続される
ようになっており、同じく装置本体1のI/Oポート1
4にはキーボード3およびプリンタ4が、ボード15に
は電話機5、及び電話回線6がそれぞれ接続されるよう
になっている。
【0016】また、ボード15は同図に示すように、不
図示のアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)と、
デジタル/アナログ変換器(D/A変換器)、及びメモ
リ15a、15b(所謂交換バッファ機能をもつ)を内
蔵する。電話回線6を介して入力する音声信号、又は電
話機5から入力する音声信号は、上述のA/D変換器に
よりデジタルデータに所定のサンプリング周期で変換さ
れ、デジタルデータに変換された音声信号は、メモリ1
5a、15bの一方に記憶される。そして、書き込みを
行っていない他方のメモリ15a、15bからCPU1
1を介して上述のハードディスク13へ音声信号が送ら
れ、記憶される。また、逆にハードディスク13から読
み出され、メモリ15a、15bに交互に記憶された音
声信号は所定のサンプリング周期でD/A変換器により
アナログ信号に変換され、電話機5、又は電話回線6へ
出力される。尚、ボード15内には、トーンデータを対
応するコードに変換する不図示のトーンデータ/コード
変換器も設けられており、電話回線6等から入力するト
ーンデータを対応するコードに変換し、CPU11へ出
力する。
【0017】次に、図2は、図1に示したメモリ12お
よびハードディスク13のそれぞれのメモリ構成を示す
図である。同図の(a)に示すように、RAMとしての
メモリ12には、OSシステム(OSはオペレーティン
グ・システム。以下同じ)で使用される領域121に引
き続き、宅配案内システム作業領域122と宅配案内シ
ステムプログラム領域123とが確保されており、それ
以下は空き領域124となっている。一方、同図の
(b)に示すように、ハードディスク13には、OSシ
ステムエリア131に引き続き、宅配案内システムプロ
グラムエリア132とファイルエリア133とが確保さ
れている。
【0018】ここで、メモリ12に確保されている宅配
案内システム作業領域122は、この宅配案内システム
を動作させるためのプログラム(後述)をCPU11が
実行する際に用いられる各種のデータを一時的に保存
し、又はこれら各種のデータに基づいて必要な演算を行
うための領域である。そして、メモリ12に確保されて
いる宅配案内システムプログラム領域123は、この宅
配案内システムを動作させるためのプログラムを実際に
記憶するための領域であり、このプログラムは、ハード
ディスク13に確保されている宅配案内システムプログ
ラムエリア132から与えられる。すなわち、この宅配
案内システムを動作させるためのプログラムは、システ
ムの動作状態にかかわらず、ハードディスク13の側の
宅配案内システムプログラムエリア132に定常的に記
憶され、システムの実動作時に、その宅配案内システム
プログラムエリア132からメモリ12の側の宅配案内
システムプログラム領域123に対して書き込まれ、こ
れがCPU11によって実行される。また、ハードディ
スク13に確保されているファイルエリア133は、後
述する「伝票番号」、「受取人氏名」、「電話番号」、
「日付」および「連絡時間帯」などの顧客データ(「顧
客」は「受取人」に同じ)を記録し、又は荷物の受取人
に対して、電話回線6を介して送出する音声(メッセー
ジ)や、逆に荷物の受取人から電話回線6を通じて送ら
れてきた音声(メッセージ)を記録するための領域であ
る。
【0019】次に、以上のように構成された宅配案内シ
ステム(電話案内システム)が具備している機能の概略
および動作について説明する。先ず、この宅配案内シス
テムは、配達した荷物が受け取られたことを受取人に対
して事後に案内するために、定められた時間帯に、その
受取人に自動的に電話を掛ける機能を具備しており、さ
らに、その受取人に掛けた電話の状態、すなわち、その
電話が話中であるか、留守番電話であるか、途中で切ら
れたかなどの種々の状態を判別し、その種々の状態に応
じた処理を行う機能を具備している。また、この宅配案
内システムは、荷物の受取人が電話に出た場合に、その
受取人からのメッセージをデジタル録音する機能を具備
している。そして、これらの機能を実現するために、こ
の宅配案内システムには、「データ入力」、「受取確
認」、「受取一覧」、「要連絡一覧」、「データメンテ
ナンス」および「メッセージ変更」の6個のメニューが
用意されている。以下、これら各メニューにおける宅配
案内システムの動作について順に説明する。
【0020】図3は、図1に示したディスプレイ2に表
示される「メニュー」画面を示す図である。同図に示す
ように、「メニュー」画面には、そのメニューとして、
「1.データ入力」、「2.受取確認」、「3.受取一
覧」、「4.要連絡一覧」、「5.データメンテナン
ス」、及び「6.メッセージ変更」が表示される。ま
た、この「メニュー」画面の下欄には、キーボード3の
ファンクションキーF・10に対応して「終了」と表示
される。
【0021】ここで、各メニューにおける処理の概要に
ついて説明すれば、「1.データ入力」は、「伝票番
号」、「受取人氏名」、「電話番号」、「日付」および
「連絡時間帯」のそれぞれの顧客データを入力するため
の処理であり、「2.受取確認」は、まだ電話連絡をし
ていない「未連絡」の状態にある受取人の顧客データを
一覧表示し、先に顧客データとして入力した「連絡時間
帯」に基づいて受取人に電話連絡をするための処理であ
る。また、「3.受取一覧」は、荷物の「受取済」が確
認された受取人の顧客データを一覧表示するための処理
であり、「4.要連絡一覧」は、電話連絡が必要な「要
連絡」の状態にある受取人の顧客データを一覧表示し、
電話回線6を通じて受取人から送られてきたメッセージ
を聞くための処理である。さらに、「5.データメンテ
ナンス」は、全ての受取人の顧客データを一覧表示し、
その顧客データの削除または修正を行うための処理であ
り、「6.メッセージ変更」は、配達すべき荷物がある
ことを受取人に対して案内する際の操作メッセージの変
更または再生を行うための処理である。以下、このメニ
ューをオペレータ(この宅配案内システムを操作する
人)に選択させるときのCPU11の処理について説明
する。
【0022】図4は、図3に示した「メニュー」画面に
おいてオペレータにメニューを選択させるときのCPU
11の処理を説明するためのフローチャートである。同
図に示すように、この宅配案内システムのオペレータ
が、装置本体1の電源をON(オン)にしてシステムを
