JPH06252223A - ワイヤボンディング方法とその装置 - Google Patents

ワイヤボンディング方法とその装置

Info

Publication number
JPH06252223A
JPH06252223A JP5036318A JP3631893A JPH06252223A JP H06252223 A JPH06252223 A JP H06252223A JP 5036318 A JP5036318 A JP 5036318A JP 3631893 A JP3631893 A JP 3631893A JP H06252223 A JPH06252223 A JP H06252223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding
vibration
ultrasonic
substrate
torsional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5036318A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nobori
一博 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5036318A priority Critical patent/JPH06252223A/ja
Publication of JPH06252223A publication Critical patent/JPH06252223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • H01L2224/7825Means for applying energy, e.g. heating means
    • H01L2224/783Means for applying energy, e.g. heating means by means of pressure
    • H01L2224/78301Capillary
    • H01L2224/78302Shape
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
    • H01L2224/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • H01L2224/788Means for moving parts
    • H01L2224/78821Upper part of the bonding apparatus, i.e. bonding head, e.g. capillary or wedge
    • H01L2224/78822Rotational mechanism
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/85Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
    • H01L2224/852Applying energy for connecting
    • H01L2224/85201Compression bonding
    • H01L2224/85203Thermocompression bonding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/00014Technical content checked by a classifier the subject-matter covered by the group, the symbol of which is combined with the symbol of this group, being disclosed without further technical details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01039Yttrium [Y]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンディング可能範囲に制限が無く、ボンデ
ィング品質が一定し、振動増幅ホーンの温度伸縮による
ボンディング位置のばらつきが無く、基板の電極の高さ
の範囲制限が無いワイヤボンディング方法を提供する。 【構成】 超音波振動を使用するワイヤボンディング方
法において、捻り振動式超音波振動子31が発生した超
音波捻り振動を捻り力増幅ホーン2に伝え、捻り力増幅
ホーン2を、捻り振動軸をボンディング面に垂直に保っ
てボンディング面に垂直なZ方向及びボンディング面に
平行なXY方向に移動させ、捻り力増幅ホーン2が増幅
した超音波捻り振動の捻り力を、捻り力増幅ホーン2の
先端に取り付けたボンディング用キャピラリー1に伝
え、ボンディング用キャピラリー1が超音波捻り振動を
使用してワイヤボンディングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動を使用する
