JPH0816681A - 電子投票システム - Google Patents

電子投票システム

Info

Publication number
JPH0816681A
JPH0816681A JP14971694A JP14971694A JPH0816681A JP H0816681 A JPH0816681 A JP H0816681A JP 14971694 A JP14971694 A JP 14971694A JP 14971694 A JP14971694 A JP 14971694A JP H0816681 A JPH0816681 A JP H0816681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voting
election
card
elector
storage area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14971694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tsuchida
孝行 土田
Naoko Shimojima
尚子 下島
Yoshiyuki Miura
佳之 三浦
Katsutoshi Ishikawa
勝敏 石川
Kunio Ueda
国生 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14971694A priority Critical patent/JPH0816681A/ja
Publication of JPH0816681A publication Critical patent/JPH0816681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、個人情報及び選挙情報の記憶領域を
有し選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動さ
れる電子投票システムに於いて、選挙投票の際に受付た
カードの記憶内容から投票の可否を判定する受付処理部
と、この処理部で投票が可能であることを判定したと
き、所定の手順に従い投票処理を実行して選挙人に投票
を行なわせ、当該選挙の投票完了を上記カードの選挙情
報記憶領域に記憶して選挙人に返却する投票処理部とを
具備してなることを特徴とする。 【構成】受付制御部21はICカード入力部12より得
た個人情報をもとに選挙人名簿データベース25を検索
して選挙人の正当性チェックを行ない、投票可能な選挙
種を認識して、投票制御部31に制御を渡す。投票制御
部31は投票処理を実行し、確定した投票内容を記憶し
て個人認証用ICカード13を選挙人に返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、議員選挙等、各種の選
挙に於ける選挙人の受付、投票あるいは開票などの処理
を、情報処理機器を用いて電子化処理する電子投票シス
テムに係り、特に、選挙人が個人で管理する例えば住民
カード等のカード類を利用して受付から投票までの一連
の選挙手続が行なえる電子投票システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、国会議員、都道府県の知事、同議
員、市町村、および同議員の選挙では、公職選挙法に基
づき、選挙人は地方自治体から郵送される投票時入場券
となるハガキを本籍投票所に持参する。そして、投票所
の受付において、係員により、住所氏名をもとに選挙人
名簿台帳からその選挙人が選挙権を持っているか、未投
票の選挙があるか等の確認を行なっている。この受付け
で正当な投票権をもつ選挙人であると判断したとき、当
該選挙人に対して投票用紙を配布する。この投票用紙を
受け取った選挙人は、投票場所で例えば立候補者の氏名
を投票用紙に筆記し、投票用紙を投票箱に投函してい
る。その後、投票箱は体育館等の施設に集められ、人海
戦術により開票作業が行われ、投票結果が集計される。
【0003】このように、従来の選挙投票では、投票行
為や、集計作業等に於いてOA化が殆ど進んでおらず、
選挙の実施にあたっては多くの労力と時間を要し、又、
集計に多くの時間が費やされるとともに、多額の費用を
必要としていた。
【0004】特に、本人確認のために投票はがきが必要
となり、選挙人の受付処理に台帳が必要となり、投票に
投票用紙、及び投票用紙を投函する投票箱が必要とな
り、更に、本人確認を含む受付処理及び投票確認に複数
の係員を配置する必要があり、選挙人の係員との応対が
必要とすることから、選挙人及び係員の双方に与える精
神的肉体的負担が大きく、又、多数の係員を動員し定位
置に常時配置しなければならないことから、多くの人件
費を必要とし経済性の面でも問題を有していた。又、投
票箱を常時監視し、投票締切りに伴い即時に保管して、
その後、複数の係員立ち会いのもとに開票処理を行なわ
なければならないことから、投票箱の管理に多くの人的
負担を必要とし、更に開票結果がでるまでに多くの時間
と労力を必要としていた。又、本人確認が投票はがきと
台帳により行なわれるので、所謂替玉投票等の不正投票
を確実に排除することが困難であるという問題もあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の選
挙機構に於いては、本人確認のために投票はがきが必要
となり、選挙人の受付処理に台帳が必要となり、投票に
投票用紙、及び投票用紙を投函する投票箱が必要とな
り、更に、本人確認を含む受付処理及び投票確認に複数
の係員を配置する必要があり、選挙人の係員との応対が
必要とすることから、選挙人及び係員の双方に与える精
神的肉体的負担が大きく、又、多数の係員を動員し定位
置に常時配置しなければならないことから、多くの人件
費を必要とし経済性の面でも問題を有していた。又、投
票箱を常時監視し、投票締切りに伴い即時に保管して、
その後、複数の係員立ち会いのもとに開票処理を行なわ
なければならないことから、投票箱の管理に多くの人的
負担を必要とし、更に開票結果がでるまでに多くの時間