起動させると(ステップ(以下Sという)0)、CPU
11は、ディスプレイ2に「メニュー」画面を表示させ
(S1)、そのディスプレイ2の画面上で、オペレータ
にメニューを選択するよう促す(S2)。そして、オペ
レータがキーボード3のカーソルキーまたは数字キー
(「1」〜「6」)を操作して何れかのメニューを選択
した後にエンターキーを押下すると、CPU11は、そ
のオペレータの操作に応じたメニューの選択処理を実行
し(S3)、さらに、その選択したメニューに対応する
処理、すなわち、データ入力処理、受取確認処理、受取
一覧処理、要連絡一覧処理、データメンテナンス処理ま
たはメッセージ変更処理を実行する(S4〜S9)。ま
た、CPU11は、オペレータがキーボード3のファン
クションキーF・10(「終了」)を押下したと判別し
た場合には(S3およびS10)、その全ての処理を終
了する(S11)。
【0023】続いて、この「メニュー」画面において、
オペレータが「1.データ入力」を選択した場合の宅配
案内システムの動作について説明する。図5は、図1に
示したディスプレイ2に表示される「データ入力」画面
を示す図である。
【0024】同図に示すように、「データ入力」画面に
は、1人分の顧客データとして、「伝票番号」、「受取
人氏名」、「電話番号」、「日付」、及び「連絡時間
帯」が表示される。また、この「データ入力」画面の下
欄には、キーボード3のファンクションキーF・1およ
びF・10に対応して、それぞれ、「登録」および「前
画面」と表示される。
【0025】ここで、「日付」および「連絡時間帯」
は、この宅配案内システムが、配達すべき荷物があるこ
とを受取人に対して案内する際の日時を指定するための
ものであり、初期画面においては現在の日時が表示され
るようになっている。なお、それぞれの顧客データの欄
に入力することが可能な文字の種類としては、「伝票番
号」および「電話番号」の欄については数字およびハイ
フンのみであり、「受取人氏名」の欄については漢字、
平仮名および片仮名のみである。また、「日付」の欄に
ついては数字のみを入力することが可能(ただし、暦年
に関しては西暦の下2桁)であり、「連絡時間帯」の欄
については「0」から「23」までの数字のみを入力す
ることが可能である。以下、この顧客データをオペレー
タに入力させるときのCPU11の処理について説明す
る。
【0026】図6は、図5に示した「データ入力」画面
においてオペレータに顧客データを入力させるときのC
PU11の処理を説明するためのフローチャートであ
る。同図に示すように、この宅配案内システムのオペレ
ータが、先の「メニュー」画面において「1.データ入
力」を選択すると、CPU11は、データ入力処理(S
4)を実行し、ディスプレイ2に「データ入力」画面を
表示させ、そのディスプレイ2の画面上において、オペ
レータに、順に、「伝票番号」、「受取人氏名」、「電
話番号」、「日付」、及び「連絡時間帯」のそれぞれの
顧客データの入力を促す(S401〜S405)。ま
た、CPU11は、オペレータがキーボード3のファン
クションキーF・10(「前画面」)を押下したと判断
した場合は(S406)、ディスプレイ2に現在表示さ
れている「データ入力」画面を前画面に変更した後に、
その処理を前述の図4の「I」に戻して「メニュー」画
面を表示させる。
【0027】次に、CPU11は、ディスプレイ2の画
面上で、オペレータにファンクションキーによる入力を
促し(S407)、そのファンクションキーの番号を判
断する(S408)。ここで、CPU11は、オペレー
タがファンクションキーF・10を押下したと判断した
場合には(S409)、ディスプレイ2に現在表示され
ている「データ入力」画面を前画面に変更した後に、上
述のようにその処理を前述の図4の「I」に戻して「メ
ニュー」画面を表示させるが、ファンクションキーF・
1(「登録」)を押下したと判断した場合は(S41
0)、それぞれの顧客データを登録するものとして、そ
の顧客データの登録確認を行う(S411)。尚、この
顧客データの登録確認に際しては、ディスプレイ2の画
面上に、例えば「入力データを登録します。よろしいで
すか?(Y/N)」などの文章を表示させればよい。そ
して、CPU11は、オペレータがキーボード3の
「N」のキーを押下したと判断した場合には、その処理
を前述のS401以降に戻してオペレータに再び顧客デ
ータの入力を促すが、キーボード3の「Y」のキーを押
下したと判断した場合は、ディスプレイ2の各欄に表示
されている顧客データの登録を実行し(S412)、目
的の顧客データをハードディスク13のファイルエリア
133に記録した後、その処理を前述のS401以降に
戻してオペレータに再び顧客データの入力を促す。
【0028】尚、以上の処理において、一部の顧客デー
タの入力が行われないままの状態でファンクションキー
F・1が押下された場合や、「伝票番号」の二重登録
(他の荷物に付されるべき「伝票番号」を入力した状
態)が行われた場合などには、それぞれの状態を示すエ
ラーメッセージをディスプレイ2の画面上に表示させる
ようにしてもよい。そして、以上の一連の処理が終了す
ると、他の荷物の受取人に関する顧客データを新たに入
力できるようになる。
【0029】続いて、先の「メニュー」画面において、
オペレータが「2.受取確認」を選択した場合の宅配案
内システムの動作について説明する。図7は、図1に示
したディスプレイ2に表示される「受取確認」画面を示
す図である。
【0030】同図に示すように、「受取確認」画面に
は、「未連絡」の状態にある任意の人数分(この画面で
は2人分)の受取人(未連絡者)の顧客データとして、
「伝票番号」、「受取人氏名」、「電話番号」、「日
付」および「時」(「連絡時間帯」)が表示され、これ
ら未連絡者の顧客データとともに、電話連絡をしたか否
かを示す「状態」も表示される。もちろん、この「状
態」の欄には「未連絡」と表示される。また、この「受
取確認」画面の下欄には、キーボード3のファンクショ
ンキーF・1、F・7、F・8およびF・10に対応し
て、それぞれ、「実行」、「前頁」、「次頁」および
「前画面(または中止)」と表示される。以下、この未
連絡者の顧客データを一覧表示して電話連絡をするとき
のCPU11の処理について説明する。
【0031】図8は、図7に示した「受取確認」画面に
おいて未連絡者の顧客データを一覧表示して電話連絡す
るときのCPU11の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0032】同図に示すように、この宅配案内システム
のオペレータが、先の「メニュー」画面において「2.