ワイヤボンディング方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、超音波振動を使用するワ
イヤボンディング方法とその装置は、縦振動の超音波振
動を使用している。
【0003】従来例の超音波振動を使用したワイヤボン
ディング装置の構成と動作を、図5に基づいて説明す
る。
【0004】図5に示すように、ワイヤボンディングの
対象になる基板17が、ヒータ18によって150°C
〜300°Cに加熱された基板固定台16上に水平に載
置される。XYテーブル15が、基板固定台16に対し
てXY方向に移動すると共に、基板17と同一高さを有
する水平軸21を有し、この水平軸21によって、矢印
14方向の縦振動の超音波振動を増幅する縦振動増幅ホ
ーン40を回動可能に軸支している。この縦振動増幅ホ
ーン40は、水平状態において、その細くなった先端に
取り付けたボンディング用キャピラリー1を垂直に保持
するようになっており、このボンディング用キャピラリ
ー1の中心軸穴に上方からワイヤ9が供給される。縦振
動増幅ホーン40は、前記のように、基板17と同一高
さを有する水平軸21に軸支されて、基板固定台16上
に水平に載置された前記基板17の上方に水平に張り出
しているので、前記XYテーブル15のXY方向の移動
によって、前記縦振動増幅ホーン40の長さの範囲内
で、その先端に保持しているボンディング用キャピラリ
ー1を、前記基板17に対して垂直に接触させることが
できる。前記縦振動増幅ホーン40のボンディング用キ
ャピラリー1と反対側には、超音波縦振動子19と、永
久磁石7とボイスコイル6とからなるリニアモータ22
とが取付けられ、このリニアモータ22が、前記縦振動
増幅ホーン40と超音波縦振動子19とを、前記水平軸
21を中心にして上下方向に回動し、XYテーブル15
のXY方向の移動と組合わせて、ワイヤ9を基板17の
所定の電極にボンディングする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、縦振動増幅ホーン40が、基板17を載置
した基板固定台16の横にあるXYテーブルから、基板
17を載置した基板固定台16の上方に水平に張出して
いるので、縦振動増幅ホーン40の長さによって、ボン
ディング可能範囲が原理的に制限されるという問題点が
ある。
【0006】又、図6に示す、基板17の外側電極への
セカンドボンディングの場合、縦振動増幅ホーン40
が、矢印14方向の縦振動の超音波振動を増幅し、その
矢印14方向の縦振動をボンディング用キャピラリー1
に伝えてワイヤ9を電極13にボンディングしているの
で、図7に示すように、矢印14の縦振動の方向と、電
極13に対するワイヤ9のセカンドボンディングの方向
とが、同じ方向の場合と、異なる方向の場合とで、セカ
ンドボンディングの形状23が異なり、ボンディング品
質が不均一になるという問題点がある。
【0007】又、図5に示すように、縦振動増幅ホーン
40が150°C〜300°Cに加熱された基板固定台
16の上方に張り出す長さが、ボンディング位置によっ
て異なるので、ボンディングの作業内容によって、縦振
動増幅ホーン40が基板固定台16の熱で加熱される程
度が異なる。その結果、縦振動増幅ホーン40の熱によ
る伸縮量が異なり、この伸縮量の相違が、ボンディング
位置のばらつきになるという問題点がある。
【0008】又、良好なボンディング品質を得るために
はボンディング用キャピラリー1を基板17の電極に垂
直に接触させる必要があるので、縦振動増幅ホーン40
は、基板17と同一高さを有する水平軸21に軸支され
て回動し、その先端にあるボンディング用キャピラリー
1を基板17に垂直に接触させるようになっているが、
基板17の電極の高さが異なると前記の垂直接触ができ
ず、ボンディング品質がばらつくという問題点があり、
このばらつきの発生を防止するために、基板17の電極
の高さの範囲が制限を受けるという問題点がある。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決し、縦振動
増幅ホーンの長さによるボンディング可能範囲に制限が
無く、縦振動の方向とセカンドボンディングのワイヤの
方向とが異なってもボンディング品質が一定し、縦振動
増幅ホーンの温度伸縮によるボンディング位置のばらつ
きが無く、基板の電極の高さの範囲制限が無いワイヤボ
ンディング方法とその装置を提供することを課題として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤボンディ
ング方法は、上記の課題を解決するために、超音波振動
を使用するワイヤボンディング方法において、捻り振動
式超音波振動子が発生した超音波捻り振動を捻り力増幅
ホーンに伝え、捻り力増幅ホーンを、捻り振動軸をボン
ディング面に垂直に保ってボンディング面に垂直なZ方
向及びボンディング面に平行なXY方向に移動させ、捻
り力増幅ホーンが増幅した超音波捻り振動の捻り力を、
捻り力増幅ホーンの先端に取り付けたボンディング用キ
ャピラリーに伝え、ボンディング用キャピラリーが超音
