JPH0625277Y2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH0625277Y2 JPH0625277Y2 JP1986176380U JP17638086U JPH0625277Y2 JP H0625277 Y2 JPH0625277 Y2 JP H0625277Y2 JP 1986176380 U JP1986176380 U JP 1986176380U JP 17638086 U JP17638086 U JP 17638086U JP H0625277 Y2 JPH0625277 Y2 JP H0625277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- lid
- upper frame
- side wall
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は衣類などの洗濯を行う洗濯機に関するもので、
特に蓋の取付構造の改良に関するものである。
特に蓋の取付構造の改良に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の洗濯機の蓋部の構成を第４図および第５
図より説明する。図において、機器本体１の上部には上
部枠体２を設け、上部枠体２には衣類投入時に開閉を行
う蓋３を後方で軸支している。蓋３の後辺壁には、上部
枠体２の内部に装着された安全スイッチ５をＯＮ−OFF
することにより脱水の動作をＯＮ−OFFさせるため、軸
４と連結したてこ壁を有するフタ耳部４を設けている。
図より説明する。図において、機器本体１の上部には上
部枠体２を設け、上部枠体２には衣類投入時に開閉を行
う蓋３を後方で軸支している。蓋３の後辺壁には、上部
枠体２の内部に装着された安全スイッチ５をＯＮ−OFF
することにより脱水の動作をＯＮ−OFFさせるため、軸
４と連結したてこ壁を有するフタ耳部４を設けている。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、第５図の矢印Ａのように注
入された水は、矢印Ｆのように蓋の耳部４上を流れる。
その後、水は安全スイッチ５のスイッチ棒を渡り、矢印
Ｇのように、安全スイッチ５内に流れ込んでしまい、安
全スイッチ５の絶縁劣化を引き起こす原因となってい
た。
入された水は、矢印Ｆのように蓋の耳部４上を流れる。
その後、水は安全スイッチ５のスイッチ棒を渡り、矢印
Ｇのように、安全スイッチ５内に流れ込んでしまい、安
全スイッチ５の絶縁劣化を引き起こす原因となってい
た。
本考案は上記問題点に鑑み、安全スイッチの絶縁劣化を
防止する安定した水密構造を得ることを目的とする。
防止する安定した水密構造を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、機器本体の上部
枠体と、この上部枠体は開閉自在な蓋を軸支し、前記蓋
の後辺壁には上部枠体内部に装着された安全スイッチを
ＯＮ−ＯＦＦすることにより脱水の動作をＯＮ−ＯＦＦ
せしめる耳部を備え、前記蓋耳部上面には、蓋耳部の左
右両端に添った略平行の第２のリブおよび第３のリブ
と、前記後辺壁と略平行でかつ所定の間隔を有する第１
のリブを設け、前記後辺壁と第１，２，３のそれぞれの
リブにより、箱部を形成し、その箱部の上面は開放さ
れ、前記箱部の底面には水抜き用の穴を設け、さらに、
前記第１のリブは、前記第２，３のリブより高くし、ま
た、上部枠体には前記蓋後辺壁と前記第１リブにより凹
状に挾み込まれるように第４リブを設け、第１リブの端
面を第４リブより高く配設させたものである。
枠体と、この上部枠体は開閉自在な蓋を軸支し、前記蓋
の後辺壁には上部枠体内部に装着された安全スイッチを
ＯＮ−ＯＦＦすることにより脱水の動作をＯＮ−ＯＦＦ
せしめる耳部を備え、前記蓋耳部上面には、蓋耳部の左
右両端に添った略平行の第２のリブおよび第３のリブ
と、前記後辺壁と略平行でかつ所定の間隔を有する第１
のリブを設け、前記後辺壁と第１，２，３のそれぞれの
リブにより、箱部を形成し、その箱部の上面は開放さ