受取確認」を選択すると、CPU11は、受取確認処理
(S5)を実行し、ディスプレイ2に、未連絡者の顧客
データの一覧を示す「受取確認」画面を表示させ(S5
01)、そのディスプレイ2の画面上で、オペレータに
ファンクションキーによる入力を促し(S502)、さ
らにそのファンクションキーの番号を判断する(S50
3)。このとき、CPU11は、オペレータがファンク
ションキーF・10(「前画面」)を押下したと判断し
た場合には(S504)、ディスプレイ2に現在表示さ
れている「受取確認」画面を前画面に変更した後に、そ
の処理を前述の図4の「I」に戻して「メニュー」画面
を表示させるが、これに対し、ファンクションキーF・
1(「実行」)を押下したと判断した場合には(S50
5)、未連絡者への電話連絡を実行するものとして、ボ
ード15を制御して所定の未連絡者に対するオートダイ
ヤルを待機状態とする(S506)。尚、この状態でオ
ペレータがファンクションキーF・10(この時のファ
ンクションキーF・10の押下は「中止」を意味する)
を押下したと判断した場合には処理を中止し(S50
7)、その処理を前述のS502以降に戻してオペレー
タに再びファンクションキーによる入力を促す。
【0033】次に、CPU11は、所定の未連絡者に対
するオートダイヤルを待機状態とすると、その待機の状
態を、先に「データ入力」画面において顧客データとし
て入力した「連絡時間帯」となるまで保持し、現在の時
刻が、その「連絡時間帯」によって指定された時刻にな
った時点で(S508)、ボード15を制御することに
より、その所定の未連絡者に対してオートダイヤルを起
動する(S509)。そして、CPU11は、ボード1
5を介しながら電話回線6の状態を監視して着呼信号が
得られたか否かを判別し(S510)、その着呼信号が
所定の時間が経過しても得られなかったと判断した場合
には、所定の未連絡者が留守または電話が話中であると
して、その処理を前述のS508以降に戻して次の人に
ついてのオートダイヤルを起動する。あるいは、同一人
について所定時間おいてオートダイヤルを起動する。一
方、上述の着呼信号が所定時間内に得られたと判断した
場合には(S510がYes)、所定の未連絡者の電話が
留守番電話であるか否かをさらに判断する(S51
1)。このとき、CPU11は、所定の未連絡者の電話
が留守番電話であると判別した場合には(S510がY
es)、その処理を前述のS508以降に戻して再びオー
トダイヤルを起動し、それが留守番電話でないと判断し
た場合に限って処理を継続する。尚、このときの留守番
電話の判別処理の詳細については後述する。
【0034】次に、以上のようにして所定の未連絡者に
対して電話回線6が接続されると、CPU11は、メモ
リ12の宅配案内システム作業領域122に記憶されて
いる操作メッセージ(ハードディスク13のファイルエ
リア133から与えられる)を再生し(S512)、こ
の操作メッセージをボード15を介して電話回線6に送
出する。尚、この操作メッセージとしては、この宅配案
内システムの未連絡者側における操作方法などを説明す
るための「オペレーションメッセージ」と、未連絡者に
対して最初に発信者名を伝えるための「トークメッセー
ジ」(例えば「こちらは○○運輸です」など)と、未連
絡者に対して最後に終信を伝えるための「終了メッセー
ジ」(例えば「ありがとうございました」など)とがあ
る。このうち、特にオペレーションメッセージの内容
は、例えば「お客様あてにお荷物がこざいますが、もう
お受け取りになられたでしょうか。お受け取りの場合に
は1番を、まだお受け取りでない場合には3番を、何か
メッセージがあれば5番をダイヤルまたはプッシュして
下さい」などのような文言とする。なお、後述するよう
に、これらのメッセージは種々変更でき、荷物の配達前
に配達案内するのであれば、例えば「明日の午前中が都
合がよければ1番を、午後が都合がよければ3番を、ダ
イヤルまたはプッシュして下さい。それ以外の時間帯が
都合がよければ5番をダイヤルまたはプッシュして、メ
ッセージを入れて下さい。」とする。そして、このオペ
レーションメッセージに応じた操作を所定の未連絡者が
行うことでユーザー処理(「ユーザー」は「受取人」と
同じ。ここでは「未連絡者」)が行われ(S513)、
そのユーザーが、オペレーションメッセージを聞き取っ
た後に(S514)、そのオペレーションメッセージに
よって指定される番号(先の「1番」、「3番」または
「5番」)を入力し、さらに、必要に応じてメッセージ
を入力することにより(S515)、ユーザー処理が終
了する(S516)。
【0035】このユーザー処理に対して、つまり、以上
のようにしてユーザーによって入力された番号が電話回
線を経由して与えられるので、CPU11は、何番であ
るかを判断し(S517)、その番号が「1番」である
と判断した場合には「受取済」として認識し(S51
8)、「3番」であると判断した場合には「要連絡」と
して認識し(S519)、さらに、「5番」であると判
別した場合には、ユーザーにメッセージ(ユーザーメッ
セージ)の入力を促すための操作メッセージ(オペレー
ションメッセージ)を再生し(S520)、そのユーザ
ーメッセージをハードディスク13のファイルエリア1
33に録音する(S521)。また、CPU11は、ユ
ーザーの電話が途中で切られるなどして番号の判別がで
きなかった場合には「未連絡」として認識する(S52
2)。
【0036】その後、CPU11は、他の未連絡者のデ
ータが無い(残っていない)と判断した場合には、その
処理を前述のS502以降に戻してオペレータに再びフ
ァンクションキーによる入力を促すが、これに対し、他
の未連絡者のデータが有る(残っている)と判断した場
合には、その処理を前述のS508以降に戻して再びオ
ートダイヤルを起動する。尚、このとき、同一の未連絡
者に対しては、例えば予め指定しておいた回数までオー
トダイヤルを起動するようにする。
【0037】尚、ここで、前述した留守番電話の判別処
理(S511)について説明する。図9は、図8に示し
た留守番電話の判別処理(S511)を具体的に説明す
るフローチャートである。すなわち、先ず相手方が受話
器を取る(ST5110)と、オフフックしたことを示
す信号が電話回線6、ボード15を介してCPU11へ
供給され、前述の着呼信号として認識される。但し、上
述の着呼信号の出力は、実際に相手が受話器をとった場
合と、留守番電話の自動応答機能によりオフフックした
場合の両方を含み、従って以後CPU11は留守番電話
か否かの判別処理を行う(ST5111)。この判断処
理は、各種の方法が考えられ、以下に説明するいずれか
の方法で留守番電話であるか否かが判断される(ST5
112がYes、又はNo )。
【0038】以下、具体的な留守番電話の判別方法を説
明する。先ず、図10に示す留守番電話の判別方法は、
S秒間に占める有音時間と無音時間の比率による判別方
