JPH06251049A - 投票受付端末装置 - Google Patents
投票受付端末装置Info
- Publication number
- JPH06251049A JPH06251049A JP3811093A JP3811093A JPH06251049A JP H06251049 A JPH06251049 A JP H06251049A JP 3811093 A JP3811093 A JP 3811093A JP 3811093 A JP3811093 A JP 3811093A JP H06251049 A JPH06251049 A JP H06251049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fingerprint
- card
- elector
- data
- voting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 5
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000037213 diet Effects 0.000 description 3
- 235000005911 diet Nutrition 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012797 qualification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C13/00—Voting apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、個人データである指紋の特徴データ
を選挙人個人が所有するカードに記録しておき、投票受
付の際に、上記カードを持参した選挙人の指紋の特徴デ
ータと、上記カードに記録された指紋の特徴データとを
取得して、その各指紋の特徴データを照合する構成とし
たことを特徴とする。 【構成】指紋の特徴データを含む個人情報の記憶領域を
有してなる選挙人が個々にもつ個人認証用ICカード2
0を扱うカードスロット15をもつICカード読取装置
27と、選挙人個人の指紋を採取する指紋採取口14を
もつ指紋データ読取装置28と、上記カードに登録され
た指紋の特徴データと採取した指紋の特徴データとを比
較する照合装置25と、この照合装置25で一致をみた
とき個人認証用ICカード20の所定記憶領域に投票受
付済の情報を書込む出力装置30とをを具備してなるこ
とを特徴とする。
を選挙人個人が所有するカードに記録しておき、投票受
付の際に、上記カードを持参した選挙人の指紋の特徴デ
ータと、上記カードに記録された指紋の特徴データとを
取得して、その各指紋の特徴データを照合する構成とし
たことを特徴とする。 【構成】指紋の特徴データを含む個人情報の記憶領域を
有してなる選挙人が個々にもつ個人認証用ICカード2
0を扱うカードスロット15をもつICカード読取装置
27と、選挙人個人の指紋を採取する指紋採取口14を
もつ指紋データ読取装置28と、上記カードに登録され
た指紋の特徴データと採取した指紋の特徴データとを比
較する照合装置25と、この照合装置25で一致をみた
とき個人認証用ICカード20の所定記憶領域に投票受
付済の情報を書込む出力装置30とをを具備してなるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選挙の投票受付時に行
なわれる個人認証に使用される受付端末に係り、特に装
置単体で選挙人の本人認証を行なう受付端末装置に関す
る。
なわれる個人認証に使用される受付端末に係り、特に装
置単体で選挙人の本人認証を行なう受付端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、国会議員、都道府県の知事、同議
員、市町村長、及び同議員等の選挙では、公職選挙法に
基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となるハ
ガキが郵送され、有権者は投票所にそのハガキを持参
し、選挙人名簿との照合により本人であることの確認を
受ける。そして、投票用紙が渡されると、その投票用紙
に候補者の氏名を記入して、他人に見えないようにして
二つ折りなどにして、投票箱に投函して投票が行なわれ
る。その後、投票箱は体育館等の施設に集められ、人海
戦術により開票作業が行なわれ、投票結果が集計されて
いた。
員、市町村長、及び同議員等の選挙では、公職選挙法に
基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となるハ
ガキが郵送され、有権者は投票所にそのハガキを持参
し、選挙人名簿との照合により本人であることの確認を
受ける。そして、投票用紙が渡されると、その投票用紙
に候補者の氏名を記入して、他人に見えないようにして
二つ折りなどにして、投票箱に投函して投票が行なわれ
る。その後、投票箱は体育館等の施設に集められ、人海
戦術により開票作業が行なわれ、投票結果が集計されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の選
挙投票では、投票行為や、集計作業等に於いてOA化が
進んでおらず、人手が頼りであり、集計に多くの時間が
費やされていた。特に投票受付では、ハガキに書いてあ
る住所、氏名より係員が選挙人名簿である台帳を検索
し、直接、台帳に受付の有無を記入していたが、ハガキ
だけでは居住の確認はできても本人の確認まではできな
い。例えば年齢が近い人が、所謂、替え玉として投票受
付しても発見できないことがある。また、本人の顔写真
が直接添付してある各種身分証明証などと投票受付にき
た選挙人を確認することも考えられるが、必ず係員など
人為的な行為が必要となる。
挙投票では、投票行為や、集計作業等に於いてOA化が
進んでおらず、人手が頼りであり、集計に多くの時間が
費やされていた。特に投票受付では、ハガキに書いてあ
る住所、氏名より係員が選挙人名簿である台帳を検索
し、直接、台帳に受付の有無を記入していたが、ハガキ
だけでは居住の確認はできても本人の確認まではできな
い。例えば年齢が近い人が、所謂、替え玉として投票受
付しても発見できないことがある。また、本人の顔写真
が直接添付してある各種身分証明証などと投票受付にき
た選挙人を確認することも考えられるが、必ず係員など
人為的な行為が必要となる。
