JPH06251220A - 現金自動取引機 - Google Patents
現金自動取引機Info
- Publication number
- JPH06251220A JPH06251220A JP5037971A JP3797193A JPH06251220A JP H06251220 A JPH06251220 A JP H06251220A JP 5037971 A JP5037971 A JP 5037971A JP 3797193 A JP3797193 A JP 3797193A JP H06251220 A JPH06251220 A JP H06251220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- holding
- customer
- collection
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 顧客が取り忘れた媒体を監視システムからの
指示により返却できるようにし、また、複数件の保留、
返却に対応できるようにし、更に、返却の際に顧客の媒
体を確認できるように図る。 【構成】 現金自動取引機本体１の上部には、通帳、カ
ード部２と通帳、カードの取り忘れ回収保留部３とが、
配設され、また、下部には、紙幣、硬貨部４と紙幣、硬
貨の取り忘れ回収保留部５とが、配設されている。更
に、現金自動取引機本体１には、電源投入、アラームク
リア、回収指示などの遠隔制御を行う監視システム８
が、設置されている。回収保留部３，５を複数に仕切る
ことで、複数件の保留、返却に対応でき、また、返却の
際にカード、通帳の磁気ストライプを読み取ることで、
媒体を確認して安全性を図れる。
指示により返却できるようにし、また、複数件の保留、
返却に対応できるようにし、更に、返却の際に顧客の媒
体を確認できるように図る。 【構成】 現金自動取引機本体１の上部には、通帳、カ
ード部２と通帳、カードの取り忘れ回収保留部３とが、
配設され、また、下部には、紙幣、硬貨部４と紙幣、硬
貨の取り忘れ回収保留部５とが、配設されている。更
に、現金自動取引機本体１には、電源投入、アラームク
リア、回収指示などの遠隔制御を行う監視システム８
が、設置されている。回収保留部３，５を複数に仕切る
ことで、複数件の保留、返却に対応でき、また、返却の
際にカード、通帳の磁気ストライプを読み取ることで、
媒体を確認して安全性を図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行など金融機関に設
置し、顧客が直接操作する現金自動取引機に関し、特に
顧客が取り忘れた媒体を保留する機能に関する。
置し、顧客が直接操作する現金自動取引機に関し、特に
顧客が取り忘れた媒体を保留する機能に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を説明すると、図２におい
て、現金自動取引機本体１の上部には、通帳、カード部
２と通帳、カードの取り忘れ回収部６とが、配設されて
いる。また、現金自動取引機本体１の下部には、紙幣、
硬貨部４と紙幣、硬貨の取り忘れ回収部７とが、配設さ
れている。
て、現金自動取引機本体１の上部には、通帳、カード部
２と通帳、カードの取り忘れ回収部６とが、配設されて
いる。また、現金自動取引機本体１の下部には、紙幣、
硬貨部４と紙幣、硬貨の取り忘れ回収部７とが、配設さ
れている。
【０００３】従来の顧客が取り忘れた媒体を回収する機
構は、単に媒体を回収する機能のみを有する。取り忘れ
回収部は、各媒体あたり１箇所である。
構は、単に媒体を回収する機能のみを有する。取り忘れ
回収部は、各媒体あたり１箇所である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の顧客が取り忘れ
た媒体を回収す機構は、単に媒体を回収する機能しか有
しておらず、媒体を顧客に返却する場合人手が必要であ
った。このため、休日や無人化店舗での返却対応に、無
人化機器と言えども係員や警備員を出動させる必要があ
るという問題点があった。また、回収部が１媒体あたり
１箇所なので、複数回の回収で混合し、返却の際に媒体
の確認が困難である問題点があった。
た媒体を回収す機構は、単に媒体を回収する機能しか有
しておらず、媒体を顧客に返却する場合人手が必要であ
った。このため、休日や無人化店舗での返却対応に、無
人化機器と言えども係員や警備員を出動させる必要があ
るという問題点があった。また、回収部が１媒体あたり
１箇所なので、複数回の回収で混合し、返却の際に媒体
の確認が困難である問題点があった。
【０００５】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、顧客が取り忘れた媒体を監視システムからの
指示により返却できるようにし、また、複数件の保留、
返却に対応できるようにし、更に、返却の際に顧客の媒
体を確認できるように図るものである。
を改良し、顧客が取り忘れた媒体を監視システムからの
指示により返却できるようにし、また、複数件の保留、
返却に対応できるようにし、更に、返却の際に顧客の媒
体を確認できるように図るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【０００７】本発明の現金自動取引機は、顧客の取り