法である(留守番電話判別方法I)。一般に、相手方か
ら送出される音声は留守番電話の場合と、在宅の場合と
では異なる。図11はこのことを説明する図である。同
図に示すパターンは(a)、及び(b)は留守番電話の
場合を示し、同図の(c)は在宅の場合を示す。すなわ
ち、同図の(a)に示すように、留守番電話による音声
は、例示の「はい○○です・ただ今留守にしています・
発信音の後にメッセージをお願いします」や、同図の
(b)に示す如く「もしもし○○です・発信音の後にメ
ッセージをお願いします」などのように、テープやIC
が作動して一方的に応答メッセージが再生されるため、
有音声の時間が長いことが理解される。一方、在宅者の
応答による音声は、同図の(c)に示すように、例示の
「はい○○です・・・・もしもし・・・・もしもし」の
ように、相手の反応が無いときは、無音声の時間が長
く、不規則に音声が短く入ることが理解される。そこ
で、このような留守番電話の場合と在宅者の場合の音声
の相違を利用して留守番電話か否かを判別するものであ
る。具体的には、上述の図10に示すように、先ず最初
に相手方から音声が入力すると直ちに音声カウンタの計
数を開始し(ST5113)、例えば相手から送られて
くる「はい○○です、発信音の後にメッセージをお願い
します」の音声入力時間を計数する。その後、上述の音
声の入力が終了すると音声カウンタの計数を終了し(S
T5114)、直ちに無音カウンタの計数を開始し(S
T5115)、最初の音声カウンタを起動してから所定
時間(S秒)経過すると、無音カウンタの計数を終了す
る(ST5116、ST5117)。以後、CPU11
は所定時間(S秒)に占める音声カウンタの計数時間t
と、無音カウンタの計数時間t’を比較する(ST51
17’)。ここで、有音時間tが無音時間t’より短い
場合(ST5117’がNo )、これを在宅者の応答に
よる音声と判断する。すなわち、この場合を上述の図1
1の(c)を用いて説明すると、在宅の場合現実に人が
話す為、所定時間(例えばs)における有音時間tは無
音時間t’に比べて短く、上述のように判断できる。一
方、有音時間tが無音時間t’より長い場合(ST51
17’がYes)、これを留守番電話による音声と判断す
る。すなわち、この場合を前述の図11の(b)を用い
て説明すると、留守番電話の場合、所定時間(例えば
s’)における有音時間tは無音時間t’に比べて長
く、上述のように判断できる。したがって、このように
処理することで、CPU11は電話の相手が留守番電話
か、又は在宅か判断できる。なお、上記所定時間sは、
固定であり、図11の(b) ,(c) でsとs′は異なるよ
うに示しているが、実際には、同じ長さの中で、有音時
間tと無音時間t′との比較をする。従って、留守番電
話の場合、メッセージの再生途中でSの時間が経過する
こともおこり得る。
【0039】次に、図12に示す方法は有音声とその後
に続く無音声から留守番電話の判断を行うものである
(留守番電話判別方法II)。この方法も、留守番電話の
場合の応答メッセージの再生時間は、在宅の場合に実際
に人が話す時間に比べて長いことを利用して留守番電話
の判断を行うものである。
【0040】先ず、最初に送出されてきた音声を認識す
るとカウンタを起動し(ST5118)、その後音声が
例えば一時切れても(ST5119、ST5120)計
数処理を継続し、音声の入力が終了する時(ST512
1)、又は所定の設定時間(T”)に達した時計数処理
を終了する。音声カウンタは音声の開始から終了までの
有音時間(及び無音時間)を計数しており、CPU11
は所定の時間(T)の経過時まだ音声が入力していれば
(ST5122がYes)、留守番電話であると判断す
る。すなわち、この場合上述の図11の(b)の例で説
明すれば、留守番電話の場合応答メッセージは通常長
く、所定の時間(T)経過時、応答メッセージは再生中
であるので留守番電話であると判別できる。一方、所定
の時間(T)の経過時、音声が入力していなければ(S
T5122がNo )、在宅であると判断する。すなわ
ち、この場合図11の(c)の例で説明すれば、在宅者
は短い言葉で応答した後通常話を止めるので、所定の時
間(T)の経過時音声入力がなければ上述のように判断
できる。従って、このように処理することで、CPU1
1は相手が留守番電話か否かを判断できる。
【0041】また、図13は有音声と無音声の比率によ
る留守番電話の判別方法である(留守番電話判別方法II
I)。この方法は、例えば相手から応答メッセージ、例
えば「はい○○です・発信音の後にメッセージをお願い
します」が入力すると音声カウンタを起動し(ST51
23)有音時間を計数する。その後、音声入力が終了す
ると(ST5124)直ちに無音カウンタの計数を開始
し(ST5125)、無音時間を計数する(ST512
6)。そして、CPU11は応答メッセージのトータル
時間tと、無音時間t’を比較し、無音時間t’が上述
の応答メッセージのトータル時間tより長く続く時(S
T5127がYes)留守番電話であると判断する。すな
わち、留守番電話の時は一旦応答メッセージが再生され
た後はずっと無音である為、上述のトータル時間tより
無音時間t’が長いのである。一方、無音時間t’が上
述のトータル時間tより短い時(ST5127がNo )
在宅であると判断する(ST5127がNo )。すなわ
ち、この場合には上述とは逆に、在宅者は応答後、ずっ
と無言であることはないからである。従って、このよう
に処理することによっても、留守番電話か否か判別する
ことができる。
【0042】一方、他の留守番電話の判別方法として、
さらに以下の方法も考えられる。図14は発信音(ピー
音)の感知による留守番電話の判別方法である(留守番
電話判別方法IV)。この方法は、留守番電話である時相
手から発せられる発信音(ピー音)を検出して、留守番
電話か否かを判別する方法であり、同図に示すようにC
PU11の処理としては、フィルタなどを介して入力す
る一定周波数の発信音の確認処理を行い(ST512
8)、CPU11はこの発信音が入力したか判断する
(ST5129)。そして、発信音を検知した時は留守
番電話であると判断し(ST5129がYes)、発信音
を検知しない時は在宅であると判断する(ST5129
がNo )。
【0043】また、図15は音声認識による留守番電話
の判別方法を示すものである(留守番電話判別方法
V)。すなわち、この方法は留守番電話の場合、必ず
“留守”や“外出”という言葉が応答メッセージに入る
ので、相手の応答メッセージを音声認識し、“留守”や
“外出”の言葉が入っているか否かを確認するものであ
る。すなわち、CPU11は相手の応答を音声認識し
(ST5130)、“留守”や“外出”の言葉が入って
いれば留守番電話であると判断し(ST5131がYe
s)、上述の言葉が入っていない時在宅であると判断す
るものである(ST5131がNo )。