【0004】本発明は、従来人手によって行なわれてき
た投票受付作業を機械化し、投票者(選挙人)個人を指
紋照合により認証することで、正確かつ迅速に投票受付
時の個人認証が行なえる投票受付端末装置を提供するこ
とを目的とする。
た投票受付作業を機械化し、投票者(選挙人)個人を指
紋照合により認証することで、正確かつ迅速に投票受付
時の個人認証が行なえる投票受付端末装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】即ち、本発明は、個人データである指紋の
特徴データを選挙人個人が所有するカードに記録してお
き、投票受付の際に、上記カードを持参した選挙人の指
紋の特徴データと、上記カードに記録された指紋の特徴
データとを取得して、その各指紋の特徴データの照合に
より、選挙人本人の認定を行なう構成として、オフライ
ン構成としても信頼性の高い投票者の個人認証が行なえ
る投票受付端末装置を提供することを目的とする。
特徴データを選挙人個人が所有するカードに記録してお
き、投票受付の際に、上記カードを持参した選挙人の指
紋の特徴データと、上記カードに記録された指紋の特徴
データとを取得して、その各指紋の特徴データの照合に
より、選挙人本人の認定を行なう構成として、オフライ
ン構成としても信頼性の高い投票者の個人認証が行なえ
る投票受付端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の投票受付端末装
置は、指紋の特徴データを含む個人情報の記憶領域を有
してなる選挙人が個々にもつカードと、このカードに登
録された指紋の特徴データを読取る手段と、選挙人個人
の指紋を採取する指紋採取部と、この指紋採取部で採取
した指紋情報から指紋の特徴データを生成し、この特徴
データを上記カードに記憶された指紋の特徴データと比
較する指紋照合手段と、この指紋照合手段で一致をみた
とき上記カードの所定記憶領域に投票受付済の情報を書
込む手段とを具備してなることを特徴とする。
置は、指紋の特徴データを含む個人情報の記憶領域を有
してなる選挙人が個々にもつカードと、このカードに登
録された指紋の特徴データを読取る手段と、選挙人個人
の指紋を採取する指紋採取部と、この指紋採取部で採取
した指紋情報から指紋の特徴データを生成し、この特徴
データを上記カードに記憶された指紋の特徴データと比
較する指紋照合手段と、この指紋照合手段で一致をみた
とき上記カードの所定記憶領域に投票受付済の情報を書
込む手段とを具備してなることを特徴とする。
【0007】又、本発明は、未投票/投票済を示す投票
状態情報を含む選挙人各々の選挙情報を格納した選挙人
データベースと、指紋の特徴データを含む個人情報の記
憶領域を有してなる選挙人が個々にもつカードを扱うカ
ード提示口と、このカード提示口に提示されたカードに
登録された指紋の特徴データを読取る手段と、選挙人個
人の指紋を採取する指紋採取部と、この指紋採取部で採
取した指紋情報から指紋の特徴データを生成し、この特
徴データを上記カード提示口に提示されたカードに記憶
された指紋の特徴データと比較する指紋照合手段と、こ
の指紋照合手段で一致をみたとき上記カード提示口に提
示されたカードの所定記憶領域、及び選挙人データベー
ス内の該当選挙人の投票状態情報記憶部に投票受付済の
投票状態情報を書込む手段とを具備してなることを特徴
とする。
状態情報を含む選挙人各々の選挙情報を格納した選挙人
データベースと、指紋の特徴データを含む個人情報の記
憶領域を有してなる選挙人が個々にもつカードを扱うカ
ード提示口と、このカード提示口に提示されたカードに
登録された指紋の特徴データを読取る手段と、選挙人個
人の指紋を採取する指紋採取部と、この指紋採取部で採
取した指紋情報から指紋の特徴データを生成し、この特
徴データを上記カード提示口に提示されたカードに記憶
された指紋の特徴データと比較する指紋照合手段と、こ
の指紋照合手段で一致をみたとき上記カード提示口に提
示されたカードの所定記憶領域、及び選挙人データベー
ス内の該当選挙人の投票状態情報記憶部に投票受付済の
投票状態情報を書込む手段とを具備してなることを特徴
とする。
【0008】又、本発明は、選挙人個人のサインを採取
する手書文字入力部を接続可能にし、手書文字入力部よ
り入力された筆跡データを上記カード提示口に提示され
たカードに記憶されたサインデータと比較するサイン照
合手段を有する構成として、指紋照合とサイン照合の併
用による個人認証を可能としたことを特徴とする。
する手書文字入力部を接続可能にし、手書文字入力部よ
り入力された筆跡データを上記カード提示口に提示され
たカードに記憶されたサインデータと比較するサイン照
合手段を有する構成として、指紋照合とサイン照合の併
用による個人認証を可能としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】個人データである指紋の特徴データを選挙人個
人が所有するカードに記録しておき、投票受付の際に、
上記カードを持参した選挙人の指紋の特徴データと、上
記カードに記録された指紋の特徴データとを取得して、
その各指紋の特徴データを照合することにより、外部機
器より(例えばネットワーク接続されたホストコンピュ
ータより)情報を取得することなく、装置内の処理のみ
で信頼性の高い投票者の個人認証が行なえる。
人が所有するカードに記録しておき、投票受付の際に、
上記カードを持参した選挙人の指紋の特徴データと、上
記カードに記録された指紋の特徴データとを取得して、
その各指紋の特徴データを照合することにより、外部機
器より(例えばネットワーク接続されたホストコンピュ
ータより)情報を取得することなく、装置内の処理のみ
で信頼性の高い投票者の個人認証が行なえる。
【0010】又、指紋照合手段で一致をみたとき上記カ
ード提示口に提示されたカードの所定記憶領域、及び選
挙人データベース内の該当選挙人の投票状態情報記憶部
に投票受付済の投票状態情報を書込む手段とを具備して
なることにより、所謂替え玉投票は勿論のこと二重投票
等の不正投票を排除した、より信頼性の高い投票者の個
人認証が行なえる。
ード提示口に提示されたカードの所定記憶領域、及び選
挙人データベース内の該当選挙人の投票状態情報記憶部
に投票受付済の投票状態情報を書込む手段とを具備して
なることにより、所謂替え玉投票は勿論のこと二重投票
等の不正投票を排除した、より信頼性の高い投票者の個
人認証が行なえる。
【0011】又、選挙人個人のサインを採取する手書文