れ、前記箱部の底面には水抜き用の穴を設け、さらに、
前記第１のリブは、前記第２，３のリブより高くし、ま
た、上部枠体には前記蓋後辺壁と前記第１リブにより凹
状に挾み込まれるように第４リブを設け、第１リブの端
面を第４リブより高く配設させたものである。
作用 この構成により、蓋後辺壁と上部枠体の間より侵入する
水は、蓋耳部上の安全スイッチとの接点部に到ることな
く、蓋耳部上面に設けた箱部に入り、その後箱部の底面
に設けられた穴を通過し、下方へ滴下される。また、箱
部の第１のリブを第２，３のリブより高くしているた
め、水が箱部より溢れ出た場合でも耳部上面に水が伝わ
ることなく、左右に流れ落ちる。この結果、安全スイッ
チに水が到達するのを防止することができ、絶縁性能の
向上を図ることができる。
水は、蓋耳部上の安全スイッチとの接点部に到ることな
く、蓋耳部上面に設けた箱部に入り、その後箱部の底面
に設けられた穴を通過し、下方へ滴下される。また、箱
部の第１のリブを第２，３のリブより高くしているた
め、水が箱部より溢れ出た場合でも耳部上面に水が伝わ
ることなく、左右に流れ落ちる。この結果、安全スイッ
チに水が到達するのを防止することができ、絶縁性能の
向上を図ることができる。
実施例 以下、本考案の実施例について、第１図〜第３図を参照
して説明する。
して説明する。
第３図において、１は洗濯機本体で、その洗濯機本体１
上に、洗濯機の上部を構成する上部枠体２が設けられて
おり、この上部枠体２には、衣類投入時、開閉を行う蓋
３を後方で軸支し、前方には操作パネル４を嵌着させて
いる。蓋３の後辺壁には、蓋３を開閉することによるて
こ作用により、上部枠体２の内部に装着された安全スイ
ッチ５のスイッチ棒１０を上下してＳＦスイッチ５をON
-OFFせしめる蓋耳部４が設けてある。この安全スイッチ
５をON-OFFすることにより、脱水の動作をON-OFFするよ
うになっている。
上に、洗濯機の上部を構成する上部枠体２が設けられて
おり、この上部枠体２には、衣類投入時、開閉を行う蓋
３を後方で軸支し、前方には操作パネル４を嵌着させて
いる。蓋３の後辺壁には、蓋３を開閉することによるて
こ作用により、上部枠体２の内部に装着された安全スイ
ッチ５のスイッチ棒１０を上下してＳＦスイッチ５をON
-OFFせしめる蓋耳部４が設けてある。この安全スイッチ
５をON-OFFすることにより、脱水の動作をON-OFFするよ
うになっている。
第１図および第２図は、それぞれ、蓋耳部４の斜視図お
よび蓋耳部近傍の縦断面図である。図において、蓋耳部
４上には、蓋後辺壁と略平行な長手状の第１のリブ６を
設け、さらに、このリブ６と蓋後辺壁とを結ぶ第２，第
３のリブ７，８を設けることにより、箱部を形成する。
この箱部の底面には開口する水抜き穴９を設ける。ま
た、蓋後辺壁と第１リブ６により凹状に挾み込まれるよ
うに、上部枠体２に第４リブ１１を設け、第１リブ６の
端面を第４リブ１１の端面より高くする。この構造によ
り、蓋上方より注水された水Ａは、矢印Ｂの如く、第４
リブ１１に当った後箱部の内部に入り、水抜き穴９を通
り、矢印Ｃの如く下に流れ出る。また、箱部に入らない
水は矢印Ｄ，Ｅの如く下方に真直に流れ落ちる。
よび蓋耳部近傍の縦断面図である。図において、蓋耳部
４上には、蓋後辺壁と略平行な長手状の第１のリブ６を
設け、さらに、このリブ６と蓋後辺壁とを結ぶ第２，第
３のリブ７，８を設けることにより、箱部を形成する。
この箱部の底面には開口する水抜き穴９を設ける。ま
た、蓋後辺壁と第１リブ６により凹状に挾み込まれるよ
うに、上部枠体２に第４リブ１１を設け、第１リブ６の
端面を第４リブ１１の端面より高くする。この構造によ
り、蓋上方より注水された水Ａは、矢印Ｂの如く、第４
リブ１１に当った後箱部の内部に入り、水抜き穴９を通
り、矢印Ｃの如く下に流れ出る。また、箱部に入らない
水は矢印Ｄ，Ｅの如く下方に真直に流れ落ちる。
これにより、注入された水Ａは、第１リブ６と第４リブ
１１を越えてスイッチ棒１０まで流れることはなく、絶
縁性能は格段に向上する。
１１を越えてスイッチ棒１０まで流れることはなく、絶
縁性能は格段に向上する。
以上の実施例のように第２，第３のリブ７，８を設ける