【0044】さらに、図16は在宅者に一定の処理を求
める(ダイヤルさせる)ことにより留守番電話か否かを
判別する方法である(留守番電話判別方法VI)。すなわ
ち、相手方が電話を取ったら留守番電話により自動的に
オフフックしたのか、又は在宅であり相手が実際に受話
器を持ち上げてオフフックしたのかを知る為、例えば
“在宅なら「1」を押してください”というメッセージ
を送るものである(ST5132)。したがって、CP
U11は相手が「1」を押したか否かを電話回線6を介
して入力する信号から判断し、「1」が押されれば(S
T5133がYes)在宅であると判断し、「1」が押さ
れなければ(ST5133がNo )留守番電話であると
判断する。
【0045】最後に、図17に示す留守番電話の判断方
法は、メッセージ認識による判別方法である(留守番電
話判別方法VII)。すなわち、電話がつながると先ず、
宅配案内システムから判別メッセージを流し(ST51
34)(すなわち、この場合は案内システムから相手に
対して、留守番電話であろうが在宅であろうがとにかく
上述した「トークメッセージ」あるいはそれに続く「ト
ークメッセージ」等を流しはじめるのである)、音声カ
ウンタを起動する(ST5135)。その後、判別メッ
セージの再生は終了するが(ST5136)、上述の音
声カウンタは相手から送られてくる応答(音声)を計数
しており、音声の入力が終了すると音声カウンタのカウ
ントアップも終了する(ST5137)。そして、この
時の音声カウンタの計数時間をtとし、予め設定された
所定時間をsとすると、音声カウンタの計数時間tが所
定時間sより長い時(ST5138がYes)留守番電話
であると判断する。すなわち、留守番電話がセットされ
ている時、宅配案内システムから判別メッセージを流す
か否かに関係なく応答メッセージが再生されるので、計
数時間tは所定時間s(通常応答メッセージで設定され
るメッセージ時間より短い時間)より必ず長くなるから
である。一方、音声カウンタの計数時間tが所定時間s
より短い時(ST5138がNo )在宅であると判断す
る。すなわち、在宅の時、宅配案内システムから判別メ
ッセージを流がれると、このメッセージを聞く為、在宅
者は何も話さないので、この時計数時間tは所定時間s
より必ず短くなるからである。
【0046】以上のいずれかの判別方法(I〜VII)に
より、宅配案内システムは電話を掛けた相手が留守番電
話か否かを確実に判別できる。そして、CPU11は、
上述の判別結果に基づき、一連の応答メッセージが在宅
者の応答による音声の発生パターンである場合には、前
述した図8のS512以降の処理を実行して操作メッセ
ージを再生し、但し、図17の留守番電話の判別方法VI
Iによるときは、S512の操作メッセージは、少なく
とも一部送出されていることになる。一方、留守番電話
による音声の発生パターンである場合には、図8のS5
08以降の処理を実行して再びオートダイヤルを起動す
る。
【0047】尚、先に説明した図8の処理では、一連の
応答メッセージが留守番電話による音声の発生パターン
であった場合、すなわち、ユーザーの電話が留守番電話
であるとCPU11が判別した場合には、操作メッセー
ジの再生は行わないようにしているが、そのユーザーの
電話が留守番電話であった場合にも操作メッセージを再
生するようにしてもよい。この場合、例えば「こちらは
○○運輸です。お客様あてにお荷物がこざいます。お差
し支えなければ、お荷物の配達に都合のよいお時間をお
知らせ下さい。電話番号は・・・・・」などを留守番電
話向けの操作メッセージとして用意しておき、ユーザの
電話が留守番電話であると判別したときに、この留守番
電話向けの操作メッセージをS512において一方的に
再生するようにすればよい(S513以降の処理は不
要)。
【0048】次に、先の「メニュー」画面において、オ
ペレータが「3.受取一覧」を選択した場合の宅配案内
システムの動作について説明する。図18は、図1に示
したディスプレイ2に表示される「受取一覧」画面を示
す図である。
【0049】同図に示すように、「受取一覧」画面に
は、「受取済」が確認された任意の人数分(この画面で
は2人分)の受取人(受取者)の顧客データとして、
「伝票番号」、「受取人氏名」、「電話番号」および
「日付」が表示される。また、この「受取一覧」画面の
下欄には、キーボード3のファンクションキーF・7、
F・8およびF・10に対応して、それぞれ、「前
頁」、「次頁」および「前画面」と表示される。以下、
この受取者の顧客データを一覧表示するときのCPU1
1の処理について説明する。
【0050】図19は、図18に示した「受取一覧」画
面において受取者の顧客データを一覧表示するときのC
PU11の処理を説明するためのフローチャートであ
る。同図に示すように、この宅配案内システムのオペレ
ータが、先の「メニュー」画面において「3.受取一
覧」を選択すると、CPU11は、受取一覧処理(S
6)を実行し、ディスプレイ2に、受取者の顧客データ
の一覧を示す「受取一覧」画面を表示させる(S60
1)。このとき、ファンクションキーF7,F8の操作
で複数頁の画面を有するときに前頁、次頁の表示を行う
ことができる。そして、CPU11は、オペレータがキ
ーボード3のファンクションキーF・10(「前画
面」)を押下したと判別した場合には(S602)、デ
ィスプレイ2に現在表示されている「受取一覧」画面を
前画面に変更した後に、その処理を前述の図4の「I」
に戻して「メニュー」画面を表示させる。
【0051】続いて、先の「メニュー」画面において、
オペレータが「4.要連絡一覧」を選択した場合の宅配
案内システムの動作について説明する。図20は、図1
に示したディスプレイ2に表示される「要連絡一覧」画
面を示す図である。
【0052】同図に示すように、「要連絡一覧」画面に
は、「要連絡」の状態にある任意の人数分(この画面で
は2人分)の受取人(要連絡者)の顧客データとして、
「伝票番号」、「受取人氏名」、「電話番号」、「日
付」および「状態」が表示される。なお、この「状態」
の欄には、「要連絡」または「要連絡(M)」と表示さ
れ、「要連絡(M)」と表示された場合には、要連絡者
からメッセージが送られてきていることを示している。
また、この「要連絡一覧」画面の下欄には、キーボード
3のファンクションキーF・1、F・7、F・8および
F・10に対応して、それぞれ、「メッセージ」、「前
頁」、「次頁」および「前画面」と表示される。以下、
この要連絡者の顧客データを一覧表示してメッセージを
聞くためのCPU11の処理について説明する。
【0053】図21は、図20に示した「要連絡一覧」
画面において要連絡者の顧客データを一覧表示してメッ
セージを聞くためのCPU11の処理を説明するための
フローチャートである。
【0054】同図に示すように、この宅配案内システム
のオペレータが、先の「メニュー」画面において「4.