字入力部を接続可能にし、手書文字入力部より入力され
た筆跡データを上記カード提示口に提示されたカードに
記憶されたサインデータと比較するサイン照合手段をも
つことにより、指紋照合とサイン照合の併用による、よ
り信頼性の高い投票者の個人認証を可能とした。
字入力部を接続可能にし、手書文字入力部より入力され
た筆跡データを上記カード提示口に提示されたカードに
記憶されたサインデータと比較するサイン照合手段をも
つことにより、指紋照合とサイン照合の併用による、よ
り信頼性の高い投票者の個人認証を可能とした。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例による装置の全体の外観
構造を示す斜視図である。
する。図1は本発明の一実施例による装置の全体の外観
構造を示す斜視図である。
【0013】図1に於いて、10は装置本体であり、こ
こでは操作入力装置となるキーボード11、及び表示装
置となるフラットパネルディスプレイ12が一体に設け
られ、指紋採取口(指の挿入口)14、及び個人認証用
ICカード20のカードスロット15を設けた指紋・カ
ード読取装置13がケーブル及びコネクタを介してイン
ターフェイス接続される。又、必要に応じて手書き文字
入力装置の入力部を構成する入力タブレット盤(例えば
座標入力装置一体型表示装置)16が同じくケーブル及
びコネクタを介してインターフェイス接続される。図2
は上記実施例の構成を示すブロック図である。
こでは操作入力装置となるキーボード11、及び表示装
置となるフラットパネルディスプレイ12が一体に設け
られ、指紋採取口(指の挿入口)14、及び個人認証用
ICカード20のカードスロット15を設けた指紋・カ
ード読取装置13がケーブル及びコネクタを介してイン
ターフェイス接続される。又、必要に応じて手書き文字
入力装置の入力部を構成する入力タブレット盤(例えば
座標入力装置一体型表示装置)16が同じくケーブル及
びコネクタを介してインターフェイス接続される。図2
は上記実施例の構成を示すブロック図である。
【0014】図2に於いて、21は装置全体の制御を司
る処理制御装置であり、内部記憶装置21M に格納され
た処理プログラムに従い図3及び図4に示すような指紋
による個人認証機能を備えた投票受付処理を実行する。
る処理制御装置であり、内部記憶装置21M に格納され
た処理プログラムに従い図3及び図4に示すような指紋
による個人認証機能を備えた投票受付処理を実行する。
【0015】22は上記処理制御装置21の制御の下に
各種の入出力装置を制御する入出力制御装置であり、こ
こではキーボード11を備えたキー入力装置26、個人
認証用ICカード20の指紋特徴データを含む情報を読
み込むICカード読取装置27、指紋採取口14に挿入
された指の指紋をパターン認識する指紋データ読取装置
28、及び入力タブレット盤16を備えた手書き文字入
力装置29、バーコードリーダ(BCR)等が制御対象
として接続される。23は上記処理制御装置21の制御
の下に、入出力制御装置22で得た情報をもとに投票を
行なう選挙人の個人データを検索する検索装置である。
各種の入出力装置を制御する入出力制御装置であり、こ
こではキーボード11を備えたキー入力装置26、個人
認証用ICカード20の指紋特徴データを含む情報を読
み込むICカード読取装置27、指紋採取口14に挿入
された指の指紋をパターン認識する指紋データ読取装置
28、及び入力タブレット盤16を備えた手書き文字入
力装置29、バーコードリーダ(BCR)等が制御対象
として接続される。23は上記処理制御装置21の制御
の下に、入出力制御装置22で得た情報をもとに投票を
行なう選挙人の個人データを検索する検索装置である。
【0016】24は上記処理制御装置21の制御の下
に、指紋データ読取装置28で得た指紋採取口14に挿
入された指の指紋パターンデータから指紋の特徴データ
を抽出する特徴抽出装置である。
に、指紋データ読取装置28で得た指紋採取口14に挿
入された指の指紋パターンデータから指紋の特徴データ
を抽出する特徴抽出装置である。
【0017】25は上記処理制御装置21の制御の下
に、個人認証用ICカード20の指紋特徴データと特徴
抽出装置24で得た指紋特徴データとを照合する照合装
置である。
に、個人認証用ICカード20の指紋特徴データと特徴
抽出装置24で得た指紋特徴データとを照合する照合装
置である。
【0018】30は上記処理制御装置21の制御の下
に、投票受付けが完了した際に、未投票状態にあること
を示している投票状態情報(図5の符号41a 参照)を
投票済に書替える、即ちカードスロット15に挿入され
ている個人認証用ICカード20の選挙情報格納領域
に、投票済であることを示す投票状態情報を記録する、
投票状態情報の出力装置である。
に、投票受付けが完了した際に、未投票状態にあること
を示している投票状態情報(図5の符号41a 参照)を
投票済に書替える、即ちカードスロット15に挿入され
ている個人認証用ICカード20の選挙情報格納領域
に、投票済であることを示す投票状態情報を記録する、
投票状態情報の出力装置である。
【0019】31は選挙人名簿となる選挙人データベー
ス等が格納される外部記憶装置である。32はフラット
パネルディスプレイ12により構成され、検索した内容
やメッセージ、照合結果等を表示する表示装置である。
33は本発明の装置を外部のホストコンピュータにネッ
トワーク接続可能にする通信制御装置である。図3及び
図4は上記実施例に於ける、指紋による個人認証機能を
備えた投票受付処理手順を示すフローチャートである。
ス等が格納される外部記憶装置である。32はフラット
パネルディスプレイ12により構成され、検索した内容
やメッセージ、照合結果等を表示する表示装置である。
33は本発明の装置を外部のホストコンピュータにネッ
トワーク接続可能にする通信制御装置である。図3及び
図4は上記実施例に於ける、指紋による個人認証機能を
備えた投票受付処理手順を示すフローチャートである。
【0020】図5は上記指紋データ読取装置28のカー
ドスロット15に挿入(提示)される、選挙人が所有す
る個人認証用ICカード20の記憶部分の内部フォーマ
ットの一例を示したもので、ここでは住民ICカードを
例にとり、共通データ領域40に、選挙人個人の住所、
氏名、生年月日、年齢等が格納される各領域40-1,4
0-2,40-3が設けられるとともに、選挙人個人の顔写
真データ、及び同写真の撮影日及び有効期限データが格
納される領域40-4、指紋の特徴データが格納される領