と労力を必要としていた。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
受付から投票までの選挙手続を投票用紙を必要とせず、
選挙人が個人で管理するカードを用いて円滑に行なうこ
とのできる電子投票システムを提供することを目的とす
る。
【0007】又、本発明は、住民カード等の個人で管理
するカードを有効に活用して、投票用紙、及び投票箱を
必要とせず、不正投票を防止して、選挙の投票及び開票
を円滑かつ迅速に行なうことのできる電子投票システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、個人
情報及び選挙情報の記憶領域を有し選挙人が個人で管理
するカードの呈示により起動される電子投票システムで
あって、選挙投票の際に上記カードを受付け、当該カー
ドの記憶内容から投票の可否を判定する受付処理部と、
この受付処理部で投票が可能であることを判定したと
き、予め定められた手順に従い投票処理を実行して選挙
人に投票を行なわせ、当該選挙の投票完了を上記カード
の選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する投票処
理部とを具備してなることを特徴とする。
【0009】このような構成に於いて、選挙人は、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、個人情報及
び選挙情報の記憶領域をもつカードを本発明に係る投票
システムの受付処理部に呈示する。具体的には、例えば
投票所の受付部に設けたカードリーダのカード挿入口に
挿入する。受付処理部は、カードを受付け、当該カード
の記憶内容(個人情報及び選挙情報)を読んで、その内
容から当該選挙人の投票可否を判定し、その判定結果を
投票処理部に通知する。投票処理部は、受付処理部で投
票が可能であることを判定したとき、予め定められた手
順に従い投票処理(投票プログラムの実行に伴う、候補
者の紹介表示処理、投票を促す指示表示、釦操作に伴う
応答処理等)を実行して、選挙人に投票を行なわせ、当
該選挙の投票完了を上記カードの選挙情報記憶領域に記
憶し選挙人に返却する。
【0010】このようにして、受付から投票までの選挙
手続を投票用紙を必要とせず、選挙人が個人で管理する
カードを用いて円滑に行なうことのできる。この際、カ
ードに、個人情報記憶領域と、選挙情報記憶領域とをも
ち、個人情報に、住民コード情報及び顔写真情報を含
み、選挙情報に、選挙受付け情報及び投票内容情報を含
むことによって、選挙人の本人確認を高い信頼性をもっ
て行なうことができ、住民カード等の個人で管理するカ
ードを有効に活用して、投票用紙、及び投票箱を必要と
せず、不正投票を防止して、選挙の投票及び開票を円滑
かつ迅速に行なうことができる。
【0011】又、本発明は、選挙投票の際に、選挙人が
個人で管理するカードを受付け、当該カードの記憶内容
から選挙種各々の投票可否を判定する受付処理部と、こ
の受付処理部で投票可能な選挙種が存在することを判定
したとき、予め定められた手順に従う投票処理を実行し
投票可能な選挙種の投票を行なわせて当該選挙の投票完
了を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶し、当該カー
ドを選挙人に返却する投票処理部とを具備してなること
を特徴とする。
【0012】このような構成に於いて、選挙人は、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、個人情報及
び選挙情報の記憶領域をもつカードを本発明に係る投票
システムの受付処理部に呈示する。受付処理部は、呈示
された(カード挿入口に挿入された)カードの内容か
ら、投票可能な選挙種が存在することを判定すると、そ
の旨を投票処理部に通知する。投票処理部は、受付処理
部で投票可能な選挙種が存在することを判定したとき、
予め定められた手順に従う投票処理を実行し、投票可能
な選挙種について、その投票を行なわせ、当該選挙の投
票完了を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して、当
該カードを選挙人に返却する。
【0013】このようにして、選挙人が個人で管理する
カードを有効に用い、受付から投票までの選挙手続を、
投票用紙を必要とせず、複数種の選挙(例えば衆議院議
員選挙、参議院議員選挙、都道府県知事選挙、都道府県
議会議員選挙、市区町村長選挙、市区町村長議会議員選
挙等)について、各選挙の投票を円滑に行なうことので
きる。
【0014】又、本発明は、選挙投票の際に、選挙人が
個人で管理するカードを受付け、当該カードの記憶内容
から投票の可否を判定する受付処理部と、この受付処理
部で投票が可能であることを判定したとき、予め定めら
れた手順に従い投票処理を実行して選挙人に投票を行な
わせ、当該選挙の投票内容を上記カードの選挙情報記憶
領域に記憶して選挙人に返却する投票処理部と、この投
票処理部より返却されたカードを受付け、選挙情報記憶
領域に記憶された投票内容に従う投票の確定処理を実行
し当該選挙の投票完了を上記カードの選挙情報記憶領域
に記憶して選挙人に返却する投票確定処理部とを具備
し、受付から投票までの選挙手続を選挙人が個人で管理
するカードを用い、投票箱を用いずに行なうことを特徴
とする。
【0015】このような構成に於いて、選挙人は、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、個人情報及
び選挙情報の記憶領域をもつカードを本発明に係る投票
システムの受付処理部に呈示する。受付処理部は、呈示
された(カード挿入口に挿入された)カードの内容か
ら、選挙人の投票可否を判定し、その判定結果を投票処
理部に通知する。投票処理部は受付処理部で投票が可能
であることを判定したとき、予め定められた手順に従い
投票処理を実行して選挙人に投票を行なわせ、当該選挙
の投票内容を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して