要連絡一覧」を選択すると、CPU11は、要連絡一覧
処理(S7)を実行し、ディスプレイ2に、要連絡者の
顧客データの一覧を示す「要連絡一覧」画面を表示させ
(S701)、そのディスプレイ2の画面上で、オペレ
ータにファンクションキーによる入力を促し(S70
2)、さらに、そのファンクションキーの番号を判別す
る(S703)。このとき、CPU11は、オペレータ
がファンクションキーF・10(「前画面」)を押下し
たと判別した場合には(S704)、ディスプレイ2に
現在表示されている「要連絡一覧」画面を前画面に変更
した後に、その処理を前述の図4の「I」に戻して「メ
ニュー」画面を表示させるが、これに対し、ファンクシ
ョンキーF・1(「メッセージ」)を押下したと判別し
た場合には(S705)、所定の要連絡者のメッセージ
を聞くものとして、そのディスプレイ2の画面上で、オ
ペレータに該当メッセージを選択するよう促す(S70
6)。そして、この状態において、オペレータがキーボ
ード3のカーソルキーを操作して何れかの要連絡者の該
当メッセージを選択した後にエンターキーを押下する
と、CPU11は、そのオペレータの操作に応じた該当
メッセージ(ハードディスク13のファイルエリア13
3の指定エリアから読み出された音声メッセージ)を再
生した後に(S707)、その処理を前述のS702以
降に戻してオペレータに再びファンクションキーによる
入力を促す。
【0055】続いて、先の「メニュー」画面において、
オペレータが「5.データメンテナンス」を選択した場
合の宅配案内システムの動作について説明する。図22
は、図1に示したディスプレイ2に表示される「データ
メンテナンス」画面を示す図である。
【0056】同図に示すように、「データメンテナン
ス」画面には、全ての受取人(この画面では2人)の顧
客データとして、「伝票番号」、「受取人氏名」、「電
話番号」、「日付」、「時」(「連絡時間帯」)および
「状態」が表示される。なお、この「状態」の欄に表示
されるのは、「受取済」、「要連絡」、「要連絡
(M)」、または「未連絡」である。また、この「デー
タメンテナンス」画面の下欄には、キーボード3のファ
ンクションキーF・1、F・2、F・7、F・8および
F・10に対応して、それぞれ、「削除(または登
録)」、「修正」、「前頁」、「次頁」および「前画
面」と表示される。以下、この全ての受取人の顧客デー
タの全てを一覧表示して削除または修正を行うためのC
PU11の処理について説明する。
【0057】図23は、図22に示した「データメンテ
ナンス」画面において全ての受取人の顧客データの全て
を一覧表示して削除または修正を行うためのCPU11
の処理を説明するためのフローチャートである。
【0058】同図に示すように、この宅配案内システム
のオペレータが、先の「メニュー」画面において「5.
データメンテナンス」を選択すると、CPU11は、デ
ータメンテナンス処理(S8)を実行し、ディスプレイ
2に、全ての受取人の顧客データの一覧を示す「データ
メンテナンス」画面を表示させ(S801)、そのディ
スプレイ2の画面上で、オペレータにファンクションキ
ーによる入力を促し(S802)、さらに、そのファン
クションキーの番号を判別する(S803)。そして、
CPU11は、オペレータがファンクションキーF・1
0(「前画面」)を押下したと判別した場合には(S8
04)、ディスプレイ2に現在表示されている「データ
メンテナンス」画面を前画面に変更した後に、その処理
を前述の図4の「I」に戻して「メニュー」画面を表示
させるが、これに対し、ファンクションキーF・1
(「削除」)を押下したと判別した場合には(S80
5)、「未連絡」以外の顧客データを削除するものとし
て(「未連絡」の顧客データの削除は禁止されてい
る)、そのディスプレイ2の画面上で、オペレータに削
除すべき顧客データをキーボード3のカーソルキーで選
択するよう促し(S806)、この状態において、オペ
レータが選択した項目の顧客データの削除確認を行う
(S807)。なお、この顧客データの削除確認に際し
ては、ディスプレイ2の画面上に、例えば「確認済デー
タを削除します。よろしいですか?(Y/N)」などの
文章を表示させればよい。そして、CPU11は、オペ
レータがキーボード3の「N」のキーを押下したと判別
した場合には、その処理を前述のS802以降に戻して
オペレータに再びファンクションキーによる入力を促す
が、これに対し、キーボード3の「Y」のキーを押下し
たと判別した場合には、先にオペレータが選択した項目
の顧客データの削除を実行した後に(S808)、その
処理を前述のS802以降に戻してオペレータに再びフ
ァンクションキーによる入力を促す。
【0059】一方、CPU11は、前述のS803にお
いて、オペレータがファンクションキーF・2(「修
正」)を押下したと判別した場合には(S809)、任
意の顧客データにおける「伝票番号」以外の該当項目を
修正するものとして(「伝票番号」の修正は禁止されて
いる)、ディスプレイ2の画面上で、オペレータに該当
項目を修正するよう促し(S810)、この状態におい
て、オペレータが修正した該当項目の修正確認を行う
(S811)。なお、この該当項目の修正確認に際して
は、ディスプレイ2の画面上で、オペレータにファンク
ションキーF・1(「登録」)を押下するよう促した後
に、そのディスプレイ2の画面上に、例えば「修正デー
タを登録します。よろしいですか?(Y/N)」などの
文章を表示させればよい。そして、CPU11は、オペ
レータがキーボード3の「N」のキーを押下したと判別
した場合には、その処理を前述のS802以降に戻して
オペレータに再びファンクションキーによる入力を促す
が、これに対し、キーボード3の「Y」のキーを押下し
たと判別した場合には、先にオペレータが修正した該当
項目の登録を実行した後に(S812)、その処理を前
述のS802以降に戻してオペレータに再びファンクシ
ョンキーによる入力を促す。
【0060】続いて、先の「メニュー」画面において、
オペレータが「6.メッセージ変更」を選択した場合の
宅配案内システムの動作について説明する。図24は、
図1に示したディスプレイ2に表示される「メッセージ
変更」画面を示す図である。
【0061】同図に示すように、「メッセージ変更」画
面には、前述の操作メッセージとしての「オペレーショ
ンメッセージ」、「トークメッセージ」および「終了メ
ッセージ」のオペレータによる録音の時間と、前述のユ
ーザーメッセージとしての「お客様メッセージ」のユー
ザーによる録音の時間とが表示される。また、この「メ
ッセージ変更」画面の下欄には、キーボード3のファン