域40-5、筆跡イメージ(サイン)データが格納される
領域40-6等が設けられる。又、分野別データ領域とし
て、未投票/投票済を示す投票状態情報41a 等を含む
選挙情報の格納領域41、既往症等の情報、保険情報等
を含む医療情報の格納領域42、福祉情報の格納領域4
3等が設けられる。又、領域44には、例えば、各種の
免許、資格情報、旅券情報、旅券に設けられた電子的認
識情報に対応するチェック用認識情報等が必要に応じて
格納可能であり、これらの情報を用いて投票時の本人認
証を行なうことも可能である。
ドスロット15に挿入(提示)される、選挙人が所有す
る個人認証用ICカード20の記憶部分の内部フォーマ
ットの一例を示したもので、ここでは住民ICカードを
例にとり、共通データ領域40に、選挙人個人の住所、
氏名、生年月日、年齢等が格納される各領域40-1,4
0-2,40-3が設けられるとともに、選挙人個人の顔写
真データ、及び同写真の撮影日及び有効期限データが格
納される領域40-4、指紋の特徴データが格納される領
域40-5、筆跡イメージ(サイン)データが格納される
領域40-6等が設けられる。又、分野別データ領域とし
て、未投票/投票済を示す投票状態情報41a 等を含む
選挙情報の格納領域41、既往症等の情報、保険情報等
を含む医療情報の格納領域42、福祉情報の格納領域4
3等が設けられる。又、領域44には、例えば、各種の
免許、資格情報、旅券情報、旅券に設けられた電子的認
識情報に対応するチェック用認識情報等が必要に応じて
格納可能であり、これらの情報を用いて投票時の本人認
証を行なうことも可能である。
【0021】処理制御装置21は、システム立上げ直後
の初期受付待ち状態、及び一人の投票受付処理が終了し
て次の投票受付待ち状態となる度に、内部記憶装置21
M 内に設けた失敗カウント数を計数するカウンタの値を
「0」に設定し(図3ステップS1 )、選挙人が所有す
る個人認証用ICカード20の提示を促すガイドメッセ
ージを表示装置32を構成するフラットパネルディスプ
レイ12に表示する(図3ステップS2 )。
の初期受付待ち状態、及び一人の投票受付処理が終了し
て次の投票受付待ち状態となる度に、内部記憶装置21
M 内に設けた失敗カウント数を計数するカウンタの値を
「0」に設定し(図3ステップS1 )、選挙人が所有す
る個人認証用ICカード20の提示を促すガイドメッセ
ージを表示装置32を構成するフラットパネルディスプ
レイ12に表示する(図3ステップS2 )。
【0022】このガイドメッセージに従い、投票を行な
う選挙人は、個人が所有する、図5に示すような各種の
情報を記録した個人認証用ICカード20をICカード
読取装置27のカードスロット15に挿入する。
う選挙人は、個人が所有する、図5に示すような各種の
情報を記録した個人認証用ICカード20をICカード
読取装置27のカードスロット15に挿入する。
【0023】処理制御装置21はカードスロット15に
カードが挿入されると(図3ステップS3 )、そのカー
ドスロット15に挿入されたカードが装置で扱う正規な
カードであるか否かを、例えば挿入されたカードの特定
アドレスをICカード読取装置27、及び入出力制御装
置22を介しアクセスすることで判断する(図3ステッ
プS4 )。この処理で正規のカードでないと判断したと
きは、その旨を警告メッセージ、アラーム等で選挙人及
び係員に知らせる(図3ステップS8 )。
カードが挿入されると(図3ステップS3 )、そのカー
ドスロット15に挿入されたカードが装置で扱う正規な
カードであるか否かを、例えば挿入されたカードの特定
アドレスをICカード読取装置27、及び入出力制御装
置22を介しアクセスすることで判断する(図3ステッ
プS4 )。この処理で正規のカードでないと判断したと
きは、その旨を警告メッセージ、アラーム等で選挙人及
び係員に知らせる(図3ステップS8 )。
【0024】又、正規のカードであると判断したとき
は、続いて、ICカード読取装置27、及び入出力制御
装置22を介して提示カード内の所定の個人情報を読み
込む(図3ステップS5 )。
は、続いて、ICカード読取装置27、及び入出力制御
装置22を介して提示カード内の所定の個人情報を読み
込む(図3ステップS5 )。
【0025】この読み込みの対象となるデータには、図
5に示す、共通データ領域40に記録された共通データ
(選挙人個人の住所、氏名、生年月日、年齢、写真デー
タ、同写真の撮影日及び有効期限、指紋の特徴データ、
筆跡イメージ(サイン)データ等)、及び分野別データ
領域内の選挙情報格納領域41に記録された投票状態情
報41a を含む選挙データ等が含まれる。
5に示す、共通データ領域40に記録された共通データ
(選挙人個人の住所、氏名、生年月日、年齢、写真デー
タ、同写真の撮影日及び有効期限、指紋の特徴データ、
筆跡イメージ(サイン)データ等)、及び分野別データ
領域内の選挙情報格納領域41に記録された投票状態情
報41a を含む選挙データ等が含まれる。
【0026】処理制御装置21は、上記カード内個人情
報を読み込むと、続いて、指紋採取を促すガイドメッセ
ージを表示装置32を構成するフラットパネルディスプ
レイ12に表示する(図3ステップS9 )。
報を読み込むと、続いて、指紋採取を促すガイドメッセ
ージを表示装置32を構成するフラットパネルディスプ
レイ12に表示する(図3ステップS9 )。
【0027】このガイドメッセージに従って、個人認証
用ICカード20を提示した選挙人、即ちカードスロッ
ト15に個人認証用ICカード20を挿入した選挙人
が、カードに登録された指紋の指に一致する所定の指を
指紋データ読取装置28の指紋採取口14に挿入するこ
とによって、その指の指紋が指紋データ読取装置28に
よりパターン抽出された後、特徴抽出装置24に送られ
て指紋の特徴抽出処理が行なわれ、特徴抽出装置24よ
り指紋の特徴データが生成される(図3ステップS10,
S11)。
用ICカード20を提示した選挙人、即ちカードスロッ
ト15に個人認証用ICカード20を挿入した選挙人
が、カードに登録された指紋の指に一致する所定の指を
指紋データ読取装置28の指紋採取口14に挿入するこ
とによって、その指の指紋が指紋データ読取装置28に
よりパターン抽出された後、特徴抽出装置24に送られ
て指紋の特徴抽出処理が行なわれ、特徴抽出装置24よ
り指紋の特徴データが生成される(図3ステップS10,
S11)。
【0028】この特徴抽出装置24より出力された指紋