選挙人に返却する。選挙人はこの投票内容が記憶された
カードを、従前の投票用紙の投票箱への投函と同等の行
為をなす投票確定処理部に呈示する。投票確定処理部は
投票処理部より返却され呈示されたカードを受付けて、
選挙情報記憶領域に記憶された投票内容に従う投票の確
定処理を実行し、投票候補者等の投票内容を集計端末等
に転送するとともに、当該選挙の投票完了を上記カード
の選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する。
【0016】このようにして、受付から投票までの選挙
手続を投票用紙及び投票箱を必要とせず、選挙人が個人
で管理するカードを用いて円滑に行なうことのできる。
又、本発明は、選挙投票の際に、選挙人が個人で管理す
るカードを受付け、当該カードの記憶内容から投票の可
否を判定して当該判定結果を上記カードの選挙情報記憶
領域に記憶し選挙人に返却する受付処理部と、この受付
処理部より返却されたカードを受付けて、当該カードの
選挙情報記憶領域に投票可能な判定結果の情報が記憶さ
れているとき、予め定められた手順に従い投票処理を実
行して選挙人に投票を行なわせ、当該選挙の投票完了を
上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却
する投票処理部とを具備してなることを特徴とする。
【0017】このような構成に於いて、選挙人は、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、個人情報及
び選挙情報の記憶領域をもつカードを本発明に係る投票
システムの受付処理部に呈示する。受付処理部は、呈示
された(カード挿入口に挿入された)カードの内容か
ら、選挙人の投票可否を判定し、当該判定結果を上記カ
ードの選挙情報記憶領域に記憶し選挙人に返却する。選
挙人はこの投票可否の判定結果が記憶されたカードを投
票処理部に呈示する。投票処理部は受付処理部より返却
されたカードを受付けて、当該カードの選挙情報記憶領
域に投票可能な判定結果の情報が記憶されているとき、
予め定められた手順に従い投票処理を実行して選挙人に
投票を行なわせ、当該選挙の投票完了を上記カードの選
挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する。
【0018】このようにして、受付から投票までの選挙
手続を投票用紙及び投票箱を必要とせず、選挙人が個人
で管理するカードを用いて円滑に行なうことのできる。
又、本発明は、選挙投票の際に、選挙人が個人で管理す
るカードを受付け、当該カードの記憶内容から投票の可
否を判定して当該判定結果を上記カードの選挙情報記憶
領域に記憶し選挙人に返却する受付処理部と、この受付
処理部より返却されたカードを受付けて、当該カードの
選挙情報記憶領域に投票可能な判定結果の情報が記憶さ
れているとき、予め定められた手順に従い投票処理を実
行し選挙人に投票を行なわせて、当該選挙の投票内容を
上記カードの選挙情報記憶領域に記憶し選挙人に返却す
る投票処理部と、この投票処理部より返却されたカード
を受付け、選挙情報記憶領域に記憶された投票内容に従
う投票の確定処理を実行し当該選挙の投票完了を上記カ
ードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する投
票確定処理部とを具備し、受付から投票までの選挙手続
を選挙人が個人で管理するカードを用い、投票箱を用い
ずに行なうことを特徴とする。
【0019】このような構成に於いて、選挙人は、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、個人情報及
び選挙情報の記憶領域をもつカードを本発明に係る投票
システムの受付処理部に呈示する。受付処理部は、呈示
された(カード挿入口に挿入された)カードの内容か
ら、選挙人の投票可否を判定し、当該判定結果を上記カ
ードの選挙情報記憶領域に記憶し選挙人に返却する。選
挙人はこの投票可否の判定結果が記憶されたカードを投
票処理部に呈示する。投票処理部は受付処理部より返却
されたカードを受付けて、当該カードの選挙情報記憶領
域に投票可能な判定結果の情報が記憶されているとき、
予め定められた手順に従い投票処理を実行し選挙人に投
票を行なわせて、当該選挙の投票内容を上記カードの選
挙情報記憶領域に記憶し選挙人に返却する。選挙人はこ
の投票内容が記憶されたカードを、従前の投票用紙の投
票箱への投函と同等の行為をなす投票確定処理部に呈示
する。投票確定処理部は、この投票処理部より返却され
たカードを受付け、選挙情報記憶領域に記憶された投票
内容に従う投票の確定処理を実行し当該選挙の投票完了
を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返
却する。このようにして、受付から投票までの選挙手続
を投票用紙及び投票箱を必要とせず、選挙人が個人で管
理するカードを用いて円滑に行なうことのできる。
【0020】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例による電子投票システム
の構成を示すブロック図である。
【0021】図1に於いて、11はシステム全体の制御
を司る制御部であり、ここでは、投票処理プログラムに
従い、図4に示すように、投票所に於ける選挙の受付及
び投票処理、カード情報を含む各種情報の入出力制御等
を行なう。
【0022】12は投票所の受付に設けられるICカー
ド入力部であり、投票の際に選挙人によって呈示された
(挿入口に挿入された)個人認証用のICカード13に
記憶されたデータを読み、制御部11に送出する。
【0023】13は選挙人が個人で管理する個人認証用
のICカードであり、ここでは図3に示すように、個人
情報、及び選挙用情報がそれぞれ記憶される記憶領域の
他に、様々な行政処理に対応できるように他の行政利用
記憶領域を備え、各情報記憶領域毎に、セキュリティ用
のパスワードが付いている。この個人認証用ICカード
13の詳細については、図3を参照して後述する。
【0024】14は各種のデータを入力する操作入力部