波捻り振動を使用してワイヤボンディングすることを特
徴とする。
【0011】又、本発明のワイヤボンディング方法は、
上記の課題を解決するために、熱圧着を併用することが
好適である。
【0012】本発明のワイヤボンディング装置は、上記
の課題を解決するために、超音波振動と熱圧着とを併用
するワイヤボンディング装置において、ヒータを内蔵し
基板を水平に載置する基板固定台と、基板固定台の上方
にあり、前記基板のボンディング面に垂直なZ方向と平
行なXY方向とに移動する移動保持手段と、上端部に捻
り振動式超音波振動子を取り付け捻り振動軸を前記基板
のボンディング面に垂直にして前記移動保持手段に保持
されると共に、前記捻り振動式超音波振動子からの超音
波捻り振動の捻り力を増幅して下端部先端に取り付けた
ボンディング用キャピラリーに伝える捻り力増幅ホーン
とを有することを特徴とする。
【0013】
【作用】従来技術の超音波振動を使用するワイヤボンデ
ィング方法とその装置は、縦振動の超音波振動を使用し
ているので、ワイヤを基板のボンディング面にボンディ
ングするには、超音波振動の振動方向を基板のボンディ
ング面に平行にする必要があり、縦振動の超音波振動を
増幅する縦振動増幅ホーンを、基板のボンディング面に
平行に配置している。このことが、上記の問題点の原因
になっている。
【0014】これに対して、本発明のワイヤボンディン
グ方法とその装置では、捻り振動式超音波振動子が発生
する超音波捻り振動を使用しているので、超音波振動の
振動方向を基板のボンディング面に平行にするには、捻
り力増幅ホーンを基板のボンディング面に垂直に配置す
れば良く、従って、超音波捻り振動の捻り力を増幅する
捻り力増幅ホーンを、捻り振動軸をボンディング面に垂
直に保ってボンディング面に垂直なZ方向及びボンディ
ング面に平行なXY方向に移動させ、捻り力増幅ホーン
が増幅した超音波捻り振動の捻り力を捻り力増幅ホーン
の先端に取り付けたボンディング用キャピラリーに伝
え、ボンディング用キャピラリーが超音波捻り振動を使
用してワイヤボンディングすることによって、上記の問
題点を根本的に解決しており、次の作用を有する。
【0015】従来例が、縦振動増幅ホーンの長さによっ
て、XY方向のボンディング範囲を制限されるのに対し
て、本発明は、捻り力増幅ホーンが、基板のボンディン
グ面に垂直に配置されているので、捻り力増幅ホーンの
長さによるボンディング可能範囲の制限は原理的に無く
なる。
【0016】又、捻り力増幅ホーンを、基板のボンディ
ング面に垂直に配置することによって、ワイヤのセカン
ドボンディングにおいて、ワイヤのボンディング方向が
異なっても、捻り振動の振動方向とワイヤのボンディン
グ方向との関係は常に同じになり、セカンドボンディン
グ部の形状が一定し、セカンドボンディングのボンディ
ング品質が安定する。
【0017】又、捻り力増幅ホーンを、基板のボンディ
ング面に垂直に配置することによって、捻り力増幅ホー
ンが、150°C〜300°Cに加熱された基板固定台
によって温度伸縮しても、その温度伸縮がボンディング
位置の位置決めに影響しないので、捻り力増幅ホーンの
温度伸縮によるボンディング位置のばらつきが無くな
る。
【0018】又、捻り力増幅ホーンを、基板のボンディ
ング面に垂直に配置することによって、基板の電極の高
さが異なっても、常に垂直接触が可能になり、高さが高
い電極や、谷間の電極にボンディングすることができ
る。
【0019】又、従来技術では、水平軸21によって、
縦振動増幅ホーンを回動可能に軸支し、リニアモータ2
2が、縦振動増幅ホーン40を水平軸21を中心にして
上下方向に回動してボンディングしているので、XYテ
ーブルの位置決めに対して、この上下方向に回動し且つ
温度による伸縮がある縦振動増幅ホーン40の長さが不
安定要素になるのに対して、本発明では、XY移動手段
が、捻り力増幅ホーンを直接にボンディング位置に向か
って位置決めするので、XYテーブルの位置決めに対し
て、ボンディング位置の位置決めが正確になる。
【0020】
【実施例】本発明のワイヤボンディング装置の一実施例
を図1〜図4に基づいて説明する。
【0021】図1は、ワイヤボンディング装置の特徴を
有するヘッド部Aの側面を示す。このヘッド部Aは、ボ
ンディング面に垂直なZ方向に上下移動可能なスライド
部8を介してXY移動手段34に取付けられてXY方向
に移動してワイヤボンディングを行う。
【0022】ヘッド部Aは、リニアモータ30と捻り振
動式超音波振動子31と捻り力増幅ホーン2とボンディ
ング用キャピラリー1とを有する。
【0023】上記のZ方向の上下移動は、上記のスライ
ド部8と、永久磁石7及びボイスコイル6で構成される
リニアモータ30とで高速かつ高精度で行うことができ
る。
【0024】このリニアモータ30は、フィードバック
制御され、指令値と実際値との差によって、ボンディン
グ用キャピラリー1と基板12との接触位置に誤差が生
じても、ボンディング用キャピラリー1と基板12との
接触の瞬間を検出して適正な動作を行い得る。従って、
ヘッド部Aが温度伸縮しても、ボンディング品質には影
響が無い。
【0025】捻り振動式超音波振動子31は、前記リニ