の特徴データは、上記個人認証用ICカード20の指紋
の特徴データ格納領域40-5より読み取った指紋の特徴
データとともに照合装置25に供給され指紋照合される
(図3ステップS12)。
の特徴データは、上記個人認証用ICカード20の指紋
の特徴データ格納領域40-5より読み取った指紋の特徴
データとともに照合装置25に供給され指紋照合される
(図3ステップS12)。
【0029】ここで指紋が一致すると(図3ステップS
13)、検索装置23により、上記カードの個人情報をも
とに、外部記憶装置31に格納された選挙人名簿となる
選挙人データベースから、上記カードの所有者(即ちカ
ードスロット15に個人認証用ICカード20を挿入し
た選挙人)の投票状態情報が検索される(図4ステップ
S18)。
13)、検索装置23により、上記カードの個人情報をも
とに、外部記憶装置31に格納された選挙人名簿となる
選挙人データベースから、上記カードの所有者(即ちカ
ードスロット15に個人認証用ICカード20を挿入し
た選挙人)の投票状態情報が検索される(図4ステップ
S18)。
【0030】この選挙人データベースの投票状態情報の
内容(未投票/投票済)と、上記個人認証用ICカード
20の選挙情報格納領域41から読み込んだ投票状態情
報の内容が、ともに、未投票(今回の選挙に於ける投票
受付が未だ行なわれていない)であるか否かが処理制御
装置21により判断される(図4ステップS19)。
内容(未投票/投票済)と、上記個人認証用ICカード
20の選挙情報格納領域41から読み込んだ投票状態情
報の内容が、ともに、未投票(今回の選挙に於ける投票
受付が未だ行なわれていない)であるか否かが処理制御
装置21により判断される(図4ステップS19)。
【0031】ここで、上記各投票状態情報の内容が未投
票であるときは、上記個人認証用ICカード20の選挙
情報格納領域41に記録された投票状態情報41a が投
票済に書替えられ(図4ステップS20)、続いて外部記
憶装置31に格納された選挙人データベースの該当選挙
人の投票状態情報が投票済に書替えられる(図4ステッ
プS21)。
票であるときは、上記個人認証用ICカード20の選挙
情報格納領域41に記録された投票状態情報41a が投
票済に書替えられ(図4ステップS20)、続いて外部記
憶装置31に格納された選挙人データベースの該当選挙
人の投票状態情報が投票済に書替えられる(図4ステッ
プS21)。
【0032】そして照合結果及び投票状態情報受付処理
が終了した旨のメッセージが表示され(図4ステップS
22)、個人認証用ICカード20がカードスロット15
から排出され、投票受付を終了した選挙人に返却される
(図4ステップS23)。更に、投票状態情報受付処理が
終了した旨の情報が、例えば投票カード発行指示情報と
して、投票カード発行機等に送られる(図4ステップS
24)。
が終了した旨のメッセージが表示され(図4ステップS
22)、個人認証用ICカード20がカードスロット15
から排出され、投票受付を終了した選挙人に返却される
(図4ステップS23)。更に、投票状態情報受付処理が
終了した旨の情報が、例えば投票カード発行指示情報と
して、投票カード発行機等に送られる(図4ステップS
24)。
【0033】又、上記指紋採取(図3ステップS9 )に
於いて、読取りに失敗したときは、失敗カウントを更新
(+1)して、再び指紋採取を行ない、所定回数の読取
りに失敗すると、その旨を警告メッセージ、アラーム等
で選挙人及び係員に知らせる(図3ステップS9 ,S1
0,S14〜S17)。
於いて、読取りに失敗したときは、失敗カウントを更新
(+1)して、再び指紋採取を行ない、所定回数の読取
りに失敗すると、その旨を警告メッセージ、アラーム等
で選挙人及び係員に知らせる(図3ステップS9 ,S1
0,S14〜S17)。
【0034】又、投票状態情報の判別処理(図4ステッ
プS19)に於いて、選挙人データベースの投票状態情報
と、上記個人認証用ICカード20の選挙情報格納領域
41から読み込んだ投票状態情報の双方、又はいずれか
一方が投票済であるときも、その旨が警告メッセージ、
アラーム等で選挙人及び係員に知らされる(図4ステッ
プS25,S26)。
プS19)に於いて、選挙人データベースの投票状態情報
と、上記個人認証用ICカード20の選挙情報格納領域
41から読み込んだ投票状態情報の双方、又はいずれか
一方が投票済であるときも、その旨が警告メッセージ、
アラーム等で選挙人及び係員に知らされる(図4ステッ
プS25,S26)。
【0035】又、この実施例では、例えばカードを所持
しない選挙人に対して、キー入力装置26のキーボード
11から、氏名、住所、生年月日などを入力し、外部記
憶装置31に格納された選挙人データベースの該当選挙
人データと照合して個人認証を行なうことも可能として
いる(図3ステップS6 ,S7 )。この際は、選挙人デ
ータベースに選挙人の指紋特徴データ、筆跡サイン等を
予め登録しておくことにより実現可能である。この際
は、筆跡サインを例にとると、入力タブレット盤16上
で手書き入力された筆跡サインが、手書き文字入力装置
29、及び入出力制御装置22を介して処理制御装置2
1に読み込まれ、照合装置25により、選挙人データベ
ースに予め登録された筆跡サインと照合することによ
り、選挙人個人の認証が可能である。
しない選挙人に対して、キー入力装置26のキーボード
11から、氏名、住所、生年月日などを入力し、外部記
憶装置31に格納された選挙人データベースの該当選挙
人データと照合して個人認証を行なうことも可能として
いる(図3ステップS6 ,S7 )。この際は、選挙人デ
ータベースに選挙人の指紋特徴データ、筆跡サイン等を
予め登録しておくことにより実現可能である。この際
は、筆跡サインを例にとると、入力タブレット盤16上
で手書き入力された筆跡サインが、手書き文字入力装置
29、及び入出力制御装置22を介して処理制御装置2
1に読み込まれ、照合装置25により、選挙人データベ
ースに予め登録された筆跡サインと照合することによ
り、選挙人個人の認証が可能である。
【0036】尚、上記した実施例では、指紋の特徴デー
タによって選挙人の個人認証を行なっているが、例え
ば、指紋照合と筆跡サイン照合の組み合わせ、指紋照合
とキー入力されたパスワード照合の組み合わせ、又は指
紋照合とその他の個人情報照合の組み合わせ等、複数の
照合手段を組み合わせることにより、より信頼性の高い
個人認証が可能である。但し照合手段を組み合わせ数を
増やすと選挙人の操作負担は増加する。