であり、ここでは、フラットパネルディスプレイにより
構成される表示部15と一体に設けられる、ペン入力に
よる座標入力装置を例にとる。この操作入力部14は選
挙人が表示ガイダンス及び候補一覧に従って候補者の選
択を行なう際等にペン入力操作されると、ペンで指した
表示位置の選択指定情報が制御部11に入力され、その
入力が表示部15に反映されて操作内容が更新される。
【0025】15はフラットパネルディスプレイにより
構成される表示部(DISP)であり、ここでは、ペン
入力による座標入力装置により構成された操作入力部1
4と一体に設けられる。この表示部15は、制御部11
の制御の下に、操作入力部14に連動して表示制御さ
れ、投票ガイダンス、候補者一覧、候補者選択等を選択
的に表示出力する。
【0026】21は受付全体の制御を司る受付制御部で
あり、選挙人名簿データベース25のデータ検索を行な
うデータ検索部22、選挙人名簿データベース25をア
クセスして受付のチェックを行なうチェック登録部2
3、複数同日選挙で棄権等を行なうときにその内容の設
定を行なう選挙権設定部24、受付状態等を係員が監視
するためのモニタ表示部26等を制御下におき、制御部
11の制御の下に、図4(S11〜S14,S22〜S23)に
示すような、ICカード入力部12で読み取った選挙人
の個人認証用ICカード13の内容に従う、選挙人本人
の認証、選挙種別の判定、及び投票の有無判定等の受付
処理を行なう。
【0027】31は投票全体の制御を司る投票制御部で
あり、選挙権設定部24で設定された選挙等について、
その設定を行なう表示データ設定部32、操作入力部1
4を構成する座標入力装置を介してペン入力されたデー
タの内容を判断する座標判断部33、外部機器との間で
投票データの送信等を行なう通信制御部34、選択した
内容を確認して確定する確定部35、個人認証用ICカ
ード13にデータを書き込む登録部36等を制御下にお
き、制御部11の制御の下に、図4(S15〜S20)に示
すような選挙人の投票操作に伴う投票処理を行なう。こ
の際の投票内容は登録部36の投票用データベース(投
票バッファ)に一時蓄積され、通信制御部34を介して
外部機器(集計装置)に転送される。
【0028】37はICカードに情報を書き込むICカ
ード出力部であり、選挙人により呈示された個人認証用
ICカード13の選挙用情報記憶部に、選挙受付情報、
選挙投票内容等、所定の情報を書き込む。
【0029】図2は上記実施例による電子投票システム
の外観構成及び内部の概略構成示す図である。図2に於
いて、41は上部筐体、42は下部筐体である。上部筐
体41には、ICカード入力部12に個人認証用ICカ
ード13を挿入するためのカード挿入排出口12aが設
けられるとともに、操作入力部14及び表示部15でな
る表示一体形入力装置43が設けられる。又、表示一体
形の入力装置43には、外部機器との間でデータを授受
するための通信アダプタカードの接続スロット44が設
けられる。
【0030】45は表示一体形入力装置43の内部に設
けられた回路基板とともに、上記図1に示す各機能部を
実現する、マイクロプロセッサを含む回路素子が実装さ
れた回路基板であり、46はシステム内の各種電源を生
成し供給制御する電源部である。
【0031】49は選挙人が表示一体形入力装置43上
で操作する情報入力用の操作ペン(スタイラス)であ
り、表示一体形入力装置43上で表示内容に従い各種の
情報を入力(選択指示)する際に用いられる。この際の
各種の表示内容については、例えば特願平4−3317
02号(選挙端末装置)に示されているので、ここでは
その説明を省略する。
【0032】図3は上記実施例の電子投票システムに使
用される個人認証用ICカード13のフォーマット例を
示している。この個人認証用ICカード13は1枚で様
々な行政処理に対応できるようになっており、各情報エ
リアは、セキュリティ用のパスワードが付いており、他
の管轄の内容は参照できない構成としている。
【0033】図に於いて、131乃至136はそれぞれ
個人情報及び選挙を除く他用途情報が記憶される記憶領
域であり、このうち、131は地区コード、住所等の情
報をもつ住民ID情報記憶エリア、132は漢字コード
による氏名情報記憶エリア、133は仮名コードによる
氏名情報記憶エリア、134は生年月日記憶エリア、1
35は性別情報記憶エリア、136は顔写真のイメージ
データ記憶エリアである。
【0034】137,138はそれぞれ選挙用情報記憶
領域に設けられる記憶エリアであり、このうち、137
は選挙の受付け状態を記憶しておく選挙受付情報記憶エ
リア、138は各選挙についての投票状態及び内容を記
憶しておく選挙投票内容情報記憶エリアである。
【0035】図4は上記実施例の処理手順を示すフロー
チャートであり、選挙人がICカード入力部12のカー
ド挿入排出口12aに個人認証用ICカード13を挿入
し、受付ソフトウェアに従う受付処理、及び投票ソフト
ウェアに従う投票処理を終了して個人認証用ICカード
13を排出するまでの一連の処理を示している。
【0036】図に於いて、S11はICカード入力部12
に呈示された個人認証用ICカード13の内容を読込む
ステップであり、選挙人がICカード入力部12のカー
ド挿入排出口12aに挿入した個人認証用ICカード1
3の内容を読み、表示一体形の入力装置43より入力さ
れたIDもしくはパスワードによる照合で本人確認を行
なった後に選挙人の個人情報を得る。
【0037】S12は上記ステップS11で得た情報をもと
に、選挙人名簿データベース25を検索するステップで
あり、受付制御部21の制御の下に、データ検索部22
が、個人認証用ICカード13の個人情報に従い選挙人
名簿データベース25を検索して、選挙人の投票可否を
判断する。
【0038】S13,S14は選挙人の投票状況をチェック
するステップであり、個人認証用ICカード13の選挙
投票内容情報記憶エリア138の内容から選挙人の各選
挙についての投票状況(投票済/未投票)を認識し、未
投票の選挙があるときは、個人認証用ICカード13の
選挙受付情報記憶エリア137に受付情報(受付日時、