ことにより、蓋耳部の強度向上を図った状態で絶縁効果
を得ることができる。また、蓋後辺壁と第１リブ６との
間に凹状に挾み込むように第４リブ１１を設けているた
め、蓋取付作業時、蓋の位置決め効果もあり、作業性の
向上を図ることができる。
ことにより、蓋耳部の強度向上を図った状態で絶縁効果
を得ることができる。また、蓋後辺壁と第１リブ６との
間に凹状に挾み込むように第４リブ１１を設けているた
め、蓋取付作業時、蓋の位置決め効果もあり、作業性の
向上を図ることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、安全スイッチをＯＮ−Ｏ
ＦＦする蓋耳部の上面に蓋耳部の左右両端に添った略平
行の第２のリブおよび第３のリブと、後辺壁と所定の間
隔を有する第４のリブを設け、後辺壁と第２，３，４の
それぞれのリブにより、箱部を形成し、その箱部の上面
は開放、底面には水抜き用の穴を設け、さらに、前記第
１のリブは前記第２，３のリブより高くし、また上部枠
体には前記蓋後辺壁と前記第１リブにより凹状に挾み込
まれるように第４リブを設け、第１リブの端面を第４リ
ブより高く配設させることにより、蓋から流れてきた水
が、安全スイッチをＯＮ−ＯＦＦする蓋耳部に到達する
ことなく、遮断することができ、安全スイッチの絶縁性
能を向上させることができるため、操作上のトラブル、
人身事故等の発生を防止できる。また、第２，３のリブ
により蓋耳部の強度向上を実現することができる。さら
に、蓋後辺壁と第１のリブとの間に凹状に挾み込むよう
に第４のリブを設けているため、蓋取付作業時、蓋の位
置決め効果もあり、作業性の向上を図ることができる。
ＦＦする蓋耳部の上面に蓋耳部の左右両端に添った略平
行の第２のリブおよび第３のリブと、後辺壁と所定の間
隔を有する第４のリブを設け、後辺壁と第２，３，４の
それぞれのリブにより、箱部を形成し、その箱部の上面
は開放、底面には水抜き用の穴を設け、さらに、前記第
１のリブは前記第２，３のリブより高くし、また上部枠
体には前記蓋後辺壁と前記第１リブにより凹状に挾み込
まれるように第４リブを設け、第１リブの端面を第４リ
ブより高く配設させることにより、蓋から流れてきた水
が、安全スイッチをＯＮ−ＯＦＦする蓋耳部に到達する
ことなく、遮断することができ、安全スイッチの絶縁性
能を向上させることができるため、操作上のトラブル、
人身事故等の発生を防止できる。また、第２，３のリブ
により蓋耳部の強度向上を実現することができる。さら
に、蓋後辺壁と第１のリブとの間に凹状に挾み込むよう
に第４のリブを設けているため、蓋取付作業時、蓋の位
置決め効果もあり、作業性の向上を図ることができる。
第１図は本考案の実施例における蓋耳部の外観斜視図、
第２図は同蓋耳部近傍の縦断面図、第３図は本考案の実
施例における洗濯機全体の縦断面図、第４図は従来の蓋
耳部の外観斜視図、第５図は同蓋耳部近傍の縦断面図で
ある。 １……洗濯機本体、２……上部枠体、３……蓋、４……
蓋耳部、５……安全スイッチ、６……第１リブ、７……
第２リブ、８……第３リブ、９……穴、１０……スイッ
チ棒、１１……第４リブ。
第２図は同蓋耳部近傍の縦断面図、第３図は本考案の実
施例における洗濯機全体の縦断面図、第４図は従来の蓋
耳部の外観斜視図、第５図は同蓋耳部近傍の縦断面図で
ある。 １……洗濯機本体、２……上部枠体、３……蓋、４……
蓋耳部、５……安全スイッチ、６……第１リブ、７……
第２リブ、８……第３リブ、９……穴、１０……スイッ
チ棒、１１……第４リブ。
Claims (1)
- 【請求項１】機器本体の上部枠体と、この上部枠体は開
閉自在な蓋を軸支し、前記蓋の後辺壁には上部枠体内部
に装着された安全スイッチをＯＮ−ＯＦＦすることによ
り脱水の動作をＯＮ−ＯＦＦせしめる耳部を備え、前記
耳部上面には、耳部の左右両端に添った略平行の第２の
リブおよび第３のリブと、前記後辺壁と略平行でかつ所
定の間隔を有する第１のリブを設け、前記後辺壁と第１
のリブ，第２のリブ，第３のリブにより、箱部を形成
し、その箱部の上面は開放され、前記箱部の底面には水
抜き用の穴を設け、さらに、前記第１のリブは、前記第