タによって選挙人の個人認証を行なっているが、例え
ば、指紋照合と筆跡サイン照合の組み合わせ、指紋照合
とキー入力されたパスワード照合の組み合わせ、又は指
紋照合とその他の個人情報照合の組み合わせ等、複数の
照合手段を組み合わせることにより、より信頼性の高い
個人認証が可能である。但し照合手段を組み合わせ数を
増やすと選挙人の操作負担は増加する。
【0037】又、選挙人がバーコードリーダ(BCR)
で旅券等の証書に記録された個人認証に必要な個人情報
を入力し、係員がその旅券等の証書の記載事項、写真、
選挙人データベース14等から個人認証を行なって、操
作入力部26よりトークン発行指示を入力し、投票用の
トークンを発行することも可能である。尚、この際は、
選挙人データベースに、該当選挙人の投票受付済の登録
を行なうとともに、提示された旅券等の証書に投票受付
済の記録を行なうことによって二重投票等を防止するこ
とができる。
で旅券等の証書に記録された個人認証に必要な個人情報
を入力し、係員がその旅券等の証書の記載事項、写真、
選挙人データベース14等から個人認証を行なって、操
作入力部26よりトークン発行指示を入力し、投票用の
トークンを発行することも可能である。尚、この際は、
選挙人データベースに、該当選挙人の投票受付済の登録
を行なうとともに、提示された旅券等の証書に投票受付
済の記録を行なうことによって二重投票等を防止するこ
とができる。
【0038】又、上記した実施例に於いては、入出力制
御装置22に投票カード発行機を設けて、投票受付を行
なった有権者(選挙人)に投票カード(トークン)を発
行する構成とすることも可能である。この投票カード
(トークン)としては、電子的、又は磁気的な読取りが
可能なカード媒体、又はバーコードを記録したカード媒
体、又はマークシート構造のカード媒体、又は特定の投
票用札等が使用可能である。
御装置22に投票カード発行機を設けて、投票受付を行
なった有権者(選挙人)に投票カード(トークン)を発
行する構成とすることも可能である。この投票カード
(トークン)としては、電子的、又は磁気的な読取りが
可能なカード媒体、又はバーコードを記録したカード媒
体、又はマークシート構造のカード媒体、又は特定の投
票用札等が使用可能である。
【0039】又、上記実施例では、個人認証用カードと
して多用途のICカード20を用いた構成を例にとった
が、これに限らず、例えば投票受付ハガキに代わる磁気
カード選挙用の専用カード(例えば自動改札用定期券と
同様の使い捨て専用カード)等を用いることも可能であ
る。
して多用途のICカード20を用いた構成を例にとった
が、これに限らず、例えば投票受付ハガキに代わる磁気
カード選挙用の専用カード(例えば自動改札用定期券と
同様の使い捨て専用カード)等を用いることも可能であ
る。
【0040】又、上記実施例では、オフライン構成であ
っても信頼性の高い個人認証が行なえるが、例えば該当
選挙区の有権者データベースをもたず、通信制御装置3
3を介して外部のデータベースから必要なデータを取得
する構成とすることも可能である。
っても信頼性の高い個人認証が行なえるが、例えば該当
選挙区の有権者データベースをもたず、通信制御装置3
3を介して外部のデータベースから必要なデータを取得
する構成とすることも可能である。
【0041】又、上記実施例では、装置本体10に操作
入力装置となるキーボード11、及び表示装置となるフ
ラットパネルディスプレイ12が一体に設けられた構成
で、かつ、指紋採取口(指の挿入口)14、及び個人認
証用ICカード20のカードスロット15を設けた指紋
・カード読取装置13がケーブル及びコネクタを介して
インターフェイス接続される構成を示したが、これに限
るものではなく、例えば箱型筐体に上記各コンポーネン
トを一体に設けた構成等であってもよい。
入力装置となるキーボード11、及び表示装置となるフ
ラットパネルディスプレイ12が一体に設けられた構成
で、かつ、指紋採取口(指の挿入口)14、及び個人認
証用ICカード20のカードスロット15を設けた指紋
・カード読取装置13がケーブル及びコネクタを介して
インターフェイス接続される構成を示したが、これに限
るものではなく、例えば箱型筐体に上記各コンポーネン
トを一体に設けた構成等であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、個
人データである指紋の特徴データを選挙人個人が所有す
るカードに記録しておき、投票受付の際に、上記カード
を持参した選挙人の指紋の特徴データと、上記カードに
記録された指紋の特徴データとを取得して、その各指紋
の特徴データを照合する構成としたことにより、外部機
器より(例えばネットワーク接続されたホストコンピュ
ータより)情報を取得することなく、装置内の処理のみ
で信頼性の高い投票者の個人認証が行なえる。従って投
票所の構築が容易に行なえるとともに、回線接続待ち等
を招くことなく投票受付を円滑に行なうことができる。
又、所謂替え玉投票は勿論のこと二重投票等の不正投票
を排除した、信頼性の高い投票者の個人認証が行なえ
る。
人データである指紋の特徴データを選挙人個人が所有す
るカードに記録しておき、投票受付の際に、上記カード
を持参した選挙人の指紋の特徴データと、上記カードに
記録された指紋の特徴データとを取得して、その各指紋
の特徴データを照合する構成としたことにより、外部機
器より(例えばネットワーク接続されたホストコンピュ
ータより)情報を取得することなく、装置内の処理のみ
で信頼性の高い投票者の個人認証が行なえる。従って投
票所の構築が容易に行なえるとともに、回線接続待ち等
を招くことなく投票受付を円滑に行なうことができる。
又、所謂替え玉投票は勿論のこと二重投票等の不正投票
を排除した、信頼性の高い投票者の個人認証が行なえ
る。
【0043】又、指紋照合手段で一致をみたとき上記カ
ード提示口に提示されたカードの所定記憶領域、及び選
挙人データベース内の該当選挙人の投票状態情報記憶部
に投票受付済の投票状態情報を書込む手段とを備えたこ
とにより、上記不正投票を排除した、より信頼性の高い
投票者の個人認証が行なえる。
ード提示口に提示されたカードの所定記憶領域、及び選
挙人データベース内の該当選挙人の投票状態情報記憶部
に投票受付済の投票状態情報を書込む手段とを備えたこ
とにより、上記不正投票を排除した、より信頼性の高い
投票者の個人認証が行なえる。
【0044】又、選挙人個人のサインを採取する手書文
字入力部を接続可能にし、手書文字入力部より入力され