受付機器ID等)を記憶し、選挙投票内容情報記憶エリ
ア138の内容を更新して、投票ソフトウェアを起動す
る。又、全ての選挙について投票済であるときは、その
旨のメッセージを表示して、個人認証用ICカード13
をカード挿入排出口12aより排出し選挙人に返却する
(ステップS22,S23)。
【0039】S15は投票用の画面を表示するステップで
あり、ここでは、選挙種を選択するための選挙種選択用
画面が表示される。この際の画面構成等については、例
えば特願平4−192303号(選挙端末装置)に示さ
れているので、ここではその説明を省略する。
【0040】S16は表示画面上から投票を行ないたい選
挙種を選択するステップであり、選挙人が表示一体形入
力装置43上で情報入力用の操作ペン(スタイラス)4
9により選択した選挙種を認識する。
【0041】S17は投票画面を表示するステップであ
り、候補者一覧、投票釦等を表示する。この際の画面構
成等についても上記した特願平4−192303号(選
挙端末装置)に示されているので、ここではその説明を
省略する。
【0042】S18は候補者を選択し投票を行なうステッ
プであり、候補者一覧から投票したい候補者を指定し、
投票釦を操作して投票を行なった投票内容を認識する。
S19は投票データを登録するステップであり、上記投票
内容を登録部36の投票用データベース(投票バッフ
ァ)に一時蓄積し、通信制御部34を介して外部機器
(集計装置)に転送するとともに、個人認証用ICカー
ド13の選挙投票内容情報記憶エリア138に投票を行
なった選挙種及び投票日時等の投票内容情報が記憶され
る。
【0043】S20は未投票の選挙が存在するか否かを判
断するステップであり、未投票の選挙が存在するとき
は、その未投票の選挙種に係る投票画面を表示して、残
る選挙種についての投票を可能にし、又、全ての選挙種
の投票が終了している際はその旨を、個人認証用ICカ
ード13の選挙投票内容情報記憶エリア138に格納し
て、以後、今回の各選挙についての当該カードによる投
票行為を禁止する。
【0044】S21は個人認証用ICカード13を排出す
るステップであり、個人認証用ICカード13をカード
挿入排出口12aより排出し、投票を終えた選挙人に個
人認証用ICカード13を返却する。
【0045】ここで、上記各図を参照して本発明の一実
施例に於ける動作を説明する。選挙人の持参した個人認
証用ICカード13がICカード入力部12に呈示され
ると、ICカード入力部12が起動して、先ず選挙人の
個人情報が読込まれ、選挙人が当該カードの正当な所有
者で、かつ正当な選挙資格者であることの確認処理が実
行される(図4ステップS11)。
【0046】この際は、選挙人が個人認証用ICカード
13をICカード入力部12のカード挿入排出口12a
に挿入すると、ICカード入力部12が起動して、IC
カード入力部12に呈示された個人認証用ICカード1
3の内容が読込まれ、制御部11に送出されて、制御部
11の制御の下に、表示一体形の入力装置43にID又
はパスワードの入力項目と、その入力指示メッセージが
表示され、選挙人がその指示に従いID又はパスワード
を入力することにより、制御部11にてID又はパスワ
ードのチェックが行なわれる。ここで、正当性が確認さ
れたならば、次に個人認証用ICカード13より読込ん
だ個人情報をもとにデータ検索部22が選挙人名簿デー
タベース25をアクセスして、選挙人名簿データベース
25上に当該選挙人が登録されているか否かのチェック
が行なわれ、この各チェックを経て、選挙人が当該カー
ドの正当な所有者で、かつ正当な選挙資格者であること
の確認がとられる。ここで正当な選挙人に対しての受付
処理であるとき、チェック登録部23より受付制御部2
1を介して制御部11にその旨が通知されるとともに、
選挙人名簿データベース25、及び個人認証用ICカー
ド13の選挙受付情報記憶エリア137にそれぞれ受付
完了を示す受付日時、受付機器ID等の情報が記憶(登
録)される。
【0047】この際、個人認証用ICカード13より読
込んだ選挙人の個人情報(ここでは住民IDナンバ、氏
名(漢字)、氏名(ひらがな)、生年月日、性別、選挙
人の顔イメージ等)がモニタ表示部26に表示されて、
受付情報のみを係員又は立会人が目視できる。
【0048】尚、上記チェックで正当性が確認されない
際は、その旨のメッセージを表示してICカード入力部
12のカード挿入排出口12aより個人認証用ICカー
ド13を排出し、カードを返却する(図4ステップS2
2,S23)。
【0049】上記した選挙人の正当性チェックを伴うカ
ードの読込み処理を実行した後、制御部11は、データ
検索部22を介して選挙人名簿データベース25を検索
し、選挙人の投票状況をチェックして、投票可否(投票
が可能か否か)を判断する(図4ステップS12,S13,
S14)。
【0050】この際は、選挙人名簿データベース25の
検索による選挙人の選挙名簿情報から選挙人の投票可否
を判断し、個人認証用ICカード13の選挙投票内容情
報記憶エリア138の内容から選挙人の各選挙について
の投票状況(投票済/未投票等)を認識し、未投票の選
挙があるときは、個人認証用ICカード13の選挙受付
情報記憶エリア137に受付情報(受付日時、受付機器
ID等)を記憶し、選挙投票内容情報記憶エリア138
の内容を更新して、投票ソフトウェアを起動する。又、
全ての選挙について投票済であるときは、その旨のメッ
セージを表示して、個人認証用ICカード13をカード
挿入排出口12aより排出し選挙人に返却する(図4ス
テップS22,S23)。
【0051】未投票の選挙があるときは投票ソフトウェ
アが起動されて、投票処理に移行し、先ず、表示一体形
の入力装置43に選挙種を選択するための選挙種選択用
画面が表示される(図4ステップS15)。
【0052】尚、この際の画面構成等については、例え
ば特願平4−192303号(選挙端末装置)に示され
ているので、ここではその説明を省略する。この表示一
体形入力装置43に表示された選挙種選択用画面上で選
挙人が情報入力用の操作ペン(スタイラス)49を操作