２のリブ，第３のリブより高くし、上部枠体には前記蓋
後辺壁と前記第１のリブにより凹状に挾み込まれるよう
に第４のリブを設け、第１のリブの端面を第４のリブよ
り高く配設させた洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176380U JPH0625277Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176380U JPH0625277Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379878U JPS6379878U (ja) | 1988-05-26 |
| JPH0625277Y2 true JPH0625277Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31116566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986176380U Expired - Lifetime JPH0625277Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625277Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51133969A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-20 | Hitachi Ltd | Cover lock ing device of dehydrating # washing machine |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP1986176380U patent/JPH0625277Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379878U (ja) | 1988-05-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0625277Y2 (ja) | 洗濯機 | |
| JPH09163547A (ja) | 電気接続箱の排水構造 | |
| JPH0638316A (ja) | 配電盤の防水機構 | |
| JPS6130312Y2 (ja) | ||
| JPH0140247Y2 (ja) | ||
| JP2846995B2 (ja) | ポストの排水構造 | |
| JP2016219536A (ja) | 電気機器収納用プラスチックボックス | |
| JPH0427519Y2 (ja) | ||
| JP3732969B2 (ja) | 電気機器収納用箱 | |
| JP2604861Y2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JPH0344111Y2 (ja) | ||
| KR840000078Y1 (ko) | 비 누 곽 | |
| JPH0736640Y2 (ja) | 脱水洗濯機の乾燥機露結水路装置 | |
| CN207179932U (zh) | 一种空调控制器 | |
| JPH0427520Y2 (ja) | ||
| JPH09321450A (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
| JPH0221026Y2 (ja) | ||
| JPS62200779U (ja) | ||
| JPS6022213Y2 (ja) | 浴室ドア部の水切り構造 | |
| JPS5911593Y2 (ja) | 連動式締り金具の防水機構 | |
| JPH06115889A (ja) | バッテリ式フォークリフトのバッテリフード防水装置 | |
| JPH0331803Y2 (ja) | ||
| JPS6140310Y2 (ja) | ||
| JPS6012544Y2 (ja) | 洗濯機用操作スイッチの取付装置 | |
| JPS6126229Y2 (ja) |