た筆跡データを上記カード提示口に提示されたカードに
記憶されたサインデータと比較するサイン照合手段を備
えたことにより、オフライン構成であっても指紋照合と
サイン照合の併用による、より信頼性の高い投票者の個
人認証が行なえる。
字入力部を接続可能にし、手書文字入力部より入力され
た筆跡データを上記カード提示口に提示されたカードに
記憶されたサインデータと比較するサイン照合手段を備
えたことにより、オフライン構成であっても指紋照合と
サイン照合の併用による、より信頼性の高い投票者の個
人認証が行なえる。
【図1】本発明の一実施例による装置の外観構造を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】上記実施例の構成を示すブロック図。
【図3】上記実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図4】上記実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図5】上記実施例に於ける選挙人が所有する個人認証
用ICカード20の記憶部分の内部フォーマットの一例
を示す図。
用ICカード20の記憶部分の内部フォーマットの一例
を示す図。
10…装置本体、11…キーボード、12…フラットパ
ネルディスプレイ、13…指紋・カード読取装置、14
…指紋採取口(指の挿入口)、15…カードスロット、
16…入力タブレット盤、20…個人認証用ICカー
ド、21…処理制御装置、21M …内部記憶装置、22
…入出力制御装置、23…検索装置、24…特徴抽出装
置、25…照合装置、26…キー入力装置、27…IC
カード読取装置、28…指紋データ読取装置、29…手
書き文字入力装置、30…出力装置、31…外部記憶装
置、32…表示装置、33…通信制御装置、40…共通
データ領域、40-1…住所格納領域、40-2…氏名格納
領域、40-3…生年月日、年齢格納領域、40-4…顔写
真データ格納領域、40-5…指紋の特徴データ格納領
域、40-6…筆跡イメージ(サイン)データ格納領域、
41…選挙情報格納領域、41a …投票状態情報、42
…医療情報格納領域、43…福祉情報格納領域。
ネルディスプレイ、13…指紋・カード読取装置、14
…指紋採取口(指の挿入口)、15…カードスロット、
16…入力タブレット盤、20…個人認証用ICカー
ド、21…処理制御装置、21M …内部記憶装置、22
…入出力制御装置、23…検索装置、24…特徴抽出装
置、25…照合装置、26…キー入力装置、27…IC
カード読取装置、28…指紋データ読取装置、29…手
書き文字入力装置、30…出力装置、31…外部記憶装
置、32…表示装置、33…通信制御装置、40…共通
データ領域、40-1…住所格納領域、40-2…氏名格納
領域、40-3…生年月日、年齢格納領域、40-4…顔写
真データ格納領域、40-5…指紋の特徴データ格納領
域、40-6…筆跡イメージ(サイン)データ格納領域、
41…選挙情報格納領域、41a …投票状態情報、42
…医療情報格納領域、43…福祉情報格納領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 (72)発明者 下島 尚子 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 石川 勝敏 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 上田 国生 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 田野崎 康雄 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 三浦 佳之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 指紋の特徴データを含む個人情報の記憶
領域を有してなる選挙人が個々にもつカードを扱うカー
ド提示口と、 このカード提示口に提示されたカードに登録された指紋
の特徴データを読取る手段と、 選挙人個人の指紋を採取する指紋採取部と、 この指紋採取部で採取した指紋情報から指紋の特徴デー
タを生成し、この特徴データを上記カード提示口に提示
されたカードに記憶された指紋の特徴データと比較する
指紋照合手段と、 この指紋照合手段で一致をみたとき上記カード提示口に
提示されたカードの所定記憶領域に投票受付済の情報を
書込む手段とを具備してなることを特徴とする投票受付
端末装置。 - 【請求項2】 未投票/投票済を示す投票状態情報を含
む選挙人各々の選挙情報を格納した選挙人データベース
と、 指紋の特徴データを含む個人情報の記憶領域を有してな
る選挙人が個々にもつカードを扱うカード提示口と、 このカード提示口に提示されたカードに登録された指紋
の特徴データを読取る手段と、 選挙人個人の指紋を採取する指紋採取部と、 この指紋採取部で採取した指紋情報から指紋の特徴デー
タを生成し、この特徴データを上記カード提示口に提示
されたカードに記憶された指紋の特徴データと比較する
指紋照合手段と、 この指紋照合手段で一致をみたとき上記カード提示口に
提示されたカードの所定記憶領域、及び選挙人データベ
ース内の該当選挙人の投票状態情報記憶部に投票受付済
の投票状態情報を書込む手段とを具備してなることを特
徴とする投票受付端末装置。 - 【請求項3】 指紋の特徴データ及びサインデータを含
む個人情報の記憶領域を有してなる選挙人が個々にもつ
カードを扱うカード提示口と、 このカード提示口に提示されたカードに登録された指紋
の特徴データ及びサインデータを読取る手段と、 選挙人個人のサインを採取する手書文字入力部と、 この手書文字入力部より入力された筆跡データを上記カ
ード提示口に提示されたカードに記憶されたサインデー
タと比較するサイン照合手段と、 選挙人個人の指紋を採取する指紋採取部と、 この指紋採取部で採取した指紋情報から指紋の特徴デー
タを生成し、この特徴データを上記カード提示口に提示
されたカードに記憶された指紋の特徴データと比較する
指紋照合手段と、 上記サイン照合手段及び指紋照合手段の双方で一致をみ
たとき上記カード提示口に提示されたカードの所定記憶
領域に投票受付済の情報を書込む手段とを具備してなる
