JPH06252459A - 超電導光センサ - Google Patents

超電導光センサ

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Publication number
JPH06252459A
JPH06252459A JP5037927A JP3792793A JPH06252459A JP H06252459 A JPH06252459 A JP H06252459A JP 5037927 A JP5037927 A JP 5037927A JP 3792793 A JP3792793 A JP 3792793A JP H06252459 A JPH06252459 A JP H06252459A
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JP
Japan
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layer
superconductor
superconducting
photoelectric conversion
type
Prior art date
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Application number
JP5037927A
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English (en)
Inventor
Masaya Osada
昌也 長田
Masayoshi Koba
正義 木場
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 超高感度、超高速で動作する超電導光センサ
を提供すること。 【構成】 基板11上に、第1の超電導体層12と、光
電変換層13,14,15と、第2の超電導体層16と
が順に積層され、かつ前記2つの超電導体層と光電変換
層とが積層型の超電導体層−光電変換層(常電導体層)
−超電導体層(SNS型)のジョセフソン接合により構
成される。また、光電変換層に上部又は下部より光が入
射出来るように、第1の超電導体層又は第2の超電導体
層に少なくとも1つの溝又は穴17を設ける。また、光
電変換層には光伝導性材料または光起電力を生ずる材料
を用い、p型半導体13、i型半導体14、およびn型
半導体15から構成される。さらに、1つの超電導体層
はバリウム−カリウム−ビスマス−酸素、若しくはバリ
ウム−鉛−ビスマス−酸素、若しくはニオブ単体または
ニオブの合金などの材料により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高感度、超高速の超
電導光センサに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、超電導体を用いた光センサとして
は、BaPb0 . 7 Bi0 . 33 系やYBa2 Cu3
7 - x 系の超電導光センサが知られている。前者はマ
イクロブリッジ部の粒界に光を照射し、ジョセフソン接
合の臨界電流値の変化を利用するものであり、後者は、
ボロメトリック動作により、臨界温度付近の電流値の変
化を検知するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のBaPb0
. 7 Bi0 . 33 (以下、BPBOと略称する)系の
超電導光センサは、感度が極めて良好で、半導体の光セ
ンサと比較して、長波長領域の光まで感度が低下しない
という報告がある。しかしながら、自然に生じる結晶粒
界をジョセフソン接合の弱結合部分として用いているた
め、素子としての信頼性に欠けるという問題点があっ
た。
【0004】一方、YBa2 Cu37 - x (以下、Y
BCOと略称する)系の超電導光センサは、液体窒素温
度以上で動作するため、経済性、効率の面では利点があ
るものの、ボロメトリック動作であるから、用いる材料
の臨界温度付近で動作させなければならず、動作温度が
材料によって制約されるという問題があった。また、動
作温度の揺らぎや雑音によって、特性が大きく左右され
るという問題もあった。
【0005】さらに、上記のBPBO系やYBCO系の
超電導光センサは取り出される出力電圧が極めて低く、
増幅器が必要であった。
【0006】そこで、本発明は超高感度、超高速で動作
する超電導光センサを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の超電導光センサ
は、上記目的を達成するため、第1の発明では、基板上
に、第1の超電導体層と、光電変換層と、第2の超電導
体層とが順に積層され、かつ前記2つの超電導体層と光
電変換層とが積層型の超電導体層−光電変換層(常電導
体層)−超電導体層(いわゆるSNS型)のジョセフソ
ン接合により構成されることを特徴とする。
【0008】また、第2の発明では前記記載の光電変換
層に上部又は下部より光が入射出来るように、第1の超
電導体層又は第2の超電導体層に少なくとも1つの溝又
は穴を設けることを特徴とする。
【0009】また、第3の発明では第1の発明若しくは
第2の発明に記記載の光電変換層は光伝導性材料または
光起電力を生ずる材料を用いることを特徴とする。
【0010】また、第4の発明では、第1の発明乃至第
3の発明のいずれか1つに記載の超電導光センサにおい
て、前記記載の光電変換層はp型半導体、i型半導体、
およびn型半導体から構成されることを特徴とする。