して選挙種を選択すると、その選択内容が座標判断部で
判断され、投票制御部31を介し制御部11に送られ
て、選択された選挙種が認識される(図4ステップS1
6)。
【0053】制御部11は選挙種が選択されると、次に
表示一体形の入力装置43に、候補者一覧、投票ガイダ
ンス、及び投票釦等による投票画面を表示する(図4ス
テップS17)。
【0054】この際の画面構成等についても上記した特
願平4−192303号(選挙端末装置)に示されてい
るので、ここではその説明を省略する。この表示一体形
入力装置43に表示された投票画面上で選挙人が情報入
力用の操作ペン(スタイラス)49を操作して候補者一
覧から候補者を選択し、投票釦を操作して投票を行なう
と、その投票内容が登録部36の投票用データベース
(投票バッファ)に一時蓄積された後、通信制御部34
を介して外部機器(集計装置)に転送されるとともに、
個人認証用ICカード13の選挙投票内容情報記憶エリ
ア138に投票を行なった選挙種及び投票日時等の投票
内容情報が記憶される(図4ステップS18,S19)。
【0055】上記投票処理の後、未投票の選挙が存在す
るか否かが判断され、未投票の選挙が存在するときは、
次に、その未投票の選挙種に係る投票画面を表示して、
残る選挙種についての投票を可能にする(図4ステップ
S20,S17)。又、全ての選挙種の投票が終了している
際は、その旨を、個人認証用ICカード13の選挙投票
内容情報記憶エリア138に格納して、以後、今回の各
選挙についての当該カードによる投票行為を禁止し、個
人認証用ICカード13をカード挿入排出口12aより
排出して、投票を終えた選挙人に個人認証用ICカード
13を返却するする(図4ステップS20,S21)。
【0056】このようにして、個人認証用ICカード1
3を用いた選挙の受付及び投票処理が各選挙人毎に実施
される。上記したように本発明の実施例によれば、選挙
人が個人で管理する、例えば住民カード等、一枚の個人
認証用ICカード13を、受付で選挙人を特定する媒体
と、投票を起動する媒体とに利用して、各種の選挙投票
を行なう構成としたことにより、現在使用している投票
所入場券葉書及び投票用紙を排除してぺーパレス化を図
り、かつ投票箱を不要にして、選挙システム及び人的組
織の簡素化を促進することができる。また、個人認証用
ICカード13を用いることにより、所謂、替え玉投票
等の不正を防止できる。更に、受付端末部と投票端末部
とを一体化することにより、大幅なコスト削減が図れる
とともに、端末で直接個人認証ができるために受付作業
員を大幅に削減できる。
【0057】図5及び図6は本発明の他の第1実施例を
示すブロック図である。この本発明の他の第1実施例で
は、装置構成を受付端末と投票端末とに分け、受付処理
と投票処理とを共に個人認証用ICカード13により独
立に起動して実行する構成としている。
【0058】尚、ここでは、上記図1に示す一実施例の
構成と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略す
る。このような構成とすることにより、例えば、投票の
所用時間が受付の所用時間の2倍であるとき、1台の受
付端末と2台の投票端末とにより能率のよいシステムが
構築できる。又、受付端末と投票端末とを独立させるこ
とで、選挙種毎に投票端末を設けるシステムを構築し
て、それぞれの投票端末が自己に固有の選挙種の投票管
理を行なうこともできる。
【0059】図7は本発明の他の第2実施例に於ける処
理手順を示すフローチャートである。この図7に示す処
理が、上記した図4に示す一実施例の処理と特に異なる
ところは、投票処理に於いて、特定の選挙に対して棄権
する旨の選択を可能にした画面を表示して(図7ステッ
プS35)、棄権した選挙種に対して投票済とする点であ
る。この際は、投票処理の初期画面で、選挙種の指定釦
と棄権指定釦を同時に表示し、又は投票/棄権の各指定
釦を表示して、棄権の各指定釦が選択操作されたとき、
カード及びデータベースに投票済(棄権)の登録処理を
施すことにより特定の選挙に対し棄権を選択可能にした
システムが実現される。
【0060】尚、上記した実施例に於いては、個人認証
用ICカード13の選挙投票内容情報記憶エリア138
に、投票を行なった選挙種及び投票日時等の投票内容情
報が記憶される構成としているが、例えば上記エリア1
38内に、暫定(一時)記憶部を用意して、その記憶部
に全ての選挙種についての投票が終了するまで、又は、
投票箱に相当する端末で読込むまで、投票した候補者コ
ード(又は候補者ID)を一時記憶する構成としてもよ
い。
【0061】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、受
付から投票までの選挙手続を投票用紙を必要とせず、選
挙人が個人で管理するカードを用いて円滑に行なうこと
のできる電子投票システムが提供できる。
【0062】又、本発明によれば、住民カード等の個人
で管理するカードを有効に活用して、投票用紙、及び投
票箱を必要とせず、不正投票を防止して、選挙の投票及
び開票を円滑かつ迅速に行なうことのできる電子投票シ
ステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子投票システムの構
成を示すブロック図。
【図2】上記実施例による電子投票システムの外観構成
及び内部の概略構成示す図。
【図3】上記実施例の電子投票システムに使用される個
人認証用ICカード13のフォーマット例を示す図。
【図4】上記実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の他の第1実施例による受付端末の構成
を示すブロック図。
【図6】本発明の他の第1実施例による投票端末の構成
を示すブロック図。
【図7】本発明の他の第2実施例による処理手順を示す
フローチャート。
【符号の説明】
11…制御部、12…ICカード入力部、13…個人認
証用ICカード、14…操作入力部、15…表示部、2
1…受付制御部、22…データ検索部、23…チェック
登録部、24…選挙権設定部、25…選挙人名簿データ