クションキーF・1、F・2およびF・10に対応し
て、それぞれ、「変更(または登録)」、「再生」およ
び「前画面」と表示される。以下、この操作メッセージ
の変更または再生を行うためのCPU11の処理につい
て説明する。
【0062】図25は、図24に示した「メッセージ変
更」画面において操作メッセージの変更または再生を行
うためのCPU11の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0063】同図に示すように、この宅配案内システム
のオペレータが、先の「メニュー」画面において「6.
メッセージ変更」を選択すると、CPU11は、メッセ
ージ変更処理(S9)を実行し、ディスプレイ2に「メ
ッセージ変更」画面を表示させ、そのディスプレイ2の
画面上で、オペレータにファンクションキーによる入力
を促し(S901)、さらに、そのファンクションキー
の番号を判別する(S902)。そして、CPU11
は、オペレータがファンクションキーF・10(「前画
面」)を押下したと判別した場合には(S903)、デ
ィスプレイ2に現在表示されている「メッセージ変更」
画面を前画面に変更した後に、その処理を前述の図4の
「I」に戻して「メニュー」画面を表示させるが、これ
に対し、ファンクションキーF・1(「変更」)を押下
したと判別した場合には(S904)、操作メッセージ
またはユーザーメッセージのうちの所定の項目の録音時
間を変更するものとして、そのディスプレイ2の画面上
で、オペレータに該当項目をキーボード3のカーソルキ
ーで選択するよう促す(S905)。さらに、CPU1
1は、オペレータが選択した該当項目を判別し(S90
6)、そのオペレータに該当項目のメッセージの録音時
間(1〜120秒)を入力するよう促した後に(S90
7)、そのオペレータが選択した該当項目のメッセージ
の録音時間の変更確認を行う(S908)。なお、この
録音時間の変更確認に際しては、ディスプレイ2の画面
上で、オペレータにファンクションキーF・1(「登
録」)を押下するよう促した後に、そのディスプレイ2
の画面上に、例えば「変更処理を開始します。よろしい
ですか?(Y/N)」などの文章を表示させればよい。
そして、CPU11は、オペレータがキーボード3の
「N」のキーを押下したと判別した場合には、その処理
を前述のS901以降に戻してオペレータに再びファン
クションキーによる入力を促すが、これに対し、キーボ
ード3の「Y」のキーを押下したと判別した場合には、
先にオペレータが選択した該当項目の操作メッセージの
内容の変更(無論、「お客様メッセージ」の内容の変更
はない)を促すための案内メッセージ(例えば「オペレ
ーションメッセージ(トークメッセージ、終了メッセー
ジ)を変更します。″ピーッ″という発信音の後にメッ
セージをどうぞ」など)を再生し(S909)、これに
応じてオペレータが入力した変更後のメッセージをハー
ドディスク13のファイルエリア133に録音した後に
(S910)、その処理を前述のS901以降に戻して
オペレータに再びファンクションキーによる入力を促
す。
【0064】一方、CPU11は、前述のS902にお
いて、オペレータがファンクションキーF・2(「再
生」)を押下したと判別した場合には(S911)、操
作メッセージのうちの所定の項目を再生するものとし
て、そのディスプレイ2の画面上で、オペレータに該当
項目をキーボード3のカーソルキーで選択するよう促す
(S912)。そして、CPU11は、オペレータが選
択した該当項目を判別し(S913)、そのオペレータ
の操作に応じた該当メッセージを再生した後に(S91
4)、その処理を前述のS702以降に戻してオペレー
タに再びファンクションキーによる入力を促す。
【0065】以上、本発明を宅配案内システムに適用し
た実施例につき説明したが、この発明は、そのようなシ
ステムに限られるものではなく、デパート等からの商品
案内、個人商店の御用聞き、その他各種のアンケート集
計等、種々の業種において利用可能である。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、所定の相
手に対し自動的に電話を掛けて電話回線を接続し、各種
の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応させて表現した
メッセージとして電話回線に送出し、さらに、このメッ
セージに従って相手が所定の番号を操作して入力したと
き、その所定の番号から相手の状態が判別できることか
ら、電話回線を介して相手に各種案内を送ることができ
ると共に、相手の情報を入手することもできる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、相手方が留
守番電話ではないと判断した時のみ上述のメッセージを
送出することができる。請求項3記載の発明によれば、
留守番電話であると判断した時、所定の報知メッセージ
を送ることにより留守中電話があったことや、用件を知
らせることができる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、荷物の受取
人に自動的に電話を掛けて電話回線を接続し、荷物の配
達に関する複数の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応
させて表現した操作メッセージとして電話回線に送出
し、さらに、この操作メッセージに従って受取人が所定
の番号を電話を操作して入力したときに、その所定の番
号から受取人が荷物の受け取りに関する情報を得るよう
にしたことから、その受取人への荷物の受渡しが予定ど
おり行われないといったことが減少するようになり、こ
れに伴い、従来問題となっていた荷物の保管や再配達な
どに要する経費を大幅に削減することができ、また本人
に荷物が確実に手渡されているか否かの確認も可能とな
る。
【0069】請求項5記載の発明によれば、オートダイ
ヤルして回線接続した相手方が留守番電話であるか否か
判断できるので、誤操作を防ぐことができ、伝えたいメ
ッセージを確実に相手に伝えることが可能となる。
【0070】請求項6記載の発明によれば、相手方が留
守番電話であると判断したときはメッセージの送出を行
わないので、本人に確実にメッセージ転送がなされる。
請求項7記載の発明によれば、相手方の音声メッセージ
を記録できるので、インタラクティブな電話案内システ
ムを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る宅配案内システムのハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したメモリおよびハードディスクのそ