アモータ30の下側に取付けられ、中間板5の両側に、
図2に示すようにリング状のものを8等分した形状で、
交流電源32による交流電界によって円周方向に逆極性
に分極する2枚の振動子4を組合せたもので、交流電源
32の交流電界によって捻り振動を発生する。
【0026】捻り力増幅ホーン2は、前記捻り振動式超
音波振動子31の下側に取付けられ、前記捻り振動式超
音波振動子31側は外径が大きくなっており、更に外径
が大きいフランジ3を介してホーン部Bに続き、ホーン
部Bの下端は細くなって、その先端に、ボンディング用
キャピラリー1が取付けられている。
【0027】前記のリニアモータ30の下部と捻り振動
式超音波振動子31と捻り力増幅ホーン2とボンディン
グ用キャピラリー1との中心軸は中空部33になってお
り、ワイヤ9が、リニアモータ30の側面からこの中空
部33に供給され、ワイヤクランプ20によって供給量
を制御されながら、前記ボンディング用キャピラリー1
によって基板12にボンディングされる。
【0028】この状態で、交流電源32によって前記捻
り振動式超音波振動子31が捻り振動を発生すると、こ
の捻り振動は捻り力増幅ホーン2に伝わる。この場合、
捻り振動式超音波振動子31の捻り振動は、捻り力増幅
ホーン2の上部の外径が大きな部分を捻り振動させるこ
とになる。この捻り振動を更に外径が大きなフランジ3
を介して受けた捻り力増幅ホーン2の下端部は次第に細
くなっており、下端部先端のボンディング用キャピラリ
ー1では極端に細くなっている。従って、ボンディング
用キャピラリー1とボンディング対象の電極11間で
は、極めて大きな捻り力が発生し、図3に示すファース
トボンディングにおいて、別にスパーク等でワイヤ9の
先端を溶融して形成した溶融金属ボール10を、基板1
2の電極11にボンディングする際に、熱と併用する捻
り振動の効果が大きくなる。
【0029】セカンドボンディングでは、図6、図7に
示した従来例のセカンドボンディングの場合とは異な
り、本発明では、図4に示すように、ワイヤ9のボンデ
ィング方向が異なっても、捻り振動の方向とワイヤ9の
ボンディング方向との関係は常に同じになり、電極13
にボンディングされたセカンドボンディング部の形状3
5及びその幅Wが一定し、セカンドボンディングのボン
ディング品質が安定する。
【0030】
【発明の効果】本発明のワイヤボンディング方法とその
装置は、捻り振動を使用していることによって、セカン
ドボンディングのワイヤの方向が異なってもボンディン
グ品質が一定し、捻り力増幅ホーンをボンディング面に
対して垂直に位置させることによって、ボンディング可
能範囲に原理的に制限がなくなり、捻り力増幅ホーンの
温度伸縮によるボンディング位置のばらつきが無くな
り、ボンディング対象基板の電極の高さの範囲制限が無
くなり、ボンディングの作業性と品質とを向上するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤボンディング装置の一実施例の
要点を示すヘッド部の側面図である。
【図2】本発明の捩り振動式超音波振動子を構成する振
動子の斜視図である。
【図3】本発明のワイヤボンディング装置の動作図であ
る。
【図4】本発明によるセカンドボンディングの形状を示
す平面図である。
【図5】従来例のワイヤボンディング装置の側面図であ
る。
【図6】セカンドボンディングの動作図である。
【図7】従来例によるセカンドボンディングの形状を示
す平面図である。
【符号の説明】
A ヘッド部 B ホーン部 1 ボンディング用キャピラリー 2 捻り力増幅ホーン 3 フランジ 4 振動子 5 中間板 6 ボイスコイル 7 永久磁石 8 スライド部 9 ワイヤ 20 ワイヤクランプ 30 リニアモータ 31 捻り振動式超音波振動子 32 交流電源 33 中空部 34 XY移動手段 35 セカンドボンディング部の形状 W セカンドボンディングの幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を使用するワイヤボンディン
    グ方法において、捻り振動式超音波振動子が発生した超
    音波捻り振動を捻り力増幅ホーンに伝え、捻り力増幅ホ
    ーンを、捻り振動軸をボンディング面に垂直に保ってボ
    ンディング面に垂直なZ方向及びボンディング面に平行
    なXY方向に移動させ、捻り力増幅ホーンが増幅した超
    音波捻り振動の捻り力を、捻り力増幅ホーンの先端に取
    り付けたボンディング用キャピラリーに伝え、ボンディ
    ング用キャピラリーが超音波捻り振動を使用してワイヤ
    ボンディングすることを特徴とするワイヤボンディング
    方法。
  2. 【請求項2】 熱圧着を併用する請求項1に記載のワイ
    ヤボンディング方法。
  3. 【請求項3】 超音波振動と熱圧着とを併用するワイヤ
    ボンディング装置において、ヒータを内蔵し基板を水平
    に載置する基板固定台と、基板固定台の上方にあり、前
    記基板のボンディング面に垂直なZ方向と平行なXY方
    向とに移動する移動保持手段と、上端部に捻り振動式超