ベース、26…モニタ表示部、31…投票制御部、32
…表示データ設定部、33…座標判断部、34…通信制
御部、35…確定部、36…登録部、37…ICカード
出力部、41,42…筐体、43…表示一体形の入力装
置、49…操作ペン(スタイラス)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 勝敏 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 上田 国生 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人情報及び選挙情報の記憶領域を有し
    選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動される
    電子投票システムであって、選挙投票の際に上記カード
    を受付け、当該カードの記憶内容から投票の可否を判定
    する受付処理部と、この受付処理部で投票が可能である
    ことを判定したとき、予め定められた手順に従い投票処
    理を実行して選挙人に投票を行なわせ、当該選挙の投票
    完了を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人
    に返却する投票処理部とを具備してなることを特徴とす
    る電子投票システム。
  2. 【請求項2】 個人情報及び選挙情報の記憶領域を有し
    選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動される
    電子投票システムであって、選挙投票の際に上記カード
    を受付け、当該カードの記憶内容から選挙種各々の投票
    可否を判定する受付処理部と、この受付処理部で投票可
    能な選挙種が存在することを判定したとき、予め定めら
    れた手順に従う投票処理を実行し投票可能な選挙種の投
    票を行なわせて当該選挙の投票完了を上記カードの選挙
    情報記憶領域に記憶し、当該カードを選挙人に返却する
    投票処理部とを具備してなることを特徴とする電子投票
    システム。
  3. 【請求項3】 個人情報及び選挙情報の記憶領域を有し
    選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動される
    電子投票システムであって、選挙投票の際に上記カード
    を受付け、当該カードの記憶内容から投票の可否を判定
    する受付処理部と、この受付処理部で投票が可能である
    ことを判定したとき、予め定められた手順に従い投票処
    理を実行して選挙人に投票を行なわせ、当該選挙の投票
    内容を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人
    に返却する投票処理部と、この投票処理部より返却され
    たカードを受付け、選挙情報記憶領域に記憶された投票
    内容に従う投票の確定処理を実行し当該選挙の投票完了
    を上記カードの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返
    却する投票確定処理部とを具備し、受付から投票までの
    選挙手続を選挙人が個人で管理するカードを用い、投票
    箱を用いずに行なうことを特徴とする電子投票システ
    ム。
  4. 【請求項4】 個人情報及び選挙情報の記憶領域を有し
    選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動される
    電子投票システムであって、選挙投票の際に上記カード
    を受付け、当該カードの記憶内容から投票の可否を判定
    して当該判定結果を上記カードの選挙情報記憶領域に記
    憶し選挙人に返却する受付処理部と、この受付処理部よ
    り返却されたカードを受付けて、当該カードの選挙情報
    記憶領域に投票可能な判定結果の情報が記憶されている
    とき、予め定められた手順に従い投票処理を実行して選
    挙人に投票を行なわせ、当該選挙の投票完了を上記カー
    ドの選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する投票
    処理部とを具備してなることを特徴とする電子投票シス
    テム。
  5. 【請求項5】 個人情報及び選挙情報の記憶領域を有し
    選挙人が個人で管理するカードの呈示により起動される
    電子投票システムであって、選挙投票の際に上記カード
    を受付け、当該カードの記憶内容から投票の可否を判定
    して当該判定結果を上記カードの選挙情報記憶領域に記
    憶し選挙人に返却する受付処理部と、この受付処理部よ
    り返却されたカードを受付けて、当該カードの選挙情報
    記憶領域に投票可能な判定結果の情報が記憶されている
    とき、予め定められた手順に従い投票処理を実行し選挙
    人に投票を行なわせて、当該選挙の投票内容を上記カー
    ドの選挙情報記憶領域に記憶し選挙人に返却する投票処
    理部と、この投票処理部より返却されたカードを受付
    け、選挙情報記憶領域に記憶された投票内容に従う投票
    の確定処理を実行し当該選挙の投票完了を上記カードの
    選挙情報記憶領域に記憶して選挙人に返却する投票確定
    処理部とを具備し、受付から投票までの選挙手続を選挙
    人が個人で管理するカードを用い、投票箱を用いずに行
    なうことを特徴とする電子投票システム。
  6. 【請求項6】 受付部に、選挙人が個人で管理するカー
    ドの情報を読むカードリーダを設け、投票処理部に、座
    標入力装置と平面表示装置とを重ね合わせた操作入力機
    構を設けた請求項1又は2又は3又は4又は5記載の電
    子投票システム。
  7. 【請求項7】 選挙人名簿を外部より受信し、選挙人の
    投票状態を当該選挙人名簿上で管理する請求項1又は2