れぞれのメモリマップを示す図である。
【図3】図1に示したディスプレイに表示される「メニ
ュー」画面を示す図である。
【図4】図3に示した「メニュー」画面においてオペレ
ータにメニューを選択させるときのCPUの処理を説明
するためのフローチャートである。
【図5】図1に示したディスプレイに表示される「デー
タ入力」画面を示す図である。
【図6】図5に示した「データ入力」画面においてオペ
レータに顧客データを入力させるときのCPUの処理を
説明するためのフローチャートである。
【図7】図1に示したディスプレイに表示される「受取
確認」画面を示す図である。
【図8】図7に示した「受取確認」画面において未連絡
者の顧客データを一覧表示して電話連絡をするときのC
PUの処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】留守番電話の判別処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】留守番電話の判別処理Iを説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】留守番電話による音声の発生パターンおよび
在宅者の応答による音声の発生パターンを示す図であ
る。
【図12】留守番電話の判別方法IIを説明するためのフ
ローチャートである。
【図13】留守番電話の判別方法IIIを説明するための
フローチャートである。
【図14】留守番電話の判別方法IVを説明するためのフ
ローチャートである。
【図15】留守番電話の判別方法Vを説明するためのフ
ローチャートである。
【図16】留守番電話の判別方法VIを説明するためのフ
ローチャートである。
【図17】留守番電話の判別方法VIIを説明するための
フローチャートである。
【図18】図1に示したディスプレイに表示される「受
取一覧」画面を示す図である。
【図19】図18に示した「受取一覧」画面において受
取者の顧客データを一覧表示するときのCPUの処理を
説明するためのフローチャートである。
【図20】図1に示したディスプレイに表示される「要
連絡一覧」画面を示す図である。
【図21】図20に示した「要連絡一覧」画面において
要連絡者の顧客データを一覧表示してメッセージを聞く
ためのCPUの処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図22】図1に示したディスプレイに表示される「デ
ータメンテナンス」画面を示す図である。
【図23】図22に示した「データメンテナンス」画面
において全ての受取人の顧客データの全てを一覧表示し
て削除または修正を行うためのCPUの処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図24】図1に示したディスプレイに表示される「メ
ッセージ変更」画面を示す図である。
【図25】図24に示した「メッセージ変更」画面にお
いて操作メッセージの変更または再生を行うためのCP
Uの処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ディスプレイ 3 キーボード 4 プリンタ 5 電話機 6 電話回線 11 CPU 12 メモリ 13 ハードディスク 14 I/Oポート 15 ボード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め指定した時間に自動的に電話を掛け
    るオートダイヤル手段と、 該オートダイヤル手段により電話回線が接続された時、
    相手方に複数の質問事項をそれぞれ複数の番号に対応さ
    せて表現したメッセージとして送出するメッセージ送出
    手段と、 該メッセージに従って相手方が操作した番号を入力し、
    相手の各状態を判別する判別手段と、 を有することを特徴とする電話案内システム。
  2. 【請求項2】 前記オートダイヤル手段によって電話を
    掛けた相手方が留守番電話か否かを判別する留守番電話
    判別手段を有し、該留守番電話判別手段により在宅であ
    ると判断した時、前記メッセージ送出手段から前記メッ
    セージを送出することを特徴とする請求項1記載の電話
    案内システム。
  3. 【請求項3】 前記留守番電話判別手段により、相手方
    が留守番電話であると判断した時、所定の報知メッセー
    ジを送出する報知メッセージ送出手段を有することを特
    徴とする請求項2記載の電話案内システム。
  4. 【請求項4】 前記オートダイヤル手段は、予め指定し
    た時間に荷物の受取人に対して自動的に電話を掛ける受
    取確認オートダイヤル手段であり、 前記メッセージ手段は、電話回線が接続された時、前記
    荷物の配達に関する複数の質問事項をそれぞれ複数の番
    号に対応させて表現した操作メッセージとして送出する
    操作メッセージ送出手段であり、 前記判別手段は、前記操作メッセージ送出手段によって
    前記電話回線に送出された前記操作メッセージに従って
    前記受取人が電話を操作して入力した番号により前記荷
    物の受け取りに関する情報を得る荷物受取情報識別手段
    である、 ことを特徴とする請求項1記載の電話案内システム。
  5. 【請求項5】 予め指定した時間に自動的に電話を掛け
    るオートダイヤル手段と、 該オートダイヤル手段により電話回線が接続された時、
    電話を掛けた相手方が留守番電話か否かを判断する留守
    番電話判別手段と、 該留守番電話判別手段により前記相手方が留守番電話で
    あると判断したときと、前記相手方が在宅であると判断
    したときとで、メッセージの送出の仕方を異ならせるよ
    う制御するメッセージ供給制御手段と、 を有することを特徴とする電話案内システム。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ供給制御手段は、前記留
    守番電話判別手段が前記相手方が留守番電話であると判
    断したときにはメッセージを送出しないようにすること
    を特徴とする請求項5記載の電話案内システム。
  7. 【請求項7】 前記メッセージ供給制御手段によりメッ
    セージが送出された後、前記相手方が在宅である場合
    に、前記相手方が発した音声を記録する音声記録手段を
    更に有することを特徴とする請求項5記載の電話案内シ
    ステム。
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