忘れた媒体である、カード、通帳、紙幣、硬貨などを装
置内部に一時的に取り込み保留する機構と、取り込んだ
媒体を返却する機構を有する。
忘れた媒体である、カード、通帳、紙幣、硬貨などを装
置内部に一時的に取り込み保留する機構と、取り込んだ
媒体を返却する機構を有する。
【０００８】本発明の現金自動取引機は、返却媒体を
１種類の媒体当り複数箇所に区切られた保留部を有し、
指定保留部の媒体を指定返却可能な機構を有する。
１種類の媒体当り複数箇所に区切られた保留部を有し、
指定保留部の媒体を指定返却可能な機構を有する。
【０００９】本発明の現金自動取引機は、保留部に複
数の媒体を保留可能とし、返却時に指定媒体の内容確認
を可能とする機構を有する。
数の媒体を保留可能とし、返却時に指定媒体の内容確認
を可能とする機構を有する。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１は、本発明の一実施例のブロック図で
ある。現金自動取引機本体１の内部に、カード、通帳、
紙幣、硬貨を処理する機構を有している。本実施例で
は、カード、通帳部２と紙幣、硬貨部４として示してい
る。各々の処理部には、顧客が取り忘れた媒体を保留す
る保留部があり、通帳、カード部は通帳、カードの取り
忘れ回収保留部３、紙幣、硬貨部は紙幣、硬貨の取り忘
れ回収保留部５として示す。その他、リモートから現金
自動取引機の遠隔制御（電源投入、アラームクリア、回
収指示など）を行う監視システムを監視システム８とし
て示す。
ある。現金自動取引機本体１の内部に、カード、通帳、
紙幣、硬貨を処理する機構を有している。本実施例で
は、カード、通帳部２と紙幣、硬貨部４として示してい
る。各々の処理部には、顧客が取り忘れた媒体を保留す
る保留部があり、通帳、カード部は通帳、カードの取り
忘れ回収保留部３、紙幣、硬貨部は紙幣、硬貨の取り忘
れ回収保留部５として示す。その他、リモートから現金
自動取引機の遠隔制御（電源投入、アラームクリア、回
収指示など）を行う監視システムを監視システム８とし
て示す。
【００１２】顧客が取り忘れた媒体は、機械内部へ保留
するのが一般の現金自動取引機の動作である。媒体保留
機構へ保留する際は、口座番号と取引金額などをキーと
して、ＡＴＭ内部に取引履歴を残すと共に、監視システ
ムへ取り忘れの回収を行った旨を連絡する。紙幣、硬貨
の回収に際しては、顧客が入金して媒体を計数する機構
を利用して、金種、枚数を上記取引履歴として記録、連
絡を行う。
するのが一般の現金自動取引機の動作である。媒体保留
機構へ保留する際は、口座番号と取引金額などをキーと
して、ＡＴＭ内部に取引履歴を残すと共に、監視システ
ムへ取り忘れの回収を行った旨を連絡する。紙幣、硬貨
の回収に際しては、顧客が入金して媒体を計数する機構
を利用して、金種、枚数を上記取引履歴として記録、連
絡を行う。
【００１３】顧客自信が媒体の取り忘れを認識し、取り
忘れをした現金自動取引機を設置している店舗へ出向
き、取り忘れた媒体を受け取るのが一般的である。この
際、備付けのインターフォンにて監視システムへ取り忘
れた旨を連絡し、返却の要望を連絡する。監視システム
側は、取り忘れた本人であることを生年月日や、住所、
または口座引き落とし用の暗証番号で確認する。本人で
あることが確認されると、監視システムを通じて、現金
自動取引機に対し返却命令を出し、保留している媒体を
返却する。保留媒体を返却する機構は、顧客の入れた媒
体を計数認識したり、顧客へ払い出しを行うものと同等
の機構を回収保留部へ設けることで実現する。
忘れをした現金自動取引機を設置している店舗へ出向
き、取り忘れた媒体を受け取るのが一般的である。この
際、備付けのインターフォンにて監視システムへ取り忘
れた旨を連絡し、返却の要望を連絡する。監視システム
側は、取り忘れた本人であることを生年月日や、住所、
または口座引き落とし用の暗証番号で確認する。本人で
あることが確認されると、監視システムを通じて、現金
自動取引機に対し返却命令を出し、保留している媒体を
返却する。保留媒体を返却する機構は、顧客の入れた媒
体を計数認識したり、顧客へ払い出しを行うものと同等
の機構を回収保留部へ設けることで実現する。
【００１４】また、各媒体の保留部を複数に仕切ること
で、複数回の回収を実行でき、かつ複数回の返却が可能
になる。この場合は、仕切ごとに媒体種と、その取り忘
れの発生した順番を記録することで、確実に間違えなく
顧客へ媒体を返却できることとなる。
で、複数回の回収を実行でき、かつ複数回の返却が可能
になる。この場合は、仕切ごとに媒体種と、その取り忘
れの発生した順番を記録することで、確実に間違えなく
顧客へ媒体を返却できることとなる。
【００１５】また、カード、通帳に関しては、上記仕切
を設けなくとも媒体の内容である、磁気ストライプを読
み取ることで、返却すべき媒体を判別し返却が可能とな
る。仕切を設けた際も、顧客媒体であることの確認のた
め、内容確認をすることで安全性が増す。紙幣、硬貨に
関しては、流通しているものの品質が汚れやヤブレ、変
形などで必ずしも読み取れる訳ではないので、仕切にて
分離保留する必要がある。
を設けなくとも媒体の内容である、磁気ストライプを読
み取ることで、返却すべき媒体を判別し返却が可能とな