【0011】さらには、第5の発明では、第1の発明乃
至第4の発明のいずれか1つに記載の超電導光センサに
おいて、前記記載の第2の超電導体層は、バリウム−カ
リウム−ビスマス−酸素からなる超電導体、若しくはバ
リウム−鉛−ビスマス−酸素からなる超電導体、若しく
はニオブ単体またはニオブの合金からなる超電導体を用
いることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明による超電導光センサは、基板上に
形成された積層型のSNS型ジョセフソン接合構造を有
するが、この接合は、超電導体から超電導体間に介在し
た光電変換層(常電導体)への波動関数のしみ出しを利
用した近接効果型接合である。よって、前記接合間隔、
本構成では光電変換機能を有するフォトダイオード部構
成の各層の膜厚制御が重要な要素になる。そこで、本発
明によれば、前記フォトダイオード部を、例えばp−i
−n型やn−i−p型半導体などの薄膜を単純に積層し
た構造とするために、蒸着やスパッタリングやCVDな
どの各種の成膜条件の設定によって、膜厚の制御が容易
かつ厳密にできる。
【0013】そして、前記光電変換層(常電導体)で光
照射時における光起電力によってキャリアを注入し、超
電導状態を壊して生じる電気抵抗を検出することによ
り、入射光量が精度良く検出される。
【0014】第2の発明では、第1若しくは第2の超電
導体層に少なくとも1つの窓あるいは溝部を設けことに
より、第1および第2の2つの超電導体層に間に挟まれ
る光電変換層に効率良く光を照射し、入射光量を精度良
く検出することができる。
【0015】第3の発明では、前記光電変換層を形成す
る光伝導性材料または光起電力を生ずる材料により、効
率良く光起電力が発生されて、入射光量が精度良く検出
することができる。
【0016】第4の発明では、前記光電変換層がp型半
導体、i型半導体、およびn型半導体によって構成され
ることにより、容易に光起電力が発生されて、入射光量
を検出することができる。
【0017】また、第5の発明では、前記第2の超電導
体層が、バリウム−カリウム−ビスマス−酸素からなる
超電導体、若しくはバリウム−鉛−ビスマス−酸素から
なる超電導体、若しくはニオブ単体またはニオブの合金
からなる超電導体により構成することにより、a−Si
薄膜やa−Ge薄膜の直上に超電導体層を形成すること
が可能となり、SNS型のジョセフソン接合の形成/破
壊が適確に行われて、入射光量を精度良くかつ容易に検
出することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例および図面を用いて詳
細に説明する。
【0019】<実施例1>本発明にかかる超電導光セン
サは、超電導体層と光電変換層と超電導体層とからなる
SNS型ジョセフソン接合を形成しているが、ここで
は、超電導体層にYBCO薄膜、上部超電導体層にNb
薄膜、フォトダイオード部にa−Si薄膜を用いた場合
を例に、本発明にかかる超電導光センサの動作原理およ
び第1の実施例を詳細に説明する。
【0020】超電導光センサの第1の実施例の断面構造
図を図1に示す。図1の断面構造図では、基板11上
に、YBa2 Cu37 - x 超電導薄膜12を形成し、
接合部分にp型a−Si薄膜13、i型a−Si薄膜1
4、n型a−Si薄膜15を積層形成し、さらに、その
上に、Nb超電導薄膜16を形成している。
【0021】また、Nb薄膜16には光照射窓17が開
けられており、p−i−n型フォトダイオード部13、
14、15に光が照射できるようになっている。電流電
極18、電圧電極19は、上部超電導層16と下部超電
導層12を接続した構造である。
【0022】本発明に係るセンサの接合は、超電導体か
ら超電導体間に介在した常電導体(半導体)への波動関
数のしみ出しを利用した近接効果型接合であり、接合間
隔即ち、フォトダイオード部の膜厚の制御が重要な要素
になる。接合部分にはp−i−n型a−Siフォトダイ
オードが形成されており、光照射時における光起電力に
よってキャリアを注入し、超電導状態を壊して、生じる
電気抵抗を検出することになる。
【0023】よって、光非照射時はSNSジョセフソン
接合となっており、臨界電流以下の電流を素子に印加し
ている場合、その出力電圧は0mVであるが、光を照射
することにより、光起電力が発生し、約数百〜数千mV
の出力が得られる。これは、従来のBPBO系のマイク
ロブリッジ型やYBCO系のボロメトリック動作型に比
べて、100〜10000倍程度大きい出力である。ま
た、その応答速度は10- 1 0 sec以下と非常に高速
である。
【0024】図2は、上記第1の実施例にかかる超電導
光センサの作製工程図である。SrTiO3 (100)
の単結晶基板11を650℃に加熱し、反応性蒸着法を
用いて、YBa2 Cu37 - x 薄膜12をその組成比
がY:Ba:Cu=1:2:3となるように1000Å
厚蒸着し、図2(a)に示すように、フォトリソ工程に
より、パターニングを施した。成膜の際、YBa2 Cu
37 - x 薄膜が、充分に酸化されるように、基板に対
して、オゾンを10%含んだ酸素ラジカルを照射させな
がら、蒸着を行っている。その際のポンプ付近の真空度
は8.5×10- 5 Torrであった。
【0025】冷却後、図2(b)に示すように、レジス
ト20の加工を行い、その上に、化学的気相成長法(C
VD法)を用いて、基板温度200℃、ガス圧0.5T
orr、プラズマパワー密度0.1W/cm2 の雰囲気
中で、シランガスに対して200〜800p.p.m.