    音波振動子を取り付け捻り振動軸を前記基板のボンディ
    ング面に垂直にして前記移動保持手段に保持されると共
    に、前記捻り振動式超音波振動子からの超音波捻り振動
    の捻り力を増幅して下端部先端に取り付けたボンディン
    グ用キャピラリーに伝える捻り力増幅ホーンとを有する
    ことを特徴とするワイヤボンディング装置。
JP5036318A 1993-02-25 1993-02-25 ワイヤボンディング方法とその装置 Pending JPH06252223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036318A JPH06252223A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ワイヤボンディング方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036318A JPH06252223A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ワイヤボンディング方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06252223A true JPH06252223A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12466495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5036318A Pending JPH06252223A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ワイヤボンディング方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06252223A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368624B1 (ko) * 1999-05-28 2003-01-24 가부시키가이샤 신가와 본딩장치의 초음파 트랜스듀서 및 그 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368624B1 (ko) * 1999-05-28 2003-01-24 가부시키가이샤 신가와 본딩장치의 초음파 트랜스듀서 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07221141A (ja) 超音波ワイヤボンディング装置
US5326014A (en) Head of ultrasonic wire bonding apparatus and bonding method
JPH03235340A (ja) ワイヤボンディング方法
US6357650B1 (en) Method of wire-bonding between pad on semiconductor chip and pad on circuit board on which the semiconductor chip is mounted
JP2003163234A (ja) ワイヤボンディング装置およびワイヤボンディング方法
JP2736914B2 (ja) ワイヤボンデイング方法
US5775567A (en) Apparatus for wirebonding using a tubular piezoelectric ultrasonic transducer
JPH06252223A (ja) ワイヤボンディング方法とその装置
US20200238433A1 (en) Bonding apparatus, bonding method and bonding control program
US5626276A (en) Linkage drive mechanism for ultrasonic wirebonding
JP3537890B2 (ja) ワイヤボンディング方法とその装置
JP2003297872A (ja) ボンディング装置
JPH0653291A (ja) ワイヤボンディング装置
JP3313568B2 (ja) ワイヤボンディング装置およびその制御方法
JP3274731B2 (ja) ワイヤボンディング装置
JP3389919B2 (ja) ワイヤボンディング装置及びそれに用いるサーボ調整方法
JPS62249437A (ja) ボンデイング装置
JPH0525240Y2 (ja)
JP3039116B2 (ja) ワイヤボンディング装置およびワイヤボンディング方法
JPH06342830A (ja) ワイヤボンディング方法とその装置
JPS61196544A (ja) 半導体チツプのダイボンデイング方法
JPH10209229A (ja) ワイヤボンディング装置
JPH07169798A (ja) ワイヤボンディング方法およびその装置
JPH06342797A (ja) バンプボンディング方法とその装置
JPS6387734A (ja) 超音波ワイヤボンデイング装置