    又は3又は4又は5記載の電子投票システム。
  8. 【請求項8】 選挙人が個人で管理するカードの個人情
    報には、住民コード情報及び顔写真情報が含まれ、選挙
    情報には、選挙受付け情報及び投票内容情報が含まれる
    請求項1又は2又は3又は4又は5記載の電子投票シス
    テム。
JP14971694A 1994-06-30 1994-06-30 電子投票システム Pending JPH0816681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14971694A JPH0816681A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子投票システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14971694A JPH0816681A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子投票システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0816681A true JPH0816681A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15481267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14971694A Pending JPH0816681A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 電子投票システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0816681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100642054B1 (ko) * 2005-10-25 2006-11-10 (주)한틀시스템 카드발급부재를 구비한 전자투표용 인증장치
JP2006350760A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hitachi Ltd 認証システムおよび端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350760A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Hitachi Ltd 認証システムおよび端末装置
KR100642054B1 (ko) * 2005-10-25 2006-11-10 (주)한틀시스템 카드발급부재를 구비한 전자투표용 인증장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7243846B2 (en) Computer enhanced voting system including voter verifiable, custom printed ballots imprinted to the specifications of each voter
US7036730B2 (en) Electronic voting apparatus, system and method
US6412692B1 (en) Method and device for identifying qualified voter
US5189288A (en) Method and system for automated voting
US6892944B2 (en) Electronic voting apparatus and method for optically scanned ballot
US7828215B2 (en) Reader for an optically readable ballot
US20030034393A1 (en) Electronic voting apparatus, system and method
US20090230192A1 (en) Voting system
US7377430B2 (en) System for secure and accurate electronic voting
US20010013547A1 (en) Automated voting system
RU2000100347A (ru) Способ и устройство для идентификации избирателя
US6722562B2 (en) Method for accurate and secure voting
JP3238514B2 (ja) 選挙端末装置
US20100133340A1 (en) System and method for use of lottery terminals as electronic voting mechanisms
US6997383B2 (en) Electronic voting system and method of preventing unauthorized use of ballot cards therein
JPH0816681A (ja) 電子投票システム
Bruck et al. A modular voting architecture (" frogs")
JP3405597B2 (ja) 電子投票システム
JP3566340B2 (ja) 選挙端末装置
JPH06251049A (ja) 投票受付端末装置
JPH0816680A (ja) 電子投票システム
JP3195133B2 (ja) 選挙受付装置
JPH0635940A (ja) 選挙端末装置
JPH0757015A (ja) 電子投票システム
JPH06180709A (ja) 選挙用カード及び選挙用カードを用いた受付端末

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050620