のホスフィンガスを混合させ、n型a−Si膜15を2
00Å堆積させた。さらに、i型a−Si膜14を20
0Å堆積させた後、最後に、シランガスに対して200
〜800p.p.m.のジボランガスを混合させて、p
型a−Si膜13を200Å堆積させた。リフトオフ法
により、図2(c)に示すように、フォトダイオード部
のパターニングを行い、下部のYBCO薄膜に電極がと
れる構造とした。
【0026】次に、図3(d)に示すように、ダイオー
ド部上部にNb薄膜を形成するため、レジスト21の加
工を行い、図3(e)に示すように、真空蒸着法にてN
b薄膜16を1000Å蒸着し、リフトオフ法にてレジ
ストを除去し、パターニングを行った。
【0027】次に、図3(f)に示すように、反応性イ
オンエッチング(RIE法)によりNb薄膜16に光照
射窓17を設け、下部のフォトダイオード部に光が照射
できる構造とした。その後、上部Nb超電導薄膜16、
下部YBCO超電導薄膜12に電流電極18、電圧電極
19を設けた。
【0028】前記記載の工程により作製された超電導セ
ンサ素子を、液体ヘリウム(絶対温度:4.2K)にて
冷却し、電流電極に1mAの直流電流を印加した。接合
部はSNS型のジョセフソン接合になっており、出力電
圧は0Vであった。次に、素子の光照射窓からフォトダ
イオード部にパワー密度:2μW/cm2 、レーザ波
長:633nmのHe−Neレーザ光を照射したとこ
ろ、0.5Vの出力電圧が得られた。また、本センサの
応答速度は1nsecであった。
【0029】<実施例2>本実施例においては、実施例
1での光電変換膜13、14、15を形成するa−Si
薄膜の代わりにa−Ge薄膜を用いた。実施例1と同
様、YBa2 Cu37 - x 膜の上に、CVD法により
ゲルマンガスに対して200〜800p.p.m.のジ
ボランガスやホスフィンガスを混合させて、接合部にa
−Ge薄膜のp−i−n接合を作製した。
【0030】このようにして得られた素子を、液体窒素
(絶対温度:77K)にて冷却し、電流電極に1mAの
直流電流を印加した。接合部はSNS型のジョセフソン
接合になっており、出力電圧は0Vであった。次に、接
合部にパワー密度:30mW/cm2 、レーザ波長:1
015nmのNd:YAGレーザ光を照射したところ、
0.2Vの出力電圧が得られた。また、本センサの応答
速度は2nsecであった。 <実施例3>本実施例では、実施例1と同様にYBa2
Cu37 - x 膜のパターン化を行った後、CVD法に
て、i型a−Si膜をYBa2 Cu37 - x 膜上に1
000Å堆積した。次に、イオン注入装置にて、i型a
−Si膜にボロンイオンおよびリンイオンを打ち込み、
積層型のp−i−n接合を形成した。
【0031】このようにして得られた素子を、実施例1
と同様の方法で評価したところ、0.3Vの出力電圧が
得られた。応答速度は1nsecであった。
【0032】<実施例4>本実施例では、実施例3での
i型a−Si膜の代わりにi型−Ge膜を用いてイオン
注入を行い、積層型のp−i−n接合を形成した。
【0033】このようにして得られた素子を、実施例2
と同様の方法で評価したところ、0.2Vの出力電圧が
得られた。応答速度は2nsecであった。
【0034】上記実施例においては、下部超電導層にY
Ba2 Cu37 - x の酸化物超電導薄膜を用いたが、
Ln1 Ba2 Cu37 - x 、Ln1 Ba2 Cu48
(Ln=Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、
Er、Tm、Yb)、Bi2Sr2 Ca2 Cu31
0 、Bi2 Sr2 Ca1 Cu2x 、Bi1 . 7 Pb0 .
2 Sb0 . 1 Ca2 . 0 Sr2 . 0 Cu2 . 8x
(Bi0 . 7 Pb0 . 32 Sr2 Ca2 Cu31 0
、Tl2 Ba2 Ca2 Cu31 0 等の超電導薄膜を
用いても上記実施例と同様の素子特性が得られた。
【0035】上記実施例においては、すべて第1の超伝
導体層の直上に形成される層はp−i−nフォトダイオ
ード部でのn層半導体層であり、基板上には第1の超伝
導体層、n型半導体層、i型半導体層、p型半導体層、
第2の超伝導体層の順に形成されている。しかし、この
フォトダイオード部の積層の順序は逆でも良く、第1の
超伝導体層の直上にまず第1にp型半導体層を形成して
も、本発明の実施は可能である。
【0036】また、上部超電導層にNbの超電導薄膜を
用いたが、Nb3 Ge、Ba1 - xKx BiO3 、BaP
0 . 7 Bi0 . 33 等の超電導層を用いても同様の
素子特性が得られた。
【0037】さらに、基板として上記実施例ではSrT
iO3 (100)単結晶基板を用いたが、SrTiO3
(110)、MgO(100)単結晶基板等でも同様の
素子特性が得られた。
【0038】また、超電導薄膜の作製方法においても上
記実施例では主に真空蒸着法を用いているが、スパッタ
法、レーザ蒸着法、イオンクラスタビーム法、CVD法
等も用いることができた。
【0039】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明による
超電導光センサは、基板上に形成された積層型のSNS
型ジョセフソン接合構造を有し、該接合部で光電変換機
能を有するフォトダイオード各層の膜厚制御が容易かつ
厳密にできる。また、光電変換層(常電導体)で光照射
時における光起電力によってキャリアを注入し、超電導
状態を壊して生じる電気抵抗の検出により、入射光量が
精度良く検出できる。
【0040】また、超電導体層に設けられた窓あるいは
溝部は、2つの超電導体層に間に挟まれる光電変換層に
効率良く光を照射し、光電変換層を形成する材料および
そのフォトダイオード構成により、効率良く光起電力が
発生される。
【0041】さらに、光電変換層直上の超電導体層の材
料の選択により、SNS型のジョセフソン接合の形成/
破壊が適確に行われて、入射光量を精度良くかつ容易に
検出することができる。
【0042】したがって、本発明によれば、超高感度
で、かつ超高速な超電導光センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超電導光センサの断面構造図であ
る。
【図2】実施例1に係る超電導光センサの各作製工程に
おける断面図である。
【図3】図2に続く各作製工程における断面図である。
【符号の説明】
11 基板 12 YBa2 Cu37 - x 超電導薄膜 13 p型a−Si膜 14 i型a−Si膜 15 n型a−Si膜 16 Nb超電導薄膜 17 光照射窓 18 電流電極 19 電圧電極 20、21 レジスト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】このようにして得られた素子を、液体ヘリ
ウム(絶対温度:4.2K)にて冷却し、電流電極に1
mAの直流電流を印加した。接合部はSNS型のジョセ
フソン接合になっており、出力電圧は0Vであった。次
に、接合部にパワー密度:30mW/cm2 、レーザ波
長:1015nmのNd:YAGレーザ光を照射したと
ころ、0.2Vの出力電圧が得られた。また、本センサ
の応答速度は2nsecであった。 <実施例3>本実施例では、実施例1と同様にYBa2
Cu37 - x 膜のパターン化を行った後、CVD法に
て、i型a−Si膜をYBa2 Cu37 - x 膜上に1
000Å堆積した。次に、イオン注入装置にて、i型a
−Si膜にボロンイオンおよびリンイオンを打ち込み、
積層型のp−i−n接合を形成した。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、第1の超電導体層と、光電変
    換層と、第2の超電導体層とが順に積層され、かつ前記
    2つの超電導体層と光電変換層とが積層型の超電導体層
    −光電変換層(常電導体層)−超電導体層(SNS型)
    のジョセフソン接合により構成されることを特徴とする
    超電導光センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光電変換層に上部又は下
    部より光が入射出来るように、第1の超電導体層又は第
    2の超電導体層に少なくとも1つの溝又は穴を設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の超電導光センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の超電導光
    センサであって、 上記光電変換層は光伝導性材料または光起電力を生ずる
    材料を用いることを特徴とする超電導光センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに
    記載の超電導光センサであって、 上記光電変換層はp型半導体、i型半導体、およびn型
    半導体から構成されることを特徴とする超電導光セン
    サ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに
    記載の超電導光センサであって、 上記第2の超電導体層は、バリウム−カリウム−ビスマ
    ス−酸素からなる超電導体、若しくはバリウム−鉛−ビ
    スマス−酸素からなる超電導体、若しくはニオブ単体ま
    たはニオブの合金からなる超電導体を用いることを特徴
    とする超電導光センサ。
JP5037927A 1993-02-26 1993-02-26 超電導光センサ Pending JPH06252459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009101257A1 (en) * 2008-02-15 2009-08-20 Teknillinen Korkeakoulu Proximity josephson sensor

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