ことを特徴とする投票受付端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3811093A JPH06251049A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 投票受付端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3811093A JPH06251049A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 投票受付端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251049A true JPH06251049A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12516342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3811093A Pending JPH06251049A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 投票受付端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06251049A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7010145B1 (en) | 1999-08-18 | 2006-03-07 | Fujitsu Limited | Extension device providing security function |
KR100642054B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2006-11-10 | (주)한틀시스템 | 카드발급부재를 구비한 전자투표용 인증장치 |
KR100712371B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2007-04-30 | (주)한틀시스템 | 전자투표장치 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3811093A patent/JPH06251049A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7010145B1 (en) | 1999-08-18 | 2006-03-07 | Fujitsu Limited | Extension device providing security function |
US7110574B2 (en) | 1999-08-18 | 2006-09-19 | Fujitsu Limited | Extension device providing security function |
KR100642054B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2006-11-10 | (주)한틀시스템 | 카드발급부재를 구비한 전자투표용 인증장치 |
KR100712371B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2007-04-30 | (주)한틀시스템 | 전자투표장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9830674B2 (en) | Biometric registration and/or verification system and method | |
US6412692B1 (en) | Method and device for identifying qualified voter | |
US7461787B2 (en) | Electronic voting apparatus, system and method | |
US7036730B2 (en) | Electronic voting apparatus, system and method | |
US20040050930A1 (en) | Smart card with onboard authentication facility | |
RU2000100347A (ru) | Способ и устройство для идентификации избирателя | |
US20090230192A1 (en) | Voting system | |
US20020097142A1 (en) | Biometric authentication device for use with token fingerprint data storage | |
CN101226653A (zh) | 基于身份证和生物特征识别技术的快速登机系统及方法 | |
JP2007272563A (ja) | 出席情報管理システム、出席情報管理方法、および出席情報管理プログラム | |
JP3238514B2 (ja) | 選挙端末装置 | |
JPH06251049A (ja) | 投票受付端末装置 | |
Budaragade et al. | Smart and Secured Voting System using Magnetic Stripe Voter ID Card and Cloud Storage: A Client-Server Paradigm | |
JP2004334589A (ja) | 入館管理装置 | |
JP3566340B2 (ja) | 選挙端末装置 | |
JP3405597B2 (ja) | 電子投票システム | |
JP2005004538A (ja) | 電子投票システムおよびそのプログラム | |
JPH0816681A (ja) | 電子投票システム | |
JP2003150719A (ja) | 不正受験防止方法 | |
JP2003150720A (ja) | 不正受験防止方法 | |
JPH06180708A (ja) | 選挙端末装置 | |
JPH0635940A (ja) | 選挙端末装置 | |
JP2000048205A (ja) | 本人照合確認方法 | |
KR20020063660A (ko) | 지문을 이용한 선거인 신원확인 장치 및 방법 | |
Morab et al. | EFFICACIOUS ELECTRONIC VOTING USING BIOMETRY |