る。仕切を設けた際も、顧客媒体であることの確認のた
め、内容確認をすることで安全性が増す。紙幣、硬貨に
関しては、流通しているものの品質が汚れやヤブレ、変
形などで必ずしも読み取れる訳ではないので、仕切にて
分離保留する必要がある。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の現金自動取
引機では、顧客の取り忘れた媒体返却が監視システムか
らの指示により実行でき、係員の工数削減や顧客への迅
速なサービスが図れる利点がある。
引機では、顧客の取り忘れた媒体返却が監視システムか
らの指示により実行でき、係員の工数削減や顧客への迅
速なサービスが図れる利点がある。
【００１７】また、保留部を複数に仕切ることで、複数
件の保留、返却に対応でき、無人運用時間の長期化が可
能になる。
件の保留、返却に対応でき、無人運用時間の長期化が可
能になる。
【００１８】また、返却の際に顧客の媒体内容を確認す
るため、安全性が図れる利点がある。
るため、安全性が図れる利点がある。
【図１】本発明の一実施例の現金自動取引機概略図であ
る。
る。
【図２】従来の現金自動取引機概略図である。
１ 現金自動取引機本体 ２ 通帳、カード部 ３ 通帳、カードの取り忘れ回収保留部 ４ 紙幣、硬貨部 ５ 紙幣、硬貨の取り忘れ回収保留部 ６ 通帳、カードの取り忘れ回収部 ７ 紙幣、硬貨の取り忘れ回収部 ８ 監視システム
Claims (3)
- 【請求項１】 顧客の取り忘れた媒体である、カード、
通帳、紙幣、硬貨などを装置内部に一時的に取り込み保
留する機構と、取り込んだ媒体を返却する手段を有する
現金自動取引機。 - 【請求項２】 返却媒体を１種類の媒体当り複数箇所に
区切られた保留部を有し、指定保留部の媒体を指定返却
可能な機構を有する請求項１記載の現金自動取引機。 - 【請求項３】 保留部に複数の媒体を保留可能とし、返
却時に指定媒体の内容確認を可能とする機構を有する請
求項１記載の現金自動取引機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037971A JPH06251220A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 現金自動取引機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037971A JPH06251220A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 現金自動取引機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251220A true JPH06251220A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12512455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5037971A Pending JPH06251220A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 現金自動取引機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06251220A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016527644A (ja) * | 2013-08-20 | 2016-09-08 | ヂェァジァン ワンリージゥジュ オートメーション テクノロジー カンパニー リミテッドＺｈｅｊｉａｎｇ Ｗａｎｌｉｊｏｊｕ Ａｕｔｏｍａｔｉｏｎ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | セルフサービス機器に用いられるカード自動吸込返還処理システム |
| JP2017123112A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | カード処理装置及びカード読み取り装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5037971A patent/JPH06251220A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016527644A (ja) * | 2013-08-20 | 2016-09-08 | ヂェァジァン ワンリージゥジュ オートメーション テクノロジー カンパニー リミテッドＺｈｅｊｉａｎｇ Ｗａｎｌｉｊｏｊｕ Ａｕｔｏｍａｔｉｏｎ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | セルフサービス機器に用いられるカード自動吸込返還処理システム |
| JP2017123112A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | カード処理装置及びカード読み取り